琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2013/03)
13/03/31
■桜:開花 ポカポカ陽気、心もウキウキ 花愛でる季節(毎日jp滋賀)
彦根地方気象台は30日、桜の開花を宣言した。構内の標本木(ソメイヨシノ)の数輪が開花したため。昨年(4月8日)に比べると9日早く、平年(同2日)比では3日早い。
県内はこの日、移動性高気圧に覆われて晴れ渡り、最高気温は彦根12・9度(平年13・2度)、大津15・1度(同14・4度)のポカポカ陽気だった。
開花の始まった桜は、次の週末には満開を迎えそうだ。
◇早くも、ほろ酔い花見客−−大津
大津市では中心部の琵琶湖岸や児童公園などで桜が咲き出している。穏やかな日和となった30日には、桜を指さして談笑したり、カメラを向けたりする観光客や家族連れらの姿が見られた。
同市皇子が丘1の皇子が丘公園では、家族連れらがシートの上で弁当を広げ、花見を楽しんでいた。同市朝日2の会社員、岡島可奈さん(44)はほろ酔い気分で「桜の下で飲むビールは格別。今年はもう一回、花見ができそう」。
同市公園緑地協会によると、同公園にはソメイヨシノやハツミヨザクラなど約300本が植えられ、来月上旬に見ごろを迎える。
一方、しだれ桜など約1000本が見事な三井寺や琵琶湖疏水はまだ2分咲きで、恒例の春のライトアップ(来月3〜14日午後6時半〜同9時半)期間中に満開になりそうという。問い合わせは同寺(077・522・2238)。【加藤明子】
◇風情たっぷり淡墨桜−−長浜
長浜市高月町井口(いのくち)の市道「芳洲(ほうしゅう)国際通り」で、淡墨桜(うすずみざくら)が開花した。近くの桜の名所・高時川堤防沿いに並ぶ数百本のソメイヨシノよりも早く、薄いピンクのつぼみと花々が朝の光を受けて漆黒(しっこく)の輝きを見せている。
淡墨桜はヒガンザクラの一種で散り際に淡い黒色を帯びる。岐阜県本巣市(旧根尾村)にある樹齢1500年余の淡墨桜が国の天然記念物で、根尾村と交流していた高月町雨森(あめのもり)の住民に95年、その苗木12本が贈られた。
雨森の住民らはこの「交流の桜」を大切に育て、06年から咲き出した。見ごろは4月上旬まで。近くの「雨森芳洲庵」館長、平井茂彦さん(68)は「華やかなソメイヨシノとは違って淡墨桜には独特の風情がある」と話している。【桑田潔】
■梅:お城の白梅・紅梅が満開−−彦根(毎日jp滋賀)
彦根市の彦根城内の梅林で白梅、紅梅が満開になり、市民や観光客らが“花見”を楽しんでいる。咲き誇る花が甘酸っぱい香りを漂わせており、ここ数日が一番の見ごろという。梅林は約60年前に、彦根城が新日本観光百選に選ばれたのを記念して整備され、紅白計約370本が植えられている。
堀沿いの桜約1200本もつぼみが膨らみ始め、彦根城管理事務所は「4月上旬から中旬にかけて見ごろになりそう。城内では梅と桜と二つの花が同時に楽しめる時期もある」と話している。
城内の入場料は一般600円、小・中学生200円。【松井圀夫】
■彦根で桜開花宣言、大津では見頃(YomiuriOnLine滋賀)
彦根地方気象台(彦根市)は30日、同気象台の標本木の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。昨年より9日、平年よりも3日早かった。約1週間で満開を迎えるという。
同気象台によると、彦根市内で今月中旬、最高気温が平年より約3度高い日が続いたことなどが影響した。
大津市内では各地で桜が見頃を迎えた。この日は好天にも恵まれ、膳所城跡公園(本丸町)では、桜の下で飲食したり、散策を楽しんだりする家族連れらでにぎわった。家族3人で訪れた同市浜大津、会社員村田将来(まさき)さん(31)は「春の爽やかな風に吹かれながら桜と家族の顔を見て、お酒を飲むのは最高です」と話していた。
13/03/30
■滋賀で桜開花 平年より3日早く(京都新聞電子版)
彦根地方気象台は30日、桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より3日早く、昨年より9日早いという。来週末ごろに満開となる見込み。
同日午後、同気象台にある標準木で5輪の開花を職員が確認した。彦根市では朝から晴れ間が広がり、午後1時ごろ、最高気温12・9度を記録、春らしい陽気となった。
彦根市金亀町の彦根城では、堀回りのソメイヨシノがちらほらと薄いピンクのつぼみを開き、にぎわう観光客を楽しませた。会社員の岡崎友裕さん(31)=彦根市高宮町=は「城に桜のコントラストがきれい」と話していた。
13/03/29
■渋滞予測、GW後半に高速混雑 下り5月3日、上り5日ピーク(47NEWS)
高速道路4社が29日、発表したゴールデンウイーク期間(4月26日〜5月6日)の渋滞予測によると、ピークは下り線が5月3日、上り線は5日で、後半の4連休に混雑が集中する。
全国で10キロ以上の渋滞は上り、下りを合わせ329回で昨年(325回)と同程度。このうち235回が後半に集中する。30キロ以上の渋滞は25回で昨年(29回)を下回る。
最長で50キロの渋滞が予測されており、下りは関越自動車道花園インターチェンジ(埼玉)付近で3日午前7時、上りでは東名高速道路大和トンネル(神奈川)付近で5日午後6時に発生する見込み。
■湖上交通の歴史紹介 高島で写真50点とポスター展示(京都新聞電子版)
琵琶湖上の船による交通の歴史を写真とポスターでたどる「懐かしの湖上交通展」が、高島市今津町の琵琶湖周航の歌資料館で開かれている。
今津ガイド勉強会の主催。昨年は、近江今津まで通っていた江若鉄道の昔懐かしい写真などを展示し、好評を集めた。高島市はかつて、船の交通も盛んだったことで、今回は湖上交通に焦点を当てることにした。
琵琶湖上の交通は、1869(明治2)年に最初の蒸気船「一番丸」が就航し、丸子船が全盛だったそれまでの状況から一変。続々と汽船会社が生まれ、鉄道がまだ全線開通していなかった県内で主要な足となった。大津と長浜の駅を結ぶ鉄道連絡船も登場した。
しかし、東海道線が全線開通した明治半ばから急速に廃れ、以後は観光遊覧船の運行が盛んになっていった。
写真約50点とポスター8枚を展示。写真は主に大正から昭和期に撮られた、朽木を除く現・高島市内の各町に過去あった定期船の港の様子や、種々の観光遊覧船などが並ぶ。中には兵士が遊覧船で出征する場面もある。
またポスターは八景めぐりや遊泳、キャンプに誘う絵が多いほか、明治期に描かれた「一番丸」の錦絵を写した貴重なものもある。
4月29日まで。月曜休館。無料。
■オオハクチョウひとりぼっち(YomiuriOnLine滋賀)
◇左目にけが、北向かえず〜長浜・早崎
越冬のため琵琶湖に飛来した雌のオオハクチョウ1羽が春を迎えているにもかかわらず、繁殖地のシベリアに向かわず長浜市の早崎内湖ビオトープにとどまっている。湖北野鳥センター(長浜市)の職員が望遠鏡で観察するなどしたところ、左目を負傷している可能性が高いという。
オオハクチョウは1・4メートル程度の体長が一般的。東北や北海道が主な越冬地だが、琵琶湖にも毎年数羽が飛来する。
今シーズンも昨年11月中旬、高島市の松ノ木内湖に8羽が飛来。3月初旬に北に向け、一斉に飛び立ったが、1組のペア(2羽)は長浜市のビオトープに降下。その数日後、コハクチョウの群れとともに再び飛び立ったが、オオハクチョウの雌のみ、またビオトープに戻ってきた。左目のけがが原因でシベリア行きを断念したとみられる。
同センターによると、暖かくなったからといって命が脅かされるわけではないというが、担当者は「群れでの生活を基本とするので、体調を崩さないか心配」と話す。
■高島で琵琶湖に重油流出 滋賀(msn産経ニュース)
県は28日、高島市鴨のビニールハウスのボイラーから、重油が付近の川に流出し、一部が琵琶湖にも到達したと発表した。県や市がオイルフェンスを張るなどして回収作業を行っている。
県高島環境事務所によると、25日午後5時半ごろ、「油が琵琶湖に流れ出ている」と市民から市に通報があり、職員が調べたところ、ビニールハウス付近の農業用水路から同市永田の新鯰川の合流点にかけて、約3キロにわたり油が浮いているのが見つかった。
13/03/27
■ガソリン価格、レギュラー155.5円…3週連続の下落(Responce)
資源エネルギー庁が3月27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり155.5円となり、前週から0.1円下落した。
レギュラーガソリンの価格下落は、3週連続。
地域別では、北海道で0.5円、東北と関東、中国で0.2円、近畿と四国で0.1円下落。九州・沖縄は前週と変わらず、中部では0.3円上昇した。
ハイオクガソリンは0.1円下落して166.3円、軽油は0.1円下落して134.9円だった。
e燃費(運営:イード)によると、3月27日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.92円/リットル、ハイオクは158.17円/リットル、軽油は125.82円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■比良八講法要:春本番告げる−−大津(毎日jp滋賀)
「山と湖をつなぐ水への祈り」とうたう比良八講法要が26日、大津市と湖上の湖西一帯で繰り広げられた。この時期、比良山地から吹き下ろす強風「比良八荒」の語源ともなった伝統行事で、春本番の扉を開くとされる。
比叡山延暦寺と比良修験(しゅげん)道が主催し比良八講近江舞子の会などが協賛。天台宗で根本経典法華経8巻を講説するのが八講。法要では湖に感謝するとともに水源の比良山地保全と水難者の回向、湖上の安全などを祈願した。
僧侶や山伏ら数十人が大津市長等から浜大津まで練り、大型船に乗り込み北上。湖上では湖水清浄を願って比良の山上で採取した法水を湖面に流した。同市南小松に着岸し、比良山地を望む雄松崎湖岸では読経の中、護摩檀(ごまだん)に火を放った。【塚原和俊】
■悲恋の春、湖上安全祈る 滋賀・琵琶湖周辺で比良八講(asahi.com滋賀)
琵琶湖に春を告げる天台宗の行事「比良八講」が26日、大津市の琵琶湖周辺であった。比叡山延暦寺の僧侶や修験道行者ら約50人が大津港で湖上交通の安全を祈願する法要を営んだあと、信徒らも合流して約500人が観光船ビアンカに乗船。紙塔婆を湖上にまいて先祖や水難者の冥福を祈り、東日本大震災の犠牲者に黙祷(もくとう)した。
比良八講は、恋をした僧に会うため琵琶湖に出た娘が、比良山系から吹き下ろす強風「比良八荒」で小舟が沈み、亡くなったとされる悲恋の伝説にちなむ。この行事が終わると、北西の季節風がおさまって琵琶湖に春が訪れるとされる。
