12月19日夜に行われた関西釣り場とマナーを守る会(KTM)の忘年会に参加しました。KTMは淀川城北ワンドで97年から続いているボランティアによるゴミ拾い活動、淀川クリーンアップを主催しているグループなんですけど、今回は釣り場のゴミを拾った後にお鍋を囲んで、とかじゃなくて(そんなこともよくやっているらしいですが)、JR大阪駅近くの料理屋さんの一室を借りての、世間一般でよくある典型的な忘年会でした。
KTMのメンバーと釣り場以外で会うのは初めてです。交流団体の中部釣り場とマナーを守る会から飯野いづみさんを紅一点として迎えての宴会は、よく飲み(一部のメンバーですが)、よく食べ(これは全員です)、よく騒ぎ(飯野さんを除く全員です)、大いに盛り上がりました。
宿題の十大ニュースは、B.B.C.の十大ニュースはBassingかわら版で紹介したのと同じ内容だったんですけど、B.B.C.お得意の解説と番外の謎解きを加えて大受けしました。ここに書いてあることの意味がわからない人は、12月17日にアップしたB.B.C.十大ニュースを見てください。ただし、番外の答はここではお教えできないんですけどね。どうしても知りたい人は、KTMのゴミ拾いに参加してメンバーから聞き出すことをお勧めします。ただし、淀川のゴミ拾いは来年春までないので、それまで覚えてることができたらの話ですが……。
メンバーそれぞれの十大ニュースは、車がひっくり返ったとか、彼女に逃げられたとか、赤ちゃんができたとか、結婚したとかもありましたけど、やっぱりバスフィッシングとゴミ拾いの話題が中心です。中でも釣りの話になると盛り上がるのは、ごく一般のアングラーのグループとかわりません。Bassingかわら版で紹介するときは、KTMというと淀川クリーンアップの主催団体であることばかりが強調されてしまうのですが、ゴミ拾いのような活動だけでなく、釣りのグループとしても実に盛んに活動していることが、忘年会に参加してよくわかりました。
釣り場の環境保護などと言うと、どうしても堅い話になりがちで、理念や理想論が一人歩きすることが往々にしてあります。また、一般のアングラーが置かれた環境をまったく知らない人が環境問題を語っている、なんてこともよくあります。それに対して、KTMの活動は、自分たちの釣り場は自分たちの手で守るという、釣りと釣り場を大切に思う気持ちに支えられていることを強く感じました。
今回の忘年会は、本当は忘年会じゃなくて、慰労会なんだそうです。これは、KTMのメンバーで、青野ダムゴミ拾いOLMの幹事連の1人である立柳晋平さんの発言によると、忘年会というのは、今年あったいやなことを忘れて楽しくやろうという意味で、KTMの場合はそうじゃなくて、今年1年の活動をしっかり記憶にとどめて来年に生かすから、忘年会じゃなくて慰労会なんだということです。
皆さんにとって今年1年はどんな年でしたか。早く忘れてしまいたい年だったでしょうか。それとも……。
それはともかく、会長の想田博志さんを始めとするKTMの皆さん、それから青野ダムゴミ拾いOLM幹事連の皆さん、香川エコトレッキング事務局の皆さん、河北潟クリーン作戦に参加するアングラーをお世話いただいてる皆さん、中部釣り場とマナーを守る会の皆さん、全国の釣り場を守るためにがんばってるすべてのアングラーの皆さん、今年1年間ご苦労様でした。来年もB.B.C.は応援を続けますので、ぜひがんばってください。