琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2015/09)

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15/09/30

■ガソリン134円90銭 原油安で2週連続下落(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が30日発表した28日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、24日の前回調査より30銭安い134円90銭だった。原油価格の下落を反映して2週連続で値下がりした。
 調査した石油情報センターの担当者は「来週は小幅な値動きになるだろう」と予想している。
 地域別にみると値下がりしたのは40都道府県。下落幅は群馬、香川が1円で最も大きかった。これに新潟、鳥取の90銭が続く。滋賀や岡山など6県は横ばいとなった。値上がりしたのは愛知だけで上昇幅は50銭だった。
 ハイオクも30銭安い145円80銭、さらに軽油も30銭安い113円30銭だった。

■レギュラーガソリン、約8か月ぶりに135円を下回る(Responce)
資源エネルギー庁が9月30日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、9月28日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.3円値下がりし、1リットル当たり134.9円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは2週連続。135円を下回るのは2月9日の調査以来、約8か月ぶり。
地域別では、関東で0.5円。北海道と東北、中国で0.4円、四国と九州・沖縄で0.3円、近畿で0.1円値下がり。中部で0.1円値上がりした。
ハイオクガソリンは145.8円、軽油は113.3円。ともに0.3円値下がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、9月25日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は124.9円/リットル(前週比−1.0円)、ハイオクは136.3円/リットル(同±0円)、軽油は98.6円/リットル(同−0.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■ブラックバス飼育容疑で会社役員逮捕 滋賀県警(ChunichiWeb)
 外来種のブラックバスを無許可で飼育したとして、滋賀県警は29日、特定外来生物被害防止法違反の疑いで京都市下京区、会社役員浅野大和容疑者(41)を逮捕した。
 逮捕容疑は、大津市下阪本の琵琶湖岸にあるホテル敷地内のプールで、環境相の許可を受けずに特定外来生物に指定されたブラックバス十数匹を飼育したとされる。大津署によると、「事実に反する」などと容疑を否認している。繁殖させていた形跡はなく、県警は飼育目的を調べる。
 浅野容疑者は、琵琶湖を訪れるバス釣り客のガイドなどレジャー事業を手掛けている。滋賀県は琵琶湖の生態系を守るため外来魚の再放流(リリース)を県条例で禁止しているが、浅野容疑者は反対運動の一環で県を相手に条例に従う義務のないことの確認を求める訴訟を起こすなどしていた。
 県自然環境保全課の担当者は「届け出ていたとしても許可されないケースで遺憾」と話している。

15/09/29

■オオクチバス違法飼育疑い 琵琶湖の釣りガイド逮捕(京都新聞電子版)
 滋賀県警生活環境課と大津署は29日、特定外来生物被害防止法違反の疑いで京都市下京区下松屋町通花屋町下ル、会社社長の男(41)を逮捕した。
 逮捕容疑は29日、大津市下阪本1丁目のホテルの元遊泳用プールで、国の許可なくオオクチバス18匹とブルーギル8匹を飼育した疑い。同署によると、男はホテルの敷地を借りて、琵琶湖のブラックバス釣り客のガイドを行っていたという。「自分は飼っていない。事実に反するとしか言いようがない」と容疑を否認している。
 同署は「ホテルでオオクチバスが飼育されているようだ」と地元住民からの情報提供を受けて捜査。ホテルは「違法に魚が飼われているとは知らなかった。困惑している」としている。
 男は2002年に外来魚の再放流(リリース)禁止を定めた滋賀県の条例について、釣りを楽しむ権利を奪うなどとして、禁止規定の無効確認などを求める訴訟を起こし、退けられた。

■ホテルのプールでブラックバスを無許可飼育 特定外来生物被害防止法違反容疑で釣りインストラクターの男逮捕(産経ニュースWEST)
 許可なくブラックバスやブルーギルなど外来種の魚を飼育したとして、滋賀県警大津署などは29日、特定外来生物被害防止法違反の疑いで京都市下京区の会社役員、浅野大和容疑者(41)を逮捕した。浅野容疑者は「そんなことはしていない」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は29日までの間、国の許可を受けずに、大津市下阪本のホテルのプールで、特定外来生物のブラックバスやブルーギル計26匹を飼育したとしている。同法違反容疑で逮捕されるケースは異例という。
 同署によると、浅野容疑者は釣りのインストラクターの仕事をしており、ホテルと契約を結び、敷地の一部を借りていた。「ブラックバスがプールで飼育されている」と市民らから複数の通報があり、捜査したところ、浅野容疑者の関与が浮上した。今後、飼育した目的などを調べる。

■ブラックバス:無許可飼育、釣りガイド会社経営者を逮捕(毎日jp)
 特定外来生物に指定されている魚、ブラックバスとブルーギルを無許可で飼育したとして、滋賀県警大津署などは29日、京都市下京区の釣りガイド会社経営、浅野大和容疑者(41)を特定外来生物被害防止法違反容疑で逮捕した。「誰が育てていたのか知らない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は29日、大津市下阪本1のホテル内の屋外プールで、ブラックバス18匹とブルーギル8匹を無許可で飼育したとしている。
 大津署やホテルによると、プールは縦15メートル、幅10メートルで深さは50〜150センチ。現在は夏も含め遊泳用には使用せず、防火用に水をためていた。外部から自由に出入りできる状態で、近隣住民などからの通報で発覚したが、ホテル側は「外来魚がいるとは知らなかった」と話している。
 大津署によると、浅野容疑者は琵琶湖などでバス釣りのガイドをしており、客に釣らせるために飼育していた可能性があるとみて調べている。浅野容疑者は釣ったブラックバスの再放流禁止に反対する活動でも知られている。【田中将隆】

■琵琶湖に飛び込み男性死亡 大津「友人とふざけて」(京都新聞電子版)
 28日午後10時10分ごろ、大津市雄琴6丁目の雄琴港で、近くのホテル従業の員男性(23)が琵琶湖に飛び込んで上がってこないと、一緒にいた友人男性が119番した。市消防局の隊員が約45分後、水深約2メートルの湖底で男性を発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。溺死とみられる。
 大津署によると、男性は友人の男女3人と花火をしており、友人たちは「(男性)がふざけて湖に飛び込んだ」と話しているという。同市の女性(18)も一緒に飛び込んだが、友人に引き上げられ、けがはなかった。

■無人ソーラー船、琵琶湖縦断に初成功 立命大、5度目挑戦(京都新聞電子版)
 滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスで水中探査や産業用のロボットを研究する学生たちがこのほど、無人ソーラーボートによる琵琶湖縦断を初めて成功させた。過去4度の挑戦は途中断念しており、学生たちは「風や波、大自然に立ち向かうソーラーボートの魅力に少しでも注目が集まれば」と話している。
 同大学先端ロボティクス研究センターの川村貞夫教授の研究室メンバー6人で、地元で同ボートの普及を目指す市民グループ「遊湖(ゆうこ)の会」と協力して挑んだ。
 同ボートは太陽光を動力にし、事前に組み上げたプログラムと衛星利用測位システム(GPS)で自ら進路を取る。琵琶湖縦断はこれまで、2002年、11年、12年、14年に同研究室の4年生が挑戦してきた。高島市のマキノサニービーチから大津市のなぎさ公園までのコースで、緊急時以外は遠隔操作しないなど公式レースと同条件で臨んだが、船体浸水や太陽光不足でいずれも失敗した。
 今年は前年のボートを改良し、全長約2・4メートル、重さ約10キロの「バリスタ」と名付けた。高性能のソーラーパネルに替え、電動モーターなどを浸水しにくいように配置。コース取りの難しい琵琶湖大橋付近は細かく経由ポイントを設定するなどして挑んだ。23日午前8時ごろ、スタート。穏やかな北湖を軽快に駆け、最難関の琵琶湖大橋もスムーズに通過。南湖ではスクリューに藻が絡まり、観光船ミシガンとすれ違った際に大きく傾くなどピンチもあったが、午後2時すぎに湖岸に到着。約60キロの距離を、約6時間10分で走破した。
 挑戦を見守った同大学総合科学技術研究機構の熊谷道夫教授(地球物理学)は「自然条件やチームワーク、事前の準備など受け付いだ技術と経験を最大限に生かしてくれた」と評価する。
 リーダーの4年宮舞ラ生さん(21)は「ひやひやしながら見守ったが、一切メンテナンスすることなく最後まで走りきってくれた。今後は後輩たちが完走時間の短縮に挑戦してほしい」と笑顔で振り返った。

■滋賀県内ナンバー「滋賀」→「びわこ」に? 県議会本会議で議員提案も(産経ニュース)
 「ゲジゲジナンバー」が姿を消すかも−。28日の県議会本会議で、県全域の自動車ナンバーの地名表示を「滋賀」から「びわこ」に変更すべきだと提案があった。現行制度では、変更は極めて困難とみられるが、三日月大造知事は「住民や市町の盛り上がり次第では、国に変更を要望する必要もある」としている。
 滋賀ナンバーをめぐっては、「滋」の文字が虫のゲジゲジに似ているとして「ゲジゲジナンバー」と呼ばれる一方、稲光にも見えるため「イナズマナンバー」の別称もある。
 一方、県議会では今年2月、滋賀県の認知度の低さから、県名変更の是非を問う議論が浮上。だが、これを受けて行われた県政世論調査では、82・8%が「変える必要はない」と答え、ひとまず“現状維持”で落ち着いていた。
 この日開かれた県議会本会議の一般質問で、チームしがの所属議員が「せっかく盛り上がった論争を終わらせるのはもったいない。『ご当地ナンバー』は、地域の知名度を上げるのに有効」と述べ、自動車ナンバーの地名表示を「びわこ」に変更するよう提案した。
 ご当地ナンバーは、地域振興を目的に、市町村の要望を受けて都道府県が国土交通省に独自の地名表示を要望する制度。これまでに「富士山」「堺」など全国で29のご当地ナンバーが誕生したが、その対象は「一定のまとまりのある地域」などと規定され、滋賀運輸支局の管内全域に当たる県全体の変更は、現状では想定されていない。
 三日月知事は「『近江』『琵琶湖』などが持つ良好で上質なイメージと滋賀県の魅力をしっかり結びつけて発信する方策について、さまざまな観点から検討したい」と話している。

15/09/28

■「うみのこ」体験、4府県に拡大 滋賀県教委、琵琶湖の環境学ぶ(京都新聞電子版)
 滋賀県教育委員会は28日、琵琶湖の学習船「うみのこ」を使ったフローティングスクールに、淀川流域の京都、大阪両府に加え、来年度から奈良、岐阜両県の小学生も招く方針を明らかにした。滋賀の児童と船上での活動を共にしながら、琵琶湖の環境や漁業などについて学んでもらう。
 県教委は県内の小学5年生を対象に実施しているフローティングスクールに、1999年度から京都と大阪の児童を招いている。1泊2日の航海を滋賀の小学生と合同で体験してもらう事業で、昨年度までに両府の57校計6006人が乗船している。
 今月成立した「琵琶湖保全再生法」は、琵琶湖の保全や再生の重要性について国民の理解と関心を深め、教育や学習の振興に努めるよう規定している。これまでは琵琶湖とつながる淀川流域の小学校を対象にしていたが、滋賀に隣接する奈良と岐阜にも対象を広げ、水質改善の努力や生物保護の取り組みを知ってもらうことにした。
 現在は年6回程度を両府の児童との交流航海に充てているが、4府県に拡大する来年度からは8回程度に増やす予定。また今年11月には、他府県の親子も「うみのこ」に乗船して琵琶湖の環境学習を体験する一日航海も計画している。

■文化庁「日本遺産」活用の振興策議論 大津でフォーラム(京都新聞電子版)
 文化庁の日本遺産に認定された「琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」を生かした地域振興のあり方を考える「日本遺産フォーラムin滋賀」が27日、大津市におの浜のピアザ淡海で開かれた。琵琶湖を中心とした水にまつわる歴史や営みが紹介され、参加者たちが湖国の魅力を再認識した。
 日本遺産制度の意義について、文化庁記念物課の加藤弘樹課長は「個別に保存してきた文化財を一つの物語でつなぎ、一体として活用していくことだ」と強調。大津市の比叡山延暦寺や高島市針江地区の「かばた」など21の文化財で構成した「琵琶湖とその水辺景観」は「水を敬い、おそれながら暮らす琵琶湖周辺の人々の特色が印象的に描かれている」と評価した。
 琵琶湖博物館の篠原徹館長は、湖国を愛した俳人の視点から琵琶湖の文化的景観を解説した。向井去来の「湖の 水まさりけり 五月雨」や、松尾芭蕉が詠んだ「稲雀 茶の木畠や 逃げ処」などの句を挙げながら、「農や漁など人の働く姿も交え、多くの俳人が近江を詠んでいる。俳人たちが詠みたいなと思う景観が生活の質の高さであり、文化的な景観だ」と指摘した。
 フォーラムは、県と構成文化財がある6市などでつくる「日本遺産『水の文化』ツーリズム推進協議会」が主催し、市民ら約200人が参加した。大久保貴彦根市長や小椋正清東近江市長らも6市の魅力を紹介した。

