琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2015/07)

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15/07/30

■湖西道路に道の駅「妹子の郷」 大津、4日オープン(京都新聞電子版)
 大津市の湖西道路区間に初めて誕生する道の駅「妹子(いもこ)の郷(さと)」(同市和邇中)で30日、8月4日のオープンを前に施設内覧会が開かれた。滋賀県産木材で建てた建物は休憩場所と特産品販売所、地域防災拠点を兼ねており、同市などは「大津北部振興の起爆剤にしたい」と期待を寄せている。
 湖西道路和邇インターチェンジの京都方面行き車線に面した妹子の郷は、敷地面積約1万3600平方メートル。大津市と国土交通省滋賀国道事務所が約16億5千万円かけて整備した。
 トイレを併設した道路情報の提供施設、特産品販売所とコンビニエンスストア、レストランが入る地域振興施設があり、地下には毛布や飲料水などを保管する防災倉庫や自家発電設備も設けた。特産品販売所には地元の農家など約150の出品者が採れたて野菜や弁当、菓子などの加工品を並べ、観光客に大津北部の食や風土をPRする。
 妹子の郷のトイレとコンビニは24時間利用可。道路情報の提供施設とレストランは午前9時〜午後7時、特産品販売所は午前9時〜午後5時まで営業する

■炭火焼きホンモロコの試食も 水質調査とシンポジウム(滋賀報知新聞ネット版)
=8月1日 能登川博物館で=
◇東近江
 能登川博物館(東近江市山路町)とホンモロコ特産品化推進協議会は、八月一日に開催する「山路川探検隊―川の健康診断―」と「東近江市ホンモロコシンポジウム」の参加者を募っている。参加無料。
 毎年恒例の川の水質調査で、今年は二部構成で実施。第一部は午後一時半から、専門の講師のもと、生息している水生生物を観察しながら川の状態を調べ、環境問題や地域環境を考え、自然を大切にする意識を深める。雨天中止。定員三十人。
 第二部の「東近江市ホンモロコシンポジウム」は午後三時から「ホンモロコの生活について」と題して、県水産課の講演や、焼きたての炭火焼きホンモロコの試食を行う。雨天決行。定員六十人。
 集合場所はいずれも同館。第一部は長靴やタオル、網(ある人)などを持参する。どちらか一方だけの参加も可能。
 申し込みと問い合わせは、同館(0748―42―6761)か同協議会(0748―42―1331)へ。

■「ミドリガメ」 飼育規制に向け対策強化へ(NH NEWSK WEB)
ペットとして飼われていた「ミドリガメ」と呼ばれる外来種の亀が川や池に捨てられて繁殖し、各地で生態系を脅かしているとして、環境省は、輸入や飼育が規制される「特定外来生物」の指定に向けて対策を強化する方針を明らかにしました。
「ミドリガメ」と呼ばれペットとして親しまれているアメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」は、成長して飼えなくなったなどとして川や池に捨てられるケースが後を絶ちません。
この亀が各地で繁殖し、日本固有の亀の産卵場所を奪うなど生態系に深刻な影響を及ぼし、農作物への被害も出ています。
こうした事態を受けて、北村環境副大臣は、29日、名古屋市内のため池などを視察したあと、ミドリガメについて輸入や飼育が規制される「特定外来生物」の指定に向けて対策の強化に乗り出す考えを明らかにしました。
具体的には全国でミドリガメの生息状況や流通の調査を行うほか、住民や自治体などと協力して駆除を進める体制を作るとしています。
そのうえで、年間10万匹に上るとされるアメリカからの輸入を禁止し、その後、飼育を許可制にするなど5年後をめどに段階的に規制を強化することを検討するとしています。
環境省の推計では、全国で飼育されているミドリガメは180万匹に上るとみられるということで、北村副大臣は「規制の導入が逆に亀を捨てることにつながらないよう飼い主の理解を得ながら進めていきたい」と述べました。
「特定外来生物」は113種類
環境省によりますと、「特定外来生物」は現在113種類の生物が指定されています。
代表的なものには、北アメリカからペットとして輸入され、その後、捨てられたり逃げたりして全国各地で生息が拡大した「アライグマ」がいます。アライグマは農作物を食べたり、寺院などの天井に穴を開けたりする被害が確認されています。
また、南アメリカが原産地で第2次世界大戦中に毛皮のために飼育されていたものが逃げ出し、西日本を中心に生息が広がった「ヌートリア」や、北アメリカから食用魚として輸入され、釣り魚として人気があるため全国各地に放流されて生息が拡大した「オオクチバス」、通称「ブラックバス」もよく知られています。
さらに、オーストラリアが原産地で、貨物などに紛れて持ち込まれ、最近では全国各地で発見が相次いでいる「セアカゴケグモ」などもあります。
日本固有の生物や生態系などへの被害を防ぐため、環境省は、外来種について、「入れない・捨てない・ひろげない」の3原則を徹底してほしいと呼びかけています。

■ミドリガメ駆除、輸入禁止へ…販売・飼育も規制(YomiuriOnLine)
 ペットとして人気の外来種ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)について、環境省は29日、2020年をめどに輸入を禁止すると発表した。
 捨てられたカメが大量繁殖し、農作物や生態系に被害を及ぼしているためで、販売と飼育も段階的に規制する。すでに野生化したものは駆除する方針。

15/07/29

■野生ミドリガメ、国が駆除に本腰 生態系への影響大きく(毎日jp)
 ペットとして知られるアカミミガメ(ミドリガメ)が野生化して生態系に影響を与えているため環境省が駆除に乗り出す。29日、北村茂男副大臣が対策プロジェクトを発表する。
 北米原産の雑食性のカメで、最近は年間約10万匹が輸入されている。寿命は数十年、メスは最大2・5キロになる。露店やペット店で売られていた子ガメが、飼いきれなくなって捨てられて各地で繁殖。日本固有のカメとのエサの取り合いや、魚類、水生植物に対する食害などが起きている。
 このため、環境省は今年度から、全国的な現状調査を開始。生息数の推計や、生態系への悪影響を解明する。来年以降、いくつかの地域で駆除や捕獲技術開発などのモデル事業を始める予定だ。
 さらに飼育のあり方や生態系への影響について周知啓発を進めた上で、輸入規制や野外へ放すことを禁止する措置も検討する。環境省の担当者は「外来種対策の重要性への理解を深めるきっかけにしたい」と話す。(小坪遊)

■人気のミドリガメ、輸入規制へ 5年後めど、生態系に影響(47NEWS)
 「ミドリガメ」の名で知られる外来種「ミシシッピアカミミガメ」が日本固有の生態系に悪影響を及ぼしているとして、環境省は28日、輸入を規制する方針を固めた。5年後をめどに検討しており、29日に発表する。
 近年は年10万匹程度が輸入され、祭りの露店やペットショップで人気だが、将来的には店から姿を消しそうだ。環境省は規制開始の前に、まずは生息状況や効果的な駆除法を調べるため、2016年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。
 同省によると、アカミミガメは1950年代後半に米国からの輸入が始まり、13年時点では110万世帯で推計180万匹が飼育されている。

■ガソリン3週連続下落 142円50銭(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が29日発表した27日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、21日の前回調査よりも1円ちょうど安い142円50銭だった。値下がりは3週連続となった。
 円安の影響で原油価格は上がったが「前週に卸価格が下落した影響が出た」と調査した石油情報センターの担当者は分析。「来週も小幅な下落が続くだろう」とした。
 地域別では、すべての都道府県で価格が下がった。下落幅は高知が3円ちょうどで最も大きく、2円80銭の沖縄、2円30銭の青森が続いた。
 ハイオクは90銭安い153円40銭だった。軽油も80銭値下がりし、121円20銭となった。

■レギュラーガソリン142.5円、3週連続の値下がり…前週比1.0円安(Responce)
資源エネルギー庁が7月29日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月27日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から1.0円値下がりし、1リットル当たり142.5円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは3週連続。
地域別では、四国で1.3円、北海道で1.1円、関東と東北、中国、中部で1.0円、九州・沖縄で0.9円、近畿で0.8円、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは前週比0.9円安の153.4円、軽油は0.8円安の121.2円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月29日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は131.8円/リットル(前週比−2.3円)、ハイオクは143.1円/リットル(同−1.1円)、軽油は108.1円/リットル(同−1.4円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖のサンセット、ビール飲み楽しんで クルーズツアー運航始まる(産経ニュース)
 琵琶湖上のサンセットクルーズと、湖を望む「湖国の迎賓館」でのビール飲み放題がセットになった琵琶湖汽船(本社・大津市)のツアー「汽船deビール」の、今シーズンの運航が始まった。参加者らは、湖上からながめる夕景を満喫したり、湖岸でジョッキを酌み交わしながらショーを楽しんだりしている。
 汽船deビールは、毎日午後6時26分に大津港を高速船「ランシング号」で出発。缶ビールを手に、夕刻のクルージングを約10分間楽しみながら、湖国の迎賓館と呼ばれた旧琵琶湖ホテル(現・びわ湖大津館)に到着する。
 びわ湖大津館では、湖岸のオープンテラスがビール飲み放題の会場。こちらは、生ビールをはじめ、レモンサワーやウーロン茶などのドリンク計4種類、枝豆とベルギーポテトが用意されている。スペアリブやサーモンの香味フライなどの料理も提供される。
 第1、3土曜日は、大津市内のフラダンスグループがフラショーを披露している。
 汽船deビールは、同じ京阪グループの京阪電車で人気のイベント列車「ビールde電車」に合わせ、昨夏から運航。ビールde電車の浜大津駅出発と同じ時刻に、大津港を出る。運航は9月26日まで。料金は1人3500円(申し込みは2人以上)。乗船の申し込みは前日までに琵琶湖汽船予約センター(電)077・524・5000。

15/07/28

■滋賀県民の8割超、県名変更「不要」 県民アンケート(asahi.com)
 滋賀県の認知度を上げるために県名を変えた方がいいか否か。県が県民にアンケートしたところ「変える必要はない」が82・8%を占めた。「変えた方がよい」は6・5%だった。27日に発表した三日月大造知事は「今の県名への強い愛着の表れ」と述べ、「滋賀県」で通す決意を示した。
 民間調査会社の地域ブランド力調査で下位だった滋賀県は、2月の県議会で旧国名「近江」を県名にしてはどうかと議員提案があった。6月の県民アンケートで意見を募ったところ、無作為で選んだ3千人中1561人が回答。大半が「滋賀の名前に愛着がある」「県名変更よりも、他の政策に公費を使うべきだ」という意見だったという。
 一方で滋賀県は「あまり認知されていない」との回答が65・2%あり、三日月知事は「近江ブランドや琵琶湖を滋賀県の知名度に結びつけるため、努力していきたい」と話した。

■県名変更「必要なし」8割 県世論調査(ChunichiWeb滋賀)
 県の県政世論調査で注目されていた県名変更について、現在の滋賀のまま「変える必要がない」と答えた県民が82・8%を占めたことが二十七日分かった。六月の調査結果を受け、三日月大造知事が定例記者会見で明らかにした。県名を「変えた方がよい」は6・5%にとどまった。
 県民に尋ねたのは、「認知度向上のための変更に対する考え」。県広報課によると、「変える必要はない」の理由は、「滋賀」に「愛着がある」「好き」が七十三件と最多。「コストをかけるべきではない」も六十件あった。
 変更を支持した人のうち、具体的に名前を挙げたのは七十八件。「近江」を含むものが四十一件、「琵琶湖または琵琶」を含むものが三十二件、「柴香」「江州」「淡海」「安土」もあった。
 三日月知事は「滋賀という県名に対する強い思い、支持がある」と述べた。変更の議論はこれ以上しないとし、「(著名な)近江牛や琵琶湖と『滋賀』を結び付ける取り組みを戦略的にやらないといけない」と強調した。
 調査では県の認知度について「あまり認知されていない」が65・2%を占める結果も出ている。
 県議会二月定例会議で、議員から「知名度の高い『近江』にしては」と提案があり、三日月知事は「議論することは必要」として調査項目に加えた。
 調査は二十歳以上の県民三千人に調査票を郵送。千五百六十一人(52・0%)から郵送で回答を得た。結果は速報で、年齢や性別なども踏まえて分析した詳細を県は十月に公表する。(井上靖史)