13/03/26
■ほら貝響き 湖国に春 大津で比良八講(京都新聞電子版)
湖国に本格的な春の訪れを告げる「比良八講」が26日、大津市内で営まれた。比叡山延暦寺の僧侶や修験者らが市中を練り歩き、湖上安全や水質浄化を祈った。
昔から「比良八講荒れじまい」と言われ、この行事を境に寒風がやむとされる。彦根地方気象台によると、この日の大津市の最低気温は1・4度で、平年に比べ2・7度低く、冷え込んだ。
午前9時前、藤波源信大阿闍梨(だいあじゃり)や山伏姿の修験者ら約50人が同市長等3丁目の本福寺を出発。商店街に「ボォー」とほら貝の音を響かせながら、大津港まで約1キロを歩いた。桟橋では、延暦寺長臈(ちょうろう)の小林隆彰大僧正を導師に、湖上交通の安全を祈願した。
続いて、参拝者約500人と客船ビアンカに乗船。船上で水難者の慰霊法要を営み、同市木戸の打見山で取水した「法水」を湖に注いで湖を清めた。一行は比良山麓の近江舞子で下船、近くの雄松崎で護摩をたいた。
比良八講は平安時代に起源があり、1955年に再興された。毎年3月26日に催される。
■交雑種の飼育、輸入禁止 外来生物法改正へ(中國新聞ネット版)
環境省は25日、生態系に重大な被害を与える恐れがあるアカゲザルなど特定外来生物と在来種の間に生まれた「交雑種」の飼育や輸入を原則禁止する方針を固めた。対象として外来生物同士から生まれるケースも想定。これまでは特定外来生物に限って飼育や輸入を規制していた。今国会に外来生物法改正案を提出し、所有者が分からない山林などで駆除する手続きも簡素化する。
千葉・房総半島で、アジアに生息するアカゲザルと日本の固有種ニホンザルが交雑し、固有種の独自性を脅かす事態が発生。特定外来生物の魚であるバス類同士を交配、釣り堀用に輸入している「サンシャインバス」の湖沼への流出も懸念されており、中央環境審議会で規制強化を求める声が上がっていた。
改正案では、規制対象に「特定外来生物が交雑して生じた生物」を追加。特定外来生物と同様、学術研究、展示、教育といった目的を除いて、飼育や輸入、運搬を原則禁止する。違反した場合は、個人は3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人は1億円以下の罰金を科す。
現行法では、外来生物駆除のため山林などに立ち入る際は所有者に通知し、意見を聞く必要がある。だが、所有者が不明で駆除が進まない事例が増加していることから、通知内容を市町村の庁舎で掲示するとともに官報に告示し、一定期間が経過すれば、通知したとみなす規定を設ける。
このほか通関などで輸入品を検査する際に、特定外来生物のアリや貝などの付着、混入が判明した場合、所有者に消毒や廃棄を命じることができる規定も盛り込む。
■車上狙い:急増 東近江で11カ所連続 4市で今月164件(毎日jp滋賀)
県内各地で今月、車上狙いが相次いでおり、県警が注意を呼びかけている。
東近江署によると、24日午後1時〜25日午前9時ごろ、東近江市沖野1や東沖野1と2のマンション駐車場など11カ所で、乗用車や軽乗用車計12台の窓ガラスが割られ、11台からカーナビ(被害総額約100万円)が盗まれた。
県警生活安全企画課によると、これとは別に1日〜24日、大津、草津、東近江、彦根の各市で計164件の車上狙いがあった(前年同期比75件増)。マンションやパチンコ店の駐車場、月決め駐車場などで夕方から深夜にかけ、三角窓を割って盗む手口が多いという。県や県警は25日、「車上ねらい等多発注意報」を県内全域に発令。来月3日までの10日間、パトロールなどを強化する。【村山豪】
■車上狙い多発 県民会議が注意報 3月176件(ChunichiWeb滋賀)
三月に入り、県内全域で車上狙いが多発していることを受け、県警と県、防犯活動団体などでつくる「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり実践県民会議」は二十五日、「犯罪多発注意報」を出した。四月三日までの十日間、被害に遭いやすいマンションやパチンコ店駐車場などの見回りを強化し、住民に防犯対策を講じるよう呼び掛けていく。
県警によると、一日から二十五日までの車上狙いの発生件数は百七十六件で、前年同期に比べ97・5%の大幅増となった。月の前半は大津、草津市など県南部地域の被害が多かったが、後半に入って彦根、東近江市などでも被害があり、全県に拡大傾向にある。
半径数百メートルの範囲で、十台程度の車から集中的にカーナビゲーションや車内にあった金品が盗まれるケースが目立つ。短時間にドアガラスを割って解錠し、車内を物色する手口が多く、手慣れた複数人の窃盗グループによる犯行とみられる。
予防策として、県警は車内に貴重品を置かないようにすることや、車に警報装置を取り付けるだけでなく、駐車場への防犯カメラ、センサーライトを設置するといった二重三重の防犯対策を取るよう呼び掛けている。
■琵琶湖モデル、ビジネスに 産官学「水フォーラム」発足(ChunichiWeb滋賀)
アジアの人口増加に伴い水の需要増や汚染対策に関心が高まる中、琵琶湖の水を活用してきた地域のノウハウをもっと高めたり、世界に発信したりしていく産・官・学の連携組織「しが水環境ビジネス推進フォーラム」が25日、発足した。
大津市のコラボしが21で同日、キックオフセミナーがあり、嘉田由紀子知事は「経済発展と環境保全を両立させる琵琶湖モデルを下敷きにしたい。日本の経験を世界で活用していくにはどうするか。国際貢献に滋賀として少しでも関われたら」と狙いを説いた。
セミナーには百四十人が参加。トラックに搭載できる濾過(ろか)器でカンボジア・メコン川の泥水をその場で飲み水に変えている東京・メタウォーター社のビジネスなどが紹介された。
フォーラムは県に事務局を置き、会員は随時、募集。メンバーには世界の水ビジネス動向の情報提供や、メンバー企業の技術・製品情報の発信、ビジネスマッチングなどをしていく。県は世界の水ビジネスが二〇二五年に〇五年の二倍近い百兆円規模になると予測。県内から成長市場への参画を模索していく。(井上靖史)
13/03/25
■「琵琶湖モデル」売り込め! 推進フォーラム発足(京都新聞電子版)
滋賀県は25日、県内から水関連ビジネスを創出する産官学連携組織「しが水環境ビジネス推進フォーラム」を立ち上げた。行政の上下水道管理システムのほか企業・大学の技術や製品、サービスなどを、水不足や水質汚染に悩むアジアを中心に売り込む。
滋賀県が県民や企業と実践してきた水質保全などの取り組みを「琵琶湖モデル」としてビジネス化し、地域経済の振興に役立てる。県は2013年度から中国・湖南省で始める下水処理技術支援のプロジェクト化を目指すとしている。
フォーラムは、県内外の企業や団体、大学など69社・団体で発足した。近くホームページを開設し、英語や中国語で県内の技術や製品、サービスを紹介する。会員の技術やノウハウを整理・蓄積するほか、交流会や分科会を開き、企業や大学間の連携を促進する。国内のプラント大手などとのマッチングも支援し、県内企業の部品や技術の活用を後押しする。
フォーラムの発足を記念し、大津市のコラボしが21でキックオフセミナーがあり、水処理大手の担当者が海外の水ビジネスをめぐる現状や課題を解説した。嘉田由紀子知事は「(琵琶湖モデルを)ビジネスとして成り立たせるための知恵をいただき、発信してほしい」と述べた。
■琵琶湖政策理事を新設 滋賀県異動(京都新聞電子版)
滋賀県は25日、4月1日付の定期人事異動を内示した。異動規模は1432人で前年より91人減り、退職者は141人で23人減だった。副主幹級以上の女性職員は前年より12人多い371人。部長級では、琵琶湖再生法(仮称)の法整備に向けて対応する「琵琶湖政策担当」と、子どもを守る環境づくりを部局横断的に進める「子育て・子育ち応援担当」の理事を新設する。
いじめや虐待などの問題に対応するため、「生徒指導・いじめ対策支援室」を新設する県教委学校教育課に参事として県警から警視を充て、県教委と警察との連携を強化する。防災危機管理局内に設置する地震・危機管理室、原子力防災室には課長級の室長を置き、災害に備える体制充実を図る。
道路課内に設置する高速・幹線道路推進室には、国からの交流人事で国土交通省職員を技監(道路交流基盤担当)に充てる。特別職の病院事業管理者には定年退職する西嶋栄治総合政策部長を起用する。
■5、6月はやや高温傾向か 気象庁の3カ月予報(47NEWS)
気象庁は25日、4〜6月の3カ月の予報を発表した。気温は北海道から九州にかけては4月が平年並みの暖かさ、5、6月はやや高い傾向とみている。3カ月間の降水量も平年並み。
沖縄・奄美の気温は4月がやや低く、5月はやや高い傾向で6月は平年並みとした。
気象庁によると、西部太平洋熱帯域の海面水温が高く、周辺で積乱雲の活動が活発な予想。このため列島上空を吹く偏西風が平年よりやや北寄りを流れ、日本付近に南からの暖かい空気がやや入りやすいという。
一方、気象庁は、東日本(関東甲信、北陸、東海)の3月上旬の平均気温が平年より2・6度高かったことも明らかにした。
■大津・雄琴「ウォーターボールde環境体験」体験者1万人突破(びわ湖大津経済新聞)
直径2.5メートルの透明なビニール製の球体に入り、びわ湖を水上歩行できるアトラクションとして人気の「NWWAウォーターボールde環境体験」の体験者が3月23日、1万人を突破した。
同体験プログラムは「NWWA日本ウォータウォーク協会」(大津市・御舩泰秀理事長)が企画しオーパルオプテックス(大津市雄琴5、TEL 077-579-7111)が2009年から事業を運営。4年目のシーズンで体験者1万人を達成した。
1万人目になったのは兵庫県神戸市北区の主婦・長田飛鳥さん。夫の浩一さんの誕生日の記念旅行で滋賀を訪れ、「ウォーターボール」体験をプレゼント。見事1万人目の幸運を射止めた。記念セレモニーには大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」、滋賀県キャラクター「キャッフィー」も駆け付け長田さん夫妻を祝福、サプライズプレゼントとして近江牛ステーキやパン、スイーツ、和菓子など地元の特産品が贈られた。
長田さんは「インターネットで『ウォーターボール』を知った。1万人目ということでとても驚いている。旅行のいい記念になる」と笑顔で喜んだ。「ウォーターボール」体験後、夫の浩一さんは「素晴らしい誕生日になった。ウォーターボールは気持ちよくウォーターベッドのようだった」と妻に感謝していた。
同サービスを提供するオーパルオプテックス社長の山脇秀錬さんは「多くの方に『ウォーターボール』とびわ湖を体験していただけうれしい。今年に入ってからも多くの予約を頂いている。これからも皆さんに『ウォーターボール』を通してびわ湖を感じていただければ」と語る。
