琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。
琵琶湖の湖底から
(2015/06)
15/06/29
■19から22歳限定で「釣り」が無料に、リクルートの若年層需要創出プロジェクトが新たなテーマに着手(トラベルボイス公式)
リクルートライフスタイル内のじゃらんリサーチセンターは、19〜22歳の若者に釣りを無料で提供するプロジェクト「つりマジ!」を開始する。日本釣振興会、日本釣用品工業会との協力で、釣り船の乗船料と管理釣り場の入場料を無料で提供するもの。2015年7月13日から、まずは主に関東エリアで開始し、来年度にはエリアを拡大していく予定だ。
「つりマジ!」は、国内旅行やレジャー市場における若者層の需要創出プロジェクトとして実施してきた、「雪マジ!19」や「Jマジ!」などと同様のコンセプトで実施するもの。日本の釣り人口は2004年の1490万人から2013年には770万人まで半減している。
一方、じゃらんリサーチセンターが実施した調査では、18〜22歳の釣り体験者は40.4%、釣り未経験者の実施意向でも25.4%で、それぞれ他の年齢層よりも高いことから、将来の釣り実施者になる可能性があると判断。気軽に釣りを体験できるきっかけを作り出すことを目的に、プロジェクトを行なうこととした。これら施策を通して、釣り関連産業を擁する地域の活性化支援に繋げる考え。
実施期間は2015年7月13日〜12月6日までで、「マジ☆部」アプリのダウンロードと「つりマジ!」への会員登録で利用可能となる。管理釣り場は入場料が3時間無料、釣った魚はリリースが条件の場合もある。
■“湖国の旅” 最大5割引き! 滋賀県、国交付金で今年夏から(京都新聞電子版)
滋賀県は今夏、国の交付金を活用した観光振興策として、県内ホテルの宿泊費や湖国を巡る旅行商品を最大5割引きして提供する「滋賀ふるさと割事業」をスタートさせる。宿泊しながら琵琶湖を一周するツアー「ビワイチ」や映画のロケ地巡りツアーなどを多くの人に楽しんでもらい、観光客のリピーターを増やす狙い。販売は8月ごろからで、総額16億円分を予定している。
商品やプラン対象
全国の同事業では発行したチケットの転売が相次ぐ中、滋賀県は宿泊券や商品券を発行する形は取らず、割引して格安になった宿泊プランや旅行商品を、インターネットの大手宿泊予約サイトなどを通じて販売する。旅行代理店に滋賀の魅力を詰め込んだツアーを商品化してもらうことで、湖国の観光資源をわかりやすく全国にアピールできるメリットもあるという。
宿泊費助成には国の交付金のうち8億円を充てる。県内のみに宿泊するプランは5割引きで、京都など近郊での宿泊を組み合わせたプランは県内宿泊費のみ5割引きが適用されるという。期間を設けて、観光客に直接、ホテルや旅館に予約してもらい、5割引きする方法も検討している。
助成上限は1人あたり1泊3万円まで。1泊6万円までの宿泊費が半額となり他の自治体と比べても「お得」な設定という。県観光交流局は「多くの人に滋賀の魅力を感じてもらう機会にしたい」としている。
また、県は「ふるさと割事業」として県産名品の販売も予定し、購入費の助成に交付金1億5千万円を充てる。湖国ならではの素材や地域資源を活用した物品を、通販サイトを通じて3割引きで売り出すという。
現在、販売事務局となる旅行代理店などを調整中といい、詳細が決まり次第、正式に発表する。
■琵琶湖に異常繁殖、亜種の可能性 外来水草駆除に光(京都新聞電子版)
琵琶湖の南湖を中心に異常繁殖している外来種の水草・オオバナミズキンバイについて、滋賀県立大の大学院生がウスゲオオバナミズキンバイの亜種である可能性が高いとする調査結果をまとめた。ウスゲは欧州で古くから生態の研究が進んでおり、「琵琶湖での効果的な駆除に欧州の研究成果が応用できるのではないか」と期待している。
調査したのは、外来種生植物の研究に取り組む近江ウエットランド研究会のメンバーで滋賀県立大環境科学研究所の稗田真也さん(22)。琵琶湖で異常繁殖している集団はこれまで、オオバナミズキンバイの亜種と考えられていたが、稗田さんは正確な亜種の分類に取り組んだ。
兵庫県加西市や和歌山県日高川町に繁茂しているオオバナミズキンバイの亜種と染色体数やDNA量を比較すると、数や量が異なっていることが分かった。国内では鹿児島県大隅半島の河川などに繁茂するウスゲオオバナミズキンバイの亜種と一致した。
ウスゲもオオバナミズキンバイと同種で、北米南部や南米が原産とされている。ともに、ちぎれた茎からも再生するなど繁殖力が強く、駆除には早期の刈り取りが効果的という。
ウスゲは1800年代から欧州に園芸種として持ち込まれ、種子の発芽率や水中の浮遊時間などといった生態研究が早くから進んでいるという。
稗田さんは「欧州でもウスゲは外来種として駆除対象になっている。欧州の研究を琵琶湖に当てはめて新たな駆除方法の考案などに役立てられる可能性が広がった」と話している。
■水産まつりで放流や外来魚釣り 草津の北山田漁港(ChunichiWeb滋賀)
湖魚との触れ合いを通して琵琶湖の環境について考える恒例の「草津水産まつり」が二十八日、草津市北山田町の北山田漁港で開かれた。
市内の漁業関係者などでつくる市水産振興協議会の主催。参加者はニゴロブナの稚魚の放流やニジマスのつかみ捕りを体験し、魚との触れ合いを楽しんだ。
稚魚の放流では、参加した親子は漁船に乗って琵琶湖沖まで移動し、体長一〇センチほどの稚魚をバケツから放った。
同市草津小学校一年で双子の福山遼河君と侑芽ちゃんは「大きくなってね」と願って放流。その後は身を乗り出して、放ったばかりの稚魚を見守った。
まつりでは、釣った外来魚の大きさを競う釣り大会が開かれたほか、ホンモロコのてんぷらなどを試食できる味わいコーナーもあり、大勢の市民らでにぎわった。(倉形友理)
15/06/28
■フォーラム:南湖の水草増殖考える 専門家が影響を解説 大津(毎日jp滋賀)
琵琶湖の南湖で水草の繁殖域が拡大している問題について考えるフォーラムが27日、大津市打出浜のコラボしが21で開かれた。水草が固有種の魚などに悪影響を与えている現状や、駆除の取り組みなどについ...この日は、琵琶湖博物館(草津市)の芳賀裕樹・総括学芸員が講演。水草が南湖では1990年代から急激に増え始め、2005年ごろには全域を覆うようになったと説明した。特に昨年は、記録が残る過去70年間で最大となる約20万トン(推計)の水草が発生し、...
15/06/26
■琵琶湖の水質変化見つめる 新調査船「びわかぜ」(京都新聞電子版)
透明度や溶存酸素の量など琵琶湖の水質を示すデータは多彩にあるが、どのように調べているのだろうか。琵琶湖環境科学研究センター(大津市柳が崎)の新しい調査船「びわかぜ」に乗船し、調査の現場に同行した。
びわかぜは今年2月に完成した。センターの琵琶湖調査の要を担い、年間約130日の出航を予定している。取材は、月に1度の「北湖水深別補足調査」に同行した。
午前8時45分、センター前の港を出て、調査ポイントである滋賀県高島市今津沖へと向かった。
新船の特長はスピードだ。最大速力は時速約55キロを誇り、大津港から琵琶湖の北端まで約1時間半で到着できる。ただ、まだ「ならしの段階」で全速力は出さず、悠々と湖上を駆けた。
約1時間で目的地に到着した。まずは透明度の調査だ。センター職員が真っ白な板に重りを付けた「透明度板」を垂直に沈め、目視で確認できなくなる深さをノートに記す。
船の上で真っ白だった板は数メートル沈むと、やや緑がかった。「緑に見えるのはプランクトンがいるから」と、センター専門員の岡本高弘さん(52)は解説する。水深7メートルを過ぎた当たりで、板は全く見えなくなった。
次に溶存酸素量を測る。水中に溶けた酸素の量を調べることで、湖の変調などがわかるという。職員たちはケーブルの付いた筒状の観測機器を湖底まで送り込み、自動で送られてくるデータを丹念にチェックした。
船には最新の魚群探知機もあり、琵琶湖の最深部も映っていた。最深点は安曇川河口近くにあり、水深約104メートル。水深80〜90メートルの「湖盆」と呼ばれる平らな湖底の一部が、急激に深くなっていた。岡本さんは「地形だけ見ても琵琶湖は本当に面白いですよ」と話す。
琵琶湖博物館(草津市)によると、最深部は、琵琶湖が陥没や沈降を繰り返して現在の形になったなごりという。最深点の近くには山が水没してできた地形もあり、高い岩場のそばは渦ができやすく、長い年月をかけて深く削られていったという。
午後から強風や荒天が予想されたため、残念ながら早めに調査が切り上げられたが、琵琶湖の不思議な魅力を肌で感じることができた。
■琵琶湖の色は?熟練技で判定 青竹、深緑…色相表と照合(京都新聞電子版)
琵琶湖は何色か。琵琶湖環境科学研究センター(大津市柳が崎)の調査に同行した、6月初旬の北湖(滋賀県高島市今津沖)は「深緑色」だった。
水の色も調査項目の一つ。職員が湖面を見つめ、深緑から薄青まで微妙に異なる60種類の「色相表」と照らし合わせて判定する。
センター専門員の岡本高弘さん(52)は「透明度、プランクトンの種類と量で、色は変わる。琵琶湖の状態を色から見ることもできる」と語る。透明度が高ければ青みが増し、植物プランクトンが増えると、緑や黄が強く出るという。
季節ごとに、湖は色彩を変えていく。雪解け水が流れ込む冬から春にかけては澄んで青みがかった「青竹色」に、気温の上がる春は植物プランクトンが増殖して「深緑色」や「松葉色」などに映る。赤潮の原因となるプランクトン「ウログレナ」が大量発生すれば、湖面は茶色がかる。素人には微妙な違いに見えるが、職員たちは、光の差し具合、波の立ち方も考慮して判断する。
近年は、水質浄化の取り組みが一定の効果を上げ、透明度は20年前と比べて改善傾向にある。色相表も、従来なかった青系を充実させたという。
■琵琶湖大橋の料金徴収(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月知事 継続表明=
◇全県
通行料金徴収を今後も継続するかどうか検討されていた琵琶湖大橋について、三日月大造知事は、二十四日開会した県議会六月定例会の冒頭で、「建設有料事業を継続したい」と、利用者に一定の負担を引き続き求める方針を示した。
この理由として、周辺道路の渋滞解消に向けた四車線化、橋梁の耐震化へ、「多額の費用が必要」なためとした。
通行料金の徴収を継続するには、国交省近畿整備局へ申請しなければいけないが、事前に継続内容を県議会の議決を得る必要がある。これについて議会後の会見で、「遅くとも年内の議会に上程したい」と述べた。
15/06/25
■楽しく外来種を駆除 都筑中央公園で釣り大会(タウンニュース)
都筑中央公園(茅ケ崎中央57の8)で6月20日、NPO法人都筑里山倶楽部(井上晴彦事務局長)主催の「里山杯ザリガニ釣り大会」が行われ、約100人が参加した。
1920年ごろ、ザリガニやウシガエルなどが食用として海外から日本に輸入された。現在ではそれらが全国で繁殖を繰り返し、生態系に影響を及ぼすとして駆除が行われている。今回は子どもたちに楽しみながら駆除活動ができるようにと企画された。