■赤野井湾、汚染に驚き 守山(YomiuriOnLine滋賀)
◇小中生ら170人環境学習
 国の財政支援で琵琶湖の環境保全と再生を図る「琵琶湖再生法」の成立を受け、守山市の近江守山ライオンズクラブとボーイ、ガールスカウトのメンバーらが27日、地元の赤野井湾で現状を学んだ。
 身近な環境に触れることで知識と交流を深めようと初めて行い、小中学生ら計約170人が参加。同湾で水質調査や清掃などを続ける地元の市民グループ「夢・びわ湖」の辻ひとみ代表が現状を解説した。
 一帯では約60年前まで水がきれいで魚も多かったが、辻代表は「元々狭く、烏丸半島に流れが遮られて閉鎖性水域となり、今では琵琶湖で最も汚いと言われる」と強調。「群生するハスが湖底に沈み、ヘドロとなって堆積していることが水質悪化に拍車をかけている」と指摘し、群生地とハスのない場所それぞれで湖底の観察を提案した。
 参加者は2班に分かれて舟に乗り、高さ1〜2メートルに伸びたハスをかき分けて群生地へ。湖底からすくったヘドロの中に、汚れた水でも生息できるヒメタニシを確認したり、ハスのない場所から天然シジミが1個だけ見つかったことに驚いたりしていた。
 ボーイスカウト班長で市立守山南中3年の間瀬貴斗君(14)は「楽しかったが、琵琶湖は想像より汚れていた。環境が完全に壊れてしまう前に修復しなければ」と話していた。

15/09/27

■国体ボート、滋賀で開幕 白熱レースに声援(京都新聞電子版)
 「紀の国わかやま国体」のボート競技が27日、大津市玉野浦の滋賀県立琵琶湖漕艇場で開幕した。湖岸には朝早くから大勢の観客が訪れ、白熱したレースに声援を送った。地元滋賀のボランティアたちも会場運営に汗を流した。(16面参照)
 主催県の和歌山にも日本ボート協会公認コースがあるが、手狭なため琵琶湖漕艇場を会場にした。同漕艇場での国体レースは、1981年のびわこ国体以来34年ぶりとなった。
 初日は2人こぎのダブルスカルや4人乗りの舵手つきフォアなど各種目の予選が行われた。懸命にボートをこぐ選手たちに、観客も「頑張れ」「もう少し」と大きな声で後押しした。和歌山県橋本市から訪れた会社員山中敏幸さん(47)は「主催県として一つでも上の順位を目指してほしい」とエールを送った。
 会場に近い近江大橋の北側には交流エリアが設けられ、滋賀の物産やスポーツグッズなどを販売する24のブースが並んだ。大津市PTA連合会からもボランティア14人が会場整理や来場者受付などを担当。エリア内で飲み物を振る舞った早川恵子さん(48)は「滋賀でも2024年に国体がある。よい思い出を持って、また滋賀に来てもらいたい」と話していた。ボート競技は30日まで。

15/09/25

■大型連休、交通量6%減=GWより渋滞も少なく−高速4社(jiji.com)
 東日本、中日本、西日本と本州四国連絡の高速道路4社は24日、秋の大型連休(シルバーウイーク、9月19〜23日)の交通状況をまとめた。1日当たりの平均交通量は5万900台と、今年のゴールデンウイーク期間(5月2〜6日)に比べ6%少なかった。10キロ以上の渋滞の発生回数は18回少ない253回だった。
 最も長い渋滞は、下りが21日午前8時45分ごろ中央道藤野パーキングエリア(相模原市)付近を先頭に発生した47.2キロ。上りは22日午後8時20分ごろ東名道大和トンネル(神奈川県大和市)付近で発生した53.7キロだった。

■全国初、虹を予報 10月9日から一般公開(ChunichiWeb滋賀)
 県内の観光案内をしている「びわこビジターズビューロー」は二十四日、虹予報の一般公開を十月九日午後三時から始めると発表した。ビューローによると、虹の予報を一般公開するのは全国初。
 民間の日本気象会社がにわか雨の発生確率などから予測する「虹指数」の情報を買い取る。特設サイトを設け虹の七色にちなみ、県内七つの圏域ごとに「可能性大」「もしかすると見える」など七段階の指数で毎日、発表する。更新頻度は現在検討している。
 ビューローによると、県内は琵琶湖の存在によって平面的な空間が生みだされ、虹を見られる頻度は高いという。これを新たな観光振興策にできないかと模索。県から地方創生の一億五千万円の補助を受けて事業に当たる。
 九日午後三時からはJR東京駅前のイベント広場で、お天気キャスターとしても活動したタレントの皆藤愛子さんが予報開始を記念して第一回虹予報を発表。三日月大造知事も出席する。(井上靖史)

15/09/24

■「虹予報」滋賀県が公開へ 新たな観光資源に 全国初(産経ニュースWEST)
 虹が出やすいとされる滋賀県で、虹の見える可能性を数値化した「虹予報」を、滋賀県がインターネットで公開する。同県によると全国初の試み。
 滋賀県は周囲を山で囲まれにわか雨が多いことや、中央に琵琶湖があって視界が広いことなど、虹を見る環境に恵まれているという。
 予報は10月9日から。「予報をきっかけに交流サイトなどで滋賀の魅力が広がれば」と担当者。“名物”の虹が滋賀観光のかけ橋となるか−。

■虹予報:ネットで毎日発信…滋賀県、来月9日から(毎日jp)
 滋賀県は来月9日から、インターネットで毎日、「虹予報」を発信すると発表した。県によると全国初の取り組み。
 「夕方ににわか雨が降り、その後、日が差す」など虹が出やすい気象条件になるかを提携する気象情報会社が分析。県内の七つのエリア別に、期待度を8段階で知らせる。
 県によると、琵琶湖を山が囲む地形の滋賀は、虹が出やすいうえ、見通しがきく絶好の「名所」。県が見込む観光客増の予報は当たるか? 【北出昭】

■オオヒシクイ、琵琶湖に飛来 国の天然記念物、今季初(京都新聞電子版)
 国の天然記念物で渡り鳥のオオヒシクイが23日、滋賀県長浜市湖北町今西の湖北野鳥センター前の琵琶湖に今季、初飛来した。
 同日午前7時ごろ、同センター職員が2羽の飛来を確認した。昨年より4日早い飛来となった。
 オオヒシクイはカモ科でガンの仲間。大きさは羽を広げると約1・6メートルで、体重は約5キロ。カムチャツカ半島で繁殖し、琵琶湖に渡って来る。近年は日本全体で約9千羽しか飛来せず、湖北地域が国内南限の越冬地とされる。琵琶湖ではピークの1〜2月に300〜500羽になる。
 同センター専門員の池田昇平さん(24)は「風物詩のオオヒシクイの飛来は、冬の訪れを感じさせる。これからはコハクチョウやオオワシもやって来ます」と話している。

■パドル軽やか、湖上すいすい 大津沖でカヌー教室(京都新聞電子版)
 小学生を対象にしたカヌー教室が23日、大津市雄琴5丁目のレジャー施設であり、子どもたちがパドルをこぎながら気持ちよさそうに琵琶湖沖合を周回した。
 競技人口の少ないカヌーの面白さを知ってもらおうと、市が6月から全5回開催。2024年の滋賀国体で活躍できる選手を育てる狙いもあり、県内で唯一カヌーの競技選手を育成するレジャー施設「オーパルオプテックス」の協力で実施している。
 この日は、初心者を含む3〜6年生の男女約100人が、パドルのこぎ方などの基本動作を教わり、上半身をうまく使って藻をよけながら軽快に湖上を進んだ。唐崎小3年の奥村絆さん(9)は「遠くまでカヌーをこいで楽しかった。曲がるのが難しかった」と笑顔で話していた。
 次回は10月25日。申し込みはオーパルTEL077(579)7111。

■オオヒシクイ初飛来 湖北昨年より4日早く(ChunichiWeb滋賀)
 長浜市湖北町の琵琶湖岸で二十三日、国の天然記念物オオヒシクイの今季初飛来が確認された。昨年より四日早い。
 オオヒシクイはガンの仲間で翼を広げると一・六メートル、体重五キロほど。くちばしの先や足がオレンジ色なのが特徴。数千キロ離れたロシアのカムチャツカ半島から越冬のため、毎年琵琶湖へ三百羽以上が渡ってくる。
 この日は飛来した二羽が浅瀬で昼寝をしたり、羽繕いをするなど旅の疲れを癒やしていた。
 岐阜県羽島市の会社員太田和義さん(50)は「長い距離をよく渡ってきたなと感心します。来た日に見られてラッキーです」とカメラを手に笑顔だった。
 湖北野鳥センターによると、オオヒシクイは夕方から朝にかけて活動するため、午前中の観察がおすすめ。二月末まで見られるという。(中村千春)

■オオヒシクイ、ペアで初飛来 長浜の琵琶湖岸(YomiuriOnLine滋賀)
 長浜市湖北町今西の湖北野鳥センター前の琵琶湖岸に23日、国の天然記念物に指定されている渡り鳥のオオヒシクイ2羽が今シーズン、初めて飛来した。初飛来の確認は昨年より4日早い。
 ガンの仲間で体長約90センチ、体重約5キロ、翼を広げた時の長さは約1・6メートルにもなる。繁殖地のロシア・カムチャツカ半島周辺から越冬のため日本に渡る。長浜市の琵琶湖岸は国内最南限の越冬地とされ、毎年300〜500羽が飛来し、来年2月下旬まで見られるという。
 センター職員がこの日午前7時頃、羽を休める成鳥2羽を確認した。大群はクリスマスの頃に飛来する。担当者は「ペアだと思われる。湖北の秋の深まりを告げる渡り鳥をぜひ見に来てほしい」と話している。

15/09/23

■ブルーギルの雑食に驚き 大津で子どもら、外来魚問題理解深める(京都新聞電子版)
 湿地の環境について子どもたちが交流して学ぶ「ユースラムサール交流会」が22日、大津市黒津4丁目の「ウォーターステーション琵琶」で開かれた。滋賀県、愛知県、宮城県の子どもたちがブルーギル釣りやブラックバスの調理を体験し、琵琶湖の外来魚問題について理解を深めた。
 貴重な生態系をはぐくむ湿地の保全に向けて若い世代へ理解を広げる市民団体「ユースラムサールジャパン」(名古屋市)が企画した。交流会開催は今年5月に続いて2回目。琵琶湖をテーマにした今回は、大津市田上で活動する「TANAKAMIこども環境クラブ」、藤前干潟(愛知県)と蕪栗沼(宮城県大崎市)の環境学習クラブに所属する中学1年から高校2年までの11人が参加。19日から3泊4日で、湖北での湖水浴やビワマス釣りなどを行った。
 最終日のこの日は、瀬田川でブルーギルを釣り、解剖する実験を行った。講師を務めた県水産試験場の菅原和宏主査が「ブルーギルは何でも食べるので胃袋の中を確認して」と説明。実際に昆虫や貝、藻が見つかり、子どもたちが驚いた表情を見せた。その後、ブラックバスのさばき方も教わり、フライに調理して味わった。
 玉川高2年の加藤みな子さん(16)=大津市=は「学校ではできない体験ができ、新しい友人とも知り合うこともできた。良い交流会になった」と満足げに話した。

■外来魚解剖に興味津々 中高生ら、大津で生態系探る(ChunichiWeb滋賀)
 ラムサール条約を締約する湿地や水域の中高生が交流する「ユースラムサール交流会」が二十二日までの四日間、琵琶湖を中心に開かれ、県内や愛知、宮城各県の計十二人が魚を食べたり、外来魚を解剖したりして生態系について考えた。
 全国のラムサール条約登録湿地の中高生でつくる任意団体「ユースラムサールジャパン」(事務局・名古屋市)の主催。団体は、湿地を保全する大切さを若者に知ってもらおうと一昨年、発足した。交流会は五月の藤前干潟(名古屋市)での開催に続いて二回目。
 中学一年生から高校二年生が集まった今回のメンバーは最終日の二十二日、大津市黒津の交流施設「ウオーターステーション琵琶」近くの瀬田川で、外来魚のブルーギルを釣り上げた。県水産試験場職員の指導を仰ぎながら、生きたまま解剖し、エビなどの在来種を食べているか確認した。昼食にはブラックバスを食べた。
 名古屋での一回目の交流会の際、玉川高(草津市)二年の加藤みな子さん(16)が在来魚を食い荒らす琵琶湖の外来魚について知ってほしいと訴え、今回のきっかけになった。愛知県一宮市千秋中一年の伊藤三津葉さん(12)は「外来魚の活用方法を何か考えたい」と話した。
 一行は期間中、名古屋で催された「環境デーなごや」に参加したり、長浜市内の琵琶湖で湖水浴も楽しんだ。(井上靖史)

