Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/07/20

猛暑にうだる池原、七色ダム
暑くてもバスは好調

 海の日の連休の奈良県池原、七色ダムはゴールデンウィーク以来の大勢のバスアングラーが詰めかけました。バスがよく釣れてるという情報がちょうど行き渡ったところへ、土曜日も合わせると3連休、学校の夏休みが始まった所も多くて、それだったら池原ダムか七色ダムへ釣りに行こうよとなるタイミングだったんでしょうね。7月17日の土曜日と18日の日曜日は池原ダム全体で200隻前後、七色ダムも100隻以上のボートが釣りに出ていました。連休最終日の19日は例によって半分ぐらいになりました。

 釣り場は大入り満員の上に、真夏の晴天ときてるから、暑くて暑くて、もうたいへんです。用意したドリンク類が19日までに全部売り切れてしまった業者もありました。こうなると、さすがによく釣れてたバスもスローダウンします。ぜんぜん釣れないと言うアングラーは少ないんですけど、平均は1人5尾ぐらいになりました。連休前までは1人10尾ぐらいは釣れてたんですけどね。サイズはまずまずで、40cm台はけっこうまじるし、50cmオーバーも出てます。多いアングラーは20〜30尾ぐらい釣ってましたから、大入り満員の連休としては好調と言ってもいいんじゃないでしょうか。

 トボトスロープでは、大混雑の最中の18日になぜか60cmオーバーが2尾出てます。連休直前の16日にはバッシングポイント池原から釣りに出たアングラーが68cmをキャッチしてます。釣り方はラバージグだったり、ノーシンカーリグだったり、ビッグベイトだったりいろいろです。それと、ライトリグにかかったバスを追いかけてデカバスが出てきたなどという話もよく聞きます。なんだか知りませんが、大きなバスがちょっとやる気になってるのかもしれませんね。

 水位は徐々に下がってます。水温は27〜28度台で、ちょっと高いような気がするんですけど、池原ダムのような急峻な地形だと、数mも潜れば水温はだいぶ低いはずですから、これぐらいでも悪くないのかもしれません。今シーズンはなかなか水温が上がらなかったから、やっとちょうどいいぐらいになったんじゃないかと言うレンタルボート店のスタッフもいます。問題は、この調子がどれぐらい続くかですね。水質は前鬼谷の上流部にアオコが拡がってるほかはクリアな所が多くなってます。

 七色ダムは濁りがスキッと取れません。上っ面の2〜3mぐらいはクリアなんですけど、その下は濁りが残ったままです。池原ダムの選択取水装置でずっと濁った水を落とし続けてるからです。それでもバスは好調で、多いアングラーは30尾以上釣ってます。数釣りだったら、好調の池原ダムよりも、七色ダムの方がさらに上です。

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