当日は同所の池で釣り竿にするめを垂らし、ザリガニ釣りに挑戦。岩の間などから次々に釣れた。約2時間で計300匹のザリガニのほか、体長15cmほどのウシガエル、アカミミガメなども捕獲された。40匹を釣り上げ、トップになった染谷芳朗さん(42)、咲良(さくら)さん(6)親子は「場所が良かったのか、どんどん釣れた。最近は自然と触れ合える場が減ってきているので、こういう機会があればまた参加したい」と話した。
■熱気球から群生ハス 来月24日から草津(YomiuriOnLine滋賀)
草津市下物町の烏丸半島周辺の琵琶湖で、国内最大級の群生ハスを上空から観賞する熱気球フライト体験が、7月24日〜8月10日の金〜月曜に開かれる。
市観光物産協会などでつくる実行委が毎年企画し、6回目。近くの市立水生植物公園みずの森によると、ハスは約13ヘクタールにわたって自生し、7〜8月に淡いピンク色の花を咲かせる。
熱気球は地上のアンカーにつないで高さ20〜30メートルに上昇し、約5分間飛行。群生ハスのほか、青空に映える比良山や箱館山などの雄大な景観を楽しめる。
県立琵琶湖博物館前広場で各日午前6〜9時に飛行し、平日は大型1機に最大8人(1日計約250人)、土・日曜は大中2機に同13人(同350人)搭乗。今年から人気の週末中心とし、昨夏まで実施した夜間フライトは風が強いことなどから見送った。
同協会のホームページで中学生以上2000円、4歳以上(保護者同乗)1000円、4歳未満(同)無料で予約を受け付け中。当日料金は4歳以上で各500円増。
モーターボートの観賞船も7月18日〜8月16日に運航する。問い合わせは実行委(077・566・3219)へ。(藤井浩)
■中国には住めない? 琵琶湖で水鳥「オオバン」爆増 国内で越冬の6割が集中、中国「移住組」で増加か(産経ニュースWEST)
黒い羽の水鳥「オオバン」が琵琶湖周辺で急増していることが、滋賀県の一斉調査で分かった。今冬は、10年前の3倍近くに当たる約6万羽の生息を確認。日本で越冬したオオバンの6割が琵琶湖に集中していると推定され、増加分の多くは中国からの「移住組」とみられる。現状では、他の生物が食べないような外来植物を好んでエサにしているが、本来は雑食性のため、急激に増えたオオバンの食生活が湖の生態系に及ぼす影響は不明で、専門家らは事態の推移を見守っている。
絶滅危惧種
オオバンはツルの仲間で、全長30〜40センチの真っ黒な体と白いくちばしが特徴。ユーラシア大陸の北部などに広く生息し、冬になると南下する。国内にも繁殖地や越冬地があり、各地で増加傾向にある一方、水辺の環境変化などから埼玉県では「絶滅危惧IA類」に、京都府では「準絶滅危惧種」、奈良県では「希少種」に指定されている。
滋賀県が今年1月、琵琶湖岸を中心に県内全域で実施した水鳥一斉調査では、過去最多となる6万271羽が確認された。9年前の平成18年(2万2393羽)と比べて2・7倍に増え、今年の調査で確認された全水鳥の生息数(16万9842羽)の3分の1以上を、オオバンが占めた。
琵琶湖では、大津市や草津市など南部を中心に各地の湖岸で、無数の黒い塊が水面に浮かぶ不気味な様子が越冬時期の日常的な光景になっている。
なぜ「琵琶湖」なのか
全国的な生息数のデータはないが、琵琶湖に次ぐ全国2番目の面積を持つ霞ケ浦(茨城県)でも4千羽程度しか観測されておらず、オオバンの生態を研究する名城大農学部の橋本啓史助教(景観生態学)は国内での越冬数を10万羽以下とみる。国内の6割以上が琵琶湖に集結している状況だ。
橋本助教は「1990年代後半に中国南部で大規模な洪水が起きて以降、その地域で越冬していた集団がそこを離れて行き場を求め、エサの豊富な琵琶湖へ越冬場所を徐々に定着させていった」と推測する。
そのエサについては、オオカナダモの茎やキショウブの新芽など他の鳥が食べない外来植物を主に食していることが、琵琶湖での観察で判明。日本野鳥の会滋賀保護研究部長の植田潤さんは「今のところ『外来植物の抑制』という面では有益かもしれないが、長期的には、数の増えたオオバンが湖の生態系に与える影響は分からない」と話す。県自然環境保全課も「動向を見守りたい」と静観している。
■琵琶湖大橋「有料」を継続 滋賀知事、県議会で方針表明(産経ニュース)
地元市長ら歓迎も利用者からは困惑の声
琵琶湖の東西両岸を結ぶ「琵琶湖大橋」(守山市今浜町−大津市今堅田)について、三日月大造知事は24日の県議会本会議で、通行料金の徴収を継続する方針を示した。橋梁(きょうりょう)部の耐震対策や橋に接続する道路の4車線化などに多額な費用を要するためで、県は年内に関連議案を議会に提出し、議決を得た上で国に徴収継続を申請する方針。
道路整備特別措置法では、料金収入は道路建設に使った借金の返済に充てるのが原則。大津市中心部と草津市を結ぶ「近江大橋」も、返済を終えたため平成25年12月に無料化されている。
一方、琵琶湖大橋については、橋を設置・管理する県道路公社の橋に関する借金残高が63億6千万円。公社が蓄える損失補填(ほてん)引当金(111億3700万円)を充てれば一括償還が可能。このため、県などは昨年8月から料金を無料化すべきかどうか、議論を重ねてきた。
三日月知事はこの日の本会議で、橋梁の耐震対策を進めなければいけないことや、橋の東西両岸に接続する国道477号の渋滞解消のため直近区間を4車線化する必要があることなどを指摘。これらの事業費を、新たに橋の整備費用として盛り込むため、「料金徴収を継続する」とした。
県は今後、これらの事業内容や必要な費用をまとめ、国に対し同法に基づく変更許可申請手続きを進める。
三日月知事が24日、県議会で琵琶湖大橋の料金徴収を継続する方針を示したことに対し、橋の地元自治体の市長らはおおむね歓迎ムードだ。
琵琶湖大橋をめぐっては、県市長会が今月5日、「無料化されれば、年間約3億5千万円かかる維持管理費が、県の道路財源を圧迫する」として、料金徴収の継続を求める意見書を三日月知事に提出していた。
大津市の越直美市長は「国道477号が早期に4車線化され、琵琶湖大橋西詰めの渋滞が解消されることを期待している」とコメントした。
また、守山市の宮本和宏市長は「われわれの意見を踏まえた結果だと評価している」と述べつつ、「利用者の負担軽減も考えてほしい」と料金の引き下げを求めた。
一方、利用者からは困惑の声も上がっている。琵琶湖大橋を週に2〜3回利用する守山市の無職男性(76)は「お金の心配をせずに琵琶湖大橋を利用したかった。渋滞の発生を懸念するのも分かるが、往復で400円は高い。もう少し安くしてほしい」と残念がっていた。
県が昨年10〜11月、県民に対しておこなったアンケートでは、約7割が「これ以上の橋の整備は不必要」と回答し、無料化を望む声が多数を占めた。
■琵琶湖大橋、耐震補強へ 知事が有料継続を正式表明(ChunichiWeb滋賀)
県議会六月定例会議は二十四日、始まり、有料継続か無料化かの議論が続いてきた琵琶湖大橋について三日月大造知事は「有料継続」を正式表明した。周辺道路の渋滞解消や橋の耐震補強など財源確保を理由に挙げ、料金は値下げを含めてあらためて検討するとした。年内に関連議案を提出する方針。
今後の料金体系について三日月知事は、県民アンケートで回答の七割が無料化を望む結果となったことを踏まえ「アンケート結果を十分に踏まえて検討していく」と述べた。
県道路課によると、橋を挟んで東西に延びる国道477号は橋の両端付近で渋滞が慢性化。大津市側の国道166号までの一・七五キロ、守山市側は水保町中野交差点までの〇・六キロについて通行料の一部を充て、現在の片側一車線から二車線に拡張することで解消する計画だという。耐震工事は橋の基礎部分で必要と指摘した。
三日月知事は散会後「(追加工事で)利用者の利便性に資する部分もある。総合的に勘案して判断をした」と理解を求めた。料金変更や追加工事には県議会の議決と国の認可が必要で、「年内には議案を提出したい」との考えを示した。
琵琶湖大橋は一九六四年開通。普通車二百円の通行料収入で建設費用を完済できる状態にある。
償還を終えた有料道路は無料化する原則から、県は研究会を設けて是非を検討してきた。
◆大津市長ら、前向きな声
琵琶湖大橋の「有料継続」を三日月知事が正式に表明したことを受け、橋のある大津と守山両市の市長は、それぞれの言葉で前向きに受け止めた。
大津市の越直美市長は「大橋西詰めの渋滞などさまざまな状況を勘案して決断されたことと受け止めている」として「(橋につながる)国道477号が早期に四車線化され渋滞解消が図られることを期待する」とのコメントを発表。
守山市の宮本和宏市長は「有料継続は市長会でまとめた意見とも一緒。われわれの意見を踏まえた判断をいただけた」と評価した。
その上で「利便性を考えて引き下げについても県に要望していく。県で十分議論されることを期待する」とした。
また、栗東市の野村昌弘市長は「(大橋の耐震対策や周辺道路の渋滞緩和などの)実現に向けた取り組みを確実に進めてほしい」との談話を出した。(井上靖史)
15/06/24
■琵琶湖大橋の有料延長、滋賀県知事が表明(YomiuriOnLine滋賀)
通行料収入による積み立てが建設費の残高を上回り、無料化が検討されていた滋賀県の有料道路・琵琶湖大橋(大津市―守山市、1・4キロ)について、三日月大造知事は24日、県議会で、周辺道路整備事業を追加して料金徴収期間を現在の2021年から延長する考えを表明した。併せて県は通行料引き下げも検討する。
1964年開通の大橋は、348億円で建設。普通車200円など年間約20億円の通行料収入で111億円の積立金(2013年度末)があり、建設費など残る69億円を返せる状態だ。だが三日月知事は「周辺道路(約14キロ)の4車線拡幅や耐震対策は緊急に実施する必要がある」と説明。積立金を充て、年間約3億5000万円の維持費も賄うとした。
有料道路は、建設費返済のめどがつけば無料化が一般的だが、近隣市は周辺道路整備などのため、料金徴収の継続を求めていた。
■ガソリン価格144円90銭 9週連続値上がり 原油上昇で(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が24日発表した22日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、15日の前回調査より40銭高い144円90銭だった。値上がりは9週連続。原油価格の上昇が響いた。
調査した石油情報センターの担当者は「来週は上げ基調に一服感が出そうだ」とみている。
地域別では37道府県で価格が上がった。上昇幅は滋賀の2円50銭が最も大きく、岩手の1円80銭、佐賀の1円70銭が続いた。横ばいは群馬や新潟など7都県。神奈川や宮城、茨城の3県は値下がりした。
ハイオクは40銭高い155円70銭、軽油は30銭値上がりの123円20銭だった。