また、日本ウォータウォーク協会とオーパルオプテックス、NPO法人HCCグループで組織するNWWAびわ湖PRプロジェクトでは1万人を記念して雄琴・坂本地区の観光振興を目的に「NWWAウォーターボールde環境体験×写メdeクーポン」と題するおもてなし企画を始めることも発表した。同企画は「ウォーターボール体験者」を、スマートフォンや携帯電話で体験日を書き込んだボートと共に撮影。その画像がクーポンとなり、近隣の協力店で割引やプレゼントなどのおもてなしサービスを提供するもの。同プロジェクト代表でおおつ光ルくんPR大使(大津市観光PR大使)も務める御舩さんは「『ウォーターボール』体験だけではなく協力各店に立ち寄っていただくことで大津の魅力をより広く知っていただければ」と思いを語る。
「ウォーターボール体験」の料金は、大人=4,200円。小人=3,150円、幼児(4歳以上)=1,680円。電話で予約できる。開催時間など詳しくはホームページで確認できる。
■ウオーターボール体験、1万人突破 滋賀・琵琶湖(msn産経ニュース)
神戸市の女性に記念品
大津市雄琴のオーパルオプテックスで24日、ビニール製の透明な大玉に入り琵琶湖上で浮遊を楽しむ「ウオーターボール」の体験者が1万人に達し、記念のセレモニーが行われた。1万人目の体験者となった神戸市北区の会社員、長田(おさだ)飛鳥さん(32)に記念品が贈られた。
同社では、カヌーやウェイクボードなど湖上スポーツが体験でき、平成21年3月からより手軽に琵琶湖に親しんでもらえる遊びを提供しようと「ウオーターボール」の体験を始めた。以来、東海地方や京阪神を中心に、毎年平均約2500人が訪れているという。
1万人目の体験者となった長田さんは、夫の浩一さん(32)の誕生日プレゼントにと体験を申し込んだという。セレモニーでは、くす玉を割ったり、記念品を受け取ったりした後、お祝いに駆けつけた県のマスコットキャラクター「キャッフィー」とともにウオーターボール体験をした。
飛鳥さんは「自分の運の強さにびっくり。琵琶湖に入るのは初めてだったけど楽しかった」とにっこり。
同社の山脇秀錬(ひでのぶ)社長(51)は「予想以上の利用者で大変ありがたい。手軽に楽しめるので、さらにたくさんの人に来てもらって、琵琶湖に触れ合う人を増やしていきたい」と話していた。
13/03/24
■(釣具新聞Twitter)
ジャパンフィッシングフェスティバル2013結果速報。入場者数合計は3万7217人、前年対比79.7パーセントでした。数字は速報値です
■西の湖浄化で全国大賞 近江八幡・びわこ揚水土地改良区(京都新聞電子版)
びわこ揚水土地改良区(滋賀県近江八幡市北津田町)が、全国で優れた地域活動を行った土地改良区に与えられる「21世紀土地改良区創造運動大賞」を受賞した。市民や産官学と取り組んだ内湖の浄化運動「きれいな西の湖をとりもどそう」が高く評価された。26日に東京都内で表彰式が行われる。
同改良区は近江八幡市内の農家など土地所有者約1900人で組織する。市内の田畑約1200ヘクタールに長命寺川からくみ上げた水を供給している。
大賞は、土地改良区約5千団体でつくる全国土地改良事業団体連合会が毎年主催している。本年度はびわこ揚水など近畿の2団体を含む8団体を選んだ。
「きれいな西の湖をとりもどそう」では、排水路に循環ポンプを設置して水を再利用したり、農家が節水し、湖の水質悪化を招く排水の量を減らした。ペットボトルなどポイ捨てごみの湖への流入を防ぐため、住民団体や飲料会社と河川にオイルフェンスを設けたりもした。
フナやナマズが水田で産卵するための魚道を自治会と整備したり、地元の小学生と生き物の観察会や稚魚の放流も。連携する団体は近畿大や八幡工業高など22団体を数える。同改良区は「受賞を機にさらに連携の輪を広げたい」と話している。
13/03/23
■e―radio(滋賀報知新聞ネット版)
=PM2.5情報オンエアー=
◇大津
e―radio(エフエム滋賀)は、平日の毎日二回、県からの情報配信を受けて、県内の大気汚染物質「PM2.5」の濃度の情報を放送番組内で知らせている。放送は月曜日から金曜日までの午前十時と午後三時。(祝祭日を除く)
県では、県内六か所の測定局の早朝の中央値が一立方メートルあたり八五マイクログラムを超えた場合に注意喚起を行うが、この放送では数値に関係なく濃度等のPM2.5情報を伝えるもの。
またe―radioのホームページ(http://www.e-radio.co.jp)に設置したバナー「PM2.5情報」からも詳しい情報が閲覧できる。
■小アユ:炭火でふっくら 焼き串作り最盛−−長浜(毎日jp滋賀)
明け方、尾上(おのえ)漁港(長浜市湖北町)に水揚げされた琵琶湖のアユが近くの作業所に運ばれ、次々と炭火で焼かれる。香ばしい匂いが漂う「小アユの焼き串作り」がいま、最盛期を迎えている。
17日は体長10〜8センチのアユ約15キロが運び込まれ、地元の主婦らが7〜8匹を手際良く1本の串に刺していく。1日で700〜800串を炭火で焼く。ガスの火はアユの身を硬くするので、作業所ではふっくら焼き上がる同町伝統の炭火焼きにこだわっているという。
50年ほど串焼き作業を続けた清川タカさん(97)=同町尾上=は「昔は湖にアユがじゃんじゃんいて、夜遅くまで働いたけど、最近はアユの量が減った。うまく焼くには年季がいる」。
市内の鮮魚店などに卸すほか、作業所でも1串100円で焼きたてを販売。雨天で不漁の日は休業。作業(午前10時〜午後2時)は5月上旬ごろまで続くという。作業所は湖北野鳥センター(同町今西)から東へ徒歩2分。【桑田潔】
■外来種捨てれば罰則も 道議会、生態系保護へ全国初の条例成立(どうしんウエブ)
道内の生態系保護を目指す道の生物多様性の保全条例案が22日、道議会で可決、成立した。希少動植物保護や野生鳥獣の餌付け禁止に加え、生態系に影響を与える外来種を放すことを禁じ、違反者には刑事罰を設けた。4月1日から施行し、罰則など一部は7月に施行する。道によると、罰則を備えた生物多様性条例は全国初という。
条例は「人と自然が共生する豊かな環境の実現」が目的。将来にわたり生物の多様性を維持し、道民の理解を深める狙いもある。
■コイ、トノサマガエルも外来種…北海道が指定へ(YomiuriOnLine)
北海道が4月から「生物の多様性の保全条例」を施行する見通しとなった。
道外から入ってきた外来種対策を本格化し、動植物の持ち込みや移動に、道独自の規制をかけることになる。被害を未然に防ぐ予防原則に基づき、希少種の保護対策とあわせて多様性の保全を全道民に義務づける。
道によると、道内は、判明しているだけでも約1万5000種(コケ類や菌類を除く)の生き物がすみかとしている。自然環境課は「様々な生き物がいること自体が道の重要な個性であり、観光の強みでもある」として、条例の基本原則で「多様性保全は、道の文化を守ること」と位置づけている。
しかし、道の生物多様性は、アライグマやブラウントラウト(肉食魚)といった外来種によって脅かされ、農漁業の被害も出ている。その上、道が2010年に更新した外来種リストでは、カブトムシやニホンイタチなどの本州由来の外来種も、生態系へ大きな影響を及ぼしているとされる。
■カブトムシも外来種!北海道独自で対策へ(スポーツ報知ネット版)
北海道議会は22日、独自の外来種対策や野生鳥獣への餌付け禁止を盛り込んだ「生物の多様性の保全等に関する条例」を可決した。4月から順次施行する。もともと北海道にいなかったカブトムシなども「外来種」として道内で放すことが禁じられる可能性がある。
今後、道内の生態系に悪影響を及ぼす恐れのある外来種を独自に指定。指定外来種を野に放すことや植えることを禁じ、中止命令に従わない違反者に30万円以下の罰金を科す。売買の際、自然界に放さないよう購入者に対して説明することも販売業者に義務付けた。
指定種は、道独自の外来種リスト(860種)を参考に専門家の意見を聞いて決定する。リストにはカブトムシやトノサマガエル、ニホンイタチなどが含まれている。
一方、感染症の拡大や生態系が崩れることを防ぐため、許可を受けた学術調査などの場合を除き、野生鳥獣に対する餌付け行為も禁止。違反者が中止勧告に従わない場合は氏名や団体名を公表する。餌付けの具体的な行為についても今後有識者の意見に基づき決める。
■琵琶湖保全一丸で 異分野の協同組合、草津で催し(京都新聞電子版)
異分野の協同組合の連携による社会貢献を考える「2012国際協同組合年(IYC)滋賀ファイナルイベント」が22日、草津市下笠町の草津あおばな館で開かれた。参加者は、県内の漁協や森林組合などが取り組む琵琶湖の水環境保全に関わる活動報告を熱心に聞き、意見を交わした。
国連は2012年をIYCと定め、社会貢献につながる協同組合の役割を再認識し、組合活動の発展を促すようアピールしている。
イベントは、湖国の特色を生かした協同組合間の交流や活動の在り方を考えようと、県生活協同組合連合会など11団体でつくるIYC滋賀実行委員会が主催した。各組合から計約60人が参加した。
「琵琶湖の水環境と農林水産業を考える」というテーマで、県漁協連合会と甲賀森林組合、県農協青壮年部協議会がそれぞれ基調報告を行った。水源となる森林の管理や、環境負荷の少ない農業を担う協同組合の役割、生産者と消費者の協力の重要性などを確かめた。継続的な活動にするため、実行委を母体とする「IYC記念滋賀県協同組合協議会」の発足を決め、閉会した。
■大津市科学館、リニューアルオープン(京都新聞電子版)
大津市本丸町の市生涯学習センター内にある「科学館」の全面的なリニューアル工事が終わり、23日に開館する。デジタル映像で、球体に1千万分の1の地球を映し出し、触ることで地球を自由に回転させられる「触れる地球」などを常設展示し、体感しながら科学の面白さを学べる施設になっている。
触れる地球は直径約1・2メートルで、緯度や経度などの基本的なデータに加え、過去10年の有感地震の発生地、リアルタイムの昼夜の状況など約60種類の情報を表示できる。手で地球の表面を強く押すと、押した方向に地球の映像が回転し、世界中のさまざまな情報を見ることができる。
「琵琶湖シアター」は、床と壁面の大型スクリーンに四季の風景や自然環境に関するデータが表示される。床の画像は人の動きに反応して変化する。
また壁面に書かれた「慣性」「回転力」など法則や原理の解説に沿って各所に装置があり、来場者が体験して学べるように工夫されている。
リニューアルには約1億5千万円を投じた。伊東実館長は「科学について素朴な疑問を持ち、関心を掘り起こせる場にしたい」と話している。
23日は午前10時に開館する。観覧料は100円。月曜休館。
13/03/22
■松枯れ:400本伐採、松くい虫駆除 新海浜の保安林で県とボランティアグループ−−彦根(毎日jp滋賀)