15/07/27

■秋篠宮さまと佳子さま、滋賀訪問 びわこ総文の写真鑑賞(京都新聞電子版)
 28日に開幕する全国高校総合文化祭に出席するため、秋篠宮さまと次女佳子さまが27日、滋賀県を訪問された。草津市の県立琵琶湖博物館を視察後、大津市のピアザ淡海で総文の写真部門の展示を見て回った。
 琵琶湖博物館では、琵琶湖固有の淡水魚や、湖辺の生活文化の展示などを見学。同博物館によると、魚類に造詣が深い秋篠宮さまが「ハリヨは背びれにトゲがあって、巣をつくるんだよ」などと佳子さまに説明し、佳子さまも興味深そうに聞いていたという。
 約300点が並んだ写真部門の会場では、石山高3年金谷麻由佳さん(17)と膳所高3年柏優佳さん(17)の案内で鑑賞された。京都市動物園で撮影し、奨励賞に輝いた自身の作品を紹介した金谷さんは「佳子さまには『どのように撮られたのですか』と優しく声をかけていただいた」と緊張気味に振り返った。

■滋賀の県名「変えない」8割 県民は愛着多数(京都新聞電子版)
 滋賀県は27日、県の認知度を高めるため県名を変えるべきかどうか県民にアンケートしたところ、8割が「変える必要はない」と答えたとの結果を発表した。定例会見で三日月大造知事は「県名への非常に強い愛着を再認識した」として県名変更を検討しない考えを明らかにした。
 アンケートは県が毎年行っている県政世論調査の質問項目に入れ、今年6月に20歳以上の男女3千人に調査票を郵送した。1561人が回答した。
 県の認知度に関しては65・2%が「あまり認知されていない」と答えたが、県名変更については「変える必要はない」が82・8%を占めた。主な理由は「愛着がある」「好き」との内容が73件、「変更にコストがかかる」との趣旨が60件あった。「変えたほうがよい」は6・5%で、例として「近江県」「琵琶湖県」などが挙がったという。

15/07/26

■一面のヒマワリ、日差しに笑顔 滋賀・守山の琵琶湖岸(京都新聞電子版)
 滋賀県守山市今浜町の琵琶湖岸にある第1なぎさ公園で、約1万本のヒマワリが見ごろを迎えている。
 ヒマワリ畑は約4千平方メートルで、親子で花を楽しめるように、子どもの背丈ぐらいに育つ品種「キッズスマイル」を育てている。公園管理者の同市シルバー人材センターが今年は5月中旬種まきを始め、手いれをしてきた。
 三重県伊勢市の松原ひろ子さん(59)は「こんなにいっぱい咲いているのは見事、本当にきれいです」と笑顔で記念写真を撮っていた。
 ヒマワリは8月末まで楽しめるという。入場無料。

■琵琶湖に男性遺体 40〜60歳、白髪交じりの短髪(産経ニュースWEST)
 24日午後3時40分ごろ、大津市今堅田の琵琶湖沖約650メートルで、男性の遺体がうつぶせで浮いているのを、ボートで通り掛かった男性が発見し、110番した。目立った外傷はなく、滋賀県警大津北署が身元や死因を調べている。
 同署によると、遺体は40〜60歳ぐらいで身長は175センチ、白髪交じりの短髪。青のチェックの半袖シャツにベージュのズボンを着用していた。

15/07/25

■「鳥人間」琵琶湖で開幕…9月2日に日テレ系で(YomiuriOnLine関西発)
 琵琶湖の上空を手作り人力航空機で飛び、飛行距離や速さを競う「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2015」(読売テレビ主催)が25日、滋賀県彦根市の松原水泳場で始まった。26日まで。
 全国18都府県の37チームが3部門にエントリー。25日は、湖東岸の沖合500メートルを往復する「人力プロペラ機タイムトライアル部門」でスタートし、国宝・彦根城天守を望む高さ10メートルのプラットホームから各機が飛び立った。
 大会の模様は9月2日午後7時から、日本テレビ系で放送される予定。

■驚き、飛び上がるほど 滋賀・草津で熱気球の搭乗体験(京都新聞電子版)
 熱気球の搭乗体験が滋賀県草津市の烏丸半島で24日から始まり、早朝から約100人が空中散歩を楽しんだ。
 同市観光物産協会などでつくる草津熱気球搭乗事業実行委員会が企画し、今年で6年目。
 この日、午前6時から始まった搭乗体験には約100人が参加。地上20〜30メートルで静止したゴンドラから琵琶湖を取り巻く山々やハス群生地を楽しんだ。
 草津市の山本幸希さん(35)は「ふんわりと浮かんで驚いた。バーナーの音と熱にもびっくり」と話していた。
 搭乗体験は8月10日までの金、土、日、月曜日に開催予定。搭乗は午前6時から9時まで。気流が安定しない場合は中止。有料。問い合わせは市観光物産協会TEL077(566)3219。

■琵琶湖で男性溺れ死亡 大津(京都新聞電子版)
 25日午後2時10分ごろ、大津市北小松の小松浜水泳場で、遊泳中の兵庫県姫路市御立中8丁目、会社員の男性(41)の姿が見えなくなったことに妻(41)が気づき、監視員が119番通報した。約1時間15分後に消防隊員が男性を湖底で発見、救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は溺死。
 大津北署によると、男性は湖岸から沖合8メートル、水深約3メートルの底に沈んでいた。家族3人で訪れ、昼ごろから1人で遊泳エリア内を泳いでいたという。

15/07/24

■カジキ連発!!ヒットコール(SponichiAnnex)
 【釣り人掲示板】第37回国際カジキ釣り大会(JGFA主催)が海の日の20日、静岡県下田港をベースに開催された。釣り場の伊豆半島南部近海一帯は27度台の黒潮が差し込み絶好のコンディション。その高水温を反映し、早朝からヒットコールが連発した。その結果、T&R(タグ&リリース)15、キャッチ3、計18匹と上々の成績となった。(スポニチフィッシング・アドバイザー 林 悠二)
◎全国82チーム 〜静岡県下田港で国際大会
 世界最大規模のカジキ大会に全国から72チーム、406人が挑んだ今大会。大会は18日から3日間の予定だったが、台風11号の影響で初日、2日目はシケで中止。13チームがキャンセルし、いくぶん南西風が残る中で午前6時にスタートフィッシングとなった。
 「きょうは絶対に釣れますよ」――開催を前に、参加者に断言する渡邉清一郎大会実行委員長の声も弾んでいた。
 その言葉の通り開始早々から景気いいヒットコールが連発した。
「ダブルストライク!」の声も。だが、これらの正体はどれも良型キハダやサワラ。そんな中、21分間のファイトの末、7時34分に50ポンド(24キロ)テストラインで推定100キロのクロカジキをT&Rした「レイ・ア・ゴースト」(ケン・マツウラ・リール・ジャパン)がファーストマーリンをゲット。
 これを皮切りに「チームグランテム」「キングコング」「ファンタジア」「クレージーボーイズ」「イダテン」らが続き、10時半までに150キロを頭に11匹、正午までに13匹がカウントされた。主なヒットエリアは神子元東沖のトンガリ、ドンブカ、ヒョウタンなど。黒潮の勢力が強く、カジキなど回遊魚が好む目の覚める澄んだ青さが広がっていた。
 ストップフィッシングは午後2時。その寸前までヒットコールが途切れずに、参加者からは「大会が3日間できたらバテバテでしたね、きっと」の声も。1日だけとなった今大会は最後までヒートアップしていた。
◎自社製リールで1号をGET!
 ○…50ポンドリールを掲げ「自分たちで作ったリールで釣れてうれしいです」と、自社製リールでファーストマーリンをゲットした、ケン・マツウラ・リール・ジャパンの山口英樹さん(47=三重県津市)。「もうダメかと思っていたら、相手の方が先にバテてくれて助かりました」。
◎日本記録保持者 総合3位に笑顔
 ○…総合3位とレディース賞を獲得したのは「ブルーウオーター」の佐々木つぼみさん(28=横浜市、会社員)。ファイトタイム8分、父親の公明さん(58=輸入車販売)が、素早く2種のタグを打ちリリース。つぼみさんは08年に福島県小名浜沖でクロカジキ242・5キロ級を130ポンドテストラインで釣った日本記録保持者。「夢は30ポンドで200キロ級を釣ることです」と、T&R盾を手に、にこやかに話していた。
◎クロ2匹T&R 団体優勝に歓喜
 ○…1チームでクロカジキ2匹をT&Rして団体総合優勝に輝いたのは「チームマハロ」。「3匹釣ったボートがあると聞いていたけど…。優勝ですか、ありがとう」。まさかのVに歓喜するのは推定80キロを上げた咲間正勝さん(54=横須賀市、自営業)と、同70キロの山本智典さん(54=同、自動車販売)の2人。JGFAが人工衛星でカジキを追う「インテリジェント・タグ」を5本用意。うち1本が80キロの魚に打ち込まれた。これにより240日間にわたった遊泳経路を記録し続け、謎に満ちた生態を明かす一助にする試み。
 ◆大会成績(単位点)(敬称略)
 ▼団体総合 (1)チームマハロ390
 ▼ファーストマーリン賞 山口英樹(ケン・マツウラ・リール・ジャパン)225
 ▼個人団体 (1)池田慎太郎(アゲインファンタジア)260
 ▼レディース賞 (1)佐々木つぼみ(ブルーウオーター)260。

■日照不足?国内最大級ハス群生地の琵琶湖・烏丸半島、花少なく(京都新聞電子版)
 国内最大級の群生地とされる滋賀県草津市の烏丸半島のハスが、今年は開花が少なく関係者が気をもんでいる。近くの水生植物公園みずの森(下物町)によると、例年は見頃を迎える時期だが、現在も五分咲き程度。日照不足などが原因とみられ、「つぼみも少なく、このまま終わってしまうかも」と心配している。
 市によると、ハスの群生地は半島周辺の琵琶湖約13ヘクタール以上。例年は湖面を埋めるようにピンクの花が咲くが、今年はまばらなまま。同公園は「春先から日照時間が少なく、水温も上がらなかったことが影響しているのでは」とみている。
 台風11号などで悪天候が続いたため、彦根地方気象台によると、7月1〜22日の日照時間は大津市で1日平均約3・4時間。平年の7月より約1・9時間少ない。
 24日から烏丸半島で熱気球のフライト体験が始まり、25、26日には同公園ではす祭りが開催される。市観光物産協会のホームページで開花情報を掲載しており、事務局の市商工観光労政課は「何とかきれいに咲いてほしい」と願っている。

15/07/23

■ガソリン2週連続値下がり 143円50銭、原油安で(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が23日発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、13日の前回調査より1円20銭安い143円50銭だった。原油価格が下落したためで、値下がりは2週連続となった。
 米国の原油在庫量が増えたことや、ギリシャの財政問題が欧州の景気回復に影響するとの懸念で、原油の需給が緩むとの観測が広がった。調査した石油情報センターの担当者は「来週は小幅な値動きになるだろう」と分析した。
 地域別では、45都道府県で価格が下がった。下落幅は群馬が2円50銭で最も大きく、2円40銭の栃木、2円30銭の秋田が続いた。高知は横ばいで、香川は20銭値上がりした。
 ハイオクは1円30銭安い154円30銭だった。軽油は1円ちょうど値下がりし、122円ちょうどとなった。

■レギュラーガソリン143.5円、2週間連続の値下がり…前週比1.2円安(Responce)
資源エネルギー庁が7月23日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月21日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から1.2円値下がりし、1リットル当たり143.5円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは2週連続。
地域別では、関東で1.7円、東北で1.3円、中国と近畿、中部で1.1円、北海道で1.0円、九州・沖縄で0.9円、四国で0.5円、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは前週比1.3円安の154.3円、軽油は1.0円安の122.0円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月23日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.1円/リットル(前週比−1.2円)、ハイオクは144.2円/リットル(同−2.6円)、軽油は109.5円/リットル(同−0.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■親子で地引き網漁体験、歓声 滋賀・近江八幡(産経ニュース)
 地引き網漁の体験行事が、滋賀県近江八幡市の琵琶湖岸でおこなわれ、アユやフナなどが網にかかり参加した親子が歓声を上げていた。
 琵琶湖の自然や文化への関心を高め、湖をふれあいの場にしようと、地元有志のボランティア団体「琵琶湖お魚探検隊」が主催。参加者らはまず、金ばさみやごみ袋を手に持ち、湖岸を清掃。このあと沖島漁協の漁師らの指導で、参加者たちが地引き網を岸へたぐり寄せた。網の中にはアユやフナ、ハスなどがあり、中には全長75センチの大きなコイもかかって、参加者たちが「すごい」と大声で喜んでいた。
 取れた魚は、ビニールプールや水槽に移し、子供たちが観察したり触ったりしていた。