■レギュラーガソリン、前週比0.4円高の144.9円…9週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が6月24日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月22日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.4円値上がりし、1リットル当たり144.9円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは9週連続となる。
地域別では、北海道で1.3円、東北で0.7円、近畿で0.6円、九州・沖縄で0.5円、中部で0.4円、中国で0.3円、関東と四国で0.2円、全エリアで値上がりした。
ハイオクガソリンは前週比0.4円高の155.7円、軽油は0.3円高の123.2円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.0円/リットル(前週比+0.4円)、ハイオクは148.1円/リットル(同+0.7円)、軽油は110.3円/リットル(同+0.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■琵琶湖大橋値下げも 滋賀知事、有料継続を表明(京都新聞電子版)
滋賀県の三日月大造知事は24日の県議会6月定例会議本会議で、琵琶湖大橋有料道路(大津市真野普門町−栗東市林、普通車200円)の区間内で新たな道路整備や橋の耐震補強を実施し、建設費を賄うために料金徴収を続ける方針を表明した。橋の両端で4車線区間を延長する計画で、値下げも含めて新たな料金設定を検討し、国への許可手続きを取る。
三日月知事は橋の周辺での渋滞問題などを挙げ、「国道477号で琵琶湖大橋を挟む直近区間の4車線化、橋の耐震対策を緊急実施する必要がある」と説明し、「(対策は)利用者の利便性向上に寄与する」として料金徴収を続ける方針を示した。料金については「アンケートの結果を十分踏まえたい」として、無料化を求める意見が利用者の7割を占めた昨年の調査結果を尊重する考えを示した。
国への許可手続きには県議会の議決が必要になる。三日月知事は本会議後の記者会見で、「同意を求める議案は遅くとも年内に出したい」と述べた。
琵琶湖大橋有料道路は県道路公社が維持管理し、料金で建設費を返済している。公社が保有する資金を充当すると完済でき、無料化できる財務状況にある。一方、有料道路区間の維持管理費が年間約3億5千万円に上り、無料化されると県一般会計から出す道路事業費費を圧迫するとして、県市長会が有料継続を求めていた。
■外来植物猛威ストップ 琵琶湖のオオバナミズキンバイ、初めて生育面積が減少(産経ニュース)
琵琶湖の南湖で猛威をふるってきた外来植物「オオバナミズキンバイ」の生育面積が、繁殖の確認以来初めて昨年度、減少に転じたことが分かった。平成25年度に約6万4880平方メートルあった生育面積が、昨年度は約4万6300平方メートルと約3割縮小。県自然環境保全課は昨年9月から重機を投入して大がかりな駆除を始めており、「一定の成果が出た」と手応えを感じている。今年度については、同課は生育が盛んになる時期を前に、近く本格駆除をスタートさせる。
オオバナミズキンバイは中南米原産の水草。琵琶湖では、21年に南湖の赤野井湾(守山市)で初めて繁殖が確認された。強い生命力を持つため、あっという間に水面を覆いつくして生態系へ悪影響を及ぼすほか、生い茂る水草が漁船のスクリューにからみつくなど漁業被害もつながっている。
同課はこれまで、主に人力で駆除作業を進めてきたが、1人が駆除できるのは1日当たり約60平方メートルが精いっぱい。駆除作業が、爆発的な繁殖スピードに追いつけないのが実情だった。
そこで、同課は事態を打開しようと昨年度、駆除事業費として約6400万円(うち国補助1100万円)を計上。熊手型のアタッチメントを取り付けた重機などを導入したところ、1日当たりの駆除面積は約300平方メートルにまで伸びた。
この結果、初確認以来、増加の一途をたどってきたオオバナミズキンバイの生育面積は、25年度の約6万4880平方メートルから、昨年度の約4万6300平方メートルへ初めて減少に転じた。この1年間で28・6%縮小した。
同課は、今年度も駆除事業費約4600万円(うち国補助1100万円)を計上し、引き続き同様の取り組みをおこなう。間もなく、オオバナミズキンバイの生育が盛んになる時期を迎えることから、草津市の烏丸半島周辺などで近く作業を始め、効果的な駆除をねらう。
一方、同課の担当者は「オオバナミズキンバイは、ヨシ群生地の隙間など重機が入れない所にも繁殖している。それらの駆除をいかに進めるかが今後の課題になる」と指摘。学生ボランティアや地元住民、漁協関係者らに協力を呼びかけ、人力による駆除も並行して続ける方針。
15/06/23
■公園のごみ箱撤去、散乱減る? 大津市、試験的に実施(京都新聞電子版)
大津市内の都市公園からごみ箱が消えている。利用者が園内のごみ箱に家庭ごみなどを持ち込み、散乱する事態が増えたため、市から委託を受ける管理者が昨年度末から撤去している。市は試験的な措置としつつ、「ごみは持ち帰るのが基本。公共の場からごみ箱をなくす流れにあり、理解してほしい」としている。
同市島の関から晴嵐1丁目まで約4・8キロにわたって琵琶湖沿いに広がる大津湖岸なぎさ公園。指定管理者の市公園緑地協会は3月下旬、園内約25カ所に置いてあった可燃、不燃のごみ箱をすべて撤去した。
同協会によると、以前からごみのポイ捨てはあったが、市のごみ分別が厳しくなった昨年ごろから家庭の持ち込みごみが急増し、ごみ箱の外へあふれる光景が目立つようになったという。
撤去後「家庭ごみは持ち込み禁止」「ゴミ捨て禁止」と書いた看板を立てた。当初は園内の自動販売機周辺などに捨てられることも多かったが、5月ごろから減り始め、今は苦情もほとんどないという。散歩中の近くの男性(83)は「外から来た人は不便かもしれないが、きれいになった」と歓迎する。
市内には千平方メートル超の都市公園が200以上ある。同協会は、市がごみ減量化を進めているのを背景に、不法投棄が目立つ茶臼山公園(秋葉台)や南郷公園(南郷1丁目)など約10カ所でごみ箱をなくした。今後、残りの公園についても自治会などの要望があればなくすという。
市は、ごみ箱を撤去した後の公園の様子を1年ほどかけて見て、結論を出す方針。市公園緑地課は「公園を美しくするのにごみ箱の撤去がすべて正しいとは思っていない。個々のケースを見て判断したい」と柔軟な姿勢も見せる。
■琵琶湖大橋、有料を継続 滋賀県方針(京都新聞電子版)
有料継続か無料開放するかが課題となっている琵琶湖大橋有料道路(大津市真野普門町−栗東市林、普通車200円)について、滋賀県は22日までに、橋の東西道路の4車線化など建設事業を追加するため、料金徴収を続ける方針を固めた。24日に始まる県議会6月定例会議の冒頭で三日月大造知事が表明する。国への許可申請の時期や新料金設定などは今後検討する。
1964年に開通した琵琶湖大橋有料道路は県道路公社が維持管理し、料金で建設費を返済している。国の有料道路制度に基づく償還期限は2021年。13年度末時点で公社の事業全体の未償還額は約69億円だったが、保有資産を充当すると全額返済しても約48億円残るため、公社の業務監査などで早期の無料化が指摘されてきた。県が昨秋実施した利用者アンケートでは約7割が無料化を望んだ。
一方、有料道路区間の維持管理費は年間約3億5千万円に上る。無料化された場合は県全体の道路整備の費用を圧迫するとして、県市長会が有料継続を主張した。橋の両端で4車線化区間を延長するなど改築を進め、料金徴収を続ける枠組みを求めていた。
県は有料道路区間の渋滞緩和や橋の耐震性能向上に加え、橋の西側で4車線区間の延長が決まった湖西道路へ接続する機能を重視し、事業を追加するのが妥当と判断した。今後、県と公社が新たな事業内容と費用をまとめ、国に許可を申請する。申請には県議会の議決が必要で、6月定例会議以降、議会側が対応を検討する。
■琵琶湖大橋の有料を継続 道路拡張など財源確保(ChunichiWeb滋賀)
有料継続か無料かで議論が続く琵琶湖大橋について、県は今後も有料を継続する方針を固めた。県議会六月定例会議が始まる二十四日に三日月大造知事が表明する。償還を終えた有料道路は原則無料化しなければならないが、円滑な往来には周辺道路の拡張などが必要として、財源確保のため無料化は困難と判断したとみられる。
関係者によると、琵琶湖大橋周辺では慢性的な渋滞が発生しており、さらなる周辺整備が求められている。加えて、橋の維持管理に年間三億五千万円の費用が掛かることも思惑の背景にあるとみられる。
一方、有料を続ける上で県民の納得を得るため料金の値下げについても県議会に議論を求めるとみられ、詳細な料金の議論は九月定例会議に持ち越す可能性もある。
県議会第一会派の自民県議団と第二会派のチームしがは、有料を続ける方針に賛同。県市長会も財源維持の必要性を指摘して有料を継続するよう訴えてきた。
公明党県議団は二十二日、三日月知事との懇談会で「東西の行き来を活発にしてくれる県全体の財産。維持管理なども県全体で負担するべきだ」と無料化を求めた。
琵琶湖大橋の通行料金は現在二百円。(井上靖史)
15/06/22
■自然保護に1日1円負担 環境省が新税構想(47NEWS)
環境省の有識者会合は22日、自然保護の資金を確保するために国民1人当たり1日1〜2円程度の負担を求める中間とりまとめ案をまとめた。同省は新税の創設を目指し、今夏の税制改正要望に盛り込む方向で検討する。
人口減少などによって人工林などの手入れが進まなくなるなど、国土の荒廃が進む懸念があることから、新制度創設を目指す。30日に構想を正式発表し、民間団体や企業から賛同者を募集する。
取りまとめ案は、地球温暖化などの影響で自然災害の規模が大きくなっている現状を念頭に、「日本人の英知を結集し、自然を豊かに再生することが、将来世代への最善の贈り物になる」と強調。
■滋賀県民の1割「琵琶湖に行かない」 気にはなるけど遠い?(京都新聞電子版)
「琵琶湖と県民の距離」は広がっている?−。2009年の滋賀県の県政世論調査では、「琵琶湖を訪れる頻度」は「年に1、2回」が35・6%でトップ。「ほとんど訪れない」も1割にのぼった。ただ、新聞やテレビで琵琶湖に関するニュースがあった時は「たいてい見る」と答えた人が40・3%で最多だった。琵琶湖を意識はしつつも、実際に接する機会は少ない実態が浮かび上がる。
琵琶湖で泳いだりボートに乗って遊ぶ人は減っている。県観光入込客統計調査によれば、目的別で「水泳場・マリーナ」(09年以前は「水泳場・船遊び」)を利用した人は02年には年間131万人いたが、その後、減少を続け12年には26万人にまで減っている。交通などの生活面でも、遊びの場としても、琵琶湖は県民の暮らしから遠ざかっている模様だ。
■琵琶湖は交通ルートになるか 移動手段で再評価の動き(京都新聞電子版)
滋賀県が誇る琵琶湖。豊かな水をたたえ、飲み水や魚介類など多くの恵みをもたらしてくれるが、その価値を県が十分生かし切れていないという課題も抱える。日本一の湖とどうかかわり、魅力をどのように活用していくか。琵琶湖を移動手段の一つとして再評価するなど、湖を見つめ直す動きが始まった。
進む増便、等間隔運航
初夏の湖面に波頭を立て、大津港(大津市浜大津5丁目)を出発した観光船は約20分後、東へ3キロのにおの浜観光港(同市におの浜4丁目)に到着した。ここから南湖を反時計回りするクルーズに出た船は、大津港に戻る約20分前、湖西側の柳が崎湖畔公園港(同市柳が崎)に立ち寄った。
乗客の大半は周遊客だが、途中の2港でも、近くのホテル宿泊客や市内観光に向かう人たちが乗り降りした。「湖上から景色を見るのも楽しいけど、せっかくなら町歩きもしたくて」と、柳が崎湖畔公園港で下船した岐阜県美濃加茂市の主婦高木淑江さん(62)。乗船時にもらった地図を手に、歩いて近くの近江神宮へ向かった。
観光周遊船「ミシガン」を運航する琵琶湖汽船は今年4月、観光船の運航時間や便数を大きく見直した。既存のミシガン航路に加え、高速船でミシガンとほぼ同様のコースを巡る「湖南航路高速船クルーズ」を新設。ミシガンと高速船のいずれかが、ほぼ1時間間隔で大津港から出港するようにした。大津−におの浜観光公園−柳が崎湖畔公園の3港間の区間料金も設定した。
改定のポイントは「わかりやすさと、乗り降りのしやすさ」。同社船舶営業部は「いつ来ても乗れるとともに、短距離も利用できる。船を移動手段の一つとして利用してくれるお客さんを増やしたい」と意気込む。目指すのは鉄道やバスと並ぶ「湖上交通」の確立だ。
「船を大津ならではの『2次交通』としてとらえられないか」。大津市の観光活性化策を練る大津商工会議所の観光・運輸部会も、湖上交通の可能性に着目する。JR大津駅は新幹線が停車する京都駅からわずか9分。だが「駅から市内観光地を結ぶ公共交通網が弱く、観光誘客につなげられていない」(同部会)と分析する。同商議所は琵琶湖汽船が就航する3港だけでなく、大津港と石山寺や膳所方面などを結ぶ航路整備の検討も始めた。
琵琶湖では1869年に初の蒸気船「一番丸」が就航した。82年には長浜と大津を結ぶ鉄道連絡船も設けられたが、国鉄東海道線や湖西線の開通などで拠点間を移動する船は一気に衰退し、湖上交通は周遊型の観光船が主になった。
県は2001年11月、生活交通としての湖上交通復権に向け、大津市南郷の桟橋から石山寺を経て大津港を結ぶ航路で、船での出勤を想定した交通社会実験を行った。しかし、このときは時間が車に比べて20分以上もかかり、本導入には至らなかった。
とはいえ、県は湖上交通の可能性を捨ててはいない。12年度には有識者や観光・交通事業者、大津商議所などを交えた「琵琶湖・湖上交通活性化推進研究会」を設置。30年には「暮らしの中に湖上交通が深く関わっている状態」にすることを目標に、観光客の移動手段のほか、災害時の住民輸送手段としての導入も検討。将来的には生活交通への拡大を目指す。
湖上交通の導入には、採算性と需要の喚起が大きな課題だ。速達性で陸上の移動手段に劣るのは否めない。県交通戦略課は「観光や環境などを切り口に、県民に琵琶湖にかかわるメリットを感じてもらう。根底にあるのは、県民と琵琶湖の『距離』をいかに縮めるかだ」と話す。
15/06/21
■激しい雷雨、滋賀県内890戸停電 JRでは信号機故障も(京都新聞電子版)
21日早朝の雷雨の影響で、滋賀県では大津市北部で約760戸、彦根市安食中町と豊郷町で計約130戸が約1時間半にわたり停電した。東近江市のJR能登川駅では落雷で信号機が故障し、京都−米原間で上下12本に遅れが出たほか、上りで1本が部分運休した。
彦根気象台によると、県内では20日午後9時50分に雷注意報、21日午前4時20分には竜巻注意情報が全域に発令されるなど、大気が非常に不安定な状態だったという。
■ニゴロブナ:大きく育ってね 彦根・城陽小児童が放流(毎日jp滋賀)
彦根市立城陽小学校(同市甘呂町)の5年生42人が19日、近くの田んぼでニゴロブナの稚魚をすくい捕り、琵琶湖に流れる江面川に放流した。学校が実施している環境教育の一貫。児童らは約1カ月間、ふ化した...体長約2センチまで成長した稚魚は田んぼからは琵琶湖へ出られないため、この日手作業で川に移した。バケツ...
15/06/20
■大津のマリーナで船舶給油機全焼、男性従業員1人やけど(産経ニュースWEST)
20日午前10時55分ごろ、大津市小野の西琵琶湖マリーナで、船舶給油機から出火し、給油機1台が全焼。給油施設の整備作業をしていた男性従業員(24)が両手足などに軽いやけどを負った。大津北署が出火原因を詳しく調べている。
同署によると、出火当時、敷地内では従業員3人が給油機や燃料の貯蔵タンクなどの点検や整備などに当たっていた。
■滋賀で意外な大物 河原にクジャク、特大スッポン(京都新聞電子版)
滋賀県内でクマやサルの目撃が相次ぐ中、今度は意外な動物が現れた−。大津市大萱7丁目の長沢川河川敷で18日夕、クジャクが見つかり、大津署員が捕獲。また、草津市の川では特大のスッポンが釣り上げられた。
クジャク、ペット逃げた?
18日午後4時40分ごろ、「河原にクジャクのような鳥がいる」と近所の男性(34)から同署に通報があった。署員が駆けつけると、カラフルで優雅な姿のクジャクが歩いていた。署員4人が暴れるクジャクを網と体で懸命に押さえ込み、約1時間半後に捕まえた。
同署によると、クジャクはオスとみられ、全長約2メートル、体高約50センチ。ペットとして飼われていたものが逃げた可能性があるという。クジャクは拾得物として県内の飼育施設で保管し、3カ月以内に持ち主が名乗り出れば、返却する。
スッポン、甲羅35センチ!
甲羅の長さが約35センチもある特大のスッポンが滋賀県草津市集町の葉山川で釣り上げられ、地元で話題になっている。
捕獲したのは同市木川町の自営業長尾哲也さん(47)。12日に、趣味の釣りをしていて、溝に大きなスッポンがいるのを見つけた。釣り針を投げると食いついたという。
琵琶湖博物館(同市)によると、スッポンは大きいものでも30センチ程度という。長尾さんは「4年前から毎年20匹ほど釣ってきたが、これまでで一番大きい。飼育するか、料理屋に持って行くか迷っている」と話す。
長尾さんは2年前にも琵琶湖で全長48センチの特大金魚を釣って注目された。「次は特大ウナギを釣り上げたい」と意気込んでいる。
■琵琶湖大橋 有料継続か無料か知事、24日に方針(YomiuriOnLine滋賀)
通行料収入が建設費残高を上回っている琵琶湖大橋(大津市―守山市、1・4キロ)の料金徴収を続けるかどうか、三日月知事は24日の県議会で方針を表明する。有料道路は建設費を償還すれば無料化が原則だが、先細る自治体の財政を見越して周辺の市などが有料継続を強く求めており、知事の判断が注目される。(小野圭二郎)
琵琶湖大橋は県が建設し、1964年に開通。料金徴収期間は2021年までだが、総額348億円の建設費のうち13年度末までに294億円を返済する一方、111億円の積立金があり、実質的には10年度以降、すぐに全額返済できる状態だ。
「料金徴収を続ける意義は乏しい」とする包括外部監査の指摘もあり、県は昨年8月から半年余り、大橋を管理する県道路公社や、大津、守山、栗東、野洲の4市と研究会で、大橋のあり方を協議。しかし、周辺道路の渋滞や整備継続のため市側が有料を求めるなどして方針決定に至らず、4市の主張に、県市長会(会長=冨士谷英正・近江八幡市長)も同調。今月5日、三日月知事に意見書を提出し、「年間約3億5000万円の維持費が県財源を圧迫」「これからは受益者負担が必要」と迫った。
道路整備特別措置法では、有料道路は徴収期間が満了するか償還完了すれば原則、無料化すると規定。積立金に関する定めはないが、全国的には償還にめどがつけば無料化するのが一般的で、未償還分があれば公費をつぎ込むことも珍しくない=別表=。
県道路公社でも、1989年に奥琵琶湖パークウェイ(長浜市)を県が直接管理するため、2010年には途中トンネル(大津市)を周辺道路の混雑解消のため、それぞれ早期無料化した。
反対に、徴収期間を終えて維持のために有料を続けるのはハードルが高く、現在、関門トンネルなど3例しか認められていない。県も、琵琶湖南端にかかる近江大橋(1974年開通、大津市―草津市、1・29キロ)が2013年末に徴収期間を終了する前、有料の延長を検討。主立った市長らはこの時も「県の財政圧迫」などを理由に繰り返し延長を要望したが、条件を満たせず、満了をもって無料化した経緯がある。
ただ、高度成長の時代から整備してきた道路の維持や更新の費用の捻出が、新たな課題となっている。14年には同特措法などが改正され、首都高速など主要な高速道路の有料期間が最大15年延長して65年まで認められた。国土交通省も有識者の指摘を受け、償還満了後も料金徴収できる制度への見直しを模索する。
三日月知事は「道路は無料公開が原則だが、財政難の中で維持管理や整備費をどうするかという問題もある」と述べ、当初は昨年度中としていた表明が遅れてきた。大津市側で接続する国道161号バイパスが拡幅されるなど、周辺の状況が変化しているとの認識も示している。
15/06/18
■ハス群生地 水先案内(YomiuriOnLine滋賀)
◇守山の漁協、来月から観賞船
守山市赤野井町の玉津小津漁協(田中善秋組合長)は、琵琶湖・南湖の赤野井湾に自生するハスの群生地を観賞する船を7月16日〜8月16日の期間限定で運航する。
同漁協によると、烏丸半島近くの漁業区域に自生しており、毎夏、ピンク色の美しい花を咲かせる。一方、枯れると湖底に沈んでヘドロとなるため、湾に生息するフナやモロコなどの酸欠を招き、漁業の支障にもなっているという。
こうした実態を知ってもらおうと、初めて観賞船を定期運航することに。定員4、6人のエンジン付き2隻と、貸し切り専用の屋形船1隻を用意。期間中は毎日午前7、8、9、10時の計4回、約40分間運航。湾内の真珠の養殖棚なども見学してもらう。
料金は大人1800円、中学生以下1300円。22日から予約を受け付ける。申し込み・問い合わせは、市観光物産協会(077・582・1266)。
15/06/17
■レギュラーガソリン8週連続上昇 144円50銭(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均小売価格は、8日の前回調査より1円10銭高い144円50銭だった。値上がりは8週連続。原油価格に一服感が出ているものの、円安が進み、石油元売りが卸価格を引き上げたことが響いた。
都道府県別では、45都道府県で値上がり。最も値上がり幅が大きかったのは神奈川県で、4円だった。高知県は横ばい、和歌山県は10銭の値下がりだった。
ガソリンのほかには、軽油が1リットルあたり122円90銭と前回より90銭値上がりし、8週連続の上昇となった。
■レギュラーガソリン、前週比1.1円高の144.5円…8週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が6月17日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月15日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から1.1円値上がりし、1リットル当たり144.5円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは8週連続となる。
地域別では、関東で1.8円、北海道で1.6円、東北で1.1円、近畿と四国、九州・沖縄で0.9円、中国で0.8円、中部で0.4円、全エリアで値上がりした。
ハイオクガソリンは前週比1.1円高の155.3円、軽油は0.9円高の122.9円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月17日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は136.6円/リットル(前週比+1.7円)、ハイオクは147.4円/リットル(同+0.8円)、軽油は110.1円/リットル(同+0.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■名神の工事長引き大渋滞 大津−吹田間、近畿道も(京都新聞電子版)
名神高速道路で17日午前、集中工事に伴う大津−吹田間の夜間通行止めの解除が遅れ、名神高速や接続する近畿自動車道で最大約18キロの渋滞が発生した。工事が長引いたことが原因。午前9時45分までに全区間で通行止めが解除された。
西日本高速道路によると、通行止めは16日午後8時から17日午前6時までの予定だった。名神高速と新名神高速道路の高槻ジャンクション(JCT)設置に伴う立体交差の架設工事をしていた。
渋滞は近畿道上り吹田JCT付近を先頭に18・5キロ。名神高速の上下線でも10キロ以上となった。
15/06/16
■車検切れ公用車15日間使用 滋賀県(京都新聞電子版)
滋賀県は16日、車検が切れ自賠責保険も失効したままの公用車1台を15日間業務に使っていたと発表した。水産課が管理し、職員の移動に使っているライトバンで、同課が手続きを失念していたという。
同課によると、車検満了日は5月21日で、22日から6月15日まで車検切れに気付かないまま、外来魚駆除の立ち会いなどで利用し、計1159キロメートル走行したという。
ライトバンの車検更新は1年ごとに行っており、事前に業者から案内はがきも来ていた。だが、管理担当者が今春に異動で交代し、はがきの受け渡しや更新時期の引き継ぎが不徹底だったという。澤田宣雄課長は「課として管理が不十分で反省しないといけない。おわびしたい」と陳謝した。
■日本有数のハスの群生地・烏丸半島で、琵琶湖の自然を楽しむ夏季限定イベント開催!(NEWS for Travel)
滋賀県は、日本でも有数の13ヘクタールの蓮(ハス)群生地や、琵琶湖の原風景といわれるヨシ原など、琵琶湖の景観や自然を楽しめる草津市の烏丸半島で、2015年7月1日(水)〜8月31日(月)まで、夏季限定イベントを開催する。
開催場所は、滋賀県立琵琶湖博物館、草津市立水生植物公園みずの森、道の駅草津グリーンプラザからすまなどで、「からすまいちばん〜みて・きいて・さわって・たべて〜」をキーワードに、様々なイベントを展開する。
みごろのハスを湖上、そして空から鑑賞
ハス群生地では7月下旬〜8月上旬に花が咲くため、「ハスクルージング」では、ハスが開花する午前中に湖上から鑑賞する。開催は7月26日(月)を除く、7月18日(土)〜8月16日(日)。
各日午前中の7:00、8:15、9:30、10:30の計4回で、乗船時間は約40分。料金は中学生以上の大人は2,000円、小学生以上の子どもは1,000円で、予約が必要だ。
こちらでも既報の「熱気球フライト」は、7月24日(金)〜8月10日(月)のうちの金・土・日・月曜日に開催する。上空から琵琶湖のハスを楽しみ、伊吹山、箱館山、比良山、比叡山を眺める空中散歩を満喫できる。
8月29日(土)・30日(日)には、世界最大級の水生植物といわれる、パラグアイオニバスの葉の上に乗る子ども向けイベントなども予定している。
昆虫観察や星空観察など「びわ博フェス」を開催
滋賀県立琵琶湖博物館では、7月4日(土)・5日(日)に「びわ博フェス」を開催。夜の昆虫観察会、星空観察会、ライブコンサートのほか、夜の魚の様子が見られる展示や地産地消の出店レストランなども企画している。
びわ博フェスの7月5日(日)のイベントでは、魚類学者でタレントの「さかなクン」が魚について解説する「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚教室」を、13:00、15:00に開催する。
ほかにもさまざまなイベントを企画中だ。イベントの最新情報は琵琶湖博物館の公式サイトなどで随時更新する。
15/06/14
■“駆除目的”も ブラックバス釣り大会で腕競う(テレ朝news)
富山県南砺市の桂湖で釣り大会が開かれた。17回目となる今年の大会には、県内外から42人が参加した。当初、桂湖に外来魚のブラックバスは生息していなかったため、この釣り大会はその駆除の目的もある。釣り上げられたブラックバスは63匹。再放流や持ち帰りはできないため、大半はその場で調理され、太公望の胃袋に納まった。
■釣り大会:外来魚捕ったぞー 親子ら300人 東近江・伊庭内湖(毎日jp滋賀)
ホンモロコなどの漁場として知られる伊庭内湖(東近江市伊庭町など)で13日、地元のボランティア団体「伊庭の里湖づくり協議会」が、外来魚駆除のための釣り大会を開いた。県内外から約300人の親子連れらが参加。一斉に釣り糸を垂らしていた。琵琶湖固有の生き物や生態系を守ろうと2008年から毎年実施されている。今回は琵琶湖の水環境保全に取り組む「ヨシでびわ湖を守るネットワーク」のメンバーなども合流した。 協議会の田中信弘会長によると、当初は大型のブラックバスが多かったが、最近...
■エリ漁体験:琵琶博が募集 来月4、5日(毎日jp滋賀)
琵琶湖に伝わる伝統漁業「エリ漁」を体験できる「漁師さんと行くエリ漁ツアー」の参加者を、県立琵琶湖博物館(草津市下物町)が募集している。 エリ漁は湖底に突き刺した棒に網を張って傘のような形にし、回遊するコアユなどを追い込む漁法。ツアーでは地元...
■15日に県警・草津署が自転車の危険行為(滋賀報知新聞ネット版)
=取り締まりと啓発活動=
◇全県
道路交通法の改正により一日から、自転車運転で信号無視や一時不停止などの「危険行為(十四ケース)」を三年以内に二回以上繰り返し警察に摘発されると、三か月以内に「自転車運転者講習会」を受講することが義務づけられた。受講料は五千七百円。指定された期限内に受講しないと五万円以下の罰金が科せられる。
自転車事故の多くは、「赤信号無視」や「一時不停止」といった自転車の重大なルール違反が原因になっている。
そこで警察では、受講義務の対象となる危険行為十四ケースを定めたもの。
この改正に伴い、県交通対策協議会では二日、パルコ前で啓発活動を実施した。また十五日は県警と草津署が草津市管内で取り締まりと啓発活動を行う。
さらに県、県警、県教育委員会など百六機関は七月十五〜二十四日、夏の交通安全県民運動を繰り広げ、自転車の安全利用を訴えていく。
十四行為は、次の通り。(1)信号無視(2)通行禁止道路(場所)の通行(3)歩行者用道路での歩行者妨害(4)歩道通行や車道の右側通行など(5)路側帯での歩行者の通行妨害(6)遮断踏切への立ち入り(7)左方車優先妨害・優先道路車妨害=信号のない交差点などで、左から来る交差車両や優先道路などを通行する交差車両などの進行を妨害したり、交差点にはいるときに徐行しないなどの行為(8)右折時、直進車や左折車への通行妨害(9)環状交差点安全進行義務違反(10)一時不停止(11)歩道での歩行者妨害など=歩道の車両寄りの部分や通行指定部分を徐行しなかったり、歩行者の通行を妨害しそうなのに一時停止しないなどの行為(12)制動装置不備の自転車の運転(13)酒酔い運転(14)安全運転義務違反=ハンドルやブレーキなどを確実に操作せず、また他人に危害を及ぼすような速度や方法で運転する行為。
15/06/13
■改正道交法施行、県警が15日に一斉取り締まり(asahi.com滋賀)
自転車で信号無視や、酒酔い運転、車道の右側通行、したことありませんか。自転車で危険な運転を繰り返すと有料講習の受講が義務づけられた改正道路交通法が今月、施行された。県警は15日、県全域で一斉に取り締まり、自転車の安全運転を呼びかける。
「危険行為を繰り返すと、『自転車運転者講習』の受講が義務に」。県警は5月から県内でチラシを配り、ルール変更を知らせる。改正道交法は、自転車の悪質な交通違反14項目を「危険行為」に指定。信号無視やブレーキ不備の自転車の運転などが対象だ。スマートフォンを操作しながら運転して人に危害を加えた場合、危険行為の一つ「安全運転義務違反」になることがある。
14歳以上が3年間に2回、危険行為で交通切符(赤切符)を交付されたり、人身事故を起こしたりすると、約3時間の安全講習を受講しなければならない。受講料は5700円。受講しないと、5万円以下の罰金が科される。
15/06/12
■大津、市内宿泊に割引券 大手サイトで最大2万円(ChunichiWeb滋賀)
大津市は、市内の約五十カ所の宿泊施設限定で最大二万円の割引を受けられる「おおつどーんと割引クーポン」の発行を六月から始めた。国の交付金を利用した大きな割引が注目を集め「想定外の売れ行き」(市担当者)で、市は一過性に終わらせまいとリピーター獲得に策を講じている。
クーポンは県内各市町が発行した「プレミアム商品券」と同じく、地域の消費喚起のための国の交付金を活用。割引は二万円、一万円、五千円の三種類があり、十二月末までに計七千組、総額六千万円分を発行する。
市内の年間宿泊者数は近年増加傾向にあるが京都を訪れる観光客が大津で宿泊だけしていく例も多く、市内での滞在時間を増やすことが課題。そこで市は宿泊施設を運営する事業者に、クーポン利用者向けに琵琶湖クルーズや近江牛料理などを盛り込んだ観光プランづくりを呼び掛け。またクーポンを魅力発信のチャンスととらえ、びわ湖バレイや雄琴温泉など市内の観光スポットを紹介する特設サイトを作って全国にPRする。後日、クーポン利用客のアンケートも実施するという。
クーポンは六〜十二月の毎月一日に一カ月分を発行し、その月内に宿泊施設を予約してもらう仕組み。六月分は二万円と一万円のクーポンが既に売り切れた。
市観光振興課の担当者は「これを機にぜいたくをして大津の魅力を知ってもらいたい」と話している。クーポンはインターネットの予約サイト「じゃらんnet」のみで購入可能。(問)観光振興課=077(528)2756(原田晋也)
15/06/11
■滋賀県が琵琶湖の水草フォーラムを開催(建通新聞電子版)
琵琶湖の水草フォーラム 6月27日/滋賀県
水草問題の現状と対策、有効利用について、情報提供や最新の研究を紹介する。定員100人で、午後1時開始。会場はコラボしが21(大津市)。
■伊庭内湖外来魚駆除釣り大会 びわこの生態系を守ろう!(滋賀報知新聞ネット版)
=13日 能登川水車とカヌーランドで=
◇東近江
伊庭の里湖づくり協議会は、伊庭内湖の自然を守る会などの団体と連携し、十三日に能登川水車とカヌーランド周辺(東近江市伊庭町)で「外来魚駆除釣り大会」を開催する。
琵琶湖の生態系を脅かすブラックバスやブルーギルなどの外来魚を駆除し、固有の生き物や生態系を守り続けていく大切さを市民に啓発することを目的に開く。
参加無料。先着二百人で、事前申し込み不要。現地では釣り竿(一家族二本まで)やエサを準備しており、家族やグループでも気軽に参加できる。
時間は午前十時(受付九時半)から午後二時まで。荒天中止。小学生以下は保護者同伴。昼食や飲み物は各自で持参し、怪我防止のため必ず帽子と長袖を着用する。
問い合わせは、同協議会事務局(0748―24―5633)まで。実施有無は、午前八時以降にテレホンサービス(0748―24―1241か、24―1242)へ。
■ミシガン湖の誘客学ぶ 訪米の知事、琵琶湖PRの手本に(ChunichiWeb滋賀)
【ランシング(米ミシガン州)=井上靖史】県と姉妹県州協定を結ぶ米国ミシガン州を八〜十三日の日程で訪問中の三日月大造知事は九日(日本時間十日)、誘客に成功している州の経済開発公団のデービッド・ウエスト観光副局長と州都ランシングで意見交換した。
ウエスト副局長は、琵琶湖の八十四倍の面積を誇るミシガン湖を引き合いに、豊かな自然を前面に出す「ピュア(純粋な)ミシガン」というキャッチフレーズで成功していることを紹介。「全米一の好景観に選ばれた湖畔の砂丘や、百二十九ある灯台を巡るツアーなどをアピールしている」と述べ、人気の背景を説明した。
面会後に三日月知事はグランドヘブン州立公園まで車で移動し、ミシガン湖畔を散策。「水辺がきれいで癒やされる。琵琶湖にも同じものがあるので、売り出し方を学ぶべきだ」と強調。琵琶湖の「ピュア」のPRに力を入れる考えを示した。
三日月知事の訪米は、州内に開園する日本庭園の茶室が信楽焼の茶器で統一されたことに謝意を示す茶会を現地で催すのが主な狙い。滋賀の魅力紹介や物産トップセールスも展開する。
15/06/10
■エルニーニョ現象強まる 雨の日増える可能性も(47NEWS)
気象庁は10日、太平洋赤道域の海面水温が南米ペルー沖で高まるエルニーニョ現象について、「強まりつつある」との監視速報を発表した。日本列島では梅雨の後半ごろ、雨の日がより増える可能性があるという。
気象庁によると、ペルー沖監視海域の5月の平均海面水温は28・3度だった。基準値とする過去30年間の平均値と比べ1・2度高く、4月の0・8度より拡大した。
太平洋赤道域の海面水温は広い範囲で平年よりかなり高く、赤道域の中部では東風が弱い状態で、4月よりエルニーニョの特色が明確になった。
日本付近では、エルニーニョの影響で梅雨の期間が長引き、雨が増える可能性がある。
■江津湖の外来魚対策:再放流禁止条例施行2カ月 回収ボックスに150匹 釣り客にマナー定着?(毎日jp熊本)
熊本市が江津湖(東区、中央区)の在来種の生態系を守るため、外来魚の再放流を禁止する条例を施行して2カ月が過ぎた。釣った外来魚は回収箱などに投入されており、8日までに約150匹、130キロが確認された。再放流などの禁止行為は確認されておら...
■琵琶湖岸の眺望、対岸同士でルール化 大津・草津市、連携へ(京都新聞電子版)
琵琶湖を挟んだ対岸の眺望や旧東海道の景観を守り向上させるため、大津市と対岸の草津市は、共通の景観ルールづくりに取り組む方針を固めた。自治体が連携して景観政策を進めるのは県内では初めてとなる。
両市は旧東海道でつながり近江八景もそろうことなどから、2010年、景観上の課題についての協議を開始。13年には「びわこ大津草津景観推進協議会」を設置し、毎年交互に景観をテーマにしたイベントに取り組んできた。
両市はさらに踏み込んで景観政策を連携して進めるため、10月にも同協議会を地方自治法に基づく法定協議会に移行させ、両市共通の景観政策の実施主体とする。
法定協議会では、両市の琵琶湖岸に眺望ポイントを設け、ポイントからの眺めに悪影響が及ばないよう、建物の高さや色彩などを規制するルールづくりに取り組む。旧東海道の景観では両市で連続性のある景観を形成するため、共同デザインの案内看板設置や、屋外広告看板の基準統一などを検討課題とする見通し。
10日にあった大津市議会の一般質問の中で、玉井義文都市計画部長が「法定協議会設置へ草津市と共通認識に至った。10月の協議会で正式に合意してから速やかに(共通ルールを)提案できるようにしたい」と述べた。
複数自治体の景観ルールでは、関門海峡を挟んで向かい合う北九州市と山口県下関市が法定協議会を設置し、両市内を5ゾーンに分けて高さや色を共通の基準で規制している。京都府も天野橋立の景観を守るため宮津市と与謝野町にまたがる景観計画を策定している。
■汚染木くず投棄社長に賠償請求 滋賀県、工事費など500万円(京都新聞電子版)
滋賀県高島市内の河川敷に放射性セシウムに汚染された木くずが不法投棄された問題で、滋賀県は10日、投棄した会社社長に対して、現場の応急工事費用や損害賠償として約500万円を請求したことを明らかにした。
同日開かれた県議会の委員会で報告した。木くずの飛散防止のため県が設置したブルーシートや柵の工事費用など約310万円を、河川法違反による負担金として支払いを求めた。木くずの撤去に立ち会うための職員の旅費や放射能検査費用など約190万円は損害賠償として請求した。
5月29日に配達証明郵便で送った。県は「請求に応じなかった場合、訴訟を検討する」としている。
■ガソリン7週連続値上がり 143円40銭、卸価格上昇(産経ニュース)
経済産業省資源エネルギー庁が10日発表した8日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、1日の前回調査より50銭高い143円40銭だった。値上がりは7週連続。
一部の石油元売りが卸価格を引き上げたことを反映した。外国為替市場で円安が進んだことも、ドル建て原油価格の押し上げ要因となった。調査した石油情報センターの担当者は「来週も値上がりが続きそうだ」としている。
地域別では35府県で価格が上がった。上昇幅が最も大きかったのは岡山の2円50銭で、青森の1円70銭、徳島の1円30銭が続いた。横ばいは宮城や大阪など5府県。福島や愛媛など7都道県は値下がりした。
ハイオクは50銭高い154円20銭、軽油は40銭値上がりの122円ちょうどだった。
■レギュラーガソリン、前週比0.5円高の143.4円…7週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が6月10日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月8日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.5円値上がりし、1リットル当たり143.4円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは7週連続となる。
地域別では、中国で0.9円、九州・沖縄で0.7円、中部で0.6円、東北で0.5円、近畿と四国で0.3円、関東で0.2円値上がり。北海道では0.3円、値を下げた。
ハイオクガソリンは前週比0.5円高の154.2円、軽油は0.4円高の122.0円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月10日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.9円/リットル(前週比+0.9円)、ハイオクは146.6円/リットル(同+0.9円)、軽油は109.8円/リットル(同+1.6円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■『熱気球フライト』で琵琶湖の青空×ピンクのハス群生×緑のド迫力滋賀連峰を満喫 〜 7月24日(金)から8月10日(月)まで・12日間 〜(BIGLOBEニュース)
滋賀県草津市では、熱気球から見る琵琶湖の美しい景観と雄大な山々を存分に体感できる『熱気球フライト(※係留)』を2015年7月24日(金)から8月10日(月)の間、金・土・日・月曜日、12日間開催します。
この時期には、びわこ烏丸半島、大群生地の蓮(ハス)が開花します。上空の景観とともに、地上では、ピンク色に咲き誇った、ハスの花を楽しむことができます。琵琶湖を取り囲むように連なる伊吹山・箱館山・比良山・比叡山の並びの迫力は圧巻です。
※ 係留とは
係留とは気球をアンカーにつなぎ止めておくことです。上空20〜30mくらいの高さまで上がりますが、それ以上は上昇しません。約5分程度、上昇・滞留・降下しますので安全です。
【開催概要】
開催期間
(早朝)7月24日(金)から8月10日(月)[金・土・日・月曜日の12日間]
午前6時から午前9時の間
※当日、雨天や風の影響で気流等が安定しない場合は中止することがあります。
実施場所
滋賀県草津市烏丸半島 滋賀県立琵琶湖博物館前広場(草津市下物町1091)
事前予約
搭乗日の4日前までにインターネット上の申込フォーム、または所定の申込書でFAXにてお申込みください。(一部当日申込みあり)
2016年6月15日(月)より草津市観光物産協会ホームページより受付開始します。
搭乗料金
大人(中学生以上) :予約2,000円、当日2,500円
子ども(4歳以上:保護者の同乗要):予約1,000円、当日1,500円
4歳未満(保護者の同乗要) :無料
※料金の支払いは当日受付にて
搭乗時間
1回:5分程度
搭乗者
平日は大型1機の最大8名、250名程度を募集します。
土・日は大型1機と中型1機の最大13名、350名程度を募集します。
予約の受付のみではなく、当日の受付も行ないますが、料金が異なりますので、ご注意ください。
その他
期間中に草津市内の宿泊施設でご宿泊いただくと、熱気球搭乗時に割引特典が受けられます。
実施主体
草津熱気球搭乗事業実行委員会
【構成メンバー】
草津市観光物産協会/草津商工会議所/KHC会(草津ホテル連絡協議会)/一般社団法人草津北部まちづくり協議会/道の駅草津(グリーンプラザからすま)/草津市(市立水生植物公園みずの森、商工観光労政課)
■リゾートマンションに定住者増 滋賀・守山(京都新聞電子版)
滋賀県が掲げた「リゾートネックレス構想」の一環として、1989年に守山市の琵琶湖岸に建設されたリゾートマンションに定住者が増え、300人を超す状態になっている。建築時に市が「定住目的に利用しない」ことを条件にしたが、法的な規制ではなく、住民登録を受理するようになった。駐車場が足りないため観光シーズンには周辺に多くの違法駐車が発生しているほか、ごみ回収など行政サービスが受けられない状態が長年続いている。
守山市今浜町の「琵琶湖アーバンリゾート」。民間会社が15階建て3棟で約770戸を建設し、当初は管理規約に「守山市の行政指導により、定住目的として使用できないものとする」と明記。現在はT番館のみ規約が改定され条文が削除されているが、U、V番館はそのまま残っている。
市によると、当時の開発指導要綱に基づき、開発業者との間で「非定住」と取り決め、駐車場台数は世帯数の50%でよいなど建築要件が緩和された。数年後から定住希望者が出てきたが、当初は住民登録しないよう求めていたという。
同構想の廃止や転売などで販売価格が5分の1近くまで下がったこともあり、98年ごろから定住目的の購入者が増え、次第に転入届を受理するようになった。今年3月末現在、住民登録しているのは全体の約3割にあたる236世帯(325人)。特に、ここ3年ほどで50世帯も増えた。
秋山新治副市長は「社会情勢が変化した。どうしてもここに住みたい人を拒否するわけにはいかない」とする。管理会社のアーバンサービス(大阪市)は「定住するかどうかは所有者の意思で、管理組合は住民票の移動を把握していない。行政サービスの改善を求める声は従来からあり、市と連絡を取り合って対処している」と説明する。
リゾートマンションへの定住は全国的に広がっており、定住者が人口の1割を超える新潟県湯沢町では、事業系として従来は対象外だったごみの回収を2011年度から行っている。
日本マンション学会副会長の鈴木克彦京都工芸繊維大教授は「全国的には空き家化が課題で、定住者は歓迎される傾向がある。都市部に近い守山市のケースは珍しく、現状に合った規約の見直しができるよう、管理組合にマンション管理士を派遣するなど市が支援できないか」と話す。
15/06/09
■参加者募集 地引網体験(滋賀報知新聞ネット版)
◇近江八幡
近江八幡市の自然環境保全ボランティアグループ「琵琶湖お魚探検隊」は七月十一日、休暇村近江八幡前の宮ヶ浜で催す「地引網体験」の参加者を募っている。
実際にびわ湖に仕掛けた地引網を参加者全員で引き上げ、どんな魚が獲れたのかを専門家から学び、びわ湖に生息する魚類について知識を深める。
また、浜辺では、筏を作って湖上で試乗したり、ゲームなどを楽しむほか、湖畔の清掃活動にも取り組む。
午前九時に宮ヶ浜駐車場に集合。小雨決行。午後一時終了の予定。
募集人数は、親子五十組。参加費一家族千円。参加申し込みは、住所、氏名、年齢、連絡先を明記してFAX(0748―36―5882)へ送る。問い合わせは、丹波さん(TEL0748―32―2792)へ。
■大津宿泊 お得クーポン(YomiuriOnLine滋賀)
◇50施設最大2万円引き 市、リピーター獲得目指す
大津市は、市内約50か所の宿泊施設を最大2万円引きで利用できる「おおつどーんと割引クーポン」の発行をインターネットで始めた。12月末までに7000組、総額6000万円分を発行。市内滞在時間を増やし、各地で観光を楽しんでもらいたい考えだ。(池内亜希)
クーポンは、国の「地方創生」交付金を活用。1万円で1万2000円分の買い物が市内でできる「おおつ光ルくんのお宝プレミアム商品券」に続いて発行する。
2014年の市内の宿泊者数は132万人で、13年の128万人に比べて4万人増加。ただ、京都を訪れる観光客が宿泊先を求めて流れてきている面もあり、「大津の魅力を幅広い世代に知ってもらい、周遊を促したい」と宿泊施設のクーポンを初めて企画した。
割引額が最大2万円と高額で、転売防止のため、ネットでの発行、利用に限った。
希望者は、インターネットの宿泊予約サイト「じゃらんnet」に無料会員登録。専用ページ(http://www.jalan.net/theme/furusato_coupon/150601otsushi/)でクーポンを取得し、予約する際に使う。
クーポンは5000円、1万円、2万円割引の3種類。いずれも宿泊代金の半額を上限に利用できる。
6〜12月の毎月1日に、当月分を発行。クーポンを取得した月内に宿泊施設を予約し、翌々月末までに宿泊、チェックアウトする。
発行を前に、5月には宿泊施設を運営する事業者向けに説明会を実施。琵琶湖クルーズや近江牛といった滋賀・大津を満喫できるプランを組むなど、何度も訪れるリピーター創出につながる旅作りを呼びかけた。
すでに6月分のクーポンは、受け付けが順次終了する人気で、市観光振興課は「予想以上の反響。市内の宿泊施設と連携し、魅力ある旅作りを目指したい」としている。
問い合わせは同課(077・528・2756)へ。
◇米原は特産品3割引き
米原市と市商工会は、インターネット通販サイト「オリテ米原」(http://orite.net/)で、特産品を3割引きで販売する「ふるさと割」キャンペーンを始めた。来年1月末まで。
24事業者、156商品が対象で、「北新豆腐店の大豆の玉手箱」1890円(通常料金2700円)、蛍の里の条抜き米5キロ1750円(同2500円)、漆塗り箸セット3360円(同4800円)など。
通販サイトから商品を選び「カートに入れる」、「クーポンを使う」をチェックすれば、割引が受けられる。国の「地方創生」交付金を活用しており、予算の上限に達した時点で終了。品切れの商品も出ている。
通常料金の5000円以上を購入し、アンケートに協力した人は送料が無料。アンケート回答者の中から毎月抽選で3人に3000円相当の商品を贈る。
問い合わせは同商工会(0749・52・0632)へ。(黒川武士)
■減らそう外来魚 戸田で釣り大会(TOKYO Web埼玉)
ブルーギルなど外来種の魚を対象にした釣り大会が八日、戸田市重瀬の道満河岸(どうまんがし)釣り場で行われた。増え続けるブルーギルが釣り餌を食べてしまう被害が相次いでおり、釣り場を管理する戸田市観光協会の主催で実施された。
釣り場は広さ約三万四千平方メートルで、荒川から五百メートルほど東の池にある。ヘラブナの釣り場として人気がある。市観光協会によると、一九九九年の台風で荒川の水があふれ、荒川に生息するブルーギルなどが釣り場に入ってきたという。釣り場管理人の峰岸孝さん(79)によると、現在は千匹以上のブルーギルが生息。ヘラブナが食べられる被害はないが、釣り餌を食べてしまうという。
大会には十九人が参加。三芳町の会社員池上宏明さん(55)は「一匹でも多く釣りたい」と、体長約一五センチのブルーギルを釣り上げた。全体では約四時間でプルーギル二十三匹などが釣れた。(井上真典)
15/06/06
■クロマグロ、釣りも規制検討へ=全国で実態調査−水産庁(jiji.com)
太平洋クロマグロの資源管理強化に向け、水産庁が、遊漁船やプレジャーボートなどの釣りについて規制の検討に入ることが6日、明らかになった。水産庁は釣りによるクロマグロの漁獲量などの実態調査を進めており、結果を踏まえて検討作業を本格化させる。
クロマグロをめぐっては資源の減少を踏まえ、国内漁業者を対象に今年から、30キロ未満の未成魚の年間漁獲量が2002〜04年平均の半分の4007トンに削減された。これを受け漁業者の間には、釣りに対する一定の規制が必要との声が出ている。
釣りによるクロマグロの漁獲量は正確なデータがないが、年間数十トン程度とみられている。このため水産庁にも「法的規制ではなく、まずは未成魚の漁獲抑制などを釣り人に呼び掛ける形になるのではないか」との見方がある。
水産庁は現在、各都道府県を通じ、14年中に遊漁船から釣ったクロマグロの尾数や重量、処理の仕方などを調査。日本釣振興会(東京)を通じて、釣り人へのアンケートも実施し、近く結果をまとめる。
■ふなずしづくり、しませんか(asahi.com滋賀)
湖国のソウルフード「ふなずし」を作ってみませんか――。滋賀県内の漁協のふなずし講習会や遊覧船会社の体験クルーズが人気で、今夏も企画されている。夏に漬け込めば、年末には食べ頃のふなずしが楽しめるという。
沖島(近江八幡市)、朝日(長浜市)、彦根市磯田、玉津小津(守山市)の4漁業協同組合と南郷水産センター(大津市)は、ふなずしの漬け方講習会を開く。昨年は計700人が参加した。
漁師の指導を受けながら、塩漬けにしたニゴロブナを炊いたご飯に漬け込む「飯漬け」の過程を体験する。
15/06/04
■滋賀・雄琴発クルーズ好調 大津商議所、今年も期間延長方針(京都新聞電子版)
大津商工会議所などが大津市のおごと温泉港を拠点に運航している期間限定の観光船「びわ湖・湖上お散歩クルーズ」が人気を集めている。就航初年の昨年度は乗船客が当初予定の1.5倍に達し、運航期間を急きょ延長した。今年も期間を延長する方針で、同商議所は「大津の新たな観光の魅力として、クルーズを充実させたい」と意気込んでいる。
お散歩クルーズは土・日曜の午後4時半におごと温泉港を出港。南湖を北上して琵琶湖大橋をくぐり、1時間後に同港へ戻るコース。おごと温泉に宿泊する楽しみを増やそうと、大津商議所がびわ湖大津観光協会や琵琶湖汽船などと連携し、昨年4月末から運航を始めた。
当初は9月末までの5カ月間の運航を予定。1500人の利用を目標にしていたが、夏休みには追加便を出すほどの人気となり、目標の1・5倍となる2257人が乗船した。このため、10〜12月初旬と今年3月の運航を追加した。初年度の乗船客は計2833人に達した。
おごと温泉の旅館・ホテル宿泊者は大人千円で乗れるよう乗船料金を抑えたことに加え、旅館にチェックイン後に乗船して夕食までに戻れる時間設定が好評という。5月23日に乗船した名古屋市名東区の主婦草野佐和子さん(59)は「浮御堂を琵琶湖側から見られて最高だった」と景色の魅力を話していた。
ただ、料金を抑えるために初年度は県から約150万円、今年も100万円の運航補助を受けているのが現状で、独立採算での運航にはさらなる乗客増加が不可欠だ。大津商議所は「船内にコース案内のガイドを置くなどの充実策を検討して、大津全体の観光を盛り上げていきたい」としている。
宿泊客でなくても乗船できる(大人1300円)。問い合わせは琵琶湖汽船予約センターTEL077(524)5000。
■大空はばたけ鳥人間(タウンニュース)
東海大学の学生人力飛行機チームが7月25、26日に滋賀県彦根市で行われる「第38回鳥人間コンテスト2015」(主催/読売テレビ)に出場する。琵琶湖に設けられた500メートルのコースの往復タイムを競うレースに手作り飛行機で挑む。
同コンテストに出場するのは2年連続、29回目。4年ぶりの出場を果たした昨年は完走できず記録なしの結果に終わったが、「今後に希望が持てる、綺麗な飛び方だった」と同チーム代表の花井彰充さん(工学部航空宇宙学科3年)は話す。今年も、設計図などを提出して行われる書類審査に合格し、無事出場を決めた。
チームの伝統は、機体の下に翼がついた低翼式の飛行機でコンテストに挑むこと。世界記録の飛距離を樹立し、現在人力飛行機の中で主流のモデルとなっているのは機体の上に翼を設置する高翼式のダイダロス型だが、「せっかくテレビにも取り上げられる鳥人間コンテストで、同じような形の飛行機ばかりではつまらない」と、安定性には欠けるが、長い翼となめらかなフォルムが美しい低翼式にこだわる。
昨年の結果から、パイロットの体力不足が課題に挙がった。「パイロットにまず求められるのは軽さ。その上で機体を操縦して、動力となるペダルを漕ぎ続けるスタミナも必要です」と花井さん。パイロットの体力養成は、同大体育学部の教員、学生らが全面バックアップする。特別トレーニングメニューで持久力はもちろん、脚力、体幹も鍛え上げた。
現在チームに所属するのは65人ほど。全学部の学生が所属可能だが、理系学部の学生がほとんどだ。授業で学んだ知識が、機体の素材選択や、設計などの役に立つ。「具体的に習ったことを実践する場があるので勉強も楽しい。いろんな学部学科がある東海大だからこそのチームワークも他チームには真似できないところ」と胸を張る。
先輩たちから受け継いだ機体には、後継者という意味のドイツ語「Nachfolger(ナーハホルガー)」と名前を付けた。花井さんは「目標は優勝。そのためには完走しなければいけない。先輩たちのように、後輩たちにつなげられるようなフライトにしたい」と話す。静岡県富士川滑空場で今年行ったテスト飛行での、翼を大きく広げてふわりと飛ぶ機体の様子が目に焼き付いて離れないという。「機体や飛び方の美しさで、人力飛行機の魅力を伝えたい」と、チームの誇りを詰め込んだ自慢の機体とともに、青空に向かってペダルを漕ぐ。
15/06/03
■滋賀も梅雨入り、傘の花咲く 全域でまとまった雨(京都新聞電子版)
近畿地方が梅雨入りしたとみられる3日、晴天続きだった滋賀県内では十数日ぶりに雨が降った。久しぶりの雨は花を付け始めたアジサイをぬらし、乾いていた大地を潤した。
彦根地方気象台によると、3日は南の海上にある前線が北上して湿った空気が入ってきたため、県内全域でまとまった雨となった。大津市は最高気温が23・1度までしか上がらず、10日ぶりに25度を下回った。街中を歩く女性たちは、ここしばらく日中の必需品だった日傘をカラフルな雨傘に持ち替えて足早に目的地まで向かった。
梅雨入りは昨年と同じ日で、平年より4日早い。4日はいったん天気が回復するが、5日以降は雲が広がりやすい日が続き、雨が降る日もある見込み。
■ガソリン6週連続値上がり 「来週は小動き」(47NEWS)
経済産業省資源エネルギー庁が3日発表した1日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、5月25日の前回調査より20銭高い142円90銭だった。値上がりは6週連続。
5月中旬までに原油価格が上昇した分を給油所がガソリンの小売価格に反映させたためで、調査した石油情報センターは「来週は小幅な値動きになる」とみている。
地域別では29都道府県で価格が上がった。上昇幅が最も大きかったのは長崎の1円60銭で、宮城の1円40銭、大阪の1円ちょうど、北海道の90銭と続いた。横ばいは青森など7県。栃木や神奈川など11県は値下がりした。
■レギュラーガソリン、前週比0.2円高の1642.9円…週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が6月3日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月1日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.2円値上がりし、1リットル当たり142.9円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは6週連続となる。
地域別では、北海道で0.9円、近畿と九州・沖縄で0.4円、東北で0.2円、中部と中国、四国で0.1円、値上がり。関東では0.1円値を下げた。
ハイオクガソリンは153.7円、軽油は121.6円、ともに前週の調査から0.1円上昇した。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、6月3日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.0円/リットル(前週比−0.4円)、ハイオクは145.7円/リットル(同+1.2円)、軽油は108.2円/リットル(同+0.9円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/
■燃料油の国内販売が13か月ぶりにプラス、ガソリンなどの販売が増加…4月(Responce)
資源エネルギー庁が発表した4月の石油統計速報によると、燃料油の国内販売は前年同月比6.1%増の1494万キロリットルと、13カ月ぶりに前年を上回った。
油種別では、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油は前年同月を上回ったものの、ジェット燃料油、B・C重油が前年同月を下回った。
燃料油の生産は、ガソリンや軽油、ナフサが増加して、同2.1%増の1500万キロリットルと前年を上回った。
燃料油の輸入は同19.6%増の291万キロリットルと4か月ぶりに前年を上回った。輸出も同6.8%増の259万キロリットルとプラスだった。
燃料油の在庫は、同1.4%減の943万キロリットルと8カ月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油が前年を上回ったが、ガソリン、灯油、A重油、B・C重油が前年を下回った。
《編集部》
■NY原油、半年ぶり高値 終値61ドル台(ChunichiWeb)
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)7月渡しが前日比1・06ドル高の1バレル=61・26ドルと、中心限月として約半年ぶりの高値で取引を終えた。
3日発表の米週間石油統計で原油在庫が減少して供給過剰感が後退するとの見方から買い注文が広がった。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が世界の石油需要は今年下半期に回復するとの見通しを示したと伝わったことも相場を押し上げた。
外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落し、ドル建てで取引される原油先物に割安感が出たことも買いを誘った。
■大好きな木崎湖に感謝 バス釣り愛好者がごみ拾い(大糸タイムス)
大町市平の木崎湖で5月31日、ブラックバス釣り愛好者らによる木崎湖クリーンアップイベントの初回が行われた。県内外から約30人の釣り愛好者が集まり、釣りの環境に恵まれた木崎湖を守ろうと、湖畔のごみを拾い集めた。
年2回のペースで継続していく考えで、次回は9月12日を予定している。
15/06/02
■滋賀は「近江県」に改名すべき? 県民アンケで質問へ(asahi.com)
県名は今のままでもいいですか――。滋賀県が2日から始める県民アンケートにそんな質問を盛り込む。県名のブランド力が弱いとして、県議会から「『近江県』にしてはどうか」と声が上がったためだ。県はアンケートをきっかけに、知名度を上げる議論を活発化させたい考えだ。
アンケートは20歳以上の県民3千人が対象。全42問で、県政への意見を募る。県名についての質問では「変える必要はない」「変えた方がよい」「わからない」の三つから選んでもらい、変えたい場合は県名も記入してもらう。7月に結果を発表する。
きっかけは2月の県議会。民間調査会社が2013年に公表した47都道府県の地域ブランド力調査で滋賀が39位とされた。これを受け、県議の1人が「近江商人」「近江牛」で知られる旧国名を県名にしてはどうかと提案した。県は、認知度を上げる策を考えるため、まず県名に対する意識を県民に聞くことにした。
15/06/01
■琵琶湖八珍:超人気 コースで一度に…おいしさ倍増 休暇村近江八幡(毎日jp滋賀)
琵琶湖だからこそ食べることができる特別な八つの食材「琵琶湖八珍」。近江八幡市沖島町宮ケ浜の「休暇村近江八幡」が八珍を一度に味わえるコースを発売したところ、予約を合わせて約1000食が売れるなど人気を呼んでいる。県も本格的にブランド化に乗り出し、今年度の新規事業に約400万円の予算を計上。商品化の促進や宣伝に力を入れ、琵琶湖八珍の認知度アップを図る。【山本直】
琵琶湖八珍は、県立安土城考古博物館の企画展示「華麗なる漁と美味なる食」(2013年)をきっかけに機運が高まり、県ミュージアム活性化推進委員会が料理の人気投票などを経て14年1月に選定した。「八」という数字には、島根県の「宍道湖七珍」への対抗心や、代表的な景勝地を集めた「近江八景」や「琵琶湖八景」に並ぶブランドにしたいという思いを込めた。
選ばれたのは、ニゴロブナ▽ビワヨシノボリ▽ビワマス▽ホンモロコ▽イサザ(以上、琵琶湖固有種)▽ハス▽コアユ▽スジエビ−−の8種。投票で人気の高かった▽うな丼▽アユの塩焼き▽シジミのみそ汁−−など一般的な料理の素材はあえて外し、琵琶湖の「個性」を重視した。
休暇村近江八幡はこの取り組みに着目。焼きふなずしやウロリ(ビワヨシノボリの稚魚)の卵焼き、ビワマスのきずしなど、調理方法を工夫し、8種全てを盛り込んだコース料理を4月に発売した。1700円のランチコースや、温泉入浴が付いた3300円の近江牛すき焼き付きコース(税込み、別に手数料10%)などがある(要予約)。
琵琶湖ならではの珍味を一度に味わえるとあって、旅行会社や客の評判は上々。休暇村近江八幡によると、手軽な1700円のランチが特に人気という。
県水産課は「八珍それぞれに旬があるので、全てをまとめて提供するには調理方法の工夫が必要。コースで出しているところは休暇村近江八幡しか把握していない」と評価。高山智行支配人は「正直なところ、こんなに人気が出るとは驚きだ。当初は1年間の期限付きでと考えていたが、その後も提供したい」と話している。
一方、県は今年度末までに、琵琶湖八珍を扱う飲食店や旅館、土産物店などを50店舗程度に拡充したい意向だ。
■琵琶湖の外来魚考えよう 草津で子どもら地引き網漁体験(ChunichiWeb滋賀)
体験しながら外来魚について考える「琵琶湖外来魚駆除の日」のイベントが三十一日、草津市の烏丸半島多目的広場であり、子どもたちが地引き網漁などを楽しんだ。
釣りの愛好家でつくる市民団体「琵琶湖を戻す会」(事務局大阪市、高田昌彦代表)が毎年五月の最終日曜日に開催。十四回目。
地引き網体験では、県漁協が幅三十メートルほどの網を用意。沖合七十メートルほどに投じ、網にくくり付けられたロープを岸壁から親子連れ約六十人が引っ張った。
二度の漁を行ったが、網に掛かったのは大量の水草とスジエビ、カネヒラの稚魚などほとんどが琵琶湖在来種。大型の外来魚は掛からず、毎年子どもと参加している栗東市の会社員舩田幸広さん(42)は「外来魚を減らす取り組みに効果が出てきたのかな」と話した。
会場では、外来魚の釣果を競う大会や在来魚を味わう試食会もあった。(井上靖史)