Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

08/01/28

和歌山南部は早くもスギ花粉が
飛び始めたみたいですよ

 1月26日、27日と2日連続ワイルドキャットでアマダイ、キダイ釣りに行ったら、目がチカチカ、鼻がムズムズ、喉はガラガラ。これは花粉ですねえ。朝一は手が凍えて鼻水が出るぐらい寒い盛りに、早くもスギ花粉が飛び始めたようです。それが紀伊半島の山から吹き下ろす北西の風に乗ってワイルドキャットが釣りをしてる海まで飛んで来てるんですね。釣りをしてると、まともに北西の風に吹かれっぱなしだからたまりません。

 家へ帰って、さっそく去年の残りの花粉症の薬を飲んだけど、この原稿を書いてる翌28日朝になっても軽い症状が消えてません。1週間前は同じように釣りをしてても花粉症の兆候もなかったから、来てるのは間違いないと思います。まだフィッシングショー前だというのに、嫌な季節が始まったみたいですね。今年の飛散開始は早めという気象庁の予想は当たってるようです。願わくば、西日本の花粉の量は平年並みか少なめという予想も当たりますように……。

 アマダイ、キダイ釣りの釣果の方は、日によってものすごくムラがあります。潮流がフラフラと安定しないからですね。19日はゲスト5人のチャーターでアマダイ28〜45cm9尾とキダイ15〜23cm70尾。26日はキャプテン1人でアマダイ30〜43cm4尾、キダイ15〜22cm81尾。27日は2人で昼までにアマダイ28〜40cm4尾、キダイ15〜22cm50尾。場所は3日とも同じ井田沖で、19日は南西へ流れる上り潮、26日は北東へ流れる下り潮、27日はほとんど流れず。

 アマダイ、キダイ釣りで潮がぜんぜん動かないのは最悪です。ボートが同じポイントから移動しないから、どうしてもアタリが遠くなってしまいます。おまけに魚の食いもよくないし、アタリもわかり難いし……。ゲストのおじさんなんか退屈してラジオを聴きながら競馬新聞を見始める始末です。カモメにあげる外道もなかなか釣れなくて、しんぼう強く付いて来たカモメがしまいに食べ物くれとガーガー騒ぎ始めるから、うるさいったらありません。

 それでもがまんして釣ってればキダイならまあまあ数釣れておみやげになるけど、毎年スギ花粉が飛び始めるのはキダイが終わりかけてからのはずなんですよね。こんなにキダイがよく釣れる寒い盛りに花粉が飛び始めるのは、絶対に何かおかしいんじゃないでしょうか。30日は下野正希プロの取材のお供で福井県小浜か和歌山県すさみかどちらかへジギングに行く予定になってます。天候も心配だけど、天気がよかったらよかったで花粉が心配です。

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