Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/02/21

ちょっと春めいて
雨のちタフの池原ダム

 2月20日の奈良県池原ダムは、2日続きの雨の後の晴天で、お昼ごろから北寄りの強風になりました。NBCチャプタートーナメントが開催されたこともあって、全体で70隻前後のボートが釣りに出てました。

 トーナメントは参加64人でウエイインしたのが19人、優勝は2尾で2380g、3尾のリミットメイクはなしという結果です。参加選手の話では、前回1月16日よりもタフだったとのこと。今回からエコタックルになったから、その分は割り引いて成績を見ないといけないかもしれないんですけど、トーナメント直前まで50cmクラスがポロポロ釣れるようになってたことを考えると、この日はちょっとタフタかなという感じです。

 18日、19日と2日続きでそこそこの雨が降ったんですけど、水位は上昇してません。週末に一時的に減水が止まっただけです。また月曜から減水し始めるじゃないかと、揚降業者のスタッフは言ってました。このところは、そういうパターンが多いようです。濁りは下流部で安定、と言うか、濁りっぱなしです。本流の上流部は減水にともなってひどい濁りになってる所があります。気候がちょっとかわって、三寒四温っぽい感じになってきましたから、これからしばらくは、ポロポロッと釣れて、またタフってという状況が続くんじゃないでしょうか。それが本格的にかわるのは、春のまとまった雨が降るようになってからでしょうね。

 七色ダムではちょっと前に60cmオーバーが出たそうです。今年に入ってからぜんぜん釣れてない池原ダムよりも先に七色で出ちゃいましたね。そのニュースを聞いたからというわけでもないんでしょうけど、ショップのトーナメントが始まることなどもあって、釣りに出るボートはやや多くなってます。水位は満水、濁りの状態はここしばらく大きな変化はありません。

 それとご注意を……。池原ダムでは3月1日から6月末まで備後谷の備後橋から上流全域が禁漁になります。そのための準備が始まっていて、備後谷の入り口にはボートの侵入を防ぐフェンスが設けられるそうです。レンタルボート店や揚降業者からもお知らせがあると思いますが、なんせ池原のスポーニングシーズンは殺気立ったアングラーがけっこう多くなるので、くれぐれもトラブルのないようにご注意ください。

 まだまだ春には遠い感じなんですけど、ゴールデンウィークのレンタルボートや宿泊の予約も始まってます。ペンションながいはすでに5月3日は予約でいっぱい、5月1日も部屋が残り少なくなってるそうです。急がせるつもりはありませんが、遠征などは早めにスケジュールを決めて、予約を入れておいた方がいいかもしれませんよ。

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