琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2014/11)
14/11/30
■カラフル熱気球、澄み切った青空彩る 滋賀・高島(京都新聞電子版)
全国の熱気球の愛好者らが集う「熱気球琵琶湖横断」が30日、滋賀県高島市安曇川町で開かれた。色とりどりの36基が澄み切った青空に鮮やかに映え、見物客を楽しませた。
関西のチームの有志らでつくる実行委員会が催し、滋賀県や京都府、九州などから社会人や大学生の36チームが参加した。29日から2日間の予定だったが、初日は雨で中止となった。
30日朝にはさわやかな青空が広がった。追い風が吹かず、横断を断念して町内での飛行レースに変更したが、各チームのメンバーは午前7時半ごろから藤樹神社付近で熱気球に乗り込んで離陸。最大約600メートルまで上昇し、周辺の田んぼに置かれた目印に向けて砂袋を落とし、目印との距離の近さを競った。
県内外から見物に来た人たちは、赤色や黄色などのカラフルな熱気球が悠然と浮かぶ姿を見上げて歓声を上げたり、熱心に写真を撮っていた。
■衆院選2014滋賀の情勢「下」(YomiuriOnLine滋賀)
◇自、共、知事継ぐ民
3区
武村 展英 42 自民前《1》
小川 泰江 51 民主新
西川 仁 67 共産新
子育て世代を中心に人口増が続く3区。再選を目指す武村に、知事に転身した三日月大造の後継となる小川、草津市議、県議を経て前回に続いて出馬する西川が挑む。
武村は草津市出身で、前回は三日月を4571票差で破った。地域の行事や支援団体を回り、29日に決起集会を開催。琵琶湖再生法成立などに向けて取り組んだ1期2年間のほか、「経済再生をやり遂げなければならない」と強調している。
守山市議だった小川は18日に擁立が決定。後援会長には、前知事の嘉田由紀子が就いた。地域の集会にもこまめに顔を出し、「生活者の視点を大切にし、女性が輝き、子どもや高齢者が安心して暮らせる社会を」とアピールする。
西川は職場単位などの支部や後援会を固める一方、精力的に選挙区内4市を巡り、多い日は街頭で15〜20回マイクを握る。「アベノミクスは方向性が間違っている。消費増税を中止し、暮らし中心の政策を」と主張し、支持を広げる。(藤井浩)
◇自、民、維、共が激戦
4区
武藤 貴也 35 自民前《1》
徳永 久志 51 民主新
岩永 裕貴 41 維新前《1》
西沢 耕一 36 共産新
再選を目指す武藤、元参院議員の徳永、比例で復活当選した岩永、新人の西沢が予定し、激戦の様相だ。
武藤は地域の会合などに積極的に顔を出し、支部役員を若手中心に刷新。若者や無党派層への浸透を図る。アベノミクスの継続を訴え、「デフレ脱却を図り、経済成長を実現するのが何より最優先だ」と話す。
国政への復帰を狙う徳永は解散前からJR各駅で朝立ちを行い、夕方には駅前などで街頭演説を重ねる。県議や参院議員を務めた実績をアピールし、「雇用安定を図り、社会保障を充実させる」と強調する。
岩永は小選挙区での当選に強い意欲を見せる。この2年間、各地をくまなく巡り、街頭演説も1500回をこなした。「どの候補よりも地域が何を望んでいるかを知っている」と力を込める。
2度目の挑戦となる西沢は消費増税反対などをPR。無党派層やアベノミクスに批判的な有権者の票の取り込みにも力を注ぐ。「貧困や格差解消を求める声をよく聞く」と語り、市民目線の政治を掲げる。(小宮宏祐、清水貞次)
(敬称略。氏名の並びは解散時の政党の衆院勢力順。年齢は29日現在。白抜き数字は当選回数。)
■四日市市のため池で外来魚駆除(asahi.com三重)
佐野登
四日市市水沢町の農業用ため池「谷田上池」で29日、地元の農家と亀山市の市民グループ「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」(栗原勉代表)が協力し、池の水を抜いて外来魚の駆除をした。釣り人のマナーの悪さに頭を痛めてきた農家の人たちは「よかった」と胸をなでおろしていた。
駆除は、ふとしたきっかけから決まった。「うお座」のメンバー・桜井好基さん(55)=亀山市本町=が24日、車で池のそばを通りかかり、ブラックバスが泳いでいるのを見かけたのが始まりだ。
近くにいた人に池を利用している農家を聞き、地元の安田慶久さん(78)を訪ねた。「外来魚を駆除したい」と持ちかけると、とんとん拍子で話が決まった。10年以上前から来ているという釣り人に、地元は困っていたという。
14/11/29
■白いクジラ2頭捕獲 太地町の博物館で飼育(紀伊民報AGARA)
体が白いハナゴンドウが和歌山県太地町沖で2頭続いて捕獲され、同町の町立くじらの博物館で飼育されている。いずれも色素の減少により皮膚などが白化する白変種とみられる。同館は「白いクジラは珍しいのに、2頭も捕獲されるとは」と驚いている。
博物館によると、1頭目は11月23日、2頭目は28日にいずれも同町沖でのイルカ追い込み漁で捕獲された。1頭目は雌で体長2・4メートル、重さ180キロ。後頭部など一部に黒い部分が残っているが、大部分が白色。2頭目は雄で体長2・6メートル、重さ250キロ。全身が白い。しかし、いずれも目が通常の個体と同じ黒色であることから、アルビノ(先天性色素欠乏症)ではなく白変個体であることが推測できるという。
2頭は自然プールの同じいけす内で飼育している。餌のイカを食べ、元気だという。
博物館では今後、遺伝子などを調べてアルビノとの相違点などを探る。桐畑哲雄副館長は「太地町では数年前にも白いハナゴンドウが捕獲されたことがあるが、大変珍しい貴重な個体。2頭とも大事に育てたい」と話している。現在、公開はしていないが、体調などを見て検討する。
■ピークは1月2、3日=年末年始の渋滞−高速道路4社(jiji.com)
東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は28日、年末年始期間中(12月24日〜来年1月4日)の渋滞予測を発表した。渋滞のピークは上り、下りともに1月2、3日の見込み。
期間中に予想される10キロ以上の渋滞発生回数は223回で、前年度実績より52回減少。暦の上では9連休となるため、下りは分散化が見込まれている。
■衆院選2014滋賀の情勢「上」(YomiuriOnLine滋賀)
◇自と9選の民、新人
1区
大岡 敏孝 42 自民前《1》
川端 達夫 69 民主前《9》
佐藤 耕平 32 共産新
再選に向けて準備を進める大岡、10選を目指す川端、新人の佐藤による三つどもえの戦いが見込まれる。
大岡は浜松市議、静岡県議を経て前回、出身地の滋賀でくら替えして初当選。街頭での活動に力を入れ、2年間の実績を示しながら知名度アップを図っている。「選挙にはチャレンジャーの姿勢で挑んでいきたい」と意気込んでいる。
川端は前回選で比例復活とならず、5月に繰り上げ当選したばかりだが、9期の実績と要職を歴任してきた知名度が強みだ。「地域経済は疲弊し、暮らしが壊れている。こんな政治を許してはならない」と主張している。
初出馬となる佐藤は32歳の若さを前面に出し、無党派層を含めた幅広い世代の支持獲得を目指している。積極的に街頭へ足を運び、「増税中止や原発再稼働ストップなど、国民の願いをまっすぐ届け、国民主人公の政治に変える」と訴える。(池内亜希)
◇3人前回と同じ顔
2区
上野賢一郎 49 自民前《2》
田島 一成 52 民主元《3》
中川 睦子 56 共産新
3選を目指す上野に、返り咲きを狙う田島、新人の中川が立候補を表明。2年前と同じ顔ぶれが並び、混戦が予想される。
前回、1区から出身地の2区に国替えし、再選を果たした上野は今秋、国土交通政務官に就任。「古里のために、引き続き国政で仕事をさせてほしい」と語る。無党派層への浸透を図るため、街頭演説やミニ集会も積極的に行う。
前回、4選を阻まれた田島はこの2年間、朝の駅立ちやボランティア活動に参加するなど、草の根運動を展開。「市民と触れ合い、現場の悲鳴を聞いた。一部富裕層のための政権ではだめ」とし、党幹部の応援を得て捲土(けんど)重来を目指す。
中川は農村部にも積極的に足を運び、地域の切実な訴えを聞く。消費増税の中止を1番に掲げ、「国民の苦難解決が活動の基本。暮らしを守る」と強調。子育て支援や原発再稼働反対なども掲げ、女性や子育て世代にアピールしている。(黒川武士)
(敬称略。氏名の並びは解散時の政党の衆院勢力順。年齢は28日現在。白抜き数字は当選回数。)
■冬の使い現役です 長浜にオオワシ(YomiuriOnLine滋賀)
国の天然記念物に指定されている冬の渡り鳥、オオワシ1羽が28日朝、長浜市湖北町の山本山周辺に飛来したのを湖北野鳥センターが今季初めて確認した。羽の模様などから、1998年から毎冬、飛来している雌とみられる。
オオワシは環境省のレッドリストで絶滅の危険が増している絶滅危惧2類に分類されている。主な繁殖地はオホーツク海沿岸やカムチャツカ半島などロシア極東で、越冬のため、日本には主に北海道へ渡って来る。
この日は午前8時頃、例年ねぐらにしている山本山中腹の木で羽を休めているところをセンターの職員が確認した。約3か月、琵琶湖のブラックバスや小さな水鳥を食べて過ごすという。
昼前には魚を木の上で食べている姿も見られ、センターでは「23歳以上の高齢なので心配していたが、元気な姿が見られて良かった」と話している。
■越冬オオワシ、今年も長浜に(ChunichiWeb滋賀)
国の天然記念物オオワシが、越冬のために長浜市湖北町の山本山に飛来した。
一九九二年から毎年姿を見せており、現在は“二代目”。二十八日は朝から多くのカメラマンが訪れ、琵琶湖の魚を狙ったり木の上で羽を休めたりする姿を追っていた。
津市の無職石黒光一さん(68)は「今年はいつもより遅くて心配したけど来てくれてよかった」とほっとした表情。来年二月まで見られるという。
オオワシは大型の猛きん類で、くちばしが黄色、肩と尾羽が白いのが特徴。羽を広げると二・四メートルにもなるという。(中村千春)
14/11/28
■冬の使者、悠然 滋賀・湖北にオオワシ飛来(京都新聞電子版)
国の天然記念物のオオワシ1羽が28日、滋賀県長浜市湖北町の山本山に飛来した。毎年、この時期にやって来る雌の個体とみられ、1998年から17年連続で湖北の地に姿を現した。
この日午前8時ごろ、山本山中腹のマツの枝に止まっている姿を、同町の湖北野鳥センターの職員が確認した。止まっていた場所や羽を広げた際の翼の模様などから、同センターは毎年飛来する個体とみている。
オオワシは国内最大の猛禽(もうきん)類で、ロシアのカムチャツカ半島などオホーツク海沿岸で繁殖し、日本や朝鮮半島で越冬する。山本山のオオワシは推定22歳以上で、体長1メートル、両翼を広げると2・4メートルある。同センターによると、来年2月下旬まで姿を見られるという。
■オオワシ:名は「おばあちゃん」、今年も来たよ 長浜(毎日jp)
国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定されている渡り鳥、オオワシの雌1羽が28日、滋賀県長浜市湖北町の山本山(標高324メートル)に飛来した。1998年から17シーズン連続。野生のオオワシとしては高齢で、地元では「おばあちゃん」と呼ばれ、親しまれている。飛来は昨年より9日遅く、待ちわびた愛鳥家から歓迎の声が上がっている。
オオワシは、夏にロシア・カムチャツカ半島などで繁殖し、子育てを終えてから冬に日本や朝鮮半島などに渡る。長浜市の湖北野鳥センターによると、市北部が南限の飛来地とされる。
おばあちゃんは体長約1メートル、羽を広げた長さは約2・4メートルで、翼下面の白黒模様が特徴。初飛来した時、既に成鳥だったことなどから30〜40歳と推定される。時速90〜100キロで一直線に空を飛び、約1キロ先の琵琶湖で小魚を捕らえる姿が人気を集め、飛来の時期には多くの愛鳥家らが長浜市を訪れる。
今年は関係者をやきもきさせていたが、28日朝に山の中腹に止まっているおばあちゃんをセンターが確認した。職員の植田潤さん(45)は「今年はだめかと思っていたが、帰って来てくれた。皆に愛されているおばあちゃんワシなので、温かく見守ってほしい」と話している。【桑田潔】
■ピークは1月2、3日=年末年始の渋滞−高速道路4社(jiji.com)
東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は28日、年末年始期間中(12月24日〜来年1月4日)の渋滞予測を発表した。渋滞のピークは上り、下りともに1月2、3日の見込み。
期間中に予想される10キロ以上の渋滞発生回数は223回で、前年度実績より52回減少。暦の上では9連休となるため、下りは分散化が見込まれている。
■ホンモロコ養殖、県北で 休耕田活用(asahi.com岡山)
西江拓矢
農業による地域活性化を目指す美咲町の住民グループ「中央農村支援隊」が、休耕田を使った淡水魚ホンモロコの養殖に取り組んでいる。骨が軟らかいうえ、川魚特有の臭みも少なく、から揚げや南蛮漬けにして食べるとおいしい魚。支援隊は、甘露煮などの加工品も作り、特産化を目指している。