◇湖岸の松枯れ拡大防げ
彦根市新海浜の琵琶湖岸の保安林で、松くい虫による松枯れ被害が目立っている。県と地元の自然保護ボランティアグループ「ネイチャーズ新海浜」(宇野道雄世話人、20人)は連携して被害の広がりを断つため、保安林の枯れた松約400本を伐採し、11日から約1週間かけて破砕機でチップ化して処理する作業を行った。
同湖岸は約2キロの砂浜があり、うち半分は以前の美しい松林の名残と、1996年ごろから30〜50メートルの幅で景観保全や保安林として植林された7000本以上の松林が続いていた。宇野さんによると、松くい虫の被害で松が枯れ始めたのは10年ほど前からで、植林した松はすでに1700本前後に減ったという。
松枯れ被害は、体長1ミリほどの線虫「マツノザイセンチュウ」が松の樹体内に入って引き起こす。この線虫を松から松へと運んで松枯れを広げるのが「マツノマダラカミキリ」。宇野さんらは「枯れた木を放置すると、樹体内の幼虫が羽化してさらに被害を拡大する」と心配する。このため今月5日には、宇野さんと県職員ら約20人が保安林内に入り、松くい虫の被害を受けた木をすべて伐採した。
幹の直径20センチ以上の数本はビニールで覆って薬剤で燻蒸(くんじょう)処理。それ以下の木はチップ化して幼虫を殺す作業をした。県中部森林整備事務所などの職員を投入したほか、同グループの会員も協力。チップは保安林内に敷いて腐らせるという。
県は、一帯で一昨年から松くい虫に抵抗力があるとされる松の苗を植える事業を始めているが、同グループも他の場所で松の苗を植える活動に着手している。同森林整備事務所の中川仁男所長や宇野さんは「害虫が発生して松枯れが多発するというサイクルを断ち、松林の再生を目指したい」と話している。【松井圀夫】
■寄付:西川さん、県に250万円 ロックフェスの収益、琵琶湖保全に(毎日jp滋賀)
滋賀ふるさと観光大使の歌手、西川貴教さん(42)=野洲市出身=が21日、嘉田由紀子知事を訪ね、自身が手がける「イナズマロックフェス2012」の収益から、琵琶湖保全のために250万円を寄付した
同フェスは草津市の烏丸半島を会場に09年に始まった野外イベントで、人気歌手やバンドが出演。昨年は県内外から3万5000人の集客があった。西川さんは収益金から毎年寄付をしており、今回で累計額は1000万円となった。
5回目の今年のフェスは9月21、22日開催が決まり、知事室を訪れた西川さんは「これまで以上に琵琶湖の水や環境を含めた、人にやさしく、生活しやすい点にもっとフォーカスさせたイベントにしていければ」と抱負を語った。
嘉田知事は「たくさんの方が県外から来てくれ、西川ファンのおかげで県の存在感が高まった」と感謝を述べた。西川さんは大使として、東京での県のPR力不足を指摘するなど、熱く歓談した。この後、西川さんは草津市役所も訪問した。【姜弘修】
■西川貴教さん、滋賀県に250万円寄付 フェス収益(asahi.com滋賀)
滋賀ふるさと観光大使を務めるミュージシャンの西川貴教さんが21日、県庁で嘉田由紀子知事と面会し、昨年9月に草津市で開催した野外音楽イベント「イナズマロックフェス2012」の収益金から250万円を県に寄付した。
フェスは2009年から「琵琶湖の水を守ろう」をテーマに毎年開催されている。県出身の西川さんは「水は衣食住の基本。水を大切にする問題意識をもってもらえるように寄付金が使われることを希望します」と話した。
■琵琶湖の環境保全に 西川貴教さん、収益金を寄付(ChunichiWeb滋賀)
滋賀ふるさと観光大使でミュージシャンの西川貴教さん(42)=彦根市出身、野洲市育ち=が二十一日、二〇一二年九月に草津市烏丸半島で開催した「イナズマロックフェス2012」の収益金の一部である二百五十万円を県に、五十万円を草津市に寄付した。
フェスは琵琶湖の環境保全と地域振興を掲げ、〇九年から毎年開催している。昨年は二日間で三万五千人が来場した。
県庁では、西川さんが嘉田由紀子知事に目録を手渡し、「地元を離れて生活の中の水の大切さに気付いた。衣食住の中でも水は基本。環境に対して問題意識を持ってもらえる形で使ってほしい」と期待を寄せた。
五回目となる今年は九月二十一、二十二の両日に開かれる。西川さんは「公演で滋賀に来たことがないアーティストも招きたい。エコのためのフェスとして今後も続けていきたい」と話した。(倉形友理)
■イナズマロックフェス収益一部を寄付(YomiuriOnLine滋賀)
◇西川さん、県と草津市に
県内出身のミュージシャンで、「滋賀ふるさと観光大使」を務める西川貴教さん(42)が21日、県庁と草津市役所を訪れ、昨年9月に同市内で開いた野外音楽イベント「イナズマロックフェス2012」の収益の一部を寄付した。
フェスは西川さんが「音楽を通じて地元に恩返しがしたい」と2009年に始まり、これまでに4回開催。昨年は「琵琶湖の水を守ろう」をテーマに行われ、2日間で約3万5000人が来場した。収益のうち250万円を県に、50万円を草津市に贈った。琵琶湖の環境保全などに使われる。
県庁で嘉田知事に目録を手渡した西川さんは「滋賀県の良いところをつなげて『面』にして県外にアピールする必要がある。フェスもその一つになれれば」と語った。
今年は9月21、22日 今年も第5回フェスが9月21、22の2日間、草津市内で開かれる予定。
■ヤンマー100年の歩み(YomiuriOnLine滋賀)
◇創業者生誕地にミュージアム〜長浜
農業機械大手「ヤンマー」(大阪市北区)の歴史や歴代製品を展示する「ヤンマーミュージアム」が21日、長浜市三和町にオープンした。創業100周年記念事業として、創業者・山岡孫吉氏の生誕地に開設した体験型の企業博物館で、年間15万人の来場を目指している。
鉄骨2階建て、延べ約3000平方メートル。南隣の研修センターと合わせて総事業費22億円で造られた。「海洋・大地・都市」を基本理念に掲げ、長浜市の観光名所「黒壁」や琵琶湖のイメージを重ね合わせて、建物の外観は黒を基調とし、周囲には水盤を配置した。
トラクターやコンバインなどの農業機械や建設機械、全長11メートルの大型クルーザーなど同社が手掛けた歴代製品などを展示する。
開館は午前10時〜午後6時。高校生以上600円、小中学生300円。月曜休館。問い合わせは同館(0749・62・8887)へ。
13/03/21
■パシフィコで国内最大級の釣りフェア「ジャパンフィッシングフェスティバル」(ヨコハマ経済新聞)
パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で3月22日から3日間、国内最大級の釣りフェア「ジャパンフィッシングフェスティバル2013」が開催される。
期間中は、160社・団体が出展し、デモンストレーションや体験型イベント、トークショーなど、アウトドアのレジャースポーツ「釣り」の魅力を紹介する多彩なプログラムを実施する。動員目標は3日間で約6万人。主催は日本釣用品工業会。
ステージイベントは、有名アングラーを招いた釣りトークをはじめ、釣り名人の技を披露するデモンストレーション、人気女性アングラーによるガールズトークショー、日本釣用品工業会が釣りファンの拡大に貢献した著名人に表彰する「クールアングラーズアワード授賞式」、釣り業界のイメージガールを決定する「アングラーズアイドル2013最終審査会」、さかなクントークショー、釣果クッキングスクールなど。
子どもを対象にした「釣りはじめてクン広場」には、マス釣りコーナーが設けられ、体験を通して生き物の生態を学ぶことができる。ほかにも移動水族館や、キャンピングカーの展示体験会も。
同フェスティバル運営事務局は「出展ブースでは最新釣具や関連商品を展開する。趣向を凝らしたさまざまなイベントなどもあり、女性や釣り未経験の方々にも十分楽しんでいただける3日間となっている」と話す。
会場はパシフィコ横浜 展示ホール。開催時間は3月22日=10時〜18時、23日=9時〜18時、24日=9時〜17時。入場料は前売1,000円、当日1,200円(中学生以下無料)。
■ヤンマーミュージアム:完成、きょう開館 娯楽と学習融合体験型−−長浜(毎日jp滋賀)
発動機、農機などの大手メーカー「ヤンマー」(本社・大阪市)が長浜市内に建設していた「ヤンマーミュージアム」がこのほど完成。21日オープンする。
同社は創業100周年を迎えた昨年3月から、各種記念事業を展開。長浜市はヤンマー創業者、山岡孫吉氏の生誕地。観光拠点「黒壁スクエア」に近い同市三和町の社有地(約6000平方メートル)に、黒壁をイメージした新ミュージアム(延べ約3000平方メートル)がお目見えした。
館内は「海洋・大地・都市」をイメージした構成で、山岡氏の業績を紹介するコーナーや船舶エンジン、農機などを展示。大型スクリーンや工作教室、ものづくりゾーンなど、娯楽と学習を融合させた体験型。同社は「家族そろって楽しめます」と話している。
開館時間は午前10時〜午後6時(入館は午後5時まで)。毎月曜休館。月曜が祝日の場合は翌日休館。入館料は一般600円、小中学生300円、幼児無料。JR長浜駅から南へ徒歩約10分。【桑田潔】
13/03/20
■琵琶湖調査の新型船建造へ 県、2年で4・6億円(京都新聞電子版)
滋賀県は、琵琶湖の環境測定を行う新型の水質実験調査船1隻を2013年度から2カ年で建造する。現用の2隻が老朽化したためで、県は13年度一般会計補正予算案に建造費を含む3億6400万円を計上し、開会中の2月定例県議会に提案している。
現在、県が保有するのは、水質調査船「みずすまし2世」(51トン)と実験調査船「はっけん号」(36トン)。それぞれ1989年と93年に進水した。県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)が2隻を運用している。
「みずすまし2世」は採水機能を備え、湖水の水質やプランクトンの測定などに当たる。「はっけん号」は、水中探査ロボットの母船の役割を持つ。しかし、2隻とも老朽化が進み、検査費や修理費が1隻当たり年間約2千万円かかることもあったという。
新たに建造する調査船には既存の2隻を合わせた役割を担わせ、経費の削減も図る。2カ年の総事業費は約4億6千万円を見込む。
同センターによると、センターの研究者たちに意見を募って新造船に必要な機能を決定した後、設計委託を行う方針。13年度中に起工し、14年度末までの進水を目指す。同センターは「琵琶湖を見守る役割を持つだけに、環境に負荷をかけない船にしたい」としている。
■琵琶湖外来魚駆除大会(本年度初回)(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。本年度外来魚駆除大会開始ののご案内です。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2013-04-21/2013-04-21a.html
