Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

99年1月16日

コーリングカードで
電話代がこれだけ安くなった

 昨年11月にアメリカへ行く前に申し込んだAT&Tのコーリングカードと、最初の電話代の請求が相次いで届きました。

 アメリカのホテルで電話を使うと、市内通話の電話代は通話手数料だけなんですけど、アメリカ国内の長距離や国際電話はずいぶんと割高になります。これは、モーテルなんかではそれほどでもありませんが、宿泊料金の高いホテルほど電話代も割高になるケースが多いようです。

 そのため、ロサンゼルス近くのアーバインという町にあるプロバイダーにダイアルアップ接続してメールのチェックやホームページを更新したりすると、国内電話であるにもかかわらず、1回数ドルから10数ドルの電話代がかかってしまいます。昨年9月にネバダ州のレイクミードで開かれたWON BASS U.S.0PENの速報をラスベガスから流し続けたときは、合計200ドル近い電話代がかかってしまいました。

 そこで、電話会社のコーリングカードを使って、電話代を少しでも安くあげようと考えました。これならホテルから請求されるのは市内電話の手数料だけになります。電話会社から来る請求は電話代の実費ですから、ホテルの割増分がカットできるわけです。

 9月のU.S.OPENのときにラスベガスからアーバインのプロバイダーにかけた電話は合計26回で、ホテルから請求された総額は191.12ドル。1回平均約7.35ドルでした。ちなみに、電話をかけてもプロバイダーに入れなくて、そのまま切れてしまったときでも4.7ドルかかっています。これが合計13回ありますから、全部つながっていれば1回あたりの電話代の平均はもっと高くなります。つながったときの電話代だけを平均すると、1回あたり約10ドルでした。

 11月にコーリングカードを使ってかけたときは、3回の電話がすべてつながりました。料金は総額で12.35ドルで、平均すると1回あたり約4.121ドルになります。くらべてみれば、だいぶ安くなっているのがわかります。3回の電話の長さは、それぞれ2分、13分、4分でした。2分というのは極端に短く、つながらないで切れてしまったのとほとんど同じなので、これを除外すると1回平均約5.53ドルになります。電話会社からの請求とは別に、ホテルに払った市内電話の手数料が1回あたり75セントかかっています。それを加えても9月のときの3分の2以下ですから、だいぶ安くなっていますよね。

 9月にコーリングカードを使っていれば、200ドル近い電話代のうち50ドル以上節約できていたはずです。なぜもっと早くコーリングカードを手に入れなかったのかと、この原稿を書きながら反省しています。

 コーリングカードによる節約効果は、アメリカの国内電話だけではありません。日本とアメリカの国際電話ではもっと大きな差となって現れるそうです。このあたりのことも、機会を見てご報告したいと思います。

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