Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

Editorial
Vol.7(02/10/17)

4.1に向けての行動案

 「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」が滋賀県議会9月定例会で可決された翌日の10月17日にこの原稿を書いている。と言うか、正確にはPowerBook G4のディスプレーに向かいながらキーボードをタイプし、フロントエンドプロセッサのATOK13を通じてエディタのJedit3.0に入力している。

 これまでは同条例の問題点、反対する理由などについて、このEditorialではいささかの遠慮もなく辛辣に、Bassingかわら版の表看板であるB.B.C.ホット情報ではマイルドなタッチでわかりやすく書いてきたわけだが、条例が可決成立してしまったということで、事態は新たなるフェーズへ移ったと解釈すべきだと思う。これからは、実際に来年の4月1日に条例が施行されて、バスをリリースすると条例違反になるという現実に向かって自分達は何をしていくかという具体的な行動を考えなければならない。

 ということで、条例の施行前と施行後に分けて、今思い付いている行動案を以下に記す。これはあくまでも著者からの提案であり、これがきっかけになって各分野から様々な行動案が出てくることを期待したい。実際にそうなれば何よりも幸いである。ここには、とりあえず思い付いたものを列記しただけなので、その実現性や合法性、違法性など、あまり深く考察したものではないことをお断りしておく。また、もし皆さんが、この行動案を実行に移されるのであれば、あくまで各自の責任においてやっていただきたい。法的、民事的訴追を受けた場合の責任を著者は負いかねるので、その点についてはくれぐれもご承知置きのほどを……。

●条例施行前の行動案

「4.1」というのをキーワードにする=こういうキーワードがあった方が、メディアが話題にするときに扱いやすいはず。目立つロゴを作って、雑誌やホームページなどで同じものを使うようにする。

統一のカウントダウンバナーの掲示=「琵琶湖バスのリリース禁止まであと○○日」というカウントダウンバナーを作って配布し、なるべく多くのホームページに同じデザインのものを入れるようにする。これにも4.1のロゴを入れる。

●条例施行後の行動案

4.1のパフォーマンスとして、次のようなことをたくさんのメディアを集めておいて大まじめにやれば面白いのではないだろうか。

4.1のパフォーマンスその1バスのお葬式=4月1日を琵琶湖のバスの命日に定めて、琵琶湖のどこかでお葬式をする。参列者には記帳してもらって、滋賀県に提出する。お葬式の祭壇はしばらくの間残しておいて、琵琶湖へ釣りに来た人にお参りしてもらう。

4.1のパフォーマンスその2琵琶湖大橋に行列作って黙祷と献花=琵琶湖大橋米プラザから大橋の一番高い所まで、できるだけ長い行列を作って、1人ずつ順番になるべくゆっくりと黙祷して菊の花を一輪ずつ琵琶湖に流す。

4.1のパフォーマンスその3外来魚のタナゴ釣り=琵琶湖でタイリクバラタナゴを釣って「これも放流してはいけないのか? えーっと、条例には『法律で指定する外来魚』とあるから、これはいいのか。とか言ってる間に死んでしまったじゃないですか。あーあ、かわいそうに」

4.1のパフォーマンスその4琵琶湖でトローリング=軽油バカ食いのでっかいクルーザーでトローリングしながら琵琶湖を一周して「これはディーゼルエンジンだから、いくら燃料使っても合法です。和歌山だったらトローリングは、50年前に決めてからほったらかしの漁業調整規則違反ですけどね」

それ以外にもできそうなことがいろいろある。

黒バックのホームページ=前もって申し合わせをしておいて、来年4月1日から各ホームページのバックを黒くする。数多くのホームページのバックがいっせいに黒くなれば、かなりの効果があるのではないか。バックを黒くするのがデザイン的に難しいページは、4.1のロゴをあしらった共通アイコンを入れるのがいいかも。

バスをリリースして自首する=バスをリリースして、それをビデオとか写真で撮影して証拠を残しておいて、滋賀県庁の環境課へ自首しに行く。警察とかへ行っても、条例には罰則規定がなく面白いことになりそうもないので、「どこへ行ったらいいかわからないから来ました」とか何とか言って、あくまで県庁へ行く。

釣ったバスを環境課へ届けに行く=一般のアングラーは、「イケスが見付からないから」との理由で、釣ったバスを県庁の環境課に届けに行ってはどうか。大勢のアングラーが来年4月1日にいっせいにこれをやれば、環境課の入り口から県庁の外までバスをぶら下げたアングラーの行列ができるだろう。県庁の前の道路は、駐車所に入り切らないバスアングラーの車で大渋滞発生。警察も出動しての大騒ぎに……。

こんなのもありか?

琵琶湖のニュービジネス=バスアングラーが釣った外来魚を1kg200円ぐらいで漁師に売って、それを漁師が県に買い取らせるというのは、現実的に可能なのだろうか。それが可能なら、バスアングラーが釣った外来魚を買い集めて漁師に卸す仲買も成立するのでは?

バスを漁師にプレゼント=バスアングラーが釣ったバスは、県が設置したイケスに入れずに、漁師のおっちゃんにあげるようにする。そうすれば、漁師のおっちゃんは右から左でバスを動かすだけでお金になるから喜ばれるはず。きっと、滋賀県の外来魚買い上げ予算はあっと言う間に底を突くことだろう。滋賀県は大急ぎで補正予算を組まなくては……。

 とまあ、いろいろと並べてみた。皆さんも何か面白いことを思い付けば、どしどし発表していただきたい。来年4月1日は、琵琶湖のそこら中に集まったバスアングラーが、それぞれ工夫を凝らしたいろんなパフォーマンスを繰り広げるようなことになれば、それはそれで有意義な4.1の迎え方なのではないかと著者は思っている。そして、それが終わった後は、琵琶湖のバス達の将来に思いを馳せながら、静に喪に服するのである。大勢のアングラーが4月と5月の2カ月間だけでも喪に服して琵琶湖でのバスフィッシングを自粛すれば、バス達からもたいへん感謝されると思うのだが、いかがだろうか。

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