琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2013/02)
13/02/28
■琵琶湖全循環状態に イサザの生息確認(ChunichiWeb滋賀)
高島市今津町沖の琵琶湖水深九十メートル付近の湖底で例年より早く急激に水中の酸素濃度が低下する貧酸素状態となった現象を調べていた県は二十七日、底層での水中酸素濃度が回復し、表層と底層の水が混ざり合う「全循環」を確認したと発表した。
貧酸素は湖の水一リットルに溶けた酸素量が二ミリグラム未満に減る状態。例年十〜十一月に観測されるが昨年は九月前半に確認。湖底の生物アナンデールヨコエビの大量の死骸が見つかったほか、酸素濃度低下に伴って泥に含まれるマンガンが溶け出し、湖底面が黒く変色する現象も観測した。
その後の県琵琶湖環境科学研究センターの調査で、十月三日以降にはすべての調査地点で溶存酸素濃度が回復する傾向がみられ、貧酸素状態は一カ月間程度だったと推定。一月三十日の調査では、水中有索ロボット(ROV)による調査で、湖底でイサザの生息を確認し、湖底の変色の解消も観測した。
センターは昨年の貧酸素状態の原因の一つを、六〜七月に大量増殖した植物プランクトンが湖底に沈降し、分解時に大量の酸素を消費したためと推定。さらに夏場、湖の上・下層の温度差が大きくなり、酸素が多い上層の水と少ない下層の水が混ざりにくい状態だったとみる。九月三十日に台風17号が通過し強風で上・下層の水が混合、溶存酸素が回復し始め、気温の低下に従いさらに水が混ざり合ったとみている。(梅田歳晴)
13/02/27
■ガソリン価格、レギュラー156.2円…3週間で4.5円アップ(Responce)
資源エネルギー庁が2月27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり156.2円となり、前週に比べて1.0円の上昇となった。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に、13週連続の価格上昇が続いている。
地域別では、東北で1.5円、中部で1.3円、近畿で1.1円、中国で1.0円、関東と九州・沖縄で0.9円、四国0.7円上昇。0.1円下落した北海道を除くすべてのエリアで前週を上回った。
ハイオクガソリンは1.0円上昇して167.0円、軽油は0.9円上昇して135.4円だった。
e燃費(運営:イード)によると、2月27日のレギュラーガソリンの全国平均価格は148.46円/リットル、ハイオクは160.19円/リットル、軽油は126.45円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
13/02/26
■建築甲子園、安曇川高が準優勝(ChunichiWeb滋賀)
全国の高校生が建築設計の腕を競う「第三回高校生の建築甲子園」(日本建築士会連合会など主催)で、高島市の県立安曇川高校が準優勝に選ばれた。二十五日に同校校長室で表彰式があった。
受賞作品は「外来魚。新しい地域のくらし」で、A1サイズのボード。外来魚駆除や食育利用を目指す拠点施設の計画を提案した。同校三年の伊庭卓弥さん、高尾卓矢さん、野崎裕貴さんの三人が昨年四月から制作に取り掛かった。
漁業や生態系に悪影響をもたらす外来魚問題に、駆除だけではなく、外来魚の食育利用など「つくり育てる漁業と漁業者の育成」に取り組む地域の暮らしを発想した点が評価された。同高は第一回甲子園で優勝を果たしており、準優勝は昨年に引き続き二回目。岩本忠晴校長は「生徒の力を発揮させてもらえる場があって大変ありがたい。地域のことを考えるきっかけになる」と喜んだ。表彰式では太田明博教諭を含む四人が、建築士会の山本勝義会長からそれぞれ表彰状を受け取った。
甲子園には全国三十八道府県から作品三十八点が集まり、審査委員が優秀作品を選考した。(梅田歳晴)
■指定外来種:フロリダマミズヨコエビとカワリヌマエビ、県が追加指定へ(毎日jp滋賀)
県は25日、外来生物の飼育などを規制する県条例に基づき、フロリダマミズヨコエビとカワリヌマエビの2種類を指定外来種に追加指定する方針を明らかにした。県議会一般質問で答えた。
フロリダマミズヨコエビは体長1センチで北米原産。カワリヌマエビは体長2〜3センチで原産地は不明だが、米国の水草に付着し国内に持ち込まれたとみられる。熱帯魚の餌や、水草に付着していたものが、水槽の水を琵琶湖に捨てた際に流れ込んだ可能性が高い。県調査(09〜12年度)で、在来種のヌマエビなどの生息地を侵略している現状が確認され、3〜4月に指定予定。
条例は、ブルーギルなどの飼育、運搬を禁止する特定外来生物被害防止法の対象外の外来生物が対象。タイリクバラタナゴやスクミリンゴガイなど動植物15種類を指定している。指定種は野外放逐が禁止され、飼育・栽培の届け出と販売時の説明が義務化される。【加藤明子】
■ナガエツルノゲイトウ:特定外来生物の「世界最強水草」駆除 2000平方メートルの大群生地、東近江の伊庭内湖で(毎日jp滋賀)
? 東近江市伊庭町の伊庭内湖で昨年末、特定外来生物に指定されている水草の「ナガエツルノゲイトウ」の大群生地(幅約100メートル、約2000平方メートル)が見つかり、地元の「伊庭の里湖づくり協議会」などが25日、大がかりな駆除作業を行った。
