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琵琶湖の湖底から
(2009/08)

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09/08/31

■台風11号、関東が暴風域に 東北の太平洋側沿岸へ(Chunichi Web)
 台風11号は31日夜、関東近海を北上し、千葉、茨城両県の一部を風速25メートル以上の暴風域に巻き込んだ。今後、暴風域を伴ったまま東北の太平洋側沿岸を進む見込みで、気象庁は暴風や高波、大雨に注意を呼び掛けた。
 31日、伊豆諸島・八丈島で最大瞬間風速42・7メートル、千葉県の銚子で36・4メートルを観測した。羽田、成田両空港で欠航が相次ぐなど、交通機関が乱れた。
 台風は31日午後6時現在、千葉県銚子市の南東約50キロを時速約30キロで北北東に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径60キロ以内が暴風域となっている。
 9月1日午後6時には、暴風域を伴ったまま、北海道・襟裳岬東南東沖に達する見込み。
 東北の太平洋側や関東は、海上で最大風速30メートル、陸上で23メートル、東北の太平洋側で波の高さが6〜8メートルの大しけが見込まれるほか、1時間に30〜40ミリの激しい雷雨の恐れもある。
9月1日午後6時までの24時間予想降水量は、東北の多い所で180ミリ、北海道で100ミリ。(共同)

■民主完勝 4議席 自民衝撃のゼロ(asahi.com滋賀)
 県民の選択は政権交代・・・。衆院選は30日投開票され、県内の小選挙区では1区が川端達夫氏、2区が田島一成氏、3区が三日月大造氏、4区が奥村展三氏と、いずれも民主前職が当選し県選出の議席を独占した。自民は公認した4氏が比例ブロックでも当選せず、4議席すべてを失った。選挙区で自民公認候補が議席を得られなかったのは96年の衆院選以来だが、この時に無所属で当選した元自民県議は復党しており、実質的な自民ゼロは初めて。参院の県選出2人も民主議員のため、県の国会議員は民主が独占することになり、政権交代後の国政の行方だけでなく、今後の県政への影響も注目される。一方、歴史的な大敗を喫した自民党県連は、初めて国会議員がゼロという事態となり、根本的な党の立て直しを迫られることになる。当日有権者数は110万847人、小選挙区の投票率は70.65%(前回69.52%)だった。
【4区/奥村氏、選挙区で初】
 民主がこれまで一度も勝てなかった4区では、前回、前々回とも比例復活に甘んじた民主前職の奥村展三氏が悲願の小選挙区での議席獲得を果たした。
 「当確」が湖南市の事務所に伝わると、奥村氏は支持者から次々に花束を受け取り、県議ら陣営幹部と万歳を繰り返した。「国民の怒り、痛みを肌で感じた。ご期待を受け止められるように自覚しながら頑張る」と決意表明した。
 過去3度の衆院選はいずれも自民前職の岩永峯一元農水相(引退)に敗れた。陣営幹部は「負けに不思議の負けなし」と、プロ野球・楽天の野村克也監督の言葉を引き合いに敗因を分析。党の組織固めを着々と進め、07年の県議選では選挙区内の4市すべてで党の公認候補を当選させた。参院選でも東近江市に本拠を置く林久美子氏と、近江八幡市選出の県議だった徳永久志氏の2人を全面支援して国政に送り込んだ。これに連合滋賀が加わり、これまで以上の組織型選挙を展開した。
 奥村氏は町議時代から積み重ねた33年の政治経験を訴え、郡部や農村部にも積極的に入った。選挙戦中盤、情勢調査で優勢が伝えられると、新たに「大勝、完勝」の目標を掲げて陣営を引き締め、相手を突き放した。
 自民新顔の武藤貴也氏は今春の候補者公募から4カ月足らずで本番を迎えた。後援組織が整わず、選挙戦は学生時代の友人らに支えられた。65歳の奥村氏を意識して「世代交代」をキャッチフレーズに掲げ、党への逆風には「党改革」を強調したが、頼みの無党派層に浸透しなかった。
 自民は岩永氏側の献金隠し問題で候補者を差し替え、公募の過程でも党内の意見が割れた影響が最後まで残った。武藤氏は近江八幡市の事務所で「努力が足りず申し訳ない」と支持者に頭を下げた。
 3度目の衆院挑戦だった共産新顔の坪田五久男氏は「建設的野党」の立場を強調したが支持は広がらなかった。
【1区/川端氏、雪辱果たす】
 県都・大津市を中心とした1区では、自公政権に終止符を打ち、税金の使い道を変える必要性を訴え続けた民主前職の川端達夫氏が8度目の当選を果たした。「当選確実」が伝わり、大津市の事務所に姿を見せた川端氏は支援者らの拍手に迎えられ「政権交代はゴールでなくスタート。新たな政治をつくる責任の重さを感じている」と語った。
 4年前の前回、党幹事長の要職にあり地元入りがままならず、小選挙区で苦杯をなめて比例復活した。その反省から、朝夕の駅立ちやミニ集会を積み重ね、地元重視の活動を強めてきた。
 連合滋賀との合同選対を早々に立ち上げて、組織票を手堅く固めた。解散後は日に日に現実味を帯びる政権交代の意義と党マニフェストに掲げた政策を訴え続け、無党派層へのアピールに力を注いだ。追い風に乗り、選挙戦中盤では「川端優位」と情勢を伝える報道が相次いだが、陣営内が気を緩めないよう手綱を締め、最後まで支持拡大に走り続けた。
 一方、自民前職の上野賢一郎氏は歳の若さと可能性を強調して無党派層への浸透を目指したが、前回川端氏を破って得た小選挙区での議席を失った。「自民にとって大変厳しい結果。足りない点を反省し、考えを深めたい」と語った。
 上野氏は、派閥政治に象徴される「古い自民党との決別」を訴え、「世代交代」の必要性を繰り返した。当選1回では異例の党税制調査会幹事を務めた実績などもアピール。公示後は丸山和也参院議員や山本一太参院議員の応援を受けて街頭に立ち、無党派層重視の選挙戦を展開したが、支えとなる自民支持層が細り、強烈な逆風をかわしきれなかった。
 国政選挙8度目の挑戦となり、比例重複で立った共産新顔の川内卓氏は、街頭や演説会で憲法9条の堅持や労働者派遣法の改正などを訴えたが、支持を伸ばせなかった。
【2区/田島氏、手堅く3選】
 前回郵政民営化をめぐって保守分裂選挙だった2区では、民主前職の田島一成氏が保守一本化で挑んだ自民前職の藤井勇治氏らを破って3選を果たした。当選確実が報じられた田島氏は、支援者らの歓声にわく彦根市の事務所で「今後の4年間に大きな責任を感じている。選挙戦で約束した政策を着実に実行していきたい」と決意を述べた。
 「政権を担える準備はできている」。解散直後、田島氏はこの選挙を「決着の夏」と名付け、政権交代の実現をめざした。
 前回の当選は自民が二分されたためと、危機感を抱きながら選挙戦をスタート。連合滋賀などの組織を着実に固める一方で、朝の駅立ちやミニ集会では、農家への戸別所得補償制度などマニフェストの説明に時間を割き、無党派層だけでなく保守層にも支持の浸透を図った。党の政調副会長を務め、石綿健康被害救済法などの立法にかかわってきた政策通の一面もアピールしてきた。
 力となったのが地元選出の民主系県議だ。4年前の2人から7人に増え、市議や町議らと連携して票の掘り起こしや保守地盤の切り崩しを進めた。その結果、有権者の多い地元の彦根市だけでなく郡部にも支持を広げた。
 一方、前回「刺客」として立候補し、比例で復活当選した藤井氏は、湖東三山スマートインターチェンジの設置など社会資本整備を実績として訴えてきた。
 公示後には、かつて秘書を務めた古賀誠・党選対本部長代理や谷垣禎一・元財務相らを応援に迎えた。その一方で、「湖東、湖北の声を国政に」と、党の政策よりも地域代表としての存在意義を強調。集落単位での集会を数多くこなして保守層を固めてきたが、無党派層には支持が広がらず、逆風の前に涙をのんだ。 
 藤井氏は「私の力不足と不徳の致すところ。手応えを十分に感じていたので無念、残念だ」と語った。
【3区/三日月氏、追い風3選】
 新住民の票が勝敗を左右すると見られていた3区は、民主前職の三日月大造氏が追い風に乗って3選を果たした。当選確実となり、草津市の事務所に現れた三日月氏は「今の政治を変えてほしいという思いが強かった結果だ。まじめにマニフェストを実行し、これからが勝負になる」と抱負を述べた。
 三日月氏の当選は「風」だけが理由ではない。03年に初当選して以来、「民意を聞きたい。地域の思いを拾いたい」と定期的にミニ集会を開いてきた。毎週月曜日の駅立ちも欠かさず、政策と信念を訴える地道な政治活動が選挙で実を結んだ。
 今回は「政権交代」を掲げつつ、党のマニフェストを丁寧に説明。農村部では農業施策、都市部では子育てや年金など地域に応じて訴える内容を変え、自民支持層にも食い込んだ。
 昨年2月に民主推薦で当選した橋川渉・草津市長は、積極的に三日月氏を支援。栗東市のRDエンジニアリング社の産廃問題について、「産廃特措法を10年延長し、有害物の全量撤去に取り組む」とした主張も共感を得た。
 一方、三日月氏との3度目の対決だった自民前職の宇野治氏は、最後まで「逆風」を跳ね返せず、またも敗れた。
 前回266票差で負けたくやしさをバネに、宇野氏は過去2回では見せなかった地域密着型の活動を展開。昨秋以降、「景気回復」を掲げて精力的に地元回りを続け、無党派層の取り込みを図った。公示後には麻生首相や伊吹文明元幹事長らも応援に駆け付け、終盤には「県内の自民党の灯を消さないでほしい」と情に訴えたが、及ばなかった。宇野氏は「今まで以上に様々な戦いに取り組んだが、風はどうしようもなく、なすすべがなかった」と述べた。
 共産新顔の木村真佐美氏は街頭やミニ集会で「建設的野党」の重要性を主張。憲法9条の堅持などを前面に打ち出したが届かなかった。
【投票率70.65% 前回上回る】
 県選挙管理委員会が30日夜に発表した当日有権者数は110万847人、小選挙区の投票率は70.65%で、4年前の前回衆院選の69.52%を1.13ポイント上回り、有権者の関心の高さが裏付けられた。
 小選挙区ごとの投票率は1区=71.14%、2区=69.71%、3区=71.48%、4区70.29%だった。
 県内で期日前投票したのは12万932人。前回の1.6倍と大幅に伸びたことなどから、高い投票率が予想されていた。
 県選管によると、戦後の衆院選の県内投票率(補選をのぞく)は1952年の82.54%が最高。近年は60%台が続き、03年には過去最低の61.42%を記録した。だが、05年の前回選挙では、郵政民営化の是非などへの関心の高まりを反映して上昇した。
 今回高い投票率になった理由として、政権選択という政治の転換がテーマとなり、有権者の関心が高まったことが挙げられる。子育てや年金など暮らしに直結する政策や低迷する景気の回復策など、数多くの争点が有権者の参加意識を高め、4年間も総選挙がなかったことも投票率を押し上げた一因と考えられる。

■梅雨は長いし、猛暑日も激減… どこへ行ったの? 今年の夏は(京都新聞電子版)
 今年の夏もきょう31日を残すのみ。真夏の太陽は雲に隠れ、最高気温35度を上回る猛暑日は平年より大幅に減った。海や水辺の人出は少なく、夏野菜は出荷減、夏の商戦も盛り上がらず…。京滋の状況をまとめた。
天候不順
 近畿地方の梅雨明けは冷夏で特定できなかった1993年を除いて、観測史上最も遅い8月3日。この影響で7月の日照時間は舞鶴市が55・3時間と平年(161・1時間)の3割にとどまり、過去最低を記録。京都市、彦根市も平年の5割前後だった。梅雨明け後も、昨年7、8月で21日間あった京都市の猛暑日は6日間と、平年(11・8日間)を大きく下回った。だが平均気温は平年並みで、京都地方気象台は「冷夏ではないが、昨夏と比べ格段に暑さがやわらいで夏らしさを感じられなかった」という。
水辺
 京都府北部の海水浴場は長梅雨などの影響で客足が落ち込んだ。天橋立海水浴場(宮津市)の累計の入り込み客は1万8800人で「昨年の4割程度」(天橋立観光協会)。1カ月早く6月に海開きした京丹後市の16海水浴場も天候不順に悩まされた。「鳴き砂」で知られる琴引浜(同市網野町)近くの民宿でも宿泊客は例年の2〜3割といい、経営者は「今年は本当に夏かなと思うくらい、浜に人が少なかった」と「短い夏」を悔やんだ。
 琵琶湖でも、前年より遊泳客が減少した。マキノサニービーチ高木浜オートキャンプ場(高島市)では、7月から8月末の来場者が延べ約2万5千人で、昨年同期比で約7千人減った。志賀観光協会によると、県内最大規模の近江舞子水泳場(大津市)も3割減という。
農作物
 京都府によると、花が咲いても結実しないなどの理由でナス、キュウリとも出荷量が昨年同期比25%減となった。水稲は7月下旬の大雨で懸念された出穂の遅れはなかったものの、日照不足から米の粒の生育が遅れている様子で、収穫時期のずれ込みが予想される。府北部の中山間地では雨で冠水した畑が乾かず、7月下旬から8月上旬の適期に種まきできなかったアズキの収量への影響が心配されている。
夏物商戦
 天候不順やボーナスの目減りもあり、夏物商品の販売は軒並み苦戦した。エアコンは、エコポイント対象ながら最も売れる7月に気温が上がらず、寺町電気街の谷山無線電機(下京区)は昨年同月比で15%売り上げが減った。ただ、盆明け後は新型インフルエンザの再流行で「除菌機能付きは売れ始めた」と変化も。
 夏物のシャツやブラウスなど衣料品も不振で、京都市内6百貨店の7月販売額は同20%減。水着販売は約3割落ちた店もあった。

■70艇、風切り湖上快走 SAILおおつ(京都新聞電子版)
 ヨット愛好家らが琵琶湖でレースを楽しむ「第11回SAILおおつ」(京都新聞社主催)が30日、大津市の柳が崎沖で開かれた。参加者は湖上の風を計算しながら白い帆を巧みに操り、順位を競った。
 大会は、大津市制100周年を記念して1998年に始まった。さまざまな種類のヨットで参加でき、今年は京滋などから107人がエントリーした。
 レースは、一般と小・中学生によるオプチミスト(OP)の2部に分かれて行われ、計70艇が風を受けながら帆や船体を動かし、陽光できらめく湖面をすべるように進んだ。
 一般の部は、兵庫県芦屋市の吉岡卓さん(38)と大阪府枚方市の荒賀裕司さん(44)が、OPの部では大津市の吉永風人君(12)が優勝した。

■びわ湖で「ウォーターボール」50メートル走−スパイダーマンも水上歩行(びわ湖大津経済新聞)
 日本ウォーターウォーク協会(大津市木の岡町)が主催する「NWWAウォーターボールde水上歩行競技大会onびわこ」が8月30日、大津市雄琴湖岸緑地公園広場沖で開催された。
 同大会は、来年に開催予定の「水上歩行コンテストonびわこ」のプレ大会として、びわ湖西岸の新たなびわ湖の名物として「びわ湖から世界に」をテーマに実施するもの。前大会に続き2回目。
 当日は大学・大学院生など6チームがエントリーし、イタリアで開発された直径約2.5メートルのウォーターボールに入り、50メートルのタイムトライアルレースを行った。地元からはびわこ成蹊スポーツ大学(大津市北比良)の学生やメカニックス系工学を研究する近畿大学の大学院生ら2チームが参加したほか、「スパイダーマン」「20世紀少年」のコスチュームでエントリーする参加者などが会場を盛り上げた。
 レースでは、初めての水上歩行に戸惑いボールの中で何度も転んだりする参加者が続出30度を越す気温の中、ボールの中の気温も上昇し、「20世紀少年」のマスクをかぶって参加した武庫川女子大学の船戸理磨子さんは「なかなか前に進まず苦しかった。見たことのないところから汗が出てきた」とボールの中で格闘しながらも何とか50メートルを完走。第1レースに出場しレース後倒れこんだ近畿大学大学院の奥田兼太さんは「シミュレーションしたのと実際は違う点も多かった。今後の研究に生かしていきたい」と苦悶の表情を浮かべながらも今後を見据える。「スパイダーマン」として参加し1分20秒の好タイムで惜しくも 2位となった京都大学4回生の八木晋作さんは「前が見えず感覚で走りきったが、世界の子どもたちに勇気を与えられるようなパフォーマンスができなかった。いつもの壁ではなく水上を走るのは難しい」と悔しがった。
 優勝したのは52秒22という昨年に次ぐ好記録で完走した「びわこ成蹊スポーツ大学宣伝部」。走者の鳥居駿登(はやと)さんは「一度も転ぶことなく完走できたのが良かった。昨晩食べたレバニラが効いたと思う。来年も出たい」と喜びのコメントを寄せる。
 同協会理事長の御舩泰秀さんは「学生たちがさまざまなパフォーマンスで盛り上げてくれて、来年に向けて最高のプレ大会となった。今後はスポンサーやテレビ局と一緒に『鳥人間コンテスト』越える大会にし、びわ湖から世界に発信していきたい」と大きな期待を寄せる。

■台風11号、夕方から夜にかけ関東地方に接近(Yomiuri On Line)
 台風11号は31日午前7時現在、八丈島付近にあり、時速約20キロで北へ進んでいる。
 気象庁によると、中心の気圧は975ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル、中心から半径70キロ以内では風速25メートルの暴風が吹いている。
 台風11号は31日夕方から夜にかけて、暴風域を伴ったまま関東地方に近づく見込み。
 1日午前6時までの24時間に予想される雨量は、千葉県や茨城県で250ミリに達する恐れがあり、気象庁は、暴風、高波、土砂災害、河川の氾濫(はんらん)などに注意を呼びかけている。

■台風11号、31日昼すぎに関東地方に最接近か(asahi.com)
 気象庁によると、台風11号は30日午後11時現在、八丈島の南南東140キロの海上を北北西に時速10キロで進んでいる。31日未明に伊豆諸島南部に達し、同日昼過ぎに関東地方に接近するとみられる。
進路図など台風情報はこちら
 関東地方や東北地方の太平洋側では、31日にかけて暴風や高波、大雨への警戒が必要。波の高さは最大6〜7メートルで、大しけとなる見通し。31日深夜までの24時間に予想される雨量は、多い所で関東地方300ミリなどとなっている。
 台風の中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。

■台風、31日昼すぎ関東接近=東北も大雨警戒を−気象庁(jiji.com)
 台風11号は30日夜、八丈島の南南東の海上を北北西へ進んだ。気象庁によると、31日未明に伊豆諸島南部に達した後、同日昼すぎに暴風域を伴ったまま関東に接近し、上陸する可能性もある。関東と東北太平洋側では大雨、暴風、高波に警戒が必要。
 11号は30日午後11時、八丈島の南南東約140キロにあり、時速10キロで北北西へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。半径60キロ以内は25メートル以上の暴風域、北東側330キロ以内と南西側220キロ以内は15メートル以上の強風域。
 関東南部では31日未明、東北太平洋側では同日昼ごろから、雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れがある。9月1日午前0時までの24時間予想雨量は、多い所で、関東が300ミリ、東北が200ミリ。予想最大風速は、海上で25〜30メートル、陸上で20〜23メートル。土砂災害や河川の増水にも警戒する必要がある。

■台風11号:関東地方、31日に暴風域入り(毎日jp)
 台風11号は30日午後11時現在、東京・八丈島の南南東約140キロの太平洋上を時速約10キロで北北西に進んでいる。気象庁によると、中心気圧は980ヘクトパスカルで、中心付近の最大瞬間風速は40メートル。伊豆諸島を北上し、関東地方は31日昼過ぎ、東北地方の太平洋側は同日夜に暴風域に入るとみられる。
 関東地方では31日朝から夕方にかけ、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。1日午前0時までの24時間の雨量は、千葉と茨城両県で300ミリ▽島しょ部をのぞく東京都と神奈川県で150ミリ▽伊豆諸島で140ミリ▽埼玉県で120ミリ−−と予想される。【堀智行

09/08/30

■水上バイクの男性が行方不明 高島・琵琶湖沖(京都新聞電子版)
  30日午後4時20分ごろ、滋賀県高島市勝野の白鬚浜水泳場から、「友人が水上バイクで琵琶湖沖に出たまま帰らない」と大阪府茨木市の男性(36)から110番通報があった。滋賀県警が警備艇やヘリで捜索したが見つからず、同日午後8時に捜索を打ち切り、31日午前8時から再開する。
 高島署によると、行方不明になっているのは同市上郡2丁目、会社員吉峰直人さん(34)。30日午後2時ごろ、1人で水泳場を出発したという。

■関東地方、31日昼前に暴風域の恐れ…台風11号(Yomiuri On Line)
 台風11号は30日午後9時現在、八丈島の南南東約160キロにあり、1時間に約15キロの速さで北北西に進んでいる。
 気象庁によると、中心の気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル、中心から半径60キロ以内では風速25メートルの暴風が吹いている。
 関東地方は31日昼前から、東北地方太平洋側では同日夜に台風の暴風域に入る恐れがある。
 1日午前0時までの24時間に予想される雨量は、関東地方の多いところで300ミリ、東北地方の多いところで200ミリに達する恐れがあり、気象庁は、暴風、高波、土砂災害、河川の氾濫などに注意を呼びかけている。

