Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/09/29

ワイルドキャットで
アマダイ43cm釣れました

 ワイルドキャットでアマダイが釣れました。えー、釣ったって言えるぐらいのアマダイが試し釣り2回目でやっと釣れました。前回のは2尾とも25cm前後で小さかったですからね。

 まだ数は少ないです。アマダイの43cmが1尾と25cmぐらいのが1尾、キダイの12〜18cmが15尾ほど、カイワリ30cm、トラギス20cm2尾など。そのかわり35〜45cmのゴマサバならやたらと釣れます。仕掛けが降りていく途中にサバが掛かってきて、アマダイが釣れる底まで届きません。5本バリ仕掛けに3尾も4尾も掛かってくるから、仕掛けがぐちゃぐちゃになります。サバのいない所を探しながら釣らないと、アマダイやキダイは釣れません。

 サバが多いのに加えて、潮も速過ぎるんですよね。潮岬から大王崎方向へ流れる下り潮が速過ぎて、仕掛けが底で落ち着いてくれません。アマダイ、キダイは水深80〜90mの砂泥底にいて、底を少し切ったタナにオモリを落ち着かせて、テンビン仕掛けを底にはわせるようにして釣ります。ところが潮が速過ぎるもんだから、いったん底まで落としても、どんどん流れてしまうんですよね。

 こういうときは仕掛けが流されるのに合わせて道糸を出して底を取りながら釣っていくんですけど、あまりにも潮が速過ぎるもんだから2、3回底を取ると後は道糸が出っぱなしのどんどん流れっぱなしになってしまいます。こうなると底の魚は釣れないから、いったん仕掛けを上げて降ろしなおしです。釣ってる時間よりも、仕掛けの上げ下げやエサの着けなおしにかかる時間の方がはるかに長くって、効率悪いったらありません。

 これって夏の名残の潮ですよね。こんなに速い潮がガンガン流れてるときにアマダイを釣ろうっていうのが、そもそも無理矢理な話なわけです。本当だったからトローリングでシイラを釣りながら残り物のカジキを狙って、戻りガツオが来るのを待ってる時期のはずなのに、シイラはいない、カジキはすっかり終わった感じ、戻りガツオも来ないもんだから、まだ早いとは思うけどアマダイでも釣ってみようかと試し釣りを始めたわけです。釣り難いのは仕方ありません。いつになったら戻りガツオが来るのか、あるいは今年は戻って来ないのか、そんなこと誰にもわかりませんからね。まあそれまではこんな調子かもしれませんね。

■B.B.C.ホット情報データベースへ
■B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