目的:琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除を行う
開催日:2013年4月21日(日) ・・・ 雨天決行
時間:10:00〜15:00
※随時参加・随時解散といたします
受付:草津市津田江1北湖岸緑地 ※旧志那中湖岸緑地
http://homepage2.nifty.com/mugituku/map/tsudae/tsudae.html
交通:■車の場合
瀬田方面からの場合は南湖東岸の湖岸道路を北上し、
琵琶湖博物館の手前約1kmに湖岸緑地パーキング有り。
■公共交通機関の場合
JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、
終点「琵琶湖博物館前」停留所から琵琶湖沿いに徒歩約20分。
参加費:大人200円,子供100円(保険料等の実費)
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
※団体で参加される場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
駆除方法:エサ釣り
持ち物:釣り道具(特に釣り竿・魚を入れる容器)は出来るだけ各自でご準備下さい。
希望者には餌・仕掛けのみ無料でお分けいたします。
また若干数ではありますが、竿を無料レンタルいたします。
仕掛けを準備出来る方はサンプル図を参考にして下さい。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/photo/sikake.gif
昼食は各自ご持参下さい。(最寄りのコンビニまで徒歩約15分)
お願い:会場にゴミ箱はありませんので、必ずゴミは各自でお持ち帰り下さい。
主催:琵琶湖を戻す会
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。
個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、
ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
http://www.byq.or.jp/by-stamp/index.asp
お問い合わせ先:琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
まで
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省から特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html
13/03/19
■ヤンマーの100年体感 長浜に新施設、21日オープン(京都新聞電子版)
農業機械大手のヤンマー(大阪市)が滋賀県長浜市三和町に建設していた「ヤンマーミュージアム」が完成し、21日のオープンを前に18日、報道関係者に公開された。社の歴史やディーゼルエンジン、農機などの製品を展示紹介するほか、実物のクルーザーの操縦シミュレーターも設けており、娯楽と学習を兼ね備えた体験型施設となっている。
鉄骨造り2階建て延べ3千平方メートルで、エンジン、農業、海洋など五つのコーナーで構成。1933年、創業者山岡孫吉が世界で初めて開発した小型実用ディーゼルエンジンを展示するほか、幅12メートル、高さ2メートルのスクリーンでエンジンが動く仕組みを上映する。屋上にはビオトープを設け、施設の周囲には琵琶湖をイメージした水盤を配した。
長浜市は山岡の出身地。昨年、創業100周年を迎えたのを記念して、同5月から同社滋賀研究所跡地で建設を進めていた。
営業時間は午前10時〜午後6時。月曜休館。高校生以上600円、小中学生300円。TEL0749(62)8887。
13/03/17
■湖底遺跡、変色、エビ大量死500匹…これが琵琶湖の底、新型ロボが発見(msn産経ニュースwest)
日本一の規模を誇りながら、これまで本格的な調査が行われず「謎」が多いとされる琵琶湖の湖底。その実態解明に向けて滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)が新型の水中探索ロボットを導入し、次々と「異変」を発見している。昨秋には琵琶湖固有種であるヨコエビの大量死や湖底の変色現象を発見。湖の全容解明に向け、新型ロボの活躍に期待が高まっている。
新型ロボはすぐれもの
琵琶湖の面積は670平方キロ。深さは平均約40メートル、最深部では104メートルあり、湖底についてはこれまであまり調査が手がけられていなかった。このため謎が多く、「水とガスの吹き出しのポイントがある」とされたり、近年になり水没した集落跡とみられる石群が確認されたりした。水深数メートルの浅いところでは、湖底遺跡の存在が約100カ所知られている。
うした謎を解明しようと、同センターが導入した新型ロボは、水中でのハイビジョン撮影が可能なほか、ケーブルを通して船上から水中の様子をリアルタイムで観察できるすぐれものだ。
センターは平成12年に初めて水中探索ロボット「淡探」を配備した。しかし、撮影画像が粗く録画しかできなかったことなどから、思うような成果が上がらず結局“お払い箱”に。そこで約660万円をかけてこの新型ロボを開発し、昨年3月に導入したところ、使い勝手が格段によく、調査の質が大幅に向上したという。
新型ロボを使って調査に携わる石川可奈子主任研究員は「先代は自走式だったが、新型は船上で映像を見ながら操縦でき、湖底の状況を確認しやすくなった」と強調する。
固有種のエビ大量死
昨年9月に同県高島市沖の湖底で探査を行った際、琵琶湖固有のヨコエビの一種で、環境省の準絶滅危惧種に指定されているアナンデールヨコエビの死骸が1平方メートル当たり約500匹と大量に見つかった。
センサーを使って水質を調べたところ、水深90メートル以上の湖底で夏から秋にかけて水中の酸素濃度が大幅に低下していたことも判明。湖底の酸素が減少したためヨコエビが大量死したとみられる。しかし、12月の調査では酸素濃度の回復が確認され、ロボによる撮影では生きたヨコエビの姿も確認された。
湖底の変色現象も
一方で、湖底の一部が黒く変色する現象が起きていることも新型ロボの探索で分かった。水質に影響はない模様だが、泥から溶け出したマンガンが微生物を介して酸素と結びつき、茶褐色の粒子が生成されたとみられ一連のメカニズムがわかった。
センターの山中直・環境監視部門長は「ヨコエビの大量死や湖底の黒色化とも、琵琶湖の環境変化の指標となる」と指摘する。今後は、より浅い水深70〜90メートルの水域での調査も進め、異変の早期発見によって琵琶湖の環境保護に結びつける考えだ。
■北湖深水層の溶存酸素濃度回復(滋賀報知新聞ネット版)
=琵琶湖環境科学研究センターが調査公表=
◇全県
琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の調査で、琵琶湖の北湖深水層での溶存酸素濃度が回復していることが明らかになった。
同研究センターは昨年十月五日、北湖今津沖(北湖第一湖盆)の水深約九十メートル地点の湖底直上一メートルで、同年八月後半から九月にかけて急激に溶存酸素濃度が低下し、二ミリグラム/リットル以下になる貧酸素状態が観測されたと発表した。
その後、調査を継続したが、今年一月後半から二月前半の調査で、湖底まで溶存酸素が回復する全循環が確認されたことから、今回、今年度の北湖深水層の溶存酸素をはじめとする水質状況を公表したもの。
それによると、溶存酸素濃度は昨年九月前半に貧酸素の目安となる二ミリグラム/リットル以下まで低下したが、十月には二ミリグラム/リットル以上に回復。貧酸素状態は一か月間程度と推定している。
溶存酸素低下の原因としては、六月から七月に大量増殖した植物プランクトン(スタウラストルム)が湖底に沈降し、分解時に酸素を消費したことと、八月から九月にかけて上下層の温度差が大きく、深層水が酸素を含む上層の水と混合しにくい安定した状態であったことを挙げている。
同研究センターでは「十月初旬の溶存酸素の回復は、九月三十日の台風十七号の通過による強風により、深層水が酸素を含む上層の水と混合したことが一因と推測される。溶存酸素が回復した十月以降に、アナンデールヨコエビを始め、スジエビやイサザについても生息を確認している。また気温の低下に伴い上層と下層との水温差が小さくなり、徐々に混合が進み、今年一月後半に表層から底層までの全循環を確認した」とし、北湖深水層での溶存酸素濃度が回復しているとの認識を示した。
13/03/15
■大津・豪華客船ビアンカで湖上セミナー、「大津百町大博覧会」開催記念で(びわ湖大津経済新聞)
「大津百町大博覧会」開催記念として3月17日、「湖上セミナー&博物館・まちなか歴史探検!」が開催される。(びわ湖大津経済新聞)
大津港(大津市浜大津5)出港の大型豪華客船ビアンカで「湖上セミナー」が行われるほか、ビアンカブッフェでのランチ、旧大津公会堂、大津百町館を中心とした大津百町散策、長等神社、大津歴史博物館の見学を予定する。「湖上セミナー」は、成安造形大学・森田健さんによる「『ペーパークラフト大津城企画』について」、大津市歴史博物館館長・樋爪修さんによる「大津百町―港町・宿場町・門前町−」の2部。
浜大津観光協会の川戸良幸さんは「湖上セミナーでは、『大津百町大博覧会』の見どころや大津百町の歴史を学ぶだけでなく、幻の『大津城』の150分の1のペーパークラフトを実際に見ながら、完成秘話を聞くことができる。その上で、大津百町の町並みを視察し、体験できる」と参加を呼び掛ける。
開催時間10時〜16時30分、参加費1,500円(ランチは希望者のみ別途2,500円)、参加問い合せはNPO法人浜大津観光協会(琵琶湖汽船内、TEL 077-522-4618)まで。
■国際フィッシングショー2013、22日からパシフィコ横浜で開催(Searchina)
社団法人日本釣用品工業会は22日から24日にかけて、日本最大級の釣り人の祭典「Japan Fishing Festival2013 〜国際フィッシングショー〜」をパシフィコ横浜で開催する。(写真は昨年の様子、「日本釣用品工業会」提供)
160社の出展企業が最新釣具や関連商品を展開する「国際フィッシングショー2013」では、初心者や家族で楽しめる「さかなクントークショー」や「釣りはじめてクン広場」でのマス釣体験や移動水族館のほか、「第4回アングラーズアイドル最終選考会」や「ファッションショー」、「釣魚お手軽・簡単クッキングステージ」などといったイベントが主な見どころだ。