15/09/22

■外来水草、異常な繁殖力 琵琶湖、駆除後も猛暑で再生(京都新聞電子版)
 外来種の水草で今春までに琵琶湖では大規模駆除されたオオバナミズキンバイが、今夏の猛暑によって、駆除地域の多くで再び繁殖していることがわかった。昨年度は初めて生育面積を縮小させることに成功したが、群落を全て駆除して「巡回・監視区域」になったエリアでも再生が確認された。関係者は、異常な繁殖力を見せる特定外来生物の対策に頭を悩ませている。
 オオバナミズキンバイは南米・北米原産で、成長スピードの速さと切断した茎から再生できる繁殖力が特徴。琵琶湖では2009年に初めて見つかった。同年に約140平方メートルだった育成面積は14年末に15万7千平方メートルに拡大。県やNPO法人、漁協などが対策協議会を立ち上げ駆除に取り組み、今春にいったん約4万6千平方メートルまで減らした。
 滋賀県草津市の矢橋中間水路は機械駆除で約3万3千平方メートル分の群落をほぼ刈り取り、「巡回・監視区域」になった。だが、7月ごろからオオバナミズキンバイが姿を見せ始め、今では沿岸部を覆う。津田江内湖(草津市)や雄琴港(大津市)などほかの巡回・監視区域でも今夏になってオオバナミズキンバイが再び確認された。
 県自然環境保全課によると、根まで取り除かないと効果がないが、他の植物に根を絡ませたり、陸上の石組護岸まで侵食して繁殖する個体もあり、根こそぎ除去が難しいという。同中間水路では、ヨシ帯の中に身をひそめていたオオバナミズキンバイがあったとみられ、同課は「ヨシは保全条例で傷つけられず、人の手で取り除くには大変な労力がいる」と説明する。
 協議会は本年度も連携して駆除に努めており、11〜13日には全国の学生ボランティア延べ1350人が手作業で汗を流した。守山市の木浜内湖のように、住民による小まめな監視と除去で発生が沈静化しているエリアもある。県担当者は「オオバナミズキンバイに対しては劇的な策がなく、現状では駆除した後に監視し、再生を見つければ、また取り除くという作業を地道に繰り返していくしかない」と話す。

15/09/21

■ゆるく激しく音楽フェス(YomiuriOnLine滋賀)
◇イナズマ10万人熱く 草津
 野洲市育ちで「滋賀ふるさと観光大使」のミュージシャン・西川貴教さんが企画する野外音楽イベント「イナズマロックフェス2015」が19、20の両日、草津市の烏丸半島芝生広場で開かれ、計約10万人が来場し、会場は大いに盛り上がった。
 イベントは西川さんの「音楽を通じて古里に恩返ししたい」という思いから、2009年に県内初の大型野外ロックフェスとして始まり、今年で7回目。昨年は来場者が10万人規模になるなど県内外から多くの観客を呼び込むイベントになった。
 20日は、人気アイドルグループAKB48や、UVERworld(ウーバーワールド)、超特急などのグループが音と歌声を会場に響かせ、来場者は拍手をしたり、手を振ったりして楽しんでいた。
 会場には無料エリアも設けられ、体験型観光ができる「おいで〜な滋賀体感フェア」などが開かれた。草津市や栗東市などのマスコットキャラクターのシールを顔にはってもらうブースもあり、多くの来場者でにぎわっていた。
 4年連続で訪れているという石川県白山市の会社員佐藤琢哉さん(23)は「人がひしめき合う中で、一体となって楽しめるのが野外の魅力。滋賀のおいしいご飯を食べて帰ります」と話していた。
◇伊吹山は500人 思い思いに
 伊吹山の麓にある伊吹薬草の里文化センター(米原市春照)で19、20日の2日間、伊吹山音楽祭(同実行委員会など主催)があり、県内外から訪れた約500人の音楽ファンが秋空の下、様々なジャンルの演奏を楽しんでいた=写真=。
 音楽祭は、バンド同士やファンとの交流を深めようと毎年開催されており、今回で7回目。今回は、関西をはじめ東北や中国地方など各地で活動しているバンドなど53組が出演、野外や屋外のステージで、ギター演奏や歌声を披露した。
 野外ステージの芝生広場には、日よけ用テントなどが張られ、観客はフォークソングやオペラに手拍子をしたり、体を揺らしたりして、思い思いに音楽を楽しんだ。会場にはフリーマーケットも出店され、イベントを盛り上げた。

15/09/20

■TMRにももクロに…今年も開幕、イナズマロックフェス(産経ニュースWEST)
 滋賀県内最大の音楽イベント「イナズマロックフェス」が19日、琵琶湖に臨む同県草津市下物町の烏丸半島芝生広場で開幕した。野洲市出身のミュージシャン、西川貴教さんの呼びかけで集まった人気アーティストを目当てに、県内外から大勢のファンが詰めかけた。20日まで。
 「滋賀ふるさと観光大使」に西川さんが任命されたのを機に、6年前から毎年続く恒例のコンサート。今年は、ももいろクローバーZやUVERworldなどのアーティストと、ジャルジャルやアンガールズらお笑いタレントの計42組が会場を盛り上げる。 
 詰めかけたファンは、音楽のリズムに合わせて手を振ったり歌を口ずさんだりしながら、お気に入りアーティストのステージを満喫。また、西川さんが登場すると会場の興奮が一気に高まり、名古屋市から訪れていた男性(27)は「西川さんが地元から愛されているんだと実感した」と話していた。
 会場には、県内の観光スポットや農産物をPRする「おいで〜な滋賀体感フェア」と銘打った一角も設けられた。県立湖南農業高校(草津市)の生徒たちが収穫した近江米「みずかがみ」の販売や、県内のゆるキャラを顔にペイントできるコーナーなど17のブースが設けられている。

■国が保全・再生を財政支援(滋賀報知新聞ネット版)
=「琵琶湖保全再生法」成立=
◇全県
 国が琵琶湖の保全、再生を財政支援する議員立法「琵琶湖再生法」の法案が十六日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。これを受けて三日月大造知事は、「より一層、国と自治体、関係者と連携を図りながら、強力、効果的に琵琶湖の保全、再生を推進したい」と意欲を述べるともに、「歴史的に重い責任を感じる」と、表情を引き締めた。
 国から琵琶湖への財政支援をめぐっては、琵琶湖総合開発特別措置法が、昭和四十七年に定められ、平成九年までに、治水と利水の観点からダム、湖周道路などの開発など約二兆円が投じられた。
 一方、今回の琵琶湖保全再生法は、琵琶湖を「国民的資産」と位置づけ、「再生」を打ち出したのが琵琶総特措法と異なる点だ。県単独では保全、再生が厳しくなる中、県関係者は「後ろ盾ができた」と国のバックアップに期待する。
 同法の成立を受けて県は、国の方針に沿って、水質改善、水草除去、外来動植物の対策、水源となる森林整備などの計画を策定する。

15/09/19

■4市に加入呼び掛け 琵琶湖外来水生植物対策協(ChunichiWeb滋賀)
◆県議会
 県議会九月定例会議は十八日、本会議を再開。自民とチームしがの議員が代表質問した。三日月大造知事は、琵琶湖全域に広がりを見せる外来水生植物の駆除を進めるため、対策協議会に未加入の市に対して参加を呼び掛けていることを明らかにした。田中議員の質問に答えた。
 県や環境保護団体、琵琶湖に面する各市でつくる琵琶湖外来水生植物対策協議会は二〇一四年三月に設立。オオバナミズキンバイなどの特定外来生物の駆除をスムーズに行うため、情報共有したり、駆除活動をしている。
 県自然環境保全課によると、設立当時はオオバナミズキンバイが確認されていなかったこともあり、琵琶湖に面する市のうち彦根、米原、長浜、高島の四市が協議会に加入していない。しかし、四市でも今夏までにオオバナミズキンバイや、ナガエツルノゲイトウが確認されたため、あらためて加入を促しているという。
 協議会に加入すると、特定外来生物を運搬するための許可証も発行され、各市の判断で機動的に駆除できるようになる。三日月知事は「情報共有を含めた防除態勢の一層の徹底を図る」と話した。
◆性暴力対策、窓口を周知
【性暴力対策】
 昨年四月に開設した性暴力被害者のための総合窓口「SATOCO」について三日月知事は、これまでに百六人の被害者を支援した実績を紹介し「窓口の周知を進めるとともに、連携や支援充実に努める」と話した。田中議員の質問に答えた。
 支援の結果、性犯罪の被疑者検挙につながった事例もあったという。SATOCOは、県や県警、県産科婦人科医会、おうみ犯罪被害者支援センターが連携して被害者支援に努めている。
◆県内宿泊者、伸び率3位
【宿泊者数】
 三日月知事は今年四〜六月の県内宿泊者数は前年同期比19・4%増で、全国三位の伸び率だったと報告した。竹村議員の質問に答えた。
 四〜六月の延べ宿泊者数は百三十九万人。前年同期に比べ二十二万六千人増え、香川県、富山県に次ぐ伸び率だったという。(井本拓志)
◇きのうの質問者
竹村健(自民)
田中松太郎(チームしが)

■「死亡事故減を」 21日から交通安全運動(asahi.com滋賀)
 21日から始まる秋の全国交通安全運動のオープニング式が18日、県警本部前であり、関係者約100人が参加した。
 交通企画課によると、今年の県内の交通事故の死者数は9月17日現在、53人(前年同期比8人増)。うち高齢者は25人(同6人減)にのぼっている。
 式では、西岡邦彦交通部長が「これから1件でも死亡事故が減るようにしたい」とあいさつした。

15/09/18

■琵琶湖外来魚駆除大会(本年度最終)(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
9月13日の駆除大会の結果は以下の通りでした。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2015-09-13/2015-09-13b.html
参加者:156名(新規参加:43名)
千葉、東京、静岡、富山、岐阜、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫より参加
駆除重量:30.5kg
ご参加、ご協力した下さった皆様、ありがとうございました。
続きまして本年度最終の外来魚駆除大会のお知らせです。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2015-10-11/2015-10-11a.html
目的:琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除を行う
開催日:2015年10月11日(日)・・・雨天決行
時間:10:00〜15:00
※随時参加・随時解散といたします
受付:滋賀県草津市津田江1北湖岸緑地※旧志那中湖岸緑地
http://homepage2.nifty.com/mugituku/map/tsudae/tsudae.html
交通:車の場合
瀬田方面からの場合は南湖東岸の湖岸道路を北上し、琵琶湖博物館の手前約1kmに湖岸緑地パーキング有り。
公共交通機関の場合
JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、終点「琵琶湖博物館前」停留所から琵琶湖沿いに徒歩約20分。
参加費:大人200円,子供100円(保険料等の実費)
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
※団体で参加される場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
駆除方法:エサ釣り
持ち物:釣り道具(特に釣り竿・魚を入れる容器)は出来るだけ各自でご準備下さい。
希望者には餌・仕掛けのみ無料でお分けいたします。
また若干数ではありますが、竿を無料レンタルいたします。
仕掛けを準備出来る方はサンプル図
http://homepage2.nifty.com/mugituku/photo/sikake.gif
を参考にして下さい。
昼食は各自ご持参下さい。(最寄りの道の駅まで徒歩約15分)
お願い:会場にゴミ箱はありませんので、必ずゴミは各自でお持ち帰り下さい。
主催:琵琶湖を戻す会
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。
個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
http://www.byq.or.jp/by-stamp/shikumi/about.html
お問い合わせ先:琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
まで
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省から特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html
なお少々先のお話になりますが次回の外来魚情報交換会の日程と会場が決まりましたのでお知らせいたします。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/exchange/exchange.html
第11回「外来魚情報交換会」
日程:2016年2月6日(土)・7日(日)
会場:草津市立まちづくりセンター(JR草津駅前)

■琵琶湖に落とし溺死させた疑い 18歳3人逮捕(ChunichiWeb)
 友人の高校生を琵琶湖に突き落として死なせたとして、滋賀県警長浜署は18日、傷害致死の疑いで、同県長浜市内のとび職2人とアルバイト作業員1人の少年3人=いずれも(18)=を逮捕した。
 逮捕容疑では、7月10日午後1時20分ごろ、長浜市港町の大島漁港の突堤で、一緒に遊びに来ていた同市の定時制高校生、金沢泰良さん=当時(16)=の体を押して1・5メートル下の琵琶湖に転落させ、溺れさせたとされる。署は認否を明らかにしていない。
 少年らは消防に通報。駆け付けた救助隊員が水深3メートルの湖底に沈んでいる金沢さんを見つけた。金沢さんは病院に運ばれたが、助からなかった。死亡が確認された。
 現場はJR長浜駅から南へ約600メートルで、周辺は立ち入り禁止になっている。

■傷害致死容疑:琵琶湖に落とされ16歳死亡…少年3人逮捕(毎日jp)
 滋賀県長浜市で今年7月、遊び仲間で同市加納町に住む定時制高校生の金澤泰良さん(当時16歳)を堤防から琵琶湖に突き落として水死させたとして、県警長浜署は18日、いずれも市内在住で18歳のとび職の少年2人と、アルバイト作業員の少年1人を傷害致死容疑で逮捕した。
 3人の逮捕容疑は7月10日、同市港町の大島漁港の突堤で、金澤さんの体を押して約1.5メートル下の琵琶湖に落とし、水死させたとしている。
 3人は当初、「金澤さんが自分から飛び込んで溺れた」などと供述。金澤さんが水着姿だったこともあり、同署は事故とみていた。だがその後の調べで、金澤さんは水泳が苦手だったことや、3人の供述が別の目撃者の男性の証言と食い違っていることが判明。事件の可能性があるとみて捜査していた。【田中将隆】

■琵琶湖に落とし溺死させる 容疑で18歳少年3人逮捕(京都新聞電子版)
 7月に滋賀県長浜市の漁港で同市の男子高校生が溺死した事故で、この生徒を琵琶湖に突き落とし死亡させたとして、長浜署と滋賀県警少年課は18日、傷害致死の疑いで、同市のとび職の少年2人とアルバイト作業員の少年=いずれも(18)=を逮捕した。同署は3人の認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は、共謀し、7月10日昼ごろ、長浜市港町の大島漁港で、県内の定時制高校の金澤泰良(たいら)君(16)の体を押し、港内の突堤から約1・5メートル下の湖面に転落させ死亡させた疑い。
 同署などによると、少年らと男子生徒は地元の友人同士で、一緒に泳ぎに来ていた。金澤君は泳ぎが得意ではなかったという。3人が金澤君がおぼれたのを見て助けようとしたが見つからず、119番していた。
 当時、現場にいた釣り客らの目撃情報と少年らの供述が食い違っていたことから、事件と事故の両面で捜査していた。いじめなどのトラブルは確認されていないという。今後詳しい経緯を調べる。

