Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

00/03/10

春の卒業旅行に
グアムのトローリングはいかが

 甥っ子の卒業旅行にくっ付いて3月4日から7日までグアムへ行ってきました。ただし、くっ付いて行くというのは口実で、目的はトローリング。3月のグアムはシイラがよく釣れる好シーズンです。グアムに2日いて、2日とも釣りをするといういつものパターンに卒業旅行の甥っ子を巻き込んでしまったというわけです。

 B.B.C.服部の甥っ子、妹の長男なんですけど、小さい頃からずっと柔道をやっていて、なかなか休みが取れません。幼稚園や小学校の低学年ぐらいまでは、ときどき琵琶湖で一緒に釣りをしたりしてたんですけど、その後は一緒に行く機会がありませんでした。

 その子がこの春、高校から大学へ進学します。大学の講義が始まるまでの間だけ休みになるので、どこか外国へ卒業旅行に行きたいという相談を受けました。「それやったら、おっちゃんにまかしとき。ええとこ案内したるから」と、さっそくグアムのテンボートチャーターにトローリングボートの予約を入れました。

 3月のグアムはシイラの好シーズンと最初に書きましたが、実際に行ってみると、ちょっとスレ気味なんだそうです。グアムに限らず海外の多くの国では、シイラはいろんな料理に使われる高級魚です。グアムではこのところ地元のアングラーが多くなって、毎日たくさんのボートがシイラを狙って出てるんだそうです。その釣り方というのが、トローリングのルアーのフックにカツオの腹身の短冊切りを掛けて、ルアーを追ってきたシイラを確実に食わせてしまうという、いかにも地元アングラーらしい方法です。こういうことを大勢のアングラーがやると、ルアーには見に来てもなかなかストライクしないことが多くなります。

 2日間のトローリングの結果、釣れたシイラは1m弱のが1本ずつでした。シイラよりもカツオの方が多くて、60cmを越えるのも含めて合計8本釣れました。最初のうちはシイラ釣りのつもりだったので、ルアーが大き過ぎてカツオはなかなか掛からなかったんですけど、2日目になって小さめにルアーばかり引くようにしたら、効率よくカツオが掛かってきました。

 カツオも60cmオーバーになると、ぎゅんぎゅん引いて走ります。これはこれで楽しい釣りです。毎日、日中はそういう釣りをして、夜は夜で買い物や遊びで忙しいわけですから、けっこうハードなスケジュールなんですけど、若い人は平気ですね。正直言って、おじさんは疲れてしまいました。

■問い合わせ=テンボートチャーター(グアムTEL671-477-6203/国内TEL03-3436-4471)

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