■台風11号、東日本接近へ 強風や高波に注意を(Chunichi Web滋賀)
 台風11号は八丈島の南南東を北西に進んだ。31日未明に伊豆諸島付近に近づき、昼前には関東地方に接近する見通し。太平洋側では次第に雨と風が強まるため、気象庁は注意を呼び掛けている。
 気象庁によると、30日午後6時現在、八丈島の南南東約200キロにあり、時速約20キロで北西に進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は40メートル。中心から半径約60キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
 次第に進路を北寄りに変え、伊豆諸島は31日未明、関東地方は同日昼ごろ、東北地方の太平洋側は同日夕から暴風域に入る見通し。
 台風の接近で、前線の活動も活発化し、関東地方や東北地方太平洋側は30日夜から、雷を伴って1時間に60ミリの激しい雨が降る恐れがある。
 31日夕までの予想降水量は関東地方の多い所で300ミリ、東北地方では150ミリ。気象庁は土砂災害や、河川の増水などにも注意が必要としている。(共同)

■琵琶湖:北湖と南湖で環境の差 小中学生ら湖底観察(毎日jp滋賀)
 同じ琵琶湖でも北湖と南湖で環境が大きく違うことを学ぼうと、大津市内の小中学生ら約60人がこのほど、琵琶湖汽船の新造船「megumi」に乗船し、水中カメラ付きのロボットなどで湖底を観察した。真っ黒なヘドロの堆積(たいせき)した南湖に対し、水がきれいで生き物も登場する北湖の湖底の様子に、子どもたちは歓声を上げて画面に見入っていた。
 同市が続けている環境学習の取り組み「大津こども環境探偵団」の一環で、市民や研究者で作るNPO「びわ湖トラスト」が初めて企画した。
 ロボットは県琵琶湖環境科学研究センターが開発。ライトとロボットアームで撮影した水深約90メートルの北湖の湖底は水草のない砂地で、時折エビや魚が現れるなどし、水質汚濁のひどい南湖の湖底との違いに子どもたちは驚いた表情だった。【稲生陽】

09/08/29

■台風11号が東日本に接近 強風、高波に警戒を(Chunichi Web)
 台風11号は29日夜、小笠原諸島・父島の東を北北西に進んだ。30日から31日にかけて東日本に接近、太平洋側で風が強まり、波も高くなる見込みで、気象庁が警戒を呼び掛けている。
 気象庁によると、29日午後6時現在、中心気圧は994ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は20メートル。
 30日午後6時には、やや勢力を強め、八丈島の南東に達する見込み。31日には暴風域を伴い、東日本の太平洋側に接近する恐れがある。(共同)

■台風11号:30日午後、伊豆諸島に接近(毎日jp)
 台風11号は29日午後6時現在、小笠原諸島・父島の東約440キロの太平洋上を時速約25キロで北北西に進んでいる。気象庁によると、中心気圧は994ヘクトパスカルで、最大瞬間風速は30メートル。30日午後にかけて暴風域を伴って伊豆諸島に接近し、その後進路を北寄りに変え、31日午後には東日本の太平洋側に接近する恐れがある。同庁は強風や高波に注意を呼びかけている。
 同庁によると、衆院選投開票日の30日は、北日本と西日本では晴れて暑くなるが、関東、北陸などでは曇りや雨となる見込み。【福永方人】

■30日昼すぎから波高く 台風11号で東日本太平洋側(asahi.com)
 気象庁によると、台風11号は小笠原諸島の東海上を発達しながら北西に進んでおり、東日本の太平洋側は30日昼すぎから風が強まり、波が高くなる。31日には暴風域を伴って接近する恐れがある。
 台風は29日午後3時現在、小笠原諸島の父島の東約460キロにあって、北北西に時速30キロの速度で進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートルで、中心の東側330キロ以内と、西側170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
 関東地方、伊豆諸島は、31日は波の高さが6メートルを超える大しけとなるとみられる。

■台風11号、31日に関東接近の恐れ(Yomiuri On Line)
 台風11号は29日、小笠原諸島・父島の東を北北西に進んだ。
 31日には関東に接近する恐れも出てきており、気象庁は警戒を呼びかけている。
 気象庁によると、台風11号は29日午後6時現在、父島の東約440キロの海上を時速約25キロで北北西へ進んでいる。中心付近の気圧は994ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は20メートル。台風が接近するため、東日本の太平洋側では30日昼過ぎから風が強まり、波も高くなる見通し。

■今津レガッタ:学生、市民ら愛好者参加−−あす、高島で(毎日jp滋賀)
 旧制今津中学(現・県立高島高校)が昭和初期に開催していたボート競漕(きょうそう)大会を復活させた「今津レガッタ」の第4回大会が30日、高島市今津町の湖上で開かれる。NPO法人「高島・いまづロウイングクラブ」(市川清代表)の主催で、市立今津中と高島高校ボート部員はじめ一般市民、旧制今津中OBや県内外のボート愛好者ら計約120人が参加する。
 1927(昭和2)年に第1回今津中学校主催の端艇(たんてい)競漕大会が開かれ、36(同11)年の第10回まで開催されたが、戦争に突き進む時代の中で途絶した。
 現・今津中校長と高島市初代教育長を務めた市川さんやボート愛好者らがNPO法人を設立して2006年、「今津レガッタ」として復活させた。
 種目は多彩。中学・高校の部や一般(ボート部OBら)の部では競技種目のスカル(両手漕(こ)ぎの1人、2人、4人)が中心。また、初心者向けに安定して漕ぎやすいオーシャンスカルのほか、「琵琶湖周航の歌」が誕生した時代のフィックス艇(漕ぎ手の座面がスライドせず固定し、片側漕ぎ)が登場する。
 市川代表は「琵琶湖という絶好の環境の中、ボートのすそ野を広げたい」と張り切っている。当日参加も可能な限り受け付ける。問い合わせは市川代表(0740・22・2212)。【塚原和俊】

■親アユ:産卵安定化へ放流−−高島・安曇川人工河川(毎日jp滋賀)
 高島市安曇川町北船木にある県の施設・安曇川人工河川でこのほど、今季の親アユ放流が始まった。人工河川はアユの安定した産卵確保のため設置されている。県は、業者が養殖した親アユ計約8トンを9月初めまでに順次、同人工河川に放流する予定だ。
 県によると、天然アユの自然の河川遡上(そじょう)だけでは、産卵やふ化が琵琶湖水位などの影響を受けるため、安定化のため養殖親魚をこの時期に放流している。県内には長浜市の姉川人工河川と計2カ所にある。県は、昨年の放流、産卵で計約30億4000万尾がふ化して琵琶湖へ流入したと推計している。
 この日、放流されたアユの親魚は体長十数センチで、数日中に川底の石に産卵を始める見通し。卵は約10日でふ化し、人工河川の流れに乗って琵琶湖へ流入し成長していくという。【塚原和俊】

■31日にも台風接近か=東・北日本は注意を−気象庁(jiji.com)
 台風11号は29日午前、小笠原諸島・父島の東海上を北へ進んだ。気象庁によると、30日朝から夕にかけて同諸島に近づいた後、31日から9月1日にかけて暴風域を伴って東・北日本に接近する恐れがある。
 11号は29日午前9時、父島の東約600キロの海上を時速30キロで北へ進んだ。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。東側330キロ以内と西側170キロ以内は15メートル以上の強風域。
 小笠原諸島近海や関東の南海上では、30日は波の高さが6メートルを超える大しけとなる見込みで、警戒が必要という。

■台風11号、31日接近の恐れ(asahi.com)
 台風11号は29日午前9時、小笠原諸島の父島の東約600キロの海上にあり、北に時速30キロで進んでいる。気象庁によると、31日午前には東・西日本に最も接近する可能性があり、大雨や風に警戒するよう呼びかけている。
 台風11号は中心気圧996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートルとなっている。

09/08/27

■滋賀県の「魚のゆりかご」に先進政策大賞(msn産経ニュース)
 各都道府県の地域振興や行財政改革などの優れた政策を紹介する全国知事会主催の「先進政策創造会議」が27日、都内で開かれ、最も優れた先進政策大賞に滋賀県の「魚のゆりかご水田プロジェクト」を初めて選んだ。
 プロジェクトは、琵琶湖に近接する水田と湖をつなぐ魚道を整備し、水田でコイやフナなどの魚が産卵、繁殖できる環境を再生させる試み。この水田で生産するコメのブランド化にも取り組んでいる。
 先進政策大賞は、知事会が平成18年に開設したインターネットサイト「先進政策バンク」に、各都道府県が登録した約1900件の政策から選定した。

■シイラ漬け木漂流注意 プレジャーボート被害も(日本海新聞Net Nihonkai)
 シイラ漁に使う「シイラ漬け木」と呼ばれる竹製の漁具が鳥取県沖の日本海を多数漂流。県や鳥取海上保安署が回収に当たるとともに、漁業関係者らに注意を呼び掛けている。プレジャーボートが乗り上げて破損するケースも出ている。
 県水産課によると、25日に赤潮調査していた県の漁業取締船「はやぶさ」が境港から鳥取港までの間に、最長で10メートル弱の竹を20本程度束ねた18基を目撃。鳥取海上保安署の巡視艇「とりかぜ」も8基を確認した。26日までに計6基を回収するとともに、漁協など県内の漁業関係機関や兵庫県但馬水産事務所へ連絡した。県内では3カ所で漬け木を使ったシイラ漁を許可しているが流失したとの情報はなく、島根県以西から流れてきた可能性があるという。
 鳥取市賀露町内の男性(35)によると、22日にプレジャーボートでタイ釣りに行った帰りの午後6時40分ごろ、漬け木に乗り上げ、スクリューを含むドライブ部分を破損。仲間の船に救助を求め、鳥取港までえい航してもらった。男性は「あれだけ大きい浮遊物は想定外。とっさに回避できない。夜は特に危険だ」と話していた。

■猛暑日 大阪3日、和歌山ゼロ…夏らしさなく(Yomiuri On Line関西発)
 8月というのに朝夕の風は秋めいてきた。大阪市では、最高気温が35度を超える猛暑日が、昨年までの10年間の平均は16日だが、今夏は3日しかない。日照不足のため野菜は生育が遅れて価格が上がり、エアコンやビールの売れ行きも伸びない。舌戦たけなわの総選挙と裏腹に、燃え切れないまま去ろうとする夏を振り返った。
気温は平年並み
 今夏の平均気温は各地とも平年並みで、冷夏ではない。ただ、大阪管区気象台によると、暑さが厳しくなかったのが特徴という。
 大阪市の猛暑日は、平年8・1日。地球温暖化が指摘され始めた1990年代から増え、昨年までの10年間に限ると平均16日に上る。しかし、今年は5分の1の3日(昨年13日)しかなく、雨や曇りが多かった97年の1日以来の少なさだった。
 和歌山市も97年以来の0日(同4日)。盆地で寒暖に差が大きい京都市は、昨年21日だったが、今年は6日にとどまっている。
 夜に25度を下らない熱帯夜も大阪市は過去10年の平均は44・7日だが、25日しか観測されていない。
 今年の夏は太平洋高気圧の勢力が弱かった。このため近畿では梅雨明けが過去最も遅い8月3日にずれ込んだ。梅雨明け後は、大陸からの比較的乾燥した高気圧に覆われて湿度が低い日が多くなり、同気象台は「最近では最も過ごしやすい8月になった」という。
高値
 天候不順の影響を受けたのは農産物。農林水産省は10日から毎週、全国の小売店で野菜価格を緊急調査している。レタスは1キロ当たり642円で平年より61%も高い。ジャガイモも平年より47%高い同422円。タマネギ、ニンジン、キュウリも12〜31%高い。同省生産流通振興課は「産地のダメージが大きく、平年並みに戻る見通しはまだ立たない」という。
 一方、秋の果物への影響は少なそう。25日に大阪市中央卸売市場で初競りがあった鳥取県産の二十世紀梨は、JA全農とっとりによると、「日照不足で糖度はやや低いが、大ぶりで肌もきれい」。昨年並みの約80万ケースを出荷する予定だ。
セールで挽回
出荷台数が低調だったエアコン。ウイルス除去などの機能がついた製品で販売の追い込みが続く(27日、大阪市北区で)=大西健次撮影
 夏物商戦は軒並み低調だった。日本冷凍空調工業会によると、7月の家庭用エアコンの国内出荷台数は前年比16・8%減の130万8020台。家電量販店では、ウイルス除去などの高機能製品で追い込みをかける。ビール酒造組合がまとめた7月のビール類出荷量は前年比11・8%減の58万4633キロ・リットル。8月も約1割減の見通しで、アサヒビール広報部は「原因は明らかに天候不順」とうらめしそうだ。
 日本百貨店協会によると、夏物衣料の7月の売り上げは前年比15・6%減。大阪市内の百貨店は、「客足も少なく、水着やパラソル、帽子の売れ行きが悪かったが、売り尽くしセールで挽回(ばんかい)できれば」としている。
 衣料品売り場には、すでに秋物が並ぶ。大阪府箕面市の箕面公園昆虫館周辺では、今月19日頃からコオロギが鳴き始めた。例年より10日ほど早い。秋の訪れは早そうだ。

■湖畔でロック演奏満喫! 大津 6大学合同フェス(京都新聞電子版)
 関西の6大学の学生らによる合同コンサート「グリーンロックフェスティバル」が26日、大津市のなぎさ公園で開かれた。目の前に広がる琵琶湖を見ながら、学生らは気持ちよさそうに演奏していた。
 関西の軽音楽部やサークルが加盟する「関西学生フォークソング連盟」の恒例行事。滋賀県で開くのは3年ぶりという。
 湖岸に設営されたステージで学生たちはギターやドラムを鳴り響かせ、邦楽や洋楽のヒット曲を披露した。散歩中の人も足を止めて音楽を聞いていた。
 同連盟代表の関西大3年竹橋寛記さん(21)は「琵琶湖に向かって演奏するのは開放的で気持ちいいです」と自然に恵まれた環境に満足していた。
 27、28日も開催する。無料。いずれも午前10時〜午後6時

09/08/26

■カツオ 久々300トン超(三陸河北新報社リアスの風)
気仙沼魚市場 一本釣り16隻入港
中小型主体に水揚げ
 休場明けの気仙沼市魚市場は26日、一本釣りカツオ船16隻が入港し、322トンの生鮮カツオを水揚げした。釣りカツオの入荷が300トンを超えるのは久しぶりだったが、中小(1・8キロ未満)サイズが中心。好転の兆しはまだ見えないようだ。
 早朝から入港が相次ぎ、1昨年に導入した重量自動選別機も稼働。前日に捕れた「新口」が160トン近くに上り、1キロ当たり909−141円で取引された。中小サイズが主体だったものの、買い受け人は「身質は悪くはない」と話した。
 水揚げした三重県船籍「三幸丸」(158トン)の石倉孝文漁労長は「沖で見えるのは普段は釣らない『ちんぴら』サイズばかり。釣るものがないので捕ってくるしかない」と苦しい胸のうちを明かした。

■水のない水族館:“泳ぐ”陶製の琵琶湖在来魚 高島・今津図書館で31日まで(毎日jp滋賀)
 高島市立今津図書館(同市今津町)で「水のない水族館」の展示が行われ、館内や玄関ロビーに琵琶湖在来61種の魚が“泳いで”いる。展示魚は実物大で、本物そっくりに色付けされた陶製の精巧なもの。魚たちは枯れ山水を思わせる白砂の上に据えられ、泳ぐさまは涼しげだ。
 「水のない水族館」は、2年前に大津市で開催された「全国豊かな海づくり大会」のために大津中央ロータリークラブが製作したもの。同市に寄贈され、環境保全やまちづくりのNPO法人「大津倶楽部」(山本進一理事長)が管理を委託されている。魚たちは今津図書館で再び“水を得た”形だ。同ロータリークラブ理事でもある山本さんは「県民でも琵琶湖在来魚61種を知る人は少ない。学習などに役立てて」と話している。
 61種の琵琶湖在来魚は、ビワマス、ビワコオオナマズ、ニゴロブナ、ホンモロコなどで、大小多彩。展示魚にはそれぞれ解説パネルも付けられている。今月末まで、木曜休館。【塚原和俊】

09/08/25

■全国的に気温高め=9〜11月の3カ月予報−気象庁(jiji.com)
 気象庁は25日、9〜11月の天候に関する3カ月予報を発表した。移動性高気圧に覆われて晴れる日が多く、寒気も南下しにくい状況で、全国的に気温は高めと予想。秋雨前線の活動は弱いとみている。
 【9月】北・東・西日本では天気は数日の周期で変わる。平年と比べ晴れの日が多い。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い。気温は東・西日本と沖縄・奄美で高い。
 【10月】天気は数日の周期で変わる。北日本日本海側では平年と比べ、それ以外では平年同様に晴れの日が多い。気温は北・東・西日本で高い。
 【11月】天気は数日の周期で変わる。北・東日本日本海側と沖縄・奄美では曇りや雨の日が、北・東・西日本太平洋側では晴れの日が多い。気温は東・西日本と沖縄・奄美で平年並みか高い。

■漁業従事者用サンダル「ギョサン」−小田原の靴店でネーム入れ人気に(小田原箱根経済新聞)
 小田原のマツシタ靴店(小田原市栄町1、TEL 0465-24-2233)で漁業従事者用サンダル「ギョサン」のオリジナルネーム入れが人気を集めている。
 「同商品を扱い始めた当時は茶色などの地味な色しかなかったが、徐々にカラーバリエーションを増やしていき、今ではオリジナル限定カラーを含む約30色を扱うようになった」と同店専務の松下善彦さん。
 「安さ」「丈夫さ」「滑りにくさ」に優れ、今年に入りテレビや雑誌などで取り上げられる機会が多くなるとともに客足も増え、昨年と比較して150%ほど売り上げが伸びたという。
 4月から始めたオリジナルネーム入れも順調で、チーム、サークル、ショップなどから続々と予約が入っているという。中でも小田原出身の総合格闘家・佐藤ルミナ選手のジム「roots」オリジナルギョサンやNPO法人「mama’s hug」オリジナルギョサンなどが通販などで人気を集めているという。
 松下さんは「ネーム入れはサークルやチームだけでなく個人でも可能。ぜひオリジナルのネームをプリントして一点物のギョサンを作ってみては」と話す。
 ネーム入れの初回料金は、プリント代金のほかに版代(1,000円)と原稿校正料(1,500円)がかかるが、以降同じ版でプリントする場合は版代・原稿校正料は不要。
 営業時間は9時30分〜18時30分。

■陶器製 琵琶湖の魚61種 高島・今津図書館で展示(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市の今津図書館で「水のない水族館」と題して、本物そっくりに陶器で手作りした実物大の琵琶湖の在来魚61種類が展示され、子どもたちの注目を集めている。
 陶器製の魚は、大津中央ロータリークラブが制作を依頼し、一昨年11月に大津市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」で京阪電車の浜大津ターミナルデッキに飾られた。その後、大津市に寄付され、NPO法人(特定非営利活動法人)大津倶楽部が管理している。
 琵琶湖固有種のホンモロコやビワコオオナマズ、ニゴロブナなどが所狭しと泳いでいるように見え、解説も付いている。31日まで。木曜休み。同倶楽部の山本進一理事長(55)は「運搬費などを負担してもらうことになるが希望があれば貸し出したい」と話している。

■シジミつかみ 親子ら歓声 野洲であやめ浜まつり(京都新聞電子版)
 滋賀県野洲市菖蒲のあやめ浜で24日、琵琶湖の自然に触れる「あやめ浜まつり」があり、親子連れら約200人がシジミつかみやフナの放流を体験した。
 市民団体「びわ湖の水と地域の環境を守る会」などが琵琶湖の環境や実態について関心を持ってもらおうと開催し、今年で4回目。
 参加者らは、ゲンゴロウブナの稚魚千匹を浜辺から湖に放流した。また、中主漁協が準備したシジミが浅瀬にまかれ、参加者らは水着姿になって、「なかなか見つからない」と苦戦しながら手を伸ばして砂の中からシジミを探した。見つけると歓声を上げて楽しんでいた。
 昼食には伝統食のアメノイオ(ビワマス)ご飯も振る舞われた。

■琵琶湖の水環境学ぶ 中南米研修員、外来種問題も真剣に(Chunichi Web滋賀)
 中南米各国から訪れた国際協力機構(JICA)の研修員が24日、大津市雄琴の企業「オーパルオプテックス」の施設でカヌーや魚釣りを体験し、琵琶湖の水環境について学んだ。
 JICAが運営する「水辺を中心とする自然体験を通した環境教育」研修の一環。ブラジル、アルゼンチン、コスタリカ、グアテマラで環境関連の仕事に携わる9人で、体験実習で学んだことを母国での環境保全活動や教育に生かす。
 一行は釣りを楽しみながらも、琵琶湖で他種の卵を食い荒らし、大繁殖する外来種「ブルーギル」の問題について深刻な表情で聞き入っていた。
 コスタリカ出身の非政府組織(NGO)職員マノウェル・フランシスコ・ゲレーロさん(33)は「魚に罪はないが、これ以上の繁殖は食い止めなければならない」と話していた。
 貧困のため国民の環境意識が高くない中南米の途上国にとって、日本にある環境体験施設は参考になるという。 ブラジルから来た州政府職員カロリーナ・マチャードさん(30)は「カヌーを使った環境教育は母国でも実行したい」と話した。(瀧田健司)

