琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2016/12)

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16/12/31

■学習船「うみのこ」ネット寄付、1月4日から募集 滋賀県(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161231000085
 滋賀県はこのほど、学習船「うみのこ」の新船建造費をインターネットを通じて集める「クラウドファンディング」による寄付金募集概要を発表した。
 募集期間は1月4日から2月28日まで。委託事業者の「ジャパンギビング」のホームページに開設されたうみのこ寄付金募集ページから、クレジット決済、銀行振り込み決済、ネットバンク決済により寄付できる。寄付は千円以上からで、目標額は1千万円。50万円以上寄付した人には新船ペア乗船招待、5万円以上の人には新船見学会招待、1万円以上にはオリジナルクリアファイル3枚などの返礼を用意している。県がクラウドファンディングを活用するのは初めて。多くの人から愛されるうみのこをつくる機運を盛り上げるのが狙いという。
 うみのこには県内の全小学5年生が乗船し、船内で宿泊しながら琵琶湖について学ぶ。新船は2018年4月の就航に向けて建造が進んでいる。県に直接寄付することもできる(期間なし)。問い合わせは県教育委員会TEL077(528)4512。

16/12/29

■巨大肉食魚アリゲーターガー? 高校生が釣り上げた(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJDV4GHSJDVPIHB01N.html
 兵庫県高砂市と加古川市の境を流れる加古川で今月、長い口に鋭い歯が並び、ワニのような顔をした大きな魚を県立香住高校(香美町)の3年生、松田仁(じん)さん(17)が釣り上げた。体長が90センチほどで、北米原産の肉食魚「アリゲーターガー」とみられ、観賞用に飼育されていたものが川に捨てられた可能性がある。水槽に入れていたが死んだため、剥製(はくせい)にして残すという。
 松田さんは今月初め、釣り仲間からメールで「加古川にアリゲーターガーがいるらしい」と教えられた。高校が冬休みに入り、加古川市の実家に戻って川へ釣りに通った。
 22日朝、右岸近くの水の流れがよどんでいるところに大きな魚を見つけ、ルアー(疑似餌)を使って一気に釣り上げた。「ぐいっという手応えがあった。まさか、アリゲーターガーとは。よっしゃーって、感激して、腰が抜けたみたいになって座り込んでしまいました」と話した。
 釣り上げた魚の写真を見た姫路市立水族館技術主任の竹田正義さんは、口の形などから「アリゲーターガーにほぼ間違いない。本来の生息場所でない川に放すのは絶対やめてほしい。どうしても飼えなくなった場合は、引き受け手を見つけてほしい」と話している。(梅原豊)

16/12/28

■凍結や積雪…冬の運転に役立てて 滋賀県がネットで道路情報(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161228000135
 滋賀県は、道路の凍結や積雪の状況が一覧で分かるインターネット上のサイト「ロードネット滋賀」の公開を今冬から始めた。各地の路面状況や積雪量を地図上に表示し、通行止めの場所やカメラ画像も見られるようにした。「冬のドライブに生かして」と利用を呼び掛けている。
 従来の県道路情報サイトを刷新した。県内の主な国道や県道について、路面温度(約50地点)や積雪量(約50地点)、1時間ごとのカメラ画像(約30地点)、通行規制などを確認できるようにした。
 地図は拡大や縮小が可能。積雪量や凍結の有無によって地図上のマークの色を変えて一覧性を高めた。福井県や岐阜県など近隣府県の道路情報サイトも簡単に表示できるようにした。
 県道路課は「滋賀県は北部で雪が多いものの、南部では冬用タイヤを装着していない人も多い。福井県や県北部へ行くときは、情報を確認して安全に走行してほしい」としている。積雪、凍結情報は来年3月末まで、カメラ画像や通行規制情報は通年でそれぞれ公開する。

■JR湖西線、強風で部分運休 大阪駅に列車ホテルも(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161228000109
 JR湖西線は27日、強風のため、同日午後6時半ごろから近江舞子−北小松間と和邇−志賀駅の運転を終日見合わせた。上下計43本が部分運休し、約6000人に影響した。
 旅行できない乗客のため、同日午後11時〜28日午前5時半にかけてJR大阪駅に「列車ホテル」を設置した。

■レギュラーガソリン、130円台に値上がり 1年1カ月ぶり高値(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161228/ecn1612280024-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が28日公表した26日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、19日の前回調査より1円ちょうど高い130円30銭となり値上がりは4週連続となった。今年最高値を更新したのは3週連続。130円台まで値上がりしたのは2015年11月24日の調査以来1年1カ月ぶりとなる。
 石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意による原油価格の上昇や円安の進行で、原油の調達費が上昇した。調査した石油情報センターは「原油価格の上昇は一服傾向だが、小売価格への転嫁はこれからで、来年1月10日調査でも値上がりとなる」と見込んでいる。
 地域別では44都道府県で値上がりした。上げ幅は高知の3円80銭が最も大きい。値下がりは福岡のみで30銭下落。
 ハイオクは前回調査より1円ちょうど高い141円10銭、軽油も1円ちょうど値上がりして109円50銭だった。

■レギュラーガソリン、価格上昇続く…1年1か月ぶりに130円突破(Responce)http://response.jp/article/2016/12/28/287727.html
資源エネルギー庁が12月28日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月26日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から1.0円値上がりし130.3円となった。
レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり4週連続の値上がり。昨年11月24日以来、1年1か月ぶりに130円を突破した。
地域別では、北海道で2.3円、四国で1.7円、近畿で1.5円、中国で1.1円、関東と中部で0.9円、東北で0.8円、九州・沖縄で0.5円、全エリアで値を上げた。
ハイオクガソリンは前週比1.1円高の141.1円、軽油は1.0円高の109.5円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月28日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は122.3円/リットル(前週比+0.4円)、ハイオクは132.6円/リットル(+0.4円)、軽油は97.3円/リットル(±0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■県学習船建造費をクラウドファンディング 目標1000万円(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161228/CK2016122802000007.html
 県は一月四日から、琵琶湖を遊覧する県の学習船「うみのこ」の新船建造費について、ネットを活用する「クラウドファンディング」と呼ばれる手法で寄付を募る。二月二十八日までで、目標額は一千万円。
 新船は、一九八三(昭和五十八)年から就航する現在の船の老朽化により、広島県の造船会社「中谷造船」が二〇一八年度の就航を目指して建造を進めている。建造費は約三十億円が見込まれる。
 県が新船のために創設した基金には企業から一億円の寄付が寄せられているが、広く資金を募ろうと、今回県は初めてクラウドファンディングを活用する。資金を少額から集められる利点がある。
 うみのこは一九八三年から毎年、県内の小学五年生全員が乗船し、船内で宿泊しながら琵琶湖について学んでいる。近隣府県の小学生や県内外の親子による体験乗船もある。(成田嵩憲)

16/12/27

■28日から帰省ラッシュ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161227/CK2016122702000029.html
 県警は年末年始の県内の道路の渋滞予想を発表した。帰省ラッシュは二十八、二十九の両日、名神高速道路上り線で最大十キロ、Uターンラッシュは一月二、三の両日に上下線で十〜二十五キロの渋滞を見込んでいる。
 三が日の初詣客による混雑は、いずれの日もピークの午後二時ごろに、大津市の近江神宮周辺で三キロ、多賀町の多賀大社近くで五キロの渋滞が発生すると予想。県警は「事故や雪で予想と異なる場合もあるため、出発前に最新の情報を確認し、余裕を持った安全運転を」と呼び掛けている。(井本拓志)

■事前から事後まで うみのこ新プログラム(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJDQ04H9JDPPTJB01F.html
杉浦奈実
 2018年の新船就航に合わせ、琵琶湖について学ぶ県の学習船「うみのこ」の学習プログラムを、県教委が策定中だ。航海と、事前事後の学習とをどうつなげると効果的なのか。18年開始に向けてメニュー作りに取り組んでいる。
 12月にあった学習プログラム作成のための研究航海。顕微鏡をのぞいた男の子が「よっしゃ、ビワクンショウモや」と叫んだ。スライドガラスの上で緑色の星のような形をしているのは、琵琶湖水系固有のプランクトンのひとつだ。周りから「見して、見して」と声が上がった。
 船内の廊下には「1滴で100以上のプランクトンがいた」など、航海での感想が書かれたふせんが壁いっぱいにはられた。
 甲南中部小など甲賀市立の3小...

16/12/25

■イノシシ襲い4人重軽傷 滋賀・彦根城の遊歩道(47NEWS)https://this.kiji.is/185688557377979899
 25日午前9時50分ごろ、滋賀県彦根市尾末町の、彦根城外堀沿いの遊歩道で、野生のイノシシが通行人を次々と襲い、4人がけがを負った。うち同市の男性(78)が左手の薬指が壊死する重傷。ほか3人も頭や手足をかまれ軽傷を負った。
 彦根署によると、イノシシは体長約1.4メートル、体重100キロ(推定)の雌。4人を襲った後に近くの川に逃げたのが見つかり、約2時間後に地元の猟友会に射殺された。
 4人はそれぞれ観光や散歩などで訪れ、突進してきたイノシシに襲われた。
 周辺にイノシシが生息する山はなく、川や琵琶湖を泳いできたとみられる。

■イノシシに襲われ4人重軽傷 彦根城近くの遊歩道(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016122590210027.html
 25日午前9時50分ごろ、滋賀県彦根市尾末町の彦根城の中堀近くの遊歩道で、歩いていた4人が次々とイノシシに襲われた。イノシシはすぐに逃げたが、近くの市街地の川を泳いでいるイノシシを彦根署員が見つけ、約1時間半後、県猟友会員がライフル銃で射殺した。
 署によると、彦根市内の男性(78)が左手薬指などをかまれて重傷。同市の男性(54)、愛知県北名古屋市の男性(74)、岐阜県神戸町の男性(38)が指をかまれるなどして軽傷を負った。4人は「背後から突然、襲われた」と話しているという。
 射殺されたイノシシは体長1・4メートル、体重約100キロの雌。同10時15分ごろ、被害現場の東約400メートルの住宅街を流れる川で発見され、半径100メートルの50世帯に外出を控えるよう呼び掛けた後、猟友会員がライフル銃を2発撃って射殺した。
 付近を捜索したが、ほかのイノシシは見つからず、署は、このイノシシが4人を襲ったとみている。

■イノシシ大暴れ、4人重軽傷 滋賀・彦根城の遊歩道(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161225000069
 25日午前9時50分ごろ、滋賀県彦根市の彦根城に近い同市尾末町の遊歩道で、散策していた同市の男性(78)ら4人が相次いでイノシシに襲われ、重軽傷を負った。イノシシは約25分後に現場から約500メートル南東の川の中で見つかり、彦根署の依頼を受けた県猟友会員がライフル銃で射殺した。
 男性は左手薬指をかまれて重傷。観光や釣りをしていた愛知県や岐阜県などの38〜74歳の男性3人もかまれたり、体当たりされたりして頭や手に軽傷。
 同署によると、イノシシは5〜6歳のメスとみられ、体長約140センチ、体重約100キロ。イノシシが逃げ込んだ川の南側には民家があり、同署は付近の約50軒の住民に射殺が終わるまで屋内退避を呼び掛けるとともに付近の市道も封鎖した。
 4人が襲われた現場は彦根城のすぐ北東側で、近くに市立図書館などもある市街地。同署は「市や消防と協議し、ネットや麻酔銃での捕獲を試みたが、さらに観光客や市民に危害を加える恐れがあるため射殺を依頼した」としている。
 この日午前9時35分ごろ、琵琶湖岸でイノシシを目撃したという110番があった。市農林水産課によると、市街地での出没は過去に例がないといい、「イノシシは臆病なので市街地に出てくることはあまりない。水辺を移動することがあり、いったん山から下りて川をさかのぼってきたのでは」と話している。