■住宅地にカワウ集団営巣 野洲、周囲に水辺なし(ChunichiWeb滋賀)
 野洲市永原の住宅街に駆除対象となっているカワウのコロニー(集団営巣地)があることが二十二日、大津市内であった県カワウ総合対策協議会で明らかになった。水辺に営巣するのが一般的なカワウだが、同所周辺に水環境はなく珍しいケース。今秋にも県が詳しく調べる。
 県野鳥の会からの報告として県担当者が紹介。コロニーは住宅街の一画にある史跡「永原御殿」の林で見つかり、約二百羽のサギ類のコロニーのほか、カワウ約三百羽の営巣地にもなっているのが確認されたという。一帯は野洲川や日野川まで二・五キロほど離れており、「通常カワウは水辺近くに巣を作ることで安心感を得る。今回のようなケースは珍しい」(県担当者)とみる。
 この日の会議では、住宅街のコロニーに対する課題が列挙され、日本野鳥の会滋賀の山岸忠彦代表は「空気銃や散弾銃を使った駆除はしにくい」と指摘。希少種のいるサギ類と混在していることも駆除の上での課題とされた。
写真
 在来魚の捕食やふん害が問題となっている県内のカワウは、今年五月の関西広域連合調査で昨年より七百七十羽少ない七千六百五十九羽を確認済み。本年度の捕獲目標を六千九百羽とすることが、この日の会議で了承された。(井上靖史)

15/07/21

■ブルーギル3時間で1100匹! 滋賀で駆除の釣り大会(京都新聞電子版)
 滋賀県近江八幡市の八幡堀で繁殖した外来魚を駆除する「八幡堀さかな釣り大会」が20日、開かれた。3時間の大会で一人で142匹釣るなど約1100匹、25キロのブルーギルを捕まえた。
 八幡堀は外来魚の繁殖でぼてじゃこやナマズが見られなくなり、市民グループ「八幡堀を守る会」が2002年から大会を催している。
 参加した親子連れ約80組は本町橋から幸円橋まで約300メートルの両岸で、釣り糸を垂らし当たりを待った。家族5人で参加した竜王小4年の中清水大和君(9)は次々とかかるブルーギルに「昔いた魚が戻ってくれれば」と話していた。

■42艇で釣果18本 下田で国際カジキ釣り大会(伊豆新聞電子版)
 第37回国際カジキ釣り大会(NPO法人ジャパン・ゲームフィッシュ協会主催)が20日、下田港を拠点に開かれた。全国各地からオーナーボート、チャーターボート合わせて42艇・435人がエントリー。下田から新島、神津島にかけた伊豆半島沖約50キロのエリアで、カジキの釣果を競った。波は高かかったものの、水温は25〜26度と高いベストコンディションで、18本の釣果があった。
 18〜20日の3日間開催予定だった同大会は台風11号の影響で20日のみに短縮して開催した。参加艇は大物カジキを目指して午前7時に下田港を出発、ルアーを海に放ち、カジキとの格闘に挑んだ。ヒット48本のうち、14本がタグ&リリースされ、3本が陸揚げされた。
 インタビューを受けたのは、チーム「フッカーズFC」の会社員杉本晋之介さん(33)=東京都世田谷区=。下田港沖で体重152・3キロのクロカジキを釣り上げた。杉本さんは今回で6回目の参加。「満足のいくカジキ。生のカジキを会場で見せたかったので良かった」と喜びを語った。

■ハスは水質悪化の原因にも 琵琶湖の環境、市民ら触れる(京都新聞電子版)
 船に乗って琵琶湖の自然や生きものに触れる催しが20日、滋賀県守山市の琵琶湖であった。親子連れら37人がハスを使った遊びやエリ漁体験、イケチョウガイの観察などをした。
 同市の赤野井湾の水質調査などをしている市民団体「夢・びわ湖」が琵琶湖の現状を知ってもらおうと開いており、3回目。烏丸半島周辺のハスの群生地ではメンバーが「ハスはきれいだが、水質悪化の原因になる」と説明。参加者は枯れて湖底にたまったハスをすくい上げて観察したり、茎を使ってシャボン玉を飛ばしたりした。
 エリ漁体験では、ニゴロブナやコイ、ブラックバスなどが次々に揚がり、子どもたちから歓声が上がった。金沢市から来た小学3年浦蕪N徳君(8)は「ブラックバスがたくさん捕れてうれしい」と話した。参加者はブラックバスの解剖にも取り組み、何を食べているか調べた。

■夏本番、琵琶湖にぎわう 水泳場に家族連れら(京都新聞電子版)
 近畿地方が梅雨明けした20日、琵琶湖の遊泳場は朝から快晴に恵まれ、多くの人出でにぎわった。
 滋賀県近江八幡市沖島町の宮ケ浜には親子連れなど約700人が訪れ、沖に泳ぎ出したり、水遊びを楽しんだ。安土小4年の山中陽菜さん(9)は「台風や雨が続いていたので梅雨明けの晴れはうれしい。夏休みはたくさん遊びたい」と話していた。

■家族連れら200人魚釣り大会 近江八幡の八幡堀(ChunichiWeb滋賀)
 近江八幡市の景勝地、八幡堀で二十日、八幡堀さかな釣り大会があり、市内外から家族連れら八十組二百人が参加し、釣果を競った。
 市民グループ「八幡堀を守る会」が、外来魚駆除や家族の絆を深めるために毎年開いており十四回目。
 参加者は本町橋−幸円橋の二百五十メートル間の両岸で釣りポイントを決め、午前八時から家族対抗で制限時間の三時間以内で釣り上げた魚の大きさや総重量などを競った。
 真夏の日差しが照りつける暑さとなったが、岡山小一年、加藤悠雅君(6つ)=同市小船木町=は「お父さんと一緒の魚釣りは楽しい。十匹釣れた」とご機嫌だった。釣果は例年に比べ少なめといい、釣った魚の大半は外来魚のブルーギルだった。(前嶋英則)

15/07/20

■夏本番、大津のプールで歓声 近畿で梅雨明け(京都新聞電子版)
 大阪管区気象台は20日、近畿地方が梅雨明けしたとみられると発表した。滋賀県内も強い日差しの真夏日となり、涼を求める人たちがプールなどで歓声をあげた。
 彦根地方気象台によると、県内のこの日の最高気温は大津市の34・7度で、昨年より3・7度高かった。今後一週間も晴れる見込みで、気温も平年より3〜4度高い日が続く見通し。台風12号の進路によっては週末に天気が崩れる可能性もあるという。
 大津市皇子が丘1丁目の皇子が丘プールには、午前中から600人以上の親子連れが訪れた。夏本番の青空の下、子どもたちが水しぶきを上げ、はしゃぐ姿が見られた。

■ミシガンが7月いっぱい(滋賀報知新聞ネット版)
=子ども乗船無料!!=
◇大津
 琵琶湖汽船(株)(大津市)は三十一日まで、外輪船ミシガンで子ども乗船料を無料にする。対象航路は、「ミシガン80」「ミシガン60」「ミシガンナイト」。ただし保護者の同伴が必要で、大人一人につき、小学生以下の子ども五人まで無料。
 また八月三十一日まで、こどもを対象に「ミシガンオリジナル自由ノート」のプレゼントやインターンシップスチューデントとの英会話クイズ「キッズ・チャレンジ・イングリッシュ」を実施する。
 「自由ノート」(A5サイズ)は、「ミシガン80」「ミシガン60」「ミシガンナイト」「ミシガンクルーズ」乗船の子ども(小学生以下)が対象。一万五千冊の限定で、なくなり次第終了となる。
 「キッズ・チャレンジ・イングリッシュ」は、「ミシガン80」(大津港11:40発、13:30発便)の航路が対象で、アメリカからやって来たインターンシップ・スチューデントによる英語クイズに正解したこどもにミシガンオリジナルバッジをプレゼントする。都合によりインターンシップ・スチューデントが乗船していない場合もある。
 予約・問い合わせは、琵琶湖汽船予約センター(TEL077―524―5000)。

■父操縦のボートのいかり跳ね上がり、息子の頭に(YomiuriOnLine)
 19日午後1時40分頃、滋賀県大津市南小松の近江舞子南浜水泳場沖の琵琶湖で、群馬県渋川市の自営業男性(31)が操船していたボートのいかりが水中から跳ね上がり、同乗していた息子(7)の頭に当たり、重傷を負った。
 滋賀県警大津北署の発表では、ボートはいかりを下ろしたまま水泳場を出航したという。

15/07/19

■ボートのいかり直撃、男児重傷 琵琶湖で揚げ忘れ(京都新聞電子版)
 19日午後1時40分ごろ、大津市南小松の近江舞子南浜水泳場で、群馬県渋川市の食品会社経営の男性(31)が操縦するモーターボートのいかりが、一緒に乗っていた息子(7)の後頭部に当たった。男児は頭の骨を折る重傷。
 大津北署によると、いかりは金属製で長さ約1メートル、幅約30センチ。係留中の琵琶湖岸から沖合に500メートルほど進んだとき、揚げ忘れたいかりが水中から跳ね上がったという。ボートには7、8人が乗っていた。

■台風11号、避難解除 高島では通行止め(YomiuriOnLine滋賀)
 台風11号が過ぎた18日、大津市と高島市に出ていた避難指示や避難勧告は順次解除され、避難所で一夜を過ごした市民らが帰路についた。一方、土砂崩れがあった道路では通行止めが続くなど爪痕も残った。
 降り始めから午後4時までの雨量は、高島市朽木栃生492ミリ、大津市葛川411ミリ、高島市朽木村井392ミリに達した。
 県のまとめでは、大津市大物で床下浸水が1件あったほか、高島市朽木村井の国道367号が土砂崩れで通行止めになるなど、交通に影響が出ている。
 大津市北部では民家近くの斜面が崩れる被害もあり、付近に住む女性(69)は「数年前にも土砂災害があった地域で、かなり雨も降っていた。昨夜は不安だった」と振り返った。
 豪雨の影響で米原、長浜両市を流れる姉川は避難判断水位に達し、関係者が警戒にあたった。同川に流れ込む長浜市の高時川も増水。畑が冠水した女性は「もう少しで収穫できる野菜があったのに。早く水が引くことを願っています」と心配そうに見つめていた。
 一方、17日に大津市葛川学区と同市伊香立途中町、高島市朽木栃生など最大約4000世帯(約9600人)に出された避難指示と避難勧告は、18日午後1時頃までにすべて解除された。

15/07/18

■川にタンクローリー転落、男性死亡 滋賀・守山の中洲大橋(京都新聞電子版)
 18日午前4時20分ごろ、滋賀県守山市小浜町と幸津川町にまたがる県道近江八幡大津線(湖周道路)の中洲大橋で、大型タンクローリーが野洲川に転落していると通行人から110番があった。ほぼ水没しており、40代とみられる運転手の男性が病院に運ばれたが、約4時間20分後に死亡した。
 守山署によると、タンクローリーは野洲市方面へ向かって走行中で、対向車線にはみ出して川に転落したとみられる。ごみの焼却灰などに含まれる重金属を固定化する薬剤を積んでいたが、琵琶湖への流出は確認されていないという。
 湖周道路は守山市今浜町から野洲市吉川の間で通行止めとなっている。

■野洲川にタンクローリー転落、運転手死亡 滋賀・守山(asahi.com滋賀)
 18日午前4時半ごろ、滋賀県守山市小浜町付近を流れる野洲川に「トラックが落ちている」と、110番通報があった。約3時間半後に川の中のタンクローリーから運転手とみられる男性1人が救出され、病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
 守山署によると、男性は大阪府四條畷市清滝新町のトラック運転手、樋口慎二さん(41)。野洲川にかかる中洲大橋のほぼ中央部の欄干が壊れており、署はタンクローリーがこの付近から転落したとみている。
 現場はJR野洲駅から北西約7キロの琵琶湖河口近く。周辺には田畑が広がっている。県警は橋を含む付近の県道を通行止めにした。