■琵琶湖に知人を突き落とし、少年3人逮捕 傷害致死(産経ニュースWEST)
 琵琶湖に知人の男子高校生を突き落として死亡させたとして、滋賀県警長浜署は18日、傷害致死容疑で、長浜市内に住むとび職の少年2人とアルバイト作業員の少年の計3人=いずれも18歳=を逮捕した。同署は認否について明らかにしていない。
 3人の逮捕容疑は7月10日午後、同市港町の大島漁港で、一緒に遊んでいた県内の定時制高校に通う金沢泰良さん=当時(16)=を突堤から琵琶湖に突き落としておぼれさせ、死亡させたとしている。
 同署によると、金沢さんは遊び仲間だった少年3人と、遊泳するために漁港を訪れていた。当初、少年らは金沢さんについて「湖に1人で飛び込んだ」と話していたが、周囲にいた人の目撃情報と食い違っており、同署などが調べていた。

15/09/17

■琵琶湖疏水:通船復活に向け11月にも試行運航(毎日jp)
 大津市と京都市を結ぶ「琵琶湖疏水」の通船復活に向け、両市などでつくる「琵琶湖疏水船下り実行委員会」は17日、今春に続いて11月にも試行運航をすることを決めた。
 大津−山科−蹴上(所要時間約60分、7.8キロ、4000円)▽大津−山科(同約30分、4.2キロ、1500円)▽山科−蹴上(同、3.6キロ、2500円)の3コース。11月14、15、19〜24、26〜29日の計12日間。1日計7便。定員6人、小学生以上。申し込みは10月5〜11日。実行委事務局(075・366・5251)。【土本匡孝】

■琵琶湖再生法成立、「マザーレイク21」をバージョンアップ(産経ニュースWEST)
 琵琶湖再生法が9月16日に成立したのを受け、滋賀県は国の基本方針に沿った保全再生計画を立て、国に財政支援を求めることができるようになった。ただ、琵琶湖の保全に関しては、すでに県独自の計画が定められており、新たな計画をどう作るかが課題として浮かぶ。
どうする保全計画
 琵琶湖をめぐっては、昭和47年に利水・治水を目的とした琵琶湖総合開発特別措置法が成立。湖周道路の堤防整備や琵琶湖から流れ出る瀬田川の浚渫(しゅんせつ)などさまざまな事業が進められ、同法の期限が終了した平成8年度までの25年間で、県は国から約1兆9千億円の財政支援を受けた。
 県は同法失効後の平成12年、高度経済成長期に進んだ環境汚染を考慮し、湖の保全を目的とした琵琶湖総合保全整備計画(マザーレイク21計画)を策定。水質や固有種の漁獲量などといった各種の数値目標の達成に向け、さまざまな事業に取り組むことが定められている。
 琵琶湖再生法でも、国や県が取り組むべき施策として、水質汚濁の防止や外来動植物の駆除などが盛り込まれており、マザーレイク21計画と重なる部分は少なくない
 琵琶湖総合開発特別措置法と異なり、事業の補助率かさ上げや予算措置が明記されているわけではなく、国との協議などによって支援の内容が決まる。その際、県は国の支援が必要な理由の説明が求められる。県は、こうした点を踏まえて計画を練る必要がある。
 三日月大造知事は、同法に取り組むべき施策としてエコツーリズムの推進や湖上交通の活性化などが盛り込まれていることに触れ「マザーレイク21計画をバージョンアップさせた計画を作りたい」と述べた。
長年の悲願かなった
 琵琶湖の環境改善を図る「琵琶湖再生法」成立に地元の関係者らは歓喜に沸いた。
 同法は、平成20年ごろから滋賀県選出の国会議員らが制定に取り組んできた。県にとっては、限られた財政の中で莫大(ばくだい)な費用がかかる琵琶湖の保全・再生を実行するのに、国の財政支援の拡充が必要不可欠だ。県職員は「この法律で、県が実施している施策に国の後ろ盾ができる」と期待を寄せる。
 三日月大造知事は、同法の成立を受けて国会で関係先へあいさつ回りをした後、滋賀県へ戻り記者会見を開催。自身も国会議員時代に成立に向けて取り組んできた経緯があるだけに「今日は滋賀県にとって歴史的な日。長年にわたる悲願が結実し、味わい深い感動を覚えている」と満面の笑みを浮かべた。
 琵琶湖や周辺河川の漁業関係者も同法の成立を歓迎する。
 琵琶湖やその周辺では近年、オオバナミズキンバイやコカナダモなどの外来水草が大量繁茂し、深刻な漁業被害に悩まされてきた。琵琶湖から流れ出る瀬田川でシジミ漁を営む大津市の吉田守さん(69)は「法律の成立は、国が琵琶湖の抱える問題を重要視してくれたということ。国の後ろ盾を受けて、藻が繁茂する異常な状態を早く解決してほしい」と訴えた。

■「琵琶湖と共生進める機会に」 保全再生法成立に市民ら(京都新聞電子版)
 琵琶湖を国民的資産と位置づけ、国が保全に努める琵琶湖保全再生法が16日成立した。滋賀県では、これまで「せっけん運動」など住民が率先して水質改善に取り組んできた。環境保全の最前線で活動する市民や研究者は「人と湖との共生を見つめ直す機会にしたい」と前向きにとらえた。
 「産官学民いずれもがもう一度、琵琶湖と向き合う機にしないといけない」。菜種油を生かした新たな資源循環に取り組むNPO法人「菜の花プロジェクトネットワーク」(近江八幡市)の藤井絢子代表(69)は力を込める。「せっけん運動を知らない世代も増え、琵琶湖と住民との距離は昔と比べ遠くなっている。住民一人一人が自らの暮らしがどう琵琶湖と関係しているか考えてほしい」
 大津市由美浜にある京都大流域圏総合環境質研究センターの田中宏明教授は「琵琶湖の水質研究を前に進めるチャンス」と歓迎する。琵琶湖では近年、微生物に分解されにくい有機物が増加。従来の水質指標では実態をとらえきれず、学識者でつくる懇話会が新たな水質指標導入へ議論を加速させている。委員の田中教授は「琵琶湖から湖沼生態系保全の新たなモデルをつくるため議論している。追い風にしたい」と意欲を示す。
 エネルギー循環型の地域社会づくりに取り組むNPO法人「碧いびわ湖」(近江八幡市)の村上悟代表は、「環境問題が起きてから後手に回って対応するための予算ではなく、琵琶湖の負担を根本から軽減させ、環境問題を起こさないための地域社会づくりに予算を割いてほしい」と訴える。
 三日月大造知事は自ら国会に赴いて採決を見守った。夕方、県庁で記者会見し、「県民、琵琶湖にとって記念すべき日。喜びと同時に重い責任を感じる」と決意を新たにした。
 法律には、琵琶湖の価値を体感してもらう教育充実も盛り込まれた。県は、県内の小学5年生が湖上で宿泊体験学習を行う「うみのこ」事業を例に、「下流域の自治体の児童にもうみのこを体験してもらうなど、新たに何ができるか国などと協議したい」とする。

■琵琶湖大橋通行料金(滋賀報知新聞ネット版)
=来春値下げ=
◇全県
 琵琶湖大橋の新しい通行料金について県は、現行料金に比べて二五%〜三三%引き下げる案を、県議会政策・土木交通常任委員会で明らかにした。十一月議会で議決を得ることができれば、国の手続きを経て、新年度から料金を改める。
 新料金は、橋の本体と周辺整備の追加事業費を試算して設定された。現行料金からの値下げ幅は、普通車二百円→百五十円、軽自動車百五十円→百円、大型・三百円→二百円、大型・七百十円→五百円―となっている。さらに平成三十一年度から導入予定のETCを利用すれば、二割引される。
 追加事業は、琵琶湖大橋の維持管理費と耐震化、東西につながる幹線道路(国161号真野IC〜琵琶湖大橋交差点、琵琶湖大橋東詰交差点〜水保町中野交差点)の四車線化。
 通行料金をめぐっては無料化も含めて検討されていたが、無料にした場合、従来通行料金で賄ってきた維持管理費三億五千万円や、周辺道路の整備費用が県の一般財源を圧迫すると、県市長会を中心に異論が出ていた。

■滋賀・高島の汚染木くず、搬出先は前橋市 許可証を部分公開(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市内で放射性物質に汚染された木くずが放置された問題で、滋賀県は16日、業者が搬出した産業廃棄物処理施設の所在地は前橋市だったと明らかにした。
 県情報公開審査会が8月、搬出先の自治体が出した産廃処理施設の設置許可証などを部分公開するよう答申していた。許可証は、2013年12月に撤去を始めた業者が、非公開を条件に県へ提供した。
 部分公開された許可証の写しでは、施設は「木くずの破砕施設」となっている。業者名や詳しい所在地などは黒塗りされた。
 前橋市廃棄物対策課によると、滋賀県から木くずが搬出されたとの連絡を受けたのは昨年12月ごろで、すでに別の企業に売却されていたという。「市内で野積みや投棄は確認されていない。情報収集は続けているが、現状を特定する内容は答えられない」としている。
 公開請求した大津市の市民団体代表の池田進さん(74)は「最終的に木くずがどうなっているかが分からない。さらに情報公開を求めるか検討したい」としている。

■琵琶湖再生法が成立 参院可決、保全へ国から財政支援(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖の保全に国が財政支援する「琵琶湖の保全及び再生に関する法案」が十六日、参院本会議で可決、成立した。県によると、個別の湖沼を対象にした恒久法はほかになく、琵琶湖を「国民的資産」と位置付けたのが大きな特徴。琵琶湖への財政措置が盛られたのは一九九七年に終了した琵琶湖総合開発特別措置法以来となった。
 条文は二十四条。国は関係府県の意見を聞きながら琵琶湖の保全や再生に向けた基本方針を作る。それに沿って県が保全再生計画を作成。事業を実施する上で財政支援を国から受ける。事業に必要な地方債でも「特別な配慮」を受けるとした。
 水質汚濁の防止や森林保全など琵琶湖再生を意識して活動に取り組むほか、湖上交通の活性化やエコツーリズムの推進に努めるといった琵琶湖に親しむための規定も盛られた。
 新法の目的では「わが国最大の湖。治水や利水の重要な役割のみならず、貴重な自然環境と水産資源の宝庫として後代に継承すべきもの」と触れている。
 新法の制定は二〇〇七年、在来魚の減少や水草の大量繁茂など深刻な環境変化を踏まえて議論が始まった。なぜ琵琶湖だけか、といった論点などで難航もしたが、今国会に超党派で議員提案され、八年越しで実現した。
 自身も衆院議員時代に制定に向けて活動した三日月大造知事はこの日、国会を訪れ、関係する衆参議員や省長を訪問し、謝意を示した。県庁に戻って記者会見し「県民、琵琶湖にとって歴史的な日。琵琶湖の持つ価値を立法機関が認め、国が保全に関与するのが一番大きい」と述べた。
 <県漁業協同組合連合会の窪田雄二専務理事> 琵琶湖の漁獲量は年々下がっている。県もヨシ帯を増やしたり、貝類の復活に取り組んだりしているが、財政的にも限界がある。再生法で国の支援も受けながら在来魚を増やしたり、魚がすみやすい環境が整備されることを期待している。
◆全国モデルを 知事「重い責任」
 新法は第一条の目的で「琵琶湖の保全と再生は、湖沼の保全・再生の先駆けとなる」と記した。県がつくる再生計画は他県の注目の的となり、三日月大造知事も「喜びと同時に重い責任を感じる」と口元を引き締めた。
 水草の大量繁茂や水質の悪化など、琵琶湖が抱える課題は他の湖沼にも共通する。長野県によると、諏訪湖では数年前から湖面に広がる水草のヒシが大量発生。光が遮られ貧酸素化、湖底のヘドロ化が進んでいる。シジミの産地である島根県の宍道湖も似たような課題があるとされ、国の支援を受ける琵琶湖が再生へ知見を提示することに期待は大きい。
 琵琶湖では一九七二年から二十五年にわたり、湖岸堤や堰(せき)を設けて琵琶湖全体を「ダム化」する琵琶湖総合開発が国主導で進められた。約二兆円がつぎ込まれた大事業は湖と周辺の田んぼのつながりを遮り、漁獲の減少など環境破壊の一因とも言われた。
 十八年を経て、再び国が琵琶湖に着目。一転して「再生」を求めている。成果と反省、どちらも大きかったとされる総合開発の経験を踏まえた県には、他の道しるべとなるような、きめ細かな計画づくりと実践が求められている。(井上靖史)

