琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2016/11)

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16/11/30

■今週のレギュラーガソリン、3週連続値下がり 20銭安い125円60銭に 灯油は上昇(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161130/ecn1611300019-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が30日発表した28日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、21日の前回調査よりも20銭安い125円60銭となった。原油価格の下落で、3週連続の値下がりとなった。
 調査した石油情報センターは、為替が円安傾向で原油の調達コストが引き上げられているため「来週は値下がりが止まる」と予想している。
 地域別では、27都道府県で値下がりした。下げ幅が最大だったのは東京の1円50銭で、福井の1円10銭が続いた。値上がりしたのは10県で、上げ幅が最大だったのは青森の70銭。横ばいは大阪や沖縄など10府県だった。
 ハイオクは20銭安い136円40銭、軽油は10銭下がり104円80銭だった。灯油は寒気の影響で18リットル(一般的なタンク1個分)当たり10円高い1198円となった。

■レギュラーガソリン、3週連続の値下がり…前週比0.2円安の125.6円(Responce)http://response.jp/article/2016/11/30/286197.html
資源エネルギー庁が11月30日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月28日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.2円値下がりし125.6円となった。レギュラーガソリンの値下がりは3週連続。
地域別では、北海道で0.9円、関東と近畿で0.3円、中国と九州・沖縄で0.2円、東北と四国で0.1円値下がり。中部は0.1円値を上げた。
ハイオクガソリンは0.2円安の136.4円、軽油は0.1円安の104.8円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は116.2円/リットル(前週比−0.5円)、ハイオクは127.1円/リットル(+0.8円)、軽油は90.3円/リットル(−2.4円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

16/11/29

■ビワマス捕獲、釣り人が漁業者上回る 持ち帰り制限など新ルール(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161129000078
 琵琶湖の固有種ビワマス釣りの人気が高まる中、遊漁者によって釣り上げられる量が、漁業者による捕獲量を過去2年連続で上回ったことが滋賀県のまとめで分かった。県は遊漁者の捕りすぎがビワマスの生息に悪影響を与えかねないとし、漁期短縮や持ち帰り匹数の制限など新たな遊漁ルールを決定、12月1日から施行する。
 ビワマスは秋の産卵期を除き、12月1日〜翌年9月30日の10カ月が漁期となっている。県のまとめでは、ビワマス釣りの届け出制が導入された2008〜09年の漁期は遊漁の捕獲が6・6トンで、漁業の23・4トンを大きく下回っていた。だが釣り人の増加や釣り技術の向上で遊漁は年々捕獲量が増え、13〜14年漁期には漁業を逆転、14〜15年漁期も遊漁21・0トンで、漁業の20・7トンを上回った。
 県は、ビワマスの保全に影響が出ない最大の捕獲量を45トンと推定。現状では遊漁と漁業を合わせてこれを上回る可能性があるため、遊漁の新ルールを策定した。
 釣り人を(1)遊漁船業者の客(2)自分の船などを使う釣り人−の2種類に分けた上で、自分の船などを使う釣り人は漁期を12月1日〜翌年6月30日の7カ月に短縮▽遊漁船業者の客は持ち帰ることができる数を5匹に制限▽いずれの釣り人も全長30センチ以下の魚は持ち帰り禁止−などとすることを決めた。
 一方、自分の船などを使う釣り人は抽選で年間470人に限っていたが、外れた人から不満が強かったため、新ルールでは人数制限をなくした。遊漁船の客と違い、これらの釣り人は監視の目が届きにくいとして、持ち帰る匹数にも制限を設けなかった。
 県水産課は「ビワマスがよく釣れるのは夏なので、一部の漁期を6月末までとしたことで釣りにくくなるはず。このルールが正解とは思わないが、当面は様子を見たい」としている。

■ビワマスの親子丼、食べにきて 12月から大津、長浜で販売(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161129/rgn1611290038-n1.html
 今月20日に東京都内で開かれた全国の魚の祭典「Fish−1グランプリ」の料理コンテストで、グランプリに輝いた「天然ビワマスの親子丼」が、県内の飲食店3店舗で来月から販売される。
 「天然ビワマスの親子丼」は、サケ科の琵琶湖固有種「ビワマス」の刺し身と卵のしょうゆ漬けを盛りつけた丼で、県漁連がコンテストに出品。一般来場者の投票などの結果、淡水魚を使った料理として初めてグランプリを獲得した。
 その後受賞を受け、「食べてみたい」と問い合わせが寄せられたことから、県漁連は県内の飲食店に協力を呼びかけ、販売してもらうことにした。
 3店舗は、大津市黒津の「才・SAI(さい・さい)」(来月3日から)と同市梅林の「喜烙亭(きらくてい)」(同5日から)、長浜市大宮町の「住茂登(すみもと)」(同3日から)。いずれもランチタイムのみの販売で、材料がなくなった場合は販売を終了する。ビワマスの旬の夏には、取り扱い店舗を増やすことも検討する。
 28日に県庁で開かれた記者会見では、三日月大造知事も試食し、「ビワマスの甘みと卵のぷちぷちした食感がよく合う。好評を得たのがよく分かる」と絶賛。県漁連青年会長の中村清作さん(31)は「これを機に、琵琶湖の魚をPRしていきたい」と話していた。

■ボランティア募集中 伊庭内湖ヨシ刈り(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022472
=12月3日9―12時=
◇東近江
 伊庭の里湖(さとうみ)づくり協議会は、三日に実施する伊庭内湖ヨシ刈りのボランティアを募集している。
 ヨシ刈りは、冬から春にかけての湖辺地域の風物詩で、魚や鳥が住みやすい自然環境の保全を目指して開催している。当日、参加者には、地元の野菜や米を使った豚汁やおにぎりが振る舞われる。
 場所は伊庭町地先。時間は午前九時から正午まで(小雨決行)。長靴と雨具、軍手などを持参し、暖かい服装で。
 申込用紙に必要事項を記入し、市市民環境部生活環境課にファックス(0748―24―5692)かメール(kankyo@city.higashiomi.jp)で。
 問い合わせは、同課(TEL0748―24―5633)まで。

■県の琵琶湖保存計画案を提示 県市行政会議で議論(asahi.com滋賀)
杉浦奈実
 県内の市長が県と意見交換する県市行政会議が28日、大津市内のホテルであり、県が今年度中に策定する予定の琵琶湖保全再生計画の案を示した。
 計画案はA4判8ページ。来年度から4年間で、水源林の整備や水草対策、エコツーリズムや水環境ビジネスなどに関する事業を進めていくとしている。
 計画は昨年国会で成立した琵琶湖再生法に定められたもので、国は計画が円滑に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じるとされている。市長からは法の成立で国から財政支援が得られるようになることが関心事だとして、財源の項目に国の支援について明記するべきだという意見が出て、県側は「検討したい」と応じた。

16/11/28

■湖国で働く/12 斎木産業 琵琶パール、復活に力(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161128/ddl/k25/040/365000c
 琵琶湖は、淡水真珠養殖が国内で発祥したところだ。その内湖である西の湖(近江八幡市)で、「斎木産業」代表取締役の斎木勲さん(75)は、かつて、国内にとどまらず海外でも高い評価を受けた琵琶湖産真珠の復活に取り組んでいる。クラウドファンディングを活用して一般からの支援を募り資金調達する新しい手法で事業を継続した。一時は消滅の危機にあった養殖事業。斎木さんは、「その灯を絶やさない」と復活に情熱を注いできた。【土居和弘】
 「イケチョウ貝を育ててほしい」。2008年の秋、県真珠養殖漁業協同組合の組合長を務める斎木さんに...
 
■滝頭公園の外来魚激減(東日新聞ネット版)http://www.tonichi.net/news/index.php?id=56901
管理事務所職員ら駆除活動に手ごたえ /消えた「バス釣り」人水質改善など副産物も/今後コイ生息数増加へ注力
 田原市田原区が管理する滝頭公園の上池と下池の生態系を維持しようと、田原区議員と同公園管理事務所職員は2007年から定期的に、駆除活動に取り組んでいる。今回で3回目となった19日には外来魚の回収量が5キロと9年前の14分の1に激減したことから、関係者は一定の駆除効果があったと手ごたえを感じている。さらに外来魚の回収量を増やしてコイの生息量を増やすための取り組みを今後も続けていきたい考えだ。
 同公園内には、上池(水量2万2000立方メートル)と下池(水量2万6000立方メートル)の2カ所の池がある。コイの卵を食べてしまうブルーギルやブラックバスを減らそうと、関係者は池の水を抜いてから、コイとフナを手作業で保護し、もう一方の池に移した後、残った外来魚を駆除する。
 【下池】
 外来魚の回収量とコイ・フナの生息量は、下池で07年11月には外来魚71キロ、コイ100匹、フナ52匹だった。今年は外来魚5キロ、コイ29匹、フナ138匹。ブラックバスは全く見当たらなくなったものの、コイが3分の1以下に減ってしまった。
 【上池】
 上池では12年11月に、外来魚120キロ、コイ70匹、フナ60匹がいた。
 14年夏には「外来魚の卵がヘドロの中に残っているのでは」と予測して水を抜き天日でカラカラに干した。ただ、下池の水は夏場、近くにあるグラウンドや多目的広場の散水用に使われるため、水を抜くことができない。
 同公園管理事務所の光松篤所長(78)は「10年ほど前に比べ、最近は滝頭ではブラックバスが釣れないという話が広がったためか、ブラックバスを目当てに池に来る釣り人を見かけなくなった」と取り組みが一定の成果を挙げ、外来魚の生息量減少につながっていると感じている。
 「池の水がきれいになり、池の近くの川の臭気もなくなった」と副次的な効果を喜び、「池のコイを増やしていきたい」と今後も公園は市民憩いの場だということをPRしていく。

■「ぼてじゃこ」保全20年(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161127-OYTNT50161.html
◇市民団体 「諦めないこと大事」
 県内で魚類の調査などに取り組む市民団体「ぼてじゃこトラスト」(秋山広光会長)の設立20周年記念フォーラムが27日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で開かれ、研究者や地域住民ら約70人が参加した。
 「ぼてじゃこ」はタナゴ類の魚を指す地方名。かつては琵琶湖を象徴する魚として親しまれたが、近年は外来魚や環境変化の影響で激減しているという。
 同団体は1996年に設立。現在は約60家族120人が活動しており、ぼてじゃこの中でも特に絶滅が危惧されているイチモンジタナゴの保護や繁殖に力を入れている。
 フォーラムは「イチモンジタナゴの復元放流を考える」をテーマに開催。基調講演を行った渡辺勝敏・京都大大学院准教授(進化生物学)は、国内の汽水・淡水魚の約4割が絶滅の危機に直面していると指摘。保全目的の放流は結果が出るまで時間がかかり、成功率も約1割と高くないが、「果てしない道も諦めないことが大事だ」と語りかけた。
 同団体の遠藤真樹顧問は、企業や大学、小学校と協力して行った同魚の保全のための池づくりなどを報告。環境を整えれば繁殖は難しくないが、維持管理にはかなりの費用や労力がかかるとし、「自然と付き合う中で、人間の都合で『いいとこ取り』はできないことを痛感した」と話した。

16/11/27

■お帰り、オオワシ 長浜・山本山に今季初飛来(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161127/CK2016112702000005.html
 国天然記念物のオオワシが二十六日、長浜市の山本山に今季初めて飛来した。湖北野鳥センター(同市)によると、一九九八年から毎年確認されている個体と同じとみられる。
 オオワシは羽を広げた大きさが二・四メートルあり、国内の猛きん類では最大。定期的な飛来地は本州では数カ所しかない。
 山本山をねぐらに、二キロ先の琵琶湖のブラックバスなどを餌にしており、センター職員は「山本山は魚の様子を探るための格好の高見台になっている」と話す。
 毎年、飛来を心待ちにしているファンも多く、この日は五十人ほどがカメラを手に詰め掛けた。高齢の雌とみられることから「山本山のおばあちゃん」と親しみを込めて呼ぶ愛好者もいる。飛来の時期は例年並みで、観測史上最も遅かった昨年に比べると十二日早い。来年二月末ごろまで越冬する見通しという。(渡辺大地)

■海外から6選手を招待 瀬田川でボート大会(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161127/CK2016112702000009.html
 長距離ボート、カヌー、ドラゴンボートの大会「ヘッド・オブ・ザ・セタ」が二十六日、大津市の瀬田川で開幕した。二十七日まで延べ六百三十人が争う。
 二十五回目の今年は二〇二〇年の東京五輪に向けてホストタウンに登録された県と大津、米原市の国際交流事業として、デンマークとニュージーランドから計六選手を招待した。
 七キロのコースでタイムを競い、約百六十組が次々に出漕(しゅっそう)。後半は川をさかのぼる厳しいコースだが、各クルーは掛け声を上げてゴールを目指した。
 観戦した滋賀医科大ボート部一年の池野茜さん(19)は「招待選手はオールの動かし方がきれいにつながって、加速感がある。一流の選手を見られて収穫になった」と話した。
 地元の小中学生約四十人も遊覧船の上から観戦。ニュージーランドのコーチから解説を聞き、交流を深めた。
 二十七日には招待選手と日本人選手の臨時混成チームも出場する。(野瀬井寛)

■おばあちゃん お帰り オオワシ確認(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161126-OYTNT50115.html
 国天然記念物の「オオワシ」が26日、長浜市の山本山に今季初めて飛来しているのを同市の湖北野鳥センターが確認した。1998年から19季連続で飛来し、愛好家の間で「山本山のおばあちゃん」の愛称で親しまれている雌とみられる。
 オオワシは環境省のレッドリストで絶滅の危険が増大している「絶滅危惧2類」。11月下旬頃、ロシアのオホーツク海周辺などの繁殖地から越冬のため日本に渡る。「おばあちゃん」は体長約1メートルで25歳以上とみられ、例年2月下旬頃に帰る。
 午前11時頃、山の麓でバードウォッチングをしていた野鳥愛好家2人が斜面で発見。連絡を受けた職員が翼の模様などから確認した。

■瀬田川 熱い戦い(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161126-OYTNT50108.html?from=ycont_top_txt
 競技用ボートやカヌーで大津市の瀬田川を往復し、タイムを競う「Head of the Seta」(ヘッド・オブ・ザ・セタ)が26日、始まった=写真=。27日までの開催で、県内外の計約600人が参加する。
 同市のNPO法人「瀬田漕艇倶楽部」が開き、今年で25回目。瀬田川大橋をスタートして川を下り、平津で折り返す約7キロのコースで行う。
 この日は、中学生から80歳以上までの性別・世代別の各部で、参加者がボートやカヌーで熱戦を繰り広げた。

■ボートで交流220人、海外選手も 瀬田川(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJCV449MJCVPTJB008.html
奥令
 ボートの交流大会「HEAD OF THE SETA(ヘッドオブザセタ)」が26日、大津市の瀬田川で始まった。中学生から80代まで、海外招待選手を含む約220人が汗を流した。27日には男子エイトなど17種目がある。
 ボート愛好家らで作る同市のNPO法人「瀬田漕艇倶楽部」が毎年秋に開催している。今回は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けてホストタウンとして、大津市がデンマーク(ボート競技)に、米原市がニュージーランド(ホッケー)に選ばれたことを受けて、五輪などに出場経験がある両国の選手やコーチを招待した。
 この日は、シングルスカルなどがあり、161クルーが瀬田川大橋(国道1号)から南郷洗堰(あらいぜき)付近を往復する7キロのコースを漕いだ。スタート地点付近では、観光船に乗った小中学生約30人が、ニュージーランドのコーチから解説を聞きながらレースを観戦。「オールの先がすばやく水に入っているかよく見て」などとアドバイスされながら、選手の動きに目をこらした。選手が近くを通ると、「すごく速い」と声を上げ、身を乗り出した。瀬田中学校ボート部2年の上野萌衣さん(14)は「海外選手は一漕ぎが大きくて力強かった」と話していた。

