Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/06/07

CS釣りビジョンの取材が
なんで和歌山のイシダイ釣りなのか

 クイズです。上の写真で釣りをしているアングラーが誰かわかるでしょうか。ヒントはライフジャケットの背中のワッペンです。

 写真は6月5日に和歌山県口和深の沖の三ツ石という磯で撮影しました。5日というと、ちょうど近畿地方の梅雨入りが発表された日ですよね。今年は梅雨入りの発表がめずらしくタイミングを外さなかったので、まる1日雨が降り続いてびしょ濡れになってしまいました。写真を撮るためにバッグからカメラを出すのがやばかったほどです。だけど、波はそんなにひどくなかったので、なんとか好釣り場の沖の三ツ石に渡って釣りをすることができました。

 なんで和歌山まで磯釣りをしに行ったのかって? 問題はそれです。目的は、CS釣りビジョンの番組の取材なんですよね。ここまでお話しすれば、もう正解がおわかりの方も少なくないはずです。B.B.C.服部がごくたまになんですけど出てる釣りビジョンの番組と言えば、そう、あの有名な知る人ぞ知るという過激番組「下野流」です。

 正解は下野正希プロです。だけど、それにしても、下野プロがイシダイ釣りをしてる姿って、B.B.C.服部もちょっとイメージできなかったんですけど、実際に釣り場で横に並んで一緒にやってみると、なかなかどうして、もう何年もやってるベテランにまじって少しも見劣りしません。下野プロが本格的にイシダイ釣りをするのは、もちろんこの日が初めてです。だけど、竿さばきやリールの扱いなんか堂に入ったものです。

 そして、なんとなんと、初日に魚が釣れちゃったんです。残念ながら本命のイシダイじゃなかったんですけど、60cmオーバーのアオブダイが下野プロの新品のイシダイ竿を勢いよく舞い込ませました。この竿が買ったばかりだということは、家の人には内緒です。

 取材の予定は2日間だったんですけど、翌日の6日はもっとひどい雨になりました。もう、土砂降りもいいところです。ところが、下野プロは雨なんかへっちゃらです。同じ口和深の大島という磯で昼までがんばって、初日よりも大きなアオブダイをまたまた釣っちゃいました。取材の助っ人でやって来たベテランのイシダイ師がまわりに何人もいて、その人達は何も釣らないのにですよ。もちろんB.B.C.服部もツルツルのまるボーズでした。それなのに下野プロだけが2日とも魚を釣っちゃったんですから、こりゃしばらく、うるさいのを覚悟しとかないといけません。

 というようなことで2日間の取材は無事終了しました。ところが下野プロは、その翌日も1人で磯に渡って、なんと今度は本命のイシダイの大物を掛けて、水面まで浮かしたんですけど、1人では引き上げることができずバラしてしまったんだそうです。初日に下野プロの竿が舞い込んだときも、「ほんとか?」と思ったんですけど、こういう話を聞いてると、下野プロって本当にすごい人だと思っちゃいます。それと、どんな魚を相手にしても本当に釣りが上手ですね。はっきり言って、バスプロにしとくのがもったいないぐらいです。

 そのほかにも、笑えるシーンとか、感心させられるシーンとか、いろんなエピソードがあったんですけど、それは番組をごらんください。何も釣れなかったB.B.C.服部もちょっとは写ってると思いますので、CS釣りビジョンを見ることができる方はぜひお見逃しなく。

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