■避難指示など3900世帯(YomiuriOnLine滋賀)
◇台風11号 米原では2人重軽傷
 台風11号が中国地方を北上した17日、県内でも突風で2人がけがをするなど、被害が出た。大津市北部と高島市で計約3900世帯に避難指示、避難勧告が出されたほか、交通機関や学校にも影響が及んだ。
 米原市番場、湖北広域行政事務センターの一般廃棄物最終処分場では午前10時5分頃、突風でアルミ製の門扉(高さ1・8メートル、幅6メートル、重さ180キロ)が倒れ、職員2人が下敷きとなり、病院に運ばれたが、男性(32)が頭を強く打って重傷、もう1人の男性(46)が軽傷。米原署によると、2人は当時、倒れていた門扉を起こす作業をしていたという。
 国や県などの観測によると、降り始めから17日午後8時までの雨量は、高島市朽木栃生で393ミリ、同市朽木村井で309ミリ、大津市葛川で292ミリを記録した。
 大津市の葛川、木戸両学区では、大雨で家屋が土砂に巻き込まれる恐れがあるとして、市が計2022世帯4999人に避難指示。小松学区の1855世帯4346人に避難勧告を出した。
 高島市も朽木栃生地区の51世帯92人に避難勧告を出したが、避難場所に通じる道路が土砂崩れで通行できなくなったため、自宅内で待機するよう防災無線で呼びかけた。一人暮らしの女性(79)は読売新聞の電話取材に、「2階で過ごしている。道がいつ通れるようになるか分からず、体の具合が悪くなった場合を考えると心配」と話した。
 大津市の石山寺では、国宝の本堂そばの杉が折れ、屋根に倒れかかっているのが見つかった。大きな損傷はないとみられるが、同寺は詳細な調査を行い、復旧に当たる。
 公立学校では東近江、甲賀など5市と2町の全小中学校を含め、県内で89小学校と29中学校が休校となった。関西電力滋賀支店によると、近江八幡、甲賀、大津市の計約2170軒で一時停電。交通機関も乱れ、JR東海道線の米原―京都間、湖西線の永原―近江塩津間などで一時運転を見合わせた。

■琵琶湖でウインドサーフィン男性死亡 台風11号、被害相次ぐ(京都新聞電子版)
 台風11号は17日、四国、中国地方を通過して日本海に抜けた。気象庁によると、動きが遅く大雨が続く地域もある見通し。京都、滋賀でも死傷者3人が出る被害があり、各地に避難指示や避難勧告が出された。
 滋賀県では、高島市今津町の琵琶湖で17日午後4時すぎ、ウインドサーフィンをしていた長浜市新庄中町、会社員金澤弘幸さん(39)が心肺停止状態で発見され、その後死亡した。彦根地方気象台によると、今津町では午後3時43分に最大瞬間風速14・2メートルを観測。高島署は金澤さんが波にさらわれたとみている。
 同日午前にも米原市番場の一般廃棄物最終処分場で、門扉が突風で倒れ、男性職員2人が頭や足に重軽傷を負った。
 同気象台によると、午後9時現在、高島市朽木平良で1時間の最大雨量が37ミリ、降り始めからの雨量は325・5ミリを記録。大津市は葛川、木戸学区と伊香立途中町の3地区計2097世帯、5170人に避難指示を出した。
 高島市栃生地区の51世帯92人に避難勧告が出た約20分後、避難所に通じる国道367号が土砂崩れで通行止めとなり、市は自宅2階での避難を呼び掛けた。
 大津市の木戸市民センターには午後9時までに123人が避難した。野田耕一さん(75)は「こんな事態は初めて。飼い犬を置いてきたので早く自宅に戻りたい」と不安げだった。
 大津、甲賀、近江八幡の3市で計約2170戸が最長で約4時間停電した。
京都でも記録的大雨
 京都では、京都地方気象台によると、18日午前0時10分までの24時間雨量が京都市中京区で185・5ミリ、右京区京北で185ミリに達し、府内5地点で7月の観測記録を更新した。
 京都市は17日夜、西京区樫原学区や左京区の大原、岩倉北、岩倉南など14学区、北区の中川、上賀茂など8学区、東山区の月輪など4学区の計約8万4千世帯18万4千人に、宇治市は14地区の1498世帯2829人に、京田辺市は約9千世帯2万3千人に、長岡京市は約7500世帯1万8千人に、向日市は約290世帯700人に、大山崎町は約1200世帯2900人に避難勧告を出した。
 京都市や福知山市などでは民家が風や倒木で一部損壊した。
 JR西日本によると、東海道線や山陰線などで、運転見合わせや遅れが相次いだ。京都丹後鉄道は終日運休した。
 京都縦貫自動車道と国道9号は雨のため、通行止めになった。

15/07/17

■ウインドサーフィンの男性死亡(NHK WEB NEWS滋賀)
17日午後、高島市のびわ湖で、ウインドサーフィンをしていた会社員の39歳の男性が心肺停止の状態で見つかり、まもなく死亡が確認されました。
当時、高島市は台風の強風域に入っていて、警察は男性が溺れたとみて詳しい状況を調べています。
17日午後4時前、高島市のびわ湖にある今津浜水泳場でウインドサーフィンをしていた女性から「知人のサーフボードが岸に打ち上がっていて姿が見えない」と警察に通報がありました。
警察と消防が捜索したところ、600メートルほど離れた場所で長浜市の会社員、金澤弘幸さん(39)さんが心肺停止の状態で見つかり、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、金澤さんは17日午前10時半ごろから複数の友人とウインドサーフィンをしていたということです。
気象台によりますと、当時、高島市は台風の強風域に入っていて、午後3時43分に最大瞬間風速14.2メートルを観測していました。
警察は■金澤さんが■ウインドサーフィン中に溺れたものと見て詳しい状況を調べています。

■滋賀の12市町に大雨警報発令 土砂災害の警戒呼び掛け(京都新聞電子版)
 台風11号の通過に伴い、彦根地方気象台は17日、滋賀県内の12市町に大雨警報を発令した。18日昼前まで土砂災害への警戒を呼び掛けている。
 大雨警報が発令されたのは大津市と高島市のほか、東近江、甲賀、湖北、湖東の各地域(近江八幡市と竜王町、豊郷町は除く)。大津市北部と高島市には洪水警報も出ており、18日明け方まで河川の増水に警戒が必要という。

15/07/16

■琵琶湖に「竹の島」出現 京都の造形作家、2週間かけ完成(京都新聞電子版)
 滋賀県野洲市吉川の琵琶湖に16日、「竹の島」が出現した。京都市伏見区の造形作家出川晋(しん)さん(28)が、竹をいかだ状に組み合わせて作り、近くを訪れた人たちが見物した。
 松江市出身の出川さんは、竹島を韓国が実効支配しているニュースに接した子どもの頃の体験を基に、「誰のものでもない島を作ろう」と思い立った。制作場所を提供したマイアミ浜オートキャンプ場で、6月下旬から約2週間かけて作品「エブリバディ バンブー アイランド」(縦4メートル、横8メートル、高さ3メートル)を完成させた。
 この日は、作品を湖に浮かべて出川さんが乗った。キャンプの客らにも乗ってもらう予定だったが、台風接近のため波が強く、断念した。

■ビワパール、復興へ光 草津の住民ら初の本格採取(asahi.com滋賀)
 草津市志那町の柳平湖で、琵琶湖産の淡水真珠(ビワパール)の復興を目指す住民らが、母貝のイケチョウガイから真珠を取り出し、出来栄えを確認した。3年前の取り組み開始から初めての本格的な採取で、集まった住民らは、ピンクやオレンジ色に輝く美しい真珠に歓声をあげた。
 琵琶湖の真珠養殖は、草津市が発祥の地とされる。市内にある平湖で明治時代に始まり、1970年代に最盛期を迎えたが、水質の悪化や価格の安い海外産に押されるなどして衰退。市によると現在、市内で真珠の養殖を手がけるのは1軒だけだという。
 かつての輝きを取り戻そうと、住民でつくる「真珠養殖専門小委員会」や市、県立大などが協力して2012年から、平湖の隣にある柳平湖で、イケチョウガイの養殖や真珠の育成実験を開始。真珠のもとを埋め込んだ貝を毎年400個ずつ、湖に沈めて復興を目指してきた。

■旧彦根港湾:460キロごみ引き上げ 湖底を一斉清掃 彦根(毎日jp滋賀)
彦根市尾末町の旧彦根港湾で、湖底の一斉清掃があった。旧港湾は幅25〜30メートル、長さ約1・6キロの運河を通じて琵琶湖とつながり、かつては琵琶湖巡りの観光船が発着。しかし現在は新彦根港の完成で使われていない。清掃は、日本釣振興会滋賀支部、県、彦根市が実施。大阪府、京都府からも含め...

■レギュラーガソリン、12週間ぶりに値下がり…前週比0.5円安の144.7円(Responce)
資源エネルギー庁が7月15日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月13日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.5円値下がりし、1リットル当たり144.7円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは12週間ぶり。
地域別では、関東で0.7円、東北と中国で0.5円、近畿で0.4円、北海道と九州・沖縄で0.3円、四国で0.2円、中部で0.1円、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは155.6円、軽油は123.0円、ともに前週から0.4円値を下げた。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月8日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は135.3円/リットル(前週比−2.1円)、ハイオクは146.8円/リットル(同−0.6円)、軽油は110.2円/リットル(同−1.0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

15/07/15

■ガソリン12週ぶりに下落 144円70銭、原油下落で(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日の前回調査より50銭安い144円70銭だった。値下がりは12週ぶり。
 ギリシャ問題が世界的に景気の重荷になるとの観測が出たことで、原油価格が下落したため。調査した石油情報センターの担当者は「来週は下落幅がさらに拡大するだろう」と分析していた。
 地域別では、40都道府県で価格が下がった。下落幅は神奈川の1円70銭が最も大きく、沖縄の1円40銭、鳥取の1円20銭が続いた。滋賀、山口の2県が横ばい。岐阜や青森など5県は値上がりした。
 ハイオクは40銭値下がりし155円60銭だった。軽油も40銭下落し123円ちょうどだった。

■外来種も固有種も?コクヨと琵琶湖博物館コラボの「滋賀のお魚ヨシノート」、“仲良く”琵琶湖に住む魚で紹介(産経ニュースWEST)
 子供たちに琵琶湖への関心を持ってもらおうと、文具の製造・販売を手がけるコクヨグループ「コクヨ工業滋賀」(滋賀県愛荘町)は、県立琵琶湖博物館(草津市)と連携して琵琶湖に生息する魚をデザインした「滋賀のお魚ヨシノート」を発売した。
 表紙には、同館の監修で琵琶湖などに生息するニゴロブナやブルーギル、ビワマス、ホンモロコなど77種の魚をデザイン。それぞれに「琵琶湖・淀川水系にしかいない魚(固有種)」と「もともと滋賀にいなかった魚(外来種)」の区別がつくマークが付いている。
 また、表紙の裏には「滋賀の魚のまめ知識」として、魚の部位の名称や体長などの測り方、魚によって異なる尾びれの形などを掲載。中紙は、小学生が使いやすいよう5ミリ方眼罫入りで、原料の一部に琵琶湖・淀川水系に生えるヨシを使用している。
 サイズは、セミB5判(縦25・2センチ、横17・9センチ)で、30枚つづり。メーカー希望小売価格は、1冊200円。同館内の売店や県内の主要文具店、一部の土産物売り場などで購入できる。
 担当者は「魚がたくさんデザインされた図鑑のようなノートを使ってもらうことで、子供たちの琵琶湖への関心や環境意識の向上につながればうれしい」と話している。