10月、山あいにある同町打穴(うたの)西の養殖池。もとは水田で、掘って水をためている。濁って水中は見えないが、支援隊長の井上敏さん(69)がエサをまくと、水面を波立たせて魚が集まってきた。
このホンモロコは琵琶湖固有種の魚。水質の悪化や外来魚の影響で、琵琶湖での漁獲量は激減している。関西ではなじみのある高級魚だ。
14/11/27
■2014衆院選:7月「知事選が物差し」 「風」はどこに吹くのか(毎日jp滋賀)
12月2日公示、14日投開票の衆院選に向け、各政党は事実上の選挙戦に突入している。県内の衆院選では、2009年に民主が4小選挙区で全勝、12年には逆に自民が独占するなど、「風」に大きく左右されてきた。今回の衆院選にあたり、各政党が得票数の「物差し」の一つにしているのが今年7月の知事選だ。民主党衆院議員だった三日月大造氏を当選させた「風」は今はどうなっているのか。知事選を戦った各陣営に聞いた。【加藤明子】
今夏の知事選では、自民が国政選挙並みに大物政治家を投入。ただ、安倍晋三政権による集団的自衛権行使を容認する閣議決定などが影響し、三日月氏が自公推薦の小鑓隆史氏と共産推薦の坪田五久男氏を破って初当選した。
知事選での得票を、衆院選の選挙区に割り当てると、滋賀1区では小鑓氏、2〜4区では三日月氏が最高得票を得ている。ただ、今回の衆院選で立候補が予想される顔触れを知事選結果と比較するには、特に4区では維新の党の前職が立候補を予定していることもあり単純ではない。
しかし、民主党県連の林久美子代表は「知事選では中央からの押しつけ、安倍政権の強引な政権運営にノーを突きつけた。衆院選もテーマは同じだ」と、知事選勝利の勢いに期待する。ただ、民主党は知事選では「黒衣」に徹したが、衆院選では「党公認」で戦うことになる。ある立候補予定者は「今回も『民主の看板を外せ』と言われて……」とぼやく。
対して、知事選の雪辱を狙う自民党県連の佐野高典幹事長は「自民党の総力を挙げて戦った知事選の敗北は非常に厳しい結果だったが、複合的な要因がある」と強気の姿勢を崩さない。衆院選は政党対決が鮮明になるが、「今回、風はどこの政党にも吹いていない」とみている。
一方、共産党県委員会の奥谷和美委員長は「知事選では『自公県政』を阻止するために(三日月氏に)一本化すべきだ、と考えた有権者の票が三日月氏に流れた」と分析。衆院選では消費増税を決めた自民、公明、民主の3党合意を批判し、「三日月票」を切り崩そうと意気込む。
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◆2014年知事選
三日月氏 小鑓氏 坪田氏
大津市 56958 60482 13200
高島市 9817 13153 1981
1区計 66775 73635 15181
彦根市 18674 16603 3662
長浜市 19942 21047 4184
米原市 8566 7290 1608
愛荘町 3190 3277 851
犬上郡 4126 4924 925
東近江市 2410 2343 631
2区計 56908 55484 11861
草津市 25543 18860 3616
守山市 16597 12585 2406
栗東市 11174 11136 1819
野洲市 11740 8691 1583
3区計 65054 51272 9424
近江八幡市 14122 12513 4974
甲賀市 17587 17519 3783
湖南市 9800 7472 1969
蒲生郡 6985 6716 1769
東近江市 16494 16038 4318
4区計 64988 60258 16813
※東近江市は2区が旧愛東、湖東両町域、4区は2町以外。各候補の得票数を投票者数の割合で分けたため、合計数は一致しない。
■来年のスギ花粉飛散、東日本では平年より多い見通し(asahi.com)
気象情報会社のウェザーニューズ(千葉市)は27日、来年のスギ花粉の飛散予測を発表した。東日本では平年より多い見通しという。
飛散量は東北や関東、中部で平年の110〜150%、近畿で平年並みから130%の見込み。中国・四国や九州では、平年の70〜90%程度の見通しだ。
花粉は、前年夏に晴れの日が多く暑いほど雄花が育ち、発生量が増える傾向にある。今夏、東日本では晴れて暑い日が多く、西日本では曇りや雨の日が多かったことを踏まえ、予測したという。
■レギュラーガソリン価格、19週連続で下落(asahi.com)
日本エネルギー経済研究所は27日、今週(25日時点)のレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格が前週から0・8円安い、158・3円になったと発表した。価格の下落は過去2番目の長さになる19週連続。国際的な原油価格の下落が要因で、消費増税前の価格も下回った。
同研究所によると、国際指標のドバイの原油価格が6月で1バレルあたり110ドル台だったが、今月は70ドル半ばまで下落している。この間、日銀の追加の金融緩和で円安が進み、輸入価格の上昇圧力も高まったが、原油価格下落の影響が上回った形だ。
原油価格の下落は、中国や欧州経済の景気減速で原油の需要が低迷する一方、米国産のシェールオイルの増産や、産油国のサウジアラビアが減産しないことで供給過剰となっていることが要因だ。
■レギュラーガソリン価格、19週連続値下がり(YomiuriOnLine)
資源エネルギー庁が27日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(25日時点、1リットルあたり)は19週連続で値下がりし、前週より0・8円安い158・3円だった。
4月の消費税率引き上げ前の水準(3月24日時点=159・0円)を下回った。
中国の景気減速や欧州経済の停滞などから需要が落ち込む一方、米国でシェールオイルの生産が増えており、供給が過剰になるとの見方から、原油価格の下落傾向が続いているためだ。都道府県別では、横ばいだった滋賀、高知県を除く、45都道府県で値下がりした。
■ガソリン価格、8カ月ぶり158円台に値下がり 80銭安で19週連続の下落(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が27日発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットルの全国平均小売価格は、17日の前回調査と比べ80銭安い158円30銭となった。値下がりは19週連続。今年3月以来、8カ月ぶりの安値水準となる。158円台も今年3月以来のこと。
都道府県別にみると、愛知と滋賀の2県が前週比横ばいで、他はすべて値下がりした。最も値下がり幅が大きかったのは京都府の1円50銭。青森、愛知、神奈川の1円40銭がこれに続いた。
ハイオクは前週比80銭安の169円10銭と、こちらも値下がりが続いた。灯油の店頭価格は50銭安の102円20銭。
■レギュラーガソリン、8か月ぶりの158円台に…前週比0.8円安(Responce)
資源エネルギー庁が11月27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.8円下落し、1リットル当たり158.3円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは19週連続。158円台をつけるのは、3月17日の調査以来、約8か月ぶり。
地域別では、北海道で1.2円、東北と中部で1.0円、関東で0.9円、四国と中国、九州・沖縄で0.7円、近畿で0.6円、と全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは169.1円、軽油は137.6円、ともに0.8円値下がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月27日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.7円/リットル、ハイオクは158.5円/リットル、軽油は126.4円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■アベノミクス解散総選挙 (上)(滋賀報知新聞ネット版)
=1区 大岡氏と川端氏互角の戦いへ 街頭演説重視の佐藤氏=
衆院が二十一日解散され、十二月二日公示、十四日投開票の衆院選に向けて各党は本番モードに突入した。安倍晋三首相が「アベノミクス解散」と名付けた今回の総選挙は、集団的自衛権の行使容認、原発再稼働など争点が多岐に及び、安倍政権そのものの信を問うことになりそうだ。滋賀選挙区では、四選挙区とも自民と民主の候補予定者が競り合う展開になっている。そこで各選挙区の動きを追った。【石川政実】
●維新票を狙え
「今回のような短期間の選挙は、『日頃の備え』と『初動』で決まる。七月の知事選直後から、私のポスター四千枚を1区の全域に貼った。しかし川端達夫氏は一枚もポスターを貼っておらず、一歩リードできた」。自民前職の大岡敏孝氏は十七日に大津市で開いた政経パーティーでの壇上で自信をのぞかせた。
今回、とくに力を入れるのは政策面。例えば争点の「アベノミクス」では、この成果について丁寧に説明する政策ビラを週末に全戸配布するといった戦術だ。
また前回の衆院選(平成二十四年)は、維新の候補者が約四万三千票を獲得したが、今回は維新が候補者を見送る公算大。この票の取り込みを図るため、「農協改革」「原発再稼働」などを明確に打ち出す構え。九万〜十万票が目標だ。
●嘉田氏の執念が鍵
「川端さんが国対委員長に戻ってから、野党がまとまった。さすがだ」と語るのは、同氏を推薦する連合滋賀の松元光彦事務局長。
前回は、民主前職の川端氏が自民新人の大岡氏に敗れ、落選した。比例復活で再選した民主の三日月大造氏が、この五月に知事選出馬のため辞職。これに伴い、川端氏が比例近畿で繰り上げ当選し、党国対委員長に返り咲いた。
選挙母体は、大津市瀬田や高島市の後援会、出身の東レ労組、連合滋賀などが中心だが、ここに今回、先の知事選で三日月氏を当選させた政策集団「チームしが」(代表=嘉田由紀子前知事)の人脈が加わった。大岡氏と確執がある嘉田氏が動けば、前回から三万票上積みの九万票も可能だ。
二十八日午後六時からJR石山駅で決起集会を行う。
●若者感性でFBも
「安倍首相の経済政策の失敗は明らかであり、消費税再増税はきっぱりと中止させる。集団的自衛権、原発再稼働など安倍政権の暴走を許すわけにはいかない。比例は十万四千票(前回四万二千票)が目標」と共産党県委員会の奥谷和美委員長は鼻息が荒い。
同党新人・佐藤耕平氏の事務所の長田茂事務長は「弱冠三十二歳の若手のホープだけに若さを前面に出す意味でも、街頭演説を重視するとともに、ツイッターやフェイスブックも積極的に活用していく」と語る。
二十三日に大津市民会館で山下芳生書記局長を迎えて演説会を開催したが、公示前の事実上の決起集会になった。
この時期での書記局長来県は、滋賀選挙区に対する高い評価の表れともいえる。
2区 自民上野と民主田島が激突 追い上げ図る 共産中川
滋賀2区(彦根市、長浜市、米原市、東近江市の旧湖東・愛東町、愛知郡、犬上郡)は自民前職の上野賢一郎氏(49)、民主元職の田島一成氏(52)、共産新人の中川睦子氏(56)の三つ巴。
上野氏は内閣で国交大臣政務官の要職を務め、地元でも着実に足元を固める。七月の知事選は自民候補が敗れたが、上野氏の地盤2区は接戦に。衆院解散後は、支持者やイベントのあいさつを精力的に回り、二十七日には選対を立ち上げる。「2区のキャリアは田島氏が長い。前回同様、挑戦者の気持ち」と気を引き締める。
一方の田島氏は、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の日々だった」と、この二年間議席奪還へ闘志を燃やしてきた。手ごたえは解散風が吹き出した頃から感じる。「ビラを配っていると、引き返して取り直してくれる人もいる」と鼻息は荒い。元秘書らを呼び戻して態勢を整え、街頭演説とミニ集会へ走る。
中川氏は、「消費税増税は先延ばしでなく、きっぱり増税中止を」と、街宣中心に訴える。二十九日に彦根市で事務所開き、十二月七日には紙智子・同党参議員を招いた演説会を長浜市で行い、小選挙区と比例区を連動させ2区で二万票を目指す。(高山周治)
14/11/26
■ネットで話題“廃墟モール”ピエリ守山が再オープンへ…自虐ネタPRで早くもフォロワー獲得、でもリアルな買い物客は“微妙”(産経ニュースWEST)
「明るい廃墟」と呼ばれ、その恐ろしいまでの閑散ぶりがインターネット上を騒がせていたショッピングモール「ピエリ守山」(滋賀県守山市)が12月17日、リニューアルオープンすることになった。再開に当たっては、周辺の競合大型モールとの差別化を図ろうとテナントを一新。フットサルコートなども併設される。しかし、競合店舗が林立する激戦区という状況は変わらず、客足が戻るかはフタを開けてみるまではわからない。新たにオーナーとなった不動産会社「サムティ」(大阪市淀川区)は、「十分勝負できる」と自信たっぷりだが…。(江森梓)
テナント撤退が相次ぎ「生ける廃墟」に…でも“勝ち組”!?