16/11/26

■瀬田川の王へ力漕 ボート、カヌーの大会(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161126000102
 ボートやカヌーのタイムを競う大会「HEAD OF THE SETA」が26日、大津市の瀬田川で始まった。まぶしい青空の下、高校生から80代までが懸命に舟をこぎ、瀬田川のチャンピオンを目指した。
 NPO法人瀬田漕艇倶楽部(くらぶ)が主催。25回目の今回は初めて海外のトップ選手やコーチを招待した。選手たちは瀬田川大橋付近をスタート・ゴールとした約7キロの往復コースで競った。ゴール付近では競り合いもあり、川沿いから「がんばれ」と大きな声援が送られた。
 観戦した瀬田中2年でボート部キャプテンの野村裕貴さん(14)は「近くから見て、全国のレベルが分かった。将来はレースに出てみたい」と話していた。27日も午前9時からレースを始める。

■彦根で初霜(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161125-OYTNT50096.html
 彦根地方気象台は25日、彦根市で初霜を観測したと発表した。平年より5日遅いが、昨年より7日早い。
 県内はこの日、寒気が入り込んだのに加え、晴天に伴う放射冷却があり、冷え込んだ。
 最低気温は長浜市で1・2度、彦根市で3・5度、大津市で3・7度など、県内の観測地点9か所中5か所で今季最低を記録した。最も低かったのは米原市の0・0度だった。
 26、27日は、気温は平年並みに上がるが、27日に天気が崩れた後、冬型の気圧配置となり、28、29日は彦根、大津市などで冷え込みが予想される。

■馬渕浄水場のカビ臭は収束(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJCT4JHWJCTPTJB00G.html
佐藤常敬
 馬渕浄水場(近江八幡市馬淵町)の浄水からカビ臭を出す物質が基準値を超えて検出された問題について、県は25日、収束したと発表した。琵琶湖の水温が下がり、原因物質を発生させる植物プランクトンがほぼなくなったとしている。
 県によると、今年8月末、カビ臭の原因物質とされる2―メチルイソボルネオールが、水道法で定める浄水の水質基準(1リットル当たり10ナノグラム以下)を超え、住民から水道水に異臭がすると苦情が1千件以上相次いだが、10月中旬から基準値を下回って、臭気を感じない同5ナノグラム以下で推移しているという。
 県は、浄水場に取水している湖水の今年4〜7月の平均水温が18・3度と、過去10年間の平均17・2度より高く、プランクトンが増殖する好条件だったとしている。(佐藤常敬)

16/11/25

■滋賀で初霜観測、平年より5日遅く(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161125000128
 滋賀県の彦根地方気象台は25日、初霜を観測したと発表した。昨年より7日早く、平年より5日遅かった。同気象台によると、晴れて風も弱く、地表の熱が大気に奪われる放射冷却現象が起きたためという。同日朝の最低気温は米原市で0・0度を記録した。

■ピークは1月2日=年末年始の渋滞予測−高速道路4社(jiji.com)http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112500593&g=soc
 東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は25日、年末年始期間中(12月28日〜来年1月4日)の渋滞予測を発表した。渋滞のピークは上下線とも1月2日の見込み。
 期間中の8日間に予想される10キロ以上の渋滞発生回数は前年度実績と同程度の148回。このうち、下り線の19回、上り線の38回は1月2日に発生する見通しだ。
 最も長い渋滞は1月2日午後4時ごろ、東名高速上り線大和トンネル(神奈川県大和市)付近を先頭とした55キロ。

■琵琶湖の漁業、公文書ずらり 滋賀県庁新館で企画展(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161125/rgn1611250061-n1.html
 滋賀県の漁業に関する公文書を紹介する企画展「湖に生きる人々と暮らし〜明治期の漁業〜」が、県庁新館3階の県政史料室で開かれている。来年1月26日まで。
 琵琶湖での漁業は縄文時代に始まったとされ、平安時代に堅田(大津市)の漁師たちが漁場を拡大。明治時代には各地で養殖業も始まり、漁業に関するさまざまな公文書がやり取りされた。
 同展では、明治から昭和にかけての漁業に関する公文書約15点を展示。このうち「漁具及び漁業方法書」は、昭和9年に愛知川上流漁業組合が専用漁業免許を申請した際の添付図。アユやマスなどを漁獲するために通年使用された「打網」が描かれている。
 県民情報室の担当者は「資料を見ると、昔から人と琵琶湖のかかわりがあったことがよく分かる」と話している。
 入場無料。閲覧は平日の午前9時〜午後5時。

16/11/24

■ガソリン2週連続値下がり 50銭安で125円台に(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161124/ecn1611240035-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が24日に発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、14日の前回調査より50銭安い125円80銭だった。原油価格の下落で、2週連続の値下がりとなった。
 調査した石油情報センターによると、月末に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会で減産合意が見送られるのではないかという観測が広がり、原油価格が下落したことが影響した。
 地域別では38道府県が値下がりした。下げ幅は福井が2円ちょうどと最も大きく、鳥取の1円90銭が続いた。値上がりは5都県で、東京、和歌山、長崎が40銭と最も上昇した。横ばいは長野や高知など4県だった。
 ハイオクは前回調査よりも50銭安い136円60銭、軽油も20銭安い104円90銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2円高い1188円だった。

■レギュラーガソリン、2週連続の値下がり…前週比0.5円安の125.8円(Responce)http://response.jp/article/2016/11/24/285859.html
資源エネルギー庁が11月24日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月21日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.5円値下がりし125.8円となった。レギュラーガソリンの値下がりは2週連続。
地域別では、中国で1.0円、北海道で0.9円、近畿で0.6円、中部と九州・沖縄で0.5円、東北と四国で0.4円、関東で0.3円、全エリアで値を下げた。
ハイオクガソリンは0.5円安の136.6円、軽油は0.2円安の104.9円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は116.7円/リットル(前週比−0.4円)、ハイオクは126.3円/リットル(−1.1円)、軽油は92.7円/リットル(±0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■「湖に生きる人々と暮らし〜明治期の漁業〜」(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022440
=県政史料室で展示=
◇県
 明治から戦前にかけて作成された公文書を歴史文書として保管する県政史料室(県庁新館二階)は来年一月二十六日まで、展示「湖に生きる人々と暮らし〜明治期の漁業〜」を開いている。
 琵琶湖は古くから人々の生活と密接な関わりがあり、独特の漁法をあみ出した。それらの利益は、激しい権益争いも起こし、明治中後期にいたっても、漁場をめぐる争いは絶えなかった。これに対して県は、漁民の争いを調停し、豊かな資源を保護していく目的で、漁場、漁具の制限や、免許制にするなど様々な制限を設けた。
 展示では、水辺に住む人々が、明治以降、どのような漁業を営んだのか史料から探る。
 開室時間は月曜から金曜までの午前九時から午後五時まで。無料。問い合わせは同室(TEL077―528―3126)へ。

■琵琶湖疏水観光船事業 平成30年度実現めざす(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022438
=大津・京都間で上下便=
◇大津
 大津市と京都市は、明治の近代化産業遺産である琵琶湖疏水を活用した観光船事業について、平成三十年度から本格運航する方針を決め、事業化に向けた課題を検証するため、今月十九日〜二十七日の日程で試験運航を実施している。
 本格運航は、疏水事務所大津分所付近(大津市)〜蹴上船溜まり(京都市)の七・八キロを予定。上り便と下り便を運航させ、大津市・京都市の観光振興につなげる。
 両市は観光船事業を実現するため、平成二十七年、二十八年中に三回の試験運航を実施してきた。これまでは大津市側から京都市側へ向かう下り便のみだったが、安全性が確保されたとして、今秋からは上り便も運航している。
 上り便については、狭い水路の流れに逆らって進むため、高度な操船技術を要することから、旅客を乗せずに試験運航を繰り返して技術を高め、安全に運航するためのノウハウを蓄積してきた

16/11/22

■森田健作知事率いる千葉県で「カミツキガメ捕獲」専門家を募集 年収540万円から(デイリー新潮)http://www.dailyshincho.jp/article/2016/11221659/?all=1
 求む“傭兵”!!となれば、テロ組織「IS」や内乱の続くアフリカを想像するが、募集元は、なぜか、国内の地方自治体。目下、森田健作知事率いる千葉県が、凄腕のハンターを探しているというのだ。
 もちろん、テロリスト対策というわけではなく、
「県内に生息しているカミツキガメを駆除するために、専門的な知識を持つ職員を公募することにしたのです」
 というのは、千葉県環境生活部環境政策課の担当者。
 カミツキガメと言えば、大型では体長約50センチにもなり、顎の力が強く、噛まれると大怪我をしかねない危険な外来生物。北西部に位置する印旛沼水系には、昨年の推計で約1万6000頭も生息し、全国のなかでも、千葉県は生息数が多いとされている。
「エサを入れた籠を水中に沈める方法の罠で、2007年から、これまで6000頭ほど捕獲してきました。今年はカメに発信器を付けて行動パターンを探ったところ、田んぼの水路といった、今まで捕獲していた場所以外にも、侵出していることが判明したのです。このままでは、とても間に合わないので専門家にお願いすることにしました」(同)
 ちなみに、昨年度は967頭、今年は1402頭と捕獲数を増やしているが、もはや、お手上げというわけである。
 応募資格は、大学等で生物学を専攻し、かつ、民間や公的団体で生態調査の経験がある人物だそう。採用後は、主査級ないしは副主幹級として、年収540万〜670万円が約束され、カミツキガメの新たな捕獲方法の開発と技術指導を任されることになる。
 だが、気になるのは、3年間という期限付きだという点だ。将来、ポイされると判っておきながら、今の職を捨ててまで来るカメ好きはいるのか。
「すでに、数件の問い合わせが来ていますので、まずまずだと思います」(同)
 締切りは11月一杯。年齢制限がないゆえに、定年したけど腕はまだまだ、と言う方は名乗りを上げてみる?

■下水熱利用に新ジャンル、消毒槽の熱で空調を省エネに(ITmediaスマートジャパン)http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/22/news026.html
 関西電力、大津市、積水化学工業(以下、積水化学)は2016年11月18日、大津市企業局の「水再生センター」(大津市由美浜)で下水熱利用の実証実験を開始したと発表した。下水熱を活用して、空調設備のエネルギーとして活用する。
 地下を流れる下水は年間を通じて一定以上の温度を維持している。外気温度と比べると、冬は暖かく、夏は冷たいという特性がある。こうした下水の熱を取り出し、さまざまな設備で利用することで省エネが図れる。
 一般的な下水熱事業では、下水道管網を流れる下水や、処理場において処理された後の処理水の熱を活用する場合が多い。しかし今回の実証事業は、下水処理場内にある「消毒槽」で処理する過程の下水を活用するのが特徴となっている。安定した水量を確保できることに着目したという。
 実証では消毒槽の底部に積水化学が開発した熱回収管を設置する。熱回収管の内部には熱媒体が流れており、これで消毒槽内の処理水から熱を回収する。その後、熱媒体をヒートポンプユニットに送って熱を取り出し、これを汚泥処理棟監視室内の空調エネルギーとして利用する仕組みだ。下水処理場内の消毒槽の処理水から熱を取り出し、空調のエネルギーとして利用するのは全国初の事例になるという。
滋賀県が秘める下水熱のポテンシャル
 実証では下水熱利用ヒートポンプの性能評価と、熱回収性能の向上に向けた検討評価を行う。実証は2018年3月末まで実施する予定だ。積水化学によると、下水と気温との差の熱エネルギーを冷暖房や給湯などに利用すると、通常の空気熱源ヒートポンプシステムと比較して約20〜30%の省エネおよびCO2排出削減効果が期待できるとしている。
 滋賀県全体でも、こうした下水熱の有効活用に向けた取り組みを推進している。琵琶湖から多く下水道が広がっており、熱源として高いポテンシャルが期待できるからだ。2016年3月には民間事業者などの下水熱の導入検討を支援するために、下水熱の賦存量やマンホールなどの位置を示した「琵琶湖流域下水道 下水熱ポテンシャルマップ」を公表している。このポテンシャルマップによると、今回の実証を行う大津市付近の下水道では、冬季でも1日当たり10〜50万メガジュール(MJ)のポテンシャルが見込めるとしている(図4)。
 大津市、積水化学、関西電力の3者はこうした下水熱の有効利用に向けて、共同研究体制も構築。下水熱利用の可能性調査や事業スキーム、料金設定などのありかたについても検討を進めていく予定だ。今回の実証事業はこうした取り組みの一環となる。共同研究についても、実証と同様に2018年3月末まで取り組む予定だ。

■Fish−1グランプリにビワマスの親子丼 淡水魚で初の快挙(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161122/rgn1611220037-n1.html
 20日に東京都内で開かれた全国の魚の祭典「Fish−1グランプリ」(国産水産物流通促進センター主催)の料理コンテストで、滋賀県漁連が出品した「天然ビワマスの親子丼」がグランプリに輝いた。淡水魚では初の快挙。
 天然ビワマスの親子丼は、ビワマスの刺し身にビワマスの卵のしょうゆ漬けをまぶした丼。コンテストにはこのほか、「宇和島鯛めし」(愛媛県漁連)や「金目鯛の炊き込みごはん」(高知県漁連)なども出品されたが、一般来場者の投票や審査員の採点の結果、天然ビワマスの親子丼がグランプリに決まった。
 中心メンバーの滋賀県漁連青年会長の中村清作さん(31)は「メンバーのチームワークが良く、たくさんのビワマスを提供でき『おいしい』と言ってもらえた。これをきっかけに少しでも多くの人に琵琶湖の魚に目を向けてもらい、滋賀に関心を持ってもらいたい」と喜びを語った。
 一方、県水産課は「琵琶湖の魚は海の魚に負けていないということを改めて実感できた」としており、今後ビワマスを始めとした琵琶湖の魚のPRをさらに強化していく考え。

■魚育つ田の米を学食に 彦根の法人が県立大に販売(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161122/CK2016112202000023.html
 県立大(彦根市)の学生食堂で二十一日、湖魚が戻れる環境を整備した水田で収穫される「魚のゆりかご水田米」の提供が期間限定で始まった。期間は二十一、二十二、二十四日の三日間で、地元の農業組合法人が米を提供。初日は多くの学生が食堂に詰め掛け、昼食で味わった。
 県立大は文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の採択を受け、設立した「近江地域学会」が地域の課題解決を目指す活動をしている。今回は、地域学会の分科会の一つで、琵琶湖博物館(草津市)などの研究者らでつくるグループが企画した。
 魚のゆりかご水田は県が進めるプロジェクト。琵琶湖の魚が遡上(そじょう)して水田で産卵し、生まれた稚魚は外来魚がいない水田で育つ仕組み。生き物が安心してすめる水田での米作りを続け、県の認証を今年受けた農業組合法人「フレンドリーファームいしでら」(彦根市石寺町)が今回、県立大生協に米を販売した。
 この日、ランチで米を味わった人間文化学部一年の神垣成美さん(19)は「ご飯に甘みがあっておいしい」と満足そう。工学部二年の小笹弘太さん(20)は「程よい軟らかさで、食べやすかった」と感心していた。
 いしでらの男性役員(69)は「多くの学生に向けて提供するのは初めて。生産者の顔が見え、安心安全な米を食べてもらえる良い機会になる」と満足そうに話していた。
 食堂の営業は午前十一時〜午後二時と六〜八時。一般の人も食べることができる。ゆりかご水田の模型も展示している。(木造康博)

■湖の魚料理、天然ビワマスの親子丼が王者に Fish−1GP(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161122/CK2016112202000026.html
 東京都の日比谷公園で二十日に開かれた魚の祭典「Fish−1グランプリ」(国産水産物流通促進センター主催)の料理コンテストで、県漁業協同組合連合青年会が出品した「天然ビワマスの親子丼」がグランプリを獲得した。淡水魚のメニューがグランプリを取るのは初めて。
 ビワマスの親子丼は「プライドフィッシュ料理コンテスト」に応募し、淡水魚として初めて書類選考を通過して決勝の六皿に残っていた。一律五百円で千食限定で販売され、料理を食べた一般来場者や審査員の投票の結果、準グランプリの宇和島鯛(たい)めし(愛媛県漁連)を抑えて一位に輝いた。
 表彰式では、佐藤一雄水産庁長官からトロフィーと賞状が贈られた。青年会の中村清作会長(31)は「最高の状態で持っていけば一位を取る自信はあった。全国で通用する魚が琵琶湖にあることが証明できた」と喜んだ。
 第四回の今回は四十都道府県の漁協が過去最高の六十三のメニューを応募。青年会も県漁連を通して応募した。(堀尾法道)

