Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

98年10月24日

台風の影響から回復した琵琶湖
バスの元気回復はちょっと遅れ気味


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 台風10号の通過から1週間たって琵琶湖の濁りはかなり回復しました。琵琶湖大橋周辺は、岸寄りの一部を除いて、見たところすっかり濁りが取れています。真野浜の岸近くは、5日ほど前からは考えられないようなクリアな水が入ってきていて、水深1.5mほどのボトムやウィードがきれいに見えるようになりました。

 バスの釣れ方は、全般にややスローです。水温は20度ちょっとを保っていて、よく釣れてもおかしくない状態なんですけど、曇り空や雨が続いているため、台風で水温が下がったのと濁りの影響から抜け出すのが遅れているのかもしれません。

 リブレのフィッシングガイド、佐藤順一プロの話では、24日までは場所によってトップウオータープラグに40cmオーバーのヒットがあり、クランクベイト、バイブレーションプラグ、スピナーベイトなどでも釣れているものの、どちらかと言えばジグヘッドリグなどのスローな釣りの方が優勢な状況だそうです。バスは散り気味で、23日ごろになって、ようやく一部のポイントでまとまって釣れ始めたとのことです。

 24日は真野浜の沖に常時5隻以上のボートが集まっていました。バスはポツリポツリとは釣れているものの、まだ本格的な釣れ方ではありません。台風の影響で動いたバスが、秋によく釣れる場所に戻って大きな群れになるには、まだ少し時間がかかりそうです。ひょっとしたら、この週末か来週あたり、そんな群れに当たるかもしれません。琵琶湖へ出かけられる方は、秋の数釣りエリアのチェックをくれぐれもお忘れなく。

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