「土曜の夜なのにこの人通り!! もうヤバすぎw」「正直、沈没寸前な感じ」「なるほどこれは確かに廃墟だわ」
白を基調にした施設はまだ新しいのに、営業している店舗はほとんど見当たらず、人影さえもない。短文投稿サイト「ツイッター」などでは一時期、ピエリ守山のあまりのさびれっぷりに話題が沸騰。いつしか全国でも有名な「廃墟スポット」となり、評判を聞きつけて遠方からわざわざ見物客が訪れるほどだった。
ピエリ守山は平成20(2008)年9月にオープン。当初は約200店舗を構え、地域での大型モールの先駆け的な存在として大勢の買い物客でにぎわった。
だが、その直後にリーマン・ショックが発生。ピエリ守山を開発した「大和システム」(大阪市中央区)は一気に資金難に陥った。さらに追い打ちをかけるように、同様の大型モールが相次いで近隣に開業すると、客足は遠のいていった。当然売り上げは伸びず、テナントの撤退が続出。ついには大和システムが倒産した。
その後は別の企業が細々と運営を続けていたが、最終的にテナントは1ケタ台にまで減り、今年2月に一時閉鎖となった。
新オーナーは「逆にチャンス」と強気
「こういう経緯があるからこそ、ピエリ守山は安く買える。逆にチャンスだ」
新オーナーに名乗りを上げたサムティの担当者は語る。
ピエリ守山を再生させるに当たって、琵琶湖岸という立地条件を生かし、リゾート気分が味わえる「アウトドアライフ」を新たなコンセプトに据えた。県内初出店を含む外資系ファストファッションの大型店舗を核に、国内外のアパレル雑貨店舗や地元の飲食店を誘致。約4万9千平方メートルのフロアには、約140店舗が入る予定だ。さらに、フットサルコートやアスレチック施設を整備し、年間150億円の売り上げを見込む。
主にマンション開発などを手がけてきた同社担当者は「初期投資が安かったからこそ、廉価で大規模な店舗区画を提案できた。近隣の大型モールにはまねできない芸当だ。大人から子供まで楽しんでほしい」と意気込む。
自虐ネタ満載のPRでフォロワー獲得
“新生”ピエリ守山は、「廃墟」としての知名度を逆手に取ったPRにも余念がない。
リニューアルオープンを前に、ピエリ守山の公式キャラクター「ナズマ」と「アユ」がツイッターを開設した。当初は琵琶湖の生き物をモチーフにした「ピエリオールスターズ」が9体もいたが、ピエリ守山の衰退とともに減っていき、最後まで生き残ったのがこの2体という。
ともに、「脱・廃キャラ(脱廃)」を目指し、ナズマは工事の進行状況や出店情報を発信。アユは自虐ネタ満載のシュールなつぶやきをしている。
「今日はどれくらい脱廃に近づけたかを毎日手帳につけてるの。今日は3ピエリってとこね」「廃キャラからHighキャラへ。蝶のように華やかな変貌をとげるアユをどうか見ていてください」「今日は新しい自分を見つけたくて海にいっていたの〜!予想どおりな〜んにも見つからなかったわ〜!1ピエリでーす」
こうしたつぶやきはネット上での反響も大きく、11月12日時点でナズマは1100フォロワー、アユは3900フォロワーを超えた。担当者は「幸か不幸か、廃墟としてピエリ守山の露出度は高くなっている。それを逆手に取って、積極的に売り込んでいきたい」と話す。
「不便」「他で十分」…微妙な反応
しかし、リニューアルオープンしたからといって、ピエリ守山を取り巻く状況は変わらない。近隣の大型モールで買い物客らの反応を調べてみると、微妙な答えが返ってきた。
守山市の主婦(53)は「閉店間際に行ったことがあるが、ピエリ守山に行く道路が混雑していた上、食料品店もなかった。とてもじゃないが、また行こうという気にならなかった」とばっさり。
草津市の歯科助手の女性(26)は「正直、ピエリじゃなくても他のところで用は済みます」。野洲市の男性会社員(42)は「一言で言うと不便。車じゃないと行けないし、家族で出かけたついで以外では、行く気にならない」。ただ、「一日じゅう過ごせる魅力ある施設に生まれ変わってほしい」と期待も込める声もあった。
立地条件は良い…再生へのカギは
郊外の大型商業施設の競争は、平成18年6月の改正「まちづくり三法」の公布を機に激化した。施行後は郊外への出店規制が厳しくなるためで、各地で商業施設の建設ラッシュが始まった。
国土交通省によると、大規模集客施設の建築確認件数は18年に81件だったのが翌年には135件と急増。19年11月に三法が施行されると、20年には52件まで減っている。サムティの担当者は「この時期、ピエリ守山と同規模以上の施設がつぶれるケースが全国で後を絶たなかった」と明かす。
立命館大経済学部の鄭小平教授(地域経済学)は「大型商業施設の営業を成り立たせるには、周辺地域人口として5万〜10万人が必要」と指摘。その上で、「ピエリ守山がある滋賀県南部はこれから人口増加が見込める地域で、立地条件はいい。他の商業施設にはない魅力を備えたオンリーワンの施設を目指せば、成功する可能性は十分にある」と話している。
「明るい廃墟」と呼ばれたピエリ守山は、汚名返上できるのか。
■「ラムサールホンモロコ」養殖規模、昨年の4倍 「小山の冬の味覚に」PR 栃木(産経ニュース)
ラムサール条約湿地の渡良瀬遊水地周辺で養殖されている小山市の「ラムサールホンモロコ」が道の駅思川(同市下国府塚)で販売されている。販売2年目の今年は養殖規模が昨年の4倍となり、煮付けに加えて生魚も販売されている。
同市は環境に配慮した農法として、平成24年に市内農家の協力を得て、「ふゆみずたんぼ」での稲作を開始。できたコメは市ブランド米として売り出している。無農薬で環境に優しいが、収穫量は一般的な栽培方法に比べて半減してしまうため、農家の所得安定を目指して淡水魚のホンモロコの養殖も始め、昨年は約163キロを出荷した。
今年は養殖池を4倍の約2000平方メートルに広げて、農家3戸が養殖。4月下旬ごろに卵を養殖池に放流、体長7〜9センチに成長させた。癖のない味わいで骨ごと食べられ、天ぷらや素焼き、煮付け、マリネなどさまざまな調理法で味わうことができる。大久保寿夫市長は「小山を代表する冬の味覚としてPRしていきたい」と話している。
煮付けは1パック(100グラム)540円、生魚1袋(300グラム)1000円で販売。生魚の予約購入もできる。問い合わせは市農政課(電)0285・22・9269。
■佃煮作り:琵琶湖の小鮎、調理実習 東近江・湖東第二小児童30人(毎日jp滋賀)
東近江市立湖東第二小学校(南菩提寺町)の5年生30人が25日、琵琶湖で捕れた小鮎(こあゆ)の佃煮(つくだに)作りに挑戦した。県水産課の出前授業で、県漁業協同組合連合青年会の中村清作会長も協力した。
実習前に、琵琶湖の漁獲量は年間約1000トン、60年間で10分の1にまで減少したことなど現状を学び、漁で使う刺し網などを見学した。調理実習を受けた西堀柚紀子さん...
■交通事故:湖西道路で相次ぐ 玉突きや横転、男女5人重軽傷(毎日jp滋賀)
大津市の国道161号湖西道路で25日午前、事故が相次ぎ、計5人が重軽傷を負った。 午前10時40分ごろ、大津市仰木町で、同市の会社員の男性(31)運転の2トントラックが、前を走っていた減速中のパッカー車に追突。弾みでパッカー車が停車中の乗用車にぶつかった。この事故で、トラックを運転していた男性があばら骨を折る重傷、パッカー車と乗用車の男女計3人も打撲などの...
■【地域発】滋賀県(SankeiBiz)
地域ブランド力の向上目指し 県のイメージ 動画で発信へ
世界でも有数の古代湖であり、日本最大の湖「琵琶湖」を有する滋賀。しかし各種の地域ブランド力調査などで低い状況にある。この状況を打破しようと、滋賀県は産学官で構成する「滋賀・びわ湖ブランドネットワーク」を立ち上げ、情報発信事業に取り組んでいる。
平成26年度から、大阪に拠点をおくクリエーティブユニット「graf」代表の服部滋樹さんをブランディングディレクターに招き、滋賀で培われてきた魅力を、デザイナーやアーティストとともに新たな視点から調査・発見し、発信する「滋賀・びわ湖+DESIGNプロジェクト」を展開。
9月には、世界でも珍しい湖の有人島「沖島」をとり上げ、滋賀の魅力をリサーチ。11月に、公式サイト「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」を立ち上げ、沖島におけるリサーチの様子をまとめた本プロジェクトの予告編と位置付けたムービーを公開した。
このあと、「祭礼」「食」「旅」などのテーマでリサーチを実施、ムービーとして公開する予定。
http://musubu−shiga.jp/
問い合わせは、総合政策部企画調整課
(電)077・528・3313
FAX077・528・4830
cu0002@pref.shiga.lg.jp
14/11/25
■タンク車横転、灯油1800リットル流出 大津、一部は琵琶湖へ(京都新聞電子版)
25日午前10時55分ごろ、大津市坂本7丁目の湖西道路の上り線でタンクローリー1台が横転し、タンク内の灯油約1800リットルが路上に流出した。一部が雨水排出管から高架下の大宮川に流入し、琵琶湖にも流れ出た。運転していたガソリンスタンドの従業員男性(50)は軽傷。
国土交通省滋賀国道事務所が路面に中和剤をまくなどの処理にあたっている。県と大津市も琵琶湖の大宮川河口にオイルフェンスを設置して水面の灯油を吸着マットで回収した。
事故の影響で、25日午後10時現在、西大津バイパスの下阪本ランプから湖西道路の坂本北インターチェンジの間の上り線が通行止めになっている。
■灯油1800リットルがザーッ タンクローリー横転で 琵琶湖にも流れ込む? 男性運転手軽傷(産経ニュースWEST)
25日午前10時55分ごろ、大津市坂本の国道161号のバイパスでタンクローリーが横転し、積んでいた灯油約1800リットルが流出した。大津市によると、灯油は側溝から近くの大宮川に入り、河口から琵琶湖にも流れ込んだとみられる。
消防などが河口に油漏れを防ぐ柵を設置し、琵琶湖への流入を防止。市が河川や琵琶湖の汚染について調査している。
大津署によると、運転していたのは大津市のガソリンスタンド従業員の男性(50)。男性は腰を打ち、軽傷を負った。
この事故で、西大津バイパス・下阪本ランプ−湖西道路・真野インター間の上り線が通行止めになった。
■Xマス彩ります 大津(YomiuriOnLine滋賀)
クリスマスを前に大津市で「びわ湖大津灯りのまつり2014」が開かれ、趣向を凝らしたイルミネーションがきらめいている。12月25日まで。
8回目となる今年は、JR大津駅前の広場などに加え、琵琶湖岸のなぎさのテラス周辺と湖上にツリー状のオブジェを設置。
温かみのある約7万個の電球が輝き、家族連れらが見入っている。
日没から午後10時まで。問い合わせは市都市再生課(077・528・2501)へ。
■全県挙げ琵琶湖岸の景観守れ 看板規制へ統一基準(ChunichiWeb滋賀)
派手な色を使ったり点滅したりする看板を琵琶湖岸に設置できないよう規制する基準づくりが、県と13市によって進められている。「琵琶湖周辺地域モデル」として年度内の策定を目指しており、全県挙げて景観保全を図る取り組みとなっている。
景観行政団体連絡協議会の諮問機関、県景観審議会は十九日、鮮やかすぎる「彩度10以上」の色を表面の三分の一以上に使わないこと、点滅や回転、光が動く看板は原則禁止−などとする基準をまとめた。想定するエリアは湖岸から内陸三十メートルほどの「景観形成区域」。
屋外広告物は、都道府県や都市部が条例で規制をしてきたが、県は二〇〇四年にできた景観法に基づき、市町に権限移譲。「それぞれの地域に見合ったルールを定めた方がいい」(県都市計画課)との趣旨からだ。
県内では既に独自に屋外広告物を規制する条例を設けているところが中核市の大津市のほか、守山、長浜、草津、野洲の四市。商業地や田園、文化的景観、湖岸など地域に応じた規制を通じてメリハリある景観形成に努めている。来年四月には高島市、七月に彦根市、十二月には甲賀市も条例を制定する予定だ。
とはいえ、連続性のある湖岸で市町ごとに基準がばらばらでは具合が悪く、〇九年に協議会をつくって一定の基準づくりを開始。色彩や点滅の規制については二年前から協議が続く。
大津市は市街地を多く抱える事情もあり、屋上広告や設置面積、高さなどは県ほど厳しく規制はしていないが、琵琶湖岸の基準統一には肯定的。県の担当者は「湖岸全域で景観が守られるよう取り組みを進めたい」と話している。(井上靖史)