ナガエツルノゲイトウは南米産ヒユ科の多年草。繁殖力が強く、水草のなかでは世界最強と言われ、この水草が生えると水中に光が差し込まず、水質が悪くなるだけでなく、魚も生息できなくなるといわれる。
この日は県や東近江市の職員から、地元の伊庭の里湖づくり協議会や伊庭内湖の自然を守る会のメンバーら約40人が参加。県立大の野間直彦准教授の指導で、重機や舟3隻を出し長いカマを使って、水陸両側から徹底的に駆除した。引き上げた水草は、乾燥させた後、焼却処分する。
同准教授によると、「見つかったら早く駆除するのが第一。少しでも茎を残すとまた自生するので徹底的に駆除しないといけない」と地元の人たちに協力を求めていた。県内では7年前、彦根市稲枝地区の湖岸でも大群生地が見つかり、駆除に同市が3000万円を投じたという。【斎藤和夫】
13/02/25
■伊勢神宮の遷御、日程決まる 式年遷宮(ChunichiWeb)
三重県伊勢市の伊勢神宮で20年に一度、社殿を建て替える式年遷宮で、新しい社殿へ祭神をうつす儀式「遷御(せんぎょ)」の日程が、内宮は10月2日、外宮は同5日のいずれも午後8時と決まった。
遷御は遷宮の中核をなす祭事で、天皇陛下が日程を決定される。決定を受けて神宮司庁が25日発表した。8年がかりで準備してきた遷宮がクライマックスを迎える。
式年遷宮は1300年前に始まり、戦国時代や終戦直後の中断を挟み、今回で62回目。社殿に使うヒノキの伐採から運搬、造営など、33の関連祭事や行事がある。
遷御はその28番目。真っ暗闇の中、三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)などのご神体を、白い絹の幕に囲んで、新しい社殿へと運び入れる。一般には非公開。1993年の前回遷御は今回と同じ日程で営まれた。
政教分離となった戦後、遷宮費用は民間からの寄付で賄い、今回は550億円を見込む。
■ことしの桜開花予想 彦根城で4月4日ごろ(滋賀報知新聞ネット版)
=昨年より早まる傾向 ウェザーニューズ発表
民間気象情報会社・ウェザーニューズ(本社・東京)は十八日、ことし春の桜の開花傾向予報を発表した。
全国都道府県の桜の名所七百三十か所と各エリア別の開花時期を、過去九年間のデーターをもとに今冬の気象状況によって影響を受ける桜の現状を照合して予報をまとめた。この予報は、開花が近づくにつれ、最新のデータを活用して更新される。
近畿地方は、二月下旬は平年並みの気温となり、三月は平年よりも低くなると予想。ただ、二月初めに気温が高い時期があったことで、平年並みから少し早い時期の開花となる見込み。
三月下旬から日本海側を除く九州、四国の太平洋側沿岸部から開花が始まり、四月上旬にかけて開花前線が北上。西日本、東日本へと広がっていく。
彦根城での開花日(一輪以上が咲く日)は、昨年より五日早い四月四日ごろを予想。満開の見頃は、十一日頃になるとの見込みで、平年よりとほぼ同じ時期となっている。
■びわ湖レイクサイドマラソン:寒風・粉雪、何のその 市民ランナー1262人熱走(毎日jp滋賀)
第68回びわ湖毎日マラソン大会(来月3日)の環境キャンペーン協賛事業「2013びわ湖レイクサイドマラソン」(県、大津市、草津市、県体育協会など主催、毎日新聞社など後援)が24日、大津市と草津市を結ぶ2コースで行われた。今年で4回目の大会には市民ランナー1262人が参加。寒空の琵琶湖岸を駆け抜けた。【村山豪、村瀬優子】
強い風が吹き、時折粉雪が舞う中、15キロの「三井の晩鐘チャレンジコース」に508人、12キロの「粟津の晴嵐ほのぼのコース」に754人が参加。ランナーは男女、年代別に分かれ、嘉田由紀子知事や越直美・大津市長のピストルの合図で次々とスタートし、近江大橋を渡って烏丸半島(草津市下物町)のゴールを目指した。
15キロコース29歳以下の部で3位だった立命館大3年、六車有貴さん(21)=京都市伏見区=は招待選手として参加。「優勝を狙っていたので残念。来年も挑戦したい」。同部門41位の龍谷大3年、葛目(くずめ)一生さん(21)=同=も「友人に誘われて参加しましたが、体力づくりの良いきっかけになりました」と話していた。
◇猛烈な風音
○…15キロ男子29歳以下の部1位でフィニッシュした神戸市西区の会社員、再田光進さん(28)は初参加。「寒うて風が強うて大変でした。風の音がビュービュー聞こえた」。来月3日のびわ湖毎日マラソン大会に出場する予定で「7回ほど出ていますが、完走できたのは2回だけ。今年は完走したい」と話した。
◇達成感ひとしお
○…15キロ女子29歳以下の部で1位の大津市中央の看護師、市川実季さん(23)は「風が強くてしんどかった。琵琶湖を見る余裕が正直なかった」。第1回大会でも1位で、その時「風が強くてしんどい。二度と来るか」と思ったが、今回思い直して再挑戦。マラソンの魅力は「走った後の達成感。仲間が声を掛けてくれるのもうれしい」。
13/02/22
■降りしきる雪、肩すぼめ登校 滋賀県北部(asahi.com滋賀)
