Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/01/15

連休も仕事してる加藤誠司プロ
超小型ミノーが完成間近

 第2回JBへらプロトーナメントで優勝し100万円の賞金を獲得した下野正希プロのうれしそうな様子は1月14日のB.B.C.ホット情報でお伝えしましたが、同トーナメントに参加してノーフィッシュに終わったジャッカルの加藤誠司プロはただ一言「くやしーっ」と言っただけで多くを語らず。その日のうちに大津市今堅田のジャッカル琵琶湖研究所へ帰ってきて、翌1月13日から仕事を再開しました。連休であるにもかかわらず、1人事務所へ出てきて黙々とルアーの開発を続けています。

 加藤プロが現在手掛けているルアーはおそらく10モデルぐらいになるんじゃないでしょうか。あまりたくさんのルアーを同時進行で開発してるもんだから、本人もいくつあるかわからないみたいです。その中には、かなりのスピードで開発が進んでいて間もなく発売されそうなものもあれば、近い将来に向けてじっくりと開発を進めているものや、一つのアイデアを元にああしてみたりこうしてみたりで、まだどんな形にまとまるかわからないものもあります。

 そのうちの一つ、このB.B.C.ホット情報に何度か登場している超小型ミノーは、かなりのところまで仕上がってきました。写真はその試作品なんですけど、ボディの形状と差し込みリップの位置決めまでは終わっていて、あとはウエイトバランスとアイの位置決めが完了すればできあがりという段階です。スクワレル76SPと並べた写真をごらんいただければわかると思うんですけど、その小ささ、細さはけっこうすごいんですよね。おまけに特注の楕円リングまで付いてます。ラインを結ぶアイは試作品を見る限り、ボディ先端のヘッド部かリップの根元に差し込み式になるみたいなんですけど、この小さいヘッドに差し込みリップと差し込みアイをどうやってまとめるのか興味が尽きません。

 それともう一つ、加藤プロは現在、とんでもなく強力な爆弾を仕掛けている最中です。こいつが爆発したらルアー業界がちょっとしたパニックになるっていうぐらいの威力があるはずなんですけど、この爆弾をどういう風に使うか、加藤プロはいつになく慎重です。それが何か。いつ、どこで、どんな形で発表するのか。毎年この時期になると、加藤プロの周辺にはあることないこと様々な情報が飛び交うんですけど、今年はジャッカルがフィッシングショーにブースを出さないこともからんで、例年以上に噂が噂を呼んでいるようですね。

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