■両刃ナイフ所持で男性を書類送検 改正銃刀法違反容疑 兵庫(msn産経ニュース)
 兵庫県警伊丹署は25日、刃渡り5・5センチ以上の両刃ナイフを所持していたとして、銃刀法違反の疑いで同県西宮市の釣りインストラクターの男性(52)を書類送検した。
 両刃ナイフは、ダガーナイフで刺されるなどして17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受け、ことし1月の銃刀法改正で所持が禁止された。7月5日から罰則が適用されている。
 送検容疑は7月11日、大阪空港の手荷物検査場で、刃渡り約9センチの両刃のダイビングナイフを所持していた疑い。
 同署によると、男性は鹿児島県の奄美大島で釣りDVDの撮影をした際、魚をさばくためにナイフを持っていたという。「銃刀法の改正内容を知らなかった」と話している。

■両刃ナイフ所持容疑 釣り指導員を書類送検へ 伊丹署が県内初(神戸新聞ネット版)
 刃渡り5・5センチ以上の両刃ナイフを所持した疑いが強まったとして、伊丹署は25日にも、銃刀法違反容疑で、釣りインストラクターの男(52)=西宮市=を書類送検する。
 両刃ナイフは2008年の東京・秋葉原の無差別殺傷事件で使用されたことを受け、今年1月の改正銃刀法で新たに規制対象となり、7月からは罰則が適用されている。所持や販売をすると、懲役3年以下か罰金50万円以下が科せられる。兵庫県警によると、改正後、県内で初適用という。
 このインストラクターは7月11日正午ごろ、大阪空港の手荷物検査場で、刃渡り約8・7センチの両刃ナイフを所持していた疑いが持たれている。
 同署によると、海釣りのDVD撮影で奄美大島に向かう途中で、ナイフは釣った魚をさばくのに使うつもりだったという。同署の調べに対し、男は「所持できなくなったとは知らなかった」と話しているという。

09/08/24

■海の生ハム 薫製カジキ、うまみ十分(Yomiuri On Line)
 太陽の光が痛いほどまばゆく、紺ぺきの海が広がる和歌山県の那智勝浦町。生マグロの水揚げ高が全国有数の漁港で有名だ。
 小学生の頃、父とこの地を旅したことがあるが、今は道路も鉄路も便利になり、隔世の感がある。しかし、漁港の男たちと彼らを支えるしっかり者の女房たちは、何ら変わっていない印象であった。
 魚も生きがよくないとならないが、人も生きのよいこの町で、明治30年(1897年)より水産業を営む「ヤマサ脇口水産」。当代で4代目になり、買い付けから加工、販売までを手掛ける。近海でとれるマグロをメーンとしているため、水揚げ量によって市場価格も左右されがちである。そこで新商品を、と作り出したのが、「海の生ハム」と名付けた品だ。
 クロカワカジキを塩と昆布で味付けし、スモークしたほのかな香りが特徴である。カジキのうまみを十分味わうことができ、酒の肴(さかな)としてはもちろん、パンにはさんでサンドイッチにしてもよいだろう。
 また、近海物の生マグロを独自の方法で冷凍した「海桜鮪(かいおうまぐろ)」(約100g、473円から)も見逃せない。流水で解凍するだけで、とりたてのマグロと同等の味と香りを楽しめる。地元では、生とも冷凍とも違う、「第三のマグロ」と呼ばれている。
 酒は辛めの特別純米酒「勝浦浪漫(ろまん)」(尾崎酒造)が、海の生ハムに合う。また、炭酸水で梅酒を割った軽い酒もよい。(ジャーナリスト)
 50グラム(4枚入り)600円
 ヤマサ脇口水産
 (電)0735・54・2001ファクス0735・54・1516
 〒649・5335和歌山県那智勝浦町築地6の6の9

■GPS、精度低下の恐れ 来年以降、米の衛星更新遅れ(asahi.com)
【ワシントン=勝田敏彦】米軍が運営する全地球測位システム(GPS)が、早ければ来年から精度低下に陥る可能性があることが、米議会の行政監察院(GAO)の調べでわかった。老朽化したGPS衛星を更新する衛星の開発が遅れ、十分な数の衛星を確保できなくなりそうなためだ。車のナビや携帯電話、飛行機や船舶の航行にも欠かせないシステムとして世界的に使われており、日常生活にも影響が出る恐れがある。
 GPSは高度約2万キロの軌道にある衛星からの電波を受信し、位置を決めるシステム。正確な位置決めには、同時に四つの衛星からの電波を受信する必要がある。そのためには24基以上の衛星が適正配置でなければならず、その状態が95%以上あることを米政府は公約にしている。現在、予備も含めて約30基の衛星が運用中だ。
 ところが、報告書によると、来年以降、寿命が尽きた衛星が次々に運用を停止する。一方、これを更新する次世代衛星の打ち上げの開始は遅れる見通しだ。衛星を製造していたロックウェル社の宇宙・防衛部門が航空大手ボーイングに買収されるなど、業界再編で技術の継承が難しくなっている背景がある。また、宇宙政策を決定する米政府内の部局に指導力がなく、予算を十分確保できなかったことなども原因としている。
 打ち上げ計画はすでに3年遅れの状態だが、GAOは次世代衛星の打ち上げ開始が2年遅れると想定して検討した。その結果、24基を確保できる指数は来年から、適正運用の最低ラインである95%を割り込み、18年には10%にまで落ち込むことがわかった。
 報告書は、軍や民間のGPS利用者が「深刻な影響を受ける可能性がある」と警告。爆弾の着弾精度が落ちたり、大陸間の航空便の遅延や欠航が起きたりする可能性があると指摘した。
 カーナビでは、車の位置が地図上で止まったままになるなど不正確な表示をしたり、目的地までの所要時間の計算を誤ったりする可能性がある。米国のカーナビメーカーの技術者も「影響が出る可能性があり、対応を検討している」と話した。現在も使われている車速センサーなどによる補正技術を向上させたり、欧州が構築中の同様のシステム「ガリレオ」の電波を受信する機能を付け加えて補ったりする対策が考えられている。
 GPSは、爆弾の誘導など軍用として本来開発されたが、航空機の航行システムなどだけでなく、地図作製のための測量、地震や火山活動の予測に役立つ地殻変動観測にも欠かせない社会インフラになっている。
 ただ、現状で利用できる地球規模の測位システムは、米国のGPSだけ。欧州のガリレオも予算不足などから計画は遅れており、日本も衛星3基でGPSを補う「準天頂衛星」の1基目を来年度に打ち上げる予定だが、GPSの精度向上が目的にすぎない。
 GAOは米議会の関連機関で、日本の会計検査院に近い組織。行政機関の実績や効率などに関する調査を行い、議会に報告している。

09/08/23

■湖岸の藻刈りや水路清掃 「たかしま市民まつり」会場準備着々(Chunichi Web滋賀)
 高島市安曇川町の梅ノ子運動公園で29日に開かれる「たかしま市民まつり」の準備が進んでいる。高島市商工会青年部のメンバーが22日、担当するイベント会場の整備に汗を流した。
 8000匹の魚を放す「日本一の魚つかみ大会」が開かれる同公園の水路では20人が清掃作業を、「地引き網体験」が開かれる新旭町藁園の湖岸では10人が湖に入って藻刈り作業をした。
 当日はステージ発表や模擬店のほか、扇子1000個が並ぶ「日本一の扇子deアート」、「たかしまの応援歌」発表、竹明かりの会場ライトアップなどもある。花火は「光のカーテン」と題して1000発を短時間で一気に上げる。
 藤戸清隆実行委員長は「大人から子どもまで一日中楽しめるので、多くの人に参加してほしい」と話している。問い合わせは実行委=電0740(32)1580=へ。(山口哲)

■外来種駆除:ブラックバスなど、親子で釣り楽しみ−−佐賀城公園の堀(毎日jp佐賀)
 佐賀市の佐賀城公園の堀で22日、ブラックバスなどの外来種駆除を目的とした釣り大会が開かれ、親子連れなど約100人が釣りを楽しみながら駆除に協力した。
 かつて堀を覆っていたハスを再生させようと、環境団体や地元自治会、研究者らで作るハス再生実行委員会が企画。参加者は通常は釣りが禁止されている南堀と西堀で、エサやルアーを使って外来種のカメや魚を釣り上げていた。
 終了後に表彰式があり、釣果の大きさや重量に応じて記念品が贈られた。【姜弘修】

■外来害魚を釣って駆除 三次(中國新聞ネット版)
 ブラックバスやブルーギルなどの外来害魚の駆除を目的とした釣り大会が22日、三次市の馬洗川であった。江の川漁協が主催し、釣り愛好者や親子連れら79人が参加。3時間45分でブラックバス57匹とブルーギル723匹を釣り上げた。
 参加者は巴橋から上流約5キロまでのエリアで、ミミズなどの餌やルアーで大物を狙った。44センチのブラックバスを釣った人や、ブルーギル158匹の釣果を収めた人もいた。
 外来害魚はフナやアユなどを捕食し、日本の川の生態系を破壊するとされる。同漁協は釣り愛好家や市民の関心を高めるため2003年から毎年夏に大会を主催。釣れた魚は回収し、肥料として役立てる。

■ハス再生へ外来種駆除 佐賀城公園の堀釣り愛好家ら参加(Yomiuri On Line滋賀)
 佐賀市の佐賀城公園の堀のハスがミシシッピアカミミガメの食害などが原因で全滅したとされる問題で、周辺の地域住民らでつくる「ハス再生実行委員会」は22日、「外来種駆除大会」を実施した。参加者らは普段はレジャー、スポーツ目的の釣りが禁じられている同公園の堀で、ミシシッピアカミミガメや、外来種の魚を釣り上げていた。
 同公園のハスは昭和初期には佐賀城の外堀全域に繁茂していたが、徐々に姿を消し、2007年全滅した。同委員会の永原光彦事務局長によると、昨年行われた調査で、堀に生息している北米原産のミシシッピアカミミガメが水中の茎を食いちぎったことで、茎から水が入り、枯死したことが原因の一つであることが分かった。佐賀城の風物詩のハスを復活させ、景観を守りたいと今年5月、地域住民らを中心に委員会を結成。夏休みに家族で釣りを楽しみながらハス再生に関心を持ってもらおうと、駆除大会を開催した。
 県内の親子連れや釣り愛好家ら100人以上が参加。ルアーやエサ釣りでミシシッピアカミミガメやブラックバス、ブルーギル、雷魚などの外来種の魚のほか、スッポンやなまずなどを釣り上げる人もいた。釣り上げられた外来種は処分されほかの生物は堀に戻された。
 カメ2匹を釣り上げた本庄町本庄、本庄小5年大渡功晟くん(10)は「釣り上げるのは難しかったけど、お堀で釣りができて楽しかった」と話していた。
 同委員会によると、現在、市内の赤松小と循誘小でハスの栽培を行っており、来春の堀への移植を目指しているという。

■堀のハス再生を 佐賀城公園で110人が外来種駆除(西日本新聞ネット版)
佐賀城公園(佐賀市)の堀に名物だったハスを再生させようと、ハスを食い荒らしたとみられる外来種の魚やカメを駆除するイベントが22日、現地で開かれた。市民組織「ハス再生実行委員会」が、外来種による生態系破壊を広く知ってもらおうと初めて企画した。
 堀に繁殖しているのは、ミシシッピアカミミガメやブラックバス、ブルーギルなど。この日は親子連れなど約110人が集合。釣りでの捕獲を中心に、ミシシッピアカミミガメ20匹と外来魚152匹を駆除した。
 実行委は来春、堀にハスを移植する計画で、永原光彦総括事務局長(66)は「こうした駆除活動を続けていきたい」と話していた。

■湖底の居心地、実態調査 環境省、酸素量など観測へ(asahi.com)
 湖沼の底は生き物にとってすみやすい場所か――。環境省は来年度から、これまで観測していなかった湖沼などの底層水についても、水中に溶けている酸素(溶存酸素)の量や透明度などの観測を始める。底層水は冬場に表層水と入れ替わりやすい。底層水の生態系への影響を把握し、生物多様性の保全に役立てる方針。10年度政府予算に概算要求する。
 溶存酸素量は生活環境保全の重要な指標として環境基準が定められている。これまでは水面近くの測定で、多様な生物がすむ底層の実態ははっきりしなかった。そこで観測機器を沈め、酸性度、水温、透明度などとともに常時測定することにした。琵琶湖(滋賀)、霞ケ浦(茨城)、諏訪湖(長野)、中海・宍道湖(鳥取・島根)、釜房(かまふさ)ダム(宮城)、閉鎖性海域の広島湾、播磨灘など10カ所程度で観測、底層水の新たな環境基準を設けることも検討する。
 琵琶湖などでは、冬に表層水が大気で冷やされ重くなることで水が循環してきたが、ここ数年は循環が弱まっていると指摘されている。例えば琵琶湖では、ハゼの仲間のイサザと呼ばれる魚が、温暖な冬に湖底の酸欠で死んだ例も報告されている。今回の調査では、温暖化によって底層の水質に影響を及ぼしていないか、などについても把握したい意向だ。(桜井林太郎)

09/08/22

■沖縄でクロマグロ稚魚を初捕獲 人工種苗の量産に期待(Chunichi Web)
 水産総合研究センター遠洋水産研究所(静岡市)は22日までに、沖縄県の南西諸島近海で行った調査で、マグロ類の稚魚230匹の捕獲に成功した。
 同研究所によると、DNA分析により約3分の1がクロマグロであることが判明した。体長2センチ、体重2〜3グラム前後とごく幼いクロマグロの稚魚を多数捕獲したのは世界で初めてという。10月に盛岡市で開かれる日本水産学会で発表する。
 高級トロが取れるとして日本の市場で高値で取引されるクロマグロは、長年の乱獲で資源が減少、養殖用の人工種苗の量産技術開発が待たれている。
 同研究所生物特性研究室の田辺智唯室長は「稚魚が何を食べているかなどの生態を知ることで養殖用の飼料をつくる参考になり、大量生産につながる」と期待している。
 捕獲した稚魚はふ化後2週間〜1カ月程度と推定される。調査船「俊鷹丸」(887トン)でことし6月10日、目を細かくしたトロール網を使い、沖縄県・久米島の西約70キロで捕獲した。
 日本の2008年のクロマグロ消費量は約4万トンで世界で捕獲されるクロマグロの約8割が日本で消費されているといわれる。(共同)

■ハス再生へ、釣り楽しみ外来種駆除 佐賀城公園の堀(佐賀新聞ひびのニュース)
家族連れら150人が協力
 佐賀城公園の堀に生息する外来種生物を取り除き、名物として親しまれていたハスなどの在来種を再生させようと22日、「外来種駆除大会」が同公園の西・南堀で開かれた。5歳から84歳までの家族連れやボランティアら約150人の”太公望”が釣りを楽しみながら、外来種駆除に一役買った。
 外来種による生態系破壊に警鐘を鳴らすイベントで、公園の堀にハスを再生させる活動を続ける「ハス再生実行委員会」が開いた。同実行委はハス減少の要因としてカメの食害があると指摘。ハスは水中の茎をかじられると、そこから水が入り枯死するという。
 大会は釣りによる駆除を目指し、ミシシッピアカミミガメ、ブラックバス、ブルーギルなどが対象。釣り上げた外来種はスタッフが処分した。参加者らは鶏のささ身やミミズ、ルアーなどを使い、普段は釣りが禁止されているお堀に釣り糸を垂らした。釣り初心者の前田紗里奈さん(11)、至穏君(9)=佐賀市鍋島町=姉弟はそれぞれブルーギルを釣り上げ「予想以上に楽しかった」と笑みを浮かべた。
 実行委の永原光彦事務局長は「広く市民に協力してもらい、長期的視野で外来種駆除を続け、名物のハスをもう一度復活させたい」と述べた。

09/08/21

■琵琶湖:「ベントス」で底層を学ぶ 来月5日から、調査・学習会(毎日jp京都)
 市民団体・琵琶湖市民大学は9月5日午後1時〜6日午後3時、滋賀県湖北町尾上の朝日漁業会館で調査実習・学習会「琵琶湖のベントスの世界」を開く。ベントスは底生生物で、魚のエサになったり、底質の有機物を分解したり、食物連鎖に欠かせない。参加者を募集している。
 調査から琵琶湖底層の様子を学ぶ。1泊3食付きの参加費は一般5000円、学生2500円。先着30人。申し込みは28日までに、氏名、住所、電話番号を記し、ファクス(078・801・7453電話共用)か電子メール(biwako@hyogokankyo‐lab.com)で同大学事務局へ。

■ハス:佐賀城「名物」無残、カメの食害で消滅? あす外来種駆除で釣り大会(毎日jp佐賀)
 佐賀城公園(佐賀市)の名物として親しまれていた堀のハスが、外来種のミシシッピアカミミガメの食害などで失われているのを受け、水生生物を対象とした「外来種駆除大会」が22日、同公園の南堀と西堀で開かれる。
 外来種による生態系破壊に警鐘を鳴らすイベントで、同公園の堀にハスを取り戻す活動をするハス再生実行委員会の主催。
 釣りによる駆除で、キャッチ・アンド・リリースは禁止。駆除対象は▽ミシシッピアカミミガメ▽ブラックバス▽ブルーギル−−などを想定しており、釣り上げた外来種は処分する方針。
 県佐賀土木事務所によると、かつて堀全体に見られたハスは、40年以上前に北堀から姿を消し、西堀でも10年ほど前に消滅。最後に残った南堀も06、07年の2年間で壊滅した。
 近年、ハスが減った要因の一つがカメによる食害という。ハスは水中の茎をかじられると、その部分から水が入り、枯死する。
 堀には、ミシシッピアカミミガメなどの外来種が大量に繁殖し、在来の生態系を破壊しているとされる。【上田泰嗣】

■釣り大会:外来魚駆除へ−−江の川漁協、あす(毎日jp広島)
 江の川漁協(三次市三次町、辻駒健二組合長)は22日、ブラックバス、ブルーギルなどの外来魚を駆除する釣り大会を江の川支流の馬洗川で開く。
 午前6時、三次市十日市東2の親水公園の大会本部で受け付けの後、同6時45分から同10時半までルアーや餌で狙い、釣果を競う。上位3位まで釣り具などの景品が出るほか、先着100人に参加賞を贈る。無料。
 問い合わせは同漁協(0824・62・2744)。【小原勝】

■冬鳥オオヒシクイ、湖北で越夏 県内初 1羽確認(京都新聞電子版)
 滋賀県湖北町今西の琵琶湖岸で、越冬後も大陸に渡らずに居残った冬鳥のオオヒシクイ1羽が、酷暑に負けず元気に夏を過ごしている。湖北野鳥センター(同町)によると、滋賀県内で越夏が確認されたのは初めてで、「羽が生え替わる様子も観察でき非常に貴重」という。
 オオヒシクイは体長90センチ前後のカモ科の渡り鳥で、国の天然記念物に指定されている。ロシアのカムチャツカ半島で初夏に繁殖し、湖北地域には毎年9月下旬ごろから順次飛来して越冬する。
 センター職員が、換羽時期の7月下旬に近くの田んぼに成鳥が飛来したのを確認。現在は湖岸付近で草を食べたり、水浴びをしたりして過ごしており、新しい羽を羽ばたかせ始めている。
 琵琶湖で越冬したかどうかは不明だが、同センターは「春に群れからはぐれた後、安全な場所を求めて迷い飛んでいたのではないか。仲間が来るまで元気でいてほしい」と願っている。

09/08/20

■大量のごみ漂着 台風や大雨影響か(紀伊民報AGARA)
 和歌山県白浜町や田辺市などの海岸で、木片など大量のごみが打ち上がっている。住民らは「先日の台風9号で四国に大雨が降り、海に流れ出たごみが、北西寄りの風に乗って流れ着いているのでは」と話している。
 白浜町では流木が海岸に流れ着き、町や近くの住民らが対応に追われている。
 町生活環境課によると、風向きによって場所が異なるものの、白良浜―江津良の海岸に14日からほぼ毎日漂着しており、19日までで計約22トンを回収した。20日も作業を続けている。
 町では海水浴場での回収を優先させ、早朝に作業をして海水浴に支障が出ないようにしているという。
 流木は長さ2メートル足らずのものが多く、町では「台風などで川から流れ出たのが漂流していたようだ。夏特有の高気圧の張り出しが弱く、本来ならない北西寄りの風が吹いたのも要因では、という話も聞いた」としている。
 田辺市目良、民宿「元嶋館」によると、同館裏の海岸には、10日ごろから徐々に漂流物が増え始めた。約400平方メートルに渡って漂流物が集まっている。元嶋館は「7月の水害で岸などで止まっていた漂流物も、台風の影響で潮の流れが変わって一緒に流れてきたのでは」とみている。
 木やササの切れ端が多く、中には2メートル近い丸太もあり、発泡スチロールや缶、ペットボトルなども混じっている。いまは流れ着く量は落ち着いているという。
 ほかにも、田辺市上屋敷の田辺大橋付近やみなべ町の浜などにもごみが漂着している。

