Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

2000年1月14日

雨が降って水位は上昇し始めたが
暖か過ぎるこの冬の琵琶湖

 1月13日の午後から夜半かけて琵琶湖周辺は雨になりました。一時はかなり強く降って、まとまった雨量があったようで、13日朝はマイナス66cmだった水位が14日朝にはマイナス64cmに上昇しました。

 琵琶湖周辺では昨年末以降、定期的に雨が降るようになっています。12月26日、1月1日、6日、10日、そして13日と雨が降り、1日の雨までは水位が上昇するほどではありませんでしたが、6日の雨ではっきりと水位の低下が止まり、10日と13日の雨の後は上昇しています。

 琵琶湖の水位は、秋の終わりから冬の始めにかけて下がり続け、お正月明け頃に冬の最低水位になるのが例年のパターンです。お正月が明けてから成人の日が過ぎるまでに、たいていまとまった雨が降って、この雨を境に水位は低下から上昇へと転じます。その後、1月末から2月にかけては今度は雪が本格的に降るようになり、琵琶湖周辺の山々が真っ白になって、雪解け水が流れ込むことで水位は上がり続けます。

 この冬も、1月になって水位が上昇しそうな気配が見えてきたのは例年と同じなんですけど、先のことはどうなるかわかりません。何と言っても、気温が高過ぎます。日中は外へ出てもぜんぜん寒くありません。ちょっと厚手のシャツを着ていれば、上着なんかなくても平気です。風さえなければ、そのまましばらく外にいても何ともないぐらいです。なんせ日によっては、4月始めの気温だって言うんですからね。

 気温が高いのと、風が吹く日が少ない影響で、水温の低下も止まりました。バスフィッシングの様子は1月9日のB.B.C.ホット情報でお伝えした通りなんですけど、これから2月に向かって寒くなるんでしょうか。このまま大して寒くならないようだと、琵琶湖のバスフィッシングの記録にない冬になるかもしれません。暖かくて風がなければ釣りをするのは楽なんですけど、冬は冬らしく寒くならないと、これはこれでちょっと心配です。

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