冬型の気圧配置に覆われた21日朝、県北部を中心に本格的な雪に見舞われた。高島市今津町今津の県立高島高校前では、降りしきる雪の中、生徒たちが肩をすぼめて登校していた。
彦根地方気象台によると、午後2時現在の積雪は長浜市余呉町柳ケ瀬58センチ、高島市今津町16センチ、米原市7センチ、彦根市4センチ。県北部では、24日ごろまで断続的に雪が降り続く見込み。
13/02/21
■広島大、池の水で有害魚割り出し 駆除簡単に(47NEWS)
池や湖沼の水を調べて、特定外来生物のブルーギルが侵入しているかを割り出す方法を広島大や神戸大などのグループが開発し、21日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。
ブラックバスなど、在来種を捕食し生態系に悪影響を与える外来の魚類を広く確認できるようにするという。
広島大サステナブル・ディベロップメント実践研究センターの高原輝彦研究員は「これまでは網などで捕まえて生息を確かめ、駆除するなどしていた。より簡単な方法で外来魚の侵入が確認できるようになる」と話している。
13/02/20
■ガソリン価格、レギュラー155.2円…前週比1.4円高(Responce)
資源エネルギー庁が2月20日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月18日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり155.2円となり、前週に比べて1.4円の上昇となった。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に、12週連続の価格上昇が続いている。
地域別では、関東で1.7円、東北と九州・沖縄で1.5円、近畿で1.4円、北海道で1.3円、四国と中部、中国で1.1円上昇。全国すべてのエリアで前週を1円以上、上回った。
ハイオクガソリンは1.4円上昇して166.0円、軽油は1.3円上昇して134.5円だった。
e燃費(運営:イード)によると、2月20日のレギュラーガソリンの全国平均価格は148.56円/リットル、ハイオクは159.47円/リットル、軽油は125.30円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■うまいもん新商品:目指せ!地元の名産品 プロがアドバイス 高島で発表・試食会(毎日jp滋賀)
高島発の“うまいもん新商品”を育てようと高島市商工会が開いた発表・試食会がこのほど同市安曇川公民館で開かれ、約70人が来場した。試作段階か発売3年以内の地域開発食品を募集。12事業者から17品目が出展され、来場者はアンケート用紙を手に、うまいもんを次々と味わったり、質問したりしていた。
会の後、招待した食材プロデューサーや商品プランナーらプロが講評。商品化の可能性に言及する一方、ネーミング、ラッピングや見せ方、キャッチコピー、価格設定などの課題も指摘。具体的な改善アドバイスもあり、同商工会は来場者アンケートも参考に育成策を検討する。【塚原和俊】
ユニークな“高島うまいもん”の一部を紹介する。
◇ビワマスの本格たたき
漁師、農業者、飲食店経営の若者3人が共同開発。稲わらであぶったビワマスは甘い味わいと、くん製のような香りが印象的。
◇えび味噌(みそ)
湖魚店が湖産スジエビをすりつぶしみそと炊きあげた。えびのひげを除いて口当たりをよくした香ばしい「ご飯の友」。
◇大吟醸酒粕(さけかす)カレー
市内の酒蔵が考案。マイルドな味わいのルー。口中に酒粕の香りとうまみがバランスよく広がる。
◇米粉ドレッシングとバニラディップ
米粉のペーストをふなずし由来の乳酸菌で発酵させたベース食材を、タルタル風ドレッシングとバニラの香りのクリームに仕上げた。このベース食材は、ゆず味とレモン味で仕上げたヨーグルト風食品「リセ」として、同市のヤサカが販売中。
■多重事故で1人死亡 近江八幡、1人重体(京都新聞電子版)
20日午前7時ごろ、滋賀県近江八幡市佐波江町、湖岸道路の日野川大橋で、車3台が絡む多重事故があった。軽ワゴン車の男性1人が死亡し、同乗の男性3人のうち1人が重体、2人が軽傷。小型トラックの男性も軽傷を負った。
近江八幡署によると、軽ワゴン車が凍結した路面でスリップして対向車線にはみ出し、小型トラックと正面衝突、さらに中型トラックが軽ワゴン車に追突した、とみられる。同署で身元確認を進めている。
13/02/19
■びわ湖開き:一日船長に高橋メアリージュンさん−−来月9日・大津(毎日jp滋賀)
琵琶湖観光の幕開けを告げる「第58回びわ湖開き」が3月9日、大津市の大津港一帯である。今年の一日船長は、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」に出演しているモデル・高橋メアリージュンさん(25)に決定した。
高橋さんは県出身でファッション誌などで幅広く活躍。当日は市民約400人を招いて毎年恒例の湖上パレードが行われ、高橋さんは安全を祈る「黄金の鍵」を湖に投げ入れる。【千葉紀和】
13/02/18
■琵琶湖の恵み賞味あれ 近鉄草津店で水産まつり(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖で水揚げされる魚や貝の魅力をPRする「びわこ水産まつり」が、草津市渋川一の近鉄百貨店草津店で開かれている。二十日まで。