■琵琶湖再生法が成立(YomiuriOnLine滋賀)
◇国支援明記、「長年の悲願」知事歓迎
 琵琶湖を国民的資産と位置付け、保全や環境再生など総合的な方針を示す「琵琶湖再生法」が16日、国会で可決、成立した。同日夕、県庁で記者会見した三日月知事は「県民の長年の悲願だった」と歓迎。県が取り組んできた外来生物の被害防止や水源かん養などが、国の支援で進むことが期待される。
 琵琶湖に関する国の法律は「琵琶湖総合開発特別措置法」(1997年失効)以来。琵琶再生法は2008年頃から、県選出の国会議員らによる議員立法を目指して議論が進められていた。
 同法は24条で構成。第1条で「琵琶湖の保全及び再生が、我が国における湖沼の保全及び再生の先駆けとしての事例となり得る」と、豊かな生態系を持つ琵琶湖の保全や再生の意義を説明する。
 条文では、国が基本方針を示し、県が方針に基づいて保全再生計画を定めることができると規定。計画に沿った事業を進める際、国が財政上の措置を講じたり、地方債の配慮をしたりすることも明記された。
 県琵琶湖政策課によると、昨年度、県が保全や再生にかけた事業費は数百億円に上るという。
 衆院議員時代に議論に関わっていたという三日月知事は「琵琶湖の再生という観点が入っているのが大きな時代の変化だ。法律によって、国の関与がより目に見えるものになると思うので、県行政にとって心強い後ろ盾になる」と話している。

■琵琶湖再生法、成立 再生と保全に国支援(asahi.com滋賀)
 琵琶湖の保全及び再生に関する法案が16日、参院本会議で与野党の全会一致で可決、成立した。琵琶湖を「国民的資産」とし、国が自然環境の再生や保全に財政支援すると明記した。
 同法では、琵琶湖を「近畿圏において治水、利水上重要な役割を担い、多数の固有種が存在し、貴重な自然、水産資源の宝庫であり、国民的資産」と位置づけた。県単独では総合的な保全や再生が困難として、国に環境保全と再生のための基本方針の策定を義務づけ、財政上の措置や地方債発行で特別の配慮をすることなどが盛り込まれた。
 県は今後、国の基本方針に沿って、外来動植物の被害防止、水草除去、水質汚濁の防止、水源となる森林の保全や整備など具体的な再生計画を作る。

15/09/16

■琵琶湖:再生法が成立 保全へ国が財政支援(毎日jp)
 琵琶湖の保全と再生のため国が財政支援をする議員立法「琵琶湖再生法」が16日、参院本会議で可決、成立した。特定の湖沼を保全する財政措置を盛り込んだ法律は全国初で、モデルケースとなることが期待されている。
 琵琶湖は世界有数の古代湖で固有種も多く、生態系が豊かだ。治水と利水でも重要な役割を果たしており、再生法は、琵琶湖が「国民的資産」で、琵琶湖の保全と再生が「我が国における湖沼の保全及び再生の先駆けとしての事例となり得る」と位置づけている。
 その上で、環境相や国土交通相らが関係府県の意見を聞いて保全と再生の基本方針を定め、滋賀県が保全再生計画を策定すると規定した。計画内容は水質改善や生態系保全、農林水産業や観光の振興などで、国が財政支援する。
 琵琶湖では1970年代から90年代にかけて下水道や湖岸道路の整備が進められ、利便性が向上した。だが一方で湖岸のヨシ原が失われるなど環境破壊が顕在化。近年は透明度が増して改善傾向にあるが、水質変化が指摘され、外来水生植物のオオバナミズキンバイの大量繁殖が問題となっている。
 環境保全団体「近江ウェットランド研究会」代表の野間直彦・滋賀県立大准教授は「どのような計画を策定し、実効性を担保するかが鍵」としている。【石川勝義】

■ガソリン価格10週ぶり上昇 原油安が一服(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が16日発表した14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、7日の前回調査より30銭高い135円40銭と、10週ぶりに上昇した。原油安が一服したことが理由だ。
 調査した石油情報センターの担当者は「来週は小幅な値動きになるだろう」と予測している。
 地域別では24都道府県で値上がりした。上昇幅は北海道、群馬の1円80銭が最も大きく、神奈川の1円40銭、鳥取の1円30銭が続いた。横ばいは宮城、静岡など9県。14府県では値下がりした。下落幅は高知が80銭、石川が70銭などとなった。
 ハイオクは40銭高い146円30銭、軽油は10銭安い113円90銭だった。

■レギュラーガソリン135.4円、2か月半ぶりに値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が9月16日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、9月14日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.3円値上がりし、1リットル当たり135.4円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは10週間ぶり。
地域別では、北海道で1.8円、関東で0.8円、中国で0.4円、東北で0.2円値上がり。四国と近畿で0.2円、九州・沖縄と中部で0.1円値下がりした。
ハイオクガソリンは0.4円高の146.3円、軽油は0.1円安の113.9円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、9月16日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は126.7円/リットル(前週比+0.5円)、ハイオクは137.6円/リットル(同+1.0円)、軽油は100.7円/リットル(同+0.6円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖再生法が成立 滋賀県、保全事業スピードアップ(京都新聞電子版)
 国が琵琶湖の水質や生態系保全に財政措置する議員立法「琵琶湖保全再生法」が16日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。これまで滋賀県が進めてきた琵琶湖保全事業のスピードアップが期待できる。
 再生法は、琵琶湖を「多数の固有種が存在する国民的資産」と定義。まず国が基本方針を定め、滋賀県が策定する計画の事業に対し財政措置を行う。具体的には▽水質改善▽水源につながる森林の整備▽外来の魚や植物の防除▽漁業資源の回復―などを掲げた。
 計画の策定にあたって、京都、大阪、兵庫の府県と政令市なども加えた「琵琶湖保全再生推進協議会」の設置を盛り込み、下流の意見も反映させる。
 滋賀県内の治水向上と下流府県の利水拡大を進めた琵琶湖総合開発特措法が1997年に終了後、環境保全を主眼にした「ポスト琵琶総」の法律制定が長年の課題だった。再生法の財政措置は琵琶総特措法に比べて強力とはいえないが、琵琶湖の環境保全体制が一歩進んだ形だ。
 法案をめぐっては自民、公明両党が2009年に国会提出目前までこぎつけ、民主党も与党時代の12年に骨子をまとめたが、解散総選挙で成立には至らなかった。今回の再生法は長年の懸案解決のため自民、民主両党が調整してまとめ、3日の衆院本会議で可決していた。
三日月知事、県の悲願、喜ばしい
 滋賀県の三日月大造知事は「県にとり悲願であり大変喜ばしい。琵琶湖の再生はわが国の湖沼再生の先駆けとなる。今後、国や関係自治体と連携して取り組みを進める」とコメントした。

■国が基本方針策定=琵琶湖保全で新法成立(jiji.com)
 琵琶湖(滋賀県)の環境保護のため、国が積極的に支援することを定めた新法「琵琶湖の保全および再生に関する法律」が16日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。国に対し、琵琶湖保全に向けた基本方針の策定を義務付けたほか、水質汚濁防止や生態系保全策への財政支援を促している。超党派の議員立法として今国会に提出されていた。

■琵琶湖再生法可決・成立、生態系など環境保全を国が後押し(産経ニュースWEST)
 琵琶湖(滋賀県)の環境改善を図る「琵琶湖再生法」が16日の参院本会議で、全会一致で可決、成立した。同県選出の国会議員らが中心となって起草。外来動植物による生態系の被害など、山積する琵琶湖の課題に対し、国の後押しを確実にする狙いがある。
 同法では、琵琶湖を「近畿圏の治水・利水に重要な役割を担い、貴重な自然環境、水産資源の宝庫」と位置づけ、国が保全再生に向けた基本方針を定めることを明記。同県が基本方針に沿った保全再生計画を進める際、国が必要な財政支援を行う、としている。
 同県琵琶湖政策課によると、琵琶湖の保全再生をめぐり、年間数百億円の事業費が計上されており、同課は「法の成立で後ろ盾ができ、国の支援による事業の拡充が期待できる」としている。
 ただ、同法には国が指針を定める期限や財政支援の具体額などは盛り込まれておらず、今後国と同県が協議する方針。

15/09/15

■滋賀県南部で震度1(京都新聞電子版)
 15日午後11時28分ごろ、大津市などで震度1を観測する地震があった。
 気象庁によると、震源地は滋賀県南部北緯35.1度、東経136.0度で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)3.0と推定される。
 各地の震度は次の通り。
 震度1=大津北消防、草津、守山、栗東、野洲西河原、湖南森北公園、湖南石部中央、湖南中央(滋賀)宇治田原(京都)
 この地震による津波の心配はない。

■生物多様性:日本アワード優秀賞に気仙沼市立大谷中など(毎日jp)
 イオン環境財団(岡田卓也理事長)は15日、「第4回生物多様性日本アワード」(毎日新聞社など後援)の優秀賞(5件)を発表した。10月20日、東京の国連大学での授賞式でグランプリが発表される。
 同アワードは、生物多様性の保全活動や持続可能な利用に向けた調査・研究・商品開発などを表彰するため2009年に創設された国内賞。国際賞である「生物多様性みどり賞」と交互に隔年で実施している。
 受賞団体、企業などは以下の通り。伊藤園(「お茶で琵琶湖を美しく・お茶で日本を美しく」プロジェクトを通じた生物多様性保全の取り組み)▽一般社団法人エゾシカ協会(エゾシカの先進的な資源的活用促進事業)▽九州の川の応援団/九州大学島谷研究室(水辺環境の保全・再生の実践と地域活性化)▽NPO法人グラウンドワーク三島(市民力を結集してドブ川を多様な生き物がすむ「ふるさとの川」に再生・復活)▽宮城県気仙沼市立大谷中学校(大谷ハチドリ計画)

15/09/14

■国体ボート会場に水草異常繁殖、除去急げ 大津・琵琶湖漕艇場(京都新聞電子版)
 今秋の「紀の国わかやま国体」のボート競技が開催される琵琶湖漕艇場(大津市)で、異常繁殖している水草の刈り取りが急ピッチで進められている。和歌山県の要請を受け地元漁協がフル稼働し、滋賀県も刈り取り船を急きょ貸与。大会まであと約2週間に迫る中、関係者は「選手が気持ちよくレースに臨めるように」と結束して刈り取りに取り組んでいる。
 今月11日、配艇場を仮設する近江大橋東詰の「新浜ヤード」(草津市)には緑色の草が山のように積まれていた。漁船が国体のコースや練習エリアに散らばり、次々と水揚げした。瀬田町漁協と湖南漁協(いずれも大津市)の計4隻に加え、県のバリカン式の作業船も出動し、午前中だけで約30トンの水草を刈り取った。
 漕艇場は瀬田川河口の東岸にある。コースは長さが1000メートル、幅は約200メートル。大きな熊手ようの道具で除去作業をしていた瀬田町漁協の吉田守組合長(69)は「漕艇場は広いから大変。取っても取っても追いつかんぐらい」と嘆く。
 瀬田町漁協は今春から和歌山県の依頼で月に1回、漁船を2隻出し、刈り取りを続けてきた。だが夏の異常繁殖を受け、8月下旬から4隻体制に増やした。水草の上部を刈り取っても、琵琶湖から流れてくる切れた藻が引っかかり、島のような固まりになるため、根こそぎ取る方式に変更した。
 国体のリハーサルと位置づけた8月末の「びわ湖レガッタ」では競技に支障はなかったものの、開始時間が1時間ほど遅れた。今月に入り、滋賀県も「できる限りの支援をしたい」(琵琶湖政策課)と作業船を和歌山県に無償貸与。大会直前にはもう1隻の作業船を追加投入し周辺をきれいにする。藻がオールに絡むとボートが進まなくなったり、転覆する恐れもある。公式練習が始まる24日まで、もうしばらく水草との「格闘」は続く。吉田組合長は「和歌山の開催であろうが、琵琶湖でやる国体に変わりはない」と努力を惜しまない。和歌山県のボート競技事務所(大津市)は「滋賀の皆さんと一丸になり、万全な態勢を整える」と話す。
 ボート競技は、和歌山県内に国体の施設基準を満たす会場がないため、同漕艇場で27日から30日まで開催される。

■那智勝浦新宮道路全線開通 川関〜市屋間 約700人が祝う(紀南新聞ONLINE)
 国道42号那智勝浦新宮道路の那智勝浦IC(インターチェンジ)から市屋(6・3キロ)が13日開通し、同日午後2時から那智勝浦ICで開通式が行われた。式典には仁坂吉伸和歌山県知事や周辺自治体の首長、和歌山県選出の国会議員など多くの関係者、地元住民あわせて約700人が詰めかけ、悲願の延伸区間開通を祝った。
 那智勝浦新宮道路は、国道42号の交通混雑解消、大地震時の救援ルートの確保、基幹病院へのアクセス向上、沿線地域の活性化などを目的に事業化された全長15・2キロの自動車専用道路。平成4年に新宮市三輪崎〜那智勝浦町川関間(8・9キロ)が事業化され、平成19年に同区間の供用が開始された。今回開通した川関〜市屋間は、平成18年に事業化され、平成22年に工事着工。今月26日の紀の国わかやま国体開幕に合わせた完成を目指してきた。
 同区間の全通により、これまで約30分を要した太地町役場から新宮市立医療センターへのアクセスが約19分(部分開通時は約25分)に短縮されるなど、救急医療活動への好影響を与えるほか、観光地へのアクセス向上や円滑な物流による地域経済の活性化に期待が持たれている。
 和歌山県の仁坂知事はあいさつで「ようやくここまできた。ただ市屋の向こう側は依然として海沿いの道が続いている。命の道という点で紀伊半島一周の道をなんとしてでも作っていくよう、国交省にも要望を続けていきたい」と今後の高速道路事業推進への意欲を示した。那智勝浦町の寺本眞一町長は「こんなに早く完成し夢のよう。交通混雑の解消、地域経済の活性化、災害時の命の道として大きな道路ができ、感動もひとしおです。全線開通を一日でも早く実現するように願いたい」と喜びの声を語った。
 その後は、関係者による餅つきと餅まきが行われ、集まった多くの住民は歓声を上げながら餅を拾った。式典の最後に仁坂知事や国会議員、寺本町長、三軒一高太地町長、田岡実千年新宮市長などによってテープカットが行われ、くす玉から開き出た「開通」の文字に、開場からは大きな拍手が起こった。同区間は式典後5時から一般に開放された。
【地元関係者の声】
太地町漁業協同組合・貝良文参事
 曲がりくねった道しかなかった当地域に素晴らしい道路がつながった。本当にうれしく思う。太地町では平成29年3月森浦に道の駅がオープン予定となっている。道を通じて紀南地方の経済交流が生まれることを期待している。
南紀くろしお商工会・森川起安会長
 地元経済界を担う商工会としてはこれほど喜ばしいことはない。ぜひこのままの勢いで田辺方面から市屋までの区間を通してもらえたらと思う。
那智勝浦町観光協会・花井啓州会長
 観光協会としては、交通の便が向上することにより、バスやマイカーでの観光客の増加に期待している

