Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/02/13

雪の朽木渓流魚センターに
ジャッカルスタッフ見参

 滋賀県安曇川上流の支流、戸谷川にある朽木渓流魚センターは雪の中です。と言っても、この冬はここも雪が少ないようで、受付のおばちゃんは「ほんまやったらこんなもんやないよ」と言ってました。確かに楽に釣り場にアプローチできますし、釣りをするのもニーブーツを履いていれば何の問題もありません。2月13日のお昼過ぎに大津市今堅田から途中峠経由で行ったんですけど、道中は何の支障もありませんでした。

 この日、朽木渓流魚センターへ釣りに行ったのは、ジャッカルの加藤誠司プロと会社のスタッフ3人(かの有名な今堅田漁協青年部、略称イマギョの皆さん)です。開発中のミノーとクランクベイトをテストするのが目的のはずだったんですけど……釣り場に着いたら、せっかくテストのために朝から作ったプロトモデルを車に積むのを全員が忘れてたことが発覚しました。

 誰が悪いというんじゃないんですけどね。「あれっ、おまえが積んだんとちゃうのん」「あーあ、いったいどういうことやー」とみんなで言い合うこと数分。結局、加藤プロと写真撮影に来た森さんは釣り場に残って、残りの2人が取りに帰ることに……。帰ることになった2人は文句タラタラです。

 加藤プロは、ルアーボックスの中に1個だけ入ってたミノーのプロトモデルをセットしてさっそく釣り開始。間もなく、小型のイワナをキャッチしました。森さんはそのイワナの写真を撮ってたんですけど、しばらくしたら自分もロッドを持って釣り始めました。ルアーを取りに帰った2人のことなんか、ぜんぜん気にしてない様子です。写真撮影用に塗装だけしてあった、ウエイトの入ってないクランクベイトで釣り始めたんですけど、こんなので釣れるんでしょうか。と思ったら、けっこういい動きしてるんですよね。だけど、ぜんぜん潜りませんから、釣れそうな気がしません。それは森さんも同じだったみたいで、しばらくしたら加藤プロのルアーボックスをゴソゴソやって、ほかのルアーにかえてました。

 そうこうするうちに、ルアーを取りに帰った車が戻ってきました。いよいよ本格的にプロトモデルのテスト開始です。ミノーとクランクベイトのフローティングからサスペンド、スローシンキング、シンキングといろいろ取りかえながら魚の反応を見ていきます。最初のうちは、反応があってもごくショートバイトで、なかなかうまく食わせられなかったんですけど、夕方近くなって次々と釣れるようになりました。釣れたのはイワナとニジマス、ブルックトラウトです。

 朽木渓流魚センターのルアー、フライ専用池には、このほかにブラウントラウトやイトウも放流されています。午後1時頃に釣り場に着いたときにルアー、フライ専用池で釣りをしていたアングラーは10人。ジャッカルのスタッフが加わっても14人でしたから、釣り場は広々としたものです。釣果はルアーで多い人が20尾以上、フライだと50尾以上釣ってる人がいました。この日はすこぶる好調だったみたいです。

 ということで、釣れるのは釣れたんですけど、ちょっと消化不良気味だった加藤プロ、会社に帰ってから何やら細かそうな仕事をしてるなと思ったら、ミノーを切って継いで、もっと小さなミノーを作ってました。これって、また行くぞってことなんでしょうか。国際つり博が終わったばかりで、また週末にはフィッシングショーOSAKAがあるっていうのに、こんなことやってていいんでしょうかねー。

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