Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/02/28

下野正希プロと長崎県男女群島へ
磯釣りに行ってきました

 上の写真は長崎県の男女群島でグレ釣りをする下野正希プロです。B.B.C.服部は下野プロと一緒に2月25日から27日まで男女群島へ行ってきました。

 男女群島と言っても、Bassingかわら版をごらんになってる皆さんの中にはご存じない方が多いかもしれません。長崎県の沖に五島列島があるのはご存じですよね。その五島列島の最南端にある福江島からさらに沖、南南西約70kmの所にあるのが男女群島です。名前が男女群島(だんじょぐんとう)というのは、五つの島があるうちの一番北側の島が男島(おじま)、一番南の島が女島(めじま)という名前だからです。九州だけでなく全国から磯釣りファンが詰めかける人気釣り場で、グレやイシダイがよく釣れます。

 なんで下野プロと一緒に男女群島なんかへ行くことになったのかというと、これが話せば長い物語なんですけど、思いっ切り短くしてお話ししましょう。

 下野プロがこのところ、ちょくちょくグレ釣りに行ってるのは、バスワールドの連載やCS釣りビジョンの番組「下野流」でご存じの方も少なくないと思います。このグレ釣りが、そもそもは広島の釣具店、アングルの男女群島ツアーに参加するときのための練習で始めたのが、すっかりはまっちゃったというか、何事もやり始めたらとことんやってみないと気がすまない下野プロのことですから、意地になっちゃったんですね。

 B.B.C.服部は男女群島へ30回近く行ってる元磯釣り師です。だけど、下野プロとは違って、専門はグレ釣りではなくイシダイ釣りです。もちろん、下野プロと一緒に磯釣りをしたことはありません。だけど、下野プロがグレ釣りを始めてからというもの、しょちゅう話し相手にさせられてました。なんせ、下野プロのまわりにいる人はバスアングラーばかりで、磯釣り師はあまりいませんからね。

 下野プロが男女群島へ行こうというときに、そんなB.B.C.服部を誘うことになったのは、当然といえば当然の流れかもしれないんですけど、下野プロのことですから、どんな落とし穴を用意しているか油断できません。そこで、こちらはこちらで作戦を考えることにました。

 男女群島へは、下野流の取材でビデオカメラマンが同行します。今はグレのシーズンで、イシダイはオフシーズンですから、B.B.C.服部がイシダイを釣る確率はそんなに高くありません。つまり、ビデオカメラの前で下野プロは高笑い、B.B.C.服部はその横でしょんぼりという確率が高いわけです。これではたまりませんから保険をかけることにしました。

 こういうときに飛んで火に入る夏の虫じゃなくて冬のイシダイ師というのが探せばいるもので、福岡県の柳川市に大橋茂史君という元B.A.S.S.トーナメンターがいて、彼は下野プロがB.A.S.S.トーナメントに行ってたときに一緒にトーナメントを戦ってた人なんですけど、今はなんと地元でイシダイ釣りをしてるという願ってもない冬のイシダイ師なわけです。さっそく連絡を取ると、大橋君は下野プロからの誘いですから一も二もなく快諾してくれました。しめしめ。(右の写真が飛んで火に入る夏の虫じゃなくて冬のイシダイ師の大橋茂史君です)

 というわけで、男女群島下野流取材釣行がスタートしたんですけど、詳しい内容は3月放送予定の下野流をごらんいただきたいと思います。と、それでは皆さんにご満足いただけないと思いますので、結果だけご報告しておきましょう。

 2月25日早朝に滋賀県大津市を出発し、26日の午前2時に男女群島に到着、27日の午前10時30分に男女群島を去るまで日中は防寒着を脱ぎたくなるほどの好天に恵まれ、参加者の多くが40cm前後のグレを20〜30尾も釣り60cmオーバーの大型も出るという好条件の中、下野プロはグレを10尾ほど、大型はブチ切られてました。大橋君は40cmほどのイシダイを2尾と苦戦してました。

 B.B.C.服部はと言いますと☆ジャジャーン☆50cmオーバーを含むイシダイをなんと7尾も釣っちゃいました。へーん、どんなもんだーい。3月の下野流の放送が今から楽しみなんですけど、B.B.C.服部の家にも大津市今堅田のB.B.C.事務所にもCSアンテナもチューナーもありません。この際だからスカパー入れちゃおうかなー。

 すみません。後になって気が付いたんですけど、下野プロと大橋君に対抗して本気でイシダイ釣りしてたもんだから、かわら版用の写真がぜんぜん撮れてませんでした。バスフィッシングならともかく、磯釣りにかけては下野プロに譲るわけにはいきませんので、その点はご容赦ください。

※注 グレは関東ではメジナ、九州ではクロと呼ぶんですけど、ここでは下野プロの言い方に合わせて関西流のグレという呼び方することにしました。男女群島は九州の釣り場ですから、もちろん地元ではクロと呼ばれています。

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