■ブラックバス運んだ疑い 42歳男「彼女に見せようと」(asahi.com)
 特定外来生物のブラックバスの一種、オオクチバスを釣って生きたまま運んだとして、奈良県警吉野署は19日、大阪市生野区の電気工事士の男(42)を外来生物法違反(運搬の禁止)容疑で現行犯逮捕したと発表した。ブラックバスは生態系を壊す恐れがあるとして、運搬や飼育が禁止されている。県警によると、同容疑での逮捕は珍しく、男は「釣ったバスを彼女に見せようと思った」と供述しているという。
 吉野署によると、男は19日午前11時10分ごろ、同県下北山村の池原ダムで、釣ったオオクチバス2匹(体長53センチ、同54センチ)をクーラーボックスに入れて車に運搬した疑いが持たれている。
 バス釣り愛好家の間では、池原ダムは人気スポットとして知られている。男は6月ごろ、ダムそばの禁漁区域で釣りをし、署員から注意を受けていた。この署員が19日、同じ禁漁区域で釣りをしている男を見かけ、職務質問をして発覚したという。

09/08/19

■釣ったブラックバスを車に=「彼女に見せたかった」、男逮捕−奈良県警(jiji.com)
 特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は19日、特定外来生物法違反容疑で大阪市生野区生野東の電気工事士中田盛央容疑者(42)を現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
 オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
 逮捕容疑は、同日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。
 同署によると、池原ダムはバスの釣り場として有名で、中田容疑者は、18日から彼女と釣りに来ていたという。

■洋上の「格闘」に興奮冷めず(東日新聞ネット版)
 蒲郡市海陽町のラグーナ蒲郡にあるラグナマリーナを拠点に「第8回蒲郡ビルフィッシュトーナメント」が先週末に開かれ、渥美半島沖や三重県大王崎沖の太平洋でたくさんのカジキマグロが釣り上げられた。
 県内外から21チームが参加した大会は、土日の2日間で釣り上げたカジキマグロの総重量によるポイントで順位を争った。
 約2時間の格闘の末、三重県志摩市の安乗崎沖で106.8キロのクロカワカジキを釣った岡井文俊さん(42)=武豊町=は、「すごい引きで、体を持っていかれそうになった。釣り上げるまでに30分ほどかかった」とうれしそうに話した。

■11月に第2回びわ湖検定2級所持者対象に1級新設(Yomiuri On Line滋賀)
 琵琶湖を中心に滋賀の知識を問う「びわ湖検定」の今年の実施概要が決まった。検定は昨年に続く2回目で、11月29日午前9時30分から、草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスで実施。3級(基礎)、2級(やや高度)に加え、今年から2級所持者のみ挑戦できる1級(高度)が加わる。
 検定時間は90分間。マークシートの択一方式(1級は記述あり)で、3級は7割以上、2、1級は8割以上の正解で合格となる。3、2級には、博物館や寺社を巡ると、点数が最大で2割加算されるスタンプラリーもある。問題は、昨年発行された公式問題解説集と続編(各1260円)を参考に出される。
 昨年は、実行委の予想を600人以上上回る1872人が受験。合格率は3級が95・9%、2級は87%だったといい、実行委は「滋賀の宝物発見のきっかけにしてほしい」としている。
 公式問題解説集とその続編は、県内の主要書店などで発売している。申し込み受け付けは9月10日から。問い合わせは実行委(077・524・7168)。

■外来魚駆除へ釣り大会 三次(中國新聞ネット版)
 江の川漁協は22日、江の川流域の生態系を破壊する外来魚を駆除する釣り大会を、三次市内の馬洗川で開く。
 ブラックバス、ブルーギルの魚種別部門のほか、小学生以下の部を設け、釣った外来魚の数で競う。上位3位までには釣りざおやルアーなどの景品が出るほか、先着100人には参加賞をプレゼント。釣った魚は回収し、肥料などにする。
 午前6時から、三次市の十日市親水公園の大会本部で受け付けし、同45分から午前10時半までルアーや餌で釣る。無料。参加者にはアユの塩焼きを振る舞う。漁協=電話0824(62)2744。

■「いけないけど…」横浜で禁止区域での釣り人摘発増加 マナー悪化(msn産経ニュース)
 横浜港の埠頭(ふとう)の防波堤や横浜ベイブリッジの橋脚など、立ち入り禁止区域で釣りをする人が軽犯罪法違反(禁止場所への立ち入り)で大量に摘発されていることが、神奈川県警への取材で分かった。インターネットなどで「穴場」として広まり、県外から訪れて違反する人も。埼玉県内の池でも同様の違反が続いており、警察は「危険で事故に巻き込まれる」と注意を呼びかけるが、違反と認識しつつも後を絶たない。釣り愛好団体は「一部の行為が楽しい釣りのイメージを台無しにする」と頭を悩ませている。(今仲信博)
 本牧ふ頭にある防波堤。フェンスを乗り越えて立ち入り禁止区域で釣りをしていた東京都東久留米市の男性会社員(46)ら2人が今年5月、摘発された。2人は「入っちゃいけないのは知っていたが、よく釣れるので入った」と話したという。横浜水上署によると、同様の釣り人の摘発は昨年、88人に上った。ネットの掲示板や口コミで「穴場」として広まって数年前から増え始め、今年は7月までに57人と昨年同期(35人)を大幅に上回るペースとなっている。
 幅約2メートルの防波堤は、高さがあるため満潮でも沈まないが、転落すれば防波堤に上がるのは難しい。船舶通過時には、波も押し寄せる。かつて釣り客が海に落ち、数日後に遺体でみつかることもあった。危険と隣り合わせだが、クロダイを狙って「人がいない場所の方が大物が釣れる」と、立ち入り禁止区域に入る多くの人々はいわば“確信犯”だ。
 横浜港の埠頭(ふとう)の防波堤や横浜ベイブリッジの橋脚など、立ち入り禁止区域で釣りをする人が軽犯罪法違反(禁止場所への立ち入り)で大量に摘発されていることが、神奈川県警への取材で分かった。インターネットなどで「穴場」として広まり、県外から訪れて違反する人も。埼玉県内の池でも同様の違反が続いており、警察は「危険で事故に巻き込まれる」と注意を呼びかけるが、違反と認識しつつも後を絶たない。釣り愛好団体は「一部の行為が楽しい釣りのイメージを台無しにする」と頭を悩ませている。(今仲信博)
 本牧ふ頭にある防波堤。フェンスを乗り越えて立ち入り禁止区域で釣りをしていた東京都東久留米市の男性会社員(46)ら2人が今年5月、摘発された。2人は「入っちゃいけないのは知っていたが、よく釣れるので入った」と話したという。横浜水上署によると、同様の釣り人の摘発は昨年、88人に上った。ネットの掲示板や口コミで「穴場」として広まって数年前から増え始め、今年は7月までに57人と昨年同期(35人)を大幅に上回るペースとなっている。
 幅約2メートルの防波堤は、高さがあるため満潮でも沈まないが、転落すれば防波堤に上がるのは難しい。船舶通過時には、波も押し寄せる。かつて釣り客が海に落ち、数日後に遺体でみつかることもあった。危険と隣り合わせだが、クロダイを狙って「人がいない場所の方が大物が釣れる」と、立ち入り禁止区域に入る多くの人々はいわば“確信犯”だ。

09/08/18

■アユの天敵退治 旭川でバス釣り大会(山陽新聞WEB NEWS)
 旭川南漁協(岡山市北区建部町福渡)管内を流れる建部町地区の旭川と久米南町の誕生寺川で16日、アユの天敵とされるブラックバスなどの外来魚駆除を目指した「バス釣り大会」が開かれた。
 市内や倉敷市などから愛好者112人が参加し、ブラックバスの総重量で釣果を審査。旭川は鹿瀬橋(同建部町吉田)―旭川ダム(同町鶴田)間、誕生寺川は全域をエリアに大物を狙い、主会場の旭川河川公園(同町建部上)では橋脚の下などのポイントめがけてルアーを何度も投げ込んでいた。
 体長約50センチのナマズを釣り上げた三門小6年原田祐希君(11)は「根掛かりしたかと思うほど引きが強烈。ブラックバスも狙いたい」と話していた。
 この日はブラックバス計34匹、約9・2キロが捕獲された。
 上位成績は次の通り。(敬称略)
 (1)高尾俊章(岡山市)(2)樋口嘉史(吉備中央町)(3)柚木寿夫(倉敷市)

■水死体:防波堤付近に父子の遺体−−大津・和邇漁港(毎日jp滋賀)
 17日午前5時15分ごろ、大津市和邇中浜の和邇漁港の防波堤付近で、男性2人の遺体がうつぶせで並んで浮いているのを、近くを散歩していた同市内の男性(64)が見つけた。県警大津北署によると、遺体は同市朝日1の無職の男性(59)と同、無職の長男(21)。岸壁には争った形跡はなく、着衣にも乱れはなかった。死因は水死とみられ、同署は事故か心中の可能性があると見て捜査している。【村瀬優子】

09/08/17

■男性2人の身元判明 大津・和邇、漁港の遺体(京都新聞電子版)
 17日朝に大津市和邇中浜の漁港で遺体で見つかった男性2人は、大津北署の調べで同日、同市の無職男性(59)と男性の長男(21)と分かった。

■今年4例目のアオコ発生 大津・際川の湖岸で(京都新聞電子版)
 滋賀県は17日、大津市際川の湖岸でアオコ発生を確認したと発表した。今年4例目。幅1メートル、長さ20メートルで、水道水などへの影響はないという。

■大津の漁港に父子の2遺体 心中か事故とみて捜査(Chunichi Web)
 17日午前5時15分ごろ、琵琶湖沿岸にある大津市和邇中浜の和邇漁港で、男性2人の遺体が浮いているのを散歩中の男性が見つけた。
 大津北署によると、2人は大津市内に住む男性(59)と長男(21)。死後間もないとみられ、目立った外傷はない。長男は重度の知的障害だった。同署は心中か事故とみて捜査している。
 2人はいずれもTシャツ、短パン姿で、漁港の防波堤の内側約5メートルの水面に、うつぶせで並んで浮いていた。所持品は見つかっていない。
 和邇漁港を管轄する志賀町漁協によると、17日午前5時ごろ、2人と年格好の似た男性2人が港付近に座っておにぎりを食べているのを漁師が目撃したという。(共同)

■水死体:大津の漁港に男性2人 事件、事故両面で捜査(毎日jp)
 17日午前5時15分ごろ、大津市和邇(わに)中浜の和邇漁港の防波堤付近に男性2人の遺体がうつぶせに浮いているのを、散歩していた同市内の男性(64)が発見した。県警大津北署によると遺体に目立った外傷はなく、水死とみられる。同署は身元確認を急ぎ、事件と事故の両面から調べている。【後藤直義】

■大津の漁港で男性2人が変死(msn産経ニュース)
 17日午前5時15分ごろ、大津市和邇(わに)中浜の和邇漁港内で、中年男性と若い男性の2人の遺体が浮かんでいるのを、散歩中の近くの男性(64)が発見し、110番した。大津北署は、ともに外傷など争った跡がないことから、事故などの可能性もあるとみて調べている。
 同署によると、1人は50〜60歳代で、横じまのTシャツに短パン、サンダル姿。もう1人は20〜30歳代で、紺色のTシャツ、短パン、白のスニーカー姿。堤防から数メートルのところで死亡していた。所持品などはなく、身元確認を進めるとともに、司法解剖して死因を調べる。
 漁港を管轄する志賀町漁業協同組合によると、漁港は自由に出入りでき、休日は釣りをする人もいる。この日は午前5時前ごろ、組合の漁師が、中年と若い男性の2人が座って、うち1人がおにぎりを食べているところを見かけたという。

■漁港に男性2遺体 大津・和邇(京都新聞電子版)
 17日午前5時10分ごろ、大津市和邇中浜の漁港で、男性2人の遺体が浮いているのを散歩していた同市水明2丁目の会社員男性(64)が見つけ、110番通報した。
 大津北署によると、遺体は1人が50〜60代、しま模様のTシャツにベージュ色の短パン、サンダル姿で、もう1人が20〜30代、紺色Tシャツにベージュ色の短パン、白い靴を身に着けていたという。
 着衣の乱れや目立った外傷はなく、同署が身元と死因を調べている。

■琵琶湖の漁港に若い男性の2遺体(Yomiuri On Line)
 17日午前5時15分頃、琵琶湖に面する大津市和邇(わに)中浜の和邇漁港で、男性2人の遺体が浮いているのを散歩中の近くの男性(64)が見つけ、110番した。
 滋賀県警大津北署の発表によると、2人はいずれもTシャツに半ズボンの普段着姿で、救命胴衣は着けていなかった。1人は20〜30歳代とみられ、大きな外傷は見られないという。同署が事件と事故の両面で調べている。

09/08/16

■106キロのカジキ釣った! 蒲郡で大会(Chunichi Web愛知)
 カジキの大物釣りを競う「第8回蒲郡ビルフィッシュトーナメント」(中日新聞社後援)が15日、蒲郡市のラグーナ蒲郡を大会本部に始まった。16日まで。
 東海4県から21艇が参加。武豊町の建設会社員岡井文俊さん(42)がカジキを釣り上げて最初に戻ってきた。三重県志摩市の安乗崎沖40キロで全長2・91メートル、重さ106・8キロのカジキを約2時間の格闘の末に釣り上げた。「よっしゃという感じ。明日も釣ります」と岡井さんは笑顔で語った。初日の釣果は全体で3匹。船から揚げられて計量されると、集まった人から「大きいね」などと驚きの声が上がった。(池内琢)

■関西もUターン混雑 在来線は乗車率180%(Chunichi Web)
 帰省客や行楽客らのUターンラッシュは16日午後、関西でもピークを迎えた。
 JR西日本によると、山陽新幹線は午後から上りを中心に混雑。午後3時35分に新大阪駅に到着した博多発東京行きのぞみ32号で、自由席の乗車率が160%に達したのをはじめ、上りの新幹線はおおむね130〜140%となった。
 在来線も、北陸や山陰方面から大阪に向かう特急が込み合い、兵庫県の城崎温泉を通る浜坂発大阪行きはまかぜ4号が180%になった。
 西日本高速道路によると、午後6時半現在で、中国自動車道上り線が中国豊中インター(大阪府)付近を先頭に約26キロの渋滞。山陽自動車道や阪和自動車道でも一部で約20キロの渋滞がみられた。(共同)

■お盆のUターンラッシュピークに 高速道や空路が混雑(Chunichi Web)
 お盆を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが16日、ピークとなり、首都圏や大都市圏に向かう高速道路や空の便、新幹線が混雑した。
 地震で崩落した路肩の復旧工事が完了し、袋井―焼津間の通行止めが16日午前0時に解除された東名高速道路上り線は午後4時、松岡バス停(静岡県)付近を先頭に21キロの渋滞となった。このほか東北自動車道上り線が白石インターチェンジ(宮城県)付近で37キロ、中国自動車道上り線が中国豊中インター(大阪府)付近で26キロの渋滞に。
 国内線の羽田空港に向かう上り便は、午後の予約率が日航、全日空とも100%になった。
 東京駅へ向かう各新幹線は、指定席がほぼ満席。自由席も夕方に東京駅に到着した東北新幹線が仙台駅で乗車率160%に達するなど込み合った。(共同)

■東名高速が5日ぶり全面開通(Chunichi Web)
 駿河湾を震源とする震度6弱の地震で通行止めになっていた東名高速道路上りの袋井−焼津インターチェンジ(IC)間の復旧工事が完了、16日午前零時に開通した。地震が発生した11日早朝からほぼ5日ぶりの全面開通。通行止め解除とともにお盆休みのUターン客らの車が一斉に乗り入れた。
 中日本高速道路によると、静岡県牧之原市で道路の一部が約40メートルにわたり崩落した東名高速の復旧工事は、お盆の時期に合わせ応急的に実施したが「想定よりも地盤が緩かった」として2度にわたり工法を変更し、開通の見通しも延期。最終的には崩落部分にセメント入りの盛り土3000立方メートルを補充し、1トンの土が入る土のう700個を外側に積んで安定させる工法を採った。
 一方、Uターンラッシュは15日夕方から夜にかけてピークとなり、上限1000円の割引制度が適用される各地の高速道路では車列が16日未明まで続いた。日本道路交通情報センターによると、中部地方の高速道路の渋滞は同日午前1時現在、三重県の東名阪道上りの亀山−四日市IC間で23キロ、開通したばかりの静岡県の東名上り相良牧之原−吉田IC間で11キロなど。相良牧之原−焼津IC間は50−80キロの速度規制を実施中。迂回(うかい)路となった中央道では一時、上りの土岐−恵那IC間で21キロ、中津川−飯田IC間で19キロの渋滞があった。

09/08/15

■東名高速上り線、15日深夜に全通予定 ようやく復旧へ(asahi.com滋賀)
 静岡・駿河湾を震源とする11日の地震の被害で一部区間で不通となっていた東名高速は15日深夜、上り線の応急工事を終えて、4日ぶりに全面開通する予定。中日本高速道路は当初、12日中に全線復旧させる方針だったが、路肩が大きく崩落した上り線については、再三の工法変更で大幅にずれ込んだ。そのため、影響はお盆の帰省・Uターンラッシュを直撃した。
 上り線で最後まで不通となっているのは、牧之原サービスエリア付近(静岡県牧之原市)の崩落現場をはさむ焼津、袋井両インターチェンジ間の45.8キロ。被害が比較的少なかった下り線は13日午前0時に復旧している。
 崩落現場では当初、路肩部分の地中に鋼材を打ち込んで盛り土部分を安定させる工法で復旧を急いだものの、地震や台風9号に伴う降雨で地盤が想定以上に緩んでいたため難航。最終的には、土嚢(どのう)やセメントで補強しながら盛り土部分を積み上げる工法に変更した結果、上り線の復旧工事は15日夜までずれ込んだ。
 同社は、完成から40年を超えた「大動脈」で起きた路肩崩落の原因を調査・分析するため、学識経験者を交えた検討委員会を設け、17日に現地調査と初会合をする予定。検討結果を現場の本格復旧や東名高速の老朽化対策に役立てる考えだ。
     ◇
 牧之原サービスエリア付近(静岡県牧之原市)の崩落現場の復旧作業は15日午後8時現在で95%を終えたという。

■東名開通は夜に Uターン始まる(Chunichi We賀)
 帰省先などから自宅に戻るお盆休みのUターンラッシュが15日午前、始まった。高速道路は、東名高速上りの袋井−焼津インターチェンジ(IC)間の通行止めの影響で特に中央道の混雑が目立っている。駿河湾を震源とする震度6弱の地震による東名の崩落現場の復旧工事は同日中に完了し、全線が通行できるようになる見込みだが、中日本高速道路によると、開通は同日夜になる可能性が高いという。
 高速道路は上限1000円の割引制度が適用される。日本道路交通情報センターによると、例年より交通量は多いという。
 午前11時現在、東名下りの音羽蒲郡IC−豊田ジャンクション間で23キロ、中央道上りの土岐−恵那IC間で20キロ、園原−飯田IC間で15キロなどの渋滞が発生。同センターは混雑のピークを同日夕方から夜にかけてと、16日の日中と予想。中央道や東名阪道、名神高速で最長30キロ程度の渋滞を予測している。
 一方、東名の復旧工事は、15日午前10時現在で工程の85%が終了。国土交通省静岡国道事務所と中日本高速道路は同日、迂回(うかい)路として建設中の第2東名高速道路大井川橋(914メートル)を開放した。
 鉄道は同日午前、目立った混雑はない。JR東海によると午前10時まで、新幹線、在来線とも自由席乗車率が100%を超える列車はない。ピークは16日と予測している。

■東名上り、午後にも開通 建設中の第2東名一部開放(Chunichi Web)
 地震で路肩が約40メートルにわたり崩落した静岡県牧之原市の東名高速道路上り線の現場では、15日午前も復旧工事が続いた。中日本高速道路によると、同日午前7時現在で約8割の工程が終了。通行止めの上り線袋井―焼津インターチェンジ間が同日午後、全面開通する見通し。
 お盆のUターンラッシュがピークを迎える中、中日本高速は15日午前9時から午後4時まで、国道1号の渋滞緩和のため、建設中の第2東名高速の一部を緊急に開放し、通行できるようにした。
 区間は、同県島田市牛尾から同市相賀間の大井川にかかる橋部分の約1・3キロで上り方向のみ。橋は完全に舗装されていないため、大型トラックなどは通行できない。異例の措置という。
 迂回路となる国道1号上り線の同日午前の渋滞は、日本道路交通情報センターによると、同県島田市の東光寺インターチェンジ付近で約2キロなどとなっている。
 下り線は13日午前0時に開通したが、上り線は「予想以上に地盤が緩い上、地中に岩があり鋼板を打ち込むのが難しい」(中日本高速道路)ため工法を変更。通行止め解除は当初予定の13日から2日間ずれ込んだ。
 現場では約100人態勢で、斜面のすそ野付近に大型の土のうを積み上げ、セメントを混ぜた土砂で斜面を補強。路面を舗装してガードレールを設置した後、安全確認ができ次第、通行を再開する。(共同)

