Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/09/17

連休直前の池原、七色ダム
秋の数釣りモードに突入

 奈良県池原、七色ダムは台風が来たわけでもないのに満水です。9月11日、12日と雨が降って、大台ケ原周辺でけっこうな雨量になったんですね。池原、七色ダム周辺はショボショボ降ってただけなのに、見てる間に水位がグングン上がって、レンタルボート店や昇降業者のスタッフが驚くほどだったそうです。その後、水位はごくゆっくり下がってるだけです。台風がないからのんびりしてるんでしょうか。長い間泥濁りが続いたから、水位が高い状態をしばらく保って水質を回復させようとしてるんじゃないかと言う人もいます。

 バスはよく釣れてます。60cmオーバーは季節柄難しいけど、40〜50cm台はそこそこ出てるし、サイズを気にしなければ1人10尾ぐらいは期待できるぐらい活性がよくなってます。15日に七色ダム、16日の池原ダムで続けて釣りをしたアングラーの話によると、どちらでも数はよく釣れるけど、今は池原の方がいいんじゃないかとのことでした。ほかに10〜20尾ぐらい釣ってるアングラーもいるし、ビッグベイトでいいサイズをバラしたというアングラーもいます。

 濁りの中のバスが元気よくなってきたのか、しばらくスローだった白川筋でもよく釣れるようになってきました。濁ってる中で少しでも水質がいいスポットを見付けたら、入れ食いになることもあるようです。その一方、数尾釣るのに四苦八苦してるアングラーもいます。釣り方の問題もあるけど、水位と濁りが激しく変化してる最中ですから、どんな場所のどれぐらいの深さのタナで釣れてるか、レンタルボート店や昇降業者のスタッフによく聞いて、それに合わせて自分なりの釣り方を考えるのがいいんじゃないでしょうか。

 ビッグベイトは先週はよかったけど、今週はチェイスが少ないと言うアングラーがいました。水位が上昇し過ぎて立ち木が水面下になってしまってるので、立ち木の位置をよく知ってないと釣りになりません。おまけに、その立ち木のてっぺんが水面下数mになってしまってるから、よほどうまく攻めないとバスを引き出せないんですね。これからもう少し水位が下がった頃がちょうどいいかもしれません。ということは、もしかしたら18〜20日の連休の終わり頃がドンピシャのタイミングになるかもしれませんね。

 トボトスロープは水位が高くなり過ぎて、スロープ途中の駐車場が水に漬かってしまいました。今週は道路脇の駐車場だけで営業してるんですけど、ウィークデーでもアングラーがけっこう多くて、満車になる日が続いてます。このまま連休になったらたいへんなんですけど、水位が毎日数10cmのペースで下がり続けてるから、なんとか間に合うんじゃないかとスタッフは言ってました。

 池原ダムの放水がひどくないので、七色ダムは水質がゆっくり回復してます。いまはやっと8月末頃の状態に戻ったかなというところです。本流のボディウオーターは薄い抹茶ミルク色の濁りで、透明度は1〜2mぐらい。本流の上流部は薄濁りから下流へ行くにつれて抹茶ミルク色。西ノ川はインレット近くまで白濁状態。大又筋の上流部はクリア、中流部は薄濁りになってます。バスはだいぶ濁りになれてきたようで、次第によく釣れるようになってきてます。

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