Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/12/30

下野正希プロ近江舞子で
2002年ラストバッシング

 今年のイシダイ釣りの決着を着けに三重県尾鷲の梶賀へ通ってた下野正希プロ、年末の釣りはイシダイをあきらめて滋賀県琵琶湖の近江舞子へバスの岸釣りに出かけました。12月30日午前10時過ぎに近江舞子舟だまりに着いて、1投目にいきなり30cmです。まわりにいたアングラーも、これにはびっくり。熱心に釣り始めたんですけど、なかなか後が続きません。足元には10cmちょっとぐらいのがいっぱい見えてるのにまじって20cm前後のましなサイズもいるんですけど、そのちょっと大きいのを選んで釣るのが簡単ではないんですよね。

 この日は晴天微風で、日が射してるときは防寒着を脱ぎたくなるぐらいの暖かさでした。バスアングラーは年末の間では日曜日だった29日と翌日の30日が一番多かったみたいですね。30日のお昼前で、近江舞子の舟だまりと石積み突堤周辺を合わせて30人以上来てました。その大部分は、ほとんどバスを釣ってません。釣ってるのはごく一部のアングラーだけです。舟だまりの中にはバスがたくさんいるんですけど、よほど釣り方をうまく合わせないと釣れないようです。

 舟だまりの一番奥で釣ってたアングラーは、ちっちゃいのを入れ食いでキャッチしてました。投げるたびにアタリがあって、それが掛かるか掛からないかという感じです。バスのサイズは10cmちょっとから15cmぐらいのが多くて、それに20cm前後がときおりまじるぐらいです。25cm前後となるとなかなか釣れません。リグは極小シンカーのツネキチリグかショートスプリットのマスバリリグ、あるいはフックにシンカーをセットするかで、ワームは2in前後の細身のものを使います。ウィードのちょっと上の中層で細かくシェイクしながらワームを泳がせるのがいいようです。

 岸壁の足元のちっちゃいのを狙うんでしたら、極小ワームをセットしたノーシンカーリグを落とし込んでやれば、食うのがまる見えで釣ることができます。釣れるサイズは20cmまでです。お正月に釣りに来て子供を遊ばせるにはいいんじゃないでしょうか。ただし、天気のいい日じゃないと寒いだけかもしれませんけどね。

 下野プロが釣った30cmは、まさに青天の霹靂みたいな感じで、ほかのアングラーは誰もそんなのを釣ってませんでした。石積み突堤にいたアングラーに聞いても、「ぜんぜんダメ」という返事でした。この分なら、お正月休みの近江舞子は舟だまりでのんびり釣るのがよさそうです。あとは天気がよくなってくれたらいいんですけどね。

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