09/08/14

■192キロのシロカジキ上がる 紀宝町鵜殿東沖で(南紀州新聞ネット版)
 新宮市三輪崎の服部宏次船長(53)の遊魚船「WILD CAT」で、13日早朝にカジキ釣りに出掛けた名古屋市在住の広瀬健治さん(36)が地域最大級、192`のシロカジキを釣り上げた。過去にクロカジキで同等サイズが一度上がったようだが、このクラスはめったにないという。
 広瀬さんは名古屋から3人で訪れ、午前6時30分に出港。午後0時40分ごろ、紀宝町鵜殿東沖約5マイルあたりで掛かり、約50分間格闘。「死にそうだった」と振り返る。
 服部船長は「100`クラスはなかなか釣れないが、昨日も123`が釣れた。これまで天候の悪い日が続き、全然釣れず、やっと昨日から。9月のシーズン中は、ばんばん釣れてほしい」と話していた。
 広瀬さんらは休みの日には定期的に訪れ、ルアーも十数種用意し、カジキ釣りを楽しんでいる。この日の釣果は、70`ほどの感覚のものが掛かったようだが、逃がしてしまったという。

■演奏やフリマ、守山の湖岸にぎわう 企業や団体が初フェスタ(京都新聞電子版)
 湖岸地域のにぎわいを目指し、滋賀県守山市の企業やまちづくり団体が初めて開く催し「2009湖岸もりやまBONフェスタ」が13日、同市今浜町のピエリ守山であり、夏休み中の家族連れらが楽しんだ。
 同市の湖岸沿いの企業などでつくる守山湖岸振興会など7団体の実行委が、観光振興のきっかけにしたいと開催した。
 会場では、同市の明富中学校吹奏楽部によるアニメなど親しみやすい楽曲の演奏や、公募で集まった市民らが出展したフリーマーケットなどの催しがあり、大勢の人出でにぎわった。

09/08/13

■盆の混雑ピーク 車、人であふれる(紀伊民報AGARA)
 和歌山県紀南地方で盆の帰省と行楽によるラッシュが13日、ピークを迎えた。高速道路料金の大幅割引も加わり、道路は朝から混雑している。電車や空の便もほぼ満席状態。近畿有数の観光地、白浜町の白良浜海水浴場や観光施設は朝から多くの観光客でにぎわっている。
 日本道路交通情報センターによると、阪和自動車道の南進は13日午前11時半現在、海南市の下津トンネルを先頭に20キロ渋滞している。地方の高速道路の通行料を、自動料金収受システム(ETC)利用を条件に上限1000円とする大幅割引が、13日も実施されたことで、例年より多いという。午後には紀南地方の道路も渋滞する見込み。
 県警の渋滞予想ではピークは南進で13、14日の20キロ(下津トンネル先頭)、北進で15日の30キロ(有田川町の長峰トンネル先頭)。紀南地方の一般道路では、南進は15日まで白浜町の大浦交差点で5〜3キロ、北進は16日まで田辺市の田鶴交差点で4キロの渋滞が予想される。
 JR紀勢線は、13日に上りの特急列車が2本増便となったが、新大阪発の新宮行き「くろしお」は乗車率180%に達した。白浜駅によると、大阪方面からの特急の指定席は始発から夕方5時すぎに到着する便まで、ほぼ満席。14日は午前中、一部の便を除いてほぼ満席だが、午後は空きがみられる。昨年よりやや少なめという。
 羽田発南紀白浜着の空の便は日本航空によると、13日は朝と昼がほぼ満席だが、夜の便は半分ほど空席がある。14日は3便とも30席以上の空きがあるという。
 白良浜海水浴場は13日、曇り空ながら午前中だけで約1万2000人の海水浴客が訪れた。町観光課によると、この夏一番の人出となりそうだという。白浜温泉旅館協同組合(26施設加盟)によると、各旅館とも予約で満室の状態が続いている。

■東名上り線の復旧15日に 帰省ラッシュはピーク(Chunichi Web)
 震度6弱の地震で崩落し、通行止めとなっている東名高速上り線の焼津−袋井インターチェンジ(IC)について、中日本高速の高橋文雄社長は13日午前、工事完了と通行止め解除は15日中にずれ込むと発表した。
 復旧工事は、地盤のゆるみなどで難航。崩落した土の中に鋼材を打ち込んで地盤を補強する予定だったが、土砂の中に大きな石があるため断念し、崩落部分の斜面に、セメントを入れた盛り土や大きな土のうを積む工法に切り替えた。今回は応急措置としている。
 東名高速は13日午前零時、下り線の静岡−菊川IC間の通行止めが解除され、全面開通。上り線も、静岡−焼津IC間の通行止めは解除された。
 日本道路交通情報センターによると、上りの全面開通の遅れが影響し、迂回(うかい)ルートの国道1号上りは静岡県の掛川市から藤枝市にかけ渋滞が発生。国道150号の上りも牧之原市付近で混雑した。
 お盆の帰省ラッシュのピークに加え、高速道路料金の上限1000円適用も開始。さらに東名の通行止めもあり、東海地方の高速道路は朝から混雑した。
 午前10時現在、中央自動車道の上りは恵那ICから小牧東ICにかけ26キロの渋滞。東名高速は下りで岡崎ICを先頭に13キロの渋滞となった。
 名神高速下りは、一宮ICから小牧ジャンクション(JCT)にかけ13キロ、東名阪道の下りで四日市ICを先頭に16キロ、東海北陸道はぎふ大和ICから高鷲ICにかけ15キロの渋滞となった。
 高速バスへの影響も続き、JR東海バスは東京−名古屋間の運行で迂回のため「2、3時間の遅れが見込まれる」。東京−静岡間では6便を運休した。
 JR東海によると、午前中の名古屋駅発の東海道新幹線下りは、のぞみの自由席で最高120%の乗車率となった。上りのピークは16日とみている。
 愛知県常滑市の中部国際空港では、空港会社のまとめで、13日には約5600人が海外へ出発。国際線、国内線とも16日に帰国のピークを迎える。

■ヨシ伸び過ぎ 景観台ナシ!? 大津の名勝・居初氏庭園(京都新聞電子版)
 国の名勝居初(いそめ)氏庭園(大津市本堅田2丁目)で、湖岸のヨシが成長し過ぎて景観を損なう事態になっている。滋賀県は生態系や景観の保全を目的にヨシを条例で保護しているが、ヨシ自体が景観を害するという訴えは初めて。県は文化的価値を考えて刈り取りの許可を検討中だ。当主は「名勝の値打ちがなくなる」と嘆いている。
群落保全条例アダに、刈り取り許可、県も前向き
 江戸時代前期の1681年ごろに作られた居初氏庭園は、琵琶湖と対岸の近江富士を借景とした枯山水の庭で1984年に名勝に指定された。庭園にある茶室は「天然図画亭(てんねんずえてい)」と呼ばれ、俳人の小林一茶もその景色を句に詠んでいる。
 この眺めに今年、異変が起きた。庭園近くで湖岸のヨシが大きく成長し、茶室から臨む琵琶湖と湖東の山並みを遮った。当主の居初寅夫さん(83)によると「これほど伸びたのは初めて」という。
 92年施行の「ヨシ群落保全条例」で、ヨシを採取する際は県へ届け出て指導、助言を受けなければならない。県によると、湖岸工事やマリーナ営業に支障があるとして、ヨシ刈りの申請を受けたことはあるが景観が問題になったことはないといい、「文化的な価値に照らして刈り取り許可について前向きに検討したい」とする。県教委も「ヨシ刈りは補助金の対象にはならないが、良い解決策を考えたい」という。
 10月には俳人が月見に同庭園を訪れるといい、居初さんは「月の光が湖に映る姿が魅力なのに。このままの景色を見せるのは恥ずかしい」と悩んでいる。

09/08/12

■高島の湖岸に白骨遺体(京都新聞電子版)
 12日午後5時半ごろ、滋賀県高島市新旭町太田の琵琶湖岸の雑木林に、不審なテントがあるのを通りがかった女性が高島署に届け出、署員が調べたところ、テント内で白骨化した遺体が見つかった。
 同署によると、遺体は男性とみられ、寝袋に下着姿で入っており、死後数カ月以上経過しているとみられる。同署は死因や身元を調べている。

09/08/11

■冷夏、深刻化の恐れ=日照不足と低温続く−気象庁(jiji.com)
 気象庁は11日午後、沖縄・奄美地方を除き、ほぼ全国で今後1〜2週間、日照時間が少ない状況が続き、所によっては気温が大幅に下がる恐れがあると発表した。農作物の管理などに十分注意する必要があるという。
 沖縄・奄美以外では7月以降、前線や低気圧などの影響で雨や曇りの日が多く、過去2〜3週間は気温も低く推移した。今後も湿った気流や気圧の谷の影響で、雲が広がりやすいという。

■東名高速、13日にも仮復旧=崩落個所を応急工事−静岡(jiji.com)
 駿河湾を震源とする地震で、路肩が崩落し通行止めとなった東名高速道路について、中日本高速道路会社は11日、被害があった静岡県の牧之原サービスエリア(SA)付近の応急工事を13日午前0時を目標に終え、同日午前中にも仮復旧させる見通しを示した。
 同社によると、崩落したのは、牧之原市静谷の上り線北側。長さ40メートル、高さ10メートルにわたり、700立方メートルの土が崩れ落ちたという。同社は、崩落した路肩部分に、くいと板を打ち込み補強する。下り線部分も道路上にひび割れが見られるため補修。応急工事の完了後、最終的な安全確認を行い、通行止めを解除する方針。
 ほかに、同県菊川市の菊川インターチェンジ(IC)付近の菊川橋や牛渕川橋付近でも道路に数センチの段差が確認されたが、いずれも復旧工事が完了した。
 通行止めになったのは、上り線の静岡−袋井間、下り線の静岡−菊川間。安全が確認できた区間から、順次解除していく可能性もあるという。

■地震:東名、13日には開通の見通し…一部崩壊(毎日jp)
 11日午前5時7分ごろ、駿河湾を震源として発生した強い地震では、静岡県など4都県で計110人が重軽傷を負った。気象庁によると、震源の深さは23キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.5と推定され、静岡県伊豆市や焼津市などで震度6弱を観測した。
 静岡県災害対策本部の午後4時半現在のまとめでは、県内で103人が重軽傷。住宅3340棟が一部損壊した。このほか、愛知県と神奈川県で各3人、東京都で1人が重軽傷を負った。
 東名高速は午後6時現在、上り線が静岡インターチェンジ(IC)−袋井IC間、下り線が静岡IC−菊川IC間で通行止め。牧之原サービスエリア(静岡県牧之原市)の東約5キロ付近で、上り線の路肩ののり面が約40メートルにわたって崩壊するなどしたためだが、13日には開通の見通し。一方、東京−名古屋間で一時運転を見合わせるなどした東海道新幹線は、62本が運休するなどして約24万人に影響した。
 気象庁は今回の地震について、横ずれ断層型とみられることなどから、想定されている東海地震(逆断層型)ではないと説明。11日開かれた「地震防災対策強化地域判定会」(会長、阿部勝征・東大名誉教授)の臨時打ち合わせ会では、地殻変動の状況などから、今回の地震が東海地震に結びつくものでないと判断された。

■東名、上下線復旧は13日午前中にも(Yomiuri On Line)
 静岡県牧之原市の牧之原サービスエリア付近で、路面や路肩の一部が崩落した東名高速道路について、中日本高速道路(名古屋市)は11日午後、記者会見を開き、13日午前0時を目標に、応急的な復旧措置を終えたい考えを明らかにした。
 同社は現在、崩落現場の土砂流出が拡大しないよう土留めを行うなどしており、「13日午前中には上下線のすべての通行止めを解除したい」としている。

■路肩崩落の東名復旧は13日午前の見通し(Chunichi Web)
 震度6弱の地震で路肩が崩落した静岡県牧之原市の東名高速道路について、中日本高速道路は11日記者会見し、復旧工事を進めて13日午前中にも通行止めを解除する見通しを示した。崩落原因については「地質や地下水の影響、揺れの動きが複合的に重なった。想定外だった」と説明した。
 中日本高速道路によると、崩落したのは牧之原サービスエリア近くで、上り線の路面下の土砂が幅約100メートルにわたって流出、道路の路肩部分では長さ約40メートル崩落した。応急的な復旧工事を13日午前0時までに終えて、安全面を点検した後に通行止めを解除する。
 11日夕現在、通行止めになっているのは上り線静岡―袋井インターチェンジ間、下り線静岡―菊川インターチェンジ間。例年の東名高速の一日平均交通量は約8万台に上り、数万台に影響したとみている。(共同)

■東名高速、13日中にも通行止め解除 地震で一部崩落(asahi.com)
 中日本高速は11日午後、名古屋市内で記者会見し、地震で一部崩落した東名高速について、13日中にも通行止めを解除する見込みであると発表した。
 同社によると、東名高速は午後4時現在、上り線が静岡IC〜袋井IC、下り線が静岡IC〜菊川ICで通行止めが続いている。応急復旧作業は13日午前0時の完了をめどとしており、関係機関と協議した上で通行止めを解除するという。
 また、復旧作業や周辺の状況をみながら通行止め区間の縮小も検討する。

■台風9号:太平洋を東進 伊豆市で8月最大雨量(毎日jp)
 台風9号は11日午前11時現在、八丈島の西約50キロの太平洋上を時速約30キロで東へ進んでいる。気象庁によると、中心気圧は990ヘクトパスカルで、最大瞬間風速35メートル。同日昼過ぎに伊豆諸島近海を通過する見込みで、東海地方では昼前にかけ、関東甲信と伊豆諸島は昼過ぎにかけ、雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込み。気象庁は土砂災害や河川のはんらんなどへの警戒を呼び掛けている。
 静岡県伊豆市では、同日午前6時半までの1時間の雨量が76ミリに達し、8月の観測史上最大を記録。12日午前6時までの24時間雨量は多い所で▽伊豆諸島150ミリ▽東海地方と関東甲信地方100ミリ−−の見込み。【松谷譲二】

■<2009シリーズ涼>咲き誇る烏丸半島のハス(Yomiuri On Line関西発)
 滋賀県草津市の、琵琶湖東岸にある烏丸半島はハスの名所で知られています。湖岸に広がる群生地は、約13ha。国内有数の規模です。この時期、大人の握りこぶしほどもある花が咲き競います。花は朝早くに開き、午後には閉じてしまいまうため、早朝から、たくさんの人たちが訪れています。耳を澄ませると湖の方向から時折、“パキン”という音が聞こえてきます。音の正体ははっきりしませんが、「つぼみが開くときに音がする」という風流な説もあります。

■固有種「ビワコオオナマズ」展示 琵琶湖周航「ミシガン」で(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖汽船(大津市浜大津)は、琵琶湖を周航する外輪船「ミシガン」内で、琵琶湖の固有種「ビワコオオナマズ」の展示を始めた。
 昨年好評だったことから、今年もミシガンの1階デッキに水槽に入れ、31日まで展示している。琵琶湖に生息するさまざまな魚もパネルを使って紹介し、乗船した子どもたちが湖に興味を持ち、自然や生き物を大切にする心をはぐくんでもらう狙い。
 また、31日までミシガン乗船料の学生割引を実施。通常、中学生以上は大人料金だが、中学、高校、大学生が学生証を提示すると割り引きになる。モーニング(80分クルーズ)2700円が1900円、ナインティー(90分クルーズ)2700円が1900円、シクスティー(60分クルーズ)2200円が1600円、ショウボート(ナイトクルーズ)2900円が2200円に。
 問い合わせは琵琶湖汽船予約センター=電077(524)5000=へ。(早川昌幸)

■東名高速で路肩100メートル崩落(Chunichi Web)
 静岡県で11日、震度6弱を観測した地震で、新幹線が2時間ストップするなど交通機関にも影響が出た。東名高速道路では路肩が崩落したり、道路の隆起や亀裂が見つかったりしたため一部で通行止めが続いている。お盆の帰省ラッシュや物流に支障が出る恐れもあり、中日本高速道路は「早く復旧したいが、当面は中央自動車道を使ってほしい」としている。
 日本道路交通情報センターなどによると、東名高速の上下線で豊川(愛知県)―東京が通行止めとなったが、徐々に解除。午前10時現在、富士(静岡県)―袋井(同)に短縮された。この区間内にある静岡県牧之原市の上り線で路肩が崩落。静岡県警によると、本線の一部も含め、崩れたのは約100メートルにわたる。
 同県菊川市の菊川インターチェンジ付近でも道路が5〜10センチ隆起しているのが見つかった。
 JR東海は線路などを点検するため、東海道新幹線東京―名古屋の上下線と、名古屋―新大阪の東京方面へ向かう上り線で、午前6時の始発から運転を見合わせた。午前8時、安全が確認されたとして速度を落とし運転を再開した。
 在来線でも、JRの東海道線や中央線の一部区間で運転を見合わせたほか、御殿場線と身延線が一時ストップした。
 JR東海バスによると、名古屋、東京を結ぶ東名ハイウェイバスが全便運休。しずてつジャストラインでは静岡発新宿行きの駿府ライナー10本が運行を取りやめた。(共同)

■東名高速路肩崩落、復旧めど立たず 帰省ラッシュに影響(asahi.com)
写真:地震で通行止めとなった東名高速で、パトカーの先導で逆走して牧之原SAから出る車の列=11日午前9時4分、静岡県牧之原市、本社ヘリから、加藤丈朗撮影地震で通行止めとなった東名高速で、パトカーの先導で逆走して牧之原SAから出る車の列=11日午前9時4分、静岡県牧之原市、本社ヘリから、加藤丈朗撮影
 東名高速の牧之原サービスエリア付近(静岡県牧之原市静谷)の上り線では、本線の路肩部分が崩落した。長さは約100メートル。ガードレールから中央線に向かって最大で3.5メートルほどがえぐりとられ、一部は走行車線に達した。崩れた土砂は、竹林をなぎ倒して、民家の手前で止まった。
 復旧の見通しは立っていない。13日はETC搭載の普通車料金も1千円に値下げされ、お盆の帰省ラッシュのピークを迎えるが、影響が出るのは必至とみられる。国土交通省によると、片側1車線だけでも通行可能にして影響を最小限に抑えることを検討中という。

■東名の復旧「見通し立たない」=路面崩落で−金子国交相(jiji.com)
 金子一義国土交通相は11日午前、駿河湾を震源とする最大震度6弱の地震により、道路の盛り土が崩落し、一部区間が通行止めとなっている東名高速道について「今のところまだ(復旧の)見通しは立っていない」と述べた。国交省内で記者団に語った。中日本高速道路が復旧作業を急いでいる。
 路面が崩れたのは牧ノ原サービスエリア(静岡県)付近で、長さ約40メートルにわたって路肩や車線の盛り土が崩れた。同省は高速道路での乗用車の通行料金を1000円に値下げする割引制度を13、14日に実施する予定だが、それまでに復旧できるかは不透明という。

■台風9号:関東甲信は豪雨の恐れ 時速25キロで北上(毎日jp)
 台風9号は11日午前6時現在、東京都八丈島の西約200キロの太平洋上を時速約25キロで東北東へ進んでいる。気象庁によると、中心気圧は990ヘクトパスカルで、最大瞬間風速35メートル。11日昼過ぎに伊豆諸島を通過する見込み。関東甲信地方と伊豆諸島では11日昼過ぎにかけて、東海地方では同日昼前にかけて1時間に50ミリの豪雨となる見込み。

■台風、昼過ぎに関東接近 東北にかけ局地的豪雨の恐れ(asahi.com)
 西日本各地に大きな被害を与えた台風9号は北上を続け、11日昼過ぎにかけて伊豆諸島付近を東北東に進むとみられる。台風の接近と通過に伴って近畿、東海は11日朝にかけて、関東甲信と伊豆諸島は同日昼過ぎにかけて非常に激しい雨が局地的に降る恐れがあり、土砂災害や河川のはんらんに警戒が必要だ。
 気象庁によると、台風9号は中心気圧990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。北北東に時速20キロの速さで進んでいる。12日午前0時までの24時間に予想される雨量は伊豆諸島で150ミリ、近畿南部と東海、関東甲信で120ミリとなっている。
 台風9号は9日午後9時、和歌山県潮岬の南約500キロで発生した。日本の近海で熱帯低気圧が台風に成長した理由は、日本の南海上の海面水温が平年より1〜2度高い状態が続き、大気の対流活動が活発といった条件がそろったためとみられる。
 気象庁によると、日本の近くで台風が発生すること自体は珍しくないが、フィリピン付近で発生した台風と比べて成長する時間が短いため、規模が小さいのが特徴だ。気象衛星やレーダーが無い時代は発見しづらく、小粒ながら突然現れて大きな被害を出したことから「豆台風」と名付けられて警戒されていた。台風9号も似たケースだった。(神崎卓征)

