Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/10/26

フォールターンオーバーが
始まった池原、七色ダム

 奈良県池原ダムはいよいよ本格的なフォールターンオーバーが始まったようです。ダム近くや島エリアから、その上流にかけて白っぽい濁りが入ってます。この濁りは25日から26日の間に急にきたようで、冷え込みと強風の影響で発生したらしいんですけど、フォールターンに特有の生臭いにおいと細かい泡はそんなにひどくありません。それと、ターンっぽい濁りが入ってるエリアはそんなに広くなくて、前鬼付近から上流は普通の濁りで、下流側よりもかえってクリアなぐらいです。ですから、フォールターンとしてはまだ中途半端な段階ですね。これが26日夜からの冷え込みと強風でどうなるか気になるところです。

 池原ダムの水位はやや下がりました。ここしばらくまとまった雨が降ってないので、毎日ゆっくりとしたペースですが減水が続いてます。例年のパターン通りなら、これから冬に向かって水位が下がり続けることになります。

 七色ダムの濁りが取れないのは、やはりフォールターンの影響があるのかもしれません。濁りが沈んでいこうとするところへターンの影響が出て、ずっと濁ったままになってる可能性があります。上っ面はクリアになりかけてるのに、水深2mぐらいから下がいつまでたっても濁ったままなのは、そのせいかもしれません。それと、普段ならすぐにクリアになる大又筋の濁りがいつまでたっても取れないのも同じ理由かもしれませんね。

 池原、七色ダムともにターンの影響だけでなく、水温が下がってきてるので、さすがに釣りにくくなってきてるようです。釣ってるアングラーと釣ってないアングラーの差が極端で、ぜんぜんダメって言うアングラーの割合が多くなってきました。26日夜からの冷え込みと強い北風は何日か続きそうですから、その後どうなるかによって、この秋の後半から冬に向かっての展開が予想できそうです。

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