Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

00/04/29

宮古島のパヤオで
キハダマグロ入れ食い

 西表から宮古へ移動して4日目になるんですけど、あいかわらず天気がよくありません。沖縄の梅雨入りは例年5月になってからなんですけど、今年はすでに沖縄入りした4月10日過ぎから梅雨みたいな天気が続いています。昨日と今日、やっとパヤオまで行って釣りをすることができたんですけど、それまでの2日間はゴーゴーと風が吹いて沖は大荒れでした。

 さすがにパヤオまで行くと魚は釣れます。4月28日は宮古島から北西方向にあるパヤオに行ったんですけど、なかなかパヤオを見付けることができず、まともに釣りができたのは約2時間だけでした。釣果は50〜60cmぐらいのキハダマグロの子供が4尾と同サイズのカツオが2尾です。

 29日は行き先をかえて、宮古島南東沖にあるパヤオへ行きました。この海域には数マイルの範囲に3基のパヤオがあります。最初のパヤオはアタリがなかったんですけど、2番目のパヤオで入れ食いになりました。トローリングでパヤオのそばを通過するたびにキハダマグロの子供が釣れてきます。6尾ほど釣ったところでトローリングをやめて、流し釣りに切りかえました。

 流し釣りというのは、このあたりの漁船がよくやる方法で、船を潮と風にまかせてパヤオのそばを流しながら、イワシやサンマのエサでフカセ釣りをします。それと同じ要領で船を流しながらルアーをキャストすると、メタルジグを投げるたびにアタリがあってキハダマグロの子供が釣れてきます。2、3投に1尾のハイペースで、船を1回流す間に2、3尾はヒットします。同じことを何回繰り返してもアタリは遠のきません。キハダマグロにまじって、同サイズのカツオや1m前後のシイラもメタルジグにヒットしてきました。

 10尾ほど釣ったところで、このまま続けてもサイズアップしそうにないので、再びトローリングに切りかえます。トローリングでも同じように釣れ続くんですけど、サイズはやはり同じようなものです。3番目のパヤオで50lbのリールから派手にラインが出ていくストライクがあったんですけど、これは1m20cmぐらいのシイラでした。

 そのまま釣り続ければ、まだどんどん釣れそうだったんですけど、釣っても釣っても同じサイズの同じ魚では、ちょっと飽きがきます。南東の風が強くなって、波が高くなりかけた午後3時過ぎ、まだちょっと早かったんですけど引き上げることにしました。釣果は、キハダマグロが16尾とカツオが2尾、シイラが4尾です。

 宮古での釣りは残すところ2日。その後は那覇へ戻って、一級船舶免許の講習が待っています。天気はまた悪くなりそうなんですけど、パヤオへ行けたらキハダマグロの10kgオーバーかカジキを狙ってみたいと思います。

 ところで、宮古でチャーターしてる船はアトランティス号というダイビング用の船なんですけど、船長の喜屋武久紀さんはとても釣り好きで、このあたりのダイビング船で漁船登録しててパヤオへ釣りに行けるのはこの船だけなんだそうです。ダイビング船ですから、釣り船とは構造が違って、トローリングは2階のデッキから、キャスティングは舳先から、エサ釣りは1階のデッキからという風に使い分けて釣りをしています。とてもスペースが広いし、1階は屋根があるので、こんな船を大勢でチャーターして遊んだらとても楽しいだろうなと思いました。

 それと、宿泊はタイムマリンというダイビングショップのペンションにお願いしました。ここも新しくてきれいなペンションで、とても快適に過ごしています。

■喜屋武久紀さんh-kyan@cosmos.ne.jp(TEL09807-7-2655)
■タイムマリンtime-m@cosmos.ne.jp(TEL09807-3-1483)

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