■京料理の高級魚 ホンモロコ養殖(YomiuriOnLine京都)
◇海洋高、閉校プールで
 宮津市の府立海洋高・海洋資源科3年生8人が14日、今年3月に閉校した小学校のプールを活用して、京料理に使われる淡水魚「ホンモロコ」の養殖を開始した。実習の一環だが、将来の事業化を見据えた取り組みで、まずは養殖技術の確立を目指す。
 ホンモロコは、素焼きや甘露煮などにするとおいしい高級魚で、京料理の食材の一つ。本来は琵琶湖の固有種だが、外来魚などの影響で激減しているという。
 海洋高では養殖の事業化に向けて、2012年から校内の水槽で飼育を開始。13年に約7キロ、14年には約20キロを京都市などの料理店へ出荷している。
 さらに規模を拡大するため、大量のホンモロコを養殖できる施設を探していたところ、昨年11月、事情を知った宮津市が、閉校が決まっていた市立上宮津小プールの利用を提案、実現が決まった。
 生徒たちはこの日、体長約2センチの稚魚約2万匹をプールに放した。最終的には計3万匹を移し、約半年間かけて体長10センチの成魚まで育てる計画。
 水槽よりも天敵の鳥などに狙われやすく、病気が発生した場合の管理が難しいといった課題があるが、生徒らは今後、夏休み返上で餌やりやプール掃除などをしながら、稚魚の成長を観察。様々な課題への対処法を考えていく。順調にいけば、12月頃には150キロの出荷量が見込めるという。
 ホンモロコ養殖班の班長を務める広瀬亮佑君(17)は「初めての取り組みで、色んな失敗を経験するかもしれないが、頑張りたい」と話していた。

15/07/14

■ご当地限定「琵琶湖八珍」 豊かな固有魚類、人気メニューに(京都新聞電子版)
 香ばしいコアユの天ぷらに、さくさくと食感の良いスジエビのかき揚げ丼−。大津市打出浜の居酒屋「からっ風」には、「琵琶湖八珍」の料理が日替わりでメニューに並ぶ。もともと湖魚料理を提供してきたが、ブランド化を目指す動きに共感し、2月ごろからカウンターの品書きに「八珍」の名を加えてアピールに協力している。主人の田中大士さん(45)は「調理にこつがいるが、どれも美味。琵琶湖でしか食べられないとPRできるのがポイント」とほほ笑む。
 琵琶湖の固有種の数は植物も含めて60種以上。全国の他の湖沼では多くて1、2種類といい、圧倒的な多さを誇る。魚類の多くが漁獲の対象になっており、まさに滋賀でしか味わえない味だ。八珍料理の提供を始めた飲食店や宿泊施設ではさっそく人気が出始めており、湖国の新しい食ブランドとして期待が高まる。
 近江八幡市沖島町の保養宿泊施設「休暇村近江八幡」は3月から宿泊プランに八珍コースを加え、ランチの提供も始めた。八珍は初夏のビワマスなど水揚げの季節がまちまちのため、一度に提供するのが難しいが、地元の沖島漁協と連携して加工品の利用など工夫を重ね、8種全てを味わえるコースを開発した。5月は約300食を提供する人気ぶりで、八珍の特徴を写真付きで紹介する特製お品書きを持ち帰る人も多い。高山智行支配人は「想像以上に好評で、県内の人の利用も意外と目立つ」と話す。
 博物館がPRの中心を担ってきた現状では、八珍メニューを展開する飲食店はまだわずかな店舗数にとどまっているものの、今後は県がブランド化を主導。旅行会社や土産店などにも協力を呼び掛け、3年計画で計100店舗の参加を目指すという。
 滋賀県水産課の三枝仁副主幹は「その土地でしか味わえない食をポイントに、旅行先を選ぶ観光客も多い。琵琶湖でしか食べられない『八珍』としてブランドを定着させていきたい」と語る。
 一方で、懸念もある。湖魚の漁獲量が激減していると言われて久しいが、八珍も例外ではない。比較的流通の多いホンモロコも2013年の漁獲は16トンで、1993年(231トン)の1割以下に落ち込んでいる。県水産課は「魚が捕れないから、漁業者が減り、さらに漁獲量が減る悪循環の側面もある」と説明。八珍のPRと、資源回復の取り組みを並行して実施していく方針だ。
 もともと、八珍はどれも生活に溶け込んだ魚だった。今では淡水魚を食べた経験のない人も増えており、「からっ風」の田中さんは「地元の人も親しみを持つ機会にしたい」と話した。

■琵琶湖の食を学ぼう 豊郷の児童がふなずし作り(ChunichiWeb滋賀)
 近江の珍味「ふなずし」の作り方を学ぶ授業が十三日、豊郷町の日栄小学校であり、地元のボランティア講師が手練の技を子どもたちに伝えた。
 講師は十五年前まで家庭でふなずしを漬けていた田中澄代さん(80)=同町吉田=と、草津市渋川小の中村大輔教諭(40)。中村教諭は現在、湖魚食の学習プログラムを開発するために滋賀大教育学部大学院に派遣されていて、同校を含め県内八校で出前授業をしている。
 授業には、環境学習に取り組んでいる五年生四十一人が参加。中村教諭から湖魚を使った伝統料理の説明を受けた後、近江八幡市の沖島で捕れたニゴロブナ二十四匹をたわしで洗った。
 田中さんに倣ってえらを開け、地酒に浸した手でご飯を詰めた。
 後藤望来さんは「ご飯の量の加減が難しかった」と話した。フナは、バケツにご飯と交互に漬け、半年置く。ご飯は、児童が育てた米五十合を使った。(河辺嘉奈子)

15/07/13

■紀勢道「田辺−白浜」が開通(紀伊民報AGARA)
 和歌山県内を通る紀勢自動車道南紀田辺インターチェンジ(IC)―南紀白浜IC間(14キロ)が12日午後3時に開通した。同日午前は上富田町岩崎の紀勢道上り線にある「道の駅くちくまの」で開通式典があり、関係者約220人が参加して地域間の交流や観光振興、防災などに期待を寄せた。一般客約1600人もイベントに参加し、開通を祝った。
 式典で仁坂吉伸知事、真砂充敏田辺市長、二階俊博衆院議員や世耕弘成参院議員ら地元選出国会議員が工事関係者に礼を述べ、期待の声を寄せた。
 開通による今後のまちづくりについて、小出隆道上富田町長は「道の駅から紀南地域のあらゆる情報を発信し、交流人口だけでなく移住者を増やしたい」、井澗誠白浜町長は「千載一遇のチャンス。観光振興や安心安全、企業誘致、定住者の増加に全力で取り組む」と意欲をみせた。
 国土交通省近畿地方整備局は、南紀田辺IC―すさみ南IC間(38キロ)が9月に開通することで、地域間の交流や混雑の緩和、関西国際空港からの外国人観光客の増加、災害時の支援につながることを紹介した。バルーンアーチが設けられた紀勢道で関係者がテープカットをした後、地元事業所のトラックやバス、梅などの特産品を載せた車などと一緒に関係者が車で南紀白浜ICまでパレードした。
 会場では、田辺市、上富田町、白浜町、すさみ町による産品や菓子の振る舞いのほか、地元の住民や高校生がブラスバンドやよさこい踊り、獅子舞を披露。関係者による餅つきと餅まきもあった。開通に先立って午前中、会場から約1・6キロ南の白浜町との境界までが一般開放され、参加者はウオーキングを楽しんだ。
 一方、阪和自動車道のみなべIC(インターチェンジ)―南紀田辺IC間では、田辺市芳養地区の約800メートルが4車線になった。
 西日本高速道路が紀勢道の開通に伴う交通量増加に対応し、梅の郷トンネルと芳養高架橋の間に車線を増設した。

■ビワマス、ニゴロブナ…「琵琶湖八珍」発信 県、湖魚ブランド化(京都新聞電子版)
 滋賀県が、琵琶湖の新しい食ブランドとしてホンモロコやビワマスなど8種の魚介「琵琶湖八珍」のPRを始める。湖魚をまとめてブランド展開する取り組みは全国的にも珍しく、豊富な固有種と多彩な調理法を誇る湖国ならではのアイデアだ。湖魚の消費拡大に向け、県内の飲食店も高い期待を寄せている。
 八珍は、安土城跡などの文化財の調査研究を担う県立安土城考古博物館(近江八幡市)が2013年末、湖魚料理の人気アンケートを基に選定した。琵琶湖の漁獲量は水質悪化などを受け右肩下がりが続いている。同館元副館長で、県文化財保護協会の大沼芳幸さん(60)は「県民においしい魚を食べてもらい、滋賀の素晴らしい食文化や琵琶湖への意識を高める機会になればと考えた」と語る。
 八珍には、比較的流通量の多いコアユやホンモロコなどを選び、固有種も5種含めた。県は今秋にも、八珍料理を提供したり、八珍ツアーを展開できる飲食店や旅行会社の募集を始める。
 琵琶湖の漁獲量の回復と安定供給という課題もある。県水産課は「湖魚の消費が増えて価格も高まれば、漁獲も一定増えると考えている。琵琶湖でしか食べられないブランドとして、県内外にアピールしたい」と意気込む。

15/07/12

■琵琶湖で男児溺れ死亡 大津・近江舞子(京都新聞電子版)
 12日午後3時半ごろ、大津市南小松の近江舞子中浜水泳場で、8歳の男児がいなくなったと母親から付近を警戒中の大津北署員に届け出があった。約45分後、岸から10メートルほど離れた深さ約2メートルの場所に沈んだ男児を別の遊泳客が発見。父親が救助し、意識不明の状態で病院に搬送されたが死亡した。 大津北署によると、男児は大阪市東住吉区桑津5丁目の小学2年濃野愛司君で、溺死だった。両親と兄の4人で訪れており、両親が水辺で遊んでいるのを見た後、目を離した間に姿が見えなくなったという。

■地引き網体験:親子連れ200人 近江八幡・宮ケ浜水泳場(毎日jp滋賀)
近江八幡市沖島町の宮ケ浜水泳場で11日、地引き網の体験会が開かれた。県内外から約200人の親子連れが参加。子供が引く網の中に魚の姿が見えると、見守る大人たちから大きな歓声が上がった。体験会は、市民団体「琵琶湖お魚探検隊」が主催する環境学習会。魚を観察することで琵琶湖の外来魚問題などを考えてもらうことを目的としている。8回目となる今回は、沖島の漁師も協力。網の中には、外来魚のブラックバスとブルーギルの他、ビワヒガイやギンブナなどの固有種も含め計10種類約300匹が入った。中には体長60センチほどのコイもいて、子供たちが興味深そうに触ったり、観察したりしていた。 栗東市立葉山東小2年の三上優也...

15/07/11

■三輪崎海水浴場がオープン 期間中の安全を祈願 初日は遊泳禁止(紀南新聞ONLINE)
 新宮市の三輪崎海水浴場が開設されることに伴う安全祈願祭が11日、三輪崎漁港の荷さばき施設で行われた。三輪崎漁業協同組合主催。約15人が参列し、開設期間中の無事故を祈念した。
 熊野速玉大社神職の小川祐・権禰宜(ごんねぎ)が斎主を務めた。小川権禰宜がお払いして祝詞を奏上。参列者らは玉串を奉てんした。
 同漁協の小芝育夫・理事が「毎年地元をはじめ多くが訪れて楽しんでいただいている。浜辺も遠浅で子どもらの水遊びがしやすいと評判も聞こえる。最終日まで無事故で、安心安全な憩いの場となるよう祈念する」。
 来賓の田岡実千年市長(公務欠席で亀井寿一郎副市長が代読)が「当海水浴場は市内外よりご利用いただき喜ばれています。これからも笑顔あふれる憩いの場として、多くの方にご利用いただきたく、皆さんのご協力をお願いします。シーズン中は無事故で多くの方に楽しんでいただけたら」とあいさつした。
 同所は新宮市唯一の海水浴場。幅約120メートル、沖(ブイまで)約70メートル。開設期間は8月23日までの44日間。午前9時から午後5時まで。交流施設には更衣室(男・女)、トイレ、シャワー5基(うち温水1基は有料)、足湯がある。管理委託先は三輪崎漁協。
 環境省の検査で水質基準はAとなっている。波が高い場合は遊泳禁止となる。ごみは持ち帰るよう呼び掛けている。11日は高波のため遊泳禁止で、しばらく続くと予想されるという。問い合わせは新宮市農林水産課(電話0735−23−3351)。

