Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

98年7月24日

飛行機の中から国際電話をかけてしまった

 7月後半にアメリカへ向かったユナイテッド航空UA818便から、日本へ国際電話をかけてしまった。マイレッジサービスのタダ券で乗ったビジネスクラスのシートに、クレジットカードで使える電話が付いていたので、これは一度試してみようと知り合いに電話をかけて、すぐに切った。アメリカとカナダ以外を飛んでいる間は、衛星のシステムを使っていて、接続料が10ドルと通話料が1分あたり10ドルかかってしまうのだ。これがアメリカとカナダ国内を飛んでいる間なら、国内通話が接続料2ドル99セントと通話料が1分あたり3ドル28セント、国外への通話が接続料5ドルと通話料が1分あたり5ドルということで半額以下になる。これを使うか使わないかは、電話をかける用事の重要性と、かける人のふところ具合次第だろう。

 そういえば、グアムへカジキ釣りに出かけたときも、宿泊したハイアットリージェンシーホテルの客室にデータ通信用のモジュラージャックがあったのをいいことに、ホームページの更新やらメールのチェックに日本へたびたび国際電話をかけて、4日間の滞在で電話代が140ドルもかかってしまった。ロサンゼルスの近くのコスタメサのモーテルに泊まっているときは、市内のプロバイダーにダイアルアップ接続しているので、1回15分以内なら電話代はかからない。これが同じアメリカ国内でも、ラスベガスのホテルからコスタメサのプロバイダーに長距離電話をかけたときは、1回につき10ドル前後の料金がかかってしまう。ロサンゼルスから少し北のユニバーサルスタジオのすぐ横にあるユニバーサルヒルトンホテルからコスタメサに電話したときは、すぐ近くなのに1回10ドルから20ドルも電話代がかかって驚いたことがある。似たような距離でも、1泊数十ドルで泊まれるモーテルからなら電話代はたいてい数ドルですむから、それこそ環境次第ということなのだろうか。

 関西国際空港からロサンゼルスへ向かうUA818便に乗るのは4月以来のことだが、ジャンボジェットが違う機体になって、ビジネスクラスのシートの装備がすごく充実していた。前にはなかった液晶テレビやオーディオの装備が充実していて、おまけにラップトップパソコン用の電源まである。ところが、この電源は特殊なコネクターが必要で、普通のノートパソコンのACアダプターはまったく使えない。「EMPOWER」「15VDC」という表記のあるジャックなのだが、乗務員に聞いてもさっぱりわからなかった。いつも愛用しているマッキントッシュ・パワーブック1400CS/117をこのジャックにつなげるアダプターがあれば、ぜひ手に入れたいのだが、どなたかご存じないだろうか。

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