Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/03/27

WILD CAT始動
今年の初漁はカツオ4尾

 昨年12月7日以来、3カ月半ぶりにワイルドキャットで釣りに出ました。今年の初出漁です。

 この春は早い時期から黒潮が北寄りを流れていて、ワイルドキャットの基地である和歌山県新宮市の三輪崎漁港から南へ15マイルも走れば黒潮の北側の境目の暖かい潮にたどり着くことができます。水温は17〜19度台。もう少し南へ下ると20度台の所もあります。だいたい潮岬から数マイルも南へ下れば水温がそれぐらいあって、現在の黒潮の流れはそのまま真東へ向かってますから、紀伊半島の東側にある三輪崎漁港からも例年になく近いんです。

 そこでカツオが釣れてるんですね。2月から3月前半頃までは、もっと南の遠い所で釣れてたんですけど、黒潮の接近とともに近くで釣れるようになってきました。ワイルドキャットで走って1時間足らずの所でカツオが釣れてて、おまけにカジキを釣ってくる漁師もときどきあるっていう話を聞いたもんですから、これは黙ってるわけにはいきません。たとえわずかでもチャンスがあるんだったら釣りに出ないといけないということで、北西の風がおさまった3月25日に今年の初漁に出ました。

 カツオは釣れてることは釣れてるんですけど、数はそんなに多くなくて、漁師でも数尾釣るのに苦労したり、中にはまるボーズの日もあるみたいです。この調子がそのまま続いたら2年続きでカツオが不漁になるんじゃないかと言われてるぐらです。そこへ今年の初漁に出たワイルドキャット。結果は50〜60cm弱のカツオが4尾と70cmぐらいのシイラが1尾。カジキはアタリもありませんでした。それでも港へ帰ったら、「よくがんばりました、ぐらいの成績やね」と言われたぐらいですから、カツオの不漁はかなり深刻みたいですね。

 というようなことで、貴重なカツオを4尾釣って気をよくしたところで、まだ早い気もするんですけど、がんばって釣りに出ることにします。出漁し続けてたら、そのうちカジキのストライクがくるかもしれません。釣りに行かなかったら、絶対に釣れませんからね。去年よりも約1カ月早く、ワイルドキャットの釣りシーズンがいよいよ始まりました。

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