15/07/10

■琵琶湖に飛び込み16歳高校生死亡(産経ニュースWEST)
 10日午後1時20分ごろ、滋賀県長浜市港町の琵琶湖の漁港で、県内の定時制高校の男子生徒(16)=長浜市=が湖に飛び込んだ後、溺れた。約40分後、水深約3メートルの湖底で見つかり救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は溺死。
 長浜署によると、生徒は友人3人と漁港に来て、突堤から湖に飛び込んだ。溺れる様子を見せたため、救助しようと友人たちも飛び込んだが、生徒はそのまま沈んだ。
 友人たちは「暑かったから琵琶湖で遊ぼうとした」と話している。

■高校生、琵琶湖でおぼれ死亡 滋賀・長浜の漁港(京都新聞電子版)
 10日午後1時35分ごろ、滋賀県長浜市港町の大島漁港で同市内の男子高校生(16)がおぼれたと、一緒にいた友人から119番があった。湖北地域消防本部の水難救助隊員が琵琶湖の湖底(水深約3メートル)に沈んでいた生徒を見つけ、病院に搬送したが約1時間半後に死亡が確認された。同署は家族の意向を理由に生徒の名前を明らかにしていない。
 同署によると、死亡したのは滋賀県内の定時制高校の生徒。市内の友人3人=いずれも(18)=と同漁港に遊びに来て、港内の突堤から約1・5メートル下の湖面に1人で飛び込んだという。生徒がおぼれたのを見て、友人たちが助けようとしたが、見つからなかったという。
 漁港を管理する市は事故後、防護のため突堤の入口に網を張るなどした。
 現場はJR長浜駅の南約600メートル。

■自民、琵琶湖法案を了承 7月1日を「琵琶湖の日」に(産経ニュース)
 自民党は10日、環境部会などの合同会議で、琵琶湖の自然環境を再生し、保全するための法案を了承した。国に基本方針策定を義務付け、地元・滋賀県を財政支援すると明記したのが柱。琵琶湖の保全に対する国民の意識を高めるため、7月1日を「琵琶湖の日」とすることも盛り込んだ。党内手続きを経て議員立法で提出し、今国会中の成立を目指す。

15/07/09

■県 半額旅行券案を撤回(YomiuriOnLine滋賀)
◇転売対策 商品割引き直接販売へ
 国の地方創生交付金を活用する観光振興策について、県は当初想定していたプレミアム付き旅行券の販売を取りやめ、旅行商品や宿泊費を割り引く方式に変えることにした。旅行券がネットオークションなどで転売されるケースが全国的に相次いでいることを受け、対策を講じた。
 県の計画では当初、旅行券は額面の半額で購入でき、県内のホテルや旅館で利用できる特典を検討。交付金のうち8億円を充て、額面と購入価格の差額分を賄う予定だった。
 しかし、鳥取県などで先行して発売されたプレミアム付き旅行券では、発売後すぐに完売するほど人気を集めた一方、購入時より高く転売されるケースが続出。税金を投じた地域振興策で、個人が利益を得ることが問題視され、国が各自治体に対策を求めていた。
 変更されたサービスでは、券の販売ではなく、旅行商品を5割引きで直接販売する方式に変更され、宿泊施設も含まれる。割引きは1人1泊3万円までで、他県もルートに組み込まれている場合は、県内で滞在した部分の価格のみ割り引く。利用対象は現在検討中で、今月下旬頃から順次、発売する。
 県観光交流局は「宿泊券より手間はかかるが、仕事の出張など観光振興とは関係ない利用の防止にもなるはず」としている。

15/07/08

■ガソリン11週連続値上がり 145円20銭(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が8日発表した6日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6月29日の前回調査より10銭高い145円20銭だった。値上がりは11週連続。
 6月の原油価格上昇の影響が出た。調査した石油情報センターの担当者は「来週は小幅な値動きにとどまる」と予測した。また「現在の原油価格は急落しており、再来週は値下がりが見込めそうだ」と指摘した。
 地域別では21府県で価格が上がった。上昇幅は福島の1円40銭が最も大きく、徳島の1円10銭、宮城の80銭が続いた。横ばいは静岡や広島など9県。山形や秋田など15県と東京、北海道は値下がりした。
 ハイオクは横ばいで156円ちょうど、軽油も横ばいで123円40銭だった。

■ガソリンが11週連続で値上がり…レギュラー145.2円、前週比0.1円高(Responce)
資源エネルギー庁が7月8日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月6日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.1円値上がりし、1リットル当たり145.2円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは11週連続。
地域別では、四国と近畿で0.4円、中部と九州・沖縄で0.1円値上がり。北海道で0.4円、関東で0.3円、中国で0.1円値下がり、東北は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは156.0円、軽油は123.4円、ともに前週と同価格だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月8日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.4円/リットル(前週比−0.4円)、ハイオクは147.4円/リットル(同−0.8円)、軽油は111.2円/リットル(同+0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■沖島でふなずし作りの講習会(asahi.com滋賀)
 琵琶湖に浮かぶ沖島でふなずしをつくるクルーズつきの講習会が始まった。17日までに全7回を予定しているがすでに予約で埋まる人気ぶりだ。
 7日には49人が参加。午前9時に大津港を出発した船の中でつくり方について学び、約1時間で沖島へ。沖島漁業協同組合の漁師の指導で作業に臨んだ。3カ月以上塩漬けにしたニゴロブナをたわしで洗い、ぬめりやうろこをとって、逆さまにして1時間半ほど干した。その後ご飯を魚に詰め、たるにご飯と交互に詰めた。風通しが良く、午前中に日の当たる場所に置くと、12月ごろ完成となる。
 同漁協の講習会は今年で7回目。初回から夫婦で参加している草津市の斉藤都さん(76)は、慣れた手つきでご飯を詰めながら「ここのは塩しか使わないし、ものすごくおいしい。半分以上、人にあげる。喜んでくれるからうれしい」と完成を心待ちにした。

15/07/07

■琶琵湖と共生の農法、世界農業遺産目指す 滋賀県方針(京都新聞電子版)
 滋賀県は7日、琵琶湖の環境や生態系に配慮した「環境こだわり農業」の競争力を強化するため、国連食糧農業機関(FAO)が推進する「世界農業遺産」の認定を目指す方針を明らかにした。全国各地にブランド米が誕生するなど産地間競争が激化する中、環境を重視する湖国ならではの農法を国内外にアピールして農業県・滋賀の活力アップを図る。
 この日の県議会一般質問で、人口減少や米価下落などを踏まえた県内農業のあり方を問う議員に対し、県が方針を示した。
 FAOが2002年に創設した世界農業遺産は、文化や景観、生物多様性などと密接に関わり、次世代に残したい農業の手法を認定する制度。国内では、新潟県佐渡地域の「トキと暮らす郷づくり」、熊本県阿蘇地域の「阿蘇の草原の維持と持続的農業」など5地域が認定されている。
 県が認定を目指すのは、水田を琵琶湖の魚の産卵場所とする「魚のゆりかご水田」や琵琶湖の水を水源とした農業水利システムなど、琵琶湖と共生する「環境こだわり農業」。農業団体などでつくる協議会が農林水産省の承認を経てFAOに認定申請する必要があり、県は20年度までの5カ年計画で協議会の結成や県民の機運を高める取り組みなどを進める。21年度以降の国内承認、FAO申請を目指す。
 新潟県佐渡地域では、トキを育む水田で生産された米をブランド化する試みが進んでいる。滋賀県農政課は「県内農業のブランド力強化とともに、生産者の意欲向上などにもつなげていく」としている。

■1頭買い近江牛…滋賀の食満喫 道の駅「妹子の郷」、8月開設(京都新聞電子版)
 大津市は7日、湖西道路和邇インターチェンジ(IC)に建設中の道の駅「妹子(いもこ)の郷(さと)」(大津市和邇中)を8月4日にオープンすると発表した。地元や県内の食材を提供する高級レストランを中心に、大津市北部の活性化の起爆剤となることを目指している。
 妹子の郷は和邇ICの京都方面行き道路に面する約1万3600平方メートルの土地に開設。敦賀方面の車も利用できる。建物は1階、地下1階の木造で、施設面積は約1200平方メートル。全て県内産の木材を使用した。災害時には一時避難所となるよう防災倉庫も設けるほか、自然光を照明に活用するなど、環境にも配慮した。総工費は国と市を合わせ16億5千万円。
 メーン施設のレストランは、地元の本物の食材を食べてもらうコンセプトで、地元産のもち米「滋賀羽二重」を使った餅や棚田米のご飯、琵琶湖で捕れたビワマスやアユ、1頭買いした近江牛などを提供する。特産品の販売所やコンビニも整備する。
 増加する外国人観光客に対応するため、英語表記や外国語の話せる観光コンシェルジュも配置する予定。
 運営は志賀観光協会、大津北商工会などが出資する大津志賀地域振興観光が担う。土、日曜には1日約4600人の利用を見込んでいる。

■滋賀の花粉飛散量、昨年の半分以下(産経ニュース)
 県内で今シーズン観測されたスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、昨年の半分以下にとどまったことが、気象情報会社「ウェザーニューズ」のまとめで分かった。ただ、飛散量は全国平均を下回る一方で、花粉症の症状が「つらい」と感じた人の比率は全国平均を上回っていた。
 同社は、全国各地に花粉観測装置を置いて観測網を構築し、県内では7カ所に設置。花粉症の症状については、協力者からスマートフォンで回答をもらっている。
 まとめによると、スギとヒノキの花粉を対象にした今年の県内の「花粉シーズン」は、2月23日〜5月1日。とくに、多くの人に花粉症の症状がみられる「本格花粉シーズン」は、3月4日〜4月22日だった。昨年と比べ、花粉シーズン入りは3日早く、本格花粉シーズン入りは昨年と同じだったが、本格花粉シーズン終了は10日早く、花粉シーズン終了も6日早いなど、昨年よりやや短めのシーズンだった。
 シーズン中の花粉飛散量は、2695個(全国平均3459個)を観測。これは、昨年の45%で、過去7年間の平均と比べても55%という少なさ。同社は「昨夏の天候不順で雄花の生育が悪く、花粉が少なかった」とみている。
 ただ、花粉が少なかったのに、期間中、花粉症の症状が「つらい」「非常につらい」と感じた人の比率は21%で、全国平均の12%に比べて9ポイントも高かった。この理由について、同社は「滋賀県民が花粉に敏感なのかもしれないが、断定は難しい」としている。

15/07/06

■串本でカジキ釣り大会 優勝は「清志郎」(福岡)(紀伊民報AGARA)
 和歌山県串本町の串本港を基地に沿海域でカジキを釣る大会「第26回JGFAビルフィッシュトーナメントin串本」(同大会実行委員会主催)の競技が3、4日に行われた。160キロのクロカジキを釣った「清志郎」(福岡県)が優勝した。4日夜、同町サンゴ台の串本ロイヤルホテルで表彰パーティーが開かれた。
 国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)のルールに基づき、ボートから釣り上げたカジキの重量やラインの強度などによりポイントを競った。全国から44チームが参加。2日のキックオフパーティーに続き、3、4日に競技が行われたが天候が悪く、カジキの釣果は標識を付けて放すタグ&リリースを含めて5匹と例年より少なかった。
 表彰パーティーでは、大会名誉顧問の田嶋勝正町長が「天候が悪く、魚を釣るのもご苦労されたのではないか。大会が長きにわたり愛され、皆さんに串本にお越しいただいていることにあらためてお礼申し上げます」とあいさつした。
 町商工会の須賀節夫会長、町観光協会の島野利之会長、大会名誉顧問でリゾートクラブシータイガーの木本淑規理事長もあいさつした。参加者は、食事をしながら歓談し交流を深めた。
 合計222ポイントで優勝した清志郎、2位の彩愛(大阪府)、3位のFUJI―X(三重県)が表彰された。ファーストタギング賞や最大魚賞、特別賞などもあった。