琵琶湖漁業の漁獲量は、一九五五(昭和三十)年ごろは一万トン前後あったが、二〇〇九年は千五百六十トンまで減少。魚離れが進む中、恵みの味を思い出してもらおうと、水産業三団体の青年部でつくる県水産後継者連絡協議会が初めて企画した。
会場では、シジミやイサザ、氷魚など取れたての魚介のほか、アユの塩焼きやフライ、氷魚の空揚げなどを販売。漁法や漁具を紹介するコーナーも設けられた。
シジミやエビを購入した栗東市霊仙寺のパート檜垣綾子さん(77)は「琵琶湖の水産物が一堂に集まるのは珍しい。シジミはみそ汁に、エビは大豆と炊きます」と笑顔を見せた。
販売は午前十時〜午後七時。最終日は同四時まで。各日先着百人にしじみ汁が振る舞われる。(倉形友理)
■びわこ水産まつり:コイの甘露煮・アユの塩焼き…琵琶湖の逸品、召し上がれ 草津・近鉄百貨店で20日まで(毎日jp滋賀)
琵琶湖の魚介類に親しみ、味わってもらう「びわこ水産まつり」が16日、JR草津駅前の近鉄百貨店で始まった。20日まで。漁師や養殖業者、加工業者の若手でつくる県水産後継者連絡協議会が初めて企画した。
9加工業者がブースを構え、コイの甘露煮やアユの塩焼きなど自慢の逸品を販売。ニゴロブナやセタシジミを観察できる水槽もあり、親子連れなどでにぎわっている。草津市青地町の会社役員、宇野茂男さん(82)は沖島のエビを購入し「子どもの頃、近所の川にたくさんいた。懐かしい。かき揚げで食べます」と話した。
県によると、琵琶湖の漁獲量は1950年代の1万トン超から激減し、09年には1560トン。「琵琶湖ならではの味を堪能し、環境保護にも目を向けてほしい」と来場を呼びかけている。
午前10時〜午後7時(20日は同4時まで)。入場無料。【加藤明子】
13/02/17
■琵琶湖の幸を味わって 草津で「まつり」 アユやシジミ販売(京都新聞電子版)
湖国の漁業を紹介する「びわこ水産まつり」が16日、滋賀県草津市の近鉄百貨店草津店で始まった。アユの養殖業者が自ら塩焼きにして販売したり、漁師がしじみ汁を作って無料で振る舞うなどして、来場者に琵琶湖の幸をアピールしていた。
琵琶湖の漁師と養殖業者、加工業者の各団体の青年部でつくる県水産後継者連絡協議会の主催。
つくだ煮やなれずしなどの加工品や、当日朝に採れたシジミやスジエビを販売するほか、投網体験や映像・資料による漁業紹介コーナーも設けた。
青年部合同での催しは初めてといい、同協議会副会長の阪田嘉仁さん(41)は「漁獲量の減少など水産業が厳しい今こそ、関係者が一丸となって地元の食の良さを伝えていきたい」と話す。
20日まで。しじみ汁は連日午前10時から先着100人に振る舞われる。
13/02/16
■レジ袋有料化:4月実施 県や小売業者など協定書(毎日jp滋賀)
4月から県内の7割の食品スーパーでレジ袋の無料配布中止(有料化)がスタートするのに先立ち、県と市町、小売業者、消費者団体の代表らは15日、大津市の県公館で協定書を締結した。
署名したのは24事業者と12市民団体、県と18市町。4月から県内約150店舗でレジ袋が有料化される。県循環社会推進課によると、価格設定は各社に委ねられているが、1枚5円程度という。
嘉田由紀子知事は「(県内で排出された家庭ごみを埋め立てている)大阪湾の最終処分地フェニックスも27年には満杯になる。ライフスタイルを見直すきっかけにしたい」と述べ、県地域女性団体連合会の中野璋代会長は「環境県にふさわしい成果を上げたい」と意気込んだ。県内の家庭ごみのリサイクル率(10年度)は19%で、全国平均(20・8%)を下回る。【加藤明子】
■無料レジ袋の配布中止へ 滋賀県内官民が協定(京都新聞電子版)
滋賀県や県内市町、小売り24事業者、消費者団体などが15日、4月からのレジ袋無料配布中止を柱とするレジ袋削減の取り組みに関する協定を締結した。官民の連携で、ごみ減量を促す。府県単位での協定締結は関西で初めてという。
協定は、レジ袋の無料配布中止を明記し、スーパーなどへのマイバッグ持参率を現在の50%から、2015年度末までに80%以上にする目標を盛り込んだ。レジ袋販売の収益は環境保全などに還元する。県によると、目標を達成すればレジ袋約4千万枚を削減できるという。
県内でのレジ袋配布の在り方については、09年に官民で発足した「買い物ごみ減量推進フォーラムしが」が協議を重ね、10年の県容器包装削減宣言などを経て、昨年12月に大半の加盟事業者が今年4月からの配布中止で合意した。
協定を結んだ事業者は、イオンリテール(千葉市)やイズミヤ(大阪市)、平和堂(彦根市)、ハートフレンド(京都市)、生活協同組合コープしが(野洲市)、スター(栗東市)などで、県内の店舗数は計150店。今後も参加事業者の拡大に取り組む。
大津市の県公館で締結式を開き、嘉田由紀子知事ら行政や事業者の代表らが調印した。嘉田知事は「協定の役割は大きく、ライフスタイルを見直すチャンスになる」と効果に期待した。
13/02/15
■県:国の経済対策で補正予算案 公共事業を追加(毎日jp滋賀)