14/11/24
■【BOOKセレクト】平坂寛さん著「外来魚のレシピ 捕って、さばいて、食ってみた」(スポーツ報知)
ブラックバス、カミツキガメ、ブルーギル―。一度は耳にしたことのある外来種。一体、どんな味がするのか? と食べてみたのが生物ライター・平坂寛さん(29)だ。「外来魚のレシピ 捕って、さばいて、食ってみた」(地人書館、2160円)では14種類の外来生物の捕獲からその味までつづった。(久保 阿礼)
平坂さんは日本各地で外来種を捕獲、観察し、最後は調理して味わう日々を送っている。9月から10月にかけてはスッポン、カニ、ウシガエルなどを捕まえ、食べた。
調理法は…というと、揚げる、ゆでる、と至ってシンプル。「あまり味を濃くしてしまうと、その魚などが持つ本来の味が失われてしまいます。その魚に悪いような気がしまして」
「あの奇妙な魚はどんな味がするのだろう?」。そんな疑問が平坂さんの頭に浮かんだのは11歳のころ。両親の実家に帰省中、佐賀県のため池でブラックバスを釣り上げた。その姿を見て、自然と食欲が刺激されたという。本能的に「食べてみたいな」と思い、最後は「魚なんだから食べられるはずだ」と確信した。母に調理を頼み、天ぷらにして家族で食べた。「あっさりして、おいしい」。知的好奇心とともに食欲も満たされた。
父の桂太さんは古書店を営んでおり、たくさんの生物図鑑や写真集があった。父から図鑑を譲ってもらい店の本を拝借して読みふけった。そして、次第に深海魚や外来魚の生態にひかれていく。「生物学者になろう」。同級生が地元の九州や東京などの大学を選ぶ中、熱帯生物の研究が進んでいた琉球大理学部海洋自然科学科に進学。もちろん勉強もしたが、離島に行き、友人とハブなどを捕獲して食べるサバイバル生活を送った。
これまで生物関係の専門書を読んできたが、いずれも内容が小難しかった。「生き物との出会いはもっと楽しいはず。この感動を伝えたいと思いました」。捕って、さばいて、食ってみる―。根源的な人間の営みをこの一冊にまとめた。「小学生でも理解できる本を目指しました。この本を読んで自然科学に興味を持つきっかけになってもらえれば、うれしいですね」。今日も釣りざお片手に、日本を回っている。
◆平坂 寛(ひらさか・ひろし)1985年9月10日、長崎県長崎市生まれ。29歳。長崎北高から、琉球大理学部海洋自然科学科に進学し、筑波大大学院生命環境科学研究科環境科学専攻博士前期課程修了。大学在学中の2011年からニフティが運営する「デイリーポータルZ」で生物ライターとして連載開始。趣味は未知の生物を求める旅行、生物を五感で体験すること。
■「大溝の水辺」が国重文景観に選定 高島市3件目、全国最多に(産経ニュース)
戦国時代末期、琵琶湖のほとりに築かれた大溝城の遺構や城下町の風情を残す高島市勝野の一帯が、「大溝の水辺景観」として国重要文化的景観に選定されることになった。湖や山の水を巧みに引き込んだ生活様式が、現在まで継承されている点が評価された。選定されれば同市3件目の国重文景観で、一市町村が有する件数としては全国で最も多くなる。
大溝地区は、比良山地と琵琶湖の間に位置する高島平野南端の集落で、古代北陸道の駅や湖上交通の拠点の港があるなど、古くからの交通の要衝。国重文景観に選定されるのはこのうち1400ヘクタール部分で、琵琶湖の一部や周辺にある内湖の乙女ケ池、大溝城跡とその城下町などが含まれている。
大溝城は、戦国武将・織田信長のおいに当たる織田信澄が天正6(1578)年に築いた水城で、乙女ケ池を堀として利用。すぐに廃城となったが、江戸時代の大溝藩主が城下町に上水道を整備し、それが今も利用されている。上水道には山の湧き水などが引き入れられ、この地域では水の恵みを生かした農業や醸造業が発達した。
同市にはすでに、「海津・西浜・知内の水辺景観」「針江・霜降の水辺景観」の2件が国重要文化的景観に選定されている。これで、大溝の水辺景観も選定されれば、一つの市で3件を有することになり、全国で初めてのケース。
市教委文化財課は「琵琶湖と乙女ケ池にはさまれた集落の、水とともに暮らす生活を理解する上で、欠かせない景観。活用策を検討したい」としている。大溝城跡は現在、天守台の石垣だけが残っており、今後は本丸跡を中心に遺構の確認調査を進めることにしている。
14/11/23
■外来種と在来種、水辺2極化 名古屋で甲殻類調査(ChunichiWeb愛知)
自然保護に取り組む市民団体などでつくる「なごや生物多様性保全活動協議会」が七月に行った名古屋市内の一斉水辺調査で、市内のため池や河川の半数が、外来種のアメリカザリガニによって生態系が脅かされていることが分かった。他の半数の地点は在来種のスジエビが多く、水辺の環境の二極化傾向が鮮明になった。
調査は七月十九〜二十一日、ため池と河川の計二十カ所で実施。家族連れら四百六十人が参加し、仕掛けたわなで捕らえた甲殻類の種類や数を調べた。
調査結果によると、見つかった甲殻類のうち、アメリカザリガニが多数だったのが、昭和区の隼人池や名東区の猪高緑地など八カ所。うち六カ所では、ほぼ全てを占めており、体長一〇センチほどの大型も多かった。
在来種が多数だったのは、天白区の荒池や西区の庄内緑地など九カ所。うち七カ所はスジエビがほとんどを占め、瑞穂区の山崎川ではスジエビと、やはり在来種のテナガエビが半々、熱田区の宮の渡し公園にある堀川では、在来種のタカノケフサイソガニのみが見つかった。
名城公園など三カ所では甲殻類は見つからなかった。アメリカザリガニとスジエビが共存していたのは、緑区の大高緑地と港区の戸田川緑地だけだった。
アメリカザリガニが確認された地点の多くが、ザリガニを食べるコイやオオクチバスなど捕食者がいなかったことが共通していた。
さらに、ここ数年の間に外来種駆除などのため水をすべて抜く「池干し」を実施した池が多く、泥の中で生き抜いたアメリカザリガニが、捕食者がいなくなったのを契機に、皮肉にも勢力を拡大した可能性がある。調査結果をまとめる「なごや生物多様性センター」(天白区)が関係を調べている。
センターの生物多様性市民協働推進員の寺本匡寛さんは「それぞれの水辺の環境に合わせて、すんでいる甲殻類の種の違いがくっきり分かれた。アメリカザリガニ以外にもさまざまな外来生物が発見されており、多くの外来生物が定着している結果も得られた」と話している。(中尾吟)
■大津・雄琴の琵琶湖岸に浮かんだ女性遺体 「おぼれている」110番も(産経ニュース)
22日午前10時ごろ、大津市雄琴の琵琶湖岸で、うつぶせに浮いた女性の遺体が見つかった。目立った外傷はなく、滋賀県警大津署で身元の確認や死因の特定を進めている。
同署によると、女性は40〜50歳代とみられ、身長約160センチ。ベージュの上着に水色のズボン、黒い雨靴を着用していた。
付近では今月12日朝、誰かがおぼれているとの110番があり、同署や消防が捜索したが見当たらなかった。同署で関連を調べている。
14/11/22
■冷え込み:厳しく 琵琶湖で「下位蜃気楼」、彦根は初霜 各地で今季最低(毎日jp滋賀)
彦根地方気象台は21日、気象台敷地内で初霜を観測したと発表した。平年より1日遅く、昨年より13日早い。
霜は朝の気温が3度前後になるとできる。21日の県内は放射冷却の影響で早朝の気温が下がり、彦根市では2・6度を観測。甲賀市信楽町で氷点下3・5度、米原市で氷点下1・2度となるなど観測9地点全てで今季最低を記録した。
野洲市吉川からは早朝、琵琶湖沖で操業する...
■寒〜い 彦根で初霜観測(産経ニュース)
彦根地方気象台は21日、「初霜」を観測したと発表した。平年より1日遅く、昨年より13日早い。初霜は、その年の秋から冬にかけて最初に降りた霜で、彦根市内の同気象台構内で観測された。
霜は、厳しい寒さに加え、大気が乾燥しきっていない時に観測される。県内はこの日朝、高気圧に覆われて放射冷却が起こり、今季一番の冷え込みとなったため霜が降りたとみられる。
各地の朝の最低気温は、甲賀市信楽町=氷点下3・5度(平年1・1度)▽米原市=同1・2度(平年3・1度)▽甲賀市土山町=同1・0度(平年3・1度)−など。気象台のある彦根市も2・6度(平年6・3度)まで下がるなど、県内の観測地点9カ所で今季の最低気温を記録した。
同気象台は「厳しい冷え込みはこの日まで。これから数日間は寒さが和らぐ」と予想している。
■滋賀・高島の大溝の水辺、重文景観に 文化審答申(京都新聞電子版)
国の文化審議会(宮田亮平会長)は21日、16世紀後期以降の城下町の姿や、琵琶湖や内湖の水を生かした生活空間をとどめているとして、高島市勝野の「大溝の水辺景観」を重要文化的景観に選定するよう下村博文文部科学相に答申した。同景観の選定は滋賀県内では6件目。
選定範囲は、大溝城跡と旧城下町、内湖の乙女ケ池と琵琶湖を含む約1380ヘクタール。大溝城は1578(天正6)年、乙女ケ池の北に築かれ、池を堀として利用した。江戸時代を通じて分部氏が大溝藩を治め、旧城下町には山や井戸から取水する二つの系統の水道が整備された。「タチアガリ」と呼ばれる分水用の施設や水路が各所にあり、今も住民が利用する。
乙女ケ池は琵琶湖の内湖で、水城だった大溝城の往時の景観を伝える。同池と琵琶湖に挟まれて集落が広がり、農業や炊事、洗濯など湖や池の水を生かした暮らしを長年営んできた。高島市内で同景観に選定されたのは「海津・西浜・知内」「針江・霜降」に続き3件目で、全国の市町村で最多。
■相模川でブラックバス本格駆除へ(神奈川新聞カナロコ)
県内水面漁業振興会と相模川漁業協同組合連合会が相模川で外来種の駆除を実施している。主な対象は在来種を捕食するブラックバス。上流の相模湖などで生息は確認されているが、中・下流域ではその実態は分かっていない。効率的な捕獲法も検討して本格的な駆除に乗り出す。
駆除活動は17日、海老名市上郷の県立相模三川公園近くの相模川で、関係者18人が参加して行われた。現場は本流から分かれて一時的に池のようになっているワンドと呼ばれる場所。
作業は長さ約300メートル、幅約30メートルに及ぶワンドの下流から上流に向かって網で追い込んでいって捕獲。雑草が覆うなど網が届かない周辺部は、県水産技術センター内水面試験場(相模原市緑区)の協力で電気ショック式捕魚器を使って試行した。
その結果、ほぼ半日を要した作業でブラックバス67匹などを捕獲、処分した。体長約40センチ、約3キロの大物もいたという。
特定外来種のブラックバスやブルーギルは漁業法の規定がある。相模川ではアユ、ギンブナ、ドジョウなどの在来種を保護する目的で、釣り客らによるブラックバスの再放流などが禁止されている。
関係者によると、相模川ではこれまで繁殖力が強いとされるブラックバスによる深刻な魚類被害が確認されていないため、生息調査や大掛かりな駆除は行われてこなかった。
同振興会は「今回の捕獲数は予想以上に多かった。ワンドは、アユの産卵場所になっている三川合流点の周辺でも大小数カ所ある。ブラックバスをこれ以上増やさないためには駆除活動を定期的に行うなど、継続的な取り組みが必要だ」と話している。
同振興会と相模川漁連では、年内に厚木市内でもう1カ所駆除を実施、捕獲法などを検証するという。
■甲賀で氷点下3・5度 彦根で初霜観測(ChunichiWeb滋賀)
彦根地方気象台は二十一日、彦根市内で初霜を観測したと発表した。
気象台によると、初霜は平年より一日遅く、昨年より十三日早い。二十日夜から二十一日朝方まで雲がない状態で、地表近くの熱が奪われる放射冷却現象が原因という。
米原市上丹生の空き地にはうっすらと霜が降りていた。
また、今季最低気温を記録し、甲賀市信楽町で氷点下三・五度、米原市で氷点下一・二度など四カ所で氷点下となった。彦根市は二・六度、大津市は二・〇度といずれも平年よりも四度近く低かった。(木造康博)
■国重要文化的景観に選定 高島「大溝の水辺」(ChunichiWeb滋賀)
高島市勝野の「大溝の水辺景観」が二十一日、国の重要文化的景観に選ばれた。同市内の重要文化的景観は三件目で、同一市内に三件あるのは全国初という。国の文化審議会が文部科学大臣に答申していた。
大溝の水辺景観は高島平野の南端にあり、範囲は一三八四・一ヘクタール(うち陸地八八・〇ヘクタール)。琵琶湖の内湖乙女ケ池や、織田信長のおい信澄が建てた大溝城跡、城下町に設けられた水路などがある。文化庁によると城と城下町の構造を継承し、内湖や山麓の湧き水を生活や生業に営むことで形成された景観であることが評価された。
