昨日のB.B.C.ホット情報でお伝えした通り、4月1日のリリース禁止初日の滋賀県琵琶湖は1日中ベタナギの釣り日和でした。翌2日は雨です。両日ともアングラーはとても少なくて、どこでも好きなように釣りができる状態でした。
バスは釣れてます。1日の朝遅く大津市今堅田のリブレから釣りに出た中村修一さんは、50cmオーバー1尾、40cmオーバー数尾、30cm台数10尾という好成績でした。大きいのはシャローエリアの桟橋の支柱やアシ原の中、アシ原の前のウィードなどで釣れてます。30cmクラスは水深2〜3mのウィードエリアでロングビルミノーを使って気持ちよく次々とバイトしてきたそうです。
3月30日の日曜日に釣りをした杉戸繁伸プロの報告では、同じように水深2〜3mのウィードエリアでバイブレーションプラグやミノーで30cmクラスが数釣れたけど、大きいのは釣れなかったと言ってました。ボートが多くて桟橋やアシ原などに入って行く気にもならなかったとのことです。そういうポイントを思うように釣れたかどうかで、中村さんとの差が出たのかもしれませんね。
31日の月曜日には中主町吉川のイシヅカマリンから釣りに出て5尾で6.1kg、平均40cmオーバーというアングラーがいました。1日に名鉄の天神川尻からフローターで釣りに出たアングラーは30cmクラスを数尾釣ってます。岸釣りも南湖東岸のアシ原などで40cmオーバーが釣れ始めてるようです。北湖の岸釣りでライトリグで50cm台後半をキャッチしたという情報もあります。港で小バスを数釣る気なら、一時よりもルアーに対する反応はかなりよくなってます。
天気がよくないのもあるんですけど、今週の琵琶湖はとても空いてるし、バスは間違いなくよく釣れるようになってるし、いよいよチャンスかもしれません。あとは週末にどれぐらい釣りに来るか、釣り場が空いてるかどうかなんですけど、杉戸プロのガイドなんか、今から予約すれば面白いんじゃないかなー。きっと大きいのが釣れると思いますよ……。
リリース禁止がスタートしてからしばらくたてば、やっぱり釣りに行こうというアングラーが琵琶湖へ帰ってくるかもしれません。アングラーがガタ減りするとしたら、リリース禁止直後だと思います。あえてリリース禁止でアングラーが少なくなった琵琶湖で釣りをしようというんでしたら、今週後半から来週にかけては大チャンスかもしれません。そのチャンスに思い切り釣っといて、後はきっぱりと琵琶湖でバスを釣るのをやめるとか、そういうのもありかなと思える状況にはまってきてるような感じがするんですけどね。
問題は、本当にアングラーが減るかどうかなんですけど、こればかりは週末になってみないとわかりません。リリース禁止の琵琶湖でバスフィッシングはしないと言ってたアングラーが、大きなバスが釣れたって聞いたら、やっぱり釣りに来たりして……。そういうこともあるから油断できません。いよいよリリース禁止後最初の週末が楽しみになってきました。