■琵琶湖ルール、徹底を 外来種放流禁止など呼び掛け(ChunichiWeb滋賀)
 夏の行楽シーズンを前に、プレジャーボートの航行方法や外来魚の再放流禁止などを決めた「琵琶湖ルール」を周知するための啓発キャンペーンが五日、県内各地の湖岸のレジャースポット九カ所であった。
 県職員や県が委嘱する「琵琶湖レジャー利用監視員」ら三十四人が参加。大津市南小松の近江舞子中浜水泳場では、琵琶湖ルールをまとめたパンフレットや啓発品のウエットティッシュを配布。バーベキューや水泳を楽しむ団体客に「ルールを守ってください」と呼び掛けた。湖上のボートからもスピーカーを使った呼び掛けが行われた。
 琵琶湖ルールは「琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」で定められ、プレジャーボートの航行規制区域や、未燃焼ガソリンを排出する2サイクルエンジンの使用禁止、釣ったブラックバスなど外来魚の再放流禁止などがある。(角雄記)

15/07/05

■7月5日付・唯一の悪は無知(四国新聞社SHIKOKU NEWS)
 「唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である」。哲学者・ソクラテスの名言が脳裏に浮かんだ騒ぎがあった。6月21日付の本紙「高松市の男性が黄金色のオタマジャクシ3匹発見。水槽で飼育」の記事がきっかけだった。
 たかがオタマジャクシと侮るなかれ。記事には体長からウシガエルのオタマジャクシとみられるとある。報道を知った環境省の担当者が、ウシガエルは特定外来生物なので運搬や保管、飼育は違法と伝えてきたのだ。
 知らなかった。子どもの頃、ウシガエルを釣っている人をよく見かけたし、ため池では夜になると「ブオー、ブオー」と大合唱している身近な存在。国内に普通に生息しているカエルと思っていたが、過去に食用として導入したらしい。
 食性は貪欲で日本固有の昆虫などを食べてしまうため生態系に被害を及ぼしているという。琵琶湖ではブラックバスやブルーギルなどの外来魚がホンモロコやスジエビなどを食べて漁獲量が激減する深刻な問題になっているそうだ。
 発見した男性も指摘を聞いて法律を知ったそうだが遅かった。テレビ局から取材の申し込みが相次ぎ「断るのに大忙し。黄金色なのでいいことがあるかもと思っていたが、とんでもない」と肩を落とした。
 結局、騒動の主はウシガエルの幼生と断定され、環境省職員の求めに応じて手渡したという。「人間の美徳はすべてその実践と経験によっておのずと増え、強まるのである」。これもソクラテスの名言である。(T)

■水上バイクけん引ボート衝突、男性重傷 大津の琵琶湖岸(京都新聞電子版)
 4日午後3時50分ごろ、大津市大物の琵琶湖岸で、京都府京田辺市、会社員男性(45)の水上バイクに引っ張られたナイロン製ボートが、琵琶湖岸に停泊中の無人の水上バイク4台に衝突した。
 大津北署によると、ボートに乗っていた奈良市宝来1丁目の会社員男性(27)が頭などを打ち重傷のもよう。男性らは会社仲間計6人で同水泳場を訪れ、水上バイクは約17メートルのロープでボートを引っ張りながら時速約30キロで湖岸近くを周回中、曲がりきれずに衝突したという。

■淡水真珠、復活の輝き 滋賀・草津の住民ら琵琶湖内湖で初採取(京都新聞電子版)
 淡水真珠の復活に3年前から取り組んでいる滋賀県草津市志那町の住民たちが4日、地元の柳平湖・平湖で養殖実験を行っていた母貝のイケチョウガイを引き上げ、初めて本格的に淡水真珠を採取した。直径5〜8ミリの淡いピンクや白、オレンジ色に輝く真珠が次々に取り出され、住民らは「期待通りの成果」と喜びの声を上げた。
 琵琶湖の内湖である柳平湖・平湖は国内の淡水真珠養殖発祥の地とされる。ピーク時の1970年代初めには数十軒が養殖を手掛けていたが、水質悪化や安価な海外産の普及で衰退し、現在は1軒のみとなっている。
 復活を目指して2012年、市と地元住民でつくる志那町真珠養殖専門小委員会などが母貝400個を水中に沈めて養殖実験を開始。その後も毎年400個ずつ追加している。
 「3回夏を越すと一人前の淡水真珠ができる」と言われており、今回、実験開始から初めて採取することになった。初年度の母貝100個を引き上げ、殻を開くと、ほとんどの貝に数粒ずつ真珠が入っており、住民らが手作業で1粒ずつ確かめ、丁寧に取り出した。
 同委員長の藤田繁一さん(69)は「1年ごとに生育状況を確認してはいたが、期待していた通りの出来で良かった。湖の水質や環境が貝や真珠に適してきたのでは」と喜んだ。従来の淡水真珠は淡いピンク色が主流だったが、今回の実験では白やオレンジ、紫色なども多く、「色合いの豊富さが宝石としての価値につながれば」と期待を寄せる。
 市は本年度、立命館大にマーケティング調査などを委託しており、商品化に向けて検討するとともに、養殖事業を地元で継続できるかについても検討を進める。

■「漁師さんと行くエリ漁ツアー」琵琶湖博物館が開催 定員100人に450人応募殺到(産経ニュース)
 琵琶湖伝統の漁法「エリ漁」を湖上で体験する「漁師さんと行くエリ漁ツアー」が4日おこなわれ、家族連れら約70人が参加した。ツアーを企画した県立琵琶湖博物館の予想を大きく上回る参加希望があったため、定員を増やして開催するという人気ぶり。参加者たちは、漁船に乗り込んで琵琶湖の沖合にある漁場へ向かい、漁師から話を聞いたり、仕掛け網を引き揚げたりして伝統漁法を体感した。ツアーは5日もおこなわれる。
 エリ漁は、定置網漁の一種。水中に障害物があるとそれに沿って進むという魚の習性を利用し、湖岸から沖に向けて張った網に沿って泳いできた魚を「つぼ」と呼ばれる仕掛け網に追い込む。琵琶湖では約1500年前に始まったとされ、おもにアユ漁などで盛んにおこなわれてきた。
 同博物館は、伝統漁法の体験を通じて滋賀県や琵琶湖に親しみを持ってもらおうと、一般向けのエリ漁体験会を初めて企画し、守山漁協(守山市木浜町)が協力。当初は2日間の定員を計100人としていたが、県内外から予想を大幅に上回る450人以上の応募があったため、定員を140人に増やして開催した。
 初日のこの日は抽選で選ばれた約70人が参加。草津市下物町の同博物館そばにある船着き場から、3隻の漁船に分乗して、琵琶湖大橋の南側約100メートル付近にある漁場に向かった。
 途中、船上では、漁師がエリ漁をはじめとする琵琶湖の漁業について、さまざまな話を聞かせた。
 「エリ漁の『えり』は漢字で魚へんに『入る』と書く」「琵琶湖の固有魚が減った理由として外来魚の存在がよく言われるが、水質の悪化も大きい」
 こうした話を、参加者たちはじっと聞き入ったり、質問をしたりしていた。
 漁船が「つぼ」のあるポイントに到着すると、参加者たちは漁師らの指示に従って、仕掛けた網をたぐり寄せ、船に引き揚げた。網には、5センチほどのコアユから30センチほどのギンブナなど、さまざまな魚がかかっており、子供たちは「すごい」「たくさんいる」などと大はしゃぎ。素手やたも網などで次々にすくい、ケースに入れるなどした。
 その一方で、仕掛け網には外来魚のブルーギルやブラックバスも多くかかっていた。守山漁協の遠藤満夫組合長は「体験を通じ、参加した子供たちがエリ漁を残したいと思い、琵琶湖の水質向上にも思いをはせてくれるとうれしい」と話していた。

■沖島の魅力 島民が案内(YomiuriOnLine滋賀)
◇近江八幡 遊覧船準備進む
 近江八幡市の離島・沖島で、島の魅力に触れられる遊覧船の運航準備が進んでいる。島民が観光客の案内役を務め、船上から寺社や自然景観などを楽しんでもらう計画。9月の運航開始を目指している。
 沖島は2013年7月、離島振興対策実施地域に指定され、地元自治会や漁協などで作る「沖島町離島振興推進協議会」が島の活性化策を検討。島と本土を結ぶ通船として使われていた定員35人の船を遊覧船として活用する案が浮上した。
 航路は、沖島漁港を出発して島を左回りに1周する約7キロ(約40分)を設定。近畿運輸局に登録手続き中で、運航回数や料金は今後、決定する。
 3日に試験運航が行われ、招待された旅行業者ら約40人から、コースや料金について意見を聞いた。
 同協議会の茶谷文雄会長(67)は「遊覧船事業で漁業以外にも雇用を創出できる。多
くの人に島の魅力を伝え、できれば定住してもらいたい」と話していた。(小宮宏祐)

15/07/04

■琵琶湖でボートが水上バイクに衝突、男性が重傷(産経ニュースWEST)
 4日午後3時50分ごろ、大津市大物の琵琶湖岸にある青柳浜水泳場で、水上バイクに引っ張られていたナイロン製ボートが、湖岸に停泊していた無人の水上バイクにぶつかった。ボートに乗っていた奈良市の男性会社員(27)が投げ出され、頭を打つなどして重傷。ほかにけが人はなかった。滋賀県警大津北署が事故原因を調べている。
 同署によると、水上バイクは同僚の男性(45)が運転。ボートをロープでつなぎ、湖面に円を描くように走行していたところ、湖岸の停泊中のバイクに近づきすぎたとみられる。ボートには男性が1人で座って乗っていたという。

15/07/03

■滋賀県内遊泳場9カ所の水質調査“合格”(産経ニュース)
 本格的な夏の到来を前に、県は2日、県内にある遊泳場9カ所の水質調査結果を発表した。いずれの箇所も水質に問題はなく、最も評価の高い「AA」は昨年から4カ所増えるなど遊泳環境は向上している。
 調査は県琵琶湖政策課が毎年おこなっており、今年は5月7〜21日に実施。各遊泳場で、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、透明度などを調べ、水質をAA▽A▽B▽C▽不適−の5段階で評価する。不適と判断された場合、遊泳場の管理者に水質改善を促す。
 昨年度は、AA=2カ所▽A=4カ所▽B=3カ所−だったが、今年度はAA=6カ所▽A=2カ所▽B=1カ所−と、水質が向上。同課は「今シーズンは、どの遊泳場でも楽しめる」としている。
 各遊泳場の水質調査評価は次の通り。
 【AA】宮ケ浜(近江八幡市)▽新海浜(彦根市)▽松原(同)▽南浜(長浜市)▽二本松(同)▽マキノサニービーチ(高島市)【A】松の浦(大津市)▽近江舞子(同)【B】なぎさ(守山市)

■草津水産まつり、湖魚放流など楽しむ 滋賀(産経ニュース)
 地元の漁業について理解を深めてもらおうと、草津水産まつりが、草津市北山田町の北山田漁港で開かれた。訪れた人たちは、琵琶湖沖合に出て湖魚を放流したり、湖魚の料理に舌鼓を打ったりした。
 琵琶湖で外来種の動植物が大量に繁殖し、琵琶湖にしかいないニゴロブナやホンモロコなど固有種の湖魚の漁獲量が減っている。こうした地元の漁業の現状を知ってもらい、環境保全への関心を高めようと、同市や市内の漁協などでつくる草津市水産振興協議会が、まつりを主催した。
 参加者らは、漁船に乗り組み、沖合の琵琶湖上からニゴロブナやホンモロコの稚魚を放流。
 また、会場には、ニジマスのつかみ取り体験や、外来植物除去の取り組みを紹介する展示パネルのコーナーが設けられたほか、ホンモロコの天ぷらやコイの空揚げなど湖魚料理が無料でふるまわれ、訪れた親子連れらが楽しいひとときを過ごした。
 稚魚の放流を体験した市立草津小6年の藤田航介君(11)は「初めてニゴロブナを見た。放した稚魚が大きく育ち、増えていってほしい」と話していた。