16/11/21

■ビワマス丼がグランプリ 全漁連の料理コンテスト(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161121000146
 琵琶湖の固有種ビワマスを使った丼が、全国的な魚料理のコンテスト「第4回Fish−1グランプリ」(20日・東京都)でグランプリに輝いた。最終選考に残った6品のうち、淡水魚はビワマスのみ。出品した滋賀県漁業協同組合連合会は「琵琶湖の魚は海の魚に負けないということが証明できた」と喜んでいる。
 全国漁業協同組合連合会などが主催した。県漁連の「天然ビワマスの親子丼」は、脂の乗った刺し身に、しょうゆ漬けにした腹子をかけたシンプルな丼。漁師が薦める「プライドフィッシュ」部門に申し込み、全国60作品の中から書類選考を通過して、来場者の投票で決まる本選へ進んだ。
 大会当日は一番おいしい状態で食べてもらおうと、温度と時間を計算し、前日に滋賀県でさばいた身を冷蔵車で会場に運び込んだ。コメも水も滋賀から持ち込む徹底ぶり。純粋なビワマスの味だけで勝負に臨んだ。
 約千食用意したが、開始前から行列ができ、4時間半で完売。客からも「おいしかった」と好評だったという。投票の結果、「宇和島の鯛(たい)めし」(愛媛県)、「金目鯛の炊き込みごはん」(高知県)など強豪を抑え、1位に選ばれた。
 県漁連青年会の中村清作会長(31)=高島市=は「漁師だけでなく、メニューを考えてくれた料理人たちなど、みんなで取った1等賞。これを機に、琵琶湖に来れば、おいしい魚が食べられるということが広まってほしい」と喜びを語った。

■天然ビワマスの親子丼優勝! 全漁連の料理コン(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJCN5F1XJCNPTJB00D.html
佐藤常敬
 ビワマスの刺し身をごはんに乗せ、しょうゆ漬けにした腹子をたっぷりかけた「天然ビワマスの親子丼」が、東京・日比谷公園で20日にあった料理コンテスト「Fish―1グランプリ」(全国漁業協同組合連合会など主催)で、全国一に選ばれた。
 ビワマスは、琵琶湖の固有種で、脂ののった魚体は、刺し身や塩焼きなどで食べられる。一方、漁獲量は年25トン前後と希少なことから「琵琶湖の宝石」とも呼ばれる。出品した県漁業協同組合連合会は、余計な味付けはしない刺し身のどんぶりで勝負。腹子をしょうゆ、酒、みりん、昆布で漬け込み、刺し身の上にたっぷりとかけた。
 同グランプリには、漁師が自信を持って薦める「プライドフィッシュ」と、簡単に食べることができる「ファストフィッシュ」の二つのコンテストがあり、ビワマス丼は「プライド」に出場。全国の漁業団体から応募のあった60点から、「金目鯛の炊き込みごはん」(高知県)、「宇和島鯛めし」(愛媛県)など6点が書類審査で選ばれ、この日の来場者が試食して、審査した。県漁連青年会長の中村清作さんは「ビワマスを通して琵琶湖の魚のおいしさを東京の消費者に伝えることができて良かった」と喜んだ。(佐藤常敬)

16/11/20

■かすむ湖岸の“城” 琵琶湖に濃霧(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161120000141
 大津市など滋賀県で20日朝、濃霧が発生した。同市打出浜の琵琶湖岸では県立琵琶湖文化館が霧に包まれ、うっすらとしか見えなくなった。
 彦根地方気象台によると、この日は県内全域に濃霧注意報が発令された。前日の雨で地上に湿った空気が残っていたところに、暖かい空気が入り込んだことが原因だという。
 好天だと30キロ以上先が見通せる同気象台でも、この日の視程は500メートル未満だった

■ビワマス戻れ、魚道設置 滋賀のNPOなど産卵床で稚魚確認(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161120000044
 琵琶湖の固有種、ビワマスが遡上(そじょう)しやすい川の復活に取り組んでいる滋賀県野洲市のNPO法人などがこのほど、同市の中ノ池川に木枠を8段積んだ全長9メートルの大きな魚道を完成させた。昨年は手作りの産卵床を同川などの4カ所に初めて設け、春には稚魚も確認されている。関係者は「市中心地のJR野洲駅前の妓王井川までビワマスを遡上させたい」と期待している。
 取り組んでいるのは、NPO法人「家棟(やなむね)川流域観光船」や滋賀県、市、地元自治会などでつくるプロジェクトチーム。野洲市東部を流れる家棟川へ約60年前に産卵のために上っていたビワマスを復活させようと、2014年に大学教授などを交えて調査し、15年8月から本格活動している。
 中ノ池川は家棟川の支流で、高さ3・2メートルの落差工と呼ばれる斜面が遡上を遮っているため、魚道の設置を検討。幅約40センチ、長さ約1メートルの木板で四角い枠を作り、側面に補強するパイプを取り付けた。
 ビワマスの魚道は大津、米原市内にもあるが高さ1〜2メートルの落差工に設けられており、野洲の魚道は最も大きい。活動に参加する住民や市担当者は毎日遡上を調査し、これまでに3段まで上ったところを確認。「雨で水量が増えれば8段を上って上流まで遡上できる」という。
 産卵床は中ノ池川と、同じ家棟川支流の童子川で、川底を平らにし、砂利を敷いて作った。今年3月上旬に両川とも産卵床付近で稚魚が計3匹発見された。チームに参加する県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一主任研究員(38)によると、ビワマスの産卵床を手作りしたのは初の試みといい、今年はさらに6カ所に増やした。
 今後、調査結果を踏まえて魚道の形を変えたり、段数を増やしたりと改良を加える予定だ。チーム代表の山本義昭さん(72)=野洲市冨波乙=は「強い水流でも耐えられる魚道ができ、一歩ずつ前進している」と手応えを話す。
 12月10日午後1時半から、チームの活動報告会が野洲市辻町の市民活動支援センターで開かれる。ビワマスの炊き込みご飯「あめのいおご飯」の試食会もある。無料。定員100人。申し込みは市環境課TEL077(587)6003。

■琵琶湖の真珠、復活を期待 草津の住民ら母貝に「オペ」(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161120/rgn1611200036-n1.html
 上品な輝きを持つ琵琶湖産淡水真珠「ビワパール」の復活を目指し、草津市志那町の住民らが19日、母貝「イケチョウガイ」の中に、真珠の素となる別の貝の細胞片を埋め込む「オペ(施術)」作業を行った。同市などが復活に乗り出し、昨年、真珠の取り出しに成功しており、かつて養殖業に携わっていた住民らが、期待を込めて作業に取り組んだ。
 「ビワパール」は球形や棒状などの個性的な形状と、ピンクやワイン色などのさまざまな色が持ち味。最盛期の昭和46年には県全体で約6トンを生産し、うち約2トンを草津で生産。外国にも輸出され、人気を集めていた。しかし琵琶湖の水質悪化などで生産量が減り、産業としては60年ごろに壊滅状態になった。
 しかし復活を目指す草津市が平成24年、かつて養殖に携わっていた同市志那町の住民や県立大などと実験を開始。琵琶湖に隣接する柳平湖に養殖棚を設け、母貝となるイケチョウガイを育て始め、昨年、完成した真珠を取り出した。
 この日は60個のイケチョウガイに細胞片を埋め込んだ。数ミリの大きさの細胞片を、外套膜にそっと埋め込む緻密(ちみつ)な作業。住民らは、メスなどを使って丹念に埋め込んでいった。また160個の貝から真珠を取り出す作業も行われた。
 同市の主婦、駒井鈴子さん(65)は「30年ほど前にもやったことがあるので懐かしい。細かい作業は大変ですが、きれいな真珠ができるとうれしい」と話した。

16/11/19

■ブラウントラウト イワナなど捕食、外来魚放流禁止(毎日jp山梨)http://mainichi.jp/articles/20161119/ddl/k19/040/035000c
 県内水面漁場管理委員会は18日、イワナなどの在来種を捕食することが問題となっている外来魚「ブラウントラウト」の放流を一部を除き禁止すると発表した。発令は17日付。放流した場合、罰則規定もある。
 県花き農水産課によると、ブラウントラウトはヨーロッパやアジア、アフリカが原産地とされる。釣り堀で人気の魚...

■琵琶湖の変化、空から見つめ50年 滋賀、映像作家が写真展(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161119000068
 半世紀にわたって琵琶湖を見つめ続けてきた映像作家、中島省三さん(76)の写真展が18日、大津市園城寺町の三井寺観音堂書院で始まった。空から撮影した琵琶湖の変化を、来場者たちがじっくり見比べている。
 中島さんは大津市大門通在住。自ら小型飛行機の免許を取得し、50年にわたって、琵琶湖の姿や周囲に生きる人たちを空と地から撮影、映像や写真で発表してきた。
 写真展では、長年の空撮写真約30点を並べ、開発による湖岸の人工化や、アオコの発生など、琵琶湖がいかに変わったかをたどる。中島さんは「湖がどういう目にあったか、自分の目で見て判断してほしい」と話す。
 また、陶器で自作したカメラで撮影したピンホール写真や、同寺の福屋俊彦執事長にあてたはがきの写真を集めた作品なども展示している。27日まで。入山料が必要。

16/11/17

■疏水「上り便」 試験上々(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161116-OYTNT50186.html?from=ycont_top_txt
◇18年本格運航へ 大津・京都市長、ルート視察
 大津―京都市間を流れる琵琶湖疏水の第1疏水で観光船事業に取り組む両市は16日、京都から大津へ遡上する「上り便」の初めての試験運航を実施した。下り便については、地域の活性化につなげようと、昨年から春秋限定で客を乗せて試験運航を行っている。この日は門川大作・京都市長と越直美・大津市長も乗船。上り下りを合わせた2018年度からの本格運航を目指し、ルートの視察や乗り心地などを確認した。(岡本久美子)
 琵琶湖疏水は京都の産業振興を目的に建設され、1890年に第1疏水が開通。かつては物資運搬船も往来した。現在は京都市上下水道局が管理している。
 両市では観光資源としての活用を検討。昨春以降、3回にわたって大津乗船場(大津市)から蹴上乗船場(京都市)まで、疏水の流れに乗って下る便での試験運航を行い、今秋も19〜27日に実施を予定している。
 一方、上り便は狭い水路を水流に逆らって進むことから、高度な操船技術が必要だった。このため、試験運航した下り便の回送時に安全運航に向けた訓練を重ねていた。
 両市の市長を乗せた観光船は蹴上乗船場を出発し、四つのトンネルを含む全長7・8キロを約40分かけて疏水を遡上した。越市長は「スピードがあり、波しぶきも上がって楽しめた。京都から大津に多くの方が来てもらえるのでは」と手応えを口にした。
 門川市長も「(疏水沿いの)紅葉や自然の美しさに感動した。京都は宿泊施設が不足しているので、観光客が上り便で大津を訪れて宿泊するなどの可能性が期待できる」と話していた。
 両市は2017年度に客を乗せた上り便の試験運航実施を目指すとともに、本格運航に向けて、10〜12人乗りの新船建造にも取り組むとしている。

■琵琶湖疏水下り「上りも」 観光客流入へ向け試行(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJCJ3STRJCJPTJB004.html
奥令
 琵琶湖から京都に水を引く琵琶湖疏水(そすい)で人や物資を運んできた船下り復活を目指す実行委員会が、疏水の流れに逆らう「上り便」の実施に向けて試験運航を重ねている。16日には大津市の越直美市長と京都市の門川大作市長が試験乗船。越市長は「京都から大津に観光客を呼び込めるようにしたい」と期待を込めた。
 琵琶湖疏水の通船は、疏水を観光資源としていかそうと、両市などが実行委をつくり、15年春、大津から京都方面に向かう下り便の試験運航を実施。同年秋と今年春にも実施し、いずれも好評だった。
 大津市にとっては上り船で大津に着き、観光を楽しんでもらいたい思いがあるが、上り便の実現は、さらにハードルが高かった。疏水の流れに逆らうため、船を勢いよく進める必要があるほか、狭いトンネル内でエンジンを切ると、波が立って船が揺れるため、安全性や快適性に課題があったからだ。
 15年以降、船の操縦員が...

16/11/16

■琵琶湖へ「上り便」も 疏水観光船、18年度から本格運航(京都新聞電子版)http://kyoto-np.jp/sightseeing/article/20161116000188
 京都市や大津市が就航を目指している琵琶湖疏水の観光船事業で、両市は16日、2018年度から本格運航に乗り出す方針を示した。現在は春と秋に限っている試験運航だが、新たな船を造って定員を増やし、京都から大津に水路をさかのぼる「上り便」も始めることで、課題の採算面でも一定のめどが立つという。
客席倍増、年間営業100〜150日に
 観光船事業は、両市などでつくる実行委員会が15年度から開始。これまでは京都市上下水道局の疏水事務所大津分所前(大津市)から、山科区の船乗り場まで約7・8キロの「下り便」を春と秋の観光シーズンに試験運航している。
 本格運航時の年間営業期間は、試行だった16年度の13日間から、100〜150日に増やす。水路の清掃などを必要とする12〜3月の冬季は除く。現在使っている客席6人の作業船に代えて客席10〜12人の新たな船を運航させ、上りと下りの往復運航で安定的な利用を見込めるという。新造する船は計2隻で4千万円前後の費用を要するが、企業協賛金などで賄う方針。
 この日は、初の上り便の試験運航があった。約40分間の乗船を終え、京都市の門川大作市長と大津市の越直美市長は「新たな観光資源や広域観光を広げる手段として成功させたい」などと話していた。

■琵琶湖疏水 スイスイ遡上 試験運航(毎日ip)http://mainichi.jp/articles/20161116/ddh/041/040/003000c
 琵琶湖の水を大津市から京都市まで送る「琵琶湖疏水」で16日、通船復活に向けて京都から大津に向かう「上り便」の初めての試験運航があった。昨年春から期間限定で3回、「下り便」のみ一般の乗客を乗せた試行運航を実施。「上り便」は水流に逆らって進む高度な操船技術を要するため、客を乗せずに回航して訓練していた。
 この日は両市の市長ら4人が乗客となり、京都市山科区の蹴上乗船場を出発。大津市三井寺町の大津乗船場ま...

■アリゲーターガー 逃げた巨大魚、いずこ たつの・揖保川支流、捕獲空振り アユ、ウナギなど在来魚の食害懸念(毎日jp兵庫)http://mainichi.jp/articles/20161116/ddl/k28/040/447000c
 たつの市の揖保川の支流で大型外来魚の「アリゲーターガー」の目撃情報があり、揖保川漁協が9月から捕獲に乗り出したが、今月10日の作業も空振りに終わり、来年に持ち越されるという。漁協の森本実勇さん(53)は「アユやニホンウナギなど在来の魚が食べられてしまうかもしれない」と懸念している。【幸長由子】
 アリゲーターガーは、北米原産で「世界最大級の淡水肉食魚」と呼ばれる。姫路市立水族館の飼育員、竹田正義さん(41)によると、魚やエビをエサとして、体長2メートル以上に成長するものもいるという。バブル期の大型観賞魚ブームで輸入されたが、巨大で手に負えなくなった飼い主が勝手に放流したことで、全国で...