■イノシシが体当たり、かみつく 滋賀、4人けが(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJDT6785JDTPTJB00D.html
 25日午前9時50分ごろ、滋賀県彦根市の彦根城近くの遊歩道で、イノシシが、散歩や観光に来ていた男性4人に次々に体当たりしたりかみついたりした。彦根署によると、このうち市内の男性(78)は、かまれた左手薬指が壊死(えし)する重傷。ほかの3人も頭や手をかまれて軽傷を負った。
 同署によると、現場は琵琶湖につながる堀沿い。イノシシは体長約140センチ、体重100キロ(推定)のメスで、約1時間半後、遊歩道近くの川で猟友会員が射殺した。

■型良し、影濃し、美鈴湖でワカサギ釣り解禁 外来魚駆除が効果(ChunichiWeb長野)http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161225/CK2016122502000020.html
 松本市三才山の美鈴湖でワカサギ釣りが解禁された。標高約千メートルの湖一帯は、朝の寒さは厳しかったが日中は比較的暖かく、絶好の釣り日和。ワカサギは例年より型が大きく、魚影も濃いといい、県内各地から訪れた約七十人は上々の釣果に笑顔を見せていた。
 釣り場を運営する美鈴湖ウテナ荘によると、同湖では二十年ほど前から外来魚のブラックバスとブルーギルが増えてワカサギが全滅状態になった。一昨年から県水産試験場(安曇野市明科)の指導で外来魚駆除を続けており、毎年ブラックバス千匹前後、ブルーギル数千匹を駆除してきた。
 二〇一二年からは毎年、諏訪湖などからワカサギの卵千五百万〜二千万粒を仕入れ、ふ化した稚魚を放流。昨年は約二十年ぶりに本格的なワカサギ釣り営業が復活した。
 この日は、一人で百匹以上釣った人もいて釣果は上々。上田市から来たという釣り人(63)は、大漁のワカサギを横目に「天ぷらにしても、つくだ煮にしてもワカサギはおいしい」と満足げ。
 ウテナ荘従業員の松島正人さん(68)は「今年のワカサギは体長が一〇〜十二センチで、昨年より大きい。二年ものだと十五〜十六センチもある。群れも多く、大勢の人に楽しんでもらえそうです」と話した。
 ワカサギ釣りのシーズンは、来年三月上旬まで(三十一日と元日は休業)。時間は午前七時−午後四時。湖が全面結氷して、氷の厚さが十五センチ以上になると、穴釣りが始まる。釣り券は一人千円。(野口宏)

16/12/23

■あの「びわサーモン」堪能できます 守山の5店でフェア(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161223/rgn1612230060-n1.html
 養殖ビワマス「びわサーモン」のさまざまな料理を気軽に楽しむことができる「びわサーモンフェア」が、守山市内の飲食店5店舗で開かれている。県内の養殖業者などで作る「びわサーモン振興協議会」の主催で、びわサーモンを多くの人に食べてもらうことで知名度を高めて需要を増やし、安定した供給体制を確立する狙いがある。31日まで。
 びわサーモンは、夏が旬のビワマスのおいしさを年間を通じて知ってもらおうと、県水産試験場が約15年かけて開発。サーモンピンクの身にのった上品な脂と甘みのあるうまみが特徴で、和洋問わずさまざまな料理の素材に適しているという。
 平成24年に出荷が始まって以降生産量は伸びており、27年度は17トン。しかし、まだ知名度が低く供給体制も安定してないことから多くの店舗では予約制で提供されており、なかなか気楽に味わえないのが実情だ。
 そこで、同協議会は昨年度、ビワマスのオフシーズンの冬に、びわサーモンフェアを彦根市と米原市内の飲食店で始めた。今回で2回目。
 フェアに参加するのは、「魚和」(守山)▽「お食事処 みふく」(古高町)▽「かど脇」(吉身)▽「ファーマーズ・マーケット おうみんち」(洲本町)▽「ライズヴィル都賀山」(浮気町)−の5店舗。魚和とかど脇は、事前予約が必要。それぞれ炊き込みご飯やコロッケ、刺し身、クリームシチューなど、びわサーモンの良さを引き出すさまざまな料理を提供している。
 県水産課は「びわサーモンは脂がのった非常においしい魚。フェアを通じて、多くの人にそのおいしさを知ってもらいたい」としている。
 問い合わせは、同協議会事務局の県醒井養鱒場(電)0749・54・0301。

■琵琶湖を再生へ 政府予算案で3000万円計上(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161223/CK2016122302000016.html
 二十二日閣議決定された二〇一七年度政府予算案では、新規に琵琶湖保全再生の推進費三千万円を計上した。水質や生態系の現状把握を進めるとともに環境修復のモデル事業に乗り出し、琵琶湖再生への一歩を踏み出す。
 昨年九月に琵琶湖保全再生法が成立し、琵琶湖を「国民的資産」と位置付けたことが新規事業のきっかけ。環境省などが定めた琵琶湖保全再生基本方針や県が一六年度末をめどに策定する琵琶湖保全再生計画を勘案した。
 環境省は水質や生態系の現状把握を進め、環境修復のモデル事業は県に委託する計画。同省によると、湖底に砂と二枚貝を投入し、貝の増加具合、水質や生態系の改善程度の調査を想定している。
 琵琶湖にはアオコの発生や水草の大量繁茂、在来魚介類の減少といったさまざまな課題がある。県琵琶湖政策課の担当者は「県が長年研究してきた知見を生かし、環境修復の取り組みを発展させたい」と歓迎した。
 琵琶湖関連では、異常繁茂が問題となっているオオバナミズキンバイなど特定外来生物の防除費に一六年度と同額の四億八千六百万円を計上。全国各地でオオクチバスやアライグマなどの駆除を進める。(成田嵩憲)

16/12/22

■霧の琵琶湖 全域で濃霧注意報(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161222/CK2016122202000010.html
 県内は二十一日、琵琶湖付近の各地で濃霧に覆われた。彦根地方気象台によると、前夜の雨の影響で湿度が高まり、放射冷却によって空気が冷え込んだために霧が発生。二十日夜から二十一日昼すぎと同日夕方以降、県内全域で濃霧注意報が発令された。
 大津市と草津市を結ぶ近江大橋では視界がかすみ、ライトをつける車や自転車を手で押す人の姿も見られた。
 同市の比叡山ドライブウェイの展望台からは市内が白い霧にスッポリと包まれる雲海が見られた。京都市からの帰りに立ち寄った名古屋市の大学三年江崎亮介さん(23)は「琵琶湖かと思ったら雲だった。こんな景色が見られて、ラッキーです」とうれしそうだった。(中村千春)

■琵琶湖文化館 霧のシルエット(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161221-OYTNT50150.html
 冬至の21日、県内各地は朝から発生した霧に一日中包まれた。琵琶湖もすっぽりと霧に覆われ、湖岸沿いに立つ大津市の県立琵琶湖文化館は幻想的なシルエットを見せていた。
 彦根地方気象台によると、前日の雨で湿度が上昇し、その後の放射冷却現象で湿った空気が冷やされて霧が発生したという。22日も濃霧になる可能性があり、注意を呼び掛けている。
 琵琶湖岸沿いでウォーキングをしていた大津市の樫治郎さん(75)は「大津に住んで約30年になるが、こんなに濃い霧を見たのは初めて」と驚いていた。

16/12/21

■年末年始の渋滞ピークは2日 阪和道の南進(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=326403&p=more
 和歌山県警交通規制課は、年末年始(28日〜1月3日)の阪和自動車道における交通渋滞予想をまとめた。
 南進のピークは、2日午前10時〜午後3時、下津インターチェンジ(IC)―広川南IC間(井関トンネル付近)で最大10キロ。北進は3日午前10時〜午後8時、印南IC―広川南IC間(川辺第一トンネル付近)で最大15キロとなる見込み。
 そのほかの渋滞予想は次の通り。
【南進】
 下津IC―広川南IC(井関トンネル付近)=28日午前7時〜正午に5キロ、29日午前7時〜正午に5キロ
【北進】
 和歌山北IC―泉佐野JCT(高倉山トンネル付近)=2日午前10時〜午後6時に5キロ、3日午後3時〜6時に5キロ
 印南IC―広川南IC(川辺第一トンネル付近)=2日午前10時〜午後9時に10キロ
 交通情報は、県警交通管制センター(073・476・1620)でも確認できる。

■かすむ浮御堂、幻想的 滋賀で終日濃霧(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161221000162
 滋賀県内は21日、各地が濃い霧に包まれた。午後になっても霧は晴れず、一日中視界の悪い状態が続いた。
 彦根地方気象台によると、前日から県内全域に濃霧注意報を発令し、21日午前5時には見通しが500メートル以下となった。前日の雨で湿った空気が夜間の放射冷却で冷やされ、風が弱いなどの気象条件も重なったため、長時間にわたって霧が発生したとみられる。霧は22日も続くという。
 大津市本堅田1丁目の浮御堂(満月寺)では、うっすらとかすんだ湖上に建物が浮かび、幻想的な光景に観光客がカメラを向けていた。同市茶が崎のびわこ競艇は濃霧の影響でこの日のレースが中止・順延となった。

■レギュラーガソリン、大幅上昇で129円台に OPEC減産合意で前週比1.6円高(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161221/ecn1612210022-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が21日公表した19日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、12日の前回調査より1円60銭高い129円30銭となった。値上がりは3週連続。
 暖房需要の増加により、灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり52円高い1342円となり、10週連続で上昇した。
 調査した石油情報センターは「石油輸出国機構(OPEC)総会での原油減産合意や、円安傾向によるコスト増加分の転嫁が進んだ」と分析した。来週も価格が上昇するとみている。
 レギュラーガソリンの小売価格を地域別で見ると、横ばいだった高知を除く46都道府県で値上がりした。上げ幅は石川が3円10銭と最も高く、北海道と宮城が2円70銭と続いた。値下がりした都道府県はなかった。
 ハイオクは前回調査より1円50銭高い140円10銭、軽油も1円50銭値上がりして108円50銭だった。

■レギュラーガソリン、前週比1.6円高の129.3円…年初来高値を更新(Responce)http://response.jp/article/2016/12/21/287384.html
資源エネルギー庁が12月21日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月19日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から1.6円値上がりし129.3円となった。
レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり3週連続の値上がり。先週に続き、年初来高値を更新した。
地域別では、北海道で2.7円、中部で2.0円、東北で1.8円、中国で1.6円、近畿と四国で1.4円、関東で1.2円、九州・沖縄で1.0円、全エリアで大きく値を上げた。
ハイオクガソリンは140.1円と約1年ぶりの140円台を示現。軽油は108.5円、いずれも前週より1.5円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月21日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は121.9円/リットル(前週比+2.1円)、ハイオクは132.2円/リットル(+1.7円)、軽油は97.3円/リットル(+2.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■よく分かる たのしいね(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161220-OYTNT50184.html
◇湖の特徴や生態 琵琶博
◇民具の使われ方 草津・玉川
 「願うのは タナゴが泳ぐ 琵琶湖かな」――。県内で身近な自然や文化をテーマにした“ご当地カルタ”が登場している。地域について学びながら楽しめるのが売りだ。(北瀬太一、名和川徹)
 県立琵琶湖博物館(草津市)は、湖の特徴や生態、周囲の文化が楽しく学べる「びわ博カルタ」(税込み2000円)を作成し、館内のミュージアムショップで販売している。
 開館20周年記念の企画展「びわ博カルタ 見る知る楽しむ新発見」(来年1月31日まで)で展示されている巨大カルタ(縦1・2メートル、横0・8メートル)を約12分の1サイズにした。
 「ふなずしは 近江の味だよ 食べてみて」や「針江には 水利用の 知恵がある」など、学芸員や市民団体の関係者らが、琵琶湖に関連する話題から「いろはかるた」の要領で五七五調の読み札を考えた。
 「競技かるた」団体の「大津あきのた会」A級公認読手・上原美翔さんが、抑揚の効いた声で一札ずつ読み上げたCDも付いており、ランダム再生機能を使えば1人で練習もできる。
 問い合わせは同館(077・568・4811)へ。
 草津市玉川地区の住民でつくるグループ「ふるさと玉川『民具を照らす会』」(山上和美代表、9人)が作ったのは、昭和の暮らしぶりなどを題材にした手作りカルタ。昔懐かしい生活用品や農機具の素朴な絵も好評だ。
 会は2014年6月に発足。市立玉川小に約150点の民具が保管されているのを知り、その画像やサイズを記録し、使い方などをデータベース化した。
 さらに、民具の使われ方、思い出について、地元の高齢者から聞き取り、後世に残す手段として手作りカルタの作成を思いついた。
 取り札は大小2種類作成。火鉢のほか、氷を入れて冷やす冷蔵庫、駄菓子屋やコマ回しの様子、農家が大切に使った道具などが描かれ、読み札は50〜70歳代のメンバーの川柳をあいうえお順にしている。
 地域の高齢者福祉施設や世代交流の場などでの活用に向け、貸し出しも検討している。
 問い合わせは関根秀子事務局長(077・562・3246)へ。