また、23日午後12時からは会場メインステージで、釣りファンの拡大に貢献した著名人を表彰する「クール・アングラーズ・アワード」の公開表彰式も行われる。8回目となる今年は吉澤ひとみさんの受賞が決定、社団法人日本釣用品工業会は「幼少時からお父様の影響で海釣りの経験が豊富。釣番組にも出演しており、今後も、若い方、女性などに発信力を持ち、釣りの楽しさを広く伝えて頂けるとの想いをこめた」と授賞の理由を発表した。
日本最大級の釣りの総合展として長い歴史を重ねてきた国際フィッシングショーは、2010年度より名称を「ジャパン・フィッシング・フェスティバル〜国際フィッシングショー」と改め、前回は、業界関係者、釣りファンはもとより、初心者やファミリー層まで約4万7000人が来場した。(編集担当:吉田太郎)
■琵琶湖のカワウ駆除本腰 県、4月から5年間(ChunichiWeb滋賀)
増えすぎて漁業被害や「ふん害」をもたらしている琵琶湖の在来の鳥カワウについて、県は適正な生息数を四千羽と定め、減らしていく取り組みを来月から五年間で進める。漁業被害がなかった一九九二年ごろと同程度の生息数を駆除などによって目指す。
県によると、琵琶湖のカワウは、二〇一二年秋の調査で一万二千羽。竹生島(長浜市)や伊崎半島(近江八幡市)などに計八つの集団営巣地やねぐらがある。
県は一〇年度から三年間の第一次特定鳥獣保護管理計画をスタート。初めて駆除に取り組み、効果的な駆除方法を探った。古来、琵琶湖に生息する鳥でもあり、駆除の傍ら、適正な生息数も探ってきた。
県は十五日、第一次計画の結果を踏まえて立てた第二次計画を正式決定する。まず、カワウが眠っている夜明け前に、巣を目視で確認し把握。卵を抱く時期で飛び立ってもすぐに帰巣し、狙える機会が増える五〜六月ごろ駆除を進める。
第二次計画は「人と共存できる適度な数に抑える」ことを掲げ、県はこの方針を野鳥の愛護団体にも説明、理解を得たという。
カワウは一羽が一日に三百〜五百グラムの魚を食べる。仮に一万四千羽いれば、琵琶湖の年間のアユの漁獲量の四分の三ほどを食べてしまう計算になる。このほか止まり木をふんで枯らして景観を悪くしたり、悪臭が漂ったりするなどして観光資源を損なう被害が続いてきた。
第一次計画の駆除で生息数を減らした結果、竹生島で、カワウのふんで光合成が遮られるなどして立ち枯れが深刻になっていた照葉樹林タブノキが、一部で再生する効果も確認した。
琵琶湖でのカワウ被害は一九九〇年以降、増加。水質改善で魚が増えたのに比例しカワウも飛来したとの推測もある。県の調査では二〇〇四年ごろから三万〜四万羽で推移してきたが、〇八年に七万五千羽まで増加。駆除などによって一一年ごろからは一万羽前後で推移しているという。(井上靖史)
13/03/13
■大津市 劣化4橋を新設、補修 長寿命化へ新年度計画(京都新聞電子版)
大津市の市道に架かる橋の中で、劣化のため緊急に架け替えか補修の対策を要するのは4橋あることが、市の点検で判明した。地震による崩落、通行に支障をきたす重大な損傷を防ぐため、市は2013年度中に「長寿命化」の計画をまとめる。
市が管理するのは市道に架かる914橋。小規模の河川のほか、名神高速道路や東海道新幹線をまたぐ橋も多い。国の資料では、市管理で長さ15メートル以上ある161橋のうち、建設後50年以上経過したのは102橋で約6割を占める。これまでの市の維持管理は、安全上問題が出た場合に補修する事後対応が中心だった。
橋の長寿命化を進める国の施策で、市は08年度から調査を始め、これまでに約8割を終えた。真野川河口の柳原橋(今堅田3丁目)ではサビや穴が見つかり、通行止めにして11年度に仮設の橋を架けた。今後、県の河川改修に合わせて新しい橋を建設する。ほかの3橋は「直ちに崩落などの危険はない」として非公表だが、ヒビが入っていたり表面のコンクリートがはがれて鉄筋が見えていたりするという。
13年度は線路の高架橋などの点検を予定しており、今後、緊急の対策を要する橋はさらに増える可能性があるという。長寿命化計画はすでに多くの自治体がまとめており、市は計画の中で橋ごとに架け替えや補修などの対策を確定させる。
■ガソリン価格、レギュラー155.8円…3か月半ぶりの下落(Responce)
資源エネルギー庁が3月13日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月11日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり155.8円となり、前週から0.4円下落した。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に価格上昇が続いていたが、3か月半振りに前週比マイナスとなった。
地域別では、関東で0.6円、北海道と東北、中部で0.5円、近畿と四国で0.1円下落。中国と九州・沖縄は横ばいだった。
ハイオクガソリンは0.4円下落して166.6円、軽油は0.3円下落して135.2円だった。
e燃費(運営:イード)によると、3月13日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.67円/リットル、ハイオクは158.77円/リットル、軽油は126.15円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
■アユ:昨秋産卵、激減 餌不足と水温差が要因−−県水産課調査(毎日jp滋賀)
県水産課は12日、県内の主要河川で昨秋のアユ産卵量が激減した問題について、産卵を控えたアユが餌不足で成長不良だったことに加え、湖中と河川の水温差でスムーズに産卵遡上(そじょう)できなかったことが「一つの要因」と分析した。同日の県議会環境・農水常任委員会で報告した。【姜弘修】
昨秋の主要河川の産卵量は平年のわずか6%にとどまり、県は親アユ7トンの追加放流を実施。昨年10月〜今年2月の稚魚や魚群調査で、生息状況は平年の3割程度まで回復したとみられ、今季は約300トンの漁獲量(過去3年は555〜683トン)を見込む。
県の調査で昨年4、5月に顕著な成長不良がみられ、餌となるミジンコ類が1〜4月や7〜9月に少なかったことが判明。アユがいる湖中と河川の水温差が平年より2〜5度拡大し、河川の水温が下がるまで河口付近で待機していたアユが体力不足や外来魚、カワウによる捕食で減ったと考えられる。
ただ、餌不足の原因などはまだ不明で、同課は「今回の分析が全ての要因だと結論づけていない。さらに検討し、報告する」としている。
■ビワマス遡上の魚道が完成(ChunichiWeb滋賀)
琵琶湖の固有種ビワマスが遡上(そじょう)し繁殖できる環境づくりにと、米原市が中心となり2011年6月から天野川で取り組む「ビワマス遡上プロジェクト」の要となる魚道が完成し12日、同市岩脇の現地で完成報告会と児童によるビワマスの稚魚放流があった。
市内を流れる天野川には、ビワマスの遡上を妨げるせきが五カ所ある。県長浜土木事務所は昨年十二月から、湖岸より二キロと一番河口に近い高さ六十五センチのせきで魚道造りを進めてきた。
報告会では、同事務所の職員が参加者六十人を前に完成した、階段式と段々畑状の棚田式を組み合わせた魚道の概要を説明。高さ三十センチほどの障害物なら流れに逆らって飛び越えられるというビワマスの習性を利用し、幅三・六メートルの階段は計三段で三十センチ上り、幅十一メートルほどの棚田は二段で三十センチ上る。魚道の全長は一〇・四メートルとなる。
完成した魚道脇で、市内の息長小の五年生四十人が、昨年十一月から学校で四センチに育てたビワマスの稚魚九百匹を平尾道雄市長らとともに天野川に一斉に放流した。稚魚は三〜五年で成魚となって戻り、魚道を上る予定。
長野鉄平君(11)は「自分たちが心を込めて育てた稚魚が大きくなって元気に天野川に戻ってくるのを楽しみにしたい」と期待に胸を膨らませていた。
プロジェクトでは今後、二〇一七年三月までに残り四カ所のせきに魚道を造り、河口から七キロの丹生川との合流点まで遡上させることを目標に繁殖環境づくりを進めていく。(曽田晋太郎)
13/03/12
■琵琶湖のアユ、高温で激減? 県調査、餌不足も影響(京都新聞電子版)
琵琶湖のアユが昨秋以降に激減している問題で、滋賀県は12日、琵琶湖での水温差が大きく、アユが産卵のために川をさかのぼれなかったことなどが原因ではないかとの分析結果を明らかにした。餌不足による成長不良なども一因とみており、引き続き原因を調べるという。県議会の環境・農水常任委員会で県水産課が明らかにした。
同課によると、昨年11月時点で確認できたアユの産卵数は7・1億粒で、平年値の6%だった。今年2月に観測されたアユの魚群数も平年値の38%にとどまっている。県が昨年のアユの成育状況を調べたところ、餌のミジンコ類が平年より少なく、アユの体長や体重も平均値を下回った。
アユは琵琶湖の水温が下がって河口との水温差がなくなると川に上って産卵する習性があるという。例年、琵琶湖で産卵を始める9月には、アユが生息する水深10〜20メートルと河口付近の水温はともに約25度でほとんど差はない。
しかし、昨年9月の河口付近の平均水温は28・5度で、アユの生息エリアより6度も高かった。夏の高温が理由とみられる。
水産課は「水温の影響でアユがスムーズに川へ移動できなかったのでは」と推測。「体力不足もあり、河口付近で待機している間に外来魚やカワウに食べられたのが激減の原因の一つでは」とみている。県は今年の漁獲量を過去3年(555〜683トン)より少ない約300トンと試算している。
■琵琶湖に“放置” 桟橋やボートを強制撤去(MBS NEWS関西)
琵琶湖で30年ほど前に許可なく設置され、その後は放置されていた桟橋やボートなどを滋賀県が、12日朝から強制撤去しています。
滋賀県によりますと、大津市の琵琶湖畔にあるこの桟橋は29年前に許可なく設置され、ここ数年は利用されることもなく放置されています。
所有者は見つかっておらず、県はこのまま放置され続けると環境の悪化や事故につながるとして、河川法に基づいて12日朝から撤去に踏み切りました。
琵琶湖では、これまでにも湖畔にレジャー施設などが違法に設置されるケースが相次ぎ、県は監視を続けるとともに、必要に応じて撤去を求めてきました。
作業は14日まで行われる予定で、撤去された桟橋の一部やモーターボートなどは6か月間保管されたのち、廃棄処分されるということです。
13/03/11
■復興祈る灯 ロウソク1000本(YomiuriOnLine滋賀)
大津市浜大津の大津港岸壁ではこの日夜、犠牲者の追悼や被災地の復興を願って、ロウソク1000本をともすイベント「一希一灯会(いっきいっとうえ)」が開かれ、約100人が黙とうをささげた。
