Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/03/27

冷え込みで春が足踏みしてる
琵琶湖と池原ダム

 上の写真は奈良県下北山村の国道169号沿いのサクラです。池原ダム周辺のサクラは、開花が早いヤマザクラは満開の木もあるんですけど、スポーツ公園や国道沿いのソメイヨシノの並木は、このところの冷え込みで開花寸前のところで足踏みしてました。それが、3月27日にやっといい天気になって日中気温も上がったら、待ちかねてたかのようにちらほらと咲き始めました。今年の下北山村のサクラ祭りは4月4日なんですけど、なんとか間に合いそうですね。

 滋賀県琵琶湖では、毎年開花の早い天神川沿いのサクラ並木が3月20日過ぎに満開になった後、木浜や琵琶湖大橋米プラザのサクラはつぼみが大きくなっただけで、まだ咲いてません。こちらもポカッと暖かい日が来たら咲き始めそうです。去年の池原のサクラは4月7日頃に満開、琵琶湖大橋米プラザと木浜のサクラは13日頃に満開になりました。今年はそれよりも1週間から10日ぐらい早く満開になりそうです。

 サクラの開花が足踏みしてるのと歩調を合わせるかのように、バスの釣れ方も池原、琵琶湖とも、このところの冷え込みでちょっと渋くなってます。3月25日に琵琶湖へ釣りに出た杉戸繁伸プロは、荒天だったにもかかわらず45、49、52cmをキャッチしました。その後、天候が回復しても、バスはかえって釣り難くなってます。雨風で荒れてるときよりも、荒れ切って水温が下がった後の方が釣り難いんですね。

 池原ダムも強風と冷え込みが続いて、ここしばらく大きなバスは釣れてません。サクラの咲き方なんかを見てると、そろそろ大きいのが出始めてもおかしくなさそうなんですけど、水位が低いことも影響してるのか、今のところ渋めです。雨が降って水位が上昇するのと、いい天気が続いて水温が上昇するのと、両方がどう絡み合うかにもよるんですけど、今の感じだと初めのうち大きなバスは釣れてもスローペースで、その分たまってたのが水位の上昇で一気にラッシュするようなことになるかもしれません。サクラは早く咲いても、池原ダムのバスがそれと同じように早く釣れるかどうかは、今の感じだとちょっと微妙ですね。

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