09/08/10

■台風9号 11日未明に最接近 雨や風波に注意(紀伊民報AGARA)
 台風9号は10日正午現在、室戸岬の南約340キロの海上にあって、時速15キロで北上している。このままのコースで進むと11日未明、和歌山県に最接近するとみられている。和歌山地方気象台は雨や風波に注意するように呼び掛けている。
 同気象台によると、台風9号は10日正午現在、中心気圧992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速20メートル、風速15メートル以上の強風域は東側330キロ、西側190キロとなっている。今後、北上しながら徐々に東へ向きを変えるとみられ、予報円の中心を通った場合、11日午前0時〜3時ごろに潮岬の南約160キロ、11日正午に石廊崎(いろうざき=静岡県)の南約100キロに達すると予想している。
 県南部の積算雨量は、8日の降り始めから10日午前9時までで、本宮(田辺市)が127ミリで最も多く、色川(那智勝浦町)106ミリ、西川(古座川町)86ミリと続く。時間雨量では9日午後5時までに色川33ミリ、新宮32ミリを観測した。
 10日午後から雷を伴った激しい雨が降ると予想され、県南部の24時間雨量は11日正午までで150〜200ミリとみられている。海上では風が強く、うねりを伴った6メートルの高波が押し寄せる。11日は徐々に収まってくる。
湯浅―御坊駅で運休 大雨でJR
 JR西日本和歌山支社によると、10日午前9時50分ごろから11時35分ごろまで、湯浅駅(湯浅町)に設置している雨量計が規制値(時間雨量50ミリ)に達したため、湯浅駅―御坊駅(御坊市)間で列車の運転を見合わせた。
白浜花火大会は延期
 台風の接近に伴い、10日に白浜町の白良浜海水浴場で予定していた白浜花火大会(白浜観光協会主催)は、12日に延期となった。

■男性が行方不明 白浜沖(紀伊民報AGARA)
 9日午前9時10分ごろ、和歌山県白浜町の市江崎沖にいたプレジャーボートから「スクリューに網が絡み、取り外そうと海に潜った男性1人が海中に沈んだ」と118番通報があった。田辺海上保安部などが現場海域を捜したが見つからず、日没の午後7時前に打ち切った。10日以降は、天候が回復次第、捜索を再開する。
 田辺海上保安部によると、行方不明になっているのは大阪府松原市、トラック運転手中来田英豊さん(34)。会社仲間の計8人(うち女性1人)が乗っていた。
 午前8時半ごろ、船尾に2軸あるスクリューに、浮流していた網が絡まった。船長の松原市、会社役員中村正男さん(49)と男性乗員1人が素潜りし、右舷側のスクリューの網を取り除いて中来田さんと交代した。午前9時ごろ、中来田さんは近くにいたプレジャーボートから空気ボンベを借り、腰に命綱を巻いて海に入った。その後、命綱が腰から外れ、パニック状態になって沈んだという。中来田さんは海水パンツ姿で、ボンベの重みで沈んだ可能性もあるという。
 現場は、市江崎灯台の西南西約8・5キロで、保安部の巡視船艇や関西空港海上保安航空基地の飛行機、県や県警のヘリが捜索した。当時の天候は曇りで、波は約3メートルと高かったという。
 ボートは9日午前7時ごろに串本町の串本港を出港し、和歌山市の和歌山下津港へ向かっていた。

■11の団体・施設の廃止を提言 県行革委 下水道公社や滋賀会館など(京都新聞電子版)
 滋賀県が設置した県行政経営改革委員会(委員長・大道良夫滋賀銀行頭取)は10日、県の外郭団体や施設の見直しについての提言をまとめた。提言には、県下水道公社や滋賀会館など11の団体・施設の廃止が盛り込まれている。8月中に嘉田由紀子知事に提出する予定。県は提言をもとに、2010年度から5年程度を期間にした見直し計画を年内に策定する。
 廃止が提言されるのはほかに、外郭団体で県住宅供給公社や糸賀一雄記念財団、施設では、しが県民芸術創造館や琵琶湖文化館、水環境科学館など。
 廃止理由は、外郭団体の場合は「対象サービスの民間市場が拡大」「社会情勢の変化で事業の意義が失われている」などを挙げた。施設では「老朽化で機能維持ができない」「国や市町、民間の施設に代替機能がある」としている。
 提言ではこのほか、県文化振興事業団について、同じ文化系の財団法人「びわ湖ホール」との統合を盛り込んだ。また、荒神山少年自然の家や醒井養鱒場などは地元市への移管や民間への売却が必要とした。今回の見直し対象になったのは外郭団体が31団体、施設は70カ所だった
 同委は学識経験者や企業経営者、公募委員など15人で昨年11月に発足。現行の外郭団体見直し計画が本年度で計画期間が終了するため、施設を含めて見直しを進めていた。

■台風9号:和歌山・潮岬沖を北上 11日には関東海上に(毎日jp)
 台風9号は10日午後5時現在、和歌山県潮岬の南約230キロの太平洋上を時速約20キロで北北東へ進んでいる。気象庁によると、中心気圧は990ヘクトパスカルで、最大瞬間風速30メートル。11日未明にかけて近畿や東海地方に接近し、その後進路を東寄りに変え、11日昼過ぎにかけて関東の南海上を東北東に進む見込み。
 大雨のピークは、近畿、東海、東北が10日深夜〜11日明け方、関東甲信と伊豆諸島は11日明け方〜昼前で、1時間に50〜70ミリ、局地的には80ミリ以上の豪雨となる見込み。11日午後6時まで24時間の予想雨量は、東海、伊豆諸島200ミリ▽近畿南部、関東甲信150ミリ▽近畿中部、東北100ミリ。【福永方人】

■台風9号北上 あす朝、東海へ(Chunichi Web)
 台風9号は10日午後、本州の南海上を北上した。11日にかけ進路を東寄りに変えながら近畿に接近、最も北寄りの進路を通った場合は東海から関東にかけて上陸の可能性がある。気象庁は大雨や強風、高波への警戒を呼び掛けた。
 台風は、10日午後3時現在、和歌山県・潮岬の南約270キロを時速約20キロで北北東に進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
 近畿と東海、東北は11日朝にかけ、関東甲信は同日昼すぎにかけ、1時間に50〜70ミリの非常に激しい雷雨、局地的には80ミリ以上の猛烈な雨となる恐れがある。11日夕までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、東海200ミリ、近畿南部と関東甲信150ミリ、近畿中部と東北100ミリ。中四国の大雨の峠は越えたが、局地的な30ミリ前後の激しい雨に注意が必要という。
 徳島県では、降り始めからの雨量が8月の月間降水量平年値の約1・6倍に当たる770ミリを超えた所がある。10日、1時間雨量が徳島県那賀町の木頭(きとう)で100・0ミリ、高知県津野町の船戸で95・0ミリ、栃木県の今市で76・0ミリ、千葉県の佐倉60・5ミリと観測史上最多を記録した。(共同)

■台風9号、夕方には近畿・東海地方に接近(Yomiuri On Line)
 台風9号は10日、日本の南海上を北上し、同日夕方には近畿・東海地方に接近する見込み。気象庁は、四国から東北にかけて、大雨になる恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼びかけている。
 同庁によると、台風9号は同日午前3時現在、四国の南海上を時速20キロで北北西に進んでいる。中心気圧994ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から半径170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
 同日夕方に近畿・東海地方に接近した後、東寄りに進路を変え、11日昼頃にかけて本州南岸を進む見込み。
 台風の接近に伴い、日本の南海上から湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっている。このため、四国から東海では10日夜にかけて、関東甲信から東北では10日夜から11日朝にかけて、雷を伴った1時間に50〜70ミリの激しい雨が降る恐れがある。
 11日午前6時までに予想される雨量は、いずれも多い所で、東海、四国太平洋側で250ミリ、近畿南部、関東甲信、東北で200ミリ、四国瀬戸内側で150ミリ。

■四国から関東甲信で大雨 熱帯低気圧発達、台風9号に(Chunichi Web)
 南から湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となった9日、西日本を中心に大雨が降った。気象庁は、日本の南にあった熱帯低気圧が台風9号となり西日本に接近、四国から関東甲信にかけての太平洋側で大雨となる恐れがあるとして土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、10日午前0時現在、台風の中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル。時速約15キロで北に進んでいる。今後進路を北東に変えながら11日未明に潮岬の南東約130キロ沖に達し、11日夜には関東の東の太平洋に抜けると予想される。
 気象庁の観測では9日、1時間当たりの降水量は徳島県の海陽で70・5ミリ、高知県の須崎で67・0ミリ、香川県の引田で57・0ミリ。関東でも埼玉県の越谷で35・5ミリ、千葉市で44・5ミリの強い雨が降った。
 台風の接近に伴い東日本でも大気の状態が非常に不安定となる。四国から東海にかけての太平洋側では10日夜にかけて、関東甲信地方では10日昼すぎから11日にかけて、雷を伴った1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨となる恐れもある。
 10日夕方までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で近畿南部、東海(三重県)500ミリ、四国太平洋側400ミリ、東海(三重県以外)250ミリ、四国瀬戸内側200ミリ、近畿中部、関東甲信150ミリ。(共同)

09/08/09

■台風9号発生、四国から関東甲信で大雨予想(Yomiuri On Line)
 気象庁は9日午後9時55分、日本の南海上にあった熱帯低気圧が発達し、台風9号になったと発表した。
 台風は西日本に近づいており、今後、四国から関東甲信にかけての太平洋側で大雨になる見込みだとして、同庁は土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼びかけている。
 同庁によると、台風は中心気圧994ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。時速20キロで北に進んでいる。
 同庁によると、日本の南海上から湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっている。このため、四国から東海では10日夜にかけて、関東甲信では10日昼から11日にかけて、雷を伴った1時間に50〜70ミリの激しい雨が降るおそれがある。
 10日午後6時までに予想される雨量は、近畿南部、三重県で500ミリ、四国太平洋側で400ミリ、三重県以外の東海で250ミリ、四国瀬戸内側で200ミリ、近畿中部、関東甲信で150ミリ。

■三重で雨量500ミリも 太平洋側で大雨の恐れ(Chunichi Web滋賀)
 南から湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となった9日、西日本を中心に大雨が降った。気象庁は、日本の南にある熱帯低気圧が10日朝までに台風に発達して西日本に接近、四国から関東甲信にかけての太平洋側で大雨となる恐れがあるとして土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、1時間当たりの降水量は徳島県の海陽で70・5ミリ、高知県の須崎で67・0ミリ、香川県の引田で57・0ミリ。関東でも埼玉県の越谷で35・5ミリ、千葉市で44・5ミリの強い雨が降った。
 熱帯低気圧の接近に伴い東日本でも大気の状態が非常に不安定となる。四国から東海にかけての太平洋側では10日夜にかけて、関東甲信地方では10日昼すぎから11日にかけて、雷を伴った1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨となる恐れもある。
 10日夕方までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で近畿南部、東海(三重県)500ミリ、四国太平洋側400ミリ、東海(三重県以外)250ミリ、四国瀬戸内側200ミリ、近畿中部、関東甲信150ミリ。(共同)

■四国から関東甲信にかけ大雨予想 増水など警戒呼びかけ(asahi.com滋賀)
 気象庁は9日、日本の南海上にある熱帯低気圧が10日朝までに台風に発達し、西日本地方に接近する見込みだと発表した。四国から関東甲信地方にかけ、太平洋側の広い地域で大雨が予想される。同庁は、土砂災害や河川の増水などへの厳重な警戒を呼びかけている。
 同庁によると、四国地方で9日夕までに1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降っている。四国から東海地方の太平洋側では10日夜にかけて、関東甲信地方では10日昼過ぎから11日までに、大雨が予想される。雷を伴った1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降る見込み。局地的には、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨になる恐れもある。
 10日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、近畿南部・東海(三重県)500ミリ▽四国太平洋側400ミリ▽東海(三重県以外)250ミリ▽四国瀬戸内側200ミリ▽近畿中部・関東甲信150ミリ、などと見込まれている。

■10日朝にかけ大雨 西日本から東海の広い範囲で(Chunichi Web)
 気象庁は9日、日本の南にある熱帯低気圧が10日朝にかけて台風に発達して西日本に接近するため、西日本から東海地方の広い範囲で大雨になるとして、土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、西日本では南海上から湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。雷を伴って1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降り、局地的に80ミリ以上の猛烈な雨になる場所があるという。
 10日正午までの24時間の予想雨量は、いずれも多い所で近畿南部、東海500ミリ、四国太平洋側350ミリ、四国瀬戸内側、近畿中部150ミリ、九州北部、中国、甲信120ミリ、近畿北部100ミリの見込み。(共同)

■白浜沖で男性行方不明〜和歌山(MBSニュース)
 9日朝、和歌山県白浜町の沖合いでプレジャーボートに乗っていた男性がスクリューにからまった網を取り除こうと海にもぐり、行方不明になっています。
 田辺海上保安部によりますと、午前9時ごろ、和歌山県白浜町の沖合い8.5キロで8人が乗るプレジャーボートがスクリューに網が絡まり、動けなくなりました。
 そこで、船に乗っていた大阪府松原市のトラック運転手・中来田英豊さん(34)が海水パンツに重さおよそ2キロの空気ボンベを背負い網を取り除こうと海に潜りましたが、途中で体に巻きつけていた命綱のロープがはずれ、そのまま沈んでいったということです。
 17時30分現在、海上保安部が巡視船などを出して捜索していますが、見つかっていません。

■和歌山・白浜沖で男性行方不明(Yomiuri On Line)
 9日午前9時10分頃、和歌山県白浜町の市江埼灯台沖約8・5キロで、知人7人とともにプレジャーボート(約14メートル)に乗っていた大阪府松原市、トラック運転手中来田英豊さん(34)の行方がわからなくなった。
 田辺海上保安部が、巡視船などで日没まで捜索したが見つからなかった。10日朝、再開する予定。
 同保安部の発表では、中来田さんは、ボートのスクリューに漁網が絡まったため、網を切断する道具を借りようと、付近の船まで泳いで向かう途中でおぼれたという。当時、海上は風が強く、波は2・5メートルと高かった。
 中来田さんは同県串本町を午前7時頃に出港し、和歌山市へ向かっていた。

■白浜沖でプレジャーボート乗組員1人不明(wbs和歌山放送NEWS)
きょう(9日)午前、白浜町沖で、プレジャーボートの乗組員1人が行方不明になり、田辺海上保安部などが捜索しています。
きょう午前9時すぎ、白浜町市江崎の西南西およそ8・5キロの海上で、プレジャーボート「パザパ」19トンの船長から、スクリューにからんだ網をはずすため海に潜っていた乗組員が行方不明になったと118番通報ありました。
このため、田辺海上保安部や県警などから巡視船艇やヘリコプターなどが現場に急行し、海と空から捜索を続けています。
行方不明者となっているのは、大阪・松原市のトラック運転手、中来田英豊(なかきた・ひでと)さん34才です。
調べによりますと、「パザパ」は、けさ7時に串本港を出港し、和歌山マリーナシティに向かっていましたが、現場海域で、2つのスクリューに網が絡んで航行できなくなりました。このため船長と中来田さんが海に潜り、スクリューの網をはずす作業をしていたところ、中来田さんの命綱がはずれ、行方が分からなくなりました。
船長ら他の乗組員あわせて7人にケガなどはありませんでした。
事故当時、現場海域の天候は曇りで、東の風10メートル、波の高さは2・5メートルでうねりもあり、波浪注意報が出されていました。そして、熱帯低気圧の北上などで、天候が時間とともに悪化してきています。

■水の事故:男性が不明…潜水中に命綱切れ 和歌山沖(毎日jp滋賀)
 9日午前9時5分ごろ、和歌山県白浜町の市江埼の沖合8.5キロの海上で、プレジャーボートに乗船していた大阪府松原市のトラック運転手、中来田英豊(なかきた・ひでと)さん(33)が、スクリューに絡まった網を取り除くため潜水している途中に行方が分からなくなった。田辺海保の巡視船などが捜している。
 同海保によると、中来田さんは同日午前7時ごろ、知人所有のボートに計8人で乗り込み同県串本町の串本港を出港、和歌山市の和歌山マリーナシティに向かう途中だった。重さ2キロの空気タンクを背負って海に潜ったが、作業途中で命綱が切れ、海中に沈んだ。ウエットスーツなどは着用していなかったという。【山本芳博】

■地引き網で生息調査、半数が外来種/猪苗代(KFB福島放送ニュース)
子どもたちが猪苗代湖で地引き網を引いて湖に生息する魚の種類に理解を深める「猪苗代湖の魚を調べてみよう」は8日、猪苗代町の松橋浜で行われた。
猪苗代湖の自然を守る会が近年ブラックバスなどの外来魚の生息・繁殖増加が懸念されるとし、外来種駆除を兼ねて初めて実施した。
会員のほか県内水面水産試験場、猪苗代湖・秋元湖漁業協同組合などの関係者と一般参加の児童ら合わせて約60人が参加した。
捕獲したのは96匹。
このうち外来魚はコクチバス39匹、オオクチバス4匹と半数近くに上った。
また在来種ながら猪苗代湖では過去に生息していなかったカネヒラも25匹確認された。

09/08/08

■泉参議員が防波堤周辺視察 新宮港振興会が灯浮標など要望(紀南新聞ネット版)
 振興会(椋野玲史会長)は7日、同港を訪れた元防災担当大臣の泉信也・参議院議員に対し、海の玄関口の安全性を保つための灯浮標と津波避難などに役立てる緊急放送設備の設置を要望した。

■天然記念物イタセンパラを救え 大阪・淀川に稚魚放流へ(Chunichi Web滋賀)
 国の天然記念物イタセンパラを絶滅の危機から救おうと、人工繁殖させた稚魚や成魚400〜500匹をかつての一大生息地、大阪・淀川周辺に近く放流する計画を国土交通省などが進めていることが8日、分かった。自然界での個体数を維持し、新しい生息環境を探るのが狙い。
 文化庁記念物課の江戸謙顕文化財調査官は「コウノトリやトキなど前例はいくつかあるが、野生絶滅に近い国の天然記念物が放流されるのは珍しい」と注目している。
 放流は、同省近畿地方整備局淀川河川事務所と大阪府水生生物センターが共同で計画した。1971年からイタセンパラの保護に取り組んでいる同センターが、淀川周辺で捕獲した成魚を人工池などで繁殖させることに成功。放流するのはその一部という。
 イタセンパラは日本のみに生息するコイ科の淡水魚。淀川のシンボルフィッシュ(象徴魚)だったが、河川工事や外来魚の増加で激減した。
 近年のエコブームで、民間の自然保護グループなどもイタセンパラと淀川の自然環境保護に関心を寄せ、2001年には同事務所の調査で稚魚約7800匹を確認できたが、06〜09年は4年連続でゼロ。今年もまだ目撃情報はないという。
 同センターによると、83年に淀川の治水・利水のため河口にせきが完成して環境が変わったことや、ブルーギルなど肉食外来魚の増加、マニアによる密漁などが原因とみられる。

■浜大津サマーフェスタ:ジャズと花火で観客盛り上げ−−大津(毎日jp滋賀)
◇音色にうっとり♪
 夏の湖都を音と光で盛り上げようと、大津市浜大津の大津港一帯でこのほど、全国で活躍するジャズプレーヤーらもステージに立つ「浜大津サマーフェスタ」が開かれた。初日の2日は観光客など約1万5000人が詰めかけ、演奏や夜空を彩る打ち上げ花火に酔いしれた。
 毎年8月初旬にあるびわ湖大花火大会に向け市内を盛り上げようと同市や企業などが主催しており、今年で6回目。音と光がテーマで、ジャズ演奏がメーンになって2年目の今年は、フェスのために結成されたオリジナルバンドなどの演奏が、竹や木のランタンが映り込む湖面を揺らした。
 同フェス実行委は「年々客も増えて評判もいい。ジャズを市内の名物にできれば」と話していた。【稲生陽】

■ハマゴウ:砂浜に彩り 淡紫色の花、佐波江浜で満開−−近江八幡(毎日jp滋賀)
 近江八幡市佐波江町の琵琶湖岸の佐波江浜で、熱帯の海岸などに自生する南国の花「ハマゴウ」が満開となり、キャンプや水泳に訪れる人たちの目を楽しませている。
 ハマゴウはもともと熱帯の海岸などに生える落葉低木。日本では、本州南部から沖縄などの海岸に自生している。枝は砂浜をはい、真夏にうす紫色の花をつける。国内の湖では唯一、琵琶湖岸に生えており、淡水の湖岸になぜ自生しているのかはなぞだ。
 この浜には、かつて多くのハマゴウ群落があったが今は数カ所だけとなった。県の絶滅危機増大種に指定されており、地元の自治会が保全活動を続けている。その成果で株の回りはきれいになり、花もひときわ目立つ。かれんな花はこれから次々に咲き、浜に彩を添えている。【斎藤和夫】

■交通渋滞予測:名神下り65キロ−−13日の瀬田東−西宮山口(毎日jp滋賀)
 県警交通規制課はお盆の交通渋滞予測をまとめた。県内の主な渋滞予測は次の通り。問い合わせは日本道路交通情報センター大津センター(077・522・1141)へ。【後藤直義】
【名神高速上り】13日=八日市−米原15キロ▽14日=大津−竜王15キロ、八日市−米原15キロ▽15日=京都南−瀬田東15キロ、八日市−米原20キロ
【名神高速下り】12日=栗東−大津10キロ、関ケ原−彦根10キロ▽13日=瀬田東−西宮山口65キロ▽14日=岐阜羽島−米原25キロ、草津−大津10キロ▽15日=関ケ原−彦根15キロ、彦根−竜王30キロ、草津−大津10キロ
【国道1号】10、12日=大江4−別保4キロ(16〜18時)
【国道8号】9日=栗東宅屋−野洲駅6キロ(11時)、彦根市内5キロ(18時)▽10日=栗東宅屋−野洲駅6キロ(11時)
【国道161号】8〜16日=堅田駅間−大津市小野4キロ(18時)

