Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/05/21

KHVお知らせ電話は
いまだつながらず

 琵琶湖大橋米プラザ裏の浜に打ち上げられたコイの死骸は、最初に見付けてから3日たった5月20日になっても放置されたままです。滋賀県水産課に電話しようとしても、あいかわらずつながりません

 もう、あきらめました。いまさら米プラザ裏の浜のコイの死骸を回収したところで、大勢に影響ありませんもんね。コイヘルペスウィルス(KHV)が琵琶湖のコイに感染してしまった事実にかわりはないし、1万尾以上が死んで回収されてるという県発表の数字がいくつか増えるだけのことです。そんな大忙しのところへ、さらに電話で追い討ちをかけるのも悪いと思いますから、お邪魔しないことにしました。コイが死んでるのを見付けたら知らせてほしいと新聞に発表した携帯電話のスイッチを切ってるのは、そういうことですよね。

 17日にコイの死骸を見付けた周辺を見て回ったら、すぐ近くで4尾のコイの死骸が見付かりました。このページの写真は、いずれも17日に見付けたのとは別の死骸です。水際に浮いてたのは別として、湖岸に転がってたのはいずれもちょっと古そうです。いつ頃からあったのかはわかりませんが、コイヘルペスが発症するのは水温が18度前後になってからだそうですから、そうすると南湖の水温が18度前後になったのは4月中頃ですよね。その頃に南湖で死んだのが、しばらく後に浮いて、ゴールデンウィーク前後に何回か吹いた強い南東の風で琵琶湖大橋西詰めの米プラザ裏の浜へ流されてきたと考えればつじつまが合うんですけど、1カ月そこそこでこんなミイラみたいになるんでしょうか。よくわからないから、KHV感染で死んだとは断定しない方がいいのかもしれません。

 それにしても、県水産課に連絡が取れないからと言って、勝手に片付けてしまうのもよくないような気がします。だから誰も片付けようとしないのかもしれません。そのうちいつか、誰かが回収しに来るんでしょうか。あるいは、永久にほったらかしなんでしょうか。雨ざらしになってるコイの死骸があわれなんですけど、誰にも見付けられないままになってるのもたくさんあるんでしょうね。

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