滋賀県琵琶湖のアフタースポーニングバスは、杉戸繁伸プロのレポートにある通り南湖の赤野井沖でよく釣れてたんですけど、さすがに2週間も続くと渋くなってきました。よく釣れてる場所の情報がほかにないので、ボートが集まってプレッシャーをかけ過ぎたんでしょうか。上の写真は5月23日に撮影したものなんですけど、まあ平日はこんなものです。アフタースポーニングシーズンの赤野井沖にしては空いてると言ってもいいでしょう。これぐらいのボートは常時釣りをしてますし、週末はもっとたくさんのボートが集まってます。
琵琶湖で釣りをしてるボートの数は昨年までの同シーズンの3分の2ぐらいで、平日はあいかわらず空いてるんですけど、週末はやや多くなってきました。これは、マリーナやショップなどが主催するトーナメントが頻繁に開催されるようになったからだと思います。JBプロ戦のような規模の大きなトーナメントが開催されてない分、そういう中、小規模トーナメントの開催頻度がアップして、それに参加するアングラーも増えてるんですね。なんだかんだ言っても、やっぱり釣りをしないと、ということでしょうか……。
岸釣りは平日はガラ空き、週末でも特定の場所を除いて釣り場は空いてます。あまり釣れてないからということもあるんでしょうけど、その点、岸釣りアングラーは正直です。
24日はクリーンアップ琵琶湖に参加して南浜漁港へ行ったんですけど、漁港全体でバスアングラーは10人もいませんでした。浜の方もアングラーをぜんぜん見かけません。コイ釣りの竿がズラッと並んでて、そこを人工河川の流れ込み周辺から漁港へ移動するアングラーがときどき歩いてるだけです。週末の天気がいい日にこんなに空いてる南浜は初めて見ました。
上の写真は17日の吉川港です。土曜日なんですけど、なぜかアングラーがズラリと並んで釣りをしてます。このところの週末は、だいたいは空いてるんですけどね。どういう理由で岸釣りアングラーが来たり来なかったりしてるのか、さっぱりわかりません。あるいは、まとまった人数のグループが釣りに来たんでしょうか。空いてる、混んでるって言っても、それぐらいの人数の動きで左右されるぐらいですから、どっちにしても大したことないんですけどね。
ボート釣りのトーナメントが開催できるんだったら、岸釣りのトーナメントもやろうと思えばできると思うんですけど、18日に西ノ湖で開催されたNBCの大ショアトーナメントは参加が大してなかったみたいです。リリース禁止以降の琵琶湖のバスアングラーの動向をとらえるのは、ボート釣りよりも岸釣りの方がはるかに難しいということがよくわかる結果なんじゃないでしょうか。