■共産も県版公約発表(asahi.com滋賀)
【雇用・子育て 12項目で具体化】 
 共産党県委員会は7日、衆院選に向けて独自にまとめた選挙政策を発表した。党中央が発表した政策を「雇用確保」「子育て世代の応援」など12項目で具体化した初の取り組み。県版マニフェストは民主、自民に次ぎ三党目。
 記者会見には森茂樹県議と1区から立候補を予定する川内卓氏が出席した。選挙政策の狙いについて「県民と取り組んできた党の運動を知ってもらいたい」と説明。立候補予定者の演説やビラなどで訴えていくという。
 県独自の項目としては、琵琶湖の総合保全やRD最終処分場問題、造林公社問題などを挙げた。琵琶湖保全では自民、民主が法制化による対策推進を示しているが、「水質汚濁や深層部の低酸素化のメカニズムなどを調査、把握する段階」とし、法整備は時期尚早との見解を示した。
 ダム問題では「ダムに頼らない河川政策を進める」とし、国事業の大戸川、丹生の2ダムと県営北川ダムの中止を明記した。このほか、東近江市にある3病院の統廃合問題では各病院の存続と拡充を主張。地方分権では道州制や関西広域連合に反対する考えを示した。

■琵琶湖保全など盛り込む マニフェスト発表 共産滋賀(京都新聞電子版)
 共産党滋賀県委員会は7日、衆院選の県版マニフェスト(政権公約)にあたる「県版選挙政策」を発表した。党中央が策定した「選挙政策」が、県でどう反映されるのかを具体化した内容で、琵琶湖の環境保全などの地域課題に県委員会独自の方針を示した。
 雇用・経済、農業、医療など計12項目ごとに、県の現状と具体的な施策を列挙。「琵琶湖の総合保全」「ダム問題」「造林公社問題」「RD最終処分場問題」を盛り込んだ。
 このうち、造林公社の債務問題については「国の責任は極めて重い」と指摘、「国の責任に見合った相当額の負担」など「抜本的な債務圧縮策を国でとる」とした。RD最終処分場問題については、産廃特措法の期限延長を盛り込んだ。
 共産党県委が県版マニフェストをつくるのは初めて。「これまで県内で展開してきた運動の到達点から、今回の選挙戦で問われる課題を展望した」としている。

■帰省ラッシュ本格化 東北道下り渋滞52キロ(Chunichi Web)
 お盆の帰省ラッシュが本格化し、下りが渋滞する中国自動車道宝塚IC付近=8日午前9時35分、兵庫県宝塚市で共同通信社ヘリから
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 お盆休みをふるさとや行楽地で過ごす家族連れらの帰省ラッシュが8日から本格化し、東海道新幹線は東京発の乗車率が指定席、自由席とも100%を超え、各地の高速道路も渋滞した。
 JR東海によると、同日午前7時すぎに東京駅を出発した博多行き新幹線の乗車率が120%を超えるなど帰省客らで混雑した。
 日本道路交通情報センターによると、高速道路の下りは同日午前9時20分現在、東北自動車道の栃木インター(栃木県)で52キロの渋滞となったほか、東名の焼津インター(静岡県)で41キロ、中央自動車道の上野原インター(山梨県)で39キロ、関越自動車道の東松山インター(埼玉県)で26キロの渋滞。
 同センターは、13〜14日が帰省ラッシュのピークとみている。
 一方、西日本高速道路によると、8日午前8時25分現在、中国自動車道下りでは最長40キロ、名神高速道路の上りで約15キロの渋滞となっている。
 JR新大阪駅では、家族連れや学生のグループが大型のキャリーケースを運ぶ姿が目立ち、自動改札にも行列ができる状態が続いた。(共同)

■想定外の渋滞発生も お盆時期の交通予想(Chunichi Web滋賀)
 県警交通規制課は、お盆時期(8〜16日)の県内の渋滞予想を発表した。
 例年通り、週末を中心に名神高速道路などで渋滞を予想。高速道路の料金割引の影響で、想定外の渋滞が発生する可能性もあるとしている。
 主な予想では、名神高速で13日午前1時〜午後7時、下り線瀬田東IC(インターチェンジ)−西宮山口JCT(ジャンクション)間で最大65キロ、15日午後4時〜午後9時、下り線彦根−栗東IC間で最大30キロ、15日午後1時〜午後8時、上り線八日市IC−米原JCT間で最大20キロの渋滞としている。北陸自動車道では15日午後3時〜16日午前2時、上り線敦賀IC−米原JCT間で最大25キロの渋滞を予想している。
 国道1、8、161号、同161号西大津バイパスでも期間中、3〜6キロの渋滞を予想している。
 交通渋滞の情報は日本道路交通情報センター・大津センター=電077(522)1141=へ。(曽布川剛)

■川の水難事故、ネットに全国マップ(asahi.com滋賀)
 河川での水難事故に気をつけて――。財団法人河川環境管理財団「子どもの水辺サポートセンター」(東京都)が、03〜08年に全国の河川と湖で起きた約600件の水難事故の概要をインターネットのホームページ(HP)で公表し、注意を呼びかけている。地図上で事故があった現場をクリックすると、発生時期や状況がわかる。センターは「川の危険性を理解したうえで水に親しんで」としている。
 事故の情報は、センターの職員が新聞記事などをもとに収集。今年7月から公表している。北海道から沖縄まで、全国を10のエリアに分けて地図上に示した。
 例えば「関東」エリアの多摩川周辺を拡大すると、06年8月に飲酒後に仲間と遊泳した高校生が事故にあったことが表示される。
 センターによると、全国で最も事故が多いのは大阪府などを流れる淀川水系の70件。愛知県などを流れる長良川の42件が続く。
 事故の6割は夏休み期間中の7〜8月に集中し、午後の発生が目立つという。バーベキューなどで酒を飲んだ後で事故に遭った大人もいた、とセンターは指摘する。
 宮尾博一(ひろかず)センター長は「川遊びの前には、行く先の事故事例を確認し、事前に心の準備をして安全に遊んでほしい」と話している。また川遊びをする際はライフジャケットの着用も呼びかけている。
 全国の水難事故マップはセンターのHP(http://www.mizube-support-center.org/)から見ることができる。

■夜空と湖面 夏満喫 びわ湖大花火大会(Yomiuri On Line滋賀)
 琵琶湖の夏の風物詩「びわ湖大花火大会」が7日夜、大津市の大津港一帯で開かれ、夜空と湖面に輝く大輪の花火に約35万人(実行委発表)が魅了された。
 26回目を迎えた今年のテーマは「びわ湖自然散策」。奥琵琶湖の桜や湖東三山のモミジ、清流に育つバイカモなど各地の自然と風景をイメージした花火約1万発が次々と打ち上げられ、見物客らは歓声を上げながら楽しんだ。

09/08/07

■湖面彩る大輪 歓声 びわ湖大花火大会(京都新聞電子版)
 大津市で7日に開かれた「びわ湖大花火大会」は、夏の夜空に咲き乱れた赤や緑の大輪の花が、35万人の観客を魅了した。
 観客らは花火の色に染まった湖面を眺め、湖国の美に酔いしれた。
 クライマックスで大音響とともに湖岸の空一面が花火で埋め尽くされると大きな歓声が上がった。
 大阪府島本町の会社員、赤堀このみさん(23)は「言葉では表せないくらいきれいだった」と話し、大津市松本2丁目の滋賀大付属小6年、丹波亜希子さん(12)は「滝みたいに下りていく花火がキラキラしてきれいだった」と浴衣姿で笑顔をみせていた。

■湖国彩る光の万華鏡 びわ湖大花火(京都新聞電子版)
 湖国の夏を彩る「2009びわ湖大花火大会」が7日、大津市の大津港一帯で開かれた。26回目の今年は「びわ湖自然散策」をテーマに、約1万発の花火が夜空と水辺一面を彩り、訪れた35万人(主催者発表)を魅了した。
 午後7時半、夜空高く光の大輪が開き「光の祭典」の幕開けを告げると、桜並木やハス、紅葉など、湖国の四季折々の花や風物をイメージした花火が打ち上げられた。
 また、大玉25連発や琵琶湖ならではの「水中スターマイン」なども次々とはじけ、約1時間にわたる光の絵巻を盛り上げた。

■カミツキガメ飼育で書類送検 富山の男「公園で釣った」(Chunichi Web滋賀)
 富山中央署は7日、カミツキガメを無許可で飼育したとして外来種被害防止法違反の疑いで、富山市新庄本町、建設作業員の男性(21)を書類送検した。同署によると、男性は飼育に許可が必要なことを知っており、「公園の堀で釣った。珍しいので飼ってみたくなった」と供述している。
 送検容疑は6月上旬ごろから、同法が特定外来生物に指定しているカミツキガメ1匹(体長約30センチ、重さ約4・3キロ)を、許可を得ず自宅ベランダの水槽で飼育した疑い。
 同署によると、先月6日、逃げ出したカメを近所の人が発見、捕獲して同署に届けた。男性はその日のうちに「カメが届いていないか」と出頭してきた。
 男性がカメを釣ったとしているのは富山県高岡市の高岡古城公園で、同市の担当者は「カミツキガメが出たという話は聞いたことがないが、万が一に備え調査する」と話している。(共同)

■ダムでおぼれ大学生死亡 福岡(asahi.com)
 7日午前7時40分ごろ、福岡市早良区曲渕の曲渕ダムに同区百道1丁目、大学生小森竜之介さん(19)が潜ったまま浮かんでこないと、一緒にいた友人が家族を通じて119番通報した。県警早良署によると、小森さんは約50分後、消防に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は水死という。
 同署によると、小森さんは同日朝から友人と2人で現場に釣りに来ていたらしく、湖底に引っかかった針を外そうとダム湖に潜ったらしい。おぼれた場所は岸から約15メートル、水深3〜4メートルほどという。

■きょう、びわ湖大花火 会場周辺で交通規制(Chunichi Web滋賀)
 「2009びわ湖大花火大会」が7日、大津市の大津港周辺で開催される。打ち上げは午後7時半から1時間。実行委員会は昨年の35万人と同程度の人出を想定しており、県警などは会場周辺の交通規制や船舶航行規制を行う。
 同日午後5〜11時、JR大津駅から島ノ関西交差点までの中央大通りや、JR膳所駅からにおの浜2丁目交差点までのときめき坂、午後5〜10時は同市観音寺から大津プリンスホテル東側交差点の間のびわ湖側区域などが歩行者専用道路になる。
 草津市の湖周道路(県道559号)では同時刻の間、湖岸志那中町交差点から湖岸新浜交差点までが北進一方通行になる。イオンモール草津からは南進できる。
 また、午後6〜10時、琵琶湖大橋から近江大橋までの琵琶湖水域では動力船の航行が禁止される。
 実行委では「高速道路割引の影響で、大津ICからの渋滞を心配している。来場者はできるだけ公共交通機関を利用してほしい」としている。(曽布川剛)

09/08/06

■衆院選しが:マニフェストを自民県連が作成(毎日jp滋賀)
 自民県連は5日、18日公示の衆院選に向け県版マニフェスト(公約)を発表した。衆院解散で廃案となった琵琶湖再生法(仮称)の成立を目指すほか、多額の債務を抱える造林公社問題に国の支援が受けられるよう取り組むことなどを掲げた。
 教育、福祉、文化、環境、地域活性化など多分野について包括的にまとめた。栗東市内の産業廃棄物処分場への対応については産業廃棄物特措法の期限延長を目指すほか、造林公社問題については、今後伐採する木材の流通ルート拡充を図る。県連広報紙の号外として8万枚を配る。
 宇野治会長は「県政が主体。県内課題を実行できるよう、国会議員として支援する意志を示した」と説明した。【安部拓輝】

■平日も高速1000円、スタート 渋滞2〜3倍増見込み(asahi.com)
 高速道路のETC搭載の乗用車の「休日一律1千円」が6日、首都圏や関西圏などを除く地方で平日にも拡大された。今週と来週は木、金曜(6、7、13、14日)の平日が一律1千円に値下げされる。お盆期間中の交通量を分散させるのが狙いだが、大幅値下げに伴って渋滞発生回数は前年の2〜3倍に増える見込み。
 日本道路交通情報センターによると、6日正午までに、名神高速上りの茨木インター(大阪)付近で19.5キロ、中国道下りの宝塚インター(兵庫)付近で17キロ、東北道下りの佐野サービスエリア(栃木)付近で12キロ、東名高速下りの大和トンネル(神奈川)付近で12キロの渋滞が発生した。中央道や中国道では2カ所で30キロ以上の渋滞が予測されていたが、いずれも下回った。
 一方、首都高速上りでは平日朝の通勤ラッシュに、値下げ拡大による利用が加わって普段より長い渋滞が発生。4号新宿線では中央道の国立府中インター付近まで25キロ、3号渋谷線では東名川崎インター付近まで20キロの渋滞が生じた。
 各地の高速道路の休憩所では6日、大型車用の駐車スペースが乗用車で埋まるのを防ぐため、警備員がポールを立てて、大型車用の駐車スペースの確保を始めた。
 また、高速道路各社は渋滞の起点になることが多いトンネルや上り坂での対策を強化。トンネル入り口で急に速度が低下しないように照明を明るくして圧迫感を減らしたり、上り坂にさしかかる地点に電光掲示板を設け、速度回復を促したりする。
 下りは13、14両日、上りは14〜16日にかけてがピークとみられる。昨年は燃油高騰で交通量が少なかったが、今年は10キロ以上の渋滞が704回(前年331回)、30キロ以上の激しい渋滞が66回(同23回)に増えると予測される。
 時間帯ごとの渋滞予測は高速道路会社のインターネットサイト「ドラぷら」「高速日和」などで閲覧でき、各社は出発時間の調整や経路検索への活用を呼びかけている。(歌野清一郎)

■衆院選立候補予定者にアンケート 嘉田知事の支援団体、県政など(京都新聞電子版)
 嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」は5日までに、衆院選で県内4選挙区から立候補を予定する15人に対し、嘉田知事の掲げる重点施策や県政への評価など10項目に関する考え方を聞くアンケートを送付した。
 同会は今回の衆院選にかかわらない方針を決めていたが、寺川庄蔵代表は「関心の高い選挙であり、県政の視点で選択の判断材料を提供しようと考えた。嘉田知事が政策を実行するうえでも参考になる」と話している。特定政党や候補者を支持しない方針は変えないとしている。
 アンケートは、県議会で賛否がきっ抗したダム問題のほか、嘉田知事のマニフェスト(公約集)と現在の県政の評価▽国の直轄事業負担金や出先機関の見直し▽RD産廃処分場問題−など。
 8日までの回答を求めており、10日ごろに原文のまま同会のホームページで公表する。

■水質改善へ「琵琶湖再生法」 自民県連 県版政権公約を発表(京都新聞電子版)
 自民党滋賀県連は5日、衆院選に向け、琵琶湖の水質改善などを目的とした「琵琶湖再生法」(仮称)の成立や全国一の温室効果ガス削減などを盛り込んだ県版マニフェスト(政権公約)を発表した。県内4選挙区から立候補予定の4人が会見し、「滋賀らしさ、滋賀の可能性を伸ばす観点でまとめた」とアピールした。
 琵琶湖再生法は県が立てる再生計画に国が財政支援する内容。温暖化防止対策では、県の目標と同様に「2030年に温室効果ガス50%削減を目指す」と明記した。
 栗東市のRD産廃処分場問題では国の財政支援が受けられる産廃特措法の延長を目指すとし、造林公社の累積債務問題では国支援の制度化に取り組むとした。医師確保や県内有料道路の無料化、県内自給率51%など幅広い分野の政策をうたっている。マニフェストのちらしは4陣営で計8万枚作る予定で集会などで配布するという。
 この日は会見後、自民党の友好団体を招いた政策懇談会が開かれ、約60団体の約150人が出席。講師の伊吹文明元同党幹事長や立候補予定者が自民党や自身への支援を訴えた。

■びわ湖大花火 あす交通規制(asahi.com滋賀)
【人出35万人予想】
 「びわ湖大花火大会」が7日、大津市の大津港を中心に開かれる。午後7時半から1時間にわたり1万発の花火が打ち上げられ、真夏の夜空と湖面を彩る。午後8時25分から湖面で花火を爆発させるスターマイン、同27分にナイアガラでフィナーレを迎える。
 約35万人の人出が見込まれる当日は一帯に交通規制が敷かれ、県警は「車の利用を控え、公共交通機関を利用してほしい」と呼びかけている。
 交通規制の詳細は大会実行委のホームページ(http://www.biwako-visitors.jp/hanabi/)で。

■夏の湖上彩る大輪 長浜・北びわ湖大花火(Chunichi Web滋賀)
 湖北地方の夏の夜空を彩る「長浜・北びわ湖大花火大会」(中日新聞社協賛)が5日夜、長浜市の長浜港一帯で開かれ、大輪の花火が10万人(主催者調べ)の観衆を魅了した。
 スターマインや、全国の花火師が丹精した「芸術花火」など、約1万発が次々と打ち上げられ、浴衣姿の親子連れらは1時間にわたって、湖上の鮮やかな光のショーを楽しんだ。(佐伯友章)

■コハクチョウの愛護訴え 草津で飛来の姿収めた写真展(Chunichi Web滋賀)
 冬に琵琶湖南部に飛来するコハクチョウを撮影した「第9回コハクチョウ写真展」が草津市立水生植物公園みずの森で開かれている。9日まで。
 環境ボランティア「草津湖岸コハクチョウを愛する会」が、極東のシベリアから野洲川以南の南湖に飛来したコハクチョウを撮影した58点を展示。会は写真展などで水鳥の愛護を訴えてきた。
 今年は湖岸の造成工事やレジャー客の増加など、例年以上に琵琶湖の生育環境が悪化し、1月から2カ月ほどの間で数羽しか確認できなかった。それでも、湖面で羽を休めたり、群れでじゃれ合うコハクチョウの表情が写真に収められている。
 会の湖岸での清掃活動の様子も展示され、水鳥が飛来できるよう、琵琶湖保全も呼び掛けている。観覧には入園料が必要。(添田隆典)

09/08/05

■びわ湖大花火大会で400人警備 県警、今年も強化(京都新聞電子版)
 大津市の大津港沖で7日に開かれる「びわ湖大花火大会」で、滋賀県警は、東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受けて昨年強化した400人規模の警備態勢を今年も編成する。例年開催する8日が土曜日のため、混雑を考慮して日程が1日前倒しされたが、昨年と同じ人出(約35万人)を予想しており、特別警戒隊や、車両進入防止の機材を置いて見物客の安全を守る。
 警戒隊は、制服姿の20人が会場パトロールなどを行う。また、車両進入を防ぐため、混雑する区域に、高さ約1メートルの樹脂製たる(クッションドラム)を置く。
 また、会場近くの道路は時間によって通行止めなどの交通規制をするほか、湖上の船舶航行も制限する。当日は、沿線を走るJR西日本が40本、京阪電鉄が75本の臨時列車を増発する。

■お盆の平日、ETC車大幅割引へ 地方の高速道上限千円に(Chunichi Web)
 お盆期間中に限り、地方圏の高速道路料金を平日の木、金曜も上限千円にする大幅割引が6日始まる。6、7、13、14の計4日間で、自動料金収受システム(ETC)を利用する乗用車と二輪車が対象。
 大幅割引は土日祝日限定で今年3月にスタートしたが、5月の大型連休に各地で大渋滞を引き起こしたことから、交通量を分散するため、期間を限定して国土交通省が平日へ拡大することにした。高速道路各社の予測では、6日は中央道や中国道で例年より早めに渋滞が起きる見込みで、混雑の分散効果が表れそうだ。
 このほか月、火、水曜に当たる10〜12日と17、18日には、トラック、バスなど中型以上の車を対象にしている深夜の半額割引を終日に拡大する。
 高速道路各社によると、帰省とUターンで特に激しい渋滞が起きるのは、下りが13〜14日、上りは14〜16日となる。
 6日は中央道下り線相模湖インター(神奈川県)と、中国道下り線宝塚東トンネル(兵庫県)の付近で朝方に30キロ以上の渋滞が発生するが、午後1時から3時ごろにかけて解消に向かうと予想されている。7日も相模湖インター付近で午前を中心に30キロ以上の渋滞が起きる見通し。(共同)