16/12/20

■Xマス限定「トンネル水槽」にサンタ!?出現…滋賀・琵琶湖博物館(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161221/wst1612210023-n1.html
 今夏にリニューアルオープンした琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)の「トンネル水槽」にサンタクロースが出現し、入場したカップルや子供たちを喜ばせている。23日から25日にも、午後2時から30分限定で登場する予定。
 トンネル水槽は長さ10メートル、総水量400トンで、日本の淡水水族館の中では最大級の規模。水の「トンネル」の中を入場者が通り、魚を下から見上げる形で鑑賞できる。
 サンタの「正体」は清掃のため入った職員で、魚たちに、水槽をきれいにするプレゼント。多くの入場者がトンネルの中からサンタを写真に収め、トンネルを通る子供たちと、いっしょに記念写真を撮るサービスも行われた。
 同県彦根市松原町から家族ときていた小学1年、西村夢乃さん(7)は「サンタが水槽にいて面白かった。また見たい」と笑顔で話していた。

■県内観光客が過去最多 ラコリーナが押し上げ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161220/CK2016122002000033.html
 昨年、県内を訪れた観光客数は延べ四千七百九十四万一千人で、過去最多となった。県が十九日に公表した。和洋菓子製造販売のたねやグループが昨年一月にオープンした集客施設「ラ コリーナ近江八幡」(近江八幡市)が、数字を押し上げる形になった。
 公表結果によると、ラ コリーナ近江八幡の観光入り込み客数は、百六十二万二千人で二位。県全体の一昨年からの増加分(百六十一万二千人)とほぼ同数を記録した。四百台以上の駐車場があり、県内外から大勢の人が買い物やカフェなどに訪れるという。
 二〇一四年のNHK大河ドラマ主人公だった黒田官兵衛ゆかりの地として人気を集めた長浜市は、黒壁ガラス館が一位を維持したが百六十七万七千人で前年比約十五万人減。豊公園は三十三万人減の五十万人となり四位から十四位に転落した。
 外国人観光客は四十七万五千人で、十九万二千人増。宿泊客は、ほぼ倍増の三十六万一千人だった。県観光交流局によると、関西国際空港への格安航空会社(LCC)の増便と円安傾向などが追い風となった。調査結果は、年間入り込み客見込みが数千人以上の観光地七百六十六地点から、県内の市町に寄せられた報告を基に県が集計した。今年上半期の観光入り込み客数は、昨年同期比を上回るペースで推移しているという。(成田嵩憲)

16/12/19

■滋賀の観光客が過去最高 昨年3・5%増4794万人(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161219000157
 滋賀県は19日、2015年の観光入り込み客数が延べ4794万1200人で、前年より3・5%増えて過去最高だったと発表した。特に外国人宿泊客は前年から倍増した。県は「京都府や大阪府を訪れる観光客を取り込めた」と分析。今年も15年を上回るペースで国内外の観光客は増えているという。
 宿泊客数は382万8800人で15・1%増えた。そのうち外国人の観光客数は延べ47万5778人で68・2%増、宿泊客数は36万1652人で99・8%増えた。いずれも過去最高という。
 観光施設別では、長浜市の黒壁ガラス館が167万人で2年連続のトップだった。2位には、たねやグループが昨年1月にオープンさせた商業施設「ラ・コリーナ近江八幡」が入り、各地にオープンした道の駅も好調だった。
 県は女性をターゲットにした観光PR活動や、夏の「全国高校総合文化祭」の開催などが寄与したとみている。外国人は宿泊客が日帰り客を上回っており、宿泊施設が不足する京都市などの受け皿として認知度が高まっているとみられる。
 今年上半期の推計では、国内外の観光入り込み客数、宿泊者数ともに前年同期を上回ることが見込まれているという。県観光交流局は「今年は近江神宮を舞台にした映画『ちはやふる』の公開や、大河ドラマ『真田丸』にちなんだ石田三成関連の展示もあり、通期でも前年を上回るのではないか」としている。

■積雪30センチさあ滑ろう 奥伊吹スキー場(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161219/CK2016121902000038.html
 米原市の奥伊吹スキー場が十八日、今季の営業を始めた。十六日夜からの天然の雪に人工降雪を加え、ゲレンデの積雪が三〇センチに達した。昨季より一日早いオープンとなる。
 当面は仮オープンとして、午前八時半〜午後四時に一部のリフトのみ運行する。順調に雪が積もれば、年明けにも全コースで滑れるようになり、四月上旬まで楽しめる見込みという。
 昨季は雪不足に悩まされた。スキー場を運営する奥伊吹観光の草野穣治専務(35)は「今年は期待できる。お客さまが笑顔になるようなシーズンにしたい」と意気込む。
 早速スノーボードを滑りに訪れた長浜市の会社員男性(22)は「毎年必ずここに来る。しっかり体を慣らして楽しく滑りたい」と話していた。(山村俊輔)

16/12/18

■奥伊吹スキー場、お待たせ 18日に営業開始(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161218/CK2016121802000019.html
 米原市甲津原の奥伊吹スキー場は、十八日に今季の営業を始める。昨年より一日早い。
 運営する奥伊吹観光によると、十六日夜にまとまった雪が降り、十五基の人工降雪機も稼働させ、十七日にはゲレンデで三十センチの積雪を確認した。当初の営業開始予定は十七日だったため、一日のみの延期となる。
 十八日の営業は午前八時半〜午後四時で、一部のリフトを運行する。オープン記念として、リフト一日券は半額以下の大人二千円、子ども千円。駐車場は無料。(木造康博)

■サンタ水中スイスイ 琵琶湖博物館(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161217-OYTNT50145.html?from=ycont_top_txt
 草津市の県立琵琶湖博物館のトンネル水槽で17日、飼育員がサンタクロース姿で作業し、親子連れを喜ばせた。18日、23〜25日の午後2時〜2時半にも登場する。
 サンタがスポンジでトンネルの汚れを拭き取りながら泳ぐ様子に、子どもたちは興味津々。トンネルを出るときに、「サンタさん、またね」と手を振る親子もいた。
 大津市立晴嵐小1年の西居誠二君(7)は「水中にいるサンタを見るのは初めてで、すごいと思った」と驚いていた。
 入館料は一般750円、高校・大学生400円、中学生以下は無料。

■水槽にサンタさん、子どもに笑顔 琵琶湖博物館(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJDK4628JDKPTJB006.html
青田貴光
 草津市下物町の県立琵琶湖博物館のトンネル水槽に17日、「サンタ清掃員」が登場した。ボンベをつけてサンタクロースに扮した20代の男性飼育員に、訪れた子どもたちは歓声をあげて手を振ったり、記念撮影をしたりしていた。
 クリスマス気分を楽しんでもらおうと企画し、2014年に続き2回目。今後は18、23、24、25の各日、午後2時ごろから30分ほど現れ、水槽内を掃除する。(青田貴光)

16/12/17

■湯浅御坊で最大15km 年末年始高速渋滞予想(わかやま新報ネット版)http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/12/20161217_65943.html
県警交通規制課は16日、年末年始の帰省や行楽などによる高速道路での交通渋滞予想を発表した。阪和自動車道湯浅御坊道路での渋滞発生が予想され、ピークは、南進が1月2日に最大10`、北進が同月3日に最大15`。
同道路南進は、下津IC―広川南IC間の井関トンネル付近で、28、29日が午前7時から午後0時ごろに最大5`。2日は同所付近で午前10時から午後3時ごろに最大10`と予想されている。
同道路北進は、和歌山北IC―泉佐野JCT間の高倉山トンネル付近で、1月2日午前10時から午後6時ごろと、3日午後3時から6時ごろが最大5`の予想。
印南IC―広川南IC間の川辺第一トンネル付近では、2日午前10時から午後9時ごろに最大10`、3日午前10時から午後8時ごろに最大15`と予想されている。

■冷え込みで幻想風景 新宮で最低気温1・3度(紀南新聞ONLINE)http://www.kinan-newspaper.jp/?p=6831
 日本列島付近には強い寒気が流れ込み、17日朝は全国的に厳しい冷え込みに見舞われた。新宮でもアメダスの観測で午前2時52分に1・3度の最低気温を記録。7時でも3・2度と真冬並みの寒さとなった。
 16日夜から上空5500メートル付近にマイナス30度近い寒気が入ってきていたため。最低気温の平均は真冬でも2・7度や2・8度。12月としては2年ぶりに最低気温が2度を下回った。
 那智勝浦町浦神の国道42号沿いでは、同日早朝、海の上に流れ込んだ冷たい空気の影響でもやが発生。その中に漁船が朝日に照らされる幻想的な風景が見られた。新宮市内でも一部の車のフロントガラスが一面霜に覆われていた。

■釣り人びっくり!旧日本軍の手りゅう弾見つかる 宮崎の御池(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161217/wst1612170072-n1.html
 17日午後2時半ごろ、宮崎県高原町蒲牟田の御池の水辺で、旧日本軍の手りゅう弾が見つかった。爆発の恐れがあり、陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)の不発弾処理隊が回収した。
 小林署によると、長さ約10センチ、直径約5・5センチの円筒形で、信管が付いていた。釣り人が発見し、署は周辺の立ち入りを一時規制した。

■なるほドリ 冠雪ってどう観測するの? 気象台職員による目視で確認(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161217/ddl/k25/070/478000c
 なるほドリ 滋賀と岐阜県境の伊吹山の初冠雪が遅かったんだって。冠雪ってどう観測するの?
 記者 基本的に、各地の気象庁職員による目視です。伊吹山は9日朝に彦根地方気象台職員が山を眺め、白く積もった雪を確認し、初冠雪を発表しました。60年前と並び最も遅くなりました。今年は富士山の初冠雪も10月で最も遅...

