Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/11/20

第15回クリーンアップ琵琶湖
in南浜漁港に参加しました

 中部釣り場とマナーを守る会(CFM)主催の第15回クリーンアップ琵琶湖in南浜漁港が11月18日に開催されました。99年にスタートしたクリーンアップ琵琶湖は、途中1回の荒天中止を挟んで今回でまる8年になります。ここまで続けてきたら、やってる方も参加してる方もすっかり知り合い同士。朝の集合から集めたゴミの始末、閉会後のお食事会まで、運営も手慣れたもので何の不安もありません。安心して参加できるクリーンアップです。

 そんなクリーンアップに、今回は飛び入りの参加がありました。南浜漁港で釣りをしてたバスアングラーが、ゴミを拾ってるのを見て「自分も拾いますわ」と手伝ってくれたんです。このバスアングラーにとっては、クリーンアップを見るのも参加するのも初めて。何年続けてても、こういうことがあるんですね。現場で地道に活動することの大切さを改めて感じました。

 ゴミはまだまだあります。今回は琵琶湖の水位がマイナス60cm台まで下がってたので、今まで水面下になってて拾えなかった所のゴミをたくさん回収することができました。特に防波堤の先端近くの捨て石の上はひどくて、PETボトルや空き缶のほかに、なんでこんなのが捨てられてるのかと思ってしまうようなロープやシートなどがたくさんありました。切れたラインもいまだに大量にあります。この期におよんで、まだ釣り場にラインを残すバスアングラーって、いったい何なんでしょうね。

 切れたライン同士がからみ合って塊になり、そこへ新しく切れたラインがさらにからんで雪だるま式に塊が大きくなります。そこから四方八方へラインが伸びて、塊同士がつながり合ってます。ラインの塊を一つ回収しようとすると、次から次へとつながった塊がどんどん出てきて切りがありません。そんなラインの塊があちこちにあって、それが要所々々で太いロープや捨て石とからみ合って大きな塊になってます。これは簡単には回収できません。ほとんど綱引き状態です。捨て石から外れないぐらい堅く食い込んでるのは、ロープを切らないといけません。やり始めたら意地になって、最後はいつものクリーンアップとちょっと違った体力勝負になりました。

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