Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/04/21

GW1週間前の
池原ダムは満水

 ゴールデンウィークまであと1週間の奈良県池原ダムは、たび重なる雨で満水。バックウオーターからの濁りが広範囲に回って、ダムサイト近くまで薄濁りになってます。水位はいったん満水からマイナス3mぐらいまで上昇した後、ゆっくり下がってます。4月21日現在、一番高かった水位から2mぐらい下がりました。今後の雨の降り方にもよるけど、これからの方向としては梅雨の雨に備えて下がっていく傾向じゃないかと、昇降業者やレンタルボート店のスタッフは言ってます。

 それよりも、「もう雨はいらん!!」という声が強いですね。あまり水位が高過ぎると仕事がし難かったり駐車場が狭くなってしまう業者があるし、水位の上下が激しいとボート桟橋の保守がたいへんです。おまけに雨が降るたびに川水が大量に流れ込むから、水温はなかなか上昇しません。今シーズンのスポーニングの後れは、寒さだけではなく、このところの雨の多さがもろに影響してるようです。まあそれでも水位が低過ぎて昇降機が使えなかったり、桟橋へ降りるだけでもたいへんだった昨年同時期にくらべたらはるかにましな状況ですから、ぜいたく言ってたら怒られるかもしれませんが……。

 4月後半になってバスアングラーは急に増えたそうです。休日は50隻以上のボートが釣りに出るようになったし、平日でも10〜20隻は釣りをしてます。60cmを越える大きなバスがポロポロ釣れてるという情報を聞いたアングラーが釣りに来始めたんですね。40cm台後半から50cmオーバーもまずまずのペースで釣れるようになりました。好シーズンまであと一息という感じです。これで水位がもう少し低めで安定してくれて、春らしい好天が続いて水温が上昇したら、タイミングバッチリで一気にバスが釣れるようになるかもしれません。もしかしたらゴールデンウィーク頃がそのタイミングにはまる可能性があるんじゃないでしょうか。

 バスの釣れ方は今のところ七色ダムの方が上です。大きなバスがいいペースで釣れてるし、30〜40cmを1人で10尾以上釣ってくるアングラーもいます。見えバスもけっこういるそうです。そのため釣りに出るボートも池原ダムより一足早く多くなって、平日でもコンスタントに釣りに出てます。水位は高め、池原ダムからの放水で本流のボディウオーターは薄濁り、大又筋はクリア。このまま大雨とかがなければ、七色ダムはいいコンディションでゴールデンウィークを迎えられそうですね。

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