■冷え込み 北風ぴいぷう、県内で雪 平年より3.2〜4.7度寒く(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161217/ddl/k25/040/451000c
 16日の県内は西高東低の冬型の気圧配置の影響で北風が強く吹く寒い一日となった。彦根地方気象台によると、県内9カ所ある全ての観測地点の最高気温は平年よりも3.2〜4.7度下回る冷え込みとなった。
 日本海側に張り付いた雪雲が流れ込んだ影響で雪が舞う地点もあり、彦根では昼前後に雪を観測、長浜市余呉町柳ケ瀬では2センチの積雪があった。近江八幡市では昼過ぎから時折吹雪のように横殴りとなり、観光名所の八幡堀付近では観光客らが身を縮め、足を速める姿が見られた。【金子裕次郎】

■新たに空中遊歩道など整備へ 琵琶湖博物館、第2期リニューアル(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161217000032
 滋賀県は、県立琵琶湖博物館(草津市下物町)の第2期リニューアルの実施設計素案を明らかにした。はく製に触れたり、学芸員の資料整理作業を見学できる学びのスペースや、親子で楽しむ体験展示の場所を設ける。屋外には湖に向かって伸びる高さ約8メートル、総延長148メートルの空中遊歩道を造る。2018年度の完成予定。
 第2期は交流空間を中心に改装する。本館1階につくるスペース「おとなのディスカバリー」では、標本やはく製の実物に触れたり、顕微鏡や図鑑で調べものができたりする。学芸員がふだんの作業を実演するなど、大人の探求心を満たす空間を目指す。レストランは地元特産品を味わえる料理やドリンクメニューを充実させるほか、ミュージアムショップも一新する。
 空中遊歩道は「樹冠トレイル」と名付けられ、屋外展示の森を高い位置から観察できるようにし、琵琶湖岸の観光スポットを目指す。学校などの団体利用者が屋内で昼食や休憩できる場所も整備する。
 第2期の総事業費は6億3千万円で、年間57万人の来館者数を見込んでいる。第3期は18〜20年度に二つの展示室をリニューアルする予定となっている。
 同博物館は1996年に開館。現在、14年に策定した基本計画に沿って、3期に分けて再整備を進めている。第1期が今年完了し、7月にリニューアルオープンした。

■東名阪上りは最大25キロ 年末年始の県内渋滞予測(ChunichiWeb三重)http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20161217/CK2016121702000016.html
 県警は、年末年始(二十三日〜一月三日)の主要な県内道路の渋滞予測を発表した。例年並みの混雑が見込まれる。
 東名阪自動車道は連日渋滞が続きそう。上り線は四日市インターチェンジ(IC)付近を先頭に最大二十五キロ、下り線は鈴鹿IC付近から最大二十キロが予測されている。
 渋滞のピークは年末が二十九日、年明けは一月二〜三日になるとみられる。
 伊勢神宮内宮近くの一般道交差点では、渋滞のおそれがあるので初詣を考えている人は注意が必要。伊勢市は混雑緩和のため、マイカーの参拝客が県営サンアリーナ駐車場でバスに乗り換える「パーク&バスライド」を実施する。期間は三十一日〜一月三日、七〜八日の計六日間。実施時間は、三十一日は午後十時から翌日午後四時まで。二日からは午前九時〜午後四時。
 県警の担当者は「お盆期間には渋滞最後尾で追突事故が相次ぎ、死亡事故も起きた。道路状況を事前に確認した上で、時間に余裕をもって目的地に出発してほしい」と呼び掛けている。(鈴鹿雄大)

■県北部で小雪舞う 長浜などで積雪(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161217/CK2016121702000022.html
 冬型の気圧配置となった十六日、県内は厳しい寒さとなり、県北部を中心に雪が降った。
 彦根地方気象台によると、長浜市余呉町で午前七時ごろ、二センチの積雪を観測した。彦根、米原市でも雪が舞い、高島市では山や住宅の屋根が白くなった。
 長浜市の豊公園では昼ごろ、傘をさして歩く人の姿が見られた。
 最低気温は彦根市では午後一時ごろ、二・一度。夜に入ると、長浜市では午後六時四十分に一・〇度を観測した。(大橋貴史)

16/12/14

■レギュラーガソリンが今年最高値に 前週より1.7円上昇、OPEC減産と円安で(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161214/ecn1612140017-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が14日公表した12日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週の5日調査より1円70銭高い127円70銭に値上がりした。今年の最高値を更新し、約1年ぶりの高値水準となった。
 11月末の石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意を受けて原油価格が上昇しているのに加え、円安が進んだことで原油の調達コストが増えたことが要因だという。調査した石油情報センターは来週も値上がりが続くと予想している。
 地域別では、46都道府県が値上がりした。上げ幅は3円20銭の鳥取が最も大きく、2円90銭の神奈川、2円80銭の青森・石川が続いた。そのほか、横ばいが1県だった。
 灯油は一般的なタンク1個分に相当する18リットルで62円高い1290円だった。

■レギュラーガソリン、前週比1.7円高の127.7円…OPEC原産合意で原油価格上昇(Responce)http://response.jp/article/2016/12/14/286986.html
資源エネルギー庁が12月14日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月12日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から1.7円値上がりし127.7円となった。
OPEC(石油輸出国機構)の原産合意により原油価格は上昇。その影響もあり、レギュラーガソリンは2週連続の値上がりとなった。
地域別では、中部と中国で2.2円、北海道と関東で2.1円、東北で2.0円、九州・沖縄で1.6円、近畿で1.4円、四国で0.8円、全エリアで大きく値を上げた。
ハイオクガソリンは138.6円、軽油は107.0円、いずれも前週より1.8円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月14日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は119.8円/リットル(前週比+2.7円)、ハイオクは130.5円/リットル(+2.1円)、軽油は94.8円/リットル(+2.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

16/12/13

■鳥インフルエンザ 水戸・千波湖周囲に石灰 自転車、釣り禁止 今週末にも(毎日jp茨城)http://mainichi.jp/articles/20161213/ddl/k08/040/099000c
 水戸市にいる野鳥から相次ぎ鳥インフルエンザが検出されている問題で、市は12日、今週末にも千波湖(千波町)と大塚池(大塚町)の周囲の散策路に、消毒用石灰をまく方針を決めた。自転車の乗り入れと釣りも全面禁止にする。鳥のふんからウイルスが拡散するのを防ぐ目的。13日には環境省が緊急現地調査に訪れる。
 県によると、11日に千波湖で回収されたコブハクチョウの死骸からH5型の鳥インフルエンザが検出された。県内で鳥インフルエンザが検出されるのは今年5例目。今後、確定検査を実施し、毒性の強さを調べる。
 さらに市によると、12日にも千波湖で1羽のコブハクチョウの死骸が見つかった。県の簡易検査では陰性だ...

■彦根で初氷、初雪(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161212-OYTNT50094.html?from=ycont_top_txt
 県内は12日、上空に寒気が入り込んだことや放射冷却の影響により、彦根地方気象台の観測地点全9か所で今冬一番の冷え込みとなった。
 最低気温は米原市が氷点下3・3度、甲賀市が同2・8度、長浜市が同2・4度、大津市が0・6度などとなった。
 彦根市では10日夜に初氷、11日未明に初雪を観測。初氷は平年より7日遅く、初雪は2日早かった。

■「最大の湖」縁に、県と台湾の湖船団体が協定(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJCZ4W3DJCZPTJB00J.html
奥令
 琵琶湖で客船を運航する7社でつくる県旅客船協会と、台湾の最大の湖「日月潭(にちげつたん)」で観光船事業を展開する団体が、協定を結んだ。最大の湖がとりもつ縁で、互いの観光振興に協力しあう。
 日月潭は、台湾中部にあり、面積は約8平方キロ。琵琶湖の約670平方キロに比べ小ぶりだが、台湾の団体によると、台湾で最も大きく、年間600万人以上が訪れる。湖周辺の自転車コースも人気があるという。
 台湾から県に多くの観光客が訪れていることから、県旅客船協会が台湾の事業者団体(88社)に声をかけ実現した。
 11月26日に日月潭の港で締結した協定では、相互の湖の観光情報を発信する▽イベントや活動に参加し合う▽誘客の取り組みを共有し、交流人口を増やす――とした。(奥令)

16/12/12

■琵琶湖ヒウオ漁ピンチ 豊漁予想も漁獲激減、一般販売めど立たず(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161212000032
 琵琶湖の冬の風物詩、ヒウオ漁が今季、不漁に悩まされている。解禁前に行われた県の調査では豊漁を予想していたが、10年に1度ともいう不振が続き、関係者から不安の声が上がっている。
 9日午前3時半。堅田漁業協同組合の今井政治副組合長(67)は、大津市本堅田2丁目の堅田漁港から船を出した。約500メートル離れた沖合にある、えり漁の「つぼ」と呼ばれる仕掛けに向かい、家族3人で網をたぐっていく。例年ならずっしりとヒウオが詰まるはずの網が、今年は軽い。「今年の水揚げは、例年の1割程度。ここ10年で最低のレベルだ」
 ヒウオはアユの稚魚で、今月1日に漁が解禁された。滋賀県水産試験場が行ったアユ産卵調査によると、今年の産着卵数は約213億粒と平年の2倍以上で、豊漁を予想していた。だが、ふたを開けてみると、初日の県内全域の漁獲高は約1・1トン。昨年初日の6・3トンと比べ、極端に不振な出だしとなった。
 歴史的な不漁と言われた2012年の1・8トンをも下回る数字に、県漁業協同組合連合会の地村由紀人指導部長(52)は「すべての漁協でヒウオが揚がっていない。こんな数字は見たことがない」とショックを隠さない。漁を見合わせる漁協も現れ、9日時点で計4・3トンと、水揚げは進まない。
 漁は県内の計21漁協が、琵琶湖に設けた68カ所のえりで行っている。通常は、養殖用に計20トンを捕った後、一般向けに販売する鮮魚の漁を行う。昨年は約1週間で養殖用の漁を終えたが、今年は見通しが立たず、「鮮魚の漁を実施できるかはまだ判断できない状況」(地村部長)という。
 県水産試験場は不漁の原因について「産卵時期が例年より20日ほど遅れたことが考えられる」と話す。漁師たちは今後の漁に望みを託すが、今井さんは「今からこの状態では、夏までのアユ漁もどうなるか。琵琶湖が変わってきたのかと心配だ」と眉をひそめた。

■びわサーモンフェア(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022566
=31日まで=
◇守山
 びわサーモン振興協議会(県内十一業者で構成)は三十一日まで、びわサーモン料理を気軽に味わってもらおうと、「びわサーモンフェア」を守山市内五店で実施している。
 びわサーモンとは、県が約十五年かけて開発した養殖専用のビワマスで、平成二十四年から出荷がはじまった。きれいなサーモンピンクの身にのった上品な脂が舌の上でとろりと溶け、身の甘さやうまみが感じられる。
 なお提供店は次の通り。▽魚和、守山市守山1―14―11、午前十一時半〜午後十時(不定休・要予約)、TEL077―582―2242▽お食事処みふく、守山市古高町428、午前十一時半〜午後二時、午後七時〜同十時(日曜、祝日休)、TEL077―581―0329▽かど脇、守山市吉身2―2―10、午後五時半〜同十時(三日前まで要予約)、TEL077―582―7331▽ファーマーズ・マーケットおうみんち、守山市洲本町2785、午前十一時〜午後三時(受付は午後一時四十分まで)TEL077―585―8318▽ライズヴィル都賀山、守山市浮気町300―24、午前十一時〜午後二時(年末年始休)、TEL077―583―7181。

■気象庁HPに不具合 一部の予報更新されず(47NEWS)http://this.kiji.is/180614120212612597?c=39546741839462401
 気象庁は11日、同庁のホームページ(HP)にデータを送信するシステムに不具合が発生し、週間天気予報や波浪観測情報など一部のページが同日午前中から自動更新ができなくなるトラブルが起きたと発表した。手動による更新で、午後11時ごろまでに最新の情報が見られるようになったという。
 気象庁によると、トラブル中でもテレビ局などが天気予報で使用するデータの送信は可能で、警報や注意報、地震など緊急を要する情報の発信には影響が出なかった。
 気象庁は、全てのページで自動更新できるよう引き続き復旧を急ぐとともに、不具合が生じた原因の究明を進めている。