県は14日、国の経済対策に伴う12、13年度一般会計補正予算案を発表した。それぞれ157億4600万円と61億5200万円増額され、道路、河川などの公共事業や基金事業を追加した。いずれも開会中の定例県議会に提案される。
地方負担に配慮した今回限りの「地域の元気臨時交付金」(13年度30億7200万円)は▽水質実験調査船の整備▽交番・駐在所の新築▽学校耐震化−−など、県単独の18事業に充てた。嘉田知事は今回の補正予算案について「道路補修や河川改修は遅れているのでありがたい。防災、安全・安心に入れる予算として有効に使わせていただきたい」と述べた。【姜弘修】
13/02/14
■ガソリン価格、レギュラー153.8円…前週比2.1円高(Responce)
資源エネルギー庁が2月14日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月12日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり153.8円となり、前週に比べて2.1円の上昇となった。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に、11週連続の価格上昇が続いている。
地域別では、北海道で2.9円、四国で2.7円、関東で2.3円、東北で2.1円、中部で1.9円、近畿と中国で1.6円、九州・沖縄で1.5円上昇。全国すべてのエリアで前週を上回った。
ハイオクガソリンは2.0円上昇して164.6円、軽油は1.9円上昇して133.2円だった。
e燃費(運営:イード)によると、2月14日のレギュラーガソリンの全国平均価格は146.83円/リットル、ハイオクは157.83円/リットル、軽油は124.53円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■絶滅危惧を含む39種類を確認!!(滋賀報知新聞ネット版)
=伊庭内湖周辺で「水鳥観察会」=
◇東近江
能登川博物館主催の「水鳥観察会」が二日に伊庭内湖周辺で行われ、過去十年間で二番目に多い三十九種類もの野鳥が確認された。
能登川の豊かな自然環境を実感してほしいとの思いから、平成十五年に始まった水鳥観察会は、毎年、ラムサール条約の制定日である二月二日に行われている。
冬の伊庭内湖は、ロシアなどの北方からえさを求めて移動して来る渡り鳥と、季節に応じて移動しない留鳥を見ることができる。また、水辺とヨシ原、周辺に広がる農耕地に加え、魚や水草、ヨシ原にすむネズミ、米の収穫後に生える二番穂の実といった多様なえさが存在しているため、いろいろな生態を持った鳥たちが集まる場所でもある。
十回目を迎えた今回は、参加者二十五人のうち、初めて本格的な水鳥観察をするという人が約半数を占めた。双眼鏡や望遠鏡を使い、能登川水車とカヌーランドから伊庭内湖に浮かぶ水鳥に焦点を合わせて、観察スタート。
参加者は、日本野鳥の会滋賀支部・石井秀憲さんによる鳥の名前や特徴、習性の解説に耳を傾けながら、レンズをのぞいては鳥の写真入り資料と見比べ、見分け方なども学んだ。
日頃から自然に興味を持っているものの、初めて水鳥を本格的に観察したという能登川地区の脇健司さん(45)は「普段、何気なく見ているだけでは名前すらわからなかったけれど、こうやってよく知っている人が名前や習性まで教えてくれて、とても面白かった」と話していた。
二時間の観察後は、参加者同士で何種類の鳥を見つけられたかを確認し合う恒例の“鳥合わせ”タイム。
同博物館では、伊庭内湖周辺の自然環境の変化を知る手がかりとするため、鳥合わせによって鳥の種類を把握し、時系列にまとめている。
今年は、過去十年間で二番目に多い三十九種類もの鳥を確認。絶滅危惧・B類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されているチュウヒを頻繁に確認できるのも特徴で、石井さんは「いろいろな鳥を見ることができるのは、伊庭内湖の自然環境が豊かだということ。日本の原風景が残る伊庭内湖に、もっと親しんでもらいたい」と語る。
■アナンデールヨコエビの生体展示 琵琶湖博物館(ChunichiWeb滋賀)
ヨコエビの仲間で魚類の餌となって生態系を底辺で支えている琵琶湖固有種「アナンデールヨコエビ」の生体展示が12日、草津市の県立琵琶湖博物館水族展示室で始まった。生体展示は初めて。3月3日まで。
大きさは約一センチ。ヨコエビの仲間は石の下や落ち葉の下などに隠れていることが多いが、琵琶湖の深い湖底に生息し、夜間は水深三〇メートル付近まで浮上する。水中を遊泳する性質は、世界的にも珍しい。
琵琶湖で一九一五(大正四)年に初めて大規模な底生動物調査をした当時のインドのカルカッタ博物館のネルソン・アナンデール館長にちなんで名付けられた。
琵琶湖博物館の担当者は「めったに見ることができない小さな生き物だが、琵琶湖の生態系を支えている。ぜひ見てほしい」と来館を呼びかけた。
常設展示観覧券(大人七百五十円、大学・高校生四百円、小中学生以下無料)で観賞できる。(梅田歳晴)
13/02/13
■PM2・5の測定結果公表 和歌山県HP(わかやま新報ネット版)
