Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

96年11月15日

Bassingかわら版の解説通りに釣って
クラシックで奮戦した選手がいた

 山梨県河口湖で開かれたジャパンスーパーバスクラシック2ndステージの初日、上位に残っていた選手の1人から声をかけられた。

 「Bassingかわら版の琵琶湖の解説を読んで、その通りにやったら釣れました」
 彼の名は斉藤正樹。東北からただ1人参加し、琵琶湖戦の初日4位、2日目21位、トータルポイント4位の好成績で折り返し、河口湖の初日も8位に食い込み、トータルポイント4位で最終日を迎えた。つまり、クラシックの初日から3日目まで、今江克隆プロや沢村幸弘プロなどの強豪にまじって、奮戦していたというわけだ。

 斉藤プロは最終日ノーフィッシュで終わりトータル23位となったが、東北から参加した選手がクラシックでこれほどがんばったのは初めてのことだ。今回のクラシックには九州からも桑野伸二、大橋茂史の2選手が参加している。残念ながら九州の2人は琵琶湖での成績が奮わず、河口湖戦に残ることができなかった。しかし、桑野プロはJBジャパンプロシリーズのランキングによる実力勝負でクラシック出場を勝ち取っている。東北や九州でも実力のあるトーナメンターが育っていることは、どうやら間違いのない事実のようだ。

 それと同時に、斉藤プロの「Bassingかわら版を見て」という言葉が、非常に強く印象に残った。東北から琵琶湖へきたトーナメンターが、インターネットで琵琶湖のバスフィッシングの情報をチェックし、その通りにやったらクラシックの上位で戦うことができたと言うのだから、このメディアも着実に育ち、一部のアングラーからの支持も得られているようだ。

 Bassingかわら版は今年7月半ばにスタートした。そのときは、まだ内容も現在ほどではなかったが、その後、様々な試行錯誤を重ねるとともに、次第に内容も充実してきた。9月にはアメリカ西海岸で取材した内容を現地から直接送って、これはかなりの評判になった。さらに、10月前半に琵琶湖で開かれたJBジャパンプロトーナメントの最後の2試合と今回のジャパンスーパーバスクラシックでは、プラクティスからトーナメント本番にかけての毎日、速報体勢でその日の夕方には状況や成績を発信している。また、9月中旬からは、週刊ルアーニュースに掲載されている80カ所以上についてのフィールド情報を毎週新しくして提供し続けている。

 Bassingかわら版は、アウトドアオンラインというインターネットの情報サービス会社を通じて情報提供を行っている。そのアウトドアオンラインから毎月、1カ月間にどれぐらいのアクセスがあったかというデータが送られてきて、どのページは何回見られたかがわかる。

 そのデータによると、Bassingかわら版を呼び出して最初に出てくるホームページは、7月中に3105回見られていることがわかる。この数字が意味するものは、3105人が見たということではなく、そのページが単純に3105回表示されたということだ。だから、1人が1回アクセスしたときに、同じページを何回も見ていれば、それがすべてカウントされている。この数字をページビューと呼ぶのが正しいかどうかについては異論があるかもしれないが、ここではとりあえずページビューと呼ぶことにする。

 7月は3105回だったBassingかわら版ホームページのページビューは、8月には7150回に増えた。そして9月には13120回という数字になっている。それに比例して、ホームページの下にあるいろんな情報ページのページビューも増えている。

 この原稿を書いている時点では、JBトーナメントの速報と週刊ルアーニュースのフィールド情報の本格的な提供を開始した10月以降のデータはわからない。アウトドアオンラインから送られてくるデータには、各ページそれぞれについてのページビューも載っているので、どんな内容のページが人気があるのかということもすごくビビッドにわかる。10月以降、いったいどんな結果が出ているのかすごく楽しみである。

B.B.C.ホット情報データベースへ
B.B.C.ホット情報のテーマ別インデックスへ