16/12/11

■ビワマス 取り戻せ 家棟川に産卵床 環境作り成果報告 野洲(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161211/ddl/k25/040/273000c
 野洲市内を流れる家棟川で琵琶湖の固有種「ビワマス」が産卵しやすい環境作りを進めている団体が10日、同市辻町の市民活動支援センターで活動の成果を報告し、約120人が耳を傾けた。
 団体は市内で環境学習船を運航しているNPO法人「家棟川流域観光船」や地元自治会、市や県などで構成。昨年8月、琵琶湖に注ぐ家棟川と支流の童子川、中ノ池川にかつて多く見られたビワマスを取り戻すプロジェクトを始めた。
 ビワマスは母川回帰本能を持ち、生まれた川に遡上(そじょう)し、産卵を行う。専門家の調査で産卵に適した場所が限られていたことから、川底を掘って砂利を敷き、「産卵床」を造成。中ノ池川では遡上しやすいよう、急斜面に長さ約9メートルの「魚道」を取り付けた。産卵時期の10〜11月には住民が毎日見回り、遡上の状況や密漁がないかをチェックした。
 今年3月に産卵床近くで3匹の稚魚を確認。魚道でもビワマスが目撃されているという。
 プロジェクトに関わる県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一・主任研究員(38)は「ビワマスを守ることは川にいる他の魚や生態系を守ることにもつながる。今後は仲間を増やし、町づくりや地域活性化にもつなげていきたい」と説明。中心メンバーで「家棟川流域観光船」顧問の北出肇さん(76)は「琵琶湖で一番おいしい魚。小学生のころは家棟川にビワマスがたくさんいて、よく食べていた。山や川、里のつながりを取り戻したい」と意気込む。今後は子供たちの観察会や試食会なども開きたいという。プロジェクトの問い合わせは市環境課(077・587・6003)。【村瀬優子】
自前の船釣り3カ月短縮 漁業者の捕獲量超え 県が新ルール
 県は今月から、「ビワマス」を遊漁客が自由に釣ることができる期間を3カ月短縮することなどを盛り込んだ新たなルールを施行した。釣り客によるビワマスの捕獲量が2期連続で漁業者を上回り、資源保護の必要性が高まったため。
 県水産課によると、ビワマスの漁期は12月〜翌年9月末。2013〜14年は遊漁客の捕獲量が19・5トンで、16・3トンだった漁業者を初めて超えた。14〜15年も遊漁客21・0トンに対し、漁業者は20・7トンと逆転現象は継続。ビワマスの保全に影響が出ない最大の捕獲量は、遊漁客と漁業者を合わせて1期当たり45トンと推定されることから、遊漁客への制限を強化することにした。
 新たなルールは、30センチ以下のビワマスの持ち帰り禁止▽自分の船などを使って自由に釣る人の漁期を12月〜翌年6月末までに短縮▽遊漁船客はビワマスを5匹までしか持ち帰れないこと−−を盛り込んだ。自分の船などで釣る人にも、自分で利用するだけで売ったりしないことを確約する書類を提出してもらうという。
 一方、自分の船などを使う人の数はこれまで抽選で年間470人にしていたが、制限を撤廃するという。同課は「長くビワマスを楽しんでもらうための規制なので、ご理解とご協力をお願いする」と話している。【衛藤達生】

■グランプリに輝いた「天然ビワマス親子丼」(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022563
=県内の3飲食店で販売中=
◇全県
 「日比谷公園」(東京都千代田区)で開催された、水産物のPRイベント『第4回Fish―1グランプリ』の「プライドフィッシュ料理コンテスト」で、滋賀県漁業協同組合連合会青年部が出品した「天然ビワマスの親子丼」の料理がグランプリを獲得した。これを記念して県内三飲食店で限定販売展開されている。
 同コンテストは、日本の魚食離れを解消しようと、日本の水産物に光を当てる「魚の祭典」として開催された。主催は、国産水産物流通促進センター。
 国内各地で水揚げされた地元の魚料理を来場者などの食べ比べ投票で決定したもの。六十件以上の応募のなかから、書類審査を通過した六料理が出品され、滋賀県の「天然ビワマスの親子丼」がグランプリを獲得した。淡水の魚介類が選定されたのは初めて。なおビワマスは、大きいものは六十センチに達するサケ科の琵琶湖固有種で美味だ。
 グランプリに輝いた「ビワマス丼」を知ってもらうと、今月から県内三つの飲食店で限定販売されている。
 県漁連では「ビワマスの在庫があるまで販売されるため、早めに味わってください」と話している。
 三店は次の通り(いずれもランチタイム限定)
 ▽県南郷水産センター(大津市黒津)内の「才(さい)・SAI(さい)」▽「喜烙亭(きらくてい)」(同市梅林)▽「住茂登(すみもと)」(長浜市大宮町)

16/12/09

■釣り用具を万引疑い、佐賀県警の20代巡査長を逮捕(SANSPO.COM)http://www.sanspo.com/geino/news/20161209/tro16120922490012-n1.html
 佐賀県警は9日、佐賀市内で釣り用具を万引したとして、窃盗容疑で同県警交通機動隊の巡査長、大久保郁哉容疑者(27)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、9日午後6時半ごろ、佐賀市内の釣り用具店で、ルアー(擬餌針)1点(847円相当)を盗んだ疑い。
 県警監察課によると、大久保容疑者が店の外へ出ようとした際、万引を防ぐ警報が鳴ったため、店長の男性(47)が取り押さえて110番した。上着の中から、代金の支払いを済ませていないルアーが見つかった。
 県警監察課によると、大久保容疑者は同日夕に勤務を終え、店に立ち寄ったとみられる。中原利明首席監察官は「誠に遺憾。県民や関係者におわびする」とのコメントを出した。

■伊吹山で初冠雪 平年より22日遅く(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/161209/rgn1612090061-n1.html
 上空に寒気が流れ込んだ8日朝、滋賀と岐阜の県境にそびえる伊吹山で初冠雪が観測され、彦根地方気象台が発表した。平年より22日遅い。同気象台によると、観測データが残る昭和28年以降では、30年と並び最も遅いという。
 この日は山頂付近に雲がかかり、北側斜面では八合目付近から頂上にかけてうっすらと雪化粧している姿が見られた。
 同気象台によると、今冬は風向きの関係で伊吹山に雲がかかりにくく、冠雪がなかったという。

■びわこ虫 今年は多い?(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161208-OYTNT50318.html?from=ycont_top_txt
◇大発生ピークは70〜90年代
 今年は秋以降、夜に光を求めて集まる大量の「びわこ虫」に遮られ、思わず立ち止まることが多かった。大津市に住んで2年半になるが、去年まではそれほどでもなく、正体を気にすることもなかった。「年に何回かピークがある」「洗濯物が干せないことも」なんて声を聞くと、ますます気になってくる。びわこ虫って、一体何なんだ――。(松久高広)
琵琶湖に171種類 「正体は『ユスリカ』。ハエや蚊の仲間ですよ」と教えてくれたのは、県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の井上栄壮・主任研究員。琵琶湖大橋以南の湖岸の街角で目立ち、全長約1センチと体も大きいアカムシユスリカとオオユスリカが、「びわこ虫」と呼ばれるようになった。
 秋に見かけたのは、主に富栄養化が進んだ湖などで確認されているというアカムシユスリカで、11〜12月上旬に成虫になって湖岸近くを飛び回るようだ。
 それなら、その後は減っていくのか――と油断はできない。ユスリカは琵琶湖だけで171種類も確認されており、春から秋に成虫になるものもいれば、冬にピークを迎えるものもいる。全体で見れば「年中発生している」と言っても差し支えないそうだ。
 しかも、井上さんが言うには、「今年ぐらいの数で大発生なんて言ってはいけません」。1992年には建物の壁面1平方メートルに1万6800匹が張り付いていたというデータが残っている。
 ただ、大量発生のピークは70〜90年代で、2000年代からは目立たなくなっていた。だから今年も「往時と比べれば少し多い程度」ということだが、驚くしかない。
水草繁茂と関係 では、数の増減の背景には何があるのか。一つには、近年大量繁茂が問題化している水草との関係が考えられる。
 びわこ虫の幼虫は、植物プランクトンが分解されてできる有機物を食べる。しかし、大量の水草で日光が遮られると、幼虫のエサとなる水中の植物プランクトンは光合成ができなくなり、数を減らす。幼虫が育つ泥も湖底に繁茂した水草の根の影響を受けるため、結果として、びわこ虫も減っていく――という。
 ただ、今秋、数が増えた理由は、はっきりしない。近年水草は増加傾向にあり、今年も県は過去最大規模の除去作業を進めた。琵琶湖に新たな異変が起こっているのか。
 井上さんの“見立て”はこうだ。びわこ虫は本来1年で成虫になる。しかし、今回は2年前に生まれた幼虫のエサが当初は少なく、2年かけて成虫になった。加えて昨年に生まれた幼虫も成虫となり、相対的に前年より増えた――と。
 「しかし、大半のユスリカはまだ詳しい生態がわかっていない。琵琶湖の環境が少し変わればどうなるか」と井上さんは話す。
光を漏れにくく ともあれ、肝心なのはその対策。だが、根本的な方法はないという。びわこ虫が嫌いな臭いや色などはわかっておらず、「光を漏れにくくして、ねばり強く近寄らせないようにするしかない」というのが実情のようだ。
 だが、「いなくなると、それはそれで困るんです」との指摘もある。県立琵琶湖博物館(草津市)の金尾滋史・主任学芸員によると、びわこ虫の幼虫は琵琶湖の恵みであるコイやフナ、タナゴのエサになり、生態系を構成する大切な一部分だからだ。
 それにこんな話も聞いた。成虫は交尾後、1、2日で寿命を終え、エサも食べない。そもそも消化器官すらない儚い存在なのだという。
 金尾さんは「ユスリカがいるから魚も生きていける。見て『うわあ』となるのは無理もないが、少し広い心で接してもらえれば」と“大人の対応”を呼びかけている。

16/12/08

■ブラウントラウト放流禁止(YomiuriOnLine山梨)http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20161207-OYTNT50093.html
◆県水産技術センター 駆除方法も研究
 サケ目の外来魚「ブラウントラウト」が繁殖すると生態系に悪影響を与えるとして、県内水面漁場管理委員会は漁業法に基づき、ブラウントラウトとその卵を県内の川や湖に放流することを禁止した。水産庁によると、放流を禁止したのは、北海道と岐阜県に続いて全国で3番目。県内では、笛吹市の金川で繁殖が確認されているため、県水産技術センターが駆除に取り組んでいる。(百瀬翔一郎)
 ブラウントラウトは、ヨーロッパ北部や西アジアなどが原産とされる外来の淡水魚。成長すると体長約1メートルと大型になるため、釣りの対象として人気がある。一部の釣り人らが放流したために、北海道や長野県、富山県などに広がった。
 在来魚のイワナなどを捕食したり、交雑したりして、自然な生態系に悪影響を与えている。北海道では、在来魚のアメマスよりも、ブラウントラウトの生息数が多くなった川もある。
 県花き農水産課によると、放流禁止の対象になったのは、忍草漁協(忍野村)がブラウントラウトを釣りの対象として放流している川を除く県内の川や湖全て。違反者には知事が禁止命令を出すことができ、従わない場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金などが科される。禁止期間は11月17日から1年間で、釣り人の意見を聞いて理解が得られれば延長する。
 だが、ブラウントラウトは、既に県内の川で繁殖しているのが実情だ。
 ブラウントラウトは、県内では2012年、笛吹市の金川で初めて繁殖が確認された。地元漁協から依頼を受けた県水産技術センターが、12年から調査と駆除を複数回実施したところ、1回あたりの調査で約200匹〜300匹のブラウントラウトと交雑魚が確認された。
 同センターは川に400ボルトの強い電気を流し、しびれて浮いてきた魚の中から、ブラウントラウトと交雑魚だけを捕獲する方法で駆除を進めている。しかし、岩の下の隙間に逃げ込む大型の魚は駆除できないなどの問題があるため、来年度から4年をかけて、より有効な方法を研究する。
 同センターの担当者は「先手先手を打たないと外来魚は駆除しきれない。放流を禁止したことを周知させるとともに、駆除技術を開発して、全国に先駆けて駆除を成功させたい」と話している。

■今季一番の冷え込み 「琵琶湖蜃気楼」を確認(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161208/CK2016120802000012.html
 雪が本格化するとされる二十四節気の一つ「大雪」の七日、県内の多くが今季一番の冷え込みとなった。
 上空に寒気が入り込んだ影響で、最低気温は米原市で氷点下一・〇度を記録したほか、大津市と彦根市では三・〇度となった。
 大津市内では出勤時間帯に、厚手のコートを着込み寒そうに歩く人たちの姿が見られた。同市の大津湖岸なぎさ公園では、対岸の景色が浮いたように見える「琵琶湖蜃気楼(しんきろう)」を確認。琵琶湖の水温よりも気温が低くなると発生する現象で、冷え込んだ朝に見られるという。
 彦根地方気象台によると、今後もしばらく寒さは続き、最高気温は一二度前後になるという。(中村千春)