15/09/12

■琵琶湖の外来植物、手作業で除去 全国の学生450人(京都新聞電子版)
 琵琶湖で異常繁殖する特定外来生物のオオバナミズキンバイの除去を目指し、全国の学生ボランティア約450人が11日、大津市と滋賀県草津市、守山市の湖岸で「除去大作戦」を展開した。
 NPO法人「国際ボランティア学生協会」(東京都)が企画し、今年で3年目。生態系への悪影響が懸念されているオオバナミズキンバイの勉強会を8月に開き、この日は関西を中心に東京都や長崎県の学生も参加した。機械が使えず、手作業でしか駆除できない岸辺などの小規模群落エリアで活動した。
 大津市中央4丁目の湖岸では、学生たちが石積の間に生えたオオバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウなど外来植物の茎や葉を丁寧に根から取り除いた。立命館大4年の中島晴香さん(23)=草津市=は「出身は福岡ですが今は滋賀が地元。やっかいな植物を琵琶湖から取り除く手伝いがしたい」と話した。
 12日、13日も各市で作業を行い、延べ約1350人が参加予定という。

15/09/11

■琵琶湖に浮かぶ「沖島」で伝統漁法「エビたつべ漁」(産経ニュースWEST)
 琵琶湖の有人島・沖島(滋賀県近江八幡市)に伝わる珍しい漁法「エビたつべ漁」の体験会が、同島周辺の漁場で開かれた。参加した親子連れらは漁船に乗り、漁業者から伝統のエビ漁を学んだ。
 沖島は平成25年7月、離島振興法に基づく振興対象地域に指定された。体験会は、島外からの定住・交流促進などで島の人口減に歯止めをかける狙いの事業の一つとして、市と沖島町離島振興推進協議会が企画した。
 エビたつべ漁は、スジエビなどを捕るための「たつべ」と呼ばれる専用のかごを使った伝統漁法。たつべの中にエサを入れて水中に仕掛け、エサに誘われて中に入り込んだエビが出られなくなる仕組みになっている。
 体験会では、参加した親子連れらが、沖島漁協の森田正行組合長から説明を受けたあと、漁船に乗り込んで漁場へ。事前に湖底へ沈めていたたつべを船に引き揚げる作業を体験。中に入っていたスジエビやテナガエビ、魚などを興味深そうに触っていた。
 このあと島に戻り、スジエビで作った「エビ豆」や湖魚・ヨシノボリの稚魚「ウロリ」の釜揚げなど、沖島の味を堪能した。

■まるで滝つぼ? 青土ダム、ごう音上げ放流(ChunichiWeb滋賀)
 台風18号の影響で増水した水を放流する様子が、甲賀市土山町の野洲川上流にある青土(おおづち)ダムで見られ、迫力ある光景がドライバーなどの目を楽しませている。
 青土ダムは高さ四十三メートル、長さ三百六十メートルで洪水調節や水道用水補給などの目的で一九八八(昭和六十三)年に完成。
 貯水量が増すと直径二十メートルほどの半円形の洪水吐にごう音とともに水が吸い込まれるように落ちていく。
 管理する県青土ダム管理事務所によると、九日は午後八時に一時間当たり四一・〇ミリの雨量を観測し、水位が四十センチほど上がったという。
 近くのキャンプ場「青土ダムエコーバレイ」職員の丸山朋美さん(38)は「昨晩すごい雨だったから水量がすごい。あらためてじっくり見ると圧倒されますね」と話していた。
 勢いある放流が見られるのは三日ほどだという。(中村千春)

15/09/10

■琵琶湖大橋、来春値下げへ 普通車200円→150円(京都新聞電子版)
 滋賀県は9日、琵琶湖大橋有料道路の通行料金を来年4月から25〜33%引き下げ、料金徴収を2029年8月まで続ける方針を示した。現在200円の普通車料金は150円になる。橋本体の耐震補強や橋の両端区間の4車線化工事などの追加事業を約84億円かけて進める方針で、その原資に通行料収入を充てる。
 他の車種の料金は、軽自動車100円▽総重量8トン以上のトラックなど「大型T」200円▽定員30人以上のバスなど「大型U」500円。
 自動料金収受システム(ETC)も導入するが、システム構築などで利用開始は19年4月になる見込み。それまでは回数券での割引を続け、導入後は20%のETC割引を実施する。
 建設当時の借金を返しても黒字になる同有料道路をめぐっては、料金徴収の継続か無料開放かの議論が続いていたが、県は6月、橋の経年劣化や近年の通行量増加に対応する必要があるとして、値下げを前提に徴収を続ける方針を示した。
 料金を原資にして進める追加事業は(1)橋本体の耐震化(2)湖西道路真野インターチェンジ−琵琶湖大橋交差点間1・9キロの4車線化(3)琵琶湖大橋東詰−水保町中野両交差点間1・1キロの4車線化(4)ETC導入−に絞って事業費を試算。総額約84億円の費用を賄うには、29年夏まで徴収が必要とした。
 県議会の11月定例会議に関係議案を提案し、同意が得られれば年内に国土交通省に事業の追加を申請する。

■琵琶湖大橋値下げ案 県、来春から 徴収は8年延長(YomiuriOnLine滋賀)
◇普通車200円から150円
 通行料のあり方が課題になっている琵琶湖大橋(大津市―守山市、1・4キロ)について、県は9日、料金徴収期限を8年延長して2029年8月までとした上で、来年4月から料金を50〜210円値下げする方針を明らかにした。11月の県議会で可決されれば、県道路公社が国土交通省に申請書を提出する。(岡本久美子)
 348億円で整備された大橋は、通行料で年間約20億円の収入があり、積立金は14年度末で116億円に上る。
 現時点で建設費など残る57億円を返済できる状態のため、無料化を求める声も上がったが、三日月知事が6月、周辺市の要請を受ける形で、道路の4車線化や橋の耐震化を理由に、料金徴収の継続と期間の延長を表明していた。
 値下げ案は▽普通車が200円から150円▽軽乗用車が150円から100円▽大型1が300円から200円▽大型特殊などの大型2が710円から500円。
 値下げとともに、19年4月から自動料金収受システム(ETC)を片道4レーンのうち2レーンでそれぞれ導入し、さらに2割引きする。ETC導入までは回数券利用による割引きで対応する。
 周辺道路の4車線化は、大津市側が大橋交差点から国道161号バイパス「湖西道路」真野インターチェンジまでの1・9キロを事業費47億円で計画。
 守山市側は大橋東詰交差点から水保町中野交差点の1・1キロを同16億円で整備する。耐震化なども含めると総事業費は84億円に上る。
 県の方針に対し、この日の県議会政策・土木交通常任委員会では、県議から周辺道路整備費の妥当性などの意見が出された。

■琵琶湖大橋150円に 県が料金案、普通車50円値下げ(ChunichiWeb滋賀)
 有料継続を決めた琵琶湖大橋(大津市−守山市)について県は九日、来年四月から車種によって五十〜二百十円値下げする新通行料金案を明らかにした。料金の使い道となる追加事業費は総額八十四億円で、橋の耐震化や周辺道路の四車線化、自動料金収受システム(ETC)の導入に使う。料金徴収は二〇二九年八月までの予定。
 県議会政策・土木交通委員会で報告した。案では、普通車が二百円から百五十円に、軽自動車が百五十円から百円に、大型1が三百円から二百円に、大型2が七百十円から五百円に値下げする。
 徴収した料金を充てる追加事業は三つ。耐震化のための補強工事に十六億円、渋滞解消のため、東西に延びる道路を四車線化するのに六十三億円、ETC導入に五億円を投入する。
 四車線化するのは、渋滞が常態化している橋西側の国道161号真野インターチェンジから琵琶湖大橋交差点までの一・九キロと、東側の琵琶湖大橋東詰交差点から水保町中野交差点までの一・一キロ。将来、さらなる混雑も予想されるため、四車線化で道路の容量アップを図る。ETCは一九年四月からの導入を目指しており、ETC利用者の料金はさらに二割値下げする方針。
 追加事業により、琵琶湖大橋有料道路の総事業費は四百四十億円となる。県では料金徴収と、災害などに備えて積み立てている損失補填(ほてん)引当金を使い、二九年八月に償還を終える計画。追加事業がなければそれ以降は原則、無料化となる。
 県では今後、県議会十一月定例会議に議案を提案し、来年四月から新料金での営業を目指す。(井本拓志)

■彦根城跡で土砂崩れ 台風18号、湖東地域に集中豪雨(ChunichiWeb滋賀)
 県内は九日、台風18号の影響で東部を中心に大雨となった。彦根市では朝、一時間当たり二四・〇ミリの雨量を観測、八日午後三時から二十四時間では九八・〇ミリを記録した。国特別史跡「彦根城跡」の表門入り口近くでは、土砂崩れがあった。
 彦根城跡では九日午前十時すぎ、管理事務所の山田静男所長(61)が、一人で国宝・天守の様子を見に行った帰りの山道で、斜面の崩落に遭遇した。
 「ゴオォーと音を立てて、一瞬で土砂が崩れ落ちてきました」。石段を下っていた山田さんは絶壁側を避けており、けがはなかった。土砂崩れの後も「ゴロゴロ」という音を立てて、三回の落石があった。全体では幅三メートル、高さ五メートルの範囲での被害となった。
 管理事務所は午前七時半、台風の進路を見て、八時半からの有料区域閉鎖を決めた。「安全確保のために判断したが、この規模で山肌が崩れるのは珍しく、懸命だった」と山田さんは振り返った。台風が静まり、城跡の点検が終わった午後二時半、開城を決めた。土砂は十日朝から撤去する。
 彦根市文化財課によると、彦根城跡では昨年八月の集中豪雨で、内堀の石垣が幅四メートル、高さ二メートルの範囲で崩れる被害があった。山肌の崩落は年に何度かあるが、けが人はいない。
 一方、県内全体では九日午後八時二十五分現在、日野町内の百三十世帯三百四十四人を対象に避難勧告が出されている。
 県防災危機管理局によると、けが人や家屋の浸水被害、土砂崩れなど、目立った被害はなかった。(河辺嘉奈子、山村俊輔、井本拓志)

15/09/09

■ガソリン135円10銭 原油安、9週連続値下がり(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が9日発表した7日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、8月31日の前回調査より60銭安い135円10銭だった。原油価格の下落が続き、9週連続で値下がりした。
 調査を担当した石油情報センターの担当者は「原油価格は底を打っており、来週は小幅な値上がりになる」と予想している。
 地域別に見ると、42都道府県が値下がりした。下落幅は香川が3円70銭で最も大きく、福井が1円50銭と続いた。福島、栃木は横ばいだった。価格が上がったのは3県で、値上げ幅は秋田が1円10銭、岡山が30銭、群馬が10銭となった。
 ハイオクは70銭安い145円90銭、軽油は80銭安い114円ちょうどだった。いずれも9週連続で値下がりした。