市内では、二〇〇八年三月に「海津・西浜・知内の水辺景観」が、一〇年八月に「針江・霜降の水辺景観」がそれぞれ重要文化的景観に選定されている。今回の選定に福井正明市長は「時間をいただいて将来に向けての活用策を、地域とも意見交換しながら考えていきたい」と話した。
十二月十三日に報告会が高島公民館などである。(問)市教委文化財課=0740(32)4467(堀尾法道、山内晴信)
■高島の大溝城跡など、重要景観に選定へ(asahi.com滋賀)
高島市の琵琶湖岸にある戦国期の大溝城跡やその城下町などが、新たに国の重要文化的景観に選定される見通しになった。国の文化審議会が21日、文部科学相に答申した。湖の水を引き入れた堀の遺構や近世の上下水道など、住民たちが水と共に生きる暮らしの中で育んできた風景が評価されたという。
選定されたのは、勝野地域にある大溝城跡、城下町とその南部に位置する琵琶湖の内湖・乙女ケ池の周辺一帯の1384ヘクタール(うち、琵琶湖面積1296ヘクタール)。
市教委によると、大溝城と城下町は戦国から江戸時代にかけて整備された。一帯は、古代北陸道の三尾駅や湖上交通の主要港である勝野津があったとされ、乙女ケ池は戦国時代末期に城の水堀として利用されるなど、古くから交通、軍事の要衝だったという。
14/11/21
■京都・滋賀の“城”、引き取り受難 形状独特、改修費高く(京都新聞電子版)
城に似た建物としてともに親しまれてきた琵琶湖文化館(大津市)と伏見桃山城(京都市伏見区)が休・閉館し、引き取り手に悩む状況が続いている。独特の形が他に使いにくく、改修費用もかさむためだ。一時は脚光を浴び親しまれたシンボルはいずこへ−。
琵琶湖文化館は大津城の由緒を基に1961年、滋賀県が和城連立様式の博物館として建てた。湖上に天守閣が浮かぶように見えるのが特徴。建設費1億5千万円のうち9千万円は寄付でまかなわれ、作家の池波正太郎や江戸川乱歩が寄せた書跡などを販売し建設資金に充てたという。
当初は水族館やプールを備えた多目的レジャー施設としてもにぎわい、後年は仏教美術を中心とした展示で文化財保護を担った。しかし2008年3月末、老朽化や県の財政難を理由に休館。国宝・重要文化財を多く含む収蔵品は保管を続け、19年に県立近代美術館(大津市)をリニューアルする新生美術館へ移すことが昨年末に決まった。しかし、建物の利用は未定だ。耐震補強に費用がかかり、湖上は公有水面のため公共的な活用しかできないためだ。
一方、64年に遊園地の中に完成した伏見桃山城は03年の閉園以降、五層七重の天守閣の活用策が定まらない。無償で譲り受けた京都市は4〜5億円とされる改修費用を捻出できず、映画のセットなどで利用された程度。当面は伏見の「シンボル」として撤去はしない方針という。
二つの建物には昭和30年代の「第1次お城ブーム」という共通の時代背景がある。このころ、戦災で焼けた城の天守閣の復元が各地で盛り上がった。名古屋城や広島城が代表格だが、次第に城以外にも波及。愛媛県今治市に地元住民がいまも「高井城」と呼ぶマンションができるなど、各地にユニークな「お城風建築物」が残る結果となった。
城郭研究家の中井均・滋賀県立大教授は「琵琶湖文化館も桃山城も、もともとの城と違う場所に建った二番煎じ」としつつ、「文化館は当時博物館のなかった滋賀で県民から多くの寄付を受けてできた。今後どうするか、県は広く意見を募るべき」と提案する。
14/11/20
■琵琶湖アユ産卵量1・6倍に 人工河川放流増で効果(産経ニュース)
琵琶湖に生息するアユの今年度の産卵量が推計で約71億粒と、昨年度の1・6倍にのぼることが県の調査で分かった。アユの産卵量は、一昨年度に特殊要因が重なり7億粒まで落ち込んでいたが、大幅に回復している。県水産課は「琵琶湖につながる人工河川に親魚の放流量を増やしたことなど、取り組みの効果が出ている」とみている。
琵琶湖のアユは、晩夏から秋にかけ、湖から河川を遡上(そじょう)して産卵する。同課では毎年、琵琶湖につながる主要な12の河川で砂利を採取し、川底に産みつけられている卵の数を計測。この結果から、湖全体の産卵量を推定している。
同課によると、推定産卵量は例年、100億粒前後で推移しているが、24年度はアユのエサとなる動物プランクトンが減った上、夏の猛暑による水温の上昇などが原因で、7億粒にまで激減。その後、25年度は45・1億粒と増加に転じ、さらに今年度は70・7億粒まで持ち直している。
河川別でみると、今年度特に多かったのは、姉川(36・1億粒)と安曇川南流(19・0億粒)だった。
同課は、プランクトンを増やしたり砂利を敷くなどアユの成育しやすい環境を整えた人工河川を設け、親魚約12トンを放流する取り組みを進めている。24年度の産卵量激減を受け、同年度は放流量を19トン、25年度は23トンまで増やした。
一方、県漁業協同組合連合会は、25年度のアユ漁の期間を自主的に数日間短縮した。
産卵量の回復傾向について、同課はこれらの取り組みが功を奏したと分析。河川から琵琶湖へ下る子アユの推計値も、24年度が48億尾だったのが、25年度は129億尾、26年度は160億尾まで増加している。同課は「産卵数はまだ平年並みに届いていないが、アユの数は順調に回復しており、今後はこのまま自然増が見込める」とみている。
14/11/19
■ガソリン18週連続値下がり 原油安で159円10銭(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットルの全国平均小売価格は、10日の前回調査と比べ40銭安い159円10銭となった。
値下がりは18週連続。地域別にみると、41都道府県で値下がりした。下げ幅が最も大きかったのは香川の1円40銭で、静岡と宮崎の90銭が続いた。島根は横ばい。神奈川、滋賀など5県は値上がりした。
■ガソリン18週連続値下がり 原油安で159円10銭(47NEWS)
経済産業省資源エネルギー庁が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットルの全国平均小売価格は、10日の前回調査と比べ40銭安い159円10銭となった。値下がりは18週連続。
原油価格の下落を受けて石油元売り各社が卸価格を引き下げた分を、給油所が小売価格に反映させた。調査した石油情報センターは「来週も小幅な値下がりが続く」と予想している。
地域別にみると、41都道府県で値下がりした。下げ幅が最も大きかったのは香川の1円40銭で、静岡と宮崎の90銭が続いた。島根は横ばい。神奈川、滋賀など5県は値上がりした。
■レギュラーガソリン、前週比0.4円安の159.1円…18週連続の値下がり(Responce)
編集部にメッセージを送る
資源エネルギー庁が11月19日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月17日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.4円下落し、1リットル当たり159.1円となった。レギュラーガソリンの値下がりは18週連続。
地域別では、四国で0.7円、九州・沖縄で0.5円、東北と近畿で0.4円、北海道と関東、中国で0.3円、中部で0.2円と全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは0.4円安の169.9円、軽油は0.3円安の138.4円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月19日のレギュラーガソリンの全国平均価格は149.8円/リットル、ハイオクは159.5円/リットル、軽油は127.3円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。 e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■外来魚から河川を守れ トンボの池調査・ダムで撲滅大作戦(佐賀新聞LIVE)
佐賀市内の小中学生ら約80人が15日、同市兵庫北のトンボの池で外来魚の生態を調べた。少ないながらもブルーギルなど外来魚が生息していることが分かり、子どもたちは在来魚と池の環境を守る大切さを学んだ。
トンボの池は兵庫地区の排水調整池。この日は池の水を抜いて調べ、海外原産のブルーギルやミシシッピアカミミガメなどに加え、国産ながらこの地域の在来ではないゲンゴロウブナなどを確認した。
会場では、牛津高の中原正登教諭が外来魚が与える影響について講話。「佐賀平野は日本有数の淡水魚の宝庫」と紹介ながら、外来魚は在来魚と競合するだけでなく、交雑して在来魚が雑種化すると解説した。
地元清和中の生徒も外来魚の生態について発表した。2年生の菅田恵名さん(14)は「池の外来魚は思ったより少なかったけど、環境を守るために、川の清掃など地域の活動を増やしていくべきだと思った」と話した。
嘉瀬川ダムで撲滅大作戦
オオクチバス(ブラックバス)を含む外来魚を駆除する「外来種 撲滅大作戦」が14、15の両日、佐賀市富士町の嘉瀬川ダムで行われた。国交省筑後川河川事務所や市の職員ら約20人が水を落とした貯水池に入り、30匹以上のオオクチバスを捕獲した。
同事務所が、環境調査で特定外来生物に指定されているオオクチバスを2年前から確認。フナやドジョウなど在来生物への影響を最小限に抑えるために実施した。
池の水を落としての駆除活動は今回が初めて。捕獲されたオオクチバスは15センチほどの大きさが多く、中には長さ45センチ、重さ3・5キロのものもいた。
オオクチバスは繁殖能力が高く、外来種で天敵もいないため爆発的に増えるという。貯水池への侵入について同事務所は「誰かが放流したか、本ダムと水位が一緒になった時に流れてきたかのどちらかではないか」と話している。
写真:電気ショックを与える器具を使い、驚いて浮き上がった魚をすくい上げた=佐賀市富士町の嘉瀬川ダム音無湿地
14/11/18
■速度違反の重点取り締まり17区間を公表 和歌山県警(紀伊民報AGARA)
和歌山県警は、速度超過による事故抑止を目的に、今後重点的に速度違反を取り締まっていく県内17区間を公表した。いずれも速度超過により重大な交通事故が多発している区間で、紀南地方では国道42号が対象。詳細は県警ホームページで見られる。
県内14署と高速隊が、各管内の過去5年間(2009〜13年)の交通事故発生状況を分析。特に速度超過による重大な人身事故が多い区間や時間を割り出し、重点区間を設定した。
例えば、田辺署管内では、5年間の速度超過による事故は、国道42号で16件と、国道311号、国道424号、高野龍神スカイラインの各7件に比べて2倍以上。また、通勤時間帯の午前8時〜10時に5件、午後8時〜10時に4件と多くなっていることを参考にして設定した。
これまでも各署などが計画的に取り締まりをしてきたが、重点区間として公表するのは初めて。およそ半年に1回見直しをする。
交通指導課によると、車が時速30キロで歩行者にぶつかった場合、歩行者の致死率は約1割だが、50キロ以上では8割以上に跳ね上がる。県内での速度超過による事故が死亡事故になる確率は、制限速度内の事故の約15倍という。
紀南の各署と高速隊の重点区間や取り締まり時間帯は次の通り。各署が担当するのはいずれも国道42号。取り締まりの頻度は各署が決める。
田辺署=田辺市芳養松原―新庄町(規制速度60キロ)午前8時〜10時、午後8時〜10時
白浜署=白浜町日置(50キロ)午後1時〜4時、6時〜8時
串本署=すさみ町見老津―串本町有田(50キロ)午前10時〜正午、午後7時〜9時
新宮署=新宮市橋本―三輪崎(50キロ、60キロ)午前6時〜8時、午後6時〜10時
高速隊=阪和道阪南IC―和歌山IC、海南IC―有田IC(80キロ)午前10時〜午後6時
14/11/17
■河口湖清掃:釣り愛好者、錨など46キロ回収(毎日jp山梨)
富士五湖の一つ、河口湖で16日、NPO法人「日本釣り環境保全連盟」(山下茂・代表理事)が湖底清掃をした。河口湖で活動する釣り愛好者が、秋の釣りシーズンが一段落したこの時期に2001年から実施していて、49回目となる。
胴長靴を身に着けた4人のボランティアダイバーと釣りの専門スクール「ヒューマンアカデミーフィッシングカレッジ富士河口湖校」の生徒6人が湖南岸で...