浜大津観光協会などの主催で、昨年に続き2回目。午後6時、強風が吹き付ける中、参加者は「復興のエールを大津から東北へ」という文字をかたどって並べられたロウソクに1本ずつ、丁寧に火をともしていった。大津市瀬田、無職稲田明さん(63)は「関西にいると、東北の被災地のことを忘れがちだ。復興にはまだまだ時間がかかると思うので、自分のできることを、もう一度考え直してみたい」と話していた。
■強風吹き荒れ被害相次ぐ 大津で中学生骨折(京都新聞電子版)
滋賀県内で10日、強い風が吹き、けが人が出る被害などがあった。
大津市北比良のびわこ成蹊スポーツ大のグラウンドで午前10時50分ごろ、屋根付きのベンチ(幅3・6メートル、高さ約2メートル、奥行き1・8メートル)が突風にあおられて背後に倒れた。
大津北署によると、ベンチの柱にしがみついていた大津市の中学1年の女子生徒(13)が体ごと持ち上げられて転落し、右腕と左ひざを骨折。サッカーのクラブチームの試合中で、他の選手ら約30人にけがはなかった。
またJR湖西線は午前10時過ぎから、堅田−近江塩津間で運転を見合わせた。午後3時10分に全線で運転再開したが、上下計29本が最大で5時間16分遅れるなど、約7500人に影響が出た。
彦根地方気象台によると、大津市南小松で午前11時20分ごろ、3月としては県内の観測史上最大となる最大瞬間風速28・9メートルを記録した。
13/03/10
■突風でベンチ倒れ中1骨折 大津、サッカー試合中(asahi.com)
10日午前10時50分ごろ、大津市北比良のびわこ成蹊スポーツ大グラウンドで、屋根つきのベンチが突風にあおられて倒れ、近くにいた大津市内の中学1年の女子生徒(13)が転倒した。女子生徒は右腕と左ひざ骨折の重傷。大津北署によると、女子生徒は地元のサッカーチームに所属し、この日は同大学女子サッカー部との練習試合に参加していた。
彦根地方気象台によると、大津市北部で午前11時すぎ、最大瞬間風速28・9メートルを記録した。
■ヨシ焼き:湖国に春 めらめら、紅蓮の炎−−高島(毎日jp滋賀)
高島市新旭町の針江浜のヨシ原で9日、ヨシ焼きが行われ、春を告げる紅蓮(ぐれん)の炎が約2ヘクタールの湖岸をこがした。
ヨシ焼きは、害虫駆除や新たなヨシの芽吹きを促し、生き物のゆりかごにもなる良好なヨシ原維持に欠かせない。昨年12月に高く伸びたヨシを刈り、枯れ野となっていた。
住民団体から十数人が参加。バーナーで風下から次々に着火すると、好天続きで乾燥したヨシ原はめらめらと炎上。約1時間で焼き終えると、ヨシ原は墨を流したような黒々とした墨絵の世界に変身した。【塚原和俊】
■ブラックバスに興奮! 彦根で駆除目的外来魚釣り(ChunichiWeb滋賀)
県主催の琵琶湖の外来魚駆除を目的とした釣り大会が九日、彦根市の彦根旧港湾付近で開かれた。
晴天に恵まれ、家族連れら二百四十九人が参加。琵琶湖に生息する希少種のニゴロブナやホンモロコなどの稚魚を食べるブラックバスやブルーギルなどの外来魚計五三・七キロを釣り上げた。
東近江市から家族や友達と一緒に訪れ、体長二〇センチのブラックバスを釣り上げた能登川東小三年の森野稜偉君(9つ)は「かかったときは手にものすごい震動が伝わってきた」とうれしそうに話した。
外来魚は水温が低い冬には活動しないとされるが、彦根旧港湾付近はほかの地域に比べて水温が高く、県によると今年も多くの外来魚の活動が確認されている。湖の環境保全にと県は本年度、三回の外来魚釣り大会を実施。今回を含め計二五九・二キロの外来魚を駆除した。魚粉に加工、県内の農家に配る。(曽田晋太郎)
■大津港 春に沸く びわ湖開き(ChunichiWeb滋賀)
大津市で九日あった「びわ湖開き」。大津港周辺は湖上遊覧や湖畔観光を楽しむ約千二百人でにぎわった。
観光船乗船の公募には県内外の三千三百人が応募し、約四百人を招待。開会式で嘉田由紀子知事は「多くの方が琵琶湖に触れて魅力を感じてほしい」、越直美大津市長は「湖上観光が発展するよう市も支援し一緒に頑張りたい」と述べた。
観光船「ミシガン」の一日船長を務めた大津市出身のモデル高橋メアリージュンさん(25)が出港の合図のベルを勢いよく鳴らし、花火や噴水、市消防音楽隊などの演奏に送られ、客船やモーターボートやクルーザーなど計三十隻がパレード。船上では近江神宮の神職らが安全祈願をした。
嘉田知事、越市長らとともに恒例行事の「黄金の鍵」投下をした高橋さんは「大変光栄。これからも滋賀県の良さをブログなどでPRしたい」。船で遊覧した守山市の主婦佐藤恵子さん(45)鈴花さん(11)母娘は「風がとても気持ち良かった。(琵琶湖固有の魚の)ワタカの放流も体験し環境も学べる良い機会だった」と笑顔を見せた。(梅田歳晴)
■幻想の炎、湖岸包まれ 大津でたいまつ500本点火(asahi.com滋賀)
大津市内の琵琶湖岸7カ所で9日夜、ヨシのたいまつ約500本が一斉に点火された。「びわ湖開き」に合わせた恒例行事で、膳所地域の会場となった大津湖岸なぎさ公園サンシャインビーチでは、近江大橋を背景に、地元に伝わる「石鹿太鼓」に合わせて点火し、鍋も振る舞われた。土手沿いには膳所小学校と膳所幼稚園の子どもたちが描いたイラストをあしらったあんどん100個も並べられた。
一方、高島市新旭町の針江浜ではこの日、ヨシ原の火入れがあった。地元住民らがバーナで火をつけると、ヨシ原は勢いよく燃え始め、約2ヘクタールの原っぱは瞬く間に黒くなった。10日に同市今津町の群生地であるザゼンソウまつりなどと合わせ、湖西地方の春の風物詩とされる。
13/03/09
■滋賀県、高気圧に覆われ各地で20度を突破(京都新聞電子版)
滋賀県内は9日、高気圧に覆われて気温が上昇し、各地で今年初めて20度を突破した。彦根地方気象台によると、最高気温は大津市と東近江市で22・9度、長浜市も21・1度と5月上旬から中旬なみの陽気となった。
長浜市高月町で河川敷の雑草約6千平方メートルが焼けたのをはじめ野洲市、甲賀市など県内6カ所で山林や雑草の火災が相次ぎ、竜王町山之上では男性(56)が顔や腕に軽いやけどを負った。
■湖上に「黄金の鍵」 春の扉開く びわ湖開き、晴れやか(京都新聞電子版)
琵琶湖に春の観光シーズン到来を告げる「第58回びわ湖開き」(びわ湖大津観光協会など主催)が9日午前、大津市の大津港一帯で行われた。春の扉を開く「黄金の鍵」が湖に投下され、観光船が晴れやかにパレードした。
大型観光船「ミシガン」の一日船長には、NHKの連続テレビ小説「純と愛」でヒロインの兄の妻を演じる、大津市出身の高橋メアリージュンさん(25)が任命された。
晴天の下、約30隻が午前10時に出港。円を描くなどして沖合でパレードを繰り広げ、ミシガンの船上では湖上の安全を祈る神事を行った。この後、周りの船から多くの人々が見守る中、高橋さんらが黄金の鍵(長さ1・7メートル、重さ6キロ)を船上から投げ入れた。
■ラジオでPM2.5情報(YomiuriOnLine滋賀)
◇エフエム滋賀、11日から平日2回
「e―radio(イーラジオ)」の愛称で親しまれている「エフエム滋賀」(大津市西の庄)は8日、中国から飛来している微小粒子状物質(PM2・5)の空気中の濃度情報を、11日から平日の毎日、放送で伝えると発表した。
県が県内6か所の測定局で午前4〜7時に測定した値の平均値のうち、上位から3番目の値を、午前10時と午後3時の2回、生放送番組「Happy!」と「Rookies」の中で知らせる。
測定値について、県は1立方メートル当たり85マイクロ・グラムを超えた場合、災害情報などを電子メールで配信する県の「しらせる滋賀情報サービス」(しらしが)で注意を呼び掛けるが、それ以下の場合は県のホームページでの掲載にとどめている。
エフエム滋賀は「値に関係なく放送することで、今日は低い、今日は高いといった傾向を知ってもらえ、安心感が高まる。リスナーの健康な生活の維持に役立ててもらいたい」としている。
◇大津市もメール配信
大津市は8日から、PM2・5について、県の情報に基づいて注意喚起を行うメール配信サービスを始めた。
県の「しらしが」と同基準で運用。大津市堅田地区など県内6か所で測定したデータをもとに、メールで知らせる。事前の登録が必要で、すでに配信サービスを利用している人も市のホームページから再登録が必要。
問い合わせは市環境政策課(077・528・2760)。
13/03/08
■PM2.5:国の暫定指針超なら、メールで注意喚起へ−−県(毎日jp滋賀)
中国から国内への飛来が懸念されている微小粒子状物質「PM2・5」について、県は7日、県内6測定局で国が定めた暫定指針を超えた場合、事前登録者に「しらせる滋賀情報サービス(しらしが)」のメール配信で注意喚起すると発表した。
県琵琶湖環境科学研究センターが6局で1時間ごとに自動測定している。注意喚起の基準は早朝の午前4〜7時の平均値が1立方メートル当たり85マイクログラムを超えた場合で、平均値は各局平均値の高い方から3番目の値を使う。
PM2・5の環境基準は1日平均値が1立方メートル当たり35マイクログラム以下で、暫定指針はその倍の70マイクログラム。早朝に85マイクログラムを超えると1日平均値が70マイクログラムを超えるとみなし、早朝の段階で注意喚起する。
県内では今のところ環境基準値以下で推移しているが、呼吸器や循環器に持病のある人などは健康被害も懸念され、暫定指針を超えた場合は外出や屋外での長時間の運動を極力控えるよう呼びかける。濃度が急上昇した場合は随時知らせるという。「しらしが」は県ホームページから登録できる。【姜弘修】
■「PM2・5」高濃度時にメール配信 県が開始(ChunichiWeb滋賀)
県は七日、大気汚染物質PM2・5の早朝の濃度が、国の暫定指針の一立方メートル当たり七〇マイクログラム(一日平均)超となることが予想される場合、携帯電話のメール機能を活用した「しらせる滋賀情報サービス(しらしが)」で情報配信する注意喚起を始めた。市町や関係機関にも連絡する。
国の暫定指針が決まり、六日に国から自治体向けの注意喚起の説明会が開催されたのを受けた措置。
早朝の一時間平均濃度が八五マイクログラム超となった場合には、一日平均七〇マイクログラム超となる相関関係がある。そのため、県内六カ所にある測定局で午前四〜七時までの一時間ごとの値を基にして平均濃度を算出。八五マイクログラムを超えた際には、日中の県民の行動の参考となるように朝の段階で情報提供する。
情報は、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らすよう求める内容。日中に値が急上昇した時には随時、知らせる。「しらしがメール」は県ホームページから登録できる。 (梅田歳晴)
■県メールでPM2.5情報 設定値超えた場合(YomiuriOnLine滋賀)