■レギュラーガソリン、前週比0.6円安の135.1円…9週連続の値下がり(Responce)
資源エネルギー庁が9月9日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、9月7日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.6円値下がりし、1リットル当たり135.1円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは9週連続で、その間の値下がり幅は10.1円と、価格下落が加速している。
地域別では、四国で1.7円、北海道で0.9円、九州・沖縄で0.8円、近畿で0.7円、関東で0.6円、中部で0.4円、中国で0.3円、東北で0.2円と、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは0.7円安の145.9円、軽油は0.8円安の114.0円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、9月9日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は126.2円/リットル(前週比+1.3円)、ハイオクは136.6円/リットル(同+0.9円)、軽油は100.1円/リットル(同+0.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
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■「琵琶湖バラバラ殺人」捜査特別報奨金対象に再指定 「170センチ以上」「30〜50歳」新情報加え、情報求む(産経ニュースWEST)
 滋賀県近江八幡市の琵琶湖岸などで平成20年に男性の頭部や両手足が相次いでみつかった「琵琶湖バラバラ殺人事件」をめぐり、警察庁は9日、有力情報提供者に最高300万円を支払う「捜査特別報奨金」の対象事件として再指定する。県警捜査本部は新たに、亡くなった男性が「身長170センチ以上」「年齢30〜50歳」などとし、情報提供の呼びかけを強める方針。
 事件は、20年に近江八幡市や大津市など県内6カ所の湖岸で、切断されたとみられる男性の頭部や両手足がみつかった。県警捜査本部は遺体に残された状況などから、何者かが男性を絞殺して遺体を刃物で切断、遺棄した殺人・死体遺棄事件と断定した。
 だが、被害者の身元が分からず、県警は警察庁に対し、事件解決に結びつく有力情報の提供者に支払う捜査特別報奨金の対象事件への指定を申請。21年から3年間指定され、いったん解除されたものの、捜査本部が被害者の顔のイメージ図を作ったり、鼻の骨折など新たな情報を得たりしたため再申請。昨年9月に1年間の期限で再指定された。
 この間、捜査本部が遺体を再鑑定したところ、これまで「35〜65歳くらい」としていた被害者の年齢がもう少し若かったとみられることが分かり、「30〜50歳くらい」に引き下げた。また、残された足の骨などから身長を「170センチ以上」とし、胴体部分の体型イメージ図も新たに作った。
 このため、今回の再指定を受けて県警は、これらの新情報を盛り込み、体型イメージ図も添えた新しいポスターを製作した。昨年製作したポスターの数を7千枚上回る、4万2千枚を作り、県内をはじめ近畿や北陸、東海などを走る鉄道の主要駅や官庁、商業施設などに掲示。さらに、県警のホームページやSNSなどにも掲載し、合わせて情報提供を呼びかける。
 遺体発見から7年が経過し、捜査本部には今年7月末時点で計585件の情報が寄せられたが、有力な手がかりは得られていない。しかし昨年の再指定後は、今年7月末までの約11カ月間で前年の倍近い99件の情報が集まった。
 さらに今回の新ポスター製作などで、捜査本部は情報の増加を期待。11日朝には、近江八幡市のJR近江八幡駅などで、利用者らに新しいビラを配布する。捜査本部は「被害者に関する新しい情報が加わったので、どんなささいなことでも知らせてほしい。何としても被害者の身元を割り出したい」と話している。情報提供は捜査本部((電)0120・32・0027)

■08年琵琶湖切断遺体 湖西で遺棄か(YomiuriOnLine滋賀)
◇再び特別報奨金対象に
 2008年に東近江市から大津市にかけ、琵琶湖岸で切断された男性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、男性の年齢が30〜50歳位と推定されることが県警の調べでわかった。遺体が湖西方面から琵琶湖に遺棄された可能性が高いことも判明。県警は高島市を中心とする対岸にも範囲を広げ、捜査を進めている。
 県警捜査1課によると、司法解剖の結果、男性は絞殺された後、鋭利な刃物で切断されたとみられる。
 これまでに東近江、近江八幡、草津、大津4市の湖岸6か所から白髪交じりの頭部、両脚、両手、左足首が発見されているが、身元の特定には至っていない。
 その後の調べで、35〜65歳位としていた推定年齢を、頸骨の鑑定結果などから30〜50歳位と絞り込んだ。身長1メートル70以上で、体形は小太りだという。
 また、遺体の一部が流れ着いた東側の湖岸から水流の動きを分析すると、湖西の高島市〜大津市北部周辺に行き着くことが判明。遺体は湖東の湖岸から複数箇所に分けて遺棄されたとは考えにくく、湖西方面から琵琶湖に遺棄された可能性があるとみている。
 警察庁は9日、同事件を捜査特別報奨金制度の対象に再指定。期間は1年間で、有力な情報の提供者には、最大300万円が支払われる。09年2月から3年間、同制度の対象となっていたが12年2月に打ち切られ、14年9月から再指定されていた。
 県警は新たなポスター(A3判)を4万2000枚作成し、全国各地に配布。11日には通勤時間帯にJR安曇川、新旭など高島市と近江八幡市の4駅で情報提供を呼びかけるチラシを配る。
 情報提供は近江八幡署内の捜査本部(0120・32・0027)へ。

15/09/08

■琵琶湖バラバラ殺人、報奨金を延長(京都新聞電子版)
 滋賀県近江八幡市などの琵琶湖岸で2008年5〜6月、切断された男性の頭部や両脚などが相次いで見つかった事件で、警察庁は9日から「捜査特別報奨金」制度の適用を延長する。解決に結びつく有力な情報の提供者に最高300万円を支払う。期間は1年間。
 滋賀県警捜査1課によると、捜査本部(近江八幡署)には今年7月末までに計585件の情報が寄せられたが、被害者の身元特定にはつながっていない。
 県警は情報提供を呼び掛けるポスターを新たに作成=写真。遺体の首の骨の鑑定結果からこれまで35〜65歳くらいとしてきた被害者の年齢を30〜50歳くらいに改めるとともに、不明としてきた身長も足の骨の長さから170センチ以上に絞った。
 ポスターは4万2千枚作り、全国の警察や官公庁、病院、主要駅などに張り出す。県警は11日朝に近江八幡市のJR近江八幡駅と、高島市のJR安曇川、新旭、高島各駅で啓発活動を行う予定。情報提供は捜査本部のフリーダイヤル(0120)320027。

15/09/06

■遊泳中不明男性、遺体で発見 滋賀・高島の琵琶湖(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市安曇川町下小川の琵琶湖で、5日から行方不明になっていた奈良市桂木町、会社員男性(22)が6日午前8時半ごろ、沖合約100メートルで遺体で見つかった。高島署によると外傷などはなく、溺死とみられるという。

■エビたつべ漁に興味津々 滋賀・沖島、市民ら体験(京都新聞電子版)
 滋賀県近江八幡市の沖島で5日、琵琶湖のスジエビを捕る「エビたつべ漁」を体験する催しが開かれ、市民ら約30人が地元漁師の伝統漁法に触れた。
 エビたつべ漁は、エサを入れた「たつべ」と呼ばれるかごを数百個沈め、釣りのエサなどになるエビ類を捕っている。参加者は漁船4隻に分乗して沖島周辺の漁場に向かい、事前に沈めてあった「たつべ」を漁師が引き上げるのを見学したり、実際に体験した。
 次々と引き上げられるたつべから、ぴちぴち跳ねるスジエビなどが姿を現し、子どもたちは興味深そうにのぞき込み、手に取っていた。
 同市内から親子で参加した桐原小3年の三箇拓海君(8)は「エビが捕れたし、触れてうれしかった。家族で行った北海道旅行と同じくらいおもしろかった」と話していた。

■琵琶湖で遊泳の会社員不明 滋賀・高島(京都新聞電子版)
 5日午後5時35分ごろ、滋賀県高島市安曇川町下小川の琵琶湖で、泳いでいた奈良市桂木町、会社員男性(22)の姿が見えなくなったと、一緒に琵琶湖を訪れていた知人が119番した。
 高島署によると、会社員は男女計7人のグループで訪れ、ボートで沖合約100メートルまで行った後、男性4人で岸まで泳いでいた途中におぼれたとみられる。消防や警察が午後8時ごろまで付近を捜索したが、発見できなかった。6日午前5時半から捜索を再開する。

■どうなる、湖上の楼閣 08年に休館した県立琵琶湖文化館(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖に浮かび、開館して半世紀以上がたつ県立琵琶湖文化館(大津市打出浜)。県は将来的な活用を断念し、所在地の大津市にその意向を聞くことを決めた。しかし、活用には高いハードルが待ち受けている。一時代を築いた湖国のシンボルが、存廃の岐路に立たされている。
 琵琶湖文化館は一九六一(昭和三十六)年に開館。水族展示に植物園、絵画に仏教美術など総合的な博物館で、レストランや室内プールもある一大テーマパークだった。
 ピーク時には年間三十万人近くが来館。四十年以上勤務する学芸員の上野良信さん(66)は「滋賀のシンボル。観光を一手に引き受けた場所だった」と懐かしむ。
 その後、県内に琵琶湖博物館(草津市下物町)や、近代美術館(大津市瀬田南大萱町)ができると、展示品や機能を徐々に移管していった。耐震強度に不安もあり、二〇〇八年に休館。その後七年間、県庁内から活用のアイデアが上がることはなかった。
 現在は、近代美術館を改修・新築して一九年度までに完成予定の新生美術館に収蔵する八千点が眠るが、それが完成すれば役目も終える。県は七月、庁内でのアイデア募集を断念。大津市に活用の意向を確かめることとした。
 活用アイデアが出ないのには、大きく二つの理由がある。一つはその立地場所。琵琶湖上にあることだ。
 文化館は琵琶湖上に基礎を建てて造られたが、湖上に建設物を造るには、河川法上、県の占用許可が必要となる。県流域政策局河川・港湾室の七里啓史室長補佐は「文化館として許可が下りた以上、その機能で使うのが原則」と説明する。
 それ以外の目的で新たに申請するには「社会的な必要性が高く、陸地でなく琵琶湖上でなければならない理由が必要」という。許可が得られない場合は元の状態に戻す、つまり取り壊しが求められることになる。
 もう一つの課題は老朽化した建物。耐震診断の未実施、バリアフリー未対応、外部に非常階段がなく消防法にも引っ掛かるなど、課題は山積みだ。安全性を確保するには、いくらかかるかも分からないという。
 県文化財保護課の中山将人主査は「仮に法規制を乗り越えても、今の建物をそのまま使うには、改修に多額の費用がかかる。そこまでして、活用する案がなかった」と肩を落とす。
 現在、琵琶湖上に大型建造物はほとんどない。上野さんは「壊したら二度と建てられない。琵琶湖上にある利点を何か見いだせるのでは」と、起死回生のアイデアを願っている。(井本拓志)

15/09/05

■悪天候の中、カジキ狙う 大洗で釣果8匹(茨城新聞ネット版)
釣り上げたカジキの重量などを競う「第9回茨城ビルフィッシュトーナメント」(同トーナメントネットワーク主催)は8月29、30日の両日、大洗町の茨城港大洗港区第4埠頭(ふとう)を発着点に開かれた。2日目は、台風15号の影響で悪天候の中、60隻以上が参加し、大物のカジキを狙った。
今大会は釣り上げられた約103キロのクロカジキなど3匹が2日目の計量に持ち込まれ、集まった人とカジキとの記念撮影などが行われた。水戸市から家族と来ていた小学5年の粉川太陽さん(10)は「大きくてびっくりした。釣ってみたい」と笑顔を見せた。
多いときには100匹を超えるが、今大会は台風15号の悪天候の影響などにより釣果は約103キロのクロカジキを含む計8匹。実行委員長の金成和彦さんは「天気が悪く寒かったが、参加者は一生懸命やってくれた」と健闘をたたえた。
優勝は和歌山マリーナシティ(和歌山市)を拠点とする「ブルファイター」。2日目にクロカジキ2匹を釣り上げた。釣った木谷広之さん(30)は「初参加だが釣れて良かった。最高の気持ち」と話した。(成田愛)

15/09/04

■絶滅危惧種ゼニタナゴ19年ぶり確認(河北新報ONLINE NEWS)
 宮城県栗原市と登米市にまたがる伊豆沼で、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているゼニタナゴが2匹見つかった。伊豆沼でゼニタナゴが確認されたのは1996年以来、19年ぶり。県伊豆沼・内沼環境保全財団は「ブラックバスなど外来魚の駆除効果が表れたのだろう。ゼニタナゴが繁殖するかつての伊豆沼を取り戻したい」と生息環境の好転に期待する。
 財団によると、ゼニタナゴは7月末、定期調査で仕掛けた定置網四つのうち二つに、モツゴやエビ類とともに1匹ずつ入っていた。体長5センチほどの成魚だった。
 ゼニタナゴはコイ科の淡水魚で、青森県を除く関東以北に分布していたが70年代以降に生息数が減少。現在は宮城県や岩手県など東北のため池10カ所ほどで保護と繁殖活動が行われている。
 今回見つかったゼニタナゴは、沼近くのため池で保護されていた個体が春の田植え時期に農業用水とともに池から流れ落ち、沼に入ったとみられる。
 伊豆沼では96年、県内水面試験場が調査のため仕掛けた定置網に数百匹が掛かって以降、見つかっていない。90年代初めまでは年間3〜4トンの漁獲があり関東に出荷されていたが、同時期に爆発的に増えた外来魚ブラックバスに捕食され尽くしたと考えられている。
 財団は2004年から、ボランティア団体を組織してブラックバスやブルーギルなどの外来魚の駆除に取り組んできた。現在、モツゴなどの小魚やテナガエビなど在来生物の生息数は回復しているという。
 財団の藤本泰文研究員は「2匹のゼニタナゴは少なくとも数カ月は沼で生存していた可能性が高い。外来魚の減少で本来の生態系が戻ってきたことを示している」と分析する。

■びわこ文具人気 販売店は3倍、商品も100超(asahi.com滋賀)
佐藤常敬
 琵琶湖をテーマにした「びわこ文具」が人気だ。環境配慮のコンセプトに加え、遊び心あふれたデザインが観光客らに受け、ホテルや土産物店に販路が広がっている。販売店数は1年で3倍に増え、関連の商品も100を超えた。
 年間60万人が利用する大津プリンスホテル(大津市)。1階にある土産物売り場では、高島の和ろうそくなどと並び、琵琶湖をかたどったクリップやヨシを原料にしたノートなど「びわこ文具」が約30種類並ぶ。ホテル内にあるコンビニと2カ所で昨年春から並べたところ、20〜50代の女性中心に買い求められている。雑貨部門で一番の売れ筋だという。販売担当の山根桂さん(40)は「細部に遊び心があり、滋賀のPRに打ってつけ」と話す。
 びわこ文具をつくるコクヨ工業滋賀(愛荘町)によると、評判が口コミで広がり、文具店だけでなくホテルや土産物店から声がかかり、販売店数は昨年8月の24店舗から1年で77店舗に増えた。