16/12/07

■ホオジロザメ 定置網に1.5トン 熊野灘(毎日jp三重)http://mainichi.jp/articles/20161207/ddl/k24/040/206000c
 御浜町阿田和沖4キロの熊野灘で6日、定置網に大型のホオジロザメがかかっているのが見つかった。網を所有する阿田和大敷漁業生産組合(古川正和組合長)によると、全長約5メートル、重さ1・5トンの大物。太地町立くじらの博物館(和歌山県)は「熊野灘で5メートル級がかかるのは珍しい」と話している。
 ホオジロザメはネズミザメ科の軟骨魚。温帯や熱帯に多く生息し、背は青灰色、腹は白色。映画「ジョーズ」で有名になった種類で、凶暴な性格から人を襲うこともある。
 定置網にかかったアジやシイラなど1トンとともに捕獲された。船に上げる際に暴れたものの、漁師が連携し、網が破られるなどの被害はなかった。鵜殿港(紀宝町鵜殿)荷さばき場に、重機で水揚げされ、漁業関係者を驚かせた。
 鵜殿港で競りにかけられ、太地町の仲買人が5万円で競り落とした。みりん干しなどの加工用になる見込み。古川組合長は「小さなシュモクザメやオナガザメはかかるが、ホオジロザメは珍しい。水温が高いためだろうか」と首をかしげていた。【汐崎信之】

■琵琶湖大橋が浮かんで見える… 滋賀、蜃気楼が発生(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161207000122
 厳しい冷え込みとなった7日朝、対岸の建物などが浮いて見える蜃気楼(しんきろう)が琵琶湖で発生した。大津市におの浜からは、琵琶湖大橋の両端がつながり、細長いネコの目のように見えた。
 蜃気楼は、水面や地面付近と、上空の空気の温度差によって光が屈折し、遠くの建物などが反転したり、浮き上がって見えたりする現象。この日の琵琶湖では、遠くの建物の下に反転した幻の像が映り、琵琶湖大橋も浮いて見えた。
 彦根地方気象台によると、この日の最低気温は大津で今季最低の3度、米原で氷点下1度を記録するなど、県内各地で厳しい冷え込みになった。週内は平年より高い気温を予想しているが、週明けから再び冷え込むという。

■レギュラーガソリン4週ぶり値上がり 全国平均126円ちょうど(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/161207/ecn1612070028-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が7日公表した5日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11月28日の前回調査より40銭高い126円ちょうどとなった。値上がりは4週ぶり。
 調査した石油情報センターは「原油価格の上昇や為替の円安傾向など、コスト増加分の転嫁が進んだ」とみている。11月30日の石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意を受け、石油元売り4社が卸価格の値上げを決めており、来週も小売価格は上昇する見通し。
 地域別では31都道府県が値上がりした。上げ幅は福井が1円90銭と最も大きく、1円80銭の秋田が続いた。値下がりは7県で、下げ幅が最大だったのは埼玉の30銭。9県は横ばいだった。
 ハイオクは前回調査より40銭高い136円80銭、軽油も40銭値上がりして105円20銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり30円高い1228円だった。

■レギュラーガソリン、4週間ぶりの値上がり…前週比0.4円高の126.0円(Responce)http://response.jp/article/2016/12/07/286607.html
資源エネルギー庁が12月7日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月5日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から0.4円値上がりし126.0円となった。レギュラーガソリンの値上がりは4週間ぶり。
地域別では、東北で0.8円、北海道で0.5円、関東と近畿で0.4円、九州・沖縄で0.3円、中国で0.2円、中部と四国で0.1円、全エリアで値を上げた。
ハイオクガソリンは136.8円、軽油は105.2円、いずれも前週より0.4円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月7日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は117.1円/リットル(前週比+0.9円)、ハイオクは128.4円/リットル(+1.3円)、軽油は92.1円/リットル(+1.8円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖博物館がやってきた! 大阪府吹田市で学習講座(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/161207/wst1612070058-n1.html
 琵琶湖と吹田が淀川水系でつながっていることを実感する学習講座「びわこ×さかな×すいた〜琵琶湖博物館がやってくる!〜」が吹田市の千里市民センターで開かれ、大勢の家族連れらでにぎわった。
 水辺の保全と生物の多様性を考えるイベントとして、吹田市が主催し、琵琶湖博物館(滋賀県)が共催。吹田市役所などに置かれた水槽の世話をしている「すいたまちなか水族館市民ボランティア」が協力した。
 会場のフロアには、琵琶湖を中心に、近畿一円を撮影した5メートル四方のジャンボ航空写真「空から見た琵琶湖」が置かれた。入場者らはその上を歩き回り、琵琶湖から流れ出た淀川水系の神崎川や安威川の横に吹田市を発見し、「ここが吹田や」などと興味深げ。
 また、琵琶湖にすむウナギやフナのレプリカにさわったり、約400万年前、今の三重県北部に出現して北上してきたという琵琶湖の移り変わりの展示を見て、驚いたりしていた。

■全国V「ビワマス丼」、滋賀で限定販売 刺身にしょうゆ漬け腹子(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161207000023
 全国的な魚料理コンテストでグランプリに輝いた「天然ビワマスの親子丼」が、滋賀県内3店舗で限定販売されている。琵琶湖産ビワマスの刺し身に、しょうゆ漬けの腹子をのせた一品。
 提供店舗は「才・SAI」(大津市黒津4丁目、県南郷水産センター内)、「喜烙亭」(大津市梅林1丁目)、「住茂登」(長浜市大宮町)。いずれもランチタイムのみの販売で、材料がなくなり次第、販売を終了する。価格は店によって違い、700〜2376円。
 受賞後、「どこで食べられるのか」と問い合わせが多かったことから、出品した県漁業協同組合連合会などが、琵琶湖産の味をPRするために手配した。
 コンテストは全国漁協組合連合会などでつくる団体が主催した「第4回Fish−1グランプリ」で11月20日に東京都内で開かれた。ビワマスの親子丼は、漁師が推す魚を使った「プライドフィッシュ」部門で、全国63品の中から書類選考を通過し、本選では6品の中から来場者の投票で選ばれた。

16/12/06

■伊庭の湖魚を食で堪能(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022524
=日本遺産「水の文化」東近江市地域協議会=
◇東近江
 「食」を通して日本遺産を発信していこうと、能登川伊庭町の暮らしと伊庭内湖を題材にした料理メニュー『「探水・馳走」水郷伊庭の漁萬膳(りょうまんぜん)』が完成し、先月二十八日、仕出し料理店魚定(東近江市伊庭町)で試食会が開かれた。今後、食を絡めたツアーを開催し、観光客に提供していく。
「探水・馳走」水郷伊庭の漁萬膳
ツアーに盛り込み観光客に提供
 市内に所在する二件の日本遺産「伊庭の水辺景観」と「五個荘」を、「食」から観光資源に取り組もうと、地元自治会や観光協会などの関係機関で構成、設立した日本遺産「水の文化」東近江市地域協議会が考案した。
 十月には、質素倹約を美徳とした五個荘近江商人が、ここぞというときに贅を尽くした婚礼料理『「尽贅」近江商人が振る舞うハレの食』を復元。今回、伊庭地区の特徴として、集落を流れる「カワ」や、周辺に広がる伊庭内湖の魚を使用し、メニューに盛り込んだ。
 東近江市を代表する食材として注目を集めるホンモロコの白焼きをはじめ、内湖でよく捕れたフナを造りにしたものや、全国でも珍しい淡水魚を鍋にしたコイの味噌鍋、ウナギに負けず劣らない風味で肉厚のナマズの焼き物など、湖魚がふんだんに使われた、湖国しか味わえない料理が堪能できる。
 また、伊庭町の文化にも触れてもらおうと、かつて住民が使用していたように、集落を流れるカワ(水路)に生簀を復元し、そこで生かした魚を直接調理する。内湖や川で捕った魚をいけすで生かしておく風習と、目の前で湖魚をすくい上げるパフォーマンスに触れ、ツアーをより一層楽しんでもらう。
 今回のメニューをベースに、季節に応じた様々なメニューを展開していく予定で、監修した滋賀県文化財保護協会の大沼芳幸普及専門員は「食を通して、カワとともに生活することの豊かさと、魚を育てる琵琶湖に対する感謝の気持ちを伝えていきたい」と話す。
 三月には、一般人を対象にしたモニターツアーを予定している。

16/12/05

■滋賀のイベント共有サイト「しがおん!」公開 誰でも情報を投稿・共有(びわ湖大津経済新聞)http://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1216/
 滋賀県のイベント情報共有ができるサイト「しがおん!」が12月1日、オープンした。運営は近江ディアイ。
 滋賀県内のイベント情報を掲載し、カテゴリや地域でイベントを分類でき、検索できる同サイト。イベント情報は登録すれば誰でも自由に投稿できる。昨年からテスト運用を続け、12月1日に本格スタート。社長の藤澤栄一さんは「大規模なイベントはもちろん、個人が開催するような街角のイベントまで当サイトで情報が共有できれば」と話す。
「以前、無料の地域ブログポータルサービスの運営に関わっていたことから、ウェブサービスを通じて地域の役に立てるサービスを作りたかった」という藤澤さん。「県内でもいろいろなイベントが開催されているが、終わってからそのイベントに気付くこともあって残念に思ったこともある。イベント情報はホームページをはじめ、ブログやフェイスブックで公開されることも多く、検索だけでは見つけられないこともある。少しでも多くの人に知ってもらえるきっかけになれば」と話す。
 不特定多数の参加が可能であれば営利目的のイベントでも掲載可能。写真のほか動画も掲載できる。
 藤澤さんは「IoTなどの情報技術を取り入れながら、イベント主催者とも連携してさらにイベントを盛り上げるプラットフォームサービスへ発展させていきたい」と意気込む。

■ヨシ刈り 琵琶湖の美、守る 丸立て並べ、冬の装い 高浜・針江浜で住民ら220人(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161205/ddl/k25/040/341000c
 高島市新旭町の針江浜で4日、一斉ヨシ刈りがあり、住民ら計約220人が参加した。刈ったヨシを束ねて立てかけた「丸立て」がいくつも出来上がり、約2ヘクタールの湖岸は冬の装いとなった。
 針江浜は草津市の烏丸半島、長浜市湖北町海老江と並ぶ琵琶湖の三大ヨシ原の一つ。ヨシ原は初冬に刈り、早春に焼いて芽吹きを促...

■ヨシ刈り 10万本、手際良く 伊庭内湖、ボランティア300人 東近江(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161205/ddl/k25/040/340000c
 東近江市伊庭町の伊庭内湖で3日、約300人のボランティアがヨシを刈った。穂がたなびくヨシ原に入った参加者らは刈り取りや運搬などを手際良く分担。約2ヘクタールに広がっていた10万本のヨシを2時間ほどで刈り取った。刈り取られたヨシは太さなどを基準に分けられ、一部は業者に引き取られるという。
 同町のヨシは明治時代の半ばに屋根材などの産業資源として植えられた。しかし、需...

16/12/04

■ファイル 県旅客船協会が台湾の団体と友好協定(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161204/ddl/k25/040/299000c
 県旅客船協会(会長、川戸良幸・琵琶湖汽船社長)は台湾中部の南投県渡船遊艇商業同業公会と友好交流協定を締結した。南投県には台湾最大の湖、日月潭(面積7・9平方キロ)がある。琵琶湖(同670・2平方キロ)と日月潭で開催されるイベントへの相互参加や観光情報の発信、プロモーションに協力していく。

■マザーレイク滋賀応援基金 琵琶湖環境保全 イオンが293万円寄付(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161204/ddl/k25/040/298000c
 イオングループのイオンリテール(千葉市美浜区)とダイエー(東京都江東区)が、ご当地電子マネーカード「しがマザーレイクWAON」の昨年度の利用金額の0・1%に当たる293万1591円を、琵琶湖の自然を守る事業などに生かす「マザーレイク滋賀応援基金」に寄付した。イオンリテール近畿・北陸カンパニー京都滋...