14/11/16
■「琵琶湖は、近畿の水がめ」はもうやめよう(産経ニュースWEST)
新聞やテレビなどのニュースで「近畿の水がめ」という言葉を見聞きすることがある。琵琶湖の水が、京阪神など淀川水系エリアの水源となっていることを取り上げる際、しばしばこういう比喩が用いられるのだ。
しかし、滋賀県は、琵琶湖を「水がめ」と表現するのを避けている。「琵琶湖はただの水の入れ物ではなく、人々の努力で水質や水量が保たれ、湖によって生活している人も多い」という考えからだそうだ。平成7年には当時の稲葉稔知事が「それ(水がめ)は無機質な入れ物を意味し、必要なとき、必要なだけくみ出す意識が働いているような気がしてならない」と議会答弁で嫌悪感をあらわにしたほど。県の公式ホームページでも、琵琶湖を紹介しているところでわざわざ「琵琶湖は水瓶?」と取り上げ、県の考え方を説明している。
報道する側は必ずしも県の方針に従う必要はなく、自分が適切だと思う比喩を使えばいいと思うが、それにしても、今の時代、「水がめ」と聞いてどれくらいの人がピンとくるだろうか。「琵琶湖は近畿の貯水槽」「ポリタンク」などと例えるのもしっくりこない。
産卵期を迎えた湖の固有種・ビワマスが、生まれた川を下り琵琶湖で数年間回遊したあと元の川へ遡上(そじょう)する−そんな話を聞くと、やはりこの湖は単なる水の器ではない、奥深い存在に違いないと思ってしまう。(大津支局 小林宏之)
14/11/14
■フィッシングリポート 有料ゴミ拾いで意識改革 霞ケ浦清掃「53Pick Up!・秋の陣」(ちばとぴ)
国内で初めてブラックバス釣りプロを宣言した吉田幸二さんの呼び掛けで始まった茨城・霞ケ浦を清掃する「53Pick Up!・秋の陣」が9日、開かれた。参加費用が必要にもかかわらず約200人が参加。駆け付けた2014アングラーズアイドル、石川文菜さんとともに、ゴミ拾いを通じて環境保全への意識を高めた。
吉田さんが代表を務めるNPO法人水辺基盤協会が主催。世界各国の釣り場を歩き、日本が最も汚れていると感じた吉田さん。清掃活動は1995年から行っている。長年の経験から、ゴミ拾い体験がマナー向上に効果があることが分かり活動を拡張。2005年に茨城県からNPO法人の認証を受け、水辺基盤協会を立ち上げた。14年には国土交通省から霞ケ浦全域を受け持つ「河川協力団体」に指定され、現在は日本各地の水辺で活動が浸透している。
特筆すべき点は参加費を徴収することである(大人千円、中学・高校生500円、小学生100円=保護者同伴)。参加者の保険料と産廃業者に支払うゴミの処理費用として使われる。リピーターも多く、初めての参加者も同協会の主旨を理解しているので、快く支払っていた。
受付を済ませ、ゴミ袋と軍手、ゴミバサミを受け取った人から順に水辺へ拾いに行く。あらかじめゴミの多いポイントが印されているトレジャーマップを参考に遠い場所へ向かう人は自家用車で移動。たくさんのゴミを積んで戻ってきた。
日本釣用品工業会によるプロダイバーの水中清掃作業も行われた。濁った水中での作業は手探りで進められ、古タイヤや自転車などが次々と揚がり、ジュースの自動販売機までも。どうやって捨てたのかあきれてしまった。
清掃活動終了後は、軽食と飲み物が全員に配布された。参加者の労をねぎらう恒例のイベントでは、霞ケ浦○×クイズや豪華景品が当たる抽選会などが開かれ、大人も子供も大喜びで楽しんでいた。
釣り人が始めたゴミ拾いが、地元自治体や県など行政へと広がり、やがて国も認める活動へと繋がっていった。ゴミを拾う事で意識が変わってくると思うので、機会があれば参加をおすすめします。(小金井考和)
■閉鎖中のピエリ守山、12月中旬に営業再開(asahi.com滋賀)
今年2月から閉鎖中の商業施設「ピエリ守山」(守山市今浜町)が12月17日に新装開業する。郊外型大型店舗の競争が激しいなか、外資系カジュアル衣料大手や飲食店など約140店をそろえ、琵琶湖を望むアウトドア施設も併設する。
ピエリ守山は2008年9月、テーマパーク「びわ湖わんわん王国」跡地に約200店を集めて開業した。その後、フォレオ大津一里山、イオンモール草津、三井アウトレットパーク滋賀竜王が相次ぎ開業した影響などで、客足が遠のきテナントが次々と撤退した。ピエリ守山は昨秋時点で、カフェやペットショップなど数店だけになり、閑散とした様子がインターネット上でも話題になった。
施設を所有する大阪市の不動産会社「サムティ」によると、新装後、スペインの「ZARA」や県内初出店のスウェーデンの「H&M」など外資系ファッション店を核店舗とし、ハンバーガーチェーンやスーパー、書店、ペットショップなど約140店が入る。店舗面積は約4万9千平方メートル。人工芝のフットサルコートも併設する。来春にはアスレチック施設も開業する計画。駐車場は約3千台分を用意する。
■ユズ食べさせたホンモロコ、香る味ゴールデン(asahi.com山梨)
富士川町小室の日出づる里活性化組合(細川勝男組合長)は13日、同組合のほずみの郷加工直売所で、特産品のユズをエサにして町内で生み出された淡水魚「ゴールデンゆずホンモロコ(仮称)」の試食会を開いた。新たな特産品にならないかと、地元飲食店主や町役場の担当者ら約20人が集まった。参加者から「びっくりするほどうまい」などと絶賛された。
ゴールデンゆずホンモロコを生み出したのは、同町天神中条にある深沢養魚場の深沢清代表(71)。2010年に県水産技術センターから琵琶湖特産のホンモロコを譲り受け、養殖を始めた。そのなかに黄金色のメスを見つけて子どもを増やし、「ゴールデンホンモロコ」と命名した。
今では、出荷する300キロのうち90%以上がゴールデンだという。特に色鮮やかなものは鑑賞魚として販売してきた。
14/11/13
■より楽しく湖と人間の関わり学べる施設に 琵琶湖博物館リニューアル案(産経ニュース)
平成28年7月にリニューアルオープンする予定の県立琵琶湖博物館(草津市)の設計素案がまとまり、県が12日、県議会常任委員会で示した。「『湖と人間』の未来を考える」を基本方針にすえ、これまで同館の研究で蓄積された琵琶湖の過去や現状、未来について考える資料をふんだんに展示する方針。
同館は、28年10月に開館20周年を迎えるのに合わせ、段階的に28、30、32年の計3回、リニューアルする計画。最初のリニューアルでは、27年秋から28年7月にかけて工事を行い、終戦直後から高度経済成長期までの琵琶湖の様子を紹介する「展示室C」や、生物展示コーナーの計3416平方メートルを改装する。
リニューアルのメーンは、琵琶湖に生息するプランクトンがスクリーン上で観察できる「マイクロアクアリウム」。ビワマスなどが暮らす湖底の様子を再現した水槽なども設ける。展示室Cでは、写真や剥製などを交え、年代ごとの琵琶湖の様子を分かりやすく紹介する。
残り2回で計2478平方メートルを改装。総事業費は30億円規模で、リニューアル完了後は年間60万人の入館を目指す。県環境政策課は「過去から未来にかけ、琵琶湖と人の関わりがどうあるべきなのか、より楽しく学べる施設になる」としている。
■琵琶湖のアユの回復傾向が鮮明 生息数、昨年比24%増見込む(ChunichiWeb滋賀)
アユ漁が始まる十二月時点での琵琶湖のアユの推計生息数は百六十億匹で、昨年に比べ24%増と見込まれることが分かった。県が十二日、県議会環境・農水委員会で報告した。激減した一昨年よりも百十二億匹多く、回復傾向が鮮明となった。
推計の根拠は卵の数から。琵琶湖から遡上(そじょう)して産卵する九、十月に県水産課が主要十一河川で調べた結果に、長浜市と高島市にある二つの人工河川で産まれた十八億匹を勘案して算出した。
琵琶湖のアユをめぐっては、気温上昇や餌不足などから一二年秋の産卵が平年の6%にまで激減。対策として県は人工河川に養殖池で育てた親魚を放して産卵、ふ化させ、琵琶湖に戻ってくる量を増やした。漁師も昨夏、漁期を短縮して回復に努めてきた。
こうした取り組みに一定の成果が表れたともいえ、水産課の西川忠雄課長は「二年前の危機的状況からは脱したのかな」との考えを示した。
ただ、回復傾向にあるといっても、平年と比較するとまだ65%程度。平年値である二百四十六億匹には届かない。琵琶湖のアユ漁は通常、十二〜八月に行われる。(井上靖史)
■アユ産卵量復調傾向(YomiuriOnLine滋賀)
◇琵琶湖に注ぐ河川、昨年の1.5倍
県は12日、琵琶湖に注ぐ河川での今季のアユの産卵量が、昨年の約1.5倍の70億7000万粒に達したと明らかにした。まだ過去10年の平年値(109億6000万粒)の7割弱だが、7億粒まで減少した2012年から着実に回復しているとみられる。
県水産課によると、高島市の安曇川など11河川で、9月から10月末にかけ5回調査。目視で確認した数に、産卵場所の面積を掛けて算出した。特に9月中旬や10月中旬の調査では、姉川(米原、長浜両市)などで多くの産卵が確認された。
琵琶湖のアユの推定数は、台風前の8月上旬の調査では48万7270匹、台風後の8月中旬では37万6578匹。ともに昨年同期(37万1092匹)と12年同期(17万5664匹)を上回っているという。県は13年に産卵数減少を受け、安曇川の人工河川(高島市)に親アユを23トン、放流。回復傾向を受け、今年の放流量は8トンとし、姉川の人工河川(長浜市)は2トンと、平年並みに戻している。
同課は「自然環境にも左右されるので、平年並みまで産卵数を戻すのは難しいが、親アユの放流が奏功し、危機的な状態は脱した」とみている。(小野圭二郎)
■琵琶湖で「お水返し」 夫婦都市提携の静岡・富士宮市民(ChunichiWeb滋賀)
富士山麓の湧き水を琵琶湖に注ぐ「お水返し」行事が十二日、近江八幡市長命寺町の水ケ浜であった。
同市と夫婦都市提携する静岡県富士宮市の市民団体「富士と琵琶湖を結ぶ会」の一行四十九人が来訪。宮崎善旦(よしかつ)会長(64)や須藤秀忠市長、ミス富士山グランプリの石川優子さん(27)らが竹筒に入った水をゆっくりと流し入れた。
「大男が近江の土を掘って一晩で富士山をつくり、掘った跡が琵琶湖になった」との言い伝えにちなんだ交流行事。近江八幡市の市民団体「富士と琵琶湖を結ぶ会」は「お水取り」として琵琶湖の水を富士山頂に注いでいる。(前嶋英則)
14/11/12
■第十回「外来魚情報交換会」(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
恒例の外来魚情報交換会のご案内です。
第十回「外来魚情報交換会」
http://homepage2.nifty.com/mugituku/exchange/2015/exchange15a.html
開催日:2015年1月24日(土)・25日(日)
受付:(24日)12:00〜13:00
(25日)9:00〜9:30
開 催 時間:(24日)13:00〜18:00
(25日)9:30〜13:00
※時間帯は発表数によって変更する場合があります。
懇親会:(24日)18:30〜
会場:草津市市民交流プラザ 大会議室(JR琵琶湖線「南草津駅」前)←会場が昨年までと違います!
滋賀県草津市野路1-15-5フェリエ南草津5階
周辺地図はこちら
http://www.city.kusatsu.shiga.jp/sisetsuannai/community/shiminkoryuplaza/plaza_kasikan.files/map.pdf会場のある建物(フェリエ南草津)はJR南草津駅東口と連絡通路で直接繋がっています。
建物内のエスカレータでは5階まで上れませんので会場へはエレベータをご利用下さい。
テーマ:外来魚防除に関する様々な情報の交換と相互交流
目的:ブルーギルやブラックバス等の外来魚の防除に関する様々な情報を持ち寄って発表し、お互いの情報を交換することによって外来魚防除に対する意識と知識を高め、お互いの連携を深めることを目的とする。
内容:外来魚の情報であれば駆除方法や生態などジャンルを問わない。発表者・参加者も滋賀県下にこだわらず広く参加を募る。特に発表者に関しては、一般市民をはじめ、漁業者・行政・研究機関・学者・学生・釣り人等々から広く参加を募り、外来魚の現状、生態、駆除方法から釣り方のコツまで幅広い視点からの情報収集を行う。話し手・聞き手を同じ目の高さにし、発表ごとに質疑応答の時間を設けることで情報交換とともに参加者相互の交流も目指す。情報交換会と懇親会とのセットで1つのイベントと考えている。
プログラム:24日(土)
12:00〜12:55受付
12:55〜13:00開会
13:00〜18:00情報発表
18:30〜 懇 親 会
25日(日)
9:00〜 9:30受付
9:30〜13:00情報発表
13:00 閉会
※プログラムは予告無く変更する場合があります。
主催:琵琶湖を戻す会
共催:全国ブラックバス防除市民ネットワーク
後援:滋賀県(予定)
協力:環境再生保全機構地球環境基金
定員:外来魚情報交換会:先着100名
参加費:外来魚情報交換会:無料 (資料代:500円)
懇親会:4000円(予定)
参加資格:なし
参加申込み:※事前申し込みが必要です。→詳しくはこちら
問合せ先:琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
第十回「外来魚情報交換会」募集要項
下記の項目を全て記入の上、メールにてお申し込み下さい。
参加者名:
ふりがな:
所属:※あればで結構です
連絡先:(住所)
(電話)
(メール)
情報交換会:両日とも参加・24日のみ参加・25日のみ参加
発表:発表する・発表しない
発表する場合のテーマ「 」
※発表テーマは“外来魚”(国内移入種も含む)に関するものに限ります。
懇 親 会:参加する・参加しない
◆発表者募集は先着順で受け付け、発表枠数に達し次第締め切らせていただきます。
◆発表時間は一人15分程度を予定しています。
◆参加者は会場の都合により先着100名で締め切らせていただきます。
◆同時に複数名申し込まれる場合は全員のお名前と代表者の連絡先をお書き下さい。
申し込み先:琵琶湖を戻す会事務局 masahiko.takada@nifty.ne.jp
あるいは琵琶湖を戻す会広報 ZXA00545@nifty.ne.jp 迄
ご参加いただければ、皆さんの外来魚対策活動に必ずお役に立ちます!!
