Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/12/04

岸釣り好調の近江舞子
最後の数釣りのチャンスか

 12月4日の滋賀県琵琶湖は朝から弱い雨がショボショボと降ったり止んだりしてます。気温はそんなに低くなくて、風もほとんどありません。雨さえ止んだら、バス釣りにはよさそうな天候です。

 天気がよくなくても、バスアングラーは釣りに来てます。杉戸繁伸プロのレポートによると、天気がよかった1日の日曜日は、12月にしてはびっくりするぐらい大勢のバスアングラーが釣りに来てて、バスもけっこうよく釣れてたそうなんですけど、4日朝の近江舞子石積み突堤とそのまわりも10人以上のアングラーがいました。


上の右の写真をクリックしていただくと拡大写真
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 バスは石積み突堤先端の足元に20cmまでのちっちゃいのがたくさん見えてます。突堤の南横の浜の水際から10mぐらい沖にも、たくさんの小バスの群れが泳ぎ回っているのが見えます。見てる間に次々と釣れてるのは、10cmぐらいのちっちゃいのから20cmまでの小バスばかりでした。それ以上大きいのは、突堤の先端からキャストしてたアングラーが朝のうちに何尾か釣ったそうです。状況としては悪くないみたいなんですけど、まだ大きいのは少ないみたいですね。

 2inぐらいまでの小さなワームを使うと、小バスが水面まで上がってきて飛び付いたり、浜の水際まで追いかけてきて食い付くのがよく見えます。活性がすこぶる高いのは、雨模様で気温が高いからでしょうか。こういう感じでそこそこのサイズが釣れたらいいんですけど、サイズとしては10cmぐらいから20cm弱までなので、ちょっと小さ過ぎます。そのかわり、釣ろうと思えば何尾でも釣れる感じでした。

 上の右の写真のアングラーはバスをぶら下げてるだけじゃなくて、手元にもう1尾バスを持ってます。どういうリグを使ってるかは、ちょっと細か過ぎてわからなかったんですけど、このアングラーは2尾ずつバスを釣ってました。それぐらいバスがたくさんいて、よく釣れるということですね。

 琵琶湖の水位は11月中旬にいったん上昇しかけたのが、その後また下がり始めて、今はマイナス88〜89cmのところでほぼ安定してます。水温は下がり方が一時よりもスローペースになりました。その意味では、ここしばらく水位、水温ともに、いい感じのところで落ち着いた状態になってます。杉戸プロが分析する通り、数釣りのチャンスがふたたびやってきてるのかもしれませんね。

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