15/09/03

■学習船「うみのこ」完成1年遅れ 滋賀県、入札不調で県議ら批判(京都新聞電子版)
 滋賀県は3日、琵琶湖の学習船「うみのこ」の新船建造に向けた入札で応募業者がなく不調に終わったのを受け、再入札の時期などを検討した結果、完成が当初の予定から1年遅れて2017年度末になるとの見通しを明らかにした。
 同日、9月定例県議会を前に開かれた自民党県議団との政策協議会で、三日月大造知事が質問に答えた。
 うみのこは県内の小学5年生を対象にした「びわ湖フローティングスクール」で使用している。現在の船は1983年就航で、老朽化のため新船を計画した。
 県教育委員会が7月に入札を予定していたが、応募業者がなかった。県は円安により造船業界で受注が重なっている状況が原因だったとして、再入札を検討していた。
 協議会で、県議から「肝いりで進めていたのではないか」との指摘を受け、三日月知事は「納入時期を1年延長する計画で今後の手続きを進めたい」と説明し、就航が遅れることについて「極めて残念な話で申し訳ない」とした。設計変更はしない方針を示した。
 県議からは「やるといってやれなかったペナルティーはあってしかるべき」「責任を明らかにしないと今後も繰り返される可能性がある」との批判が出た。
 県教委は9月議会で工期の変更に必要な議案を提出し、「可決されればすみやかに再入札を実施したい」としている。

■遠泳:夏休みの成果出せた 小松小児童が挑戦 大津(毎日jp滋賀)
大津市南小松の市立小松小(松井朗校長、児童208人)の3〜6年生135人が2日、真夏の日差しが戻った琵琶湖で500メートル〜1キロの遠泳に挑んだ。 小松小は白砂青松で名高い近江舞子の浜に近く、2学期初めの琵琶湖遠泳が伝統になっている。児童は...

■地域政党「対話の会」解散へ(滋賀報知新聞ネット版)
=疑問視の元会員は新組織設立=
◇全県
 地域政党「対話の会」代表の清水鉄次県議はこのほど、「基本理念はチームしがに引き継がれており、対話の会を発展的に解散する」と、県庁内で発表した。
 対話の会は平成十八年発足し、同年七月の知事選では、新幹線新駅凍結などを訴える嘉田由紀子前知事の初当選の原動力となった。県議会でも一定の議席を確保し、嘉田前知事の政策実現を支えた。昨年夏の知事選では、嘉田前知事の引退に伴い、三日月大造知事の支持母体「チームしが」に同会の県議らが合流した。
 同会の果たした役割について、清水県議は「首長主導の地域政党ができる(全国的な)流れをつくった」と振り返った。
 この一方で、同会の前代表である寺川庄蔵氏らは先月三十一日、「地域政党として新たに出発する」と、政治団体「ええとこ近江研究会」を設立した。
 寺川氏は県庁での会見で、「対話の会が『嘉田党』になってしまい、チームしがに合流し、本来の立党の理念がないがしろになった」と述べた。また、「対話の会」の解散について、「総会もなく、会員の発言の場がなかった」と批判した。
 対話の会の基本理念の地域主権、自然環境保全などのほか、少子高齢化時代においても滋賀県の特長を生かせる社会実現を掲げ、参加者を募る。

■熱中症、昨年から倍増 県、8月の救急搬送者数(ChunichiWeb滋賀)
 県は二日、八月中の熱中症による救急搬送者数を発表した。昨年同期比ほぼ倍増の三百三十五人が搬送され、本格的に調査を始めた二〇一〇年以降で過去二番目に多かった。特に暑い日が続いた月前半だけで搬送者は三百人を超え、半分以上が六十五歳以上の高齢者だった。
 県によると、彦根地方気象台がある彦根市の平均最高気温は一〜十五日が三三・八度。最高気温が三五度以上の猛暑日も五日間あり三百一人が救急搬送された。十六〜三十一日の平均最高気温は二九・七度まで下がり搬送者は三十四人だった。死者はなかった。年齢別で見ると高齢者が百七十一人で51%。地域別では、東近江消防本部管内(近江八幡、東近江市、愛荘、日野、竜王町)が七十八人で最も多かった。

15/09/02

■ガソリン135円70銭 原油安、8週連続で下がる(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が2日発表した8月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、8月24日の前回調査より1円ちょうど安い135円70銭だった。原油下落の影響を受け、8週連続の値下がりとなった。
 調査を担当した石油情報センターの担当者は、中国経済の減速懸念の後退から原油価格が値上がりに転じているとして「来週は小幅な値動きになる」と話している。
 地域別では、45都道府県で価格が下がった。下落幅は神奈川が2円80銭で最も大きく、福島が2円30銭、山形が2円20銭で続いた。福井は横ばい、岡山は1円10銭値上がりした。
 ハイオクは1円ちょうど値下がりして146円60銭。軽油も1円ちょうど安い114円80銭だった。いずれも8週連続で値下がりした。

■レギュラーガソリン135.7円、2か月で9.5円値下がり(Responce)
資源エネルギー庁が9月2日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、8月31日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から1.0円値下がりし、1リットル当たり135.7円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは8週連続で、その間の値下がり幅は9.5円と、価格下落が加速している。
地域別では、東北で1.6円、北海道と関東、四国で1.3円、中部で0.9円、近畿で0.7円、九州・沖縄で0.6円、中国で0.4円と、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは146.6円、軽油は114.8円、ともに前週から1.0円値下がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、9月2日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は124.9円/リットル(前週比−1.3円)、ハイオクは135.7円/リットル(同−0.2円)、軽油は99.8円/リットル(同−1.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■なるほドリ:アユの資源量はどうやって調べるの?(毎日jp滋賀)
◇産卵数を数え、氷魚を数え…北湖一周し魚群数え 漁業者面談も加味して総合判断
 なるほドリ アユの産卵期だね。産卵量が激減したとか平年より少ないとか、琵琶湖のアユ資源がニュースになっているね。今季はどうなの?
 記者 産卵期のアユを保護するため、8月21日から11月20日まで禁漁です。県水産試験場(彦根市)でアユ資源調査を担当する寺井章人技師(31)によると、産卵量が平年の約6%しかなかった2012年からかなり回復しているものの、なお平年水準に戻っていないのが現況です。
 Q 産卵量とか資源の回復とか、どうやって調べるの?
 A いい質問です。12年の約6%でも約7億粒。数えたのかな? 計算式があるのかな? 記者もそれが知りたかったよ。
 Q で、どっち?
 A 両方です。一定量のサンプルを取って卵の数を数え、それに産卵面積を掛けて算出します。調査を率いる寺井技師がこう解説してくれました。
 写真の下半分に写る金属の筒。試験場は「輪っか」と呼びます。内径、高さ共にちょうど10センチ。調査員は輪っかと黒塗りトレーを手にアユが産卵する川に入ります。輪っかを河床にグイと押し込むと、中に卵が付いた砂利が入る。これをトレーにあけて、卵を一粒ずつ肉眼で数えます。次に、アユが産卵しそうな一帯の浅い河床面積を測ります。この掛け算でそのエリアの産卵量を算出します。
 Q アユの卵の数を目で数えるって!
 A 記者もびっくりしました。卵は1ミリほど。砂利を裏返しもして丹念に数えます。卵は透明なのでトレーは黒塗り。産卵量が多い時は輪っかに入った砂利の半分や4分の1で数えて2倍、4倍します。だいたい100〜200粒くらいを数えるそうです。
 Q う〜む、地道な作業だね。
 A この産卵調査は安曇川(高島市)や姉川(長浜市)など11河川が対象です。安曇川では河口から約2キロの地点まで数区間に分けて、それぞれでカウント作業。産卵期に約2週間に1回、11月末まで続けます。
 Q それだけ?
 A 10〜12月にはふ化した氷魚(ひうお)の生息状況調査。船を出し、水深7メートル付近に網を入れて時速3ノットで10分航行し、一網あたりの氷魚数を数えます。調査は18カ所。氷魚が上がってくるという新月前後の夜に行います。
 Q 氷魚も数えるんだ! 闇夜に。
 A 1〜8月には魚探調査。水深約30メートル付近に沿って調査船を航行させ、魚群探知機を使ってアユの群れの数を数えます。北湖を北半分と南半分に分けて2日がかり。写真の上半分はパソコンに表示した魚群画像の一例。スケールによって大中小に分類し、小群数に換算して記録します。寺井技師は調査航行中、魚群画面とにらめっこだそうです。
 Q すごい、学術的なんだね。
 A 井出充彦・主任専門員(50)によると、過去のデータと比較するため、同じ方法で調べます。産卵粒の計数はおそらく滋賀県だけしかしていない詳細な調査。原始的な感じもするけど、確実なのです。産卵調査は1948年に始まり、魚探調査は83年、氷魚調査は84年から現在の方式で続いています。
 Q さすが、琵琶湖を誇る近江だね。
 A まだ続きがあります。漁業者らから聞き取る漁獲状況調査を12月から翌年8月までの漁期に、毎月1〜2回やります。十数カ所の漁協に出向いて面談し、現場の皮膚感覚を集めて総合判断に反映させます。ハードの数字だけではありません。寺井技師らは、1回の調査数字だけで即断し一喜一憂しないように、とクギを刺していました。<回答・塚原和俊(高島通信部)>
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 あなたの質問をお寄せください。〒520−0806(大津市打出浜3の16)毎日新聞大津支局「質問なるほドリ」係(ootu@mainichi.co.jp)

15/09/01

■西の湖畔で魚釣り大会(滋賀報知新聞ネット版)
=5日午前9時から=
◇近江八幡
 西の湖の外来種を駆除し固有種が育つ環境づくりを目指す「第二回さかなつり大会」が五日午前九時から行われる。午前十一時まで。参加無料。事前申込み不要。
 午前八時半から西の湖畔の「西の湖すてーしょん」で受付を済ませたあと、その周辺の湖畔で魚釣りを楽しむ。釣り竿と餌は主催者で若干数を準備している。参加賞あり。タオル、帽子、飲み物を持参する。問い合わせは、安土学区まちづくり協議会(TEL0748―46―2346)へ。

■琵琶湖博物館、体感型施設へ大改修(asahi.com滋賀)
佐藤常敬
 県立琵琶湖博物館(草津市)は1日から大規模改装に入る。来夏に開館20周年を迎えるのを前に、来年7月まで水族展示と2階の展示室の一部など館内の3分の1を閉鎖して工事し、体感・参加型の新展示を追加して来館者数増を目指す。
 同館は、湖と人の関係を自然、歴史など多様な視点から考察する博物館として1996年に開館。97年度の来館者数は約97万人だったが、近年は低迷し、昨年度は約36万人だった。
 同館によると、来館者のアンケートで「代わり映えしない」「情報が最新でない」など、展示に対する意見が増えていた。開館以来常設展示の内容が変わっていないことが課題だったが、県が大規模事業を抑制する傾向にあるなかで、これまで大きな改装はされてこなかった。

■酷暑の滋賀、にぎわいと災い 水泳場繁盛、水難死は前年3倍(京都新聞電子版)
 滋賀県はこの夏、猛暑日が続いた。熱中症の搬送者は過去最多だった一昨年に次ぐ多さとなった。各地の水泳場はにぎわいをみせた一方、水の事故も相次いだ。また、台風による被害も発生した。
 県内では7月下旬〜8月上旬に暑さのピークを迎えた。彦根地方気象台によると、8月2日に東近江市で今夏県内最高の37・6度を記録。この日は米原市でも観測史上最高の35・9度に達し、大津市で37・5度、甲賀市土山町でも36・6度と、ともに史上最高タイとなった。
 総務省消防庁の調べでは、熱中症の疑いで搬送された人は654人(4月27日〜8月23日)で、昨季より135人増加。過去最多だった2013年の663人に次ぐ多さだった。
 この暑さで各地の水泳場はにぎわいをみせた。大津市の近江舞子中浜水泳場を開設する南小松自治会は「8月になって人出が増え、お盆や週末は駐車場が満車になった」。近江八幡市の宮ケ浜水泳場は約4万4千人、野洲市のマイアミ浜水泳場も2万人超が訪れた。
 一方で水の事故も相次いだ。県警によると、7〜8月の水難事故(船舶除く)は前年同期比7件増の12件。7月に大津市の琵琶湖で小学2年の男児(8)が溺死するなど、死者は前年の3倍の9人に上った。湖南市では8月、集中豪雨で野洲川が増水し、子ども7人を含む計12人が中州に一時、取り残された。山岳事故は7件(前年15件)で死者1人だった。
 台風被害も出た。7月17日の台風11号では高島市の琵琶湖でサーフィンをしていた男性1人が死亡、米原市で男性2人が重軽傷を負った。高島市朽木平良では前日からの3日間で410・5ミリの降雨量を記録。大津市葛川など3地区計2097世帯、5170人に避難指示が出た。ビニールハウスなど104棟が破損、農道の路肩崩落などが38カ所で発生した。8月25日の台風15号では県指定有形文化財の錦織(きんしょく)寺御影堂(野洲市)の漆喰(しっくい)壁の一部がはがれた。
 このほか観光関係では、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で7〜8月の来館者が14万2304人(8月30日現在)と、昨年より約2万7千人増えた。

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