第十回「外来魚情報交換会」案内&参加申込用紙
PDFファイル版 exchange2015a.pdf SIZE:218KB
http://homepage2.nifty.com/mugituku/exchange/2015/photo/exchange2015a.pdf
Wordファイル版 exchange2015a.doc SIZE:43KB ※申込用紙のみ
http://homepage2.nifty.com/mugituku/exchange/2015/photo/exchange2015a.doc
ダウンロードして自由にご利用下さい。
但し、内容は予告無く変更になる場合があります。
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省から特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html
■ガソリン価格17週連続値下がり 160円割れ(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(4日)と比べ60銭安い159円50銭だった。値下がりは17週連続で、約8カ月ぶりに160円を割った。世界経済の減速懸念や米国のシェールオイルの生産増加などを背景とした原油安が主な要因。
都道府県別では、10銭値上がりした山口を除いた46都道府県で値下がり。値下がり幅は高知の4円60銭が最大で、青森(1円40銭)、山形(1円30銭)が続いた。
来週は、日銀の追加金融緩和を受けた円安の影響があるものの、原油安の影響で相殺されるため、調査を行う石油情報センターは「来週も小幅な値下がりになる」とみている。
■159.5円…7か月半ぶりに160円を割る(Responce)
資源エネルギー庁が11月12日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月10日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.6円下落し、1リットル当たり159.5円となった。
レギュラーガソリンの価格が160円を下回るのは、3月24日の調査以来、約7か月半ぶり。
地域別では、四国で1.3円、東北で0.9円、中部で0.8円、近畿で0.7円、九州・沖縄で0.6円、関東で0.5円、中国で0.3円、北海道で0.2円と全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは170.3円、軽油は138.7円、いずれも前週から0.6円値を下げた。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月12日のレギュラーガソリンの全国平均価格は149.4円/リットル、ハイオクは160.6円/リットル、軽油は126.3円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■出荷迎える草津ホンモロコ、「幻の魚」を食卓へ(asahi.com滋賀)
八百板一平
草津市内の農家が休耕田で養殖したホンモロコが出荷の季節を迎えている。天然の水揚げが激減し、「幻の魚」とも呼ばれた湖国の味の復活を目指す取り組みだ。農家の生産組合で代表を務める下村修一さん(74)は「心を込めて育てた魚を多くの人に味わってほしい」と話す。
ホンモロコは、琵琶湖の固有種で成魚は体長8〜12センチになる。1994年ごろまで200トン以上の水揚げがあったが、外来魚の増加や水質悪化などで近年は10トンほどに減少。草津市の協力を得た農家が、2007年に「草津ホンモロコ生産組合」を結成し、手分けして養殖を手がけている。
「おいしいホンモロコを育てるには、土づくりが大切です」。下寺町に広がる約500平方メートルの田んぼを見回しながら、下村さんは言う。今は水を抜いて乾いた状態だが、12月にはトラクターで田を耕し、畝(うね)と魚道を作って雨水を受ける準備を整えるという。
14/11/11
■外来水草の駆除範囲を4倍超に 滋賀県、増殖激化で方針(京都新聞電子版)
琵琶湖南湖で異常繁殖している水草オオバナミズキンバイの対応を考える滋賀県の「琵琶湖外来水生植物対策協議会」が11日、大津市の県大津合同庁舎で開かれた。水草の増殖の勢いが当初の想定よりも激しいため、県は本年度の駆除範囲を計画の4倍以上に広げる方針を示した。
県自然環境保全課によると、オオバナミズキンバイは昨年12月の調査で南湖の約6万5千平方メートルに広がっていた。同協議会は県や県内6市などが今春に立ち上げ、本年度は南湖東岸での重機を使った駆除や、繁茂の仕組み解明に取り組んでいる。
この日は、県の担当者が今春から赤野井湾(守山市)など南湖東岸で始めた大規模駆除の状況を報告し、11月中旬までに駆除面積が当初目標の約2万平方メートルに達する見通しを報告した。ただ、「増殖率が想定よりも高く、本年度中に大規模エリアで徹底駆除したい」として、対象範囲を南湖の8万2500平方メートルに広げる方針を示した。
県は9月補正予算で除去強化費4300万円を計上しており、今後は環境省近畿地方環境事務所などと連携して、対応の進んでいなかった大津市の雄琴港や草津市の矢橋帰帆島付近など他の繁殖域でも大規模駆除に乗り出す。
■琵琶湖の「ホンモロコ」水揚げ最盛期(産経ニュース)
琵琶湖の固有種「ホンモロコ」の水揚げが、草津市の養殖池で最盛期を迎えている。同市では、減反政策の一環で、農家10戸が休耕田を活用して養殖に取り組んでいる。
ホンモロコは、コイ科の魚の中でもとくに美味とされ、人気の高い淡水魚。しかし、外来魚の増加や産卵場所の減少などで生息数が減っている上、近年は漁業者の高齢化で水揚げ量も減少傾向にある。
養殖池では、生産者が網を入れてホンモロコをすくい上げ、出荷作業が進められている。「道の駅草津」(同市下物町)では、22日から、1キロ当たり3千円で販売される。問い合わせは草津ホンモロコ生産組合(電)077・561・2347。
14/11/09
■琵琶湖で外来魚の回収数減少 駆除効果?関心薄れ?(京都新聞電子版)
滋賀県が琵琶湖岸に設置している外来魚の回収ボックスやいけすに入れられる魚の数が減っている。外来魚の生息数自体が減少しているためとみられ、県は駆除対策の成果が一定出ていると喜ぶ。だが一方で、県や民間団体による外来魚釣り大会の参加者数が減少しており「外来魚の再放流禁止の関心が薄れている恐れもある」としている。
本年度上半期、0・7トンマイナス
県によると、今年4〜9月の上半期にボックスといけすから回収した外来魚の量は10・3トンで、前年同期から0・7トン減少した。最も多かった2010年度には上半期だけで17・1トンに上ったが、以降は減少傾向にあり、年度計でも20トンを超えたのは10年度の21・5トンだけになっている。
琵琶湖の外来魚駆除は県による定期的な駆除と、ボックス・いけすでの回収の2本柱で行われている。この両方を合わせた県全体の駆除量も07年度の542・8トンをピークに13年度は174・3トンまで減少している。台風で定置網に被害が出るなどして駆除量が減った側面もあるが、県は琵琶湖に生息する外来魚の推定量が06年度の1914トンを頂点に12年度は1295トンまで減っているとみており、「ボックス・いけすでの回収量減も生息数の減少によるところが大きい」(琵琶湖政策課)とする。
継続へ「関心高めたい」
一方で、本年度上半期に県や民間企業、自治会などが催した外来魚釣り大会は前年同期の26大会から35大会に増えたものの、参加者数は逆に123人減って2850人だった。開催日が雨天だったなどの悪条件もあったが、琵琶湖政策課は「参加者が固定化している面もある」と懸念する。繁殖力が強い外来魚の駆除には継続的な対策が必要で、同課は「県内外に大会参加を呼び掛けるなど、琵琶湖で釣りを楽しむ人に外来魚回収の取り組みや再放流禁止の意義を伝える活動を強めたい」としている。
14/11/08
■どこへ行った浮き魚礁…漁業振興の「新兵器」(YomiuriOnLine)
和歌山県太地町の南東沖39キロの太平洋の海面に、県が設置していた新型の浮き魚礁の所在がわからなくなっている。
県は係留ロープが切れて漂流しているか、海中に沈んだとみているが、海域を航行する船舶が衝突した場合、大きな事故になりかねない、と注意を呼びかけている。県は、この浮き魚礁を漁業振興の「新兵器」と位置づけ、今後拡充する考えだったが、計画見直しを余儀なくされる事態に直面している。
所在不明になったのは、円筒形の「和歌山県1号 梶取埼浮魚礁」(直径6メートル、高さ5・3メートル、重さ13・1トン)。カツオやマグロが海面に浮く流木群に集まりやすい性質に着目し、人工魚礁を海面に浮かべて魚をおびき寄せる。1号基は県と水産庁で約1億5000万円を投じ、今年2月に設置した。
今回の浮き魚礁に先立ち、県は2002年度から、白浜町沖などで、水深約40メートルに設置する人工漁礁を導入。これまで約4億円を投じて20基余りを運営してきたが、海面の浮き魚礁の方が漁業者が見つけやすいなどの利点があり、採用した。
所在不明になった浮き魚礁は、全地球測位システム(GPS)を備え、風向や風速、海水温も計測できる最新鋭機器だった。4月頃に通信機能が故障し、それ以降、県水産試験場(串本町)の職員らが巡視船で異常の有無を確認していたが、10月29日から所在が分からなくなった。同17日までは元の位置にあったという。
浮き魚礁は、アンカー(いかり)とロープ(直径8・5センチ)でつながれ、アンカーは水深約1700メートルの海底まで沈められていた。▽ロープが切れて魚礁だけ流された▽魚礁が何らかの理由で沈没した▽アンカーごと魚礁が流された――などの可能性が考えられるが、現時点では定かでないという。浮き魚礁が黒潮に乗って東方に漂流した場合、三重県や静岡県の海域に流れ着いている可能性があり、県は海上保安庁や各漁協に呼びかけ、注意を促している。
県は、さらに5基の浮き魚礁を導入する計画だったが、今回の事故を受け、県水産振興課は「まずは無くなった浮き魚礁の捜索と原因究明を第一に取り組みたい。増設を予定通り進めるかどうか、今は何とも言えない」としている。
発見した場合などの問い合わせは、同課(073・441・3005)へ。(矢沢慎一)
■ふなずしアイスやビワマスかまぼこ 滋賀・長浜の業者ら開発(京都新聞電子版)
「ふなずしアイスクリーム」や「ビワマスかまぼこ」などの新商品を、長浜バイオインキュベーションセンター(滋賀県長浜市田村町)の協力で地元業者らが開発した。7日から同市山階町のイオン長浜店で販売されている。
ふなずしアイスクリームは、食品開発会社「星野科学」(宇治市)が開発。ふなずしをペースト状にしアイスクリームと混ぜた。米や魚の風味がし、ラズベリーソースがかかっていてすっきりしている。同社研究開発部長の星野勇介さん(39)は「アイスクリームは珍しいと思う。滋賀の郷土食を楽しんでほしい」と話す。
ビワマスかまぼこは水産物卸売会社「北びわこ水産」(長浜市)が市内のかまぼこ店や薫製業者とともに開発。表面にスモークしたビワマスを載せており、かまぼことビワマスの香ばしさがマッチ。同社鮮魚部主任の下村道宏さん(36)は「ビワマスで土産品を作りたかった。日本酒、ワインに合う」と話した。
長浜バイオインキュベーションセンターは起業や商品開発を支援する。販売会は初で計7事業所・個人が参加。9日まで。午前9時〜午後7時。
■貝すめる諏訪湖に 漁協など琵琶湖産300キロを試験放流(長野日報ネット版)
諏訪湖漁協などは7日、淡水性の大型二枚貝を諏訪湖の3カ所に100キロずつ、計300キロ放流した。シジミやタニシの復活に向けた試験で昨季に続いて実施。県水産試験場諏訪支場など関係機関と連携し、生存状況を基に貝類がすみよい環境を探る。
上川、承知川、塚間川の各河口近くに50メートル四方の試験区を設置。琵琶湖から仕入れた体長5センチ以上の貝を船上からまいた。放流に先立ち、貝が潜りやすいようにと湖底を耕すなどしたという。
昨秋もこの3カ所に同量を試験放流している。漁協によると、冬は無事越したが、夏を境に生存個体が激減したといい、理事の1人は「夏場に深刻化する湖底の貧酸素状態が原因だ」と断言。「貧酸素の改善を急がなければならない」と強調していた。
放流した貝は主にマルドブガイで、漁協では地域での昔からの呼称「サクラガイ」を用いている。生存率調査は来年の春と秋に行う。
14/11/07
■河川敷に放射性物質汚染木くず放置した社長、初公判で起訴内容認める 大津地裁、検察側が懲役2年、罰金100万円求刑(産経ニュースWEST)
琵琶湖につながる滋賀県高島市の河川敷で放射性物質に汚染された木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反罪などに問われたコンサルタント会社社長の田中良拓被告(42)=東京都中野区=の初公判が6日、大津地裁(赤坂宏一裁判官)で開かれた。田中被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は懲役2年、罰金100万円を求刑、結審した。
検察側は冒頭陳述で、田中被告が福島県内の製材業者に対し、放射性物質に汚染された木くずを処理すると持ちかけ、東京電力から処理費用として約4億円を受領しながら除染作業をせず、除染費用などを浮かせて約1億円の利益を上げたと指摘した。
一方、弁護側は「投棄した木くずの撤去費用として2千万円を出すなど、罪を認めて反省している」と情状酌量を求めた。
また、公判の中で、検察側は、田中被告が現在も、汚染木くずを九州や北関東にある自己所有の土地などに約5千トン分所有していることを指摘。田中被告は「農林水産省の通達に基づき、今後は法に従って処理していく」と述べた。
起訴状などによると、田中被告は昨年3月中旬から同年4月下旬にかけ、高島市安曇川町下小川の鴨川河川敷に、東電福島第1原発事故で発生した放射性物質の汚染木くず約310立方メートルを、別の業者に委託し無許可で捨てたとしている。
また、田中被告と共謀し、汚染木くずを捨てたとして廃棄物処理法違反容疑などで書類送検された男性2人については、地検は不起訴とした。
一方、田中被告らを刑事告発した住民団体「県放射性チップを告発する会」は公判閉廷後、県庁で記者会見を開いた。
同団体の内海洋一事務局長は、裁判を事件全容解明への一歩としながらも、不明な点が多いと指摘。「今後、撤去された汚染木くずがどこへ搬出されたか県などに公表を求めるとともに、国や東電に責任があるかどうかも明らかにしていきたい」と述べた。
■汚染木くず放置、起訴内容認める 滋賀県説明と食い違いも(京都新聞電子版)
滋賀県高島市の鴨川河川敷に放射性セシウムに汚染された木くずを放置したとして、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京都中野区若宮1丁目、コンサルタント会社社長田中良拓被告(42)の初公判が6日、大津地裁(赤坂宏一裁判官)であり、田中被告は起訴内容を認めた。検察側は、田中被告が5千トン超の木くずを福島県から搬出し、高島市に投棄したほか、九州や北関東にも運ばれ、今も野ざらしになっていると指摘した。
検察側は懲役2年と罰金100万円を求刑し、即日結審した。判決は12月2日。