■レギュラーガソリン、6週ぶりに小幅安 126円30銭に(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161116/ecn1611160013-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が16日発表した14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、7日の前回調査より20銭安い126円30銭で、6週ぶりに値下がりした。9月末の石油輸出国機構(OPEC)臨時総会で各国が原油減産に合意したことが好感し、一時原油価格が上昇していたが、足元では油価が下落に転じ、石油元売り各社が卸価格を下げたことで小売価格に影響が出た。
 調査した石油情報センターの担当者は、「当初は(今月末の)OPEC総会への期待感があったが、次第にイランやイラクなどが合意に対して難色を示していることが伝わってきて実効性に懐疑的な見方が広まった」と分析している。来週の小売価格も値下げ傾向が続くとみている。
 地域別では、30都道県が値下がりし、下げ幅は神奈川、宮城、島根の90銭が最も大きかった。値上がりは9府県にとどまった。横ばいは8府県。

■レギュラーガソリン、6週ぶりの値下がり…前週比0.2円安の126.3円(Responce)http://response.jp/article/2016/11/16/285495.html
資源エネルギー庁が11月16日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月14日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.2円値下がりし126.3円となった。レギュラーガソリンの値下がりは6週間ぶり。
地域別では、北海道で0.7円、関東と四国で0.4円、中部と中国で0.3円、東北で0.2円、九州・沖縄で0.1円値下がり。近畿では0.1円値を上げた。
ハイオクガソリンは0.3円安の137.1円、軽油は前週同価格の105.1円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月16日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は117.1円/リットル(前週比−1.2円)、ハイオクは127.4円/リットル(−1.6円)、軽油は92.7円/リットル(+0.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■ブラックバスの再放流禁止 県内水面漁場管理委が決定(Yamagata News Online)http://yamagata-np.jp/news/201611/16/kj_2016111600323.php
 県内の河川などで在来種の魚への食害が問題となっているブラックバス(コクチバスなど)について、県内水面漁場管理委員会(国方敬司会長)は15日、釣った後にその場で放流する「キャッチ・アンド・リリース」(再放流)を禁止する委員会指示を決定した。
 県内の各内水面漁協が管理する水域に限った指示で、来年6月からの適用。ただ、釣った後の処理のわずらわしさや、対象区域外では再放流が規制されないことなどから、実効性には不透明さを残している。
 同委員会では昨年12月にブラックバスによる食害への対策の必要性が指摘され、県は県内全域で再放流を規制する方向で対応策を練ってきた。ただブラックバスは釣り愛好者が多く、委員会は今年7月以降、釣り団体や釣具店などから意見を聴取。「再放流禁止はバス釣りができなくなることに等しい」など反対意見が多く、9〜10月に実施した県民への意見公募でも「趣味を取り上げることになる」などの反論があった。
 こうした意見を考慮し、県は再放流禁止の対象を各内水面漁協が管理する漁区に修正し事務局案として、15日に開かれた委員会に提出。漁協関係者など委員の一部からは、食害は深刻な状況だとして「全域で禁止すべきだ」「少しでも(ブラックバスの)生息数を減らす必要がある」との意見が根強かった。
 国方会長は、愛好者の協力も得て、対策を講じる必要性があり、取り急ぎアユやサクラマス、ヤマメなど漁業権の対象魚種を保護する観点から事務局案を採用。一方「経過観察し、状況が悪化していれば指示を見直す」とも付け加えた。
 外来生物法では、ブラックバスは生きたままの移動や、釣った水域以外での成魚や稚魚の放流を禁止している。同法も踏まえ、委員会指示に従えば捕殺し、持ち帰って一般廃棄物として処分しなければならなくなる。
愛好者と漁協、渦巻く賛否
 ブラックバスの再放流禁止を巡っては、釣り愛好者と資源の保護、管理を担う漁協関係者の間で賛否が渦巻いている。
 「最上川でアユが年々減っている」。最上川第二漁協の組合員は不安を漏らす。今年は支流でもブラックバスを多数目撃した。「1匹でも多く減らしたい」と切なる胸の内を明かす。
 一方、愛好者の中には、在来魚種減少は河川環境の悪化も要因だとし「リリース禁止の前にブラックバスが生態系を崩しているという根拠を示すべきだ」との主張も多い。「バス釣りはたくさん釣れるのが魅力。再放流が禁止され、数が減るのは嫌だ」との声もある。
 再放流禁止だけでは効果は薄いとする専門家もいる。ブラックバスの被害が深刻化していた長野県は2008年に再放流を禁止したが、思ったほどの成果は得られていないという。同県水産試験場の沢本良宏環境部長は「ブラックバスは繁殖力が強く、生息域を広げさせないことが重要。数が少ない支流から駆除するなど、効率的に数を減らす工夫が求められる」と指摘した。
◆再放流禁止の主な対象外 区域・河川など
 山形市全域
 上山市全域
 新井田川(酒田市)
 三瀬川(鶴岡市)
 徳良湖(尾花沢市)

■琵琶湖の真珠、世界へ発信 米ブランド、アクセサリー販売 環境保全の象徴(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161116/rgn1611160055-n1.html
 環境保護活動に取り組むアメリカのジュエリー・ブランド「SUSAN ROCKFELLER」が、琵琶湖産真珠を使ったアクセサリーの販売を始めた。琵琶湖では県ぐるみで環境保全に取り組んでいることから、その象徴として真珠が採用されたという。同ブランドと真珠の生産者を仲介した県は「これをきっかけに琵琶湖産真珠を世界の人に知ってもらいたい」と意気込んでいる。
 琵琶湖産真珠は、イケチョウ貝を母貝にした淡水真珠。天然の造形ならではの多種多様な形や、オレンジがかった美しいピンクが人気を集めている。
 昭和40年代後半には年間生産量が6トンを超えたが、その後イケチョウ貝が原因不明で大量に死に、生産量は激減。近年は水草の繁茂で餌(えさ)のプランクトンが少なくなり、取り巻く環境は厳しい。それでも、生産者らが養殖技術の向上や環境改善に取り組み、今も琵琶湖産真珠の生産が引き継がれている。
 これに目を付けたのが、同ブランドだ。同ブランドはロックフェラー財団会長夫人のスーザン・ロックフェラーさんが2011年に設立。ジュエリーや商品を通して環境保護活動の情報発信を行っており、収益の一部は海洋環境保護活動に使われる。
 今回販売されるのは、琵琶湖産真珠のネックレス。真珠のほか、イケチョウ貝の殻で作った魚やヒトデの形のチャームも付いており、「湖と海がつながっている」というメッセージも込められている。
 今月9日に東京都内で開かれたレセプションでは、ロックフェラーさんがこの新作を発表。池永肇恵副知事も出席し、琵琶湖産真珠や滋賀の魅力をPRした。
 ロックフェラーさんは「私たちにとって自然は大切なもので、琵琶湖もそう。その琵琶湖で育まれた真珠で、とても美しいジュエリーができ、誇りに思います」とコメント。
 一方、県広報課の担当者は「真珠は琵琶湖の象徴。これをきっかけに琵琶湖の真珠を全国、世界の人に知ってもらい、環境保全にも関心を持ってもらいたい」と話している。
 価格は8万3千円(税別)。兵庫県芦屋市にある同ブランド店舗などで販売されている。

■国交、環境相を共同会長 琵琶湖再生協が初会合(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161115-OYTNT50223.html
 昨年9月に施行された琵琶湖再生法に基づき、国や流域府県・政令市でつくる「琵琶湖保全再生推進協議会」の初会合が15日、大津市で開かれた。
 国土交通、環境など8省の政務官ら16人が出席。国交相、環境相を共同会長とすることを決めた。
 三日月知事は「琵琶湖の保全は可能性であり、課題。環境、観光資源としての取り組みは、世界への発信材料にもなる」と話した。
 今後、県が来年3月までに生態系保全や産業振興などに関する保全再生計画を決定。協議会はその後、8省の局長級と府県・政令市の部長級でつくる下部組織の幹事会を開き、具体的な協議を進める。(川本修司)

16/11/15

■美女ヶ池“美貌”取り戻せ 濁りの原因、ソウギョを捕獲(岐阜新聞Web)http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161115/201611150906_28430.shtml
 美しく澄んだ水を取り戻そうと、岐阜県高山市朝日町見座のため池「美女ケ池」で13日、池の水を抜き、水質改善を図る「かい掘り」が行われた。管理する美女高原観光開発組合の関係者やボランティアら約150人が参加し、水の濁りの原因とみるソウギョを捕獲した。
 同池は美女高原(標高830メートル)にあり、周辺の湿地帯には約1万株のミズバショウが群生。春から秋にかけては釣り人やボートに乗る観光客でにぎわう。
 美女高原観光開発組合によると、ソウギョは1985年に、釣りやボート利用のために自生していたジュンサイを除去しようと200匹を放流した。しかし、15年ほど前から池上流部の土が流入して池の底に泥がたまると、ソウギョが泥を巻き上げて水が濁り始めた。ソウギョが水草や池周辺の草を食べ尽くしたことで、自然の浄化作用も低下したという。
 今年春、同組合は環境再生プロジェクトチームを立ち上げ、9月にソウギョ釣り大会を実施。今回のかい掘りでは、同チームメンバーや住民ボランティアがあらかじめ水を抜いておいた池に一斉に入り、体長1メートル近くのソウギョ8匹を網で捕獲した。池に落ちたごみなども拾った。
 山本幸生組合長(60)は「15年ほど前にかい掘りした時より泥がたまっていた。今後も泥をくみ出すなどしてきれいな池を取り戻したい」と話していた。
 池の水は春までに自然にたまるという。

■野洲のあやめ浜に産直店 琵琶湖漁師が新鮮食材生かし加工販売(びわ湖大津経済新聞)http://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1215/
 野洲のあやめ浜に11月11日、琵琶湖で捕れた魚などを販売する「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」(野洲市菖蒲)がオープンした。
 代々琵琶湖漁師を営むショップマネジャーの中川知美さんが、父母の琵琶湖漁師という家業を継ぐため長年修行。父母の想いの継承と自身の想いの発信の場として、リーダーの中川善一さんと加工場の隣にあった物置小屋をリノベーション。漁業の傍ら捕れた魚やエビ、シジミなどを販売。加工して鮒ずしやつくだ煮として店頭に並べる。
 商品は鮒ずし、えび豆、鮎のつくだ煮、もろこの酢漬けなどの伝統料理のほか、鮒ずしサンドイッチや酒かすのレアチーズケーキなど同店オリジナルのメニューも並ぶ。捕れたてのシジミなども販売する。店内のPOPはひらがなを多く使い、加工場に直接買いに訪れる近所の高齢者にも買いやすいようにしたという。
「琵琶湖の魚は一年中捕れるものがないので、商品は季節によって変わる。メニューは常時6〜7品をそろえる予定」と話すのは善一さん。「琵琶湖漁師の知美さんの父が、鮒ずしを若い子に食べやすいようにと試行錯誤し15年かけて改良を重ねてきた。壱製パン所が特許を取っている鮒ずしサンドの鮒ずしを当店が提供したことで、今回の鮒ずしサンドイッチが完成。鮒ずしに合うドイツ系のチーズを組み合わせ販売に至った。一日限定10食なのでぜひ食べてみてほしい。『酒かすのレアチーズケーキ』や、琵琶湖大ナマズをモチーフにしたどらやき風の『琵琶なまブラック』もお薦め」と話す。
 「店名でもあるドーターズは娘たちという意味。祖母から母、娘へと継がれてきた伝統の料理を若い世代に伝えたいと思い、今回代替わりを機に店の立ち上げを決意した。琵琶湖に近い人にしかなじみのないメニューもある。いろいろな地域から移住してくる人が多い滋賀県だからこそ、琵琶湖の伝統料理を知ってもらい、子どもたちに伝えていく機会になれば」と話す。
 営業時間は9時〜17時。水曜定休。

■【バスプロ・ショップス】、粗利益率は50%!アマゾンの影響を受けないのは〇〇のプロ?(BLOGOS)http://blogos.com/article/198062/
 3.5億品目の品揃えを誇るネット通販最大手のアマゾンがどんなに品揃えを増やしても、ほとんど影響を受けない大手チェーンストアがある。巨大な店舗から難攻不落の要塞とも喩えることができる。現代に生まれた流通業界の大阪城と言えるかもしれない。それがアウトドア専門店のバスプロ・ショップスだ。バスプロ・ショップスは、フィッシングや猟銃などのハンティング、アウトドアの代名詞となるキャンピング、さらに大型ボートやアウトドアのアパレル品まで圧倒的な品揃えだ。店内には淡水魚が泳ぐ巨大な水槽や人工の滝、動物のはく製等もディスプレイされ、家族で楽しめるレストランもある。バスプロ・ショップスの平均的な顧客は60キロメートル以上からも来店し、平均滞在時間は2時間30分となる。
 バスプロ・ショップスがアマゾンからの攻撃にびくともしないのは店内アメニティなどエンターティメントの要素だけではない。商品の7割がアマゾンなどオンラインストアから、ウォルマートなどの競合が扱えない商品となっているのだ。その一つが銃販売だ。オンラインでは銃の販売を規制されているため、アマゾンは手が出せない。さらにボートなどの大型品から質感やしなりなど実際に手でもって確認しなければならない釣り具等、フィッシング用品もショールミングでの買い物は無理だ。また販売価格を規制している一部のアウトドア用品メーカーはバスプロ・ショップスとの取引を優先し、アマゾンやディスカウンターとの取引は控えているのだ。しかもバスプロ・ショップスのアパレルブランドの多くがプライベートブランドだが、知名度はナショナルブランドにもなっている。したがってバスプロ・ショップスの粗利益率は、驚くなかれ50%を維持しているのだ。
 ミズーリ州スプリングフィールドに本部を置くバスプロ・ショップスの創業は1972年。非上場の同社の売上は44億ドル(フォーブス誌推定)となっている。北米に99店(ボート製造・販売のトラッカー・マリン・グループのディーラー店を含む)を展開するバスプロ・ショップスは先月3日、同業のカベラズ(Cabela's)を55億ドルで買収したことを発表した。1961年創業のカベラズは北米に85店を展開する上場企業で売上高は40億ドルだ。両者が合併すると北米に156店(トラッカー・マリン・グループは除く)を展開する巨大アウトドア用品チェーンとなる。
 莫大な品揃えを誇るアマゾンでさえ参入できない市場はまだまだあるのだ。
Photo バスプロショップス01
バスプロ・ショップスはアマゾンから影響を受けず粗利益率50%を維持している理由は銃販売にボートなどのフィッシング用品、販売価格を規制している一部のアウトドア用品メーカー、さらにバスプロ・ショップスのアパレルブランドの多くがプライベートブランドだが、知名度はナショナルブランドレベルが挙げられる。
Photo バスプロショップス02
バスプロ・ショップスには創業者のジョン・モリス氏が1978年に創業したバス釣り専用ボートメーカーもある。現在はバス釣りボートにとどまらず、レクレーショナルボートやマリンフィッシングボートなどブランドも拡大している。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。クライアントや研修参加者とバスプロ・ショップス・アウトドアワールドに視察するのは後藤のひそかな楽しみです。店に入るとアウトドア用品の品揃えの広さや深さに誰もが目を輝かせて感動するからです。ずらっと並んだライフル銃やボートなど、日本では絶対に見ることができないですから。同時に課題として考えてもらっていることがあります。非上場企業と上場企業の違いです。不特定多数からお金を集めて運営する上場企業は投資家(特に大口の機関投資家)からの影響を受けやすい反面、潤沢な設備投資から出店やIT展開などが速くなります。一方で非上場は銀行からの融資に自前でお金をまかなっての運営ですから設備投資は制限され、出店やITは遅くなりがちです。ただし、部外者となる投資家からの影響はまったくないので好きなように経営ができるのです。つまり短期決算に関係なく自分のこだわりをもって運営ができるのです。
⇒バスプロ・ショップスに入ると感動すると同時に「こんなお店よく作れるなぁ」とため息が漏れます。淡水魚が泳ぐ巨大な水槽や滝、動物のはく製やファミリーレストランなど、店舗運営コストがかなりかかっているからです。それを可能にしているのは利益率。粗利益率はなんと50%!です。粗利50%の理由はバスプロ・ショップスは販売だけでなく製造も行っているからです。代表格が店舗内店のトラッカー・マリン・グループ(Tracker Marine Group)です。バスプロ・ショップス創業者のジョン・モリス氏が1978年に創業したバス釣り専用ボートメーカーです。バズ釣りにこだわりをもつ創業者が、スイベルチェア(回転いす)などをもつバス釣りボートを作ったのです。現在はバス釣りボートにとどまらず、レクレーショナルボートやマリンフィッシングボートなどブランドも拡大しています。アメニティを持つ巨大店舗も自分たちで製造をおこなっているからこそ経営できるということです。
⇒当ブログではイノベーションを「誰もやらない・できないことを」「誰もやらない・できないスピードや距離などの単位で」「誰もやらない・できないほど反復する・続ける」としています。「人がやりがちなこと」や「ありがちなこと」をやってもイノベーションにならないどころか、すぐにコモディティ化してしまうのです。ラクしてできた商品やサービスはコモディティ化と同時に(参入障壁が低く)過当競争に陥り、利益はありません。バスプロ・ショップスで考えてもらうのはズバリ「自分たちの業界で競合他社がやりたくてもできないこと」なんですね。できないことは精神的に大変な苦労を強いられます。「失敗したら?」との不安もよぎり、プロフェッショナルでないと簡単にはできないのです。その苦労を耐え、あえて挑戦するからこそ差別化になり、利益率も高くなるのです。厳しいことを書けば「ウチにはそれほど資金がないから」と商売のプロをあきらめていたらアマゾンの餌食。
 バスプロ・ショップスのプロはプロフェッショナルからきています。あなたは何のプロフェッショナルですか?何を(他者が持てない)武器にしていますか?