県は7日、中国から飛来し、健康への影響が懸念されている微小粒子状物質(PM2・5)について、早朝時間帯の平均値が1立方メートル当たり85マイクロ・グラムを超えた場合、災害情報などを電子メールで配信する県の「しらせる滋賀情報サービス」(しらしが)による注意喚起を始めると発表した。市町や学校、児童福祉施設などにも同様の情報提供を行う。
県は、大津市、近江八幡市、彦根市、東近江市、高島市の6か所の測定局でPM2・5の濃度を監視し、上位から3番目の測定局で午前4時〜同7時までの3時間の平均値が85マイクロ・グラムを上回った際は、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動を減らすことなどを呼びかける。
県によると、国の暫定指針で注意喚起を行う1日当たりの濃度平均値を70マイクロ・グラムと規定。早朝の時間帯に85マイクロ・グラムを上回ると、暫定指針の値を超える可能性が高いため、目安にした。今年、85マイクロ・グラム以上となった日はなく、対象となる測定局での1日当たりの濃度平均値の最高は、1月13日に東近江市で記録した36・7マイクロ・グラムという。
しらしがは専用のホームページ(HP)(http://www.pref.shiga‐info.jp/)で登録できる。県内でのPM2・5の測定値は、県のHP(http://www.pref.shiga.lg.jp/index.html)でも公開している。
13/03/07
■PM2・5対策、県民に注意情報メール 滋賀県が8日から(京都新聞電子版)
滋賀県は、微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が環境省の暫定基準を超えた場合、電子メールで県民に注意喚起する情報提供サービスを8日から始める。不要な外出や屋外での激しい運動を控えるよう呼び掛ける。
県は琵琶湖環境科学研究センター(大津市)を通じて県内6地点で自動監視している。注意喚起は、各地点の午前4〜7時の1時間値を出したうえで、中央値の採用を求める環境省の指針を踏まえて上から3番目に高い数値が大気1立方メートル当たり85マイクログラムを超えた場合に実施する。
同時間帯に同85マイクログラムを超えた場合、環境省が注意喚起基準とした1日平均同70マイクログラムに達する可能性が高いという。
注意情報は、午前9時ごろに県の「しらせる滋賀情報サービス(しらしがメール)」で配信する。現在の会員は約2万人。登録は県のホームページで。
県はPM2・5の本格的な監視を本年度から始めた。今年1月13日に近江八幡、東近江で環境基準の同35マイクログラムを超えたが、注意喚起基準を超えたことはない。監視結果はホームページでも公表している。
■外来魚駆除釣り大会:「琵琶湖ルール」知ろう 9日、彦根旧港湾一帯で(毎日jp滋賀)
琵琶湖の外来魚を退治するイベント「早春の外来魚駆除釣り大会」(県主催)が9日、彦根市の彦根旧港湾一帯で開かれる。ブラックバスやブルーギルなど、釣り上げた外来魚は回収して魚粉に加工、野菜作りの堆肥(たいひ)に活用するため、県琵琶湖政策課が参加を呼び掛けている。
アユなど琵琶湖固有の魚を食べる外来魚。釣り上げても再び湖に戻さない「琵琶湖ルール」を知ってもらうために開催する。彦根市では約160人が計27キロを釣り上げた1月の冬の釣り大会以来。
旧港湾は冬場でも水温が高く、外来魚が集まる絶好の釣り場。当日は午前10時〜午後1時(受付は正午)まで、参加者は旧港湾沿い約1キロの両岸から釣り糸を垂らす。体長20〜40センチ余のブラックバスなどが釣れるという。釣った外来魚は同市松原町の県立彦根総合運動場駐車場の回収ボックスに入れてもらう。
参加料は1人100円(えさ代)。希望者には釣りざお(仕掛け付き)を無料で貸し出す。回収箱まで持参した先着200人には魚粉で土壌改良した田んぼで採れた米を使ったポン菓子がプレゼントされる。
会場には、琵琶湖の外来魚駆除のパネルを展示、県の担当者が協力を呼び掛ける。事前申し込みは不要。問い合わせは琵琶湖政策課(077・528・3485)。【松井圀夫】
■琵琶湖博物館でモクズガニ展示(ChunichiWeb滋賀)
海と川を行き来するカニで、琵琶湖でも時々見つかるモクズガニの展示が5日、草津市の県立琵琶湖博物館水族展示室で始まった。琵琶湖で捕らえられた個体だが、途中でダムや山を越えて湖まで来た可能性があり、館は「カニの苦難の旅路に思いをはせてほしい」と展示する。展示終了時期は未定。
イワガニ科のモクズガニは、はさみに濃い毛が生えるのが特徴で、甲羅の幅が八センチ前後まで成長する。普段は川に生息しているが、繁殖期には海で産卵し、稚ガニは成長すると川をさかのぼる。寿命は三年ほどという。琵琶湖では年に数件、見つけたとの報告があり、今回展示しているモクズガニも昨年、琵琶湖で捕まえたという漁師から提供を受けた。
博物館によると、大阪湾とつながる淀川水系からダムを乗り越えながら琵琶湖に入ったことも考えられるが、可能性は大きくない。三重県の伊勢湾や、福井県側の日本海からダムのない川の上流域まで上り、山や分水嶺(れい)を越えて琵琶湖まで下ってきたことも考えられるといい、担当者は「どこから来たのか、展示するモクズガニを見ながら思いをめぐらせてもらえば」と来場を呼びかけている。
常設展示観覧券(大人七百五十円、大学・高校生四百円、小中学生以下無料)で観覧できる。(梅田歳晴)
13/03/06
■ガソリン価格、レギュラーは前週同額の156.2円…上昇ストップ(Responce)
資源エネルギー庁が3月6日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月4日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり156.2円、前週と同じだった。
レギュラーガソリンは昨年11月26日の145.5円を底値に価格上昇が続いていたが、3か月半振りに上昇が止まった。
地域別では、北海道で0.5円、関東で0.2円、東北と中国で0.1円下落、近畿で0.4円、九州・沖縄で0.3円、四国で0.1円上昇。中部は横ばいだった。
ハイオクガソリンも前週と変わらず167.0円、軽油は0.1円上昇して135.5円だった。
e燃費(運営:イード)によると、3月6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.96円/リットル、ハイオクは158.99円/リットル、軽油は125.96円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/
13/03/05
■48センチの金魚!? 草津の琵琶湖岸で釣る(京都新聞電子版)
滋賀県草津市の琵琶湖岸で同市木川町の長尾哲也さん(45)が全長48センチの金魚を釣り、「こんな大きな金魚は見たことがない」と驚いている。
2月14日、同市の烏丸半島の湖岸でコイ釣りをしていたところ、仕掛けに掛かった。自宅の自作水槽に放し、飼育している。
琵琶湖博物館(草津市)によると、金魚の原種であるフナでも、湖岸近くに分布するギンブナやニゴロブナで最大体長40センチくらい、ゲンゴロウブナで50センチくらいという。
県自然環境保全課によると、金魚は自然界で生き延びるのは難しいといい、「ワキンの形をしているなら、フナの色素がない突然変異の可能性もある」としている
13/03/03
■今年の水鳥生息調査(滋賀報知新聞ネット版)
=カイツブリが大幅増加=
◇全県
県はこのほど、水鳥の生息調査結果をまとめて公表した。これは毎年一月上旬、県下全域でガンカモ類等生息調査を実施しているもの。
それによると今年は、四十種(前年同期比一一・一一%増)、十六万七千二百六十七羽(同一・八%減)の水鳥が観察された。
県は一月十二日から十四日まで、琵琶湖岸全域と周囲の内湖、河川およびため池などの合計百五十か所で、カウントした。調査は、日本野鳥の会滋賀を中心に、県野鳥の会、湖北野鳥の会などの県内野鳥保護観察団体の協力のもと、延べ三百五十六人の体制で実施した。
観察された主な水鳥の内訳は、ハクチョウ類五百九十八羽(同三・一%増)、ガン類二百二十六羽(同三〇・九%減)で、これらを含むカモ科の合計は十万千七十羽(同一二・四%減)と大きく減少した。また、カイツブリ科の合計は七千四百九十羽(同二・〇六倍)と大幅に増加。
また観察数の多かった種は、多い順にオオバン(五万五千三十四羽)、ヒドリガモ(一万八千九百四十六羽)、キンクロハジロ(一万七千三百八十四羽)だった。過去五年間、二位であったキンクロハジロが減少し、二位と三位が逆転した。
個別の種では、カモ科のホシハジロ(三一・六%減)、キンクロハジロ(同一七・四%減)が昨年に引き続き減少傾向が見られる。このほかオカヨシガモ(同二五・七%減)とハシビロガモ(同四〇・四%減)も激減している。
一方、カイツブリ科のハジロカイツブリ(同一〇・三九倍)は、大幅に増加した。また、クイナ科のオオバンも年々増加傾向にあり、今年は、五万羽を超えた。
■ふなずし30品食べ比べ 彦根で品評会(ChunichiWeb滋賀)
滋賀を代表する珍味「ふなずし」の品評会が二日、彦根市船町の「割烹(かっぽう)源八」で開かれ、参加者が各家庭で漬けて持ち寄った手作りのふなずしがずらりと並んだ。独特の発酵臭が漂う中、味わいが微妙に異なる作品を食べ比べ、最近好まれる優しい口当たりのふなずしなどに舌鼓を打った。
琵琶湖特産のビワマスやニゴロブナのおいしさを広めようと、二〇〇一年に設立した市民団体「あめのうお倶楽部」が毎年催している。十回目の今年は、クラブ員や一般参加者らが三十点を出品し、参加した四十二人全員で審査した。
うまみ、香り、食感などを総合的に評価し、「絶品!」と評価する五点から「絶句!」と呼ばれる零点の六段階で点数をつけ、上位三品と最低得点の一品を表彰した。
一次審査は三つのテーブルに分かれて、それぞれ十品を食べ比べ、上位二品と下位一品を選抜。集まった九品を、調理師やクラブ員ら六人が最終審査。参加者たちはビールのグラスや日本酒の杯を片手に、各家庭の個性あふれるふなずしを品評した。
草津市から参加した県職員吉川浩一さん(44)は「以前よりもマイルドで香りが強すぎない万人受けするふなずしが増えているように感じる。依然酸味の強いものもあり、おもしろい」と解説。自身は「酸味の強いのはやっぱり苦手」と、チーズのように優しい味わいのものに好んで箸を伸ばしていた。
クラブ事務局の酒井明久さん(45)は「ふなずしの味は家庭ごとでバラエティーに富む。食べ比べることで味の幅広さを実感してほしい」と話していた。(辻井勇太)
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