検察側の冒頭陳述によると、田中被告は東日本大震災後の2011年4〜5月ごろ、知人の東電職員らと情報交換する中で、汚染木くずを処理して東電から多額の損害賠償金を得ることを思いつき、12年9月に福島県の製材業者に処理代行を持ちかけたという。
検察側は、田中被告が13年10月までに5千トン超の木くずを福島から搬出して東電から約4億円を受け取り、1億円近くの粗利益を得たと説明。論告では「各地に木くずが野ざらしにされたままで、責任は逃れられない」と述べた。
弁護側は「(高島の)木くずは自ら撤去し被害回復に努めている」として執行猶予付き判決を求めた。
起訴状では、田中被告は13年3月中旬〜4月末、汚染された廃棄物の木くず310立方メートルを、滋賀県が管理する高島市の鴨川河川敷に投棄したとしている。
検察は「被告自身が撤去」
大津地裁であった田中良拓被告の初公判で、検察側は、田中被告自身が事件発覚後に2千万円以上を支払い、高島市に投棄した木くずを北関東に搬出したと説明した。滋賀県はこれまで「放置問題とは無関係の県外企業が撤去した」と説明していた。食い違いについて県循環社会推進課は「公判中なのでコメントを控える」としている。
14/11/06
■レギュラーガソリン、前週比1.7円安の160.1円…3週間で5.2円の急落(Responce)
資源エネルギー庁が11月6日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月4日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から1.7円下落し、1リットル当たり160.1円となった。
レギュラーガソリンの価格は、7月14日の169.9円をピークに、16週連続で値下がりが続いている。直近3週間では5.2円下落した。
地域別では、近畿で2.3円、関東で1.8円、中国と九州・沖縄で1.7円、東北で1.6円、北海道と中部で1.5円、四国で1.0円、全エリアで大きく値を下げた。
ハイオクガソリンは前週比1.7円安の170.9円、軽油は同1.4円安の139.3円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は150.4円/リットル、ハイオクは161.1円/リットル、軽油は127.0円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■琵琶湖守る3億4千万円新消防艇 新愛称はお相撲さん風…「湖都風」(産経WEST)
大津市消防局は、来年3月に運用を開始する新しい消防艇「おおつ」の愛称を、「湖都風(ことかぜ)」と決めた。
老朽化した消防艇の更新に伴い、市消防局が今年8月、愛称を募集したところ、51件の応募があった。この中から、同市下阪本の宮本潔さん(60)の作品が選ばれた。愛称には「湖都・大津の守り神として、風のように現場に急行し、安全安心を確保してほしい」との意味が込められた。
同市消防局では、琵琶湖上や湖岸部での事故や火災などに際し、市域を問わず消防艇を出動させている。しかし、搭載器機の不具合が生じるなど老朽化が激しくなったため、3億4500万円をかけて更新している。
14/11/05
■戻りガツオ好調「春の不漁補いたい」 串本(YomiuriOnLine和歌山)
串本町の串本漁港で、黒潮を南下する戻りガツオ漁が最盛期を迎えている。10月中旬からまとまって揚がるようになり、4日も約1トンの水揚げがあるなど堅調に推移している。今年は春先の初ガツオ漁が和歌山を含め全国的に不漁だったこともあり、漁業関係者は「理由は定かでないものの好調だ。春の不漁を補うだけの水揚げになれば」と期待している。(大場久仁彦)
春先に黒潮に乗って大量に北上する初ガツオに対して、戻りガツオはイワシやサンマをたっぷり食べて秋に南下するため脂が乗ったおいしさが特徴だが、春に比べれば量が少ない。串本では漁船が近郊の沿岸部で漁に臨み、戻りガツオの漁期は例年、9月から11月まで。年によって時期はばらばらだがピークも2週間ほどと限られている。
県水産試験場(串本町)などによると、今春は全国的に初ガツオ漁が不漁で、県内でも主要漁港の田辺、すさみ、串本の3漁港の3〜5月の水揚げ合計は約72トンと、過去10年の平均値(477トン)を大きく下回った。
一方、串本漁港の今年の戻りガツオ漁は10月中旬から本格化。10月の水揚げをみると、多い時は16日1・8トン、19日3トン、22日2・6トンと好調だ。10月だけで総量17・7トンとなり、今年の3〜6月の総量(17・3トン)を上回った。
和歌山東漁協の担当者は「春先が少なすぎたともいえるが、この時期は通常、イセエビぐらいしかとれないので、戻りガツオの水揚げには大いに助けられる」と喜ぶ。戻りガツオは現在、1キロあたり600〜1600円で取引されている。
4日は潮岬沖から那智勝浦町沖までの広い範囲でカツオがみられ、特に太地町沖で操業する船が多かったという。この日も漁に出た串本町の漁業、河田進さん(67)は「昨日は8匹の水揚げにとどまったが、今日は30匹だった。春先が悪かっただけに今シーズンは戻りガツオの漁期が一日でも長く続いてくれれば」と期待していた。
ただ、今季は重さ1〜2キロが多く、通常の戻りガツオと比べると小ぶりのものが目立つという。同試験場の武田保幸・資源海洋部長は「本来の戻りガツオではなく、沿岸を回遊する0〜1歳魚が交じっている可能性も排除できない。東北の一本釣りでは漁獲量が減っているというので、好調がいつまで維持されるか不透明な部分もある」と話す。
■県の人口、減少局面 転入低調、48年ぶり(ChunichiWeb滋賀)
三日月大造知事は四日の定例会見で、これまで増加していた県の人口が減少局面に入ったとみられると発表した。基準となる十月一日時点の推計人口が前年比で四十八年ぶりに減少したのに加え、八、九月も前年比マイナスだったことが理由。県統計課は、二〇〇八年のリーマン・ショック以降、転入者が減りつつあることなどを要因とみている。
統計課によると、十月一日の総人口は百四十一万六千五百人で、前年比四百五十二人減。十月の人口としては一九六六年以来の減少となった。八月は五十七人減、九月は四百二人減と、三カ月連続でマイナスが続く。
出生者数から死亡者数を引いた自然増の数は七五年をピークに年々縮小。全国でも珍しい人口増加県を主に支えてきたのは、利便性の良さなどを背景にした県南部への転入者による社会増が要因となっている。
しかしリーマン・ショック後に転入は低調に。主に県北東部から大都市圏への人口流出も進み、県全体で見ると、昨年五月以降は転出者の数が転入者の数を上回っている。
会見で三日月知事は「自然増減、社会増減の傾向や将来予測を地域ごとに精緻に分析し、手を打っていく」と対策の必要性を指摘した。国立社会保障・人口問題研究所では、二〇四〇年の滋賀県の人口は百三十万九千三百人と推計している。(井本拓志)
■ホンモロコ、13年ぶりに南湖で産卵確認(asahi.com滋賀)
坂田達郎
激減する琵琶湖の固有種ホンモロコの産卵を、県水産試験場がかつて主要な産卵・繁殖場だった南湖で13年ぶりに確認した。稚魚を放流する前に湖底の水草を根こそぎ取り除き、稚魚が好む砂地にしたほか、成長とともに移動する北湖への通り道でも水草を除去したことが功を奏したらしい。試験場は「にぎわい復活の手がかりに」と手応えを感じている。
ホンモロコは1994年まで年間漁獲量300トン前後と安定。成魚は10センチほどで、素焼きやつくだ煮で食べられた。しかし、95年ごろから激減。2004年には5トンまで落ち込み、12年は14トンだった。
県水産振興協会が孵化(ふか)させて飼育を続け、南湖では稚魚を数百万匹規模で放流するなど漁獲量の回復を図ってきた。しかし、南湖での産卵は01年を最後に確認できなくなった。北湖に比べて水草や外来魚が多く、固有種の生育には適さないと指摘され、今回は南湖の生育環境そのものを改善しようと試みた。
14/11/04
■あれ?湖上の橋が二つに… 琵琶湖で蜃気楼(京都新聞電子版)
強い寒気の影響で起きる蜃気楼(しんきろう)が4日、大津市打出浜付近の湖岸から観測され、琵琶湖大橋が変形して見えたり、湖岸の建物が浮かんで見える現象が起きた。
この時期ならではの寒気の影響で湖上の空気に温度差が生じたため。橋上の車が空中を走るように見えたり、同市堅田や守山市のビル群や松林が浮かんで見える「浮島現象」も確認できた。
彦根地方気象台によると、この日は気圧の谷の通過に伴い朝から寒気の吹き込みがあり、大津市の最低気温は前日より1.9度低かった。
■琵琶湖に新たな脅威、第2のブラックバスとは(YomiuriOnLine)
滋賀県の琵琶湖や周辺の河川で今年に入り、北米原産で特定外来生物のナマズ「チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)」の捕獲数が急激に増加している。
2001年に初めて見つかり、昨年までに計39匹が捕獲されたが、今年はすでに40匹。固有種を捕食する外来魚ブラックバスとブルーギルの増加が問題となった琵琶湖では、駆除に力を入れ、ここ7、8年ようやく減少傾向になってきていた。新たな外来肉食魚の出現に県や漁業関係者は危機感を強めている。
環境省によると、アメリカナマズは大きなもので1メートル超。1971年に食用として国内に持ち込まれ、関東を中心に養殖が進んだ。野生化して各地で発見されるようになったのは90年代から。在来の魚を食べ、漁業にも影響を与えるため、2005年には外来生物法で飼育や放流が禁じられた。
琵琶湖や湖から流れ出す瀬田川では01年以降、漁の仕掛けなどにかかるようになり、毎年数匹だったが昨年は18匹を確認。今年は10月末現在で40匹が見つかった。県によると、幼魚もおり、繁殖が進んでいる可能性があるという。
アメリカナマズは在来のアユや、固有種のビワヨシノボリやニゴロブナなどを食べる。これらの魚は、県レッドデータブックで希少種に指定され「琵琶湖の主」と呼ばれるビワコオオナマズ(体長1メートル超)も餌にしており、オオナマズの減少も懸念されている。
アメリカナマズの急増で在来魚が脅かされる事例は、養殖場がある茨城県の霞ヶ浦ですでに起きており、多い年で200トン以上を漁業者らが捕獲・駆除。同県水産試験場は「ヒレの鋭いトゲを警戒して鳥も食べないなど、天敵がいないため増えやすい」という。
滋賀県では約30年にわたってブラックバスとブルーギル対策に取り組んできた。ブラックバスは1974年に琵琶湖で初めて確認され、83年頃に繁殖が拡大。ブルーギルは90年代前半からブラックバスを上回るペースで増えた。
漁業者が駆除にあたるなどし、2003年には、県が釣り人に外来魚のリリース(放流)を禁止する条例を制定。対策に年間1億円前後かけた結果、外来魚の駆除量は1990年の30トンから、ピークの2007年には543トンまで増えた。
これに応じて、ブラックバスとブルーギルの推定生息量も過去10年で、06年の約1900トンをピークに減少。12年には3割減の約1300トンになった。
県水産課の担当者は「長年の外来魚駆除が功を奏し、固有種のニゴロブナなどは増加の兆しが出てきたところ。ここでまた『第2のブラックバス・ブルーギル』にあたる外来肉食魚が増えれば、固有種にとどめを刺しかねない」と懸念。
現在、捕獲後の放流禁止を呼びかけるとともに「生息域がまだ限られているうちに早急に対応しなくては」と検討を進めている。
■ヨシ苗:あやめ浜周辺、植える 野洲で滋賀ダイハツ販売(毎日jp滋賀)
同社は2004年から11月に社会貢献活動の日を設け、毎年、植樹や清掃活動をしている。今年は「淡海環境保全財団」(草津市)から購入したヨシの苗を琵琶湖岸の約300平方メートルに植え、周辺を清掃した。同社の後藤敬一社長は「ヨシは水質を浄化する...
■琵琶湖保全植えてヨシ/滋賀ダイハツ販売社員ら(YomiuriOnLine滋賀)
野洲市の琵琶湖岸で3日、滋賀ダイハツ販売(本社・栗東市)の社員、家族ら約430人がヨシの苗植えや清掃を行った。
環境保全を目的とした社会貢献の一環で、同社は2004年から湖岸の清掃などに取り組んでいる。ヨシを植えるのは初めてで、公益財団法人「淡海環境保全財団」から1000株の苗を購入した。
この日、そろいのジャンパーを着た社員らは午前9時、湖岸に集合。8班に分かれて40〜50センチに成長した苗を丁寧に植えたり、周辺のごみを拾ったりした。
家族5人で参加した植村祥一さん(37)は「子どもの頃に比べて琵琶湖の水質はずいぶん改善したと思う。もっときれいな湖にして次の世代に残したい」と話していた。
同社の後藤敬一社長は「地球温暖化の主因である二酸化炭素を排出する車を販売している会社として、今後も積極的に環境保全に取り組んでいかねばならない」と強調した。
14/11/02
■泥にまみれ自然環境学ぶ 墨田の万華池で「かいぼり」(TOKYO Web)
水質をよくするため墨田区が先月から「かいぼり」に取り組む大横川親水公園(石原四など)の万華池(まんげいけ)で一日、小中学生らが魚などを捕獲し、生態を調査した。かいぼりは、池の水を抜いて堆積した泥などを取り除き、天日干しにする作業。子どもたちは浅くした池に入り、泥まみれになりながらザリガニやドジョウ、コイなどを網ですくった。
小中学生とボランティア、区職員ら約七十人が参加し、八種類、約百八十匹を捕獲した。体長四〇センチを超えるコイや外来種のブラックバスも。これらは別の場所でしばらく飼育する。区は今月中に泥を出して天日干しした後、池に水を入れて来月二十日に捕獲した生物を戻す予定。
万華池は一九九〇年に完成した人工池で、大きさ約九百六十平方メートル、水深五〇〜八〇センチ。かつては絶滅危惧種のベニイトトンボも確認された。完成以来、水を入れ替えていないため、最近は水草が生い茂って生物がすみにくい環境になっていた。入れる水や泥の清掃費などは約六百五十万円を見込んでいる。池の生き物を調査し、自然環境について学ぶ機会にと、この日の催しを開いた。
参加した墨田区東駒形の小学五年、大山龍雲(りゅううん)君(10)は「ザリガニをたくさん取った。小さい時から来ているけど、汚いなあと思っていたので、かいぼりできれいになった池でまた遊びたい」と話した。(奥野斐)
■カモ:空覆う大群 まるでヒッチコック−−草津(毎日jp滋賀)
シベリアなどから越冬のために南下したカモの大群が1日、草津市志那町の琵琶湖で見られた。空を覆う様子は、ヒッチコックの映画「鳥」のワンシーンのようだ。 多くはホシハジロで、キンクロハジロも交じっている。ホシハジロの一部は台湾まで南下するといい、...
■徳山ダム湖に水陸両用バス 紅葉に合わせ期間限定(asahi.com岐阜)
古沢孝樹
揖斐川町の徳山ダム湖に1日、期間限定の水陸両用バスが登場した。ダム湖を利用した観光を模索している同町が紅葉シーズンに合わせて企画した。
バスは同町民や旧徳山村民向けのほか、一部は観光ツアーにも組み込まれ、6日までに計19便が運行される予定だ。試験的な運行のため、琵琶湖で使われている車両を借り受けた。
ダム湖の遊覧は約30分。ツアーでバスに乗った名古屋市の50代の女性は「小学校がダムに沈んだという話は切ない気もしたが、周囲の山々も色づきはじめ、雨の中、幻想的な雰囲気を楽しめた」と話した。