中国からの飛来が懸念されている大気汚染物質PM2・5について、県は12日から、ホームページ(http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032100/pm.html)で毎日の測定結果の公表を始めた。
PM2・5は直径2・5マイクロb以下の微小粒子状物質のこと。主にディーゼル車の排ガス、工場のばい煙、暖房用に燃やした化石燃料のススなどから排出され、呼吸器系や循環器系の健康への影響が懸念される。
県は昨年4月から海南市役所(同市日方)の自動測定局で24時間測定し、今冬は環境基準値を超えた日はない。
仁坂吉伸知事は12日の定例記者会見で「測定値が大きくなれば、データを評価した上で発表することが大事になる」と話した。
■雪景色の中、西の湖でヨシ刈り(滋賀報知新聞ネット版)
=東近江水環境自治協議会=
◇近江八幡
近江八幡市安土町の西の湖で九日、ヨシ刈りが行われ、ボランティアの人々が湖岸に冬の風物詩を繰り広げた。
東近江水環境自治協議会が毎年行っている作業で、ことしはパナソニックエコソリューションズ労働組合(大阪府門真市)からの五十人をはじめ、一般参加などの合わせて約百人が参加した。
午前九時過ぎから同協議会が管理するヨシ原に向い、背丈五メートル近くまで延びたヨシを刈り取り、束ねていった。正午までの作業で約二トンのヨシが刈り取られた。ヨシは仕分けされたあと、ヨシ紙に加工する工場に運ばれる。
この日は、冬本番の寒波に見舞われ、前日の降雪がヨシ原一面に残る中での作業になり、参加者らはヨシ地に広がった雪景色を楽しみながら作業に取り組んでいた。
13/02/10
■路面凍結:県内で交通事故相次ぐ(毎日jp滋賀)
北日本を中心とした強い冬型の気圧配置の影響で8、9の両日、県内でも最低気温が氷点下を記録した。長浜市・柳ケ瀬では9日、積雪57センチを観測。路面凍結による交通事故も相次いだ。
8日午後6時50分ごろ、長浜市西主計町の国道365号交差点で、自転車で横断しようとした同市立中学2年の男子生徒(14)が転倒し、左から来た米原市柏原の自営業、松下真啓さん(61)運転のトラックに十数メートル引きずられた。男子生徒は頭と足の骨にひびが入る重傷を負った。
長浜署によると、事故当時、付近の路面は凍結していた。松下さんは自転車の転倒に気付いてブレーキを踏んだがスリップし、車は交差点の先にある縁石に乗り上げて停車。男子生徒は車体の下と路面の間に挟まれ、タイヤの下敷きにはならなかった。
また、北陸自動車道でも路面凍結による物損事故が15件発生し、8日午後8時過ぎから9日未明にかけて約8時間、木之本、米原インターチェンジ間の上下線が全面通行止めになった。【加藤明子】
13/02/08
■水草刈り、ホンモロコ復活を 滋賀県、生息環境整備(京都新聞電子版)
琵琶湖の固有種ホンモロコをよみがえらせようと、滋賀県は2013年度に南湖で繁茂する水草を刈り取り、ホンモロコが琵琶湖を泳ぎ回って成長できるための通り道を復活させる。13年度一般会計当初予算案に事業費2500万円を計上した。県水産課は「ホンモロコが安定して増えるきっかけになれば」と期待する。
県水産課によると、ホンモロコは草津市〜守山市の南湖の湖岸付近を中心に4〜6月に産卵。稚魚は琵琶湖を横断した後、秋から冬にかけて北湖を回り、再び南湖に戻って卵を産む。
琵琶湖では1994年の大渇水以降、南湖で水草が大量に繁殖している。このため湖水の流れが停滞して水中の酸素が不足し、魚貝類の生息環境が悪化している。ホンモロコの移動も妨げているとみられ、95年以降は不漁が続き、2011年の漁獲量は約14トンにとどまった。ホンモロコの復活事業では、草津市内の琵琶湖岸の約150ヘクタールと、南湖中央部の志那沖(草津市)〜比叡辻沖(大津市)約85ヘクタールで、6月末までに水草を刈り取る。目印を付けた約100万匹の稚魚を草津市側で放流し、無事に琵琶湖を周回して成長できたかを確認するという。
県は、琵琶湖の水草の根こそぎ除去事業を09年度に開始。大津市の沖合ではシジミが復活する傾向が見られ、湖水の酸素濃度も改善してきた。県は「天然の産卵サイクルを取り戻し、良好な漁場にしたい」と意気込む。
13/02/07
■飛散開始は14日ごろ 和歌山の花粉予測(わかやま新報ネット版)
いよいよ、 花粉シーズン到来! 気象情報会社の潟Eェザーニューズ (東京都) は、 全国の花粉飛散予測を発表。 和歌山県内の飛散開始日は、 昨シーズンより10日早い14日ごろと予想している。 飛散量予測は、 昨シーズン比150%。
同社によると、 ことしの花粉の飛散量は全国的に昨シーズンより多くなるところが多いという。 東北地方を中心に、 大量飛散となった平成23年シーズンと同程度となる可能性もあるとして、 早めの対策を呼び掛けている。
13/02/06
■(ガソリン価格、レギュラー151.7円…10週連続の上昇(Responce)
資源エネルギー庁が2月6日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月4日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり151.7円となり、前週に比べて0.5円の上昇となった。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に、10週連続の価格上昇が続いている。