■熱気球琵琶湖横断大会 湖岸をゆら〜り 風弱く横断きょうに 高島(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161204/ddl/k25/040/293000c
 日本気球連盟公認の第40回熱気球琵琶湖横断大会が3日、高島市安曇川町の近江白浜で開幕し、過去最高の42基が参加した。青空が広がる好天に恵まれたが横断に適する北西からの風が弱く、4日に延期。約20基が湖岸近くの田んぼで遊覧飛行を楽しんだ。
 横断飛行は近江白浜から南東約15キロの東近江市の能登川まで...

■ご神体、琵琶湖で清め再生祈る 滋賀・兵主大社(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161204000041
 滋賀県野洲市五条の兵主大社の伝統行事「八ケ崎神事」が3日、同市吉川のマイアミ浜で営まれた。氏子ら約50人が見守る中、宮司がご神体を手に琵琶湖に入り、神霊の再生を祈念した。
 同大社には、旧暦の10月上旬に祭神が亀に乗って琵琶湖を渡ったという伝承が残る。同神事はご神体を湖で清め、再び魂を宿す意味があるとされる。
 井口昌宏宮司(58)や氏子らは大社の近くから船に乗り、新川と家棟川を経由してご神体を浜辺に運んだ。井口宮司は礼拝を行い、湖に入って玉串を奉納。一度陸に上がり、ご神体を胸に抱いて約40メートルほど沖まで歩を進めた。井口宮司は「近年にないいい天気の中で営むことができた。2018年に創建1300年の節目を迎えるので、歴史をつないでいきたい」と話した。

■琵琶湖周航の歌100周年記念し周航計画(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/CMTW1612042600001.html
 「われは湖(うみ)の子さすらいの……」で知られる「琵琶湖周航の歌」が2017年6月、誕生から100周年を迎える。1917(大正6)年6月、旧制第三高(現在の京都大)ボート部(当時は水上部)の琵琶湖周航2日目に部員の小口太郎が、今津(高島市今津町)の宿で仲間に歌詞を披露。当時、学生の間で歌われていた新潟県出身の吉田千秋がつくった「ひつじぐさ」の曲に合わせて歌ったのが始まりとされる。三高の寮歌となり、全国でも知られるようになった。
 周航は1893(明治26)年に始まった。フィックス艇と呼ばれる固定された座席のこぎ手が6人のボート3隻を使い、主に3泊4日で回ったという。ルートに沿って6番まである歌詞には、各地の風景が折り込まれ、現在、各番ゆかりの三保ケ崎(大津市)、近江舞子(同)、今津、竹生島(長浜市)、彦根(彦根市)、長命寺(近江八幡市)には歌碑が建てられている。
経験者 感慨深い
 歌の誕生100周年に合わせて、OBでつくる「京都大ボート部濃青会」は2017年6月下旬に、部所有の「琵琶湖周航艇」3隻を使って記念周航を計画。周航艇は、11年と13年にOBらのカンパで新造された。指示役のコックスを含め7人乗りで、こぎ手の6人の座席はフィックス艇と違い、現在の競技艇と同じくスライドし、足を伸び縮みさせてこぐ特注艇だ。
 記念周航では交代の要員も含めて20代から80代のOB40人程度が参加を予定している。同濃青会の副会長、後藤舜一さん(77)=奈良市=は、大学4年生のときに周航を経験している。「私の時は、数年ぶりの周航だった。1日目に今津まで行ったので、到着したころは暗くなっていて、陸上で待つ部員たちが湖岸で火をたいて着岸地点を教えてくれた」と懐かしそうに話す。3日目の最終日は天気がよかったそうで、「『周航の歌』を歌いながら3隻で競争をした。今回、再び周航できるのは感慨深い」。
来秋に音楽祭
 京都大学では2017年秋に、「琵琶湖周航の歌」を70年代にカバーし、ヒットさせた歌手の加藤登紀子さんを招いた音楽祭を計画している。
 17年5月にある朝日レガッタでは、フィックス艇と、周航の歌を紹介するイベントも実施する予定だ。
 一方、発祥の地でもある高島市では、97年から「琵琶湖周航の歌 音楽祭合唱コンクール」が開かれていて、2017年も6月に予定されている。また、同市は100周年の記念行事を開くための実行委員会や協議会の設置を県と調整している。

■水道水のかび臭(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022505
=県が収束宣言=
◇県
 県はこのほど、近江八幡市、東近江市、竜王町、日野町に送水する馬渕浄水場(近江八幡市)の水道水から「かび臭」が発生した問題で、収束宣言を行った。
 これは、原水(湖水)と水道水を検査したところ、かび臭の原因物質である「2―MIB(2―メチルイソボルネオール)」が一般に臭気を感じない量を下回ったことや、「2―MIB」を産生する植物プランクトン(オシラトリアなど)が減少してきたこと、琵琶湖の水温が二十度を下回り、かび臭の原因となる植物プランクトンの活性が下がってきたことを挙げている。

■滋賀県と台湾の旅客船団体が湖の縁で(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0022504
=観光などで友好協定締結=
友好協定締結をした川戸会長(2人目)と黄理事長(4人目)
◇全県
 県旅客船協会(会長=川戸良幸・琵琶湖汽船社長、七社加盟)と台湾最大の湖である日月潭(にちげつたん)の同業団体である南投県渡船遊艇商業同業公会(黄禺諺理事長、八十八社加盟)はこのほど、南投県日月潭・伊達邵(いたさお)で友好交流に関する協定を締結した。
 これは、我が国最大の湖である琵琶湖と台湾最大の湖で同国有数の観光地である日月潭の旅客船事業者の団体が、互いの観光情報の発信や両湖で開催されるイベントにおける交流などを通じて、日台間相互の誘客に努めるもの。
 昭和四十三年に滋賀県が米国ミシガン州と姉妹協定を締結して、今年で四十八年を数える。この姉妹協定以後、滋賀県はリオ・グランデ・ド・スール州(ブラジル)、湖南省(中国)、大津市はランシング市(米ミシガン州)、インターラーケン市(スイス)など、湖を持つ海外の州・省や都市と姉妹協定を締結してきた。
 今回の友好協定は民間主導で、これまで県・市が続けてきた国際交流の流れに沿うものといえる。
 なお県旅客船協会は、琵琶湖汽船、オーミマリン(近江トラベル)、レークウエスト観光、松屋高速船、井上商店、沖島通船、びわ湖観光の七社。 
 川戸良幸・県旅客船協会会長は「琵琶湖と日月潭はサイクリングの分野でも共通点が多く、この分野でも日台間の交流が期待される。今回の友好協定は旅客船事業者間で締結したものだが、将来的には観光、宿泊、旅行などの分野に拡大し、『琵琶湖と日月潭』『滋賀県と南投県』の友好交流の布石になれば」と話している。

■風足りず「町内飛行」 熱気球琵琶湖横断(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20161203-OYTNT50126.html
◇きょう再挑戦 高島
 高島市安曇川町の田園地帯で3日、色とりどりの熱気球約40基が、朝の青空を彩った。
 湖西の初冬の風物詩となっている第40回熱気球琵琶湖横断大会(日本気球連盟公認)の一コマ。
 大会には、愛好者グループや大学の同好会など、全国各地から44チームが参加。同町の近江白浜水泳場から北西の季節風に乗って、琵琶湖対岸の東近江市西部に向かう予定だったが、風が足りず、「町内飛行」となった。
 会場には、大勢の写真愛好家が未明から詰めかけ、気球を追いかけて盛んにシャッターを切っていた。
 参加者は4日早朝、横断に再挑戦する。

16/12/03

■灯油600リットル、工場から流出 滋賀・長浜(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161203000124
 3日午後3時20分ごろ、滋賀県長浜市内の住民から油の臭いがすると通報があり、長浜署が調べたところ、同市新庄中町の山岡ヤマゼン敷地内のボイラーから灯油が漏れているのを発見した。隣接する中村川や鬼川、大井川を経て琵琶湖へ流出したため、滋賀県や市、湖北地域消防本部が吸着マットを使って回収している。
 同署によると、従業員が2日午後5時にタンクに600リットル入っていることを確認したが、3日午後には空になっていた。ボイラーのろ過装置が割れていたという。

■不妊化させたオス放流、外来魚根絶へ 水産研などが計画(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASJD256V2JD2PLBJ004.html
阿部彰芳
 「ゲノム編集」という新技術を使って不妊にした外来魚・ブルーギルを琵琶湖などに放流し、仲間を根絶させるプロジェクトを、水産研究・教育機構や三重大のグループが進めている。外来魚を駆除する新しい試みで、3年後をめどに人工池で実験を始める計画だ。
 ブルーギルは北米原産。1960年代から国内各地に広がった。琵琶湖にはブラックバスと合わせて1240トン(2015年)いると推定され、小魚などを食べるため在来生物への悪影響が懸念されている。網での捕獲や電気ショックで駆除が続いており、滋賀県と国が年約1億円の対策費を負担している。ただ近年は天候などの影響で駆除量が減り、県のまとめでは、14年から生息量は増加に転じている。
 研究グループが進めているのは、卵を作るために必要な遺伝子をゲノム編集によって壊し、メスが不妊化する遺伝子変異を持つオスを大量に繰り返し放流する方法。このオスと野生のメスが交配して生まれたメスは卵を産めず、最後の1匹まで駆除できると期待されている。
 米国の湖のデータを元にした試算では、当初の生息数の10%弱を毎年放流、捕獲と組み合わせれば、琵琶湖などでも数十年で根絶できる可能性があるという。
 不妊化による生き物の駆除は...

■漁協収入 海なし県の群馬で減少続く 高齢化や釣り離れ (上毛新聞ニュース)http://www.jomo-news.co.jp/ns/8514806923754375/news.html
 群馬県内の河川や湖沼で漁場を管理する17の漁業協同組合(漁協)の収入が減り続けている。魚を捕獲するために漁協に行使料を支払う組合員が高齢化で減少し、若者の釣り離れで一般釣り客からの遊漁料収入も右肩下がりとなっているため。収入減は魚の放流量減少につながり、漁業資源の確保に悪影響が出る恐れがあるため、関係者は頭を悩ませている。
◎引き強い「ハコスチ」放流、子ども教室で愛好者増狙う
 県蚕糸園芸課によると、各漁協の主な収入は組合員が支払う行使料と、一般の釣り客から徴収する遊漁料。2014年度の17漁協の二つの料金の合計は約1億7700万円。記録が残る09年度を約4200万円下回った。
 09年度に約4400万円だった行使料は14年度は約3000万円まで減少した。組合員の高齢化や、釣りをする回数が少ないなど組合員資格を満たさない“幽霊会員”を退会させたことが背景にある。
 組合員数は09年度に1万3160人だったが、12年度に1万人を割り、14年度は8868人まで落ち込んだ。
 遊漁料もレジャーの多様化に伴う若者の釣り離れや、東京電力福島第1原発事故による魚の持ち帰り禁止措置が影響して減少している。12年度は約1億5000万円と前年から約2000万円減り、14年度は約1億4660万円とさらに減った。
 各漁協は収入減少に歯止めをかけようと、対策を講じている。群馬漁協や阪東漁協などは、引きが強い大型のニジマス「ハコスチ」を放流して県内外の釣り人を呼び込んでいる。両毛漁協などは子ども向けの釣り教室や稚魚放流を行い、愛好家を増やそうと躍起だ。
 県はカワウや外来魚の生態調査と駆除、アユの冷水病やコイヘルペスウイルス(KHV)の拡大防止など釣り場環境の整備に力を入れている。
 県漁業協同組合連合会の担当者は、漁協の収入減少で魚の放流量が減り、釣り離れが加速する悪循環を懸念。「新規組合員の獲得や釣り人が増えるよう、地道な努力を続けるしかない」と話している。

