Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/03/10

なぜにオフシーズンに
西表島漁師 in 和歌山

 南島見釣録ではありません。B.B.C.ホット情報です。

 西表島の高市澄人さんがワイルドキャット海の家へやって来ました。秋に帰省したときに海の家へ遊びに来るのは毎年の恒例行事になってるんですけど、今回の来訪はイレギュラーです。奥さんがタイへ観光に行くことになったので、自分も内地へ羽を伸ばしに来たらしいんですけど、海の家へ来たのは別の目的がありました。ワイルドキャットの面倒をみてもらってる三輪崎漁港のボートファクトリーでどうしても聞いておきたいことがあったらしいんですよね。西表島のような離島で船外機を使ってると、できるだけのメンテナンスは自分でしないとどうにもなりません。そのために普段気を付けておかないといけないことや、異常発生時のチェックポイントなどを教えてもらいに、わざわざ和歌山県新宮市まで来たというわけです。

 もちろん、それだけでは終わりません。海のそばへ来たからには、もちろん釣りです。まずは3月7日午後1時過ぎにJR紀伊勝浦駅でキャプテン服部と落ち合って、その足で勝浦港へ。時間があまりないから、ゴカイを500円だけ買ってきて、港内の埠頭で越冬キスの投げ釣りです。キス釣りはオフシーズンなんですけど、もちろんそれは覚悟の上。暖かい勝浦ならちょっとは釣れるんじゃないかと思ってやってみたら、2人で2時間ほどで3尾だけでしたけど釣れました。

 翌8日はワイルドキャットでアマダイ釣り。これもすっかりオフシーズンっぽくなってて、このところあまり釣れてません。無理を承知で太地の梶取崎沖でやってみたら、2人でアマダイが2尾とキダイ、カイワリ、その他いろいろ釣れました。

 本当なら沖へマグロとカツオ釣りに行きたかったんですけどね。ちょっと波気があったのと、沖もあまり釣れてないので、手近なところでがまんしました。約5時間がかりでこの釣果でアタリも遠いから、アマダイ、キダイがよく釣れたときのような忙しさとはまったく無縁の暇な釣りです。それでも高市さんは40cmを越えるアマダイを釣って、けっこう満足してたんですけど、カモメの写真を撮影したり昼寝したりしてたから、やっぱり退屈だったんじゃないでしょうかねえ。

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