■名古屋城のお堀で話題に あの巨大肉食魚に大接近(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJC96F92JC9UEHF00W.html
竹谷俊之
360度動画「いきもの目線」
 ずん胴の巨体に鋭い歯、ワニによく似た外来種「アリゲーターガー」。名古屋城の外堀で目撃されて話題になった魚だ。このコワモテの外来魚が水中で近づいてきたら、どんな感じに見えるのか。鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で、水槽に360度動画カメラを設置した。
 鳥羽水族館の展示生物は約1200種で、国内最大級。広い館内の古代魚を展示している一角に、3匹のアリゲーターガーが泳ぐ水槽がある。長い口先から尾まで約1メートル。ガラス越しに見ても迫力がある。
 ウェットスーツを着た飼育部長の三谷伸也さん(49)がカメラを手に水槽に入り、水草の間に固定した。それまでのんびり泳いでいた3匹は様子が一変。水中をぐるぐる動き回り、水底の草などをまき散らす。1匹がレンズに覆いかぶさってくるような場面もあった。映像を確認すると、見ている自分まで押しつぶされそうな感じになった。
 池やお堀で見つかると「ワニがいる」と通報されることもあるアリゲーターガー。三谷さんによると、本来は臆病で小食。口には鋭い歯があるが、自分から人に近寄って襲い掛かることはないという。三谷さんは「寿命は長く、最初は小さくても1メートル以上になる。ペットとして飼う人は特徴を理解して最後まで可愛がって欲しい」と話した。
     ◇
 アリゲーターガーは北米原産の肉食魚。成魚は全長1〜3メートル、体重は50〜100キロにもなる。

16/11/14

■県内在住の家族連れは無料!!(びわ湖大津経済新聞)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022357
=醒井養鱒場「紅葉ます祭」=
◇米原
 県醒井養鱒場(米原市上丹生)では二十日午前十時から午後三時まで、イワナの塩焼きやビワマスの味噌汁の試食、釣り体験などが楽しめる「紅葉ます祭」が開催される。
 豊富な湧き水を利用して琵琶湖固有種のビワマスをはじめとするマス類の養殖や試験研究を担う醒井養鱒場は、湖北地域を代表する観光スポットである。平成二十二年に開始し今年で七回目を迎えるこの祭は、毎年約一千五百人の入場者でにぎわう恒例のイベントとなっている。主催は、県漁業協同組合連合会、米原市商工会、醒井養鱒場観光企業組合。
 当日はイワナの塩焼きやビワマスの味噌汁の試食、釣りや魚すくいの体験コーナー、地場産業である木彫体験、地元米原市のバンドによる歌謡ショーなどが行われる。
 入場料金は大人五百円、高校生・大学生三百円。当日は「家族ふれあいサンデー」のため、県内在住の家族連れは無料(県内在住を証明するものが必要)である。詳しくは、同養鱒場(TEL0749―54―0301)へ。

16/11/13

■琵琶湖の水や泥分析 アジアの高校生、科学フェア(asahi.com滋賀)
 日本を含む五つの国・地域の高校生たちが、琵琶湖を通じて世界の水環境を考える「琵琶湖国際科学フェア」が開かれている。立命館守山高校(守山市)がホストを務める5日間のプログラムで、最終日の13日に守山市民ホールで、琵琶湖での調査結果を発表する。
 立命館守山高校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、琵琶湖を題材にした研究を続けている。フェアは、同校や県外のSSH指定校の生徒、台湾やインドネシア、タイ、ベトナムの高校生が参加している。
 10日には、生徒33人が大津市の柳が崎湖畔公園周辺の琵琶湖に出かけて、水草や貝などを採取した。立命館守山高3年の高田幹也さん(18)は「貝や水草がたくさんとれて楽しかった」と話した。貝や水草の数や種類、湖の水や湖底の泥などを分析し、報告をまとめるという。ベトナムから参加している教員のヴォー・アン・トゥーさん(30)は「ベトナムでは生徒が現場に出たり、実験をしたりする機会が少ない。生徒たちにとって、いい経験になるでしょう」と話した。
 発表は13日午前9時から午前中を予定しており、誰でも観覧できる。(八百板一平)

16/11/12

■琵琶湖の真珠をネックレスに 米国の宝飾ブランド発表会(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161112/CK2016111202000034.html
 琵琶湖産の真珠が、米国のジュエリーブランド「スーザン・ロックフェラー」の新作ネックレスに採用され、発表会が、東京都内のホテルであった。売上金の一部が海洋保護活動に使われるという。
 ブランドは、米国の慈善事業団体「ロックフェラー財団」のデイビッド・ロックフェラー会長の妻スーザンさんが設立。ジュエリー販売を通じて、環境保護活動の支援と情報発信をしている。ネックレスは真珠一粒を使い、八万三千円。
 ブランドでは、水質悪化で衰退の一途をたどった琵琶湖の養殖真珠について、復活を目指して取り組む生産者の熱意に注目。環境保護の情報発信にもつながるとして、採用が決まった。
 発表会には、池永肇恵副知事やスーザンさん、安倍晋三首相の妻昭恵さんらが出席。スーザンさんは「琵琶湖で育まれた真珠で、とても美しいジュエリーができ、誇りに思います」と述べた。(角雄記)

16/11/11

■滋賀の甲賀・野洲川と杣川 「数十年ぶり」ビワマス遡上(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161111/rgn1611110042-n1.html
 近年、県北部の河川で確認されることの多かったビワマスの遡上(そじょう)が、甲賀市水口町の野洲川の水口大橋周辺とその上流の支流・杣(そま)川で確認された。確認したみなくち子どもの森自然館(同市水口町)は「この地域での遡上は数十年ぶりだと思う。ビワマスが遡上しやすいよう、環境が改善されてきたのではないか」としている。
 ビワマスは体長40センチほどで、琵琶湖にのみ生息するサクラマスの亜種とされている。9〜11月に雨の後の増水時に湖から周辺河川に産卵のために遡上する。水質がよく水温も低い場所に産卵するとされ、近年では遡上は高島市など県北部の河川で確認されることが多かった。
 水口大橋は、琵琶湖の河口から約20キロ上流。同館によると、10月31日に市民から連絡を受け、学芸員が遡上を確認。その後も婚姻色という、赤や緑の雲状紋が現れている個体の群れが相次いで確認された。
 遡上について河瀬直幹学芸員は「秋に雨が多かったことと『魚道』の整備が進んだためでは」と話す。
 ビワマスは大雨で水かさが増した際、群れをなして河川を遡上することから「アメノウオ(雨の魚)」との別名もある。彦根地方気象台によると、県内は9月、大津市で平年の約2倍の雨量が観測されるなど、雨に見舞われる日が多かった。
 また、平成20年に野洲川の一部の川底をなだらかにする「魚道」整備も行われた。それまでの急激な段差を解消したことで、ビワマスが遡上しやすくなった可能性があるという。
 河瀬さんは「地域のお年寄りから数十年以上前に遡上を見たと聞いたが、実際に見たのは初めて。総合的に水環境が改善されたのならうれしい。来年も注目したい」と話している。

16/11/10

■滋賀・比良山系が初冠雪 昨年より38日早く(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161110000087
 彦根地方気象台は10日、滋賀県の比良山系で初冠雪を観測したと発表した。平年より9日早く、観測史上で最も遅かった昨年と比べ38日早かった。9日が冬型の気圧配置となり、寒気が強まったためという。■予想外の雪景色 びわ湖バレイで初冠雪 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161110/rgn1611100054-n1.html
 冬型の気圧配置が強まった9日、県内も上空に寒気が流れ込み、彦根地方気象台によると、県内9カ所の観測地点全てで最高気温が今季最低となった。大津市木戸のスキー場「びわ湖バレイ」では今シーズンの初冠雪を観測。紅葉狩りに訪れた観光客らは、予想外の雪景色に驚いていた。
 びわ湖バレイによると、午前6時頃、場内の打見山の山頂(標高1108メートル)付近に約1〜2センチの冠雪を確認した。昨シーズンより38日早く、平年と比べても1〜2週間ほど早いという。
 愛知県春日井市の主婦、伊藤恵美子さん(57)は「朝に自宅を出たときは青空だったので紅葉を楽しめると期待していたが、まさか雪になるとは」と驚いていた。
 一方、スキー場は歓迎ムードだ。びわ湖バレイ営業部企画課の柿本隆美主任は「昨年は数年に一度の雪が少ない年で、シーズンを通して8本あるコースのうち4本しか開けることができなかった。今年は期待できそうだ」と話していた。スキー場のオープンは、来月17日の予定。

■「せっけん運動」の取り組み伝える バリの世界湖沼会議(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161110/CK2016111002000025.html
【インドネシア・バリ島=浅井弘美】インドネシア・バリ島で開かれている第十六回世界湖沼会議は二日目の九日、行政や企業、市民団体などによる国家政策フォーラムのほか、前日に続き、生物多様性と保全などのテーマ別分科会があり、県内関係者が発表した。
 国家政策フォーラムでは、コミュニティーの参加をテーマに、インドネシアと日本の関係者が報告。県内からは、県琵琶湖環境部元技監で国際湖沼環境委員会事務局の市木繁和事務局長(62)と、NPO法人「びわこ豊穣(ほうじょう)の郷」理事の寺田守さん(66)が出席した。
 市木事務局長は、琵琶湖の水質悪化から住民運動として県内全域に広がった「せっけん運動」をきっかけに、合成洗剤の使用などを禁止する富栄養化防止条例ができたことをはじめ、県民と行政が一体となって取り組んだ成果を報告した。
 寺田さんは、守山市から委託されている市内八つの河川の水質調査や、調査結果を市民に啓発している活動内容を挙げた。
 インドネシアからは、企業関係者が、湖の清掃や植樹などの奉仕活動を紹介したほか、市民団体が、湖周辺に住む人々へ水を汚さないように啓発していく必要性を訴えた。
◆魚道整備など紹介 せせらぎの郷
 九日の世界湖沼会議では、前日に続き生物多様性と保全などのテーマ別に取り組み内容を報告する分科会も開かれた。
 環境テクノロジーと排水技術の分科会には環境保全団体「せせらぎの郷」(野洲市)が出席。代表して滋賀大経済学部四年の斎藤美穂さん(26)が登壇し、琵琶湖から水田に魚が往来できる魚道整備や農薬を抑えた米作りを紹介した。
 生物多様性と保全の分科会では、県水産試験場の佐野聡哉さんが、彦根市の内湖で実施している外来魚の電気ショッカーボートによる駆除の成果を発表。佐野さんは「外来魚への関心が思った以上に高かった」と驚いていた。

■市販図鑑405カ所を盗用 琵琶湖博物館、学芸員を処分(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161110/CK2016111002000024.html
 県は九日、県立琵琶湖博物館(草津市)がホームページで公開しているインターネット上のウェブ図鑑などの説明文四百五カ所で、同館の男性総括学芸員(53)が、市販の図鑑から表現を盗用していたと発表した。同日付で減給十分の一(三月)の懲戒処分とした。
 同館によると、盗用が見つかったのは、ウェブ図鑑の「里山のゴミムシ」「オサムシ」「トンボ」と、絶滅危惧種をまとめた「県レッドデータブック」の二〇〇五年版と一五年版。昆虫の大きさや外観などをまとめた「形態」の記述で、形容詞を変えるなどしつつ市販の図鑑三冊の表現を転記していた。
 昨年九月と今年二月に、図鑑の著作者の一人から文書で引用の明記と謝罪を求める指摘があり発覚。弁護士や外部の研究者を含めた調査検討会が調べ、研究不正に関する文部科学省のガイドラインが定める「盗用」に当たると判断した。
 総括学芸員は「著作権に関する認識が甘かった」などと反省しているという。ウェブ図鑑は二月にいったん閉鎖しており、盗用部分を削除した上であらためて公開する。篠原徹館長は「研究者倫理の向上や、職員の法令順守の徹底に取り組む」とコメントした。

■潜水士46人“湖猿”始動(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161109-OYTNT50173.html?from=ycont_top_txt
◇大津市消防局に水難救助隊
 レジャーの多様化で琵琶湖での水難事故が増加する中、大津市消防局に「水難救助隊」が発足した。本部と市内4消防署の隊員46人で構成し、組織的な救助活動に取り組む。これからの季節は夏場に比べて事故は少ないものの、いざというときに備えて訓練を重ねる。映画やドラマで知られる海上保安庁の潜水士「海猿」ならぬ“湖猿”が琵琶湖の安全を守る。(岡本久美子)
 同市消防局によると、近年はプレジャーボートや水上バイク、釣りなどを楽しみに県内外から多くの人が琵琶湖を訪れるが、合わせて水難救助事案も増えているという。
 昨年は県内で65件の水難救助出動があり、うち3分の1にあたる21件が同市消防局管内だった。火事や交通事故なども含めた全救助出動(231件)の9%で、全国平均(4・4%)の2倍以上。今年も既に19件(10月末現在)に上っている。
 こうした背景もあり、約5年前から水難救助隊発足に向けた整備を進め、人員の確保や潜水装備などの充実を図ってきた。
 同隊員は全員が潜水士の資格を取得し、通常は各署で消防士などの任務を兼ねる。また、独自の制度として、隊員を経験や技術を考慮して1〜3級に分け、1級は水深15メートル未満まで、2級は同10メートル未満までの潜水任務にあたる。3級は主に陸上からの支援活動を行う。
 県内の消防本部で唯一所有している消防艇も、昨年新しくなり、艇内に救急車と同じ設備を備えるなど、湖上での救助に素早く対応できるようにした。
 10月18日に同市の真野浜水泳場で発隊式があり、代表で弓坂則行・水難救助隊長(51)が辞令交付を受けた。続いて、県防災航空隊などと共に、プレジャーボート同士の事故で2人が湖上を漂流し、1人が行方不明という想定で合同訓練を実施。県の防災ヘリと連携して捜索したり、隊員が潜水して救助活動を行ったりした。
 弓坂隊長は「決して諦めない強い気持ちと信念で大津市民の信頼と期待に応えたい」と決意を語っている。

■琵琶湖の淡水真珠 社会起業家が作品販売(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJC87HMCJC8PTJB01F.html
佐藤常敬
 琵琶湖産の淡水真珠を、環境保護活動を支援している米国の社会起業家が見初めてアクセサリーをつくり、9日から販売を始めた。様々な色や形のある真珠を気に入ったという。
 社会起業家は、米国で海洋環境保護などに取り組んでいるスーザン・ロックフェラーさん。自分の名を冠したブランドを立ち上げ、カメやヒトデなど、海をモチーフにしたデザインのアクセサリーを多く製作、販売し、売り上げの一部を、海洋自然保護NPOの活動資金にあてている。
 琵琶湖産真珠のアクセサリーの製作は、県がブランド発信事業を委託している広告会社を通じて呼びかけ、実現した。琵琶湖産真珠の生産は年12キロ(2014年)。ピークだった1970年ごろの500分の1以下だ。根強いファンはいるものの、主に県内で売られ、販路拡大が課題の一つになっている。
 時間をかけて環境を守りながら...

