Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

Editorial
Vol.68(07/09/06)

迷惑メールなんとかならんか

 今、海は台風9号の接近で大荒れ。台風のときは何日も釣りに出られず暇になるので、いろんな用事をまとめて片付けることにしている。天気がよくなったらいつでも釣りに出られるようにしておきたいからね。

 このチャンスに何をしたかと言うと、迷惑メール対策の受信拒否リストの大掃除をした。500件登録できる受信拒否リストがいっぱいになりかけてたので、同じドメインから複数の迷惑メールが来てる場合は、そのドメインを受信拒否に登録して、各メールアドレスはリストから削除して空きを作った。これでまた新しい迷惑メールのアドレスをどんどん登録していける。

 具体的には、○○@○○.○○.○というアドレスの@から後ろの部分が同じ迷惑メールが複数あったら、○○.○○.○から来るメールを一切受け付けなくしてしまうという荒技である。これはちょっと乱暴な方法かもしれないが、非迷惑メールよりも迷惑メールの方がたくさん届いて、政治家も行政もほとんど何も有効な手を打とうとしない現状では、こうでもするしかない。そのかわり、もし受信拒否した○○.○○.○から誰かが大事な用事のメールを送ったとしても筆者に届かなくなってしまう。それは筆者個人が負うべきリスクであって、誰にも文句は言えない。まあ、yahoo.ca、yahoo.de、yahoo.fr、yahoo.it、yahoo.co.th、yahoo.co.uk、yahoo.co.ar、yahoo.co.cnなんてアドレスから有用なメールが届くとは思えないけどね。

 その作業をしてみると驚いたことに、yahoo.comドメインからの迷惑メールが実にたくさん来てることがわかった。受信拒否リストに登録してたうちの約半数である。これってアメリカのyahoo!のサイトだよね。つまりアメリカのyahoo!に登録すれば無料またはバカ安でメールアドレスが取得できるから、バカどもがありがたく利用してるということだろうか。よくわからないが、問題はyahoo.comから有用なメールが来るかどうかである。今のところアメリカの知人でyahoo.comのメールアドレスを使ってる人はいないし、これから先も出てこないだろうと判断して、yahoo.comも受信拒否リストに登録し、各アドレスはバッサリ削除した。200件以上のアドレスをリストから消していく作業は、面倒くさくはあるけど、「ざまーみろっ!!」って感じでけっこう気持ちよかった。

 yahoo.comに続いて多いのが、so-net.ne.jpドメインのメールアドレス。これが残りの約半数ある。ところが、so-net.ne.jpをまとめて受信拒否にするわけにはいかない。知人が何人もso-netを使ってるからである。彼らのメールアドレスは@○○.so-net.ne.jpとなっていて、迷惑メールの@so-net.ne.jpとはちょっと違うんだけど、@so-net.ne.jpを受信拒否にしても@○○.so-net.ne.jpのメールはちゃんと届くんだろうか。まだ実験してないからわからないが、これはまあ、この先so-net.ne.jpからの迷惑メールがあまりにも多かったときの検討課題とさせていただく。

 筆者もポストペットが一世を風靡したときにso-netを利用した経験がある。今でもけっこうメジャーなプロバイダーだと思うんだけど、@so-net.ne.jpのメールアドレスはso-netが無料またはバカ安でバラ撒いてるんだろうか。だったら、まともにお金払ってるso-net利用者は、迷惑メールの発信ドメインと一緒くたにされてることをどう思ってるんだろうか。

 そもそも、無料メールアドレスの利点がよくわからない。そんなのを使ってるのは、「私は怪しい人ですよ」「信用しちゃいけませんよ」とみずから世間に対して宣言してるようなものだから、まともな人には利用価値なんてないのではないか。おまけにそれが迷惑メールの温床の一つになってるとしたら、そんなのを世間にバラ撒いてるのは有害無益ではないのか。だったら、そんなことする業者はみんなで相手にしないようにするか、まともな業者に対してはやめさせる努力をすれば、それで迷惑メールをかなりの割合でシャットアウトできる可能性があるのではなかろうか。

 筆者はyahoo.comを受信拒否リストに登録した。これにちょっとプラスして、yahoo.comからのメールは受け付けない旨、ホームページで宣言するようなことを大勢の人がやれば、何らかの効果があるかもしれない。あるいは子供がエッチなページにアクセスできないようにするような感じで、不良ドメインからのメールを一括して受信拒否するシステムを構築するとか……。そんな乱暴な方法の一つも考えないと、そのうちネット全体がパンクしてしまうかもしれない。今はそれに近い危機的状況だと思う。なんせ、ネットを飛び交ってるデータの半分以上がゴミかもしれないんだからね。

 これってけっこう緊急の政治課題でもあると思うんだけど、先の参院選では話題の端にも上らなかった。秘書にメールチェックさせてる政治家は、そんな問題があることに気付きもしないのかもしれない。総務省は気付いてても、自分達の手に負えそうにないことに手を出して失敗したら損するだけだから知らないふりしてるのかもしれない。というわけで、@yahoo.comのメールを筆者に出しても届かないから、そのことを改めてお断りする次第である。

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