■色とりどり、空彩り 高島・安曇川で熱気球大会(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20161204/CK2016120402000011.html
 第四十回熱気球琵琶湖横断大会が三日、全国各地から愛好家四十二チームが参加し、高島市安曇川町で始まった。風が弱く危険と判断し、東近江市への横断は中止になったが、参加者は湖岸近くの田んぼ一帯で、フリーフライトを楽しんだ。
 色とりどりの熱気球が次々と空に浮かび上がると、観光客らは夢中でシャッターを切ったり、うっとりと眺めたり。家族四人で訪れた近江八幡市のパート社員大野幸代さん(37)は「中止はすごく残念だけど、こんなにたくさんの気球が見られただけでもよかった」と笑顔だった。
 大会は四日も開く。気候条件が良ければ午前七時ごろから同町近江白浜の湖岸で飛行を開始する。(中村千春)

■天然ビワマスの親子丼、限定で一般販売(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASJD16H56JD1PTJB01G.html
杉浦奈実
 地魚料理の全国コンテスト「Fish―1グランプリ」(全国漁業協同組合連合会など主催)のプライドフィッシュ部門でグランプリに選ばれた「天然ビワマスの親子丼」が、県内の飲食店3店舗で、ランチタイムに限って販売される。
 「才・SAI」(大津市黒津4丁目、県南郷水産センター内)、「住茂登」(長浜市大宮町)は3日から、「喜烙亭」(大津市梅林1丁目)は5日から。
 10月1日から禁漁期のため、その前に水揚げされて冷凍保存されたものを使う。材料がなくなりしだい終了する。
 コンテストは11月20日に東京で開催。ビワマスの

16/12/02

■いばらきデータ研究室 湖の面積 北海道、トップ10に四つ 全国2位、霞ケ浦の定義に諸説(毎日jp茨木)http://mainichi.jp/articles/20161202/ddl/k08/040/221000c
 世界の湖沼や流域の環境問題について議論する「世界湖沼会議」が17回目となる次回(2018年10月)、県内で開催される。同会議は1984年から2年に1度のペースで開かれており、茨城開催は第6回以来2回目だ。県内外の湖沼について調べてみた。
 国内最大はもちろん滋賀の琵琶湖。総務省統計局によると面積は669・23平方キロメートルで、全国2位の霞ケ浦(168・22平方キロメートル)の4倍近い大きさだ。3位以下はサロマ湖(北海道)▽猪苗代湖(福島)▽中海(鳥取・島根)と続き、北海道はトップ10に四つの湖が名を連ねる。
 県内では北浦(鹿嶋、行方など4市)が35・04平方キロメートルで霞ケ浦に次いで2位。涸沼(茨城町、鉾田市、大洗町)、外浪逆浦(潮来市、神栖市、千葉県香取市)と続く。
 霞ケ浦の定義には諸説ある。一般的には西側の最も大きな湖が霞ケ浦で西浦とも呼ばれる。だがこの西浦と北浦、外浪逆浦を含む常陸利根川(約12平方キロメートル)の総称を霞ケ浦(約220平方キロメートル)と表記する資料もある。
 霞ケ浦に関わる3湖は昔は海の底だった。地殻変動により海になったり陸になったりを繰り返し、今の形になったという。【松本尚也】
湖の面積ランキング
順位 単位・平方キロメートル
1 琵琶湖(滋賀)669.23
2 霞ケ浦(茨城)168.22
3 サロマ湖(北海道)151.59
4 猪苗代湖(福島)103.24
5 中海(鳥取・島根)85.68
6 屈斜路湖(北海道)79.54
7 宍道湖(島根)79.25
8 支笏湖(北海道)78.48
9 洞爺湖(北海道)70.72
10 浜名湖(静岡)64.91
※2015年10月1日現在、総務省統計局まとめ
県内の主な湖沼
名称 単位・平方キロメートル
霞ケ浦(行方など9市町村)168.22
北浦(鹿嶋など4市)35.04
涸沼(茨城など3市町)9.30
外浪逆浦(潮来など3市)5.93
牛久沼(龍ケ崎市)3.55
砂沼(下妻市)0.55
千波湖(水戸市)0.33

■県環境審 「守る」「活かす」好循環を 琵琶湖再生案を答申(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161202/ddl/k25/010/467000c
 県環境審議会の仁連孝昭会長らは1日、琵琶湖の保全と再生のため国が財政支援をする「琵琶湖保全再生法」で策定が決められている保全再生計画などの案を三日月大造知事に答申した。今年7月に県が県議会に示した素案とほぼ同じ内容で、今後、再び県議会に示して意見を聴いた後、来月下旬にもパブリックコメントを行う予定。
 案は計画期間を2017年度からの4年間とし、水質汚濁防止など琵琶湖を「守る」取り組みと、エコツーリズムの推進など琵琶湖を「活(い)かす」取り組みを好循環させることなどを盛り込んだ。
 また同時に答申した第7期琵琶湖水質保全計画案には、水質だけではなく生態系の保全を視野に入れ、水中の全有機炭素量(TOC)の計測を新たに始めることなどを盛り込んだ。
 仁連会長は三日月知事に対し、「これまでやってきたことを続けていくだけでは良くなっていかない」と新たな取り組みの必要性を強調。主に再生計画案を審議してきた同審議会琵琶湖総合保全部会の西野麻知子部会長は「琵琶湖を知っていただくことが守ることにつながる。琵琶湖をどう活かすか、実際の施策の中で考えてほしい」と話した。【衛藤達生】

■琵琶湖の島から、やさしいアイス 地産サツマイモ使い児童開発(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161202000101
 琵琶湖に浮かぶ沖島(滋賀県近江八幡市沖島町)の新たな特産品をつくろうと、同島にある沖島小の全校児童15人が商品開発に取り組んでいる。有名牧場の協力を得て、島で育てたサツマイモを原料にしたアイスクリームを考案し、来春の販売を目指している。
新たな特産へ来春販売目指す
 沖島は国内の淡水湖で唯一の有人島。魚介類以外に主な特産品がないため同小や市が8月、国の離島活性化交付金を得て授業の一環で企画や商品開発に乗り出した。製造元の池田牧場(東近江市)の羽田陽一郎社長(43)らが講師を務める。
 商品のコンセプトは島民の性格を示す「やさしさ」。原料の候補にビワマスやカボチャ、トマトなど島で手に入る湖魚や農産物も挙がったが、一定の量が安定して見込め、素朴な甘さが特徴の品種ベニアズマに決まった。
 10月に児童や島民が計50キロを収穫した。今月9日には出席児童12人が2種類の試作品を味見し、多数決の結果、2票差で味が爽やかなタイプを売り出すことにした。風味はもちろん、サイコロ状のイモの食感も楽しめる。
 今後、商品名や包装のデザイン、価格を決め、6年生が卒業する来年3月までに沖島や生活協同組合コープしがの店で販売する。5年の本多唯香さん(11)は「新しい企画に最初から関われて楽しい。島の人にも観光で来る人にも喜んでもらいたい」と話している。

■氷魚漁 解禁 極端な不漁 県漁連「例年の6分の1」 水試調査では「資源量多い」(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20161202/ddl/k25/040/466000c
 アユの稚魚の氷魚漁が琵琶湖で1日解禁されたが、初日は極端な不漁だった。県漁連の集計では1・16トン止まりで、アユの産卵量が過去最低水準に落ち込んだ2012年初日の1・8トンにも及ばなかった。県水産試験場の資源量調査では多いとされ期待が大きかっただけに、漁師らは肩すかしを食った形となった。
 県漁連によると、近年の解禁初日の氷魚水揚げは13年9・8トン▽▽14年9・6トン▽15年6トン。地村由紀人・指導部長(52)は「不漁どころではない。琵琶湖中で取れず、例年の6分の1の感じだ。漁を見合わせる漁協も出た」と話す。
 氷魚漁はまず、養殖用に生きたまま出荷する活魚を確保した後、食用の鮮魚に移る。地村部長は「水試の調査通りなら今年は約20トンの活魚を2〜3日でまかなえると踏んでいたが、今月下旬までかかるかもしれない。悪ければ資源優先のため鮮魚が取れなくなる」と懸念する。
 氷魚はえり漁で漁獲される。1日朝、高島市の百瀬漁協では漁船3隻が出たが計4・5キロしか揚がらなかった。酸素ボンベ付き水槽を積んだトラック2台で待機した養殖業の駒井博一さん(46)は「こんな経験は初めて」と話し、同漁協の平山次夫組合長(66)も「約40年漁師をしているが、これほど取れない年は初めて。氷魚がどこかに隠れているのか」と不思議がった。
 例年、県内有数の水揚げを誇る大津市の堅田漁協でも昨年初日の1・8トンに対し267キロしか揚がらず、今井政治・副組合長(67)は「全然話にならん。氷魚が上がってこん。琵琶湖がおかしい」と嘆いた。近江八幡市の沖島漁協でも昨年の1・5トンに対し250キロだったといい、「例年、初日の水揚げは多いはずなのに全然あかん」と驚いていた。
 県水試の10月末の資源量調査では産卵量は213・8億粒と平年値(106億粒)の2倍以上で、氷魚採集量は同2・8倍だった。県水産課は「調査では資源は多いので、不漁情報を収集し実態を調べたい」と話している。【塚原和俊】

16/12/01

■竹山池で「かいぼり」 外来種の駆除と清掃実施(タウンニュース)http://www.townnews.co.jp/0102/2016/12/01/359698.html
 竹山池の清掃と外来種の除去などを目的に池の水を抜く「かいぼり」をした上で清掃をする「生きもの捕獲大作戦」が11月23日行われた。この取り組みは「竹山池周辺活性化推進委員会(町田史郎会長)」が周辺の緑地化や池を囲む竹山団地の活性化を目的に昨年から実施している。
 当日は集まった会員が朝8時半から、事前に水を抜いた池に入って清掃を実施。寒空の下、声を出し合って魚たちを網の中に追い込んだ。今回はブルーギル5匹や真鯉35匹、カメ1匹などが捕獲された。また、複数台の自転車や看板、手持ち金庫など不法投棄されたゴミも回収、撤去された。
 今回の結果に町田会長は「前回より水を抜く日数を増やしたので、手際よく進められた。今後も美化活動を続けていきたい」と展望を語った。

■琵琶湖再生と保全、計画案を答申 滋賀県環境審(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20161201000158
 滋賀県環境審議会は1日、今後4年間の琵琶湖に関する施策の方針を定める琵琶湖保全再生計画案を三日月大造知事に答申した。生態系も含めた保全を進めつつ、産業面での活用や研究も深めていくのが特徴。全国に先駆けて水質の指標にTOC(全有機炭素量)を加える湖沼水質保全計画案も答申した。
 再生計画は昨年9月の琵琶湖再生法施行を受け、県議会への報告や意見募集を経て年度内に策定する。「守る」「活(い)かす」「支える」を3本柱とした。
 守る取り組みでは、ヨシや内湖、外来魚、カワウの対策などを進めて水質や生態系の保全につなげることを明記。環境に配慮した観光「エコツーリズム」や漁業の活性化といった琵琶湖の活用も進めつつ、移転予定の国立環境研究所分室との連携による調査や住民団体との協働などを深めて、琵琶湖との共生を目指すとした。
 水質保全計画では、水質の評価基準に、湖水の有機物の状態を把握できるTOCを参考として加えた。バクテリアが分解できない有機物も含めて調べることで、従来のCOD(化学的酸素要求量)よりも詳しく水質汚濁の実態に迫ることができるという。
 仁連孝昭・審議会長は「二つの答申は今後の滋賀県政全般の新しいステップになる。水質だけでなく、生態系を考えた取り組みが今後必要になる」と語った。

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