地域別では、東北で0.9円、関東で0.7円、北海道と近畿で0.6円、中部と中国、九州・沖縄で0.5円、四国で0.1円上昇。全国すべてのエリアで前週を上回った。
ハイオクガソリンは0.6円上昇して162.6円、軽油は0.5円上昇して131.3円だった。
e燃費(運営:イード)によると、2月6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は145.36円/リットル、ハイオクは156.12円/リットル、軽油は122.62円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■湖上パレードに400人招待 3月9日「びわ湖開き」(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖の観光シーズンの幕開けを告げる「びわ湖開き」の催しが三月九日、大津市の大津港一帯である。びわ湖大津観光協会は、約三十隻の船で行う湖上パレードに市民や観光客四百人を招待する。
一般乗船のペア三百人に加え、今年は親子ペア百人を招く。百人には、講演や、琵琶湖の歴史、環境問題について学ぶクイズに参加してもらうほか、パレード後に、えり漁やヨシの群生の見学をしてもらう。
また現在放送中のNHK連続テレビ小説「純と愛」の出演者が、春への扉を開く意味を込めた「黄金の鍵」を投下する。
当日は午前九時に大津港に集合。はがきに、乗船希望者の二人(一般乗船は一人からでも可)の住所、氏名、電話番号、「一般乗船」・「親子講座」の別を明記して、〒520 0055 大津市春日町1の3、「びわ湖大津観光協会湖上パレード乗船券応募係」へ。問い合わせは同協会=電077(528)2772=へ。二月十三日必着。(堀尾法道)
13/02/05
■バス天ぷら「熱々どうぞ」(YomiuriOnLine滋賀)
◇大津の鮮魚店〜一手間かけて泥臭さなし
大津市長等の菱屋町商店街にある鮮魚店「摩季詩(まきし)」が、琵琶湖でとれたブラックバスの天ぷらを、併設する食事コーナーのメニューとして販売を始めた。店長の中村千代子さん(54)は「泥臭いイメージが強いが、きちんと下処理すれば、白身魚特有のうまみが楽しめる。揚げたての熱々を食べに来て」と話している。(佐々木伶)
摩季詩は2005年にオープン。食事コーナーでは、北陸から仕入れる魚介類を使った海鮮丼などを販売している。
中村さんが初めてブラックバスを調理したのは、約1年前。釣り好きの常連客が「たくさん釣れたから料理して」と店に持ち込んだ。3枚におろして天ぷらにしたが、泥臭さが抜けておらず、食べられなかった。
ただ、湖岸の外来魚回収ボックスに捨てられる魚が以前から気になっていた。「在来種を食べ尽くす、と悪者扱いされているが、人が放流したために増えただけで、魚に罪はない。おいしく食べてあげれば、少しは魚も喜ぶはずだ」。食材として活用できると考え、下処理法を考えた。
試行錯誤の末、おろした身を塩でもんでぬめりを落とし、冷水で洗って冷凍保存、解凍して1日塩水に漬ける方法にたどり着いた。臭みが抜けるだけでなく、魚の甘みも増すという。身は臭みの少ない、骨から離れた部分だけを使うようにした。
天ぷらに使うブラックバスは、常連客が、大津市南部の琵琶湖で釣り上げて定期的に持ち込んでくれる。塩、コショウだけで下味を付けた天ぷらは、スズキに似たあっさりとした味で、うわさを聞いて愛知や兵庫など県外からも客が来るという。中村さんは「食べた人から、下処理の仕方を聞かれたこともある。琵琶湖の貴重な資源として、たくさん食べられるようになってほしい」と話す。
天ぷらは500円。汁物とご飯などが付く定食は700円。バスの仕入れ状況によって提供できない場合がある。午前10時〜午後7時(定食は午前11時半から)。定休日は日曜日と祝日の月曜。問い合わせは摩季詩(077・527・3664)。
13/02/04
■びわ湖一斉水鳥観察会:ラムサール条約連絡協が開く(毎日jp滋賀)
ラムサール条約登録湿地・琵琶湖の魅力を学ぶ「びわ湖一斉水鳥観察会」(琵琶湖ラムサール条約連絡協議会など主催)が2、3両日、県内8会場で開かれ、参加した親子連れら274人は湖上でくつろぐ水鳥の優雅な姿を静かに見守った。
琵琶湖は毎年10万羽以上が飛来する全国有数の渡り鳥の越冬地。登録湿地認定(93年)を記念して観察会が始まり、今年で20回目。
草津市の烏丸半島には、双眼鏡や望遠レンズを装着したカメラを手に42人が集まった。目の周りが黒いことから「パンダガモ」の別名で知られるミコアイサは子どもに大人気。コハクチョウやユリカモメ、県の鳥カイツブリが水面を行き来し、水中に潜ってエサを探す様子を観察した。
大津市立真野北小3年、小幡美麻さんは「肉眼では同じ鳥に見えたけど双眼鏡を使うと模様が違って面白かった。オオバンの黒い羽がきれいだった」と話した。【加藤明子】
■カモ、カイツブリ…37種類確認 草津の琵琶湖岸で水鳥観察会(msn産経ニュース)