16/11/09

■冬将軍到来、ゲレンデ真っ白に 滋賀・びわ湖バレイで初積雪(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161109000128
 厳しい冷え込みとなった9日朝、滋賀県の比良山系で初の積雪が見られた。びわ湖バレイの打見山頂(標高1108メートル、大津市木戸)では、3センチほどの雪が積もり、一面の冬景色が観光客たちを驚かせていた。
 びわ湖バレイによると、この朝の同山頂の最低気温は氷点下1・2度で、早朝には雪が降り積もっていたという。紅葉を見に来た観光客たちも、予想外の雪に驚いた様子だった。石川県から観光で訪れた中田ひとみさん(62)は「初雪だったので、記念になっていいかな」と話していた。
 彦根地方気象台によると、この日の最高気温は信楽や今津などで10度を下回り、県内の全観測地点で今季最低となった。寒気は10日朝まで続くが、週末には平年並みの気温に回復するという。

■図鑑から盗用405カ所、学芸員処分 滋賀・琵琶湖博物館(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161109000130
 滋賀県は9日、琵琶湖博物館の総括学芸員(53)が書いた同館のホームページや県の出版物の記述で、市販の図鑑からの盗用が405件で見つかった、と発表した。出典を示さずに昆虫の特徴に関する記述を引用し、最長では14年間にわたって放置されていた。県は同日付で、学芸員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
 県によると、盗用があったのは博物館ホームページのコーナー「WEB図鑑」でのゴミムシとオサムシ、トンボを紹介する項目と、県内の絶滅危惧種などを紹介する「県レッドデータブック」の2005年版と10年版の昆虫を紹介するページ。いずれも昆虫の形態について、「原色日本甲虫図鑑」などから著作権者の許諾や引用元の明記を行わず、不適切に引用していたという。
 昨年9月に引用元の図鑑の著作者から指摘があり、県の調査でWEB図鑑に379件、データブックに26件の盗用が見つかった。学芸員は「著作権に対する認識が甘かった」と話しているという。
 同館は今年2月にWEB図鑑の公開を停止し、著作権者に謝罪しているといい、「発表が遅れ、館の認識も甘かった。再発防止に努める」と謝罪した。

■滋賀県立琵琶湖博物館の学芸員が図鑑を盗用 県、減給の懲戒処分(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161109/wst1611090093-n1.html
 滋賀県立琵琶湖博物館のホームページ上に掲載していた図鑑などで盗用が400カ所以上あったことが分かり、県は9日、執筆者の総括学芸員の男性(53)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。
 盗用があったのは、ホームページ上で昆虫の生態などについて紹介するWEB図鑑「里山のゴミムシ」「オサムシ」「トンボ」と県が発刊している平成17年版と22年版の「レッドデータブック」で、計405カ所。
 同館によると、男性は12年度〜22年度、「原色日本甲虫図鑑(II)」(保育社)などから昆虫の大きさや色などの形態について引用したにもかかわらず、出典を明示せずに無断で記事を作成したという。
 引用元の著作者からの指摘で発覚し、県は今年2月にWEB図鑑を閉鎖。男性は「昆虫の形態は誰が見ても大差なく、写しても問題がないと思っていた。著作権に対する認識が欠如していた」と話しているという。

■レギュラーガソリン5週連続値上がり 今年最高値の126円50銭(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161109/ecn1611090024-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が9日発表した7日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10月31日の前回調査より20銭高い126円50銭だった。5週連続の値上がりで、今年の最高値を更新した。
 これまでの原油価格や卸価格の上昇分の転嫁が進んだ。ただ足元では原油は値下がりしており、石油元売り大手5社も卸価格を引き下げるとしている。来週の小売価格は値下げに転じる見込みだ。
 調査した石油情報センターは「石油輸出国機構(OPEC)の減産合意が実現しないのではとの思惑から原油価格が下落傾向にある」と指摘している。
 地域別では、27府県が値上がりした。上げ幅は2円80銭の岡山が最も大きく、1円30銭の福井、1円ちょうどの岐阜が続いた。値下がりは12都道県で、下げ幅は北海道が70銭で最大。長崎が50銭で続いた。8県は横ばいだった。
 ハイオクは前回調査より20銭高い137円40銭。軽油は10銭値上がりして105円10銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり7円高い1185円だった。

■レギュラーガソリン、前週比0.2円高の126.5円…5週連続の値上がり(Responce)http://response.jp/article/2016/11/09/285111.html
資源エネルギー庁が11月9日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月7日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週の調査から0.2円値上がりし126.5円となった。レギュラーガソリンの値上がりは5週連続。
地域別では、中国で0.5円、近畿と中部、四国で0.3円、九州・沖縄で0.2円、東北と関東で0.1円値上がり。北海道では0.7円値を下げた。
ハイオクガソリンは0.2円高の137.4円、軽油は0.1円高の105.1円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月9日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は118.3円/リットル、ハイオクは129.0円/リットル、軽油は92.4円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■沖島特産品セット 宅配(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161108-OYTNT50160.html
◇つくだ煮など 2種、各25個限定販売
 近江八幡市の離島・沖島の活性化に取り組んでいる沖島町離島振興推進協議会は、島の特産品を詰めた宅配便「もんてくーる」を販売している。
 昨年から始まった人気の宅配便。Aセット(送料・税込み4000円)、Bセット(同5500円)の2種類で、いずれも限定25個を販売している。
 中身はAB共通で、つくだ煮(エビ豆、アユ、ゴリ各70グラム)、ワカサギの酢漬け(100グラム)、かきもち(50グラム)、ニンジン2本。Aはワカサギ昆布巻き(2、3本)、Bはふなずし(2パック)とイサザ豆のつくだ煮(70グラム)が加わる。
 購入希望者は12月1日までにファクスかメール(okishima-jichikai@za.ztv.ne.jp)で申し込む。島のファンクラブ「もんて」の会員になると500円引き。12月5日頃に発送され、賞味期限は冷蔵保存で2週間程度。問い合わせは同協議会(ファクス兼用、0748・33・9779)へ。(小宮宏祐)

16/11/08

■琵琶湖保全再生推進協議会(第1回)を滋賀県にて開催(総務省HP)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei05_02000071.html
〜国民的資産である琵琶湖の健全で恵み豊かな湖としての保全・再生に向けて〜
 11月15日(火)、琵琶湖を有する滋賀県にて「琵琶湖保全再生推進協議会」を開催します。
 本協議会は、昨年度施行された「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」に基づき、琵琶湖の保全及び再生に関し実施すべき施策の推進に関し、必要な事項について協議を行うため関係5省の大臣・滋賀県や琵琶湖の下流域等の関係地方公共団体の長を委員として開催するもので、今回が第1回目となります。
 当日はこれまでの取り組みや琵琶湖保全再生計画に関する説明、意見交換を予定しています。また、会議に先立ち琵琶湖の現地視察を予定しています。(荒天の場合は琵琶湖環境科学研究センターを予定)
<文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省及び滋賀県と同時発表>
1.日時
平成28年11月15日(火)15時40分〜16時50分
2.場所
琵琶湖ホテル 3階「瑠璃」(滋賀県大津市浜町2−40)
3.議事
(1)琵琶湖の保全及び再生に関する法律の説明 
(2)琵琶湖の保全及び再生に関する基本方針の説明
(3)これまでの琵琶湖保全再生に関する取組及び琵琶湖保全再生計画の策定について説明
(4)琵琶湖保全再生施策の推進に関する意見交換
4.傍聴
・傍聴者の定員は10名です。
・傍聴を希望される方は、上記の開催時刻までに、直接会場へお越しください。
 会場前にて受付をします。
 傍聴希望者が定員を超えた場合は、先着順となりますので、御了承ください。
5.取材
・取材を希望される場合は事前に下記連絡先まで連絡をお願いします。
・カメラ撮りは、会議冒頭のみ(滋賀県知事、会長の挨拶まで)可能です。
・琵琶湖の現地視察は、定員の関係から、船内での取材は出来ませんのでご了承ください。
 (荒天の場合の琵琶湖環境科学研究センターも、同様に施設内の取材は出来ません。)
6.その他
・会議の資料及び議事録については、後日、国土交通省、環境省、滋賀県のホームページで公開する
 ともに、滋賀県庁県民情報室に会議概要を備え付けます。
・協議会の構成員(本協議会で決定予定)については、別紙PDFのとおりです。
 出席予定者は、現在調整中です。詳細は、下記問い合わせ先までお問い合わせください。
【連絡先】
総務省 地域力創造グループ地域政策課
担当:泉水、武井、北川
電話:03-5253-5523
FAX:03-5253-5530
メール:chisei@soumu.go.jp
【取材対応連絡先】
滋賀県 琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課
担当:北川
電話:077-528-3451
FAX:077-528-4847
メール:dl00@pref.shiga.lg.jp

■第十二回「外来魚情報交換会」(EICネット)http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=34989
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。恒例の外来魚情報交換会のお知らせです。
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2017/exchange17a.html
開催日:2017年1月28日(土)・29日(日)
受付:(28日)12:00〜12:55
(29日)9:00〜9:30
開催時間:(28日)13:00〜17:30
(29日)9:30〜13:00※時間帯は発表数によって変更する場合があります。
懇親会:(28日)18:00〜
会場:草津市立まちづくりセンター3階(301・302会議室)
滋賀県草津市西大路町9-6
※JR琵琶湖線「草津駅」西口を西に200m
周辺地図はこちら
http://biwako.eco.coocan.jp/map/kusatsu/kusatsu.gif
テーマ:外来魚を中心に、水辺の外来生物に関する様々な情報の交換と相互交流
目的:ブルーギルやブラックバス等の外来魚をはじめとする水辺の外来生物防除に関する様々な情報を持ち寄って発表し、お互いの情報を交換することによって外来生物防除に対する意識と知識を高め、お互いの連携を深めることを目的とする。
内容:外来魚の情報であれば駆除方法や生態などジャンルを問わない。発表者・参加者も滋賀県下にこだわらず広く参加を募る。特に発表者に関しては、一般市民をはじめ、漁業者・行政・研究機関・学者・学生・釣り人等々から広く参加を募り、外来魚の現状、生態、駆除方法から釣り方のコツまで幅広い視点からの情報収集を行う。話し手・聞き手を同じ目の高さにし、発表ごとに質疑応答の時間を設けることで情報交換とともに参加者相互の交流も目指す。情報交換会と懇親会とのセットで1つのイベントと考えている。
プログラム:28日(土)
12:00〜12:55受付
12:55〜13:00開会
13:00〜17:30情報提供
18:00〜懇親会
29日(日)
9:00〜9:30受付
9:30〜13:00情報提供
13:00閉会
※プログラムは予告無く変更する場合があります。
主催:琵琶湖を戻す会
共催:全国ブラックバス防除市民ネットワーク
後援:滋賀県(申請中)
協力:環境再生保全機構地球環境基金
定員:外来魚情報交換会:先着100名
参加費:外来魚情報交換会:無料(資料代:500円)
懇親会:4,000円(予定)
参加資格:なし
参加申込み:※事前申し込みが必要です。
詳しくはこちら
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2017/exchange17a.html#bosyu
問合せ先:
琵琶湖を戻す会広報  ZXA00545@nifty.ne.jp
或いは
琵琶湖を戻す会事務局 masahiko.takada@nifty.ne.jp

第十二回「外来魚情報交換会」募集要項
下記の項目を全て記入の上、メールにてお申し込み下さい。
参加者名:
ふりがな:
所属:※あればで結構です
連絡先:(住所)
(電話)
(メール)
情報交換会:両日とも参加・28日のみ参加・29日のみ参加
発表:発表する・発表しない
発表する場合のテーマ「 」
※発表テーマは“水辺の外来生物”(国内移入種も含む)に関するものに限ります。
懇親会:参加する・参加しない
◆発表者募集は先着順で受け付け、発表枠数に達し次第締め切らせていただきます。
◆発表時間は一人15分程度を予定しています。
◆同時に複数名申し込まれる場合は全員のお名前と代表者の連絡先をお書き下さい。
申し込み先:琵琶湖を戻す会事務局 masahiko.takada@nifty.ne.jp
ご参加いただければ、皆さんの外来魚対策活動に必ずお役に立ちます!!
第十二回「外来魚情報交換会」案内&参加申込用紙
PDFファイル版exchange2017a.pdfSIZE:303KB
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2017/photo/exchange2017a.pdf
Wordファイル版exchange2017a.docSIZE:43KB
※申込用紙のみ
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2017/photo/exchange2017a.doc
ダウンロードして自由にご利用下さい。
但し、内容は予告無く変更になる場合があります。
琵琶湖を戻す会は外来生物法の主務官庁(環境省/農林水産省)から特定外来生物防除認定を受けています。
http://biwako.eco.coocan.jp/prevention/prevention.html

■「恵みの湖、次代へ引き継ぐ」と滋賀知事 世界湖沼会議が開会(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161108000140
【バリ島(インドネシア)】第16回世界湖沼会議は8日、本体会議の開会式を開き、現地視察などを終えた参加者による意見交換や討論を始めた。式で講演した滋賀県の三日月大造知事は、琵琶湖の環境保護の取り組みや観光振興の可能性に触れながら「大きな恵みをもたらす湖を、健全な形で次世代に引き継ぐことがわれわれの使命だ」と訴えた。
 第16回会議を主催するインドネシア政府環境・林業省のシティ・ヌルバヤ大臣は、経済発展に伴って国内の湖沼環境が悪化し、主要15湖沼で環境維持管理のプログラムを進めていると報告。「水利用の増加でも湖沼環境は悪化している。伝統的な手法に加え、科学的見地に沿った活動や市民との連携で改善に取り組みたい」と述べた。会議に参加した京滋の児童や市民団体の代表らにドリアンなどの苗木を贈り、緑化の意義も強調した。
 三日月知事も、会議を共催する国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)などの調査報告を踏まえ「過剰な資源開発が地球規模で湖沼環境を悪化させている」と強調。かつて粉せっけんを使う県民運動などで琵琶湖の富栄養化を克服したことを紹介し、「企業と住民、行政が一体となった努力で今の環境が保たれている。体験型観光などで多くの人に琵琶湖を知ってもらうことが、これからの環境保全には大切だ」と述べた。
 開会式には、世界38カ国から研究者や行政関係者、市民グループのメンバーら約800人が参加。10日までに全体テーマの「湖沼生態系の健全性と回復力・生物多様性と種の絶滅の危機」に沿った12の分科会と、国際機関なども参加する政策フォーラムを催す。

■琵琶湖スジエビ、風味香るピザでどうぞ 滋賀のカフェなど開発(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161108000026
 滋賀県野洲市のカフェと水産加工業者が、地元の食材を生かした製品を作ろうと、琵琶湖のスジエビを使ったピザ「Pizza BIWAKO」を開発した。スジエビの殻を細かくつぶしてソースに混ぜ、香ばしくほのかな甘みが口に広がる一品に仕上がっている。30日まで販売している。
 市内の地産地消を推進する団体「おいで野洲まるかじり協議会」が取り組む事業の一環で、「SPOON野洲本店」(同市小篠原)と「あやめ水産」(同市菖蒲)が協力した。商品開発は第3弾で、琵琶湖の食材を取り入れたのは初めてだ。
 ピザは、スジエビに塩とニンニクを混ぜ合わせ、200〜300度に熱した石窯内で焼き上げ、フードプロセッサーですりつぶした。それをトマトソースと混ぜ、直径25センチの生地に塗り、自家栽培のルッコラを添えた。
 開発に携わったあやめ水産の中川知美さん(42)は「これを機に若い世代が琵琶湖に関心を持ち、魚介類を食べるきっかけになってほしい」とし、SPOONの西沢智也店長(30)は「こんなにもおいしい食材があるのだと知ってもらえたらうれしい」と話した。
 1枚1300円(税込み)。SPOONTEL077(586)1330。

16/11/07

■阪和道で夜間通行止め(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=323893&p=more
 西日本高速道路(ネクスコ)は7〜11日と14〜18日の夜間、道路保全工事やトンネル非常用設備の点検で阪和自動車道の有田インターチェンジ(IC)―南紀田辺ICの上下線を通行止めにする。時間は、午後8時〜翌日午前6時。
 また、21〜23日の夜間(午後8時〜翌日午前6時)、阪和自動車道の泉南IC―和歌山ICの上下線を通行止めにする。荒天時は24〜26日に延期する。

