Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/04/22

琵琶湖で60UPラッシュ!!
この春の釣れ方は尋常じゃない

 滋賀県琵琶湖の春のビッグバスゲームがにわかに活気付いてきました。4月16日に河畑文哉プロのフィッシングガイドのゲストが60cmをキャッチしたのに続いて、17日には杉戸繁伸プロのゲストも同じく60cmをキャッチ。18日に開催されたビワコオープン第1戦でも60cmオーバーが出ています。ビワコオープンはスポーニングシーズン真っ盛りの釣れ方で、バス3尾で4kg前後の好ウエイトが続出しました。詳しいレポートがビワコオープンのホームページにアップされています。

 さらに岸釣りでも、雄琴ランカーズ倶楽部のメンバーが60cmをキャッチ。おまけに、なんとつれづれのTまで60UPをキャッチしたとか。これって、Tに釣れるんだったら僕にもっていう期待が持てる話なんじゃないでしょうか。

 それまで50cm台は出ても60cmをなかなか越えなかったのが、突然釣れだしたのはなぜなんでしょうか。杉戸プロのゲストが釣ったのもビワコオープンで出たのもアフタースポーニングの魚とのことで、好シーズンを迎えてハイプレッシャーになってる琵琶湖のいったいどこで産卵したのかがさっぱりわかりません。

 琵琶湖は19日夜の雨で水位が一気に5cm以上も上昇。一部エリアには河川から流入した泥濁りが拡がりました。その後、気温が上昇し、日射しも強く、水温はグングン上昇しています。南湖のバスのパターンは、ちょうどプリスポーニングからアフタースポーニングに移行するところなんですけど、現在入りまじって釣れてるのがゴールデンウィークに向かってどうなるか、今週末の釣れ方から目が離せません。

 北湖もようやく水温が15度前後に近付いてきました。この調子だと、ゴールデンウィークの南湖はドアフターにハイプレッシャーで苦労しそうな反面、北湖は狙うエリアとタイミング次第でいい釣りができるかもしれません。その兆候は、すでにビワコオープンの上位選手のレポートで、真野や小野でグッドサイズが出てることからもうかがえます。

 とにかく、この春の琵琶湖の釣れ方は尋常ではありません。60cmオーバーだけでなく、50cmクラスもよく釣れてるし、数釣りも1船で30〜50尾はぜんぜんめずらしくない好調ぶりです。これって、リリース禁止のおかげなんでしょうかねえ。あるいは、メジャートーナメントのプレッシャーから開放されただけで、これだけよく釣れるようになるということなのかも……。それだったら、やっぱりリリース禁止は逆効果だということになります。そのあたりのことを検証するためにも、この春のバスの釣れ方から目が離せません。

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