Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/03/16

今シーズンラストジギングで
電動初カンパチキャッチ

 3月16日に和歌山県すさみ沖で70cm、4.2kgのカンパチをキャッチしました。本当だったら今頃は、カツオとマグロ釣りに沖へ出てないといけないんですけどね。黒潮の大蛇行が続いてて、もう3月中旬だというのに50マイル以上沖まで行かないと釣れる潮がありません。ワイルドキャットではとてもそこまで行けないので、ジギングが長引いてしまいました。それも、釣れてて長引くんだったらいいんですけど、この冬のジギングは日本海も太平洋も不調です。年末からこっち、ろくすっぽ釣れないまま、もうあきらめようか、もうやめようかと思いながら、未練ったらしくジギングタックルを車に載せたままにしてました。なんとか魚を釣ってラストにしたかったんですよね。ですから、これが今シーズンのラストジギングです。

 電動全自動ジギングでカンパチを釣ったのはこれが初めてです。本当はすさみの智丸でカンパチを釣るために電動全自動ジギングをやり始めたようなものなんですけどね。日本海や他の釣り場は、いろんな条件が電動全自動ジギングにいまいちピッタリとは言えません。その点、すさみ沖は船の流し方からポイントの構成まで電動全自動ジギングにピッタリです。ところが、そのすさみのカンパチが他に輪をかけて不調なんですよね。それでも意地になって通い続けたもんだから、11月にメジロを釣った後はほとんどボーズ、まるボーズ、まるボーズ、港まで行ったけど荒天で釣りに出られずと思うにまかせない釣りが続いて、今回も昼までアタリも何もなし。あわやボーズでシーズンが終わるところでした。

 それでも最後まであきらめずにがんばってみるものですね。朝から手動と電動の2本竿でメタルグを何回上げ下げしたことか。正午を過ぎ、ラスト30分になって、水深40mちょっとの浅場へ入ったもんだから、いくら片方は電動とは言っても、2本竿で上げたり下げたり大忙ししてるうちに、電動の方にドカンときました。つまり、自分1人で電動と手動で勝負してて、電動に負けたわけです。

 というわけで、なんとかカンパチを釣ってシーズンを締めくくることができました。やっと車からジギングタックルを降ろすことができました。次はカツオとマグロ……これがまだ遠いんですよねえ。早く近くへ来てくれないと、もういよいよやることがありません。仕方ないから、琵琶湖か池原ダムでブラックでも釣るかなあ……。

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