今シーズンのワイルドキャットはカジキが釣れないかわりに大きなオキサワラが本当によく釣れます。8月からこっち、10kgを越えるオキサワラが釣れない日よりも釣れる日の方が多いぐらいで、大きいのは8月11日に167cm、20kgが釣れてます。今日なんか、120cm、11kgのと139cm、18kgのが2尾も釣れちゃいました。これだけ釣ったら、オキサワラのことなら何でも聞いてくれって感じですね。
オキサワラはジギングでも釣れてます。サイズは1m止まりで、それ以上大きいのは獲れません。鋭い歯でメタルジグを切られる数の方が、釣り上げる数より多いぐらいです。
カジキのことは聞かないでください。6月の初めから7月にかけて何回かストライクがあって、6月14日に30kgのマカジキを釣ったのはいいんですけど、7月のビルフィッシュトーナメントin串本でバラしたのを最後に、その後はストライクもありません。
本当ならワイルドキャットが基地にしている和歌山県新宮市の三輪崎漁港の沖あたりは、今がカジキ釣りの最盛期のはずなんですけどね。昨日なんか、釣りから帰ってきて港の岸壁にボートを泊めてたら、漁師のおっちゃんがトコトコと歩いて来て、「今年はカジキないな」とひとことだけ言って去っていきました。漁師のおっちゃんがそう言うぐらいですから、ワイルドキャットが釣れないだけじゃなくて、本当にカジキがいないみたいです。
この夏以降はカジキだけじゃなくて、カツオもマグロの子供もシイラも何もかも釣れてません。エサになる魚がいないからカジキもいないということらしいんですけど、ひょっとしたらワイルドキャットがカジキを釣れない原因はほかにあるのかもしれません。
串本のトーナメントのカジキは下野正希プロが釣り上げるはずでした。それをバラしちゃったから下野プロの呪いがかかっちゃったのだとしたら、これってめちゃやばいですよね。下野プロがバストーナメントで優勝するまで呪いが解けないとかだったらどうしよう。うーん、たいへんだー。どなたか、下野プロの呪いを解けるエクソシストをご存じありませんでしょうかねえ。