Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

01/07/25

めっちゃ暑くてもバスは元気
有名釣り場がなぜか絶好調

 あっついですねえー。昨日(01/07/24)は静岡県佐久間町で40.2度、前橋市で40.0度、甲府市で39.7度を記録したそうです。ほかに最高気温が高かった所は、静岡県浜松市で38.6度、埼玉県熊谷市で38.3度、岐阜市で38.6度、東京都心で38.1度となっています。これらのうち、浜松は年間を通じて観測史上最高、前橋と東京都も7月では観測史上最高なんだそうです。体感だけじゃなくて、昨日は本当に暑かったんですね。

 関東だけじゃなくて、福島市で36.2度、富山市で35.3度、京都市で37.2度、岡山市で36.3度、高松市で37.1度、大分県日田市で36.7度となっていますから、ほぼ全国的に暑かったんですね。近畿の代表が京都で、ふだん暑い大阪がこういうときに顔を出さないのは、ちょっとくやしい気がします。いつも暑いんやから、こんなときぐらいがんばって記録を出さんかい(なるたく口調)と、大阪生まれ、大阪育ちのB.B.C.服部なんかは思ってしまうんですけど、だいたいいつも京都に負けるんですよね。大阪は海からの風が吹くから、むちゃくちゃ暑いことにはなかなかならないんです。ですから盆地の京都が本気になったら暑さも寒さもかないません。下野正希プロの性格が熱いのは、京都生まれ、京都育ちだからだと思います。

 湖の水温も負けていません。って、別に勝負してるわけじゃないんですけど、この夏はふだんよりも高くなってる所が多いようです。琵琶湖ガイド情報の杉戸繁伸プロによると、7月21の水温は高い所で30.7度もあったそうです。琵琶湖の水温はいくら暑いときでも27〜28度で、めったに30度を超えることはありませんから、これってちょっとすごいですよね。だけど、琵琶湖のバスは暑さに負けてなくて、北湖のウィードエリアを中心によく釣れています。サイズは30cm台が中心ですが、1日に30尾とか50尾とか釣れるそうです。釣り方はツネキチリグ、ライトジグヘッドリグ、バイブレーションプラグ、クランクベイトなどです。

 もっと水温が高いのは茨城県の北浦で、北浦ガイドサービスの布川雅美さんによるとすでに31度を超えてるそうです。去年は最高34度まで上がったそうですから、これからまだまだ上がるのかもしれません。だけど、そんな北浦でつい先日、2日連続で50cmオーバーをキャッチしてる布川さんは驚異です。ルアーはTN/60とラバージグだったそうです。

 布川さんは秋田県の八郎潟でもガイドをしていて、なんと1日にボート1隻全員の合計で212尾というすごい釣りをしました。これもつい先日のことです。八郎潟の水温は28度ぐらいで、アオコが出かけてるそうなんですけど、バスは暑さに負けず元気なようです。このB.B.C.ホット情報の一番上に出てる写真は、その記録的な釣りを記念して布川さんが作ったデカールです。右のは北浦で50cmオーバーをキャッチしたときのものです。

 前回のB.B.C.ホット情報で好調をお伝えした奈良県の池原ダムのバスも、まだまだ暑さに負けてません。現在の池原ダムの水温は日中の高いときで28度ぐらいです。成績は1人平均5〜10尾ぐらいなんですけど、サイズは40cm前後が多くて、50cmクラスもけっこう上がっています。この情報の発信源であるレンタルボート店スポーツワールドの藤原秀揮さん自身もガイド中に51cmをキャッチしています。このときはゲストも40cmオーバーをキャッチしたそうです。さらには、7月21日に2人で40尾以上釣ったうちの20尾強が40cmオーバー、5、6尾が50cm前後というすごい釣りをしたグループがありました。釣り方はツネキチリグなどのライトリグで水深7〜8mを狙います。7月20〜22日は特に好調だったみたいですね。この情報が新聞などで流れたら、お盆休みの予約が殺到するかもしれません。その頃に池原へ行こうと思ってる方は、すぐに予約を入れてたほうがいいかもしれませんよ。

 というようなことで、人間の方は暑さにまいり気味なんですけど、メジャーな釣り場のバスはすこぶる元気です。この調子がいつまで続くのかわかりませんが、釣りに行くなら今のうちかもしれません。なにしろ、これ以上暑くなったら、いくらバスが釣れてもこっちがやってられませんからね。アメリカのブッシュ大統領はお父さんのブッシュ元大統領の影響でバスフィッシングが大好きなんですけど、今の暑い日本へ連れてきてバスを釣ってもらったら、二酸化炭素の排出規制なんか一発でオーケーだと思うんですけど、どんなもんでしょうか。

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