琵琶湖に飛来する渡り鳥などの冬の野鳥観察を楽しむ「びわ湖一斉水鳥観察会」が3日、草津市の烏丸半島などで開かれた。参加者は双眼鏡を手にしたり望遠鏡を三脚に取り付けてのぞき込んだりして、琵琶湖の景観と湖面に浮かぶ水鳥の姿に見入っていた。
◇
観察会は、県などでつくる琵琶湖ラムサール条約連絡協議会と、淡海環境保全財団が主催。琵琶湖がラムサール条約湿地に登録された平成5年以降、「世界湿地の日」(2月2日)に合わせて毎年この時期に開催している。今年は2〜3日の2日間の日程で、大津市の膳所城跡公園や彦根市の犬上川河口付近など県内8カ所で行われ、両日合わせて274人が参加した。
草津市の烏丸半島で行われた観察会には、42人が参加。琵琶湖岸約1キロを1時間半ほどかけて移動しながら水鳥を観察した。この日確認できた水鳥は、渡り鳥のハシビロガモやキンクロハジロ、県鳥に指定されているカイツブリなど、例年並みの37種類だった。
参加した大津市美空町の小学6年、小幡夏夜さん(12)は「いろんな鳥がいて、模様まではっきり見えた。エサをとるために鳥が水中に潜る様子も観察できて楽しかった」と話していた。
13/02/02
■県独自、指定外来種追加へ 生態系悪化防止で(京都新聞電子版)
滋賀県は、外来種生物による生態系の悪化を防ぐため、琵琶湖や県内の河川に生息するフロリダマミズヨコエビとカワリヌマエビ属の一種を自然界に放さないよう、県独自の指定外来種に追加する方針を決めた。追加指定は、県が2007年に独自の指定制度を導入して以来初めて。研究者らは「外来種は一度定着すると取り除くのが困難。飼い主は最後まで育て、安易に放棄しないで」と訴える。
フロリダマミズヨコエビ(体長約0・5センチ)は北米原産。県内では06年に初めて発見された。
びわこ成蹊スポーツ大の西野麻知子教授(保全生物学)が調査したところ、琵琶湖南湖の湖岸を中心に分布地域と生息数が増加。大津市の膳所城跡公園付近では、琵琶湖の固有種のナリタヨコエビが追い出された。「10年にはほとんど見られなくなった。生息に適した水草が繁茂したのも原因では」とみる。
中国原産とみられるカワリヌマエビ属の一種(体長約2・5センチ)も北湖で分布が拡大し、在来のヌマエビへの影響が懸念される。西野教授は「外来種が増えないように早い段階での対応が必要。魚を飼っていた水槽の水草も川などに捨てないでほしい」と話す。
琵琶湖博物館(草津市)の金尾滋史学芸員(魚類生態学)によると、当初から県の指定外来種だった肉食の魚類のオヤニラミも「この10年で、大津市や東近江市内の河川など3、4カ所に生息地域が拡大した」。スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)も県内で増えているという。
県の制度では、琵琶湖の固有種や在来種、農林水産業に被害を及ぼすとされるオオタナゴやカワマスなど15種類の魚や貝、植物などを指定外来種とし、飼育も許可制にした。
県は、追加指定案に対するパブリックコメントを2月13日まで募り、12年度末までに決定する方針。問い合わせは県自然環境保全課TEL077(528)3483。
■春立つ前、寒さ一服 滋賀県4月並み暖かさ(京都新聞電子版)
2日は南からの暖かい風が入り込み、滋賀県のほぼ全域で大幅に気温が上昇、南部を中心に各地で今年最高を記録した。厳しい寒さが一休みし、日中は上着を脱いで歩く人の姿も目についた。
彦根地方気象台によると、信楽で午後3時前に15・8度を記録。平年より9・8度、前日比でも4・5度高く、4月上旬並みの暖かさとなった。大津12・6度、長浜11・4度など各地で軒並み10度を超えた。
大津市内の公園では、軽装の家族連れがのんびりと散策していた。3日は北からの風が強まり、再び厳しい寒さが戻る見通し。
■「びわ湖温泉紅葉」閉館 家具売却し「福祉」に寄付(京都新聞電子版)
大津市の老舗ホテル「びわ湖温泉紅葉」が1日午前、最後の宿泊客を送り出し、閉館した。「東洋一のレジャーランド」をうたって1998年まで併設していた「紅葉パラダイス」などが有名で、利用客が別れを惜しんだ。同ホテルは「お世話になった大津市に恩返ししたい」と、室内用品の売却益を市社会福祉協議会に寄付する。
同ホテルは、1946年に旅館「紅葉館」として開館した。66年開園の紅葉パラダイスでは、ジャングルのような「はだか天国大探検温泉」や琵琶湖に突き出たジェットコースター、流動プールなどが人気で、演歌風にホテル名を歌うテレビCMが話題を呼んだ。
当初の運営会社は2005年に解散。京都市のレジャー会社が引き継いだが、施設の老朽化が激しいことなどから閉館を決めた。
1日は午前10時ごろから従業員約20人が廊下や玄関先に並び、宿泊客に「ありがとうございました」とおじぎをして見送った。大津市内の老人会は感謝の言葉を記した寄せ書きを社員に贈った。
友人2人と訪れた大津市の木村三恵子さん(60)は「昔あったジャングルのような施設には本物のワニがいて子どもが喜んでいたのが懐かしい。楽しい思い出が多く、閉館は本当に残念」と話した。
同ホテルは「最後まで別れを惜しむ多くのお客さまに利用いただき、感謝したい」(経営企画室)とし、家具などを県内の同業者などに譲り、売上金を地域に役立てる方針。建物は今後取り壊すが、現在の運営会社は存続して跡地の再開発を目指す。