■湖沼の課題「交流通じ解決を」 バリの国際会議、滋賀の児童ら(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161107000136
 世界の湖沼が直面している課題の解決に向け、研究者や行政関係者、市民団体メンバーらが意見交換する「第16回世界湖沼会議」が7日、インドネシアのバリ島で開幕した。8日の開会式に先立ち、京滋から参加している小学生が現地の小学校を訪問し、環境保護に向けたそれぞれの活動を紹介した。
 滋賀県の「ラムサールびわっこ大使」として活動する6人と、国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)の子ども交流事業に応募した亀岡市の3人、京都市の1人の小学生計10人。5日に現地入りし、地元の大学訪問や農村での生き物調査などを通してバリ島の環境保護活動を学んでいる。この日は国立ペグヤンアン第1小を訪れた。
 同小の児童から、バリ島で課題になっているごみの分別やリサイクルについての発表を聞いた後、びわっこ大使が水田を琵琶湖の魚の産卵や成長の場にする「魚のゆりかご水田プロジェクト」や滋賀の郷土食ふなずしなどを紹介。亀岡市の「川と海つながり共創プロジェクト」のメンバーは、海岸に漂着するごみの種類を調べた成果などを発表し、京都市の「鴨川探検隊」は鴨川に住む生き物の様子などを解説した。日本とバリ島の環境に対する考え方や課題の違いを学ぶゲームも楽しんだ。
 びわっこ大使の岩根小6年望月結菜さん(11)=湖南市=は「課題は違っても、今回のような交流を通していっしょに解決していくことが大事だと思った」、共創プロジェクトの千代川小6年願野颯輝君(12)=亀岡市=も「ぼくたちもバリの子もごみをなくしたいという気持ちは同じだった」と話していた。
 世界湖沼会議は8日に本体会議の開会式が行われ、10日に議論の成果を「バリ宣言」として採択する予定。

■湖国で働く/11 木村水産 琵琶湖の恵み、最高の形で(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161107/ddl/k25/040/394000c
 アユ、ニゴロブナ、ビワマス、ホンモロコ……。琵琶湖が昔から、滋賀に住む人たちにもたらしてきた自然の幸は数多い。彦根市の湖岸近くに本社がある木村水産の事業は、戦後まもない頃から取り組んできたアユの養殖と、「あゆの店きむら」の屋号で行う、主に地元産の淡水魚介類の加工・販売が両輪だ。共通しているのは、「母なる湖の恵みを最高の形で届けたい」という思い。木村泰造会長(66)は「品質を高めるためには手間ひまを惜しまない」と話す。【土居和弘】
 本社敷地には、40面ある養殖池が広がり、加工施設もある。琵琶湖産のアユがここで成長し、東京・築地をはじめ、全国の市場に出荷される。一角にある直営店「あゆの店きむら」本店では、「小あゆ煮」「あゆの姿煮」「鮒寿(ふなず)し」など、琵琶湖産を中心とした魚介類を使い、丹念に仕上げた加工食品が並ぶ。木村会長が弟の昌弘社長(55)とともに、養殖と加工販売を二本柱に育ててきた。
 木村水産の設立は1970年。しかし、アユ養殖の取り組みはそれから20年以上前の戦後まもなくにさかのぼる。アユ養殖は難しいと思われていた時代。木村会長の祖父が試行錯誤しながら事業化を進め、現在地に土地を購入後、父の時代に軌道に乗った。鮮度を重視し、出荷の際は砕氷を詰めた木箱に入れ、すぐ鉄道貨車に積み込んだ。「天然ものより早く着く」と市場では評判を呼び、売り上げも伸びていったという。
 ところが、木村会長が大学を卒業し手伝うようになった70年代、養殖事業は曲がり角に差し掛かっていた。日本人の食生活の変化で淡水魚の市場が縮小し需要も伸び悩んでいた。加えて、全国的に同業者が増え供給過剰となっていた。
 逆風を打開するため、加工販売事業へ進出した。琵琶湖特産の小さなアユの佃煮や大アユの姿煮をつくり、販売を始めた。決して、勝算があったわけではない。「最初は、見よう見まねでした」(木村会長)。ところが、地元の人たちの間で人気に火が付き、その輪が徐々に広がった。中元・歳暮のシーズンには生産が追いつかないほど注文が入るようにもなった。
 ヒット商品の一つが「小あゆ煮」だ。琵琶湖の中だけで育つアユは成長しても10センチ以下にしかならないが、うろこがきめ細かくて骨や皮も柔らかいのが特徴。「小鮎(こあゆ)」と呼ばれ、古くから佃煮として珍重されてきた。木村水産では、湖から水揚げされたばかりのアユを、小さな釜で少量ずつ煮る。地元のしょうゆと地酒を使った煮汁の味がなじむように、直火(じかび)仕込みで仕上げた。「小あゆ煮」に限らず、丁寧な商品づくりが、人気の理由だった。
 80年代半ばには、アユ養殖も転換を図った。「天然ものに負けない味や香りのアユを育てたい」と志し、大量生産より、アユ一匹一匹の品質に磨きをかけるようになった。
 池の水は、ミネラル分が豊富な鈴鹿山系の伏流水をくみ上げている。水温は15度台とやや低めで、出荷までは通常のアユ養殖より1カ月ほど長くなるが、その分、じっくり育てられる。余分な脂肪をつけず、アユ本来の香味を再現するため、独自の餌を飼料メーカーとともに開発した。身の締まった体にするため、池の形や水の流れにも工夫を凝らし、川の上流と同じ速さの流れをつくり出している。「アユは環境の変化に敏感で、ストレスをためやすい」ため、木村会長自身も、毎朝の池の見回りを日課にしている。
 市場での品質への評価は高く、東京の高級天ぷら店や名のあるホテルなどで提供されるようになった。
 木村水産は、顧客目線を重視してきた。加工食品の販売では、大手百貨店などとの取引とともに、消費者から直接注文を受け、商品を届けてきた。直営店「あゆの店きむら」での販売やネット販売に力をいれ、現在、加工食品の売り上げの約7割を占める。直接、寄せられる顧客からの要望を大切にしており、味付けの改善や新たな商品開発に役立てている。
 今年に入り、新たに包装、殺菌の設備を導入し、商品をいれる容器を一新した。個食化や高齢社会化、食に安全・安心を求める声に対応し、「小あゆ煮」など代表的な食品では多数を入れた真空パック詰めなどから、少量ずつを詰めた容器に変更し、食べ残してもその容器ごと保存もできるようにふた付きにした。「消費者が今、何を求めているかに、常に注意を払っている」(昌弘社長)という。
 木村水産が目指しているのは、「選ばれる商品」だ。木村会長は「厳選した素材を選び、高い付加価値をつけてきた」と話す。「琵琶湖産ブランドをもっと高め、発信していきたい」。そう力を込めた。=次回は28日
◆ビワマスの養殖も
木村水産株式会社
 本社・彦根市後三条町725。1970年4月に設立。資本金は1200万円。従業員は約50人。直営店「あゆの店きむら」は本店のほか、彦根市内にもう1店と、長浜市と近江八幡市に各1店。2010年には、ウナギ料理専門店「うなぎや源内」も彦根市内に出店した。琵琶湖固有種で希少なビワマスの養殖にも取り組んでいる。

■蓮舫・民進代表 琵琶湖を視察(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161107/ddl/k25/010/373000c
 民進党の蓮舫代表は6日、大津市内のホテルで開かれた同党県連のパーティーに先立って、田島一成県連代表や西嶋栄治副知事らと船上から琵琶湖を視察した。船内で記者会見した蓮舫代表は「地方創生でばらまくお金はあっても環境に適した(琵琶湖に対する)補助金が足りないという矛盾を感じた。琵琶湖の保全面から見て、国...

■民進党の蓮舫代表が琵琶湖を視察「環境問題の深刻化、よく分かった」(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161107/wst1611070015-n1.html
 昨年9月に琵琶湖保全再生法が成立したことを受け、民進党の蓮舫代表が6日、琵琶湖を視察し、琵琶湖の環境保全について取り組む考えを示した。
 蓮舫氏はこの日午前、船で大津港(大津市)を出発し、約1時間半かけて南湖を視察。船上では、県職員が琵琶湖の面積や生息する固有種について説明し、外来動植物による被害などの課題を指摘した。
 視察後、蓮舫氏は記者団の取材に「ここ数年の環境の変化で琵琶湖では水質や外来生物などの問題が深刻化しているのがよく分かった」と述べた。その上で「国からの予算措置を見ると、地方創生のばらまきはあっても環境に資する補助金は足りない。引き続き、国ができる取り組みを行っていきたい」と強調した。

■有人の電池飛行、ギネスに届かず…琵琶湖(YomiuriOnLine関西発)http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161107-OYO1T50009.html
 パナソニックは6日、東海大の学生らと、滋賀県・琵琶湖でアルカリ乾電池「エボルタ」を動力源とする飛行機の有人飛行に挑戦した。
 単3形エボルタを640本搭載した機体(長さ約7メートル、幅約26メートル、重さ約77キロ・グラム)へ東海大の男子学生が乗り込み、午前6時37分に彦根市の湖岸から離陸。飛行中、翼がねじれるトラブルが発生し、約6分後に着水した。飛行距離は約3・5キロ・メートルだった。
 乾電池を使った飛行機の有人飛行でギネス世界記録を目指していたが、条件とされた飛行距離10キロ・メートルには届かなかった。

16/11/06

■モンゴル初代大統領 湖保全の重要性、知事と意見交換(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161106/ddl/k25/040/293000c
 モンゴル国立馬頭琴交響楽団の公演団長として楽団と共に来日した同国初代大統領のポンサルマーギーン・オチルバトさん(74)が2日、県庁の三日月大造知事を表敬訪問した。モンゴルには琵琶湖と同じ古代湖「フブスグル湖」があり、湖の保全の重要性などについて意見を交換した。
 オチルバトさんはモンゴルで初めて自由選挙が行われた1990年から97年まで大統領を務めた。1日に楽団のコンサートが大津市内で開かれ、オチルバトさんも来県した。
 オチルバトさんは中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境にあった湖「アラル海」が旧ソ連の開発行為でほぼ消滅したことを挙げ「琵琶湖もフブスグル湖も後世に残すために守っていかなくてはならない」と語った。また、「モンゴルのことわざに『千回聞くより一回見る方がよい』とある。ぜひ見に来てください」と三日月知事に訪問を呼びかけていた。三日月知事も「琵琶湖が無くなるかもしれないという危機感を持って(保全に向けて)取り組んでいきたい」と話した。【衛藤達生】

■SUP駅伝レース 水上での熱き戦い 高島(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161106/ddl/k25/050/289000c
 第2回びわ湖ウオータートレイルSUP(サップ)駅伝レースが5日、高島市マキノ町の高木浜から同市安曇川町の近江白浜まで4区間計24キロの湖上で開かれ、県内外の18チームが出場した。8月のリオデジャネイロ五輪セーリング女子RSX級(ウインドサーフィン)に出場し、県の「しがスポーツ大使」を務める同市出身の伊勢田愛(めぐみ)さん(29)も参加した。
 SUP(スタンド・アップ・パドルボード)はサーフボードに似た大型ボードに立ち、柄の長いパドルで漕(こ)いで進むスポーツだ。
 レース主催者はキャンプ場をはじめ野外活動施設など17団体で組織する「たかしまアウトドア推進協議会」(前川正彦会長)。高島市に中央分水嶺(ぶんすいれい)トレッキングルートの「高島トレイル」(約80キロ)が整備されていることに倣い、高木浜から同市鵜川の白鬚神社前まで約27キロの湖上にウオータートレイルを設定している。そのうち24キロを使い、途中の浜でリレーした。
 ハードボードクラスは琵琶湖SUP倶楽部が2時間46分9秒で優勝。アンカーの運送業、水野迅さん(55)=東近江市=は「始めて2年だが中高年でも楽しめる」と話した。空気で膨らますボードのインフレータブルクラスは兵庫県の愛好者グループ、チームKMFMが2時間59分30秒で優勝した。【塚原和俊】

■乾電池640本、飛行機テイクオフ ギネス記録はならず(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJC64RC7JC6PLFA001.html
 乾電池で1人乗りの飛行機を10キロ超飛ばし、ギネス世界記録の認定をめざす試みが6日早朝、滋賀県の琵琶湖であった。挑戦したのはパナソニックと東海大学の学生チーム。日の出とともに機体は空に舞い上がったが、約3・5キロ進んだ湖上で翼が折れて着水し、記録認定とはいかなかった。
 機体は、東海大工学部(神奈川県平塚市)の学生ら51人でつくる人力飛行機製作チーム「TUMPA(ツンパ)」が半年かけて設計、製作した。両翼の長さは26・2メートル、機体の長さ7・1メートル、高さ3・35メートル。炭素繊維強化プラスチックや発泡スチロール、木材などを使って軽量化し、重さを約77キロに抑えた。パナソニックが市販するアルカリ乾電池「エボルタ」の単3電池を640本、機体の「脚」の部分に積み、プロペラを動かす仕組みだ。
 当初は3日早朝の飛行を計画していたが、風が強すぎて航空当局の許可が下りず、6日に延期した。
 6日午前6時37分、大勢の見物客らが見守るなか、琵琶湖の彦根港(滋賀県彦根市)にもうけられた臨時の滑走路を飛び立った。時速約35キロで進み始めたが、約6分後、3・5キロ地点で主翼の一部がねじれて失速。翼が折れて着水し、機体も破損した。パイロットの学生は救出され、大きなけがはなかった。
 学生チームを指導し、監督を務...

■乾電池飛行機、記録ならず/琵琶湖で3・5キロ飛ぶも(47NEWS)http://this.kiji.is/167754385090510850?c=110564226228225532
 パナソニックは6日、乾電池を動力源とする飛行機で、有人飛行のギネス世界記録に挑戦するイベントを開いた。滋賀県彦根市の彦根港から離陸し、琵琶湖上空を10キロ以上飛ぶことを目指したが、3・53キロ付近で着水し、記録達成はならなかった。
 機体は東海大の学生51人が設計、製作した長さ約7メートル、幅約26メートルの1人乗りのプロペラ機を使用。パナソニックの乾電池「エボルタ」640本を搭載した。
 午前6時半すぎに離陸し、順調に飛行を続けたが、約10分後に失速し着水。機体は大破した。東海大の福田紘大准教授は「右の主翼がねじれた。強風の可能性が高い」と説明した。

■ギネス目指した乾電池飛行機、記録達成ならず 3・5キロで琵琶湖に着水(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161106/wst1611060020-n1.html
 パナソニックの乾電池を動力源として、有人飛行のギネス世界記録に挑戦していた東海大が設計、製作した飛行機は6日、滋賀県彦根市の彦根港から離陸し、琵琶湖上空を10キロ以上飛ぶことを目指したが、3・53キロ付近で着水し、記録達成はならなかった。
 午前6時半すぎに離陸し、順調に飛行を続けたが、約10分後に失速し着水。機体は大破した。
 東海大の福田紘大准教授は「右の主翼がねじれた。強風の可能性が高い」と説明した。

16/11/05

■ヨシ苗 琵琶湖岸に1000株、植え付け ダイハツ販売社員ら 野洲(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161105/ddl/k25/040/430000c
 野洲市のあやめ浜周辺の琵琶湖岸で3日、滋賀ダイハツ販売(栗東市)の社員やその家族ら435人がヨシ苗の植え付けや清掃のボランティア活動をした。
 同社が取り組んでいるCSR(企業の社会的責任)活動の一環で、ヨシ植えは今年で3回目。「淡海環境保全財団」(草津市)の職員らから指導を受けながら、約1000株の苗を植えた。
 移植ゴテで地面に直接植えるだけでなく、約1メートル四方の植栽用マットを用いての植え付けにも挑戦。「琵琶湖をきれいに」との思いを込め、ボランティアに励んでいた。【山本直】

