Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/08/05

梅雨明けから1週間たって
やっと夏らしくなった琵琶湖

 上の写真は8月5日の滋賀県琵琶湖です。イシヅカマリンのスタッフの小田一朗さんが撮影しました。8月に入って琵琶湖はやっと夏らしくなったところで、空には入道雲がモクモクと立ち上がってます。

 7月26日に梅雨が明けたはずの滋賀県琵琶湖なんですけど、ぜんぜんすっきりしない天候が続いてました。26日と27日が好天だっただけで、そのタイミングを突いて梅雨明けが発表されたんですけど、28日以降は曇ったり雨が降ったりで、「本当に梅雨が明けたの?」って言いたくなるような日が続きました。

 7月中に梅雨が明けなかった関東以北は、8月2日にやっと気象庁から関東、甲信、東北南部で梅雨が明けたとみられるとの発表がありました。天気がよかった26、27日に関東以北の梅雨明けの発表を見送ったのは正解です。近畿地方に関しては、梅雨明けの発表を8月まで伸ばしたら伸ばしたで、「もう8月やのに梅雨なんかとっくの昔に明けてるのんちゃうのん」なんて言われそうだし、難しいところですね。そんな具合に、お天気に関しては本職の気象庁が手こずるぐらい、今年は梅雨が異常なほど遅くまで続いて、夏になるのが本当に遅かったということです。

 8月に入って最初の週末となった2、3日の琵琶湖は、梅雨明けの発表から1週間たって、やっと夏らしい本格的な好天になりました。けっこういい感じで釣りを楽しめたバスアングラーが多かったようです。バスは北湖の河口まわりなどの水通しのよいエリアを中心に20〜40cm弱が数釣れたり、トップウオータープラグに盛んに反応したりしてます。サイズ狙いは下物沖やディープホール周辺などで50cmオーバーが出てるし、沖の取水塔や観測塔などでもグッドサイズが出て、いかにもアーリーサマーパターンがいい方向に進んだって感じの釣れ方になりました。

 問題は、これがどれぐらい続くかなんですけど、8月に入って天気がよくなってからというもの、北湖も南湖も水温がグングン上昇してます。北湖のボディウオーターで26度以上、南湖はすでに28度を超えていて、一気に年間の最高水温に近付きました。急に雨が降らなくなって、気温が上昇して、強い日射しが連日降り注ぐようになったために、ここへきて長かった梅雨の反動がいっぺんに出てきたかのように季節が急激にかわり、本当に暑い真夏になりつつあるようです。そう言えば、長期予報では今年の夏は暑くなるって言ってましたよね。

 おまけに台風10号が近付いて来てます。今年は5月末と6月初めに立て続けに台風が来て、アレッと思ったんですけど、その後は7月になっても台風がぜんぜん来ないまま夏になりました。もし8月中に台風がいくつか来るようなら、思い切り暑くて短い夏になるんじゃないでしょうか。そうなればバスのパターン激変に悩まされそうなんですけど、そんなことよりも何よりも今週末の天候にはくれぐれもご注意くださいね。

 琵琶湖やバスフィッシングだけじゃありませんよ。河原でキャンプとかは特にご注意を……。って、こう書いといても、きっと全国でたくさんの水難事故が起こるんだろうなー。

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