Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/12/12

ぜいたくな悩みが続く
ワイルドキャット

 12月10日のワイルドキャットは天気がよかったので串本大島沖までカツオ釣りに行きました。港から真南約16マイル沖に黒潮の北側の境目があって、水温が17度台から20度台に一気に上昇します。本格的に北西の季節風が吹く季節になると、なかなか黒潮の中まで行けないんですけど、10日は予報よりも風が弱くて穏やかだったので、これは行くしかないでしょうとばかり行ってきました。釣れたカツオは4尾だけでしたけどね。長居して荒れてきたら恐いので、パッパッと釣って、さっさと帰ってきました。

 カツオ釣りの後はアマダイとキダイ釣りです。北西の風が思い切り吹いたおかげで水温がだいぶ下がって、キダイが数釣れるようになりました。アマダイもポツリポツリとまじってきます。マトウダイやカイワリ、サバも釣れて、にぎやかな釣果になりました。天気がよくて風が弱かったら、陽が高い間はけっこう暖かいから、ごきげんな1日です。

 翌11日は風が強くなりました。下野正希プロが和歌山へグレ釣りに来たからですね。波が高くて沖へカツオ釣りに出るのは無理だから、港の近くでアマダイとキダイ釣りです。ワイルドキャットの基地がある和歌山県新宮市の三輪崎漁港は紀伊半島の東側で、背後に高い山が迫ってるから、北西の風なら少々吹いても岸近くは波がなくて穏やかです。アマダイ釣りのポイントは水深80m前後で、岸からだいたい2〜4kmの範囲内ですから、日本海や紀伊半島の西岸が大荒れのときでもアマダイ釣りやジギングなら十分できます。

 朝早くは寒いので午前9時頃からゆっくり釣りに出て、夕方までがんばったら、2人でアマダイが14尾とキダイが85尾ほかいろいろ釣れました。カツオ釣りもいいけど、そろそろアマダイ釣りに本腰を入れないといけませんね。だけどカツオが釣れてる間は釣っておきたいし、そうなると朝のうちはカツオ釣りをして昼前から夕方までアマダイ釣りで1日いっぱいいっぱい釣っても日が短くて10時間ぐらいしか釣ってられません。カツオがいつまでも釣れてるのがおかしいんですけどね。これってぜいたくな悩みかなあ!?

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