Vol.63 07秋シーズンエギング報告
September 29, 2007
9月に入り待ちに待ったアオリイカを狙った秋のエギングシーズンに突入。大型イカが狙える春シーズンの方に何かと注目が集まっていますが、のんびり、手軽に楽しめる秋シーズンの方が私には合っているようです。
シーズンインしてから京都府丹後半島から若狭にかけてのエリア、鳥取から兵庫県北部但馬沿岸のエリアをショア&ボート、プライベート&取材でエギングを行ない、あくまでも私の個人的な意見ですが、今年の秋シーズンはまずまずの接岸量のようです。数が多い分、若干型は小さい気がしますが、潮ごとに成長していくアオリイカにとってはそれほど心配ないことかと。
ただし、昨今のエギングブームを反映してか釣り場はかなり混雑気味。平日でも国道沿いにあるような漁港はかなりのエギンガーが数m間隔で並んでいます。そんな混雑した釣り場をちょっとのぞいてみると、それほど釣れているわけでもなく、どうも人が人を呼んでいる状況。まるで休日の琵琶湖のようです。
そんな混雑したポイントを尻目に私は人の少ないポイントでのんびりエギングロッドを振っています。皆さんが思っているよりもアオリイカのスレは早く、人が多ければ多いほどこのスレは加速的に進みます。しかしアオリイカは思っている以上に広範囲に接岸し回遊しているも事実。結構どこにでもいます。イカ影が濃い日本海沿岸では、人が多い場所よりも人が少ない場所を狙っていくのが釣果を伸ばすコツです。
また昨シーズンあたりからボートを利用したオフショアのエギングもちょこちょこ行なっているのですが、ショアからの釣りにくらべ釣果では圧倒的なものがあります。混雑した釣り場から考えると急速にオフショアのエギングが進むような気がします。個人的には服部編集長のワイルドキャット号もイカのスミだらけにしてみたいと狙っているのですが(笑)。
何はともあれ、まだまだ秋のベストシーズンはまだまだ続きます。エキスパートの方も、この秋から始めてみようという方も、みなさんも楽しいエギングを!
P.S. 私が出演しているエギングDVD「エギング超入門」(仮称)が10月末に地球丸から発売されます。これからエギングを始めようという方には特にお勧めです。ぜひごらんのほどを。
■使用タックル
エギング
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージEG-TUNE S82MH、F&S84HF
リール シマノ・ツインパワー2500S
ライン サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスタイプジグ0.6号
リーダー サンヨーナイロン・GT-R FC 8lb
エギ シマノ・セフィアZR2.5号〜3号、ヤマシタ・エギ王Q3〜3.5号
偏光グラス タレックス・イーズグリーン トゥルービュースポーツ(zealフレーム)
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