Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/12/15

たった1尾の
メジロは売れません

 12月15日はワイルドキャットではありません。和歌山県すさみへメジロ釣りに行ってきました。智丸の乗り合いで、12日に75〜80cmのメジロが3人で21尾も釣れてます。智丸はルアー船だけど、メジロが釣れたのはジギングではありません。電動タックルでサンマの切り身をエサにした飼い付け釣りです。智丸はルアーだけでなくどんな釣りにも対応します。飼い付けというのは、特定のポイントにサンマを撒いてメジロを寄せて釣るんですね。秋によく釣れてたのがいったん下火になって、それがまた12月10日頃から釣れるようになりました。秋に釣れてたのより一回り大きい70〜80cmのブリに近いメジロです。

 12日にたくさん釣れたという情報をネットで見て、翌13日に電話したら、1日違いで潮が止まってバッタリと食わなくなったとのこと。朝早いうちに2人で4尾釣れただけだそうです。それでも、こんな大きなメジロなら1尾だけでも十分だから行くことにしました。急に食い出すことだってありますからね。行かないことにはチャンスは捕まえられません。買わない宝くじは絶対に当たらないのと同じです。14日に行くか15日に行くか迷ったけど、天気予報を見たら15日は天気が悪くなりそうだったので14日にしました。週末は人が多いから、その前の天気がよさそうな日にしたわけです。

 ところが、朝のうちはまだよかったけど、昼前から雨。なんで天気予報、当たらないんでしょうね。12月なのに雨降り過ぎです。潮はやっぱり動かず、メジロは76cm、4.6kgが1尾釣れただけでした。1尾だけでも十分だと思ってたら、その通りになりました。まあ、釣れないよりはましですけどね。

 1尾だけのメジロは売るわけにはいきません。おみやげに持って帰って、みんなで分配することにしました。だって、メジロって安いんですよね。すさみで水揚げされてるのが1kgあたり500円前後。ということは4.6kgで2300円前後。それだったら売るより食べた方がましです。三輪崎ではもっと安くて、しばらく前に漁師のおっちゃんが釣ってきたのは、1kgあたり200円ちょっとでした。釣ってきた漁師のおっちゃんは、それはそれはがっかりしてました。魚の値段って、いったいどこでどう決まるんでしょうね。

 翌15日は冬とは思えない快晴微風で、ちょっと腹が立つぐらいのいい天気になりました。なんで天気予報、当たらないんでしょうね。港の様子を見に行ったら、会う人、会う人に「今日は釣りに行ってないのか」と言われました。16日も天気よさそうだから、ワイルドキャットでアマダイ釣りに行こうと思ってます。はたして予報は当たるんでしょうかねえ。

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