■「淡水保全の重要性訴える」 世界湖沼会議開幕で知事に聞く(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161105/CK2016110502000036.html
 インドネシア・バリ島で七日から始まる「第十六回世界湖沼会議」では、三日月大造知事が、琵琶湖の保全再生に向けた県の取り組みについて基調講演する。会議への意気込みや今後の保全政策について聞いた。(聞き手・浅井弘美)
―知事にとって二回目の湖沼会議。どう臨むのか。
 今回も湖沼にゆかりのある所で開かれるので、まず湖沼会議が始まった地域の首長として滋賀県の思い、この三十年間培い、積み重ねてきた経験、成果を総括したい。行政だけでなく、いろんな研究者やNPO関係者、日本、滋賀県はもちろん、各国から水環境保全の活動をされている方々が集まるので、その方々のこれからにつながる交流の場にもしたい。開催地のインドネシアは、まさに発展期の国。湖沼会議を始めたころの滋賀県によく似た状態じゃないか。経済の成長・発展と環境保全の必要性についてメッセージを用意できたらと思う。
―特に発信したい内容は。
 世界には人口が増え、伸びていく地域が多いと思う。その際、私たち人間の生命、生活、生産にとってなくてはならない水、とりわけ湖沼に蓄えられた淡水をきれいに保全しながら暮らすことの重要性を訴えたい。
―琵琶湖保全再生法が施行されて一年。同法の意義についてどう感じているか。
 琵琶湖を「国民的資産」と位置付けた法律ができた意義は大きい。今回、この法律が通って初めて参加する湖沼会議になるが、これまでの取り組みが前進したことの実例として訴えたい。
―県では、保全再生計画の策定作業を進めているが、具体的にどういう内容になりそうか。
 琵琶湖と人との共生、共感、そして共存、課題の共有。この四つを基本に、琵琶湖を「守る」「生かす」の二本立ての取り組みでやっていきたい。例えば、生かす意味では、(農薬や化学肥料の使用を控えた)「環境こだわり農業」を世界農業遺産認定に向けて進めることや、琵琶湖を再生するために山を生かすこと、サイクリングや湖上マリンスポーツなど琵琶湖の近くで親しむようなツーリズムを活用して地域を活性化させたい。守る取り組みでは、ヨシ帯の再生保全や外来魚駆除、あと水草、オオバナミズキンバイの駆除もそれに当てはまる。内湖の再生も重要だ。
―喫緊の課題は。
 補正予算でも認めていただいたオオバナミズキンバイの対策だ。これは放っておくと取り返しのつかないレベルに増殖する。魚産物で生計を立てている人がいるという意味では、水産資源の回復を目指すことも重要だ。
 ―法律では、国に財政支援を求められるようになった。どれぐらい支援を得たいか。
 琵琶湖にかかわる施策は、たくさんあるので、そのすべてを国にお願いするわけにいかないと思うが、「国民的資産」と位置付けられた琵琶湖の保全再生に、ぜひ国の協力もいただきたい。同時に、国だけでなく、県内の自治体、下流の自治体、民間の企業や市民、県民、ありとあらゆる方々に琵琶湖再生のために、理解と参画が得られるようにしたい。

16/11/04

■琵琶湖周航の歌 100年の感謝「京大ボート部」1周計画(毎日jp)http://mainichi.jp/articles/20161104/k00/00e/040/145000c
 「われは湖(うみ)の子 さすらいの」。加藤登紀子さんのヒットなどで知られる「琵琶湖周航の歌」は、京都大ボート部に受け継がれる伝統の長距離漕(そう)「琵琶湖周航」から生まれた愛唱歌だ。歌の誕生から100年となる来年6月、作詞した部の大先輩への感謝と敬意を込めて、ボート部OBたちが当時と同じ3泊4日、総行程146キロの航路で琵琶湖を1周する計画を進めている。
 作詞したのは、1897年に現在の長野県岡谷市で生まれ、旧制三高(現京都大)に進んだ小口(おぐち)太郎。琵琶湖周航の歌資料館(滋賀県高島市)によると、周航は三高水上部(現ボート部)創部翌年の1893年に始まった行事で、部員だった小口は1917年6月、今津(現高島市)に停泊した際、故郷の諏訪湖に思いをはせて作った歌詞を宿で仲間に披露した。6番まである歌詞には、名勝・竹生(ちくぶ)島や伊吹山、比良山など周航ルート沿いの風景がちりばめられている。
 この歌詞が、当時流行していた「ひつじぐさ」(吉田千秋作曲)のメロディーに乗せて歌われ、三高の寮歌・学生歌となり、やがて全国に広がっていった。
 OB組織「京都大ボート部濃青会」は、来年が小口の生誕120年にもあたることから周航を計画した。ボートは部所有の3隻の「琵琶湖周航艇」(7人乗り)を使用。周航歌の歌詞が刻まれた途中6カ所の歌碑の前では合唱も行う。最終日は52キロの長丁場になるといい、濃青会の吉田保会長(72)=横浜市=は「メンバーは交代要員を含め20〜80代までの40人余りになる予定。湖上は強い風が吹くことも多く、安全を第一に壮大な計画に挑む」と気を引き締める。
 小口は三高から東京帝大(現東京大)理学部に進み、卒業後は同大航空研究所に進んだが、26歳で早世した。生家を守るおいの小口富久雄さん(82)=長野県岡谷市=は「優しくて頭の良かった人と聞いている。伯父の偉業をいつまでもたたえていただきありがたい」と周航の成功を祈る。吉田会長は「京都大ボート部は琵琶湖周航の歌とともに歴史を刻んできた。歌を残してくれた先人への感謝の気持ちをオールに込めたい」と来年にかける思いを語る。【宮坂一則】

■川にアリゲーターガー…電気ショック捕獲作戦、空振り(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJC25KKDJC2PIHB029.html
 兵庫県たつの市御津町中島の揖保川支流の中川で巨大肉食魚「アリゲーターガー」の目撃が相次ぎ、揖保川漁協(事務所・宍粟市)が2日、本格的な捕獲作戦に乗り出した。観賞用に飼われていたものが捨てられたとみられる。水中に電気を流し、ショックを与えて捕らえようとしたが、この日は空振りに終わった。7日に改めて実施する。
 ガーは北米原産の肉食魚で、ワニのような鋭い歯や長い口が特徴。成魚は体長1〜3メートルになり、在来種の魚を大量に食べて生態系に影響を及ぼす可能性がある。6月中旬、川の水面近くにいるのを初めて目撃した漁協の横田辰夫理事(64)は「なんでこんな魚がいるのかと驚いた」と振り返る。
 食害によりアユやウナギなど在来種の魚が減るのを懸念し、はえ縄のような仕掛けに鶏肉を付ける方法などを試みたが捕獲できなかった。そのため水中に電気を流す「電気ショッカーボート」を全国内水面漁業協同組合連合会(東京都)から借りて臨んだ。
 この日は組合員約10人が集まり、午前10時半ごろから目撃のあった川の長さ約300メートルの範囲で水中に電気を流した。ライギョやブラックバスなどが水面にプカプカと浮いてきたが、ガーは見つからなかった。
 横田理事は「ガーが大きくなったので川に放流されたと思うが、無責任すぎる。飼い主には最後まで責任を持ってほしい」と話していた。

16/11/03

■ブラックバス釣り大会 観光資源として期待 満濃池で5、6日開催 「再放流せず」抗議も(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161103/ddl/k37/040/414000c
 長年、釣りが禁止されていた国内最大級のため池「満濃池(まんのういけ)」(まんのう町)で5、6日にブラックバス釣り大会が開催される。大会を歓迎する声がある一方、釣った魚をリリース(再放流)せずに大会本部が回収することに反発する意見も出ている。大会中止を求める抗議がインターネットや電話で広がり、主催者が対応に苦慮する事態になっている。【待鳥航志】
 町によると、満濃池では40〜50年前から釣りを禁止。一方、地元漁協がフナなどを養殖しており、漁協の説明では15年ほど前から外来魚が増えフナの稚魚が食べられる被害が出ている。
 大会は、町が事務局のツーリズム協会が主催。漁協などと話し合い、釣ったバスの回収などを条件に2日間限定で釣りが解禁される。参加者を最大500人募集し、バスの重さや大きさを競う。
 町や協会は今春から準備を進めてきたが、10月に入り、「なぜリリースしないのか」「どうやったら大会を中止にできるのか」などの書き込みがネットに相次ぎ、数十件の苦情が電話で直接町に寄せられたという。
 同協会の担当者は「反発が来るとは思っていなかった。期待の声もあるので開催するが……」と困惑した様子。回収したバスは、試食に用いて、町の特産品にできないか検討する。
 地元釣具店のある店主は「バス釣りは再放流が基本ではないか。今回のイベントではバスの駆除に釣り人が利用されるという心配がある」と指摘。これに対し、バス釣りのプロアングラーとして米国で活躍する高松市在住の丸尾直弘さん(34)は「再放流が原則だが釣りが解禁されるだけでもすごい。釣り場が減る中、バス釣りの観光資源としての価値を証明するきっかけになればいい」と話す。
 外来魚のリリース禁止を巡っては、滋賀県が「琵琶湖レジャー利用適正化条例」を2003年に施行。琵琶湖の固有種減少の要因とされた外来魚のリリースを禁止し、愛好家らが反発するなど論争が起きた。

■パナのギネス挑戦、強風で延期 乾電池飛行6日に(47NEWS)http://this.kiji.is/166671245931251189?c=39546741839462401
 パナソニックは3日、乾電池「エボルタ」を動力源とする固定翼飛行機が有人飛行するイベントを開催する予定だったが、強風のため延期した。6日に改めて滋賀県彦根市の彦根港から離陸して、琵琶湖上空を10キロ以上飛び、飛行距離のギネス世界記録に認定されることを目指す。
 機体は東海大で人力飛行機を作っている学生51人が今年7月から設計・製作した。幅約26メートル、長さ約7メートルで、炭素繊維強化プラスチックや発泡スチロールを使い、重さを約77キロに抑えた。プロペラで動き、単3形の乾電池640本を搭載する。
 乾電池を使う機体で有人飛行するギネス記録はこれまでに無い。

■琵琶湖を伝えたい 世界湖沼会議に「びわっこ大使」6人(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161103/CK2016110302000008.html
 インドネシア・バリ島で七日から始まる第十六回世界湖沼会議に、小学生の環境特派員「ラムサールびわっこ大使」六人が参加する。子どもたちは、琵琶湖や生き物について夏から学習を重ねており、現地では、地元小学生らと環境問題について意見交換する。
 びわっこ大使は、自然について学び、次代の琵琶湖保全活動につなげてもらおうと、二〇〇八年から県が毎年募集している。県内の小学校高学年が対象で、今年は書類審査を通過した六年生六人が選ばれた。
 子どもたちは、「稲作での水利用と水田の生き物たち」をテーマに、六月に野洲市須原の環境保全団体「せせらぎの郷」が整備する魚道を見学。水路を泳ぐフナをつかむなどして、生き物と触れ合った。八月には、長浜市の南郷里公民館でふなずし漬けを体験した。
 十月には、ラムサール条約湿地に登録されている西の湖で和船に乗船。「西の湖の生き字引」と呼ばれる近江八幡市安土町下豊浦の元漁師、奥田修三さん(91)から内湖の歴史や西の湖に浮かぶ島状の水田「権座」などの説明を受けた。
 子どもたちは、バリ島で開く現地の子どもたちとの交流会で、これまで学習した内容を発表するほか、環境問題も話し合う。流水を利用したスバックと呼ばれる水利システムなども見学する。
 今回で二回目の参加となる長浜市神照小六年の長谷賛良(さら)さん(12)は「昨年参加して楽しかったので、今年も応募した。選ばれるために、野鳥や琵琶湖について調べて原稿用紙十枚分の作文を書いた」と意気込みを披露。初参加する草津市南笠東小六年の梶原翔君(11)は「去年応募して落ちたので、今年は二回目の挑戦だった。琵琶湖の外来魚の被害について伝えたい」と話している。(浅井弘美)

16/11/02

■レギュラーガソリンが今年最高値 126円30銭 高知や愛媛で大幅上昇(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161102/ecn1611020023-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が2日発表した10月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10月24日の前回調査より30銭高い126円30銭だった。4週連続の値上がりで、今年の最高値を更新した。
 石油元売り大手5社が卸価格を引き上げた影響で、小売価格への転嫁が進んだ。調査した石油情報センターによると、元売り3社は卸価格を据え置くが、転嫁分がまだ残っており「来週も小幅な値上がり」を予想している。
 地域別では、31道府県で値上がりした。上げ幅は高知の3円30銭が最も大きく、愛媛の2円20銭、岩手の1円80銭が続いた。値下がりしたのは8県で、岡山の下げ幅が70銭と最も大きかった。横ばいは8都県だった。
 ハイオクは前回調査より40銭高い137円20銭、軽油も30銭高い105円ちょうどだった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり3円高い1178円だった。

16/11/01

■大物、捕獲に歓声 魚のかいどり大作戦(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022266
=大塚町の「弁天溜」で生き物にふれるイベント=
◇東近江
 東近江市大塚町のため池「弁天溜」でこのほど、同町環境保全会が「かいどり大作戦」を催し、地域住民と子どもたち約八十人が参加した。
 同町には、農業用水の溜池が三か所あり、十年前から夏と秋の年二回、生き物の生息調査と清掃、外来種駆除などを行っている。
 かいどりは、自治会役員らが弁天溜(約八千平方メートル)の水を抜き、水位が下がった水面に地引網を仕掛け、網を引くと体長一メートルを超えるコイやソウギョが現れた。
 ナマズやフナ、テナガエビ、イシガメ、タニシなども捕獲され、子どもたちは魚をそっとなでたり、背びれやうろこにふれたりした。
 元蒲生西小学校長の山口龍三さん(64)から形、大きさなどの違いから魚の種類の見分け方や、水辺環境を守る役割をしているソウギョの生態について教わった。
 ブルーギルやブラックバスなどの外来種は処分し、固有の生き物たちは溜に帰した。
 昼食には、おにぎりと豚汁が振る舞われ、みんなで楽しい交流のひとときを過ごした。
 同保全会の松原治夫会長(66)は「今年も多くの人が参加してくれた。調査と清掃を兼ねて、交流の場にもなっており、今後も続けていきた」と話していた。

■琵琶湖守った市民の知恵を世界へ 滋賀4団体、湖沼会議で発表(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161101000083
 インドネシアのバリ島で7日に開幕する第16回世界湖沼会議では、世界各国の研究者や行政関係者だけでなく、琵琶湖の生態系保全に取り組む滋賀県内の4市民団体も活動成果を発表する。経済発展や人口増加が続く東南アジアでは湖沼の環境悪化が進んでいる。各団体は琵琶湖で培ったノウハウを基に、市民参加で進める環境活動の意義を訴える。
環境保全が農村の活性化に
 同会議に初参加する野洲市の「せせらぎの郷」は、水田を湖魚の産卵や成育の場として再生する「魚のゆりかご水田プロジェクト」を発表する。同市須原地域で農業を営む堀彰男代表(67)とプロジェクトにサポーターとして参加する滋賀大経済学部4年の齋藤美穂さん(26)が、琵琶湖と水田の関わりの変化や都市農村交流の成果などを英語で紹介する。
 県内の30集落が計約127ヘクタールの水田で取り組んでいる同プロジェクトは、田んぼの水路に魚道を設けて魚が遡上(そじょう)しやすい環境をつくる活動。須原地域の農家で設立したせせらぎの郷は2007年からプロジェクトに取り組み、減農薬農法も進めて生き物に優しい米づくりを続けている。
 環境にこだわる農業を進めたことで、須原地域でも収穫量が1割程度減ったという。それでも「それ以上に消費者が、安心できる、おいしいと農産物を評価してくれた。環境保全と農業生産は両立できる」と堀さんは強調する。湖沼会議の会場となるインドネシアは食糧増産に主眼が置かれているが、齋藤さんは「現地でも農と漁業に密接なつながりがあり、環境の大切さは理解してもらえるはず。環境に目を向けることが農村の活性化につながることを訴えたい」と話している。
 同会議では、湧き水を生活に採り入れる「川端(かばた)」の仕組みやその保全活動を紹介する「針江生水(しょうず)の郷委員会」(高島市)▽赤野井湾の水質改善や生態系保全に取り組んでいるNPO法人「びわこ豊穣の郷」(守山市)▽県内の大学生らで特定外来植物の除去を進めているNPO法人「国際ボランティア学生協会」の琵琶湖オオバナミズキンバイ対策チームも発表を予定している。

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