Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

Editorial
Vol.70(07/11/05)

2スト禁止まであと5カ月

 琵琶湖レジャー利用適正化条例による規制で2ストロークエンジン搭載艇が琵琶湖で使用禁止になる2008年4月まであと5カ月足らず。滋賀県は特定のボート保管施設と協定を結び、そこに保管されているボートに限り使用禁止を3年間猶予する特例措置の準備を進めている。この特例措置は条例施行3年後の見なおしを機に導入されたもので、県はすでに07年3月に20施設と協定を締結、さらに加えて27施設と協定を結ぶことを10月29日付で発表した。

 3年間の猶予措置について県琵琶湖レジャー対策室は、「使用禁止が3年後に延びても、施設に一定の責任を負ってもらうことで、最終的にエンジン転換を促進できる」(11月5日付京都新聞電子版と主張している。本当に「エンジン転換を促進できる」のかどうか、今から3年半後には琵琶湖岸のあちこちに不法投棄艇が草蒸し、乗り手のいなくなった大量の中古艇が売れる見込みもなくさまよってる、なんてことになってないかどうかは蓋を開けてのお楽しみと言ったところだ。

 さて、今回協定を締結することになったボート保管施設の中には、3月の協定締結時に申請して認められなかった施設も含まれている。その施設は、改めて締結が認められるまでに何らかの適合化が行われたはずだが、県は協定締結の条件を具体的に示していないので、どこがどう適合したのか、適合してなかったのかは評価のしようがない。

 現場で釣りをしてるバスアングラーであれば、そのマリーナがどうかわったかを見れば、そのあたりの事情は理解できるだろう。これは3月の協定締結のときにも書いたことだが、そこに滋賀県がやってる琵琶湖の環境保護政策の実態がよく現れている。それを真摯にやってると見るか、うそっぱちだと思うかは、現場のバスアングラーの判断におまかせしたい。

 残る問題は、持ち込み艇のこと。猶予措置が取られなかったからには、見捨てられたとあきらめるしかないのかというと、意外とそうではない、策がありそうという声がちらほらと聞こえてくる。まあ滋賀県のことだから、いろんなことがあるんだろうね。ご心配な向きは、協定を締結したマリーナのどこかに相談されることをお勧めする。どこがいいか具体的な名称は、ここではちょっと書けない。その点、ご容赦を……。

 さあ、今週末のお楽しみは、バスはいるのにブルーギルはいない不思議な琵琶湖のCGポスターを作って笑わせてくれた第27回全国豊かな海づくり大会が11月10、11日に開催される。海のない滋賀県をわざわざ会場に選んだからには、何か崇高な目的がありそうなので、大いに注目したいと思う。

 天皇陛下をお迎えして琵琶湖ホールでイベントがあるのと、打出浜付近の湖岸などでもいろいろあるらしいので、その周辺での岸釣りはくれぐれもご注意いただきたい。それと、11日には陛下が大津港から乗船して、かの有名な環境破壊造成地に向かわれるので、ボートは近付かないようにお触れが出ているとの情報がある。ボートアングラーの皆さんもご注意を……。

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