■台風8号、先島諸島に接近へ=暴風、高波に警戒−気象庁(jiji.com)
 大型で強い台風8号は5日、南大東島の南の海上を西に進んだ。6日昼すぎには先島諸島が暴風域に入る可能性があり、気象庁は暴風や高波への警戒を呼び掛けた。
 8号は5日午後3時には南大東島の南約370キロにあり、時速約20キロで西へ進んだ。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
 発達しながら西に進み、6日昼ごろには沖縄本島の南海上を通過。6日夜遅くから7日明け方にかけて先島諸島にかなり接近する見込みで、同諸島では最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートルに達する可能性がある。
 沖縄本島地方、先島諸島、九州南部・奄美地方の海上で大しけとなるほか、沖縄と九州では、6日未明から1時間に50ミリ前後の雷を伴う非常に激しい雨の降る恐れがある。同日午後6時までの多い所での24時間予想雨量は、沖縄・九州南部で250ミリ、九州北部で200ミリ。

■滋賀版マニフェスト発表自民党滋賀県連(msn産経ニュース)
 自民党滋賀県連は5日、衆院選後に取り組む政策を明示した「県版マニフェスト」を発表した。
 琵琶湖の水質改善などを目的とした「琵琶湖再生法」の成立や農林水産業の振興、広域交通の基盤整備など約50項目。
 記者会見した宇野治県連会長は「滋賀県の重要課題を盛り込んだ。国の支援を得て実現を目指したい」と話した。
 民主党滋賀県連も既に「民主党マニフェスト+滋賀」を発表している。

■高島で33.4度/今夏最高(asahi.com滋賀)
 梅雨が明け、湖北にもようやく夏がやって来た。4日、高島市今津町では日中の最高気温が今夏最高の33.4度を観測。午後からは上空に入道雲がわき上がった=写真。
 高気圧に覆われた県内は青空が広がり、東近江市も今夏最高の33.6度、大津市は33.4度だった。彦根地方気象台によると、太平洋の南海上に台風8号があり、5日以降の天気は崩れそうという。

09/08/04

■琵琶湖外来魚駆除大会(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。本年度後半の駆除大会開始のお知らせです。
目的:琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除を行う
開催日:2009年9月6日(日)・・・雨天決行
時間:10:00〜15:00
※随時参加・随時解散といたします
参 加 費:無料←今回は滋賀県と共同開催のため
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
受付:滋賀県草津市志那中湖岸緑地
交通:JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、終点「琵琶湖博物館前」停留所から琵琶湖沿いに徒歩約20分。
駆除方法:エサ釣り
持ち物:釣り道具(特に釣り竿・魚を入れる容器)は出来るだけ各自でご準備下さい。
希望者には餌・仕掛けのみ無料でお分けいたします。
また若干数ではありますが、竿を無料レンタルいたします。
仕掛けを準備出来る方はサンプル図を参考にして下さい。
昼食は各自ご持参下さい。(最寄りのコンビニまで徒歩約15分)
お願い:会場にゴミ箱はありませんので、必ずゴミは各自でお持ち帰り下さい。
主催:琵琶湖を戻す会
豊かな湖づくり推進委員会
協力:守山漁業協同組合
滋賀県漁業協同組合連合青年会
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。
個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省より特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html

■沼田のワニガメ無許可飼育:被告に懲役6月求刑 即日結審−−地裁(毎日jp)
 ワニガメやカミツキガメを許可なく飼育したとして、動物愛護法違反罪などに問われた沼田市鍛冶町、無職、上村登被告(50)の初公判が3日、前橋地裁(熊代雅音裁判官)であり、上村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役6月を求刑して、即日結審した。
 検察側は冒頭陳述で、上村被告は05年12月から今年6月にかけて、環境相の許可を得ずに特定外来生物のカミツキガメ4匹を飼育し、06年6月から今年6月にかけて、知事の許可を得ずに、特定動物のワニガメ1匹を飼育したと主張。論告で「人間に危害を及ぼす危険な動物を屋外などで無造作に飼育し、他者への配慮が不十分」などと指摘した。
 一方、弁護側は「カメの飼育による被害は生じていない」と執行猶予を求め、上村被告は「爬虫(はちゅう)類は二度と飼わない」と意見陳述した。【奥山はるな】

■梅雨明け:ようやく… 夏本番プールに歓声(毎日jp滋賀)
 待ちわびた夏−−。近畿地方の梅雨明けが発表された3日、県内でも朝から好天に恵まれ、もくもくとした入道雲が青空を覆った。各地のプールや琵琶湖岸の水泳場には、多くの家族連れらが訪れ、水遊びを楽しんだ。
 流水プールやウオータースライダーがある草津市追分町の市立ロクハ公園のプールも、親子連れやカップルでにぎわい、子どもたちのはしゃぐ声が響いた。同園職員によると、先月は天候が不安定だったため、1日の来場者数が昨年の半分程度だったという。
 父親と訪れ、ウオータースライダーに挑戦した大津市立堅田小4年、三沢麻由美さん(10)は「ちょっと怖かったけど、もっと遊びたい」と笑顔で話していた。【南文枝】

■やっと梅雨明け、水泳場に歓声 昨年より22日遅れ(Chunichi Web滋賀)
 大阪管区気象台は3日、近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。太平洋高気圧の勢力が一時的に弱まったため、梅雨明けを特定できなかった1993年を除いて、統計を開始した51年以降で最も遅いという。昨年より22日、平年より15日遅い。
 彦根地方気象台によると、梅雨入りした6月9日から8月2日までの降水量は、彦根市が375ミリ、大津市が480・5ミリといずれも平年並みだった。
 3日の彦根市内の最高気温は31度まで上昇。晴れ間が広がり、市内の松原水泳場では、家族連れらが水浴びを楽しんでいた。(古根村進然)

■やっと夏空 水しぶき豪快 湖国も梅雨明け(京都新聞電子版)
 近畿地方が梅雨明けした3日、滋賀県でも待ちに待った夏空の下、各地で水遊びなどに興じる歓声が響いた。
 彦根地方気象台によると、今年の梅雨明けは1951年の観測開始から最も遅く、平年より15日、昨年よりは22日遅かった。
 梅雨入りした6月9日から8月2日までの降水量も、余呉町柳ケ瀬で552ミリ(平年486ミリ)、甲賀市信楽で485ミリ(同405ミリ)、大津市萱野浦で480ミリ(同432ミリ)など、やや多かった。
 ようやく夏のにぎわいとなった大津市の皇子が丘公園プールには、朝から子どもたちの歓声が響いた。友達と訪れた近所の小学生は「やっと夏休みがきた感じ」と、水しぶきを上げてはしゃいでいた。

■びわ湖の水上でジャズセッション−「びわこ花噴水」で会場魅了(びわ湖大津経済新聞)
 浜大津アーカスびわ湖岸の大津港特設会場で8月2日・3日、「浜大津サマーフェスタ2009」が開催された。
 同イベントは、「びわ湖環境保全の訴求」「びわ湖岸からの情報発信」をコンセプトに2004年から行われる。6回目の開催となった今年は、「港に流れる音楽、おしゃれな夏祭り」をテーマに昨年よりジャズライブをメーンにリニューアル開催。一帯が暗くなると浜大津の名物「びわこ花噴水」とともに水上ステージでのジャズライブ会場を盛り上げた。
 同2日のイベント開催前には、滋賀県のイメージキャラクターになったキャッフィーもウォーターボールに入って登場し、8月30日に大津市雄琴湖岸緑地公園沖で開催される「NWWAウォーターボールde水上歩行競技大会onびわこ」のPRを行う一面も。
 イベントでは、「マイはし」「マイ皿」を持参すると割引が受けられる屋台も出店。湖上や湖岸では「光フェスタ」として「びわ湖ランタン・コンテスト」が行われ、並んだランタンが幻想的な雰囲気を演出し、両日ともフィナーレでは打ち上げ花火が上がりライブを締めくくった。

09/08/03

■ようやく梅雨明け、観測史上最も遅く 近畿地方(紀伊民報AGARA)
 気象庁は3日、近畿地方と東海地方で梅雨明けしたとみられると発表した。観測史上最も遅く、近畿では昨年より22日、平年より15日遅い。8月の梅雨明けは2003年(8月1日)以来2回目。
 和歌山地方気象台によると、7月に入り太平洋高気圧が強まったが、北から気圧の谷が南下して天候をぐずつかせたため梅雨明けが遅れた。8月の気温は今のところ平年並みと予想しているが、平年より晴れの日が少なく、日照時間が平年並みかそれ以下になる可能性が高いという。

■堅田湖族まつり:イベント多彩に にぎやかに江州音頭で総おどり−−大津(毎日jp滋賀)
◇堅田漁港周辺で
 大津市の堅田漁港周辺では1、2日の両日、「堅田湖族まつり」が開かれた。堅田地区の夏の風物詩で、多くの家族連れらが総おどりや花火、自治会対抗の船レースなど多彩なイベントを楽しんだ。
 祭りは今年で26回目。名称は、同地区が航路の要衝として栄えた中世、琵琶湖の水運と漁業の特権を持ち、「湖族」といわれた人々にちなんだという。
 1日の夜には、約1300個の灯ろうが琵琶湖の防波堤に並べられ、湖の夜景をバックにゆらめく光が、不思議な空間をつくり出していた。
 また、総おどりでは、浴衣姿の住民らが「江州音頭」に合わせ、楽しそうに体を動かしていた。【南文枝】

■北びわ湖大花火大会:湖面と夜空を染める1万発 14万人酔う−−彦根(毎日jp滋賀)
 彦根市松原町の琵琶湖・松原水泳場一帯で1日夜、第60回彦根・北びわ湖大花火大会(実行委主催)があり、浴衣姿のカップルや家族連れら約14万人(主催者発表)が、夜空を染める約1万発の花火を楽しんだ。
 真夏の観光イベント「彦根夏の陣」の催し。スターマインや仕掛け花火などが次々と打ち上げられた。見物者は砂浜や周辺の道路沿いを散策したり、広場に陣取り、湖面を染める約1時間の花火ショーに酔いしれた。
 夏の陣はこの後、▽6日のひこね万灯流し▽8日の彦根ばやし総おどり大会と続く。【松井圀夫】

■近畿地方、やっと梅雨明け 観測史上最も遅く(京都新聞電子版)
 大阪管区気象台は3日、近畿地方が梅雨明けしたとみられる、と発表した。冷夏で梅雨明けを特定できなかった1993年を除き、51年の観測開始から最も遅かった。夏空の下、琵琶湖では伝統の遠泳大会が行われ、丹後の海水浴場にも大勢の人が繰り出した。
 気象台によると、梅雨明けは昨年より22日、平年と比べても15日遅く、梅雨の期間は6月9日から55日に上った。上空の寒気の影響などで前線がかかりやすい日が多かったため、梅雨が長く続いた。今後一週間は晴れる日が続くものの、今夏は平年より曇りがちの天気が多い見込み。
夏到来 琵琶湖で遠泳
 大津市の和邇浜水泳場南浜沖の琵琶湖では、明治から続く京都踏水会(京都市左京区)の伝統行事「琵琶湖遠泳」があった。梅雨明けを感じさせる強い日差しが降り注ぐ中、子どもたちは波をかき分けて本格的な夏の到来を楽しんだ。
 琵琶湖遠泳は、踏水会の創設以来ほぼ毎年行われており、113回目を数える。練習を重ねた小中学生51人が参加した。「早く泳ぎたい」と心待ちにしていた子どもたちは「頑張るぞー」「おー」の掛け声とともに隊列を組んで泳ぎ始め、沖合を周回するコースで、1時間から1時間半の遠泳に挑んだ。

■ドラゴン舟、親子で力合わせ 大津で大会 12チーム参加(京都新聞電子版)
 第4回びわ湖ドラゴンキッズ選手権大会(同大会実行委主催)が2日、大津市島の関の琵琶湖で開かれ、県内を中心に親子連れらが竜頭の飾りをつけたドラゴンボートをこいで、200メートルの直線タイムを競った。
 小学生の部と親子の部に分かれ計12チームが参加。こぎ手20人や太鼓手が全長16メートルのボートに乗り、太鼓のリズムに合わせて声を合わせ懸命にパドルを動かした。
 会場には約500人が集まり、琵琶湖の風を受けながら進むボートに、保護者らも湖岸から声援を送っていた。小学生の部は、大津スキースポーツ少年団「青龍」、親子の部は、池の里JUNIOR LAKERS!が優勝した。

09/08/02

■夕闇に浮かぶ 光のオブジェ 大津港でフェスタ(京都新聞電子版)
 光のオブジェで湖岸を彩る「びわ湖ランタン−光のフェスタコンテスト」が2日夜、大津市の大津港で始まった。大勢の市民らが繰り出し、夕闇に浮かぶ明かりを楽しんだ。
 2、3の両日開催している浜大津サマーフェスタのイベントの一つで、今年で4回目。同フェスタの企画運営委員会が募集し、大学や高校など各団体からの応募作品、13点を展示している。
 花を飾った竹細工を照らした作品や琵琶湖の環境や漁をテーマにしたオブジェが点々と並び、家族連れや浴衣姿のカップルらが足を止めて見入っていた。
 また、湖面にせり出した舞台では、ジャズバンドによる演奏があり、軽快なリズムが会場を盛り上げていた。

■北山ダム底の土砂しゅんせつへ 9年かけ防災工事(佐賀新聞ひびのニュース)
 北山ダム(佐賀市)のダム底に、想定を大幅に上回る土砂が堆積(たいせき)し、排水のための門の開閉などに支障が出る恐れがあるとして、九州農政局は2010年度から9年計画でしゅんせつなどの防災工事を行う。少なくとも2度は貯水量2000万トン超のダムが空っぽになる大規模工事になる。
 計画実施には農業用水受益者(8215人)の3分の2以上の同意が必要で、早ければ来年1月から同意手続きを始める方針。
 九州農政局によると、ダム底に堆積している土砂は約65万トン。建設時に想定した2・6倍にのぼる。同局北部九州土地改良調査管理事務所(福岡県久留米市)が2007年度から行った調査で、のり面崩落や浸食を約80カ所で確認されたほか、施設管理を委託されている佐賀土地改良区(佐賀市)の堆砂調査でも、毎年1万トン程度の土砂が流入していると推測されている。
 このまま放置すれば数年で7つある排水時に使う門の最下部が土砂に埋まり、変形して漏れたり、流量調整機能に支障が出る恐れがあるという。土砂の大量堆積の原因について、管理事務所は「林業の低迷で周囲にある山林の荒廃が進んだため」とみる。
 事業は、農業への影響が少ない冬場に行う予定。土砂のしゅんせつのほか、土砂流入を防ぐ貯砂施設の新設、水門設備の更新、のり面保護工事などを計画する。農林水産省が内容を審査、年内にも結論が出るという。管理事務所の村上徹也計画課長は「農家に影響が出ないよう工期や施工など万全を期したい」と話す。
 北山ダムは国営嘉瀬川土地改良事業として1957年に完成。有効貯水量は2200万トンで、佐賀、小城市の農地約9500ヘクタールに送水する。

■ふなずしの本漬け 家族連れら学ぶ 彦根県水産試験場を一般公開(京都新聞電子版)
 滋賀県彦根市八坂町にある県水産試験場の一般公開が1日行われ、家族連れらが、ふなずしの漬け方や琵琶湖の生き物について学んだ。
 食べる魚を増やすための調査研究に取り組む県職員が講師やガイド役を務め、場内の9カ所で体験イベントなどが行われた。
 ふなずしの漬け方講習会では、公募の約30人がニゴロブナを発酵させる「本漬け」の漬け込みを体験。あらかじめ塩漬けしたニゴロブナ(大きさ約20−25センチ)の塩を洗い流した後、乳酸発酵を促すご飯とともに漬物用のたるに詰めた。
 会社員の浜野源造さん(59)=甲良町小川原=は「ふなずしは大好きでよく食べている。細かい作業が学べたので自前で漬けたい」と話していた。

■伊崎のさお飛び:修行僧7メートルダイブ−−近江八幡(毎日jp滋賀)
 琵琶湖に突き出た高さ7メートルのさおの先から飛び込む「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の比叡山延暦寺の修験道場・伊崎寺(上原行照住職)であった。
 比叡山で百日回峰を勤めた30〜37歳の修行僧7人が法要の後、真っ白な浄衣(じょうえ)姿で長さ13メートルのさおの先まで進み、手を合わせて湖面に飛び込んだ。お堂や湖上から見守った参拝客らは、修行僧が無事湖面に着水すると盛んに拍手を送っていた。
 「伊崎のさお飛び」は、今から約1200年前の平安時代、修行僧がさおの先に鉢をつり下げ船から浄財を集めたのが始まりとされる。その後修行の一環として行われるようになった。
 戦前から若者の度胸試しの場にもなり、一般の参拝客も飛び込む真夏の風物詩となっていたが、05年に無断で飛び込んだ若者が死亡する事故が起き、純粋な宗教行事に戻った。【斎藤和夫】

■浄衣姿の修行僧、伊崎のさお飛び 近江八幡(Chunichi Web滋賀)
 岸壁から突き出た角材の先から7メートル下の琵琶湖に修行僧が飛び込む伝統行事「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺で繰り広げられた。
 湖を行き交う漁船から浄財を募るために寺の修行僧が湖に飛び込んだ、という1100年ほど前の故事に由来する。
 参加したのは比叡山で百日回峰行を終えたいずれも30代の僧7人。浄衣(じょうえ)姿で、長さ13メートル、幅40センチの角材の先端まで一人ずつ進み、ダイビングに挑んだ。
 激しい雨が降り、さおの先端に進むにつれ、揺れやしなりが増したが、僧たちは手を合わせて次々に湖に飛び込み、全員が豪快な水しぶきを上げていた。(前嶋英則)

09/08/01

■修行僧、琵琶湖へ豪快ダイブ 近江八幡で伊崎のさお飛び(京都新聞電子版)
 琵琶湖の夏の風物詩「伊崎のさお飛び」が1日、滋賀県近江八幡市白王町の伊崎寺であった。大粒の雨が降る悪天候ながら、修行僧が絶壁に突き出たさお先から豪快に湖へ飛び込み、見物客約200人は大歓声を上げた。
 平安時代から続くとされる伝統行事。船からお布施を得るためにさおから空き鉢を釣り下げ、僧が湖に飛び込んで拾った故事が由来という。伊崎寺は比叡山の荒行「1000日回峰行」と縁が深く、例年、100日回峰行を達成した行者がさお飛びに挑んでいる。
 今年も鳥取や栃木から修行僧7人が参加した。幅30センチ、長さ約13メートルの不安定なさおの上を歩き、合掌しながら約7メートル下の湖面へダイブ。大きな水しぶきが上がると、同寺や船で見物していた人たちが拍手を送った。

■味ある記 アメリカナマズのバーガー(茨城県行方市)(Chunichi Web滋賀)
 「ご当地バーガー」は全国に数多くあるが、茨城県行方(なめがた)市の名物はアメリカナマズを使うチョー個性派。その名も、市名とナマズの口の印象を組み合わせた「なめパックン」。生臭くないかな…ホントに食べられる!? “怖いもの食べたさ”で霞ケ浦に面した水辺の街を訪ねた。
 市観光物産館「こいこい」で注文し、覚悟を決めてガブリ。鶏肉に似た食感で意外にあっさり味だ。生臭さとは無縁で、タルタルソースとチリソースのダブルの味付けもいける。二個をペロリ、いやパックンとおいしくいただいた。
 強いこだわりがある。三〜四キロの成魚から二百グラムしか取れないカマ肉を使用。わさび菜やレンコンなど七種類の地元産野菜もたっぷり入っている。
 今年一月から販売をスタート。物珍しさで評判を呼び「こいこい」では週末は一日百五十個は売れる。厨房(ちゅうぼう)担当の風間亜紀子さん(35)も「県外からも食べにくる人も。開店前から客が並び、夕方まで途切れない日もあります」とその人気に胸を張る。
 霞ケ浦でアメリカナマズの養殖が始まったのは一九七五年ごろ。しかし養殖網から漏れ出た「天然物」が二〇〇〇年には爆発的に増加。エビやハゼなどの資源も食い荒らすため、現在外来生物法で無許可養殖が禁じられ、湖では駆除対象になっている。
 元は同じ種類でも養殖物と天然物は「まったく別物の味」。雑食で生臭さが強い天然物に対して、養殖物は料亭から引き合いのあるほどの美味。地元の養殖業「なまず屋」の野原吉伸さん(35)は「淡泊な肉質にするため脂分の少ない飼料で五年間丁寧に育てている」と味に絶対の自信を持つ。
 「アメリカナマズなら話題性も十分で地域のシンボルになる」。四年前、三町が合併してできた新市の特産品として白羽の矢が立てられた。経済産業省の補助金を開発資金に、行方市商工会が中心になってつくったナマズの薫製がヒットし「商品価値が実証された」と同商工会の経営指導員平野敬子さん(50)。その自信を背景に、地元経済人ら約二十人が三カ月かけて開発したのが、若者向けの「なめパックン」だった。
 平野さんはアメリカナマズ以外にもワカサギ、ひまわり油など地元食材を使ったユニークな商品開発の中心的役割を担う。「なめパックンは開発、生産、加工、販売とオール行方で作り上げた自信の一品。なんじゃこりゃ、とインパクトのある味に仕上がった。ぜひ行方に来て食べて」とPRする。 (服部利崇)
<メモ> 「なめパックン」は1個480円。購入できるのは「こいこい」=電0299(36)2781、ミート&フーズ旭屋=電0299(72)1770=の市内2カ所のみ。コイを使った「こいパックン」、豚肉の「ぶたパックン」と合わせて「行方バーガー」で売り出し中。

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