Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/07/21

もう無理矢理!!
シオ子のトローリング

 7月19日に和歌山県新宮港の防波堤でキス釣りをしたときに、シオ子(カンパチの赤ちゃん)がたくさん泳いでました。キスが釣れて仕掛けを巻き上げてくると、シオ子の群れが何回もキスに付いて泳いで来るんですよね。かと言って、小さなキスでも食い付くわけではありません。楽しそうに一緒に泳いでる感じです。

 いくら小さくてもカンパチはカンパチ。これは見逃す手はないと、ワイルドキャットでトローリングで釣ってみることにしました。沖へ行ってもカジキ釣れへんからね。

 アウトリガーは使わず、外向きに低くセットした両コーナーのロッドでミノーを引いて、センターのロッドはカツオ用のルアーを引きます。ミノーがちゃんと泳ぐように、普通のトローリングの半分ぐらいのスピードで走ります。それでもリールを巻いてリトリーブするよりはボートのスピードの方がかなり速いので、ミノーがなかなかうまく泳いでくれなかったり、ゴミが掛かったりで、なかなかうまくいきません。

 ルアーのアイを調整したり、スピードをかえてみたり、2時間ほどいろいろやってみて、20cmちょっとのシオ子がなんとか2尾釣れました。ルアーはいろいろかえてみたんですけど、ハイスピードでもちゃんと泳いでくれるのと潜り加減から言って、DDスクワレルがよかったみたいです。

 だけど、ボートでキスを釣ったときはとても広く感じた新宮港が、トローリングで走ったらぜんぜん狭いんですよね。バレーボールのコートでサッカーをやってるみたいで、なんか落ち着きません。やっぱりシオ子にはシオ子の釣り方で、キャスティングかフライで釣れる方法を考えた方がいいのかもしれませんね。新宮港内でトローリングでシオ子を釣るというのは、ちょっと無理矢理でした。

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