15/07/02

■琵琶湖の「天守閣」、滋賀県は活用困難 売却も視野(京都新聞電子版)
 滋賀県の三日月大造知事は2日の県議会一般質問で、休館中の県立琵琶湖文化館(大津市打出浜)の建物活用について、「県としては難しい」と述べ、今後は民間資本の導入や売却なども視野に地元の大津市と検討する方針を明らかにした。
 1961年に博物館としてオープンした文化館は、琵琶湖上に築いた天守閣のような外観が特徴。建物の老朽化や県の財政難から2008年3月末で休館したが、現在も仏像など約8千点を保管している。
 収蔵品は県立近代美術館を増改築し19年度末までの完成を目指している新生美術館(大津市)に移される予定で、その後の建物活用法は決まっていない。
 三日月知事は、現在の建物を使い続けるには耐震化や非常階段の設置、バリアフリー化工事などで多額の改修費が必要になると強調。財政上の観点から県が維持管理を続けるのは困難とする考えを示し、「まずは大津市と民間活用も含め、あり方について意見交換を進める」とした。
 ただ、琵琶湖にせり出して建つ文化館は、博物館として公有水面の占用許可を得ており、河川法や港湾法上、博物館としての役割を終える場合は原則、原状回復しなければならない。県文化財保護課は「どのような活用が可能か、法的な部分も含め協議を急ぎたい」としている。
 このほか、旧体育文化館(武徳殿)など県庁西側の県有地利活用計画について、三日月知事は「医療福祉拠点の整備に向け、(県有地南端の)教育会館も一体のものとして検討を進める」と答弁。すでに使用を終えている建物の跡地に加え、現在も入居者がある教育会館の土地も含めていく考えを示した。

■TMR西川貴教さんもごみ拾い 「びわ湖の日」一斉清掃(京都新聞電子版)
 「びわ湖の日」の1日、県漁業協同組合連合会が県内27カ所の漁港周辺で水草の除去や清掃に取り組んだ。激しい雨の中、79隻の船が活動に参加。約1300人が参加し、湖上のごみなどを拾い集めた。
 県漁連の「びわ湖をきれいにする運動」は今年で45回目。
 大津市本堅田2丁目の堅田漁港では、滋賀ふるさと観光大使の歌手西川貴教さんや三日月大造知事、越直美大津市長も参加し、ペットボトルや空き缶が入ったごみ袋をバケツリレーし、トラックに移した。
 この後、西川さんは県庁を訪問。毎年9月に草津市で開いている野外音楽イベント「イナズマロックフェス」の収益を活用し、県の外来魚回収作業に使う軽トラック1台を寄贈した。
 西川さんは「これまでのびわ湖の日の清掃で県内を回り、外来魚を集めるトラックが足りないと聞いていた。台数が増えれば県民の協力も広がるのではと思った」と話していた。

■琵琶湖の環境保全研究:城西小児童が成果発表 彦根(毎日jp滋賀)
 総合学習の時間を使って琵琶湖の環境保全などを学んでいる彦根市立城西小学校(同市本町3)で1日、5年生児童が半年間の研究の成果を発表した。図や絵なども使い、固有種の保存や水の浄化などさまざまなテーマについて課題と解決策を説明した。
 児童たちはこれまで、船の上で1泊するフローティングスクールや県立琵琶湖博物館での学習など計20時間にわたって琵琶湖の環境について学んできた。この日は体育館で保護者や地域の人が見守る中、68人が8班に分かれて発表した。
 保護者の一人、彦根市芹橋2の河瀬ゆかりさん(40)は「細かく調べ、(発表に使う)絵もうまく描けていてよかった」と目を細めていた。【西村浩一】

■映画:琵琶湖舞台、オーディション開始 全国から800人応募(毎日jp滋賀)
 琵琶湖を舞台にした来年公開予定の映画「マザーレイク」のオーディションに全国から約800人の応募があり、県内各地で審査が始まっている。関係者は「応募者のパワーを得て、映画史に残る作品にしたい」と意気込んでいる。
 映画は琵琶湖で目撃された正体不明の生物「ビワッシー」と、湖に魅せられた少年少女のひと夏の冒険を描く。8月7日の「びわ湖大花火大会」など、全て県内で撮影される。来年7月から県内先行上映、同9月からは全国ロードショーが始まる予定だ。
 大津市内で6月29日夜にあったオーディションには約130人が参加。自己紹介を終えた後、瀬木直貴監督が指示する「ボールの形をした言葉を隣の人に渡す」などの課題演技に真剣な表情で取り組んでいた。審査は5日まで草津市や近江八幡市内でもあり、今月中に約60人の出演者を決める。
 瀬木監督は「人を中心に半径1メートルにはその人の空気がある。オーディションでキラリと光る個性を発見するのが私の務め」。プロデューサーの戸田有三さんは「県民にいつまでも愛される映画にするだけでなく、英語や中国語などの吹き替え版も作って世界に発信する」と話していた。
 製作を応援する「マザーレイクの会」は、映画のチケットとして県内の映画館で利用できる「製作協力券」(1000円)を販売している。問い合わせは同会(0748・69・6707)。【北出昭】

■アオコ:琵琶湖で昨年度、30年ぶり未確認 雨量増加影響 県「根本的改善ではない」(毎日jp滋賀)
 琵琶湖で2014年度、「アオコ」が1984年度以来30年ぶりに確認されなかったことが県琵琶湖政策課のまとめで分かった。化学的酸素要求量(COD)も例年に比べ低い水準だった。雨量が多く、プランクトンが大量発生しなかったことが原因とみられる。【石川勝義】
 アオコは例年7〜10月ごろ、プランクトンが大量発生して水面を覆い尽くす現象で、富栄養化が原因とされる。14年度は大津港や長浜港などで計8回アオコの兆候が確認されたが、発生には至らなかったという。
 一方、水中の有機物量などを示すCODは、北湖が1リットル当たり2・4ミリグラム、南湖が同3・0ミリグラムだった。CODは約30年前から上昇し、1998年から高止まりが続いているが、北湖は前年度に引き続いて低く、1991年度と同じ値だった。
 いずれも雨量増加で栄養分が薄まったり、希釈効果で数値が下がったりしたことが影響したという。雨量と連動する琵琶湖からの流出量は昨年度、約55億立方メートルで例年より約7億立方メートル増加。彦根地方気象台によると、昨年8月の降雨量は平年値の約4倍の430ミリで、8月としては過去最高だった。
 琵琶湖政策課は「数値は改善したが状況が根本的に良くなった訳ではない。今後も水質対策に努めたい」としている。

■漁業者と釣り愛好家、全国初の漁場利用協定(四国新聞社SHIKOKU NEWS)
 マリンレジャーの普及に伴い、漁場周辺で地元漁師と釣り愛好家のトラブルが相次ぐ中、香川県小豆島町の内海漁協と香川、岡山、兵庫3県の遊漁者団体が1日、漁場利用協定を締結した。トラブルの未然防止はもちろん、水産資源の確保を目指して加入者から協力金を集め、稚魚放流にも取り組む。同様の協定は全国初という。
 小豆島東部海域はマダイがよく釣れ、シーズンの冬場には数百隻の遊漁船などが密集。十数年前から、漁場の占拠や漁具の破損、水産資源の枯渇が問題となっていた。このため、漁業者と遊漁者との良好な関係を構築しようと、NPO法人瀬戸内遊漁船釣り団体協議会(事務局・善通寺市)が内海漁協に働き掛け、2013年7月に「漁場利用協定協議会」(会長・森勝典内海漁協組合長)を立ち上げて検討を続けてきた。
 協定協議会と協定を結んだのは、瀬戸内遊漁船釣り団体協議会、岡山県東部地区小型船安全協会、釣り団体のパールブリッジ(兵庫県)。締結時は約80人が加入した。
 協定によると、小豆島東部海域の一部で午後3時〜翌午前6時を遊漁禁止時間に設定、漁業者が設置した漁網近くでの遊漁船の停泊を禁止した。一般遊漁者は年1万5千円、遊漁船業者は同10万円、漁協関係者は同千円を支払い、協定協議会は稚魚放流経費や加入者に配布するステッカー作製などに活用する。港での給油や島内観光の割引などのメリットも整えるという。
 小豆島町内のホテルで1日、調印式があり、4団体の代表が協定書に署名。森会長は「漁業者と遊漁者が互いに協力し、豊かな海をつくりたい」と話した。

15/07/01

■トラックとマイクロバスが正面衝突 滋賀・野洲、16人重軽傷(京都新聞電子版)
 1日午後1時25分ごろ、滋賀県野洲市吉川の湖周道路で、大阪府摂津市の運送会社「クール&チルドウルトラサービス」のトラックと、大阪市の人材派遣会社「新日本」のマイクロバスが正面衝突した。トラックを運転していた女性社員(57)=大阪府茨木市=が両足骨折、マイクロバスを運転していた男性社員(52)=栗東市=が右足骨折の重傷を負ったほか、バスに乗っていた33〜62歳の男性14人が軽いけがをした。
 守山署によると、現場は片側1車線で、カーブから直線にさしかかるところ。トラックは近江八幡市方面から南へ、バスは守山市から北へ向かっていたという。事故による車体の破片がバス側の車線だけに落ちていることから、トラックが対向車線にはみ出してバスと衝突した可能性があるとみて調べている。
 「新日本」の労務管理担当者(65)によると、同社は東近江市の液晶ガラス製造事業所へ1日3交代で社員を派遣しており、バスは社員を守山市内の寮から送る途中だったという。「送迎は8年ほど前からで、いつも同じルートを通っていた。事故は初めてで、けがの状況が本当に心配」と不安そうに話していた。

■ガソリン145円台に上昇 半年ぶり高水準(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が1日に発表した6月29日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、22日の前回調査より20銭高い145円10銭だった。145円を上回るのは1月5日(145円20銭)以来約半年ぶりで、値上がりは10週連続。
 6月下旬は原油が値下がり基調だったが、調査した石油情報センターの担当者は、それまでの卸価格の上昇を、給油所が小売価格に反映させたと分析。「来週は小幅な値動きになる」と予測している。
 地域別では27都府県で価格が上がった。上昇幅は高知の2円60銭が最も大きく、埼玉の1円80銭、秋田の1円40銭が続いた。

■レギュラーガソリン、前週比0.2円高の145.1円…10週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が7月1日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、6月29日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.2円値上がりし、1リットル当たり145.1円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは10週連続。145円台は1月5日の調査以来、約6か月ぶり。
地域別では、関東で0.6円、四国で0.5円、東北でと近畿、中国、九州・沖縄で0.1円値上がり。北海道では0.2円値下がり。中部は前週と同価格だった。
ハイオクガソリンは前週比0.3円高の156.0円、軽油は0.2円高の123.4円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月1日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.8円/リットル(前週比+0.8円)、ハイオクは148.2円/リットル(同+0.1円)、軽油は110.7円/リットル(同+0.4円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■トラックとマイクロバス衝突16人けが 滋賀(NHK NEWS WEB)
1日午後、滋賀県野洲市のびわ湖沿岸の県道でトラックとマイクロバスが正面衝突し、合わせて16人がけがをしました。
1日午後1時半ごろ、野洲市吉川のびわ湖沿岸の県道、通称「湖周道路」で2トントラックとマイクロバスが正面衝突しました。
この事故で、トラックを運転していた57歳の女性が骨折の大けがをしたほか、バスに乗っていた15人がけがをして病院に搬送されました。警察によりますと、全員、意識はあるということです。
バスに乗っていた男性によりますと、バスは滋賀県守山市の会社の社員寮から滋賀県東近江市に向かう途中だったということです。
男性は「反対側から走ってきたトラックがセンターラインを越えて縁石に乗り上げた。バスはなんとかよけたと思ったが、バーンと正面衝突してスピンした」と話していました。
現場は片側1車線の見通しのよい緩やかなカーブで、警察は現場の状況から、トラックがセンターラインを越えてはみ出し、バスと正面衝突したとみて、詳しい状況を調べています。

■【速報】トラックとバス衝突、16人搬送 滋賀・野洲(京都新聞電子版)
 1日午後1時半ごろ、滋賀県野洲市吉川の道路で「トラックとバスが衝突した」と119番があった。消防によると、トラックの運転手と、マイクロバスに乗っていた15人の計16人が病院に搬送された。

■津久井湖でボートから転落、男性が行方不明(産経ニュース)
 30日午後5時20分ごろ、相模原市緑区の津久井湖で、栃木県小山市千駄塚、飲食店店長、浄法寺紘光さん(31)がボートから転落、行方不明になった。30日の捜索で発見できず、神奈川県警津久井署などが7月1日朝から再開する。
 署によると、浄法寺さんは友人の女性(22)と2人で小型ボートに乗り、釣りをしていた。岸から100メートルほどの地点で片付けをしながら立ち上がった際、バランスを崩し、転落した。女性がボートを借りた店に連絡した。救命胴衣は身に着けていなかった。

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