Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/10/28

濁りが取れない池原ダム
加藤誠司プロのチョイスは?

 奈良県池原ダムは台風23号の急増水から1週間たった10月27日になっても濁りが取れるどころか、ダムサイト近くは一時ましになりかけてたのが、またひどくなってます。25日頃から急に水位を下げ始めたのと、風が強い日が続いて水の動きが激しくなってるからでしょうね。

 27日は北風が強くて、エレクトリックモーターだけのボートが釣りに出るのをあきらめるほどでした。冷え込みも厳しくて、早朝の気温は7〜8度まで下がってます。風が強いのと表面から水温が下がることで、湖水が攪拌されてターンオーバーに近い状態になり、それで余計に濁りが取れないんじゃないでしょうか。

 さすがにバスフィッシングに出るボートは少なくて、27日は全体で20隻ほどでした。湖上はガラ空きです。それでバスが釣れたらいいんですけど、秋のシーズンの常で、簡単には釣れません。中には40cmオーバーまじりに10尾以上釣ってくるアングラーもいるんですけどね。平均的に釣れないのが難しいところです。おまけに27日みたいに北風が強くなったら、場所によっては釣りどころではなくなってしまうので、その難しさが倍加します。

 26日は雨でした。風は強くなくて、釣りのコンディションとしてはこちらの方がましです。雑誌取材で釣りに来てたジャッカルの加藤誠司プロは、クランクベイトで40cmクラスまじりに何尾も釣ったそうです。クランクベイト限定の取材で、いろいろ試したうちディープクランクが一番よかったと言ってました。濁りの中でネチネチ釣るだけじゃなくて